JPH0330165Y2 - - Google Patents

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JPH0330165Y2
JPH0330165Y2 JP1983062128U JP6212883U JPH0330165Y2 JP H0330165 Y2 JPH0330165 Y2 JP H0330165Y2 JP 1983062128 U JP1983062128 U JP 1983062128U JP 6212883 U JP6212883 U JP 6212883U JP H0330165 Y2 JPH0330165 Y2 JP H0330165Y2
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lid
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lid member
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は車両用換気装置に関し、更に詳しく
はバスやトラツク等の大型車両に主として使用さ
れ、換気蓋を任意の方向に、且つ段階的に開閉で
きる換気装置に関するものである。
[従来の技術] 一般にバス等の大型の車両には、車内の空気を
清浄化したり、車内の温度を調節するために換気
装置が取付けられている。
従来この種の換気装置は、例えば特公昭38−
19364号公報及び実公昭45−21048号公報に開示さ
れているように、車両の屋根に設けた換気口にリ
ンク機構を介して換気蓋を開閉するようにした装
置であつて、この装置は換気蓋の裏側に取付けら
れた把手を2段階に上下することによつて、上記
リンク機構の端部に連結された換気蓋の前端を車
両の進行方向前方に傾斜させた状態で上昇させる
ことにより押込換気(給気)をしたり、また換気
蓋の後方端部を上昇させて吸出換気(排気)した
り、更には換気蓋によつて換気口を閉止したりす
る3動作を行うように構成したものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記換気装置は、別名「2ウエイ型換気装置」
と称されるもので、第1の開口位置で吸出換気を
行ない、第2の開口位置で押込換気を行う装置で
あり、比較的構造が簡単である点で優れている
が、次のような種々の問題点があり、必ずしも有
効な装置ではない。
即ち、第1の問題点は、車両の進行方向後方の
換気蓋端部を持ち上げて、第1の開口位置として
車内を吸出する場合には、換気蓋が単にバネの弾
性力によつて押し上げられているだけの状態であ
るため、換気蓋の支持が不安定であつたり、風圧
によつて閉止する欠点がある。
従つて、この換気蓋を風圧に負けないだけの弾
性力で開口するためには、強力なバネを使用しな
ければならない。このような強力なバネを使用す
ると、当然のことながら換気蓋の開閉操作が困難
となる。
また第2の問題点としては、蓋部材の開閉手段
として上記のようにリンク機構を使用しているた
め、構造が複雑で、部品点数も多くなり、蓋部材
を閉じた時リンク機構が車室側に突出して車室空
間を狭め、更に組付け作業性が極めて悪いと言う
問題があつた。
また、特開昭56−63508号公報に開示されてい
るように、給気ダンパをカム面に接触するガイド
パイプを介して給気口の開口面積を段階的に開閉
させる給気ダンパの開閉機構が提案されている
が、この発明の場合には、給気ダンパを任意の方
向に開口させることが出来ず、また給気口の開口
面積を調整する機構は、カム等を使用すめため、
構造が複雑であり、また開口位置を強固に固定さ
せることは難しいと言う問題があつた。
また、給気口の開口を多方向にするようにした
換気装置が、実公昭50−12850号公報に開示され
ているが、この考案の場合には蓋1を、伸縮自在
な4本の脚部3で支持し、開閉操作は、連接管6
の圧縮バネの助けをかりておこない、特に蓋1を
収納する場合、デツトポイントの下へ押下げて行
うために、開口するか閉扉するかの操作に限ら
れ、給気口の開口面積を調整するのは難しいと言
う問題があつた。
さらに、実開昭58−43509号公報に開示された
車両用換気装置では、トーシヨンバースプリング
の両端が車体側の換気枠の穴内に挿入されている
ので、換気蓋を簡単に取付け、取外しをすること
ができず、組付け作業性、整備性が悪いという問
題があつた。
この考案は、かかる従来の問題点に着目して案
出されたもので、その目的とするところは換気用
の蓋部材の開口状態の保持が確実で、比較的低い
位置でも蓋部材の開閉操作を行うことができ、さ
らに蓋部材を任意の方向に開口することが出来る
と共に、開口面積を段階的に調節できるととも
に、蓋部材の取付け、取外しが簡単に行えるよう
になしてその組付け作業性、整備性を向上した車
両用換気装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するため、車体の換
気口を覆う蓋の下面中央部に弾性係合部材を装着
し、該弾性係合部材の3個以上の分岐端部を前記
換気口のフランジ部下面に接触係合せしめ、該フ
ランジ部上面に係止可能な複数の係止段部を有す
る蓋開閉部材を前記蓋下面の前記分岐端部間にヒ
ンジ係合してなるものである。
[作用] 次に、上記のような構成からなる本考案の車両
