JPH0330646B2 - - Google Patents
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- JPH0330646B2 JPH0330646B2 JP8627686A JP8627686A JPH0330646B2 JP H0330646 B2 JPH0330646 B2 JP H0330646B2 JP 8627686 A JP8627686 A JP 8627686A JP 8627686 A JP8627686 A JP 8627686A JP H0330646 B2 JPH0330646 B2 JP H0330646B2
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- Japan
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- synthetic fiber
- anchor
- fiber rope
- synthetic resin
- temporary
- Prior art date
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、除去アンカー用仮埋設体に係り、詳
しくは、不要時に除去されてアンカー幹体の中央
部に空洞を形成する仮埋設体に関するものであ
る。
しくは、不要時に除去されてアンカー幹体の中央
部に空洞を形成する仮埋設体に関するものであ
る。
アンカーは、その性質上構造物から離間した位
置に設けなければならず、その存在が他の構造物
の構築作業の邪魔となつたり、構築作業中にのみ
その設置が許容される場合があり、これを除去し
なければならないことが多い。このため、不要時
に簡単に引張材を除去でき、しかも、除去作業を
容易にすることのできる工法の開発が期待されて
いる。
置に設けなければならず、その存在が他の構造物
の構築作業の邪魔となつたり、構築作業中にのみ
その設置が許容される場合があり、これを除去し
なければならないことが多い。このため、不要時
に簡単に引張材を除去でき、しかも、除去作業を
容易にすることのできる工法の開発が期待されて
いる。
従来、アンカー造成の際に、表面にグリース等
を塗布して鋼棒をアンカー内に仮埋し、不要時に
これを引き抜き、残置された孔内に火薬を投入し
てアンカーを破壊したり、水、油等を加圧注入し
てアンカーを割裂させ、引張材を引き抜き除去す
ることが行なわれていた(特公昭51−8251号公
報)。
を塗布して鋼棒をアンカー内に仮埋し、不要時に
これを引き抜き、残置された孔内に火薬を投入し
てアンカーを破壊したり、水、油等を加圧注入し
てアンカーを割裂させ、引張材を引き抜き除去す
ることが行なわれていた(特公昭51−8251号公
報)。
しかしながら、この手段は加圧注入法による場
合には局部的破壊により漏れて圧力が低下し、全
長に亘る破壊が出来ない欠点があつた。又、仮埋
した鋼棒を引き抜く際に、表面膜によつても鋼棒
と硬化材が定着してしまい、容易に除去ができる
とはいい難かつた。
合には局部的破壊により漏れて圧力が低下し、全
長に亘る破壊が出来ない欠点があつた。又、仮埋
した鋼棒を引き抜く際に、表面膜によつても鋼棒
と硬化材が定着してしまい、容易に除去ができる
とはいい難かつた。
この手段を改良したもので、現在最も一般的に
行なわれているのが、第10図、第11図に示す
例である(特公昭54−22007号公報)。この例は、
中空材21を用いることを特徴とするものであ
る。
行なわれているのが、第10図、第11図に示す
例である(特公昭54−22007号公報)。この例は、
中空材21を用いることを特徴とするものであ
る。
アンカーは地盤22に掘削した造成孔23に、
モルタル、セメント等の硬化性材料24を打設し
て形成される。土留めや構造物に直接あるいは間
接的に接続される引張材25はPC鋼棒や鋼索が
用いられ、硬化性材料24の打設前に造成孔23
内に配設され、又は硬化性材料24の打設後であ
つてもその硬化前に硬化性材料24内に挿入する
ことによつて設備される。中空材21は、引張材
25と同様の手段により設備される。中空材21
の下端には硬化性材料24の流入を阻止するため
の栓26が設けられている。
モルタル、セメント等の硬化性材料24を打設し
て形成される。土留めや構造物に直接あるいは間
接的に接続される引張材25はPC鋼棒や鋼索が
用いられ、硬化性材料24の打設前に造成孔23
内に配設され、又は硬化