JPH0330486Y2 - - Google Patents

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JPH0330486Y2
JPH0330486Y2 JP1986120456U JP12045686U JPH0330486Y2 JP H0330486 Y2 JPH0330486 Y2 JP H0330486Y2 JP 1986120456 U JP1986120456 U JP 1986120456U JP 12045686 U JP12045686 U JP 12045686U JP H0330486 Y2 JPH0330486 Y2 JP H0330486Y2
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sound
absorbing
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wall
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は吸排気を伴う騒音を遮断する主に屋外
設置用防水板付吸音壁に関するものである。
(従来の技術) 騒音のない快適な環境を維持するため工場、作
業現場で騒音の発生源を防音壁で包囲する方式が
多用されているが、吸排気を伴う場合は通気も考
慮しなければならず、単に包囲する場合に比べて
騒音を低下させることは困難である。従来は例え
ば実公昭55−40460号公報に示されているように、
クーリングタワーの空気流入口に吸音材を内張り
し、曲折した通路を設けることによつて吸気の騒
音の低下を企図した先行技術があるが、吸音材の
厚さが薄いため吸音率は小さく、さらに通路の断
面積を小さくすると騒音は減少するものの圧力損
失は大となり、逆に通路の断面積を大にすると、
圧力損失は小となるが、減音効果が小さくなり、
その効果は期待できなかつた。更に雨天の場合、
雨滴が吸音材に浸透して消音効果を減ずる欠点が
あり、また防音装置は騒音発生源の大きさに合わ
せて個々に製作しなければならず、製作が厄介で
費用も増大するなどの欠点があつた。
上記に鑑み、出願人は先に吸、遮音率が大で、
しかも減音量の割合に比べて圧力損失が比較的少
なく、かつ防水性を備え、さらに騒音発生源に応
じて容易に着脱自在に増減できる吸音壁、即ち第
6図に示すように、それぞれ湾曲した耐水性のあ
る表板1と、多数の小孔2を穿設した有孔板3と
によつて断面紡錘状に形成し、内部に吸音物質4
を充填した吸音体5の多数を、H−H線で明らか
なように上下の対面する吸音体が水平方向におい
て間隔を置いて部分的に重なるように、第7図の
ごとく両側方枠体6,7により挟持させ、吸排気
の騒音防止に効果のある吸音壁を考案し、登録第
1165144号(実公昭51−23284号)によつて登録済
となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記吸音壁をクーリングタワー用
として屋外に設置した場合、あるいは、ビルデイ
ング空調装置において外壁に開口した吸排気口に
取付けた場合、表板下方縁部8から落下する雨滴
は矢印方向の吸気に伴つて裏側の有孔板3に直ち
に巻き上がり、また直接表板に衝突した雨滴が反
射して上方の吸音体有孔板に達するなどして小孔
2を通つて吸音物質4に浸入する恐れがあり問題
であつた。
(問題点を解決するための手段) よつて本考案は表板の下方縁部を長く垂下させ
て雨滴の巻き上げを防ぐとともに吸音効果の向上
を企図してなされたもので、それぞれ湾曲した耐
水性のある表板と多数の小孔を穿設した有孔板と
をその各縁部に形成した折曲部を嵌合圧着して結
合し、その内部に吸音物質を充填して断面紡錘状
に形成した吸音体の多数を、軸心に水平に且つ紡
錘形の長軸を傾斜させて上下に間隔を置き、しか
も上下の対面する吸音体が水平方向において間隔
を置いて部分的に重なるように、両側方枠体によ
り挟持させた吸音壁において、屋外側に位置する
前記折曲部又は別途装着した板を防水板として吊
着させ、防音壁屋外側外壁面における防水板下端
と下部吸音体表板とから成る開口部の実質最小距
離が前記吸音体間の最小開口部断面積の実質の高
さの1.2倍から1.4倍の値であることを特徴とする
防水板付吸音壁を要旨とするものである。
(作用効果) 本考案によれば前記防水板は、表板の下方縁部
から落下する雨滴は垂下配置した防水板から落下
するから、吸気に伴う巻き上げがあつても裏面の
多孔板への直接の到達は大幅に軽減され、また表
板に直接降りかかる雨滴も防水板によつて減少で
きるとともに、更には騒音拡散を一部遮断して吸
排気の遮断効果は一層向上する。
また吸音壁の組立に際して、側方枠体のフラン
ジ幅と、吸音体の長軸の長さが決まれば、傾斜角
度は自ずと定まるから、傾斜角度の設定工事は簡
易となり、さらに側方枠体による吸音体、上部部
材、底部部材の保持は単にフランジに接する折曲
部またはその近辺のみを溶接すれば足りるので、
組立状態は容易となる。また折曲部はプレスれに
よつて簡単にできるので量産に適する。
なお、本考案の吸音壁にコンパクトな形体とな
つているため運搬据付は容易であり、ウエツブに
連結用透孔37を穿設してボルトで適宜連結すれ
ば、騒音発生源の大小によつて着脱自在に大きさ
を変化できるのでその利用範囲は大となるなどそ
の効果は多大であり、特に屋外設置のクーリング
タワー、あるいはビルデイング空調設備の吸排気
口にその効果は著しい。
(実施例) 第1図において、10は吸音体で、耐水性のあ
る表板11と例えば直径2mm程度の小孔12を多
数穿設した多孔板13を有し、表11の下方縁部
14は延長して垂下する防水板15を形成する。
この防水板15は内側にU形に降り曲げて多孔板
13の端縁部16を挟み、例えばスポツト溶接な
