JPH0329758B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329758B2 JPH0329758B2 JP62261219A JP26121987A JPH0329758B2 JP H0329758 B2 JPH0329758 B2 JP H0329758B2 JP 62261219 A JP62261219 A JP 62261219A JP 26121987 A JP26121987 A JP 26121987A JP H0329758 B2 JPH0329758 B2 JP H0329758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- raw material
- weight
- aluminum oxide
- beryllium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクリソベリルキヤツツアイ単結晶を合
成する製造方法に関する。
成する製造方法に関する。
本発明の目的は、キヤツチアイ効果を有するク
リソベリル単結晶を得ることにある。
リソベリル単結晶を得ることにある。
本発明の他の目的は、大型で、しかも安価にク
リソベリルキヤツチアイ単結晶を得ることにあ
る。
リソベリルキヤツチアイ単結晶を得ることにあ
る。
クリソベリルはBeAl2O4なる組成を持ち、天然
には猫目石、アレキサンドライトなどが宝石とし
て著名である。近年、その光物性からレーザーホ
スト材料として有望視されている。これを人工的
に製造しようとする試はPbO.PbO−PbF2系、
PbO−PbF2−B2O3系、Li2MOO4−MOO2系など
の融剤をフラツクスとして用いる方法が幾つか行
なわれてきた。しかし、これらの方法では大結晶
を得ることは難しく、又、この様な方法で作製し
た結晶は、双晶になり易く、単結晶は困難であつ
た。
には猫目石、アレキサンドライトなどが宝石とし
て著名である。近年、その光物性からレーザーホ
スト材料として有望視されている。これを人工的
に製造しようとする試はPbO.PbO−PbF2系、
PbO−PbF2−B2O3系、Li2MOO4−MOO2系など
の融剤をフラツクスとして用いる方法が幾つか行
なわれてきた。しかし、これらの方法では大結晶
を得ることは難しく、又、この様な方法で作製し
た結晶は、双晶になり易く、単結晶は困難であつ
た。
本発明者は赤外線を集光することにより得られ
る高温によりあらかじめ棒状に成型した原料中に
溶融帯を形成し、かつその溶融帯を移動せしめる
ことにより容易にクリソベリル単結晶が得られる
ことを見出した。
る高温によりあらかじめ棒状に成型した原料中に
溶融帯を形成し、かつその溶融帯を移動せしめる
ことにより容易にクリソベリル単結晶が得られる
ことを見出した。
第1図にBeO−Al2O3系の状態図を示す。図か
ら明らかな如く、Al2O3の重量割合が75%から85
%の高温度にBeO.Al2O3と融液が共存する領域が
存在する。この領域から単純に冷却固化させても
3BeO.Al2O3又は、BeO.3Al2O3とBeO.Al2O3の混
晶が生成するのみで、BeO.Al2O3の単結晶は得ら
れない。しかし、本発明方法を用いることにより
容易にクリソベリル単結晶が得られた。
ら明らかな如く、Al2O3の重量割合が75%から85
%の高温度にBeO.Al2O3と融液が共存する領域が
存在する。この領域から単純に冷却固化させても
3BeO.Al2O3又は、BeO.3Al2O3とBeO.Al2O3の混
晶が生成するのみで、BeO.Al2O3の単結晶は得ら
れない。しかし、本発明方法を用いることにより
容易にクリソベリル単結晶が得られた。
本発明の原理を第2図に示す。
棒状原料1の部分に赤外線IRにより溶融帯2
を形成する。溶融帯2の組成からAl2O3の重量割
合が75%から85%の間にあるとする。溶融帯の温
度を1870℃以上に保ち、溶融帯を原料枠中上方に
移動せしめると、溶解帯下部は1870℃以下とな
り、BeO.Al2O3と融液が共存する領域が生成す
る。この領域に於て、BeO.Al2O3は下部原料中に