用換気装置の作用は、次の通りである。
先ず、前記蓋部材が閉鎖されている状態から、
車両の走行方向に対して前記蓋部材の一部を開口
させたい場合には、前記蓋保持部材の他端側を持
つて上方に押し上げると、蓋部材の一部は前記弾
性係合部材の弾性力に抗して押し上げられ、押込
換気(給気)を取り入れる開口部が形成される。
そして、このように所定の開口部が得られた
ら、前記蓋保持部材の所望の前記係止部を前記換
気口の周縁部に形成された前記フランジ部に係止
させ、この状態で手を離すと、前記蓋部材は前記
弾性係合部材の弾性力により閉鎖方向に作用しよ
うとするが、前記フランジ部に係止した前記蓋保
持部材の前記係止部により保持される結果、前記
蓋部材は一定の開口状態が保持されるのである。
また、前記蓋部材の車両走行方向と反対側を開
口させたり、側方を開口させて吸出換気(排気)
を行ないたい場合には、上述と同様な操作により
他の前記蓋保持部材を押し上げて前記フランジ部
に前記係止部を係止させれば良い。
次に、前記蓋部材が開口している状態から閉鎖
しようとする場合には、前記蓋保持部材を一端押
し上げて前記フランジ部から前記係止部を外して
やれば、前記蓋部材は前記弾性係合部材の弾性力
により自動的に閉鎖する。
さらに、前記蓋部材を車両の壁面から取り外す
場合には、前記壁面と前記蓋部材とを弾性的に接
続する前記弾性係合部材を第4図の状態よりさら
に撓ませて、その前記分岐端部を前記換気口の前
記フランジ部より離脱させることにより容易に前
記蓋部材を取り外すことができるものである。
また、全ての前記開閉手段を開口操作すること
によつて、前記蓋部材の全体を開口させることも
可能であり、また前記各係止部の係止位置を調整
することにより開口面積を任意に調整することが
出来る。
[実施例] 以下添付図面に基いて、この考案の車両用換気
装置の実施例を説明する。
第1図はこの考案を実施したバス1を示し、第
2図は車両1の車外と車室内とを区画する壁面2
に設けられた換気装置3を示す。なお、この第1
の実施例の換気装置3を設けた壁面2はルーフで
あつて、この他にフロアやボデー(第1図におい
て鎖線で示す)に設けて実施することも可能であ
る。
前記換気装置3は、第2図及び第3図に示すよ
うに、壁面2に形成された円形状の換気口4にシ
ール材5を介して円形状の蓋部材6が開閉可能に
装着されている。
この蓋部材6の裏面側には、ピン7を介して略
三角形状の板バネで構成された弾性係合部材8が
装着され、この弾性係合部材8の3個の分岐端部
81は前記換気口4の周縁部に形成されたフラン
ジ部9の下面に摺動可能に接触に係合して蓋部材
6を常時閉鎖する方向に付勢している。
また、前記換気口4を設けた壁面2のフランジ
部9に係合する蓋部材6の裏面周縁部との複数箇
所(この実施例では3箇所)には、蓋部材6を任
意の方向に開閉し、かつ開口面積を段階的に調整
し得る開閉手段10が設けられている。
上記開閉手段10は、第4図及び第5図に示す
ように蓋部材6の裏面にヒンジプレート11が溶
接等により固着され、このヒンジプレート11の
係止孔12には、側面に多段に形成された鋸刃状
の係止部13を備えた板状の蓋保持部材14の一
端14aがピン15を介して回転自在に取り付け
られている。
上記蓋保持部材14は、第5図に示すように中
央部に切欠部16が形成され、前記鋸刃状の係止
部13はその長手方向の側縁部に一定の方向で、
且つ所定の間隔で一体的に設けられている。
次に、上記のような構成からなるこの考案の車
両用換気装置の開閉操作について説明する。
先ず、第2図に示すように蓋部材6が閉鎖され
ている状態から、バス1の走行方向に対して蓋部
材6の一部を開口させたい場合には、蓋保持部材
14の他端側14bを持つて上方に押し上げる
と、蓋部材6の一部は第4図に示すように弾性係
合部材8の弾性力に抗して押し上げられ、押込換
気(給気)を取り入れる開口部が形成される。
そして、このように所定の開口部が得られた
ら、蓋保持部材14の所望の係止部13を換気口
4の周縁部に形成されたフランジ部9に係止さ
せ、この状態で手を離すと、蓋部材6は弾性係合
部材8の弾性力により閉鎖方向に作用しようとす
るが、上記フランジ部9に係止した蓋保持部材1
4の係止部13により保持される結果、蓋部材6
は一定の開口状態が保持されるのである。
また、蓋部材6の車両走行方向と反対側を開口
させたり、側方を開口させて吸出換気(排気)を
行ないたい場合には、上述と同様な操作により他
の蓋保持部材14を押し上げてフランジ部9に係
止部13を係止させれば良い。
次に、蓋部材6が開口している状態から閉鎖し
ようとする場合には、蓋保持部材14を一端押し
上げてフランジ部9から係止部13を外してやれ
ば、蓋部材6は弾性係合部材8の弾性力により自
動的に閉鎖する。
さらに、蓋部材6をバス1の壁面2から取り外
す場合には、壁面2と蓋部材6とを弾性的に接続
する弾性係合部材8を第4図の状態よりさらに撓
ませて、その分岐端部81を換気口4のフランジ
部9より離脱させることにより容易に蓋部材6を
取り外すことができるものである。
また、上記の第1の実施例では、蓋部材6の一
部のみの開閉操作しか説明しなかつたが、全ての
開閉手段10を開口操作することによつて蓋部材
6の全体を開口させることも可能であり、また係
止部13の係止位置を調整することにより開口面
積を任意に調整することが出来る。
また、第6図〜第8図は、本考案の車両用換気