どによつて緊締する。さらに表板11の上縁17
は多孔板13の上縁で包持させスポツト溶接等で
緊締し、中央で厚み18をもたせ、内部ににグラ
スウール等の吸音物質19を充填して、例えば第
1図のように断面紡錘状に形成する。
吸音体10は第2図に示すように表板11と多
孔板13とを厚みをもたせて平行に位置し、表板
の湾曲部19に防水板15を溶接などによつて垂
下取付けてもよく、更には第3図のように断面菱
形とし、防水板15をスポツト溶接その他耐水性
接着剤によつて緊締してもよい。
上記の構成を有する多数の吸音体10a,10
b……10nを第4図のように軸心X−Xを水平
にかつ表板11を向けて短軸Yを傾斜して、上下
に通路21を置いて配置し、しかも第5図Z−Z
線に示すように、表板11より垂下した防水板1
5は、通路21を保つて下部吸音体に水平方向に
おいて透視的に重なるように、例えば通路21の
1/3程度まで垂下して位置させ、両側より溝型鋼
22,23で溶接挟持する。防水板15の長さは
通気速度によつて適宜選定する。24は上部スペ
ーサー、25は下部スペーサーである。
上記の吸音壁において、耐水性のある表板11
と多孔板13で囲み、内部に吸音物質19を充填
して、例えば断面紡錘状に形成して中央に厚み1
8をもたせ、かつ表板下方縁部に防水板15を垂
下取付け、この防水板15は下部吸音体に水平方
向において第5図Z−Z線のように透視的に重な
るように配置したから、降雨の際、表板11を流
下する雨滴は防水板15によつて水切りが行わ
れ、吸気に伴う巻き上げがあつても多孔板13へ
の到達は防がれ、吸音物質への雨滴の浸入は軽減
できる。しかも吸音壁屋外側外壁面における防水
板下端と下部吸音体表面とから成る開口部の実質
最小距離が前記吸音体間の最小開口部断面積の実
質高さの1.2倍から1.4倍としたことにより防水板
は吸排気騒音を遮断して、消音効果を一層促進さ
せると共に通気開口断面は最小開口断面積より大
きい為、前記防水板を設けることにより圧力損失
は増大しない利点も有する。
(実験例) 表板及び多孔板を亜鉛鉄板で製作し、グラスウ
ール充填密度32Kg/m3で断面紡錘形に形成した吸
音体を7段設置し、各吸音体に長さ80mmの防水板
を垂下させた本考案の吸音壁と、防水板のない従
来の吸音壁をJISA−1416によつて測定した残響
室透過損失測定データは第8図のとおりであり、
中高域(500Hz以上)の透過損失が2〜4dB増加
した。
【図面の簡単な説明】
第1図・第2図・第3図は本考案のそれぞれ異
なる吸音体断面図、第4図は吸音壁の斜視図、第
5図は第4図P−P線断面図、第6図は従来の部
分的吸音体断面図、第7図はその斜視図、第8図
は実験結果を示す曲線である。 1……表板、2……小孔、3……有孔板、4…
…吸音物質、5……吸音体、6,7……枠体、8
……表板下方縁部、10……吸音体、11……表
板、12……小孔、13……多孔板、14……下
方縁部、15……防水板、16……端縁部、17
……上縁、18……厚み、19……吸音物質、2
0……湾曲部、21……通路、22,23……溝
型鋼、24……上部スペーサー、25……下部ス
ペーサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ湾曲した耐水性のある表板と多数の小
    孔を穿設した有孔板とをその各縁部に形成した折
    曲部を嵌合圧着して結合し、その内部に吸音物質
    を充填して断面紡錘状に形成した吸音体の多数
    を、軸心を水平に且つ紡錘形の長軸を傾斜させて
    上下に間隔を置き、しかも上下の対面する吸音体
    が水平方向において間隔を置いて部分的に重なる
    ように、両側方枠体により挟持させた吸音壁にお
    いて、屋外側に位置する前記折曲部又は別途装着
    した板を防水板として吊着させ、防音壁屋外側外
    壁面における防水板下端と下部吸音体の表板とか
    ら成る開口部の実質最小距離が前記吸音体間の最
    小開口部断面積の実質高さの1.2倍から1.4倍の値
    であることを特徴とする防水板付吸音壁。
JP1986120456U 1986-08-05 1986-08-05 Expired JPH0330486Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986120456U JPH0330486Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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JP1986120456U JPH0330486Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6327606U JPS6327606U (ja) 1988-02-23
JPH0330486Y2 true JPH0330486Y2 (ja) 1991-06-27

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ID=31008784

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628681Y2 (ja) * 1972-04-03 1981-07-08
JPS5123284U (ja) * 1974-08-05 1976-02-20

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Publication number Publication date
JPS6327606U (ja) 1988-02-23

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