残り、融液は溶融帯を共に上方に移動する為に、
下部原料中にはBeO.Al2O3単結晶のみが残る。下
部原料棒即ち、BeO−Al2O3が育成される領域に
BeO.Al2O3の種子結晶が存在すると結晶化は容易
となり、完全なる単結晶が生成が行なわれる。
を形成する。溶融帯2の組成からAl2O3の重量割
合が75%から85%の間にあるとする。溶融帯の温
度を1870℃以上に保ち、溶融帯を原料枠中上方に
移動せしめると、溶解帯下部は1870℃以下とな
り、BeO.Al2O3と融液が共存する領域が生成す
る。この領域に於て、BeO.Al2O3は下部原料中に
残り、融液は溶融帯を共に上方に移動する為に、
下部原料中にはBeO.Al2O3単結晶のみが残る。下
部原料棒即ち、BeO−Al2O3が育成される領域に
BeO.Al2O3の種子結晶が存在すると結晶化は容易
となり、完全なる単結晶が生成が行なわれる。
尚クリソベリル単結晶の緑色を析出させるため
に着色剤として酸化クロムを用いる。酸化クロム
は酸化ベリリウムと酸化アルミニウムの合算重量
に対して、重量比で1.54〜3.00%混入する。
に着色剤として酸化クロムを用いる。酸化クロム
は酸化ベリリウムと酸化アルミニウムの合算重量
に対して、重量比で1.54〜3.00%混入する。
第3図に於て、本発明を実施する装置について
説明する。
説明する。
回転楕円鏡体3内の一焦点にハロゲンランプ4
又はクセノンランプを配置し、他の焦点に棒状原
料5を配置する。棒状原料5は上部回転軸6、下
部回転軸7により支持されている。原料棒5と回
転軸6,7は透明石英管8内に密封されており雰
囲気を自由にコントロールでき、又、真空あるい
は加圧することも可能である。棒状原料5中で温
度の上るのは焦点に完全に一致した部分のみであ
り、この部分が溶融帯9である。溶融帯9は、回
転軸6,7を上下動させることにより棒状原料上
を移動させることができる。
又はクセノンランプを配置し、他の焦点に棒状原
料5を配置する。棒状原料5は上部回転軸6、下
部回転軸7により支持されている。原料棒5と回
転軸6,7は透明石英管8内に密封されており雰
囲気を自由にコントロールでき、又、真空あるい
は加圧することも可能である。棒状原料5中で温
度の上るのは焦点に完全に一致した部分のみであ
り、この部分が溶融帯9である。溶融帯9は、回
転軸6,7を上下動させることにより棒状原料上
を移動させることができる。
本発明方法を用いることにより双晶のない大型
完全クリソベリル単結晶の製造が可能となつた。
完全クリソベリル単結晶の製造が可能となつた。
以下に本発明を実施例について説明する。
実施例 1
酸化アルミニウム60g、酸化ベリリウム5g酸
化クロム1g、酸化チタン0.5gをボールミル混
合し、800℃、30Kg/cm2でホツトプレス成型して
棒状とした後、赤外線集中加熱装置にセツトし、
4Kg/cm2の酸素圧下で結晶成長を行ないキヤツツ
アイ状の光条の生ずるクリソベリルを得た。
化クロム1g、酸化チタン0.5gをボールミル混
合し、800℃、30Kg/cm2でホツトプレス成型して
棒状とした後、赤外線集中加熱装置にセツトし、
4Kg/cm2の酸素圧下で結晶成長を行ないキヤツツ
アイ状の光条の生ずるクリソベリルを得た。
本発明では原料棒の焼結温度を800℃以上とし
てなるが、焼結温度が800℃以下になると合成単
結晶の中に気泡が残ることがあり、光学的性質や
装飾性を著しく劣化させる。また着色剤として添
加する酸化クロムは酸化ベリリウムと酸化アルミ
ニウムの合算重量の1.54〜3.00%の添加量である
が、3.00%を超えると酸化クロムの偏析を生じ単
結晶の割れ等の惧れがあり、また1.54%より少な
いと十分な着色が得られない。
てなるが、焼結温度が800℃以下になると合成単
結晶の中に気泡が残ることがあり、光学的性質や
装飾性を著しく劣化させる。また着色剤として添
加する酸化クロムは酸化ベリリウムと酸化アルミ
ニウムの合算重量の1.54〜3.00%の添加量である
が、3.00%を超えると酸化クロムの偏析を生じ単
結晶の割れ等の惧れがあり、また1.54%より少な
いと十分な着色が得られない。