装置の第2の実施例を示すもので、弾性係合部材
8cとしてトーシヨンバーを使用したもので、二
本のトーシヨンバー18a,18bを折曲げて卍
状に形成し、各折り曲げ部分を取付け金具19を
介して蓋部材6cに固定すると共に、分岐端部と
しての端末部分181を壁面2cのフランジ9の
下面に摺動可能に接触係合させるようにしたもの
である。
また、開閉手段10やその他の構成について
は、前記の第1の実施例と同様なので、同一符号
を付して説明は省略する。
さらに、この第2の実施例における換気装置の
構成は、上述のように、弾性係合部材8cを変更
したほかは前記第1の実施例のものとほとんど変
わらないので、その作用も第1の実施例のものと
ほゞ同様である。
前記2つの実施例では、バスの換気装置の例に
ついて前述したが、トラツク等の他の車両へも適
用できるものである。
[考案の効果] この考案車両用換気装置は上記のように、車体
の換気口を覆う蓋の下面中央部に弾性係合部材を
装着し、該弾性係合部材の3個以上の分岐端部を
前記換気口のフランジ部下面に接触係合せしめ、
該フランジ部上面に係止可能な複数の係止段部を
有する蓋開閉部材を前記蓋下面の前記分岐端部間
にヒンジ係合してなるので、前記蓋部材の開口状
態の保持並びに開閉操作が簡単、かつ確実で、し
かも比較的低い位置で前記蓋部材の開閉操作を行
うことができ、また、前記蓋部材を任意の方向に
開口することができると共に開口面積を段階的に
調節できる。さらに、前記蓋部材の開閉手段とし
て従来のようにリンク機構を使用していないた
め、構造が簡単で、部品点数も少なく、前記蓋部
材を閉じた時リンク機構が車室側に突出して車室
空間を狭めるようなこともなく、また、前記蓋部
材は前記換気口のフランジ部下面に摺動可能に接
触係合しているのみであるから、前記蓋部材の取
付け、取外しが簡単に行えるから、その組付け作
業性、整備性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の車両用換気装置の第1の実
施例を示す車両の側面図、第2図は同実施例にお
ける換気装置の閉じ状態を示す断面図、第3図は
第2図の−矢視底面図、第4図は開閉手段の
前記換気装置の開き状態を示す断面図、第5図は
前記換気装置の蓋保持部材の斜視図、第6図及び
第7図は換気装置の第2実施例を示す側面図と底
面図、第8図はトーシヨンバーの斜視図である。 2,2c……壁面、3,3a……換気装置、4
……換気口、5……シール材、6,6c……蓋部
材、7……ピン、8,8c……弾性係合部材、1
0……開閉手段、11……ヒンジプレート、13
……係止部、14……蓋保持部材、16……切欠
部、18a,18b……トーシヨンバー、19…
…取付け金具、81,181……弾性係合部材の
分岐端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の換気口を覆う蓋の下面中央部に弾性係合
    部材を装着し、該弾性係合部材の3個以上の分岐
    端部を前記換気口のフランジ部下面に接触係合せ
    しめ、該フランジ部上面に係止可能な複数の係止
    段部を有する蓋開閉部材を前記蓋下面の前記分岐
    端部間にヒンジ係合してなる車両用換気装置。
JP6212883U 1983-04-27 1983-04-27 車両用換気装置 Granted JPS59167714U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6212883U JPS59167714U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 車両用換気装置

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JP6212883U JPS59167714U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 車両用換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167714U JPS59167714U (ja) 1984-11-09
JPH0330165Y2 true JPH0330165Y2 (ja) 1991-06-26

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ID=30192329

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514758Y2 (ja) * 1973-06-04 1976-02-10
JPS5663508A (en) * 1979-10-31 1981-05-30 Toyoda Gosei Co Ltd Opening and closing mechanism for aircharging damper
JPS5843509U (ja) * 1981-09-18 1983-03-23 いすゞ自動車株式会社 車両用換気装置

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JPS59167714U (ja) 1984-11-09

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