以上の如く、本発明は、酸化ベリリウム、酸化
アルミニウム、酸化チタン、及び着色剤として酸
化クロムからなる原料棒と種結晶との接触界面近
傍を部分的に加熱して溶融帯を形成し、該溶融帯
を原料棒側に移動させて単結晶を合成する製造方
法において、該原料棒中の該酸化ベリリウムと該
酸化アルミニウムの混合割合が酸化ベリリウム25
〜15重量%、酸化アルミニウム75〜85重量%であ
り、該酸化チタンは該酸化ベリリウムと該酸化ア
ルミニウムの合算重量に対して0.77重量%以下で
あり、該酸化クロムは該酸化ベリリウムと該酸化
アルミニウムの合算重量に対して1.54〜3.00重量
%であり、溶融帯の温度は1870℃以上であり、且
つ少なくとも該溶融帯の雰囲気は酸素ガスの加圧
下に保持するようにしたので、以下に示す特有の
効果を有するものである。すなわち、該原料棒中
に酸化チタンが含まれていること及び該溶融帯の
雰囲気は酸素ガスの加圧下に保持されていること
により、合成単結晶中の酸化チタンは針状結晶と
して成長し易くなり、キヤツツアイ状の光状の生
じるクリソベリル単結晶が得られる。このよう
に、溶融帯の雰囲気を加圧下に保持することによ
り、酸化チタンの針状結晶が析出し易くなる理由
は、溶融帯は加圧された酸素ガス雰囲気にさらさ
れていること、及び溶融帯は溶融状態にあるの
で、溶融帯の外表面から溶融帯内部に酸素ガスが
スムースに供給され、酸素不足の酸化チタンが全
くなくなり、酸化チタンの針状結晶が析出し易く
なるためと推測される。更に、該原料棒中の該酸
化ベリリウムと該酸化アルミニウムの混合割合が
酸化ベリリウム25〜15重量%、酸化アルミウム75
〜85重量%に、且つ酸化クロムが該酸化ベリリウ
ムと該酸化アルミニウムの合算重量に対して1.54
〜3.00重量%にし、溶融帯の温度は1870℃以上で
単結晶を合成したので、材質が均一でしかも着色
むらのない大型の単結晶を、しかも安価に提供す
ることを可能にしたものである。
アルミニウム、酸化チタン、及び着色剤として酸
化クロムからなる原料棒と種結晶との接触界面近
傍を部分的に加熱して溶融帯を形成し、該溶融帯
を原料棒側に移動させて単結晶を合成する製造方
法において、該原料棒中の該酸化ベリリウムと該
酸化アルミニウムの混合割合が酸化ベリリウム25
〜15重量%、酸化アルミニウム75〜85重量%であ
り、該酸化チタンは該酸化ベリリウムと該酸化ア
ルミニウムの合算重量に対して0.77重量%以下で
あり、該酸化クロムは該酸化ベリリウムと該酸化
アルミニウムの合算重量に対して1.54〜3.00重量
%であり、溶融帯の温度は1870℃以上であり、且
つ少なくとも該溶融帯の雰囲気は酸素ガスの加圧
下に保持するようにしたので、以下に示す特有の
効果を有するものである。すなわち、該原料棒中
に酸化チタンが含まれていること及び該溶融帯の
雰囲気は酸素ガスの加圧下に保持されていること
により、合成単結晶中の酸化チタンは針状結晶と
して成長し易くなり、キヤツツアイ状の光状の生
じるクリソベリル単結晶が得られる。このよう
に、溶融帯の雰囲気を加圧下に保持することによ
り、酸化チタンの針状結晶が析出し易くなる理由
は、溶融帯は加圧された酸素ガス雰囲気にさらさ
れていること、及び溶融帯は溶融状態にあるの
で、溶融帯の外表面から溶融帯内部に酸素ガスが
スムースに供給され、酸素不足の酸化チタンが全
くなくなり、酸化チタンの針状結晶が析出し易く
なるためと推測される。更に、該原料棒中の該酸
化ベリリウムと該酸化アルミニウムの混合割合が
酸化ベリリウム25〜15重量%、酸化アルミウム75
〜85重量%に、且つ酸化クロムが該酸化ベリリウ
ムと該酸化アルミニウムの合算重量に対して1.54
〜3.00重量%にし、溶融帯の温度は1870℃以上で
単結晶を合成したので、材質が均一でしかも着色
むらのない大型の単結晶を、しかも安価に提供す
ることを可能にしたものである。
第1図は本発明の原理を説明する状態図であ
る。第2図は本発明の詳細を説明する図である。
第3図は本発明に用いる赤外線集中加熱装置の説
明図である。 1……棒状原料、2……溶融帯、3……回転楕
円鏡体、4……ハロゲンランプ、5……棒状原
料、6……上部回転軸、7……下部回転軸、8…
…透明石英管、9……溶融帯。
る。第2図は本発明の詳細を説明する図である。
第3図は本発明に用いる赤外線集中加熱装置の説
明図である。 1……棒状原料、2……溶融帯、3……回転楕
円鏡体、4……ハロゲンランプ、5……棒状原
料、6……上部回転軸、7……下部回転軸、8…
…透明石英管、9……溶融帯。
Claims (1)
- 1 酸化ベリリウム、酸化アルミニウム、酸化チ
タン、及び着色剤として酸化クロムからなる原料
棒と種結晶との接触界面近傍を部分的に加熱して
溶融帯を形成し、該溶融帯を原料棒側に移動させ
て単結晶を合成する製造方法において、該原料棒
中の該酸化ベリリウムと該酸化アルミニウムの混
合割合が酸化ベリリウム25〜15重量%、酸化アル
ミニウム75〜85重量%であり、該酸化チタンは該
酸化ベリリウムと該酸化アルミニウムの合算重量
に対して0.77重量%以下であり、該酸化クロムは
該酸化ベリリウムと該酸化アルミニウムの合算重
量に対して1.54〜3.00重量%であり、溶融帯の温
度は1870℃以上であり、且つ少なくとも該溶融帯
の雰囲気は酸素ガスの加圧下に保持されているこ
とを特徴とするクリソベリルキヤツツアイ単結晶
の合成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26121987A JPS63260894A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | クリソベリルキャッツアイ単結晶の合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26121987A JPS63260894A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | クリソベリルキャッツアイ単結晶の合成方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7288185A Division JPS60260495A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | クリソベリル単結晶製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63260894A JPS63260894A (ja) | 1988-10-27 |
| JPH0329758B2 true JPH0329758B2 (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=17358796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26121987A Granted JPS63260894A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | クリソベリルキャッツアイ単結晶の合成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63260894A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6042195B2 (ja) * | 1977-06-17 | 1985-09-20 | セイコーエプソン株式会社 | クリソベリル単結晶製造法 |
| JPS60260495A (ja) * | 1985-04-05 | 1985-12-23 | Seiko Epson Corp | クリソベリル単結晶製造法 |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP26121987A patent/JPS63260894A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63260894A (ja) | 1988-10-27 |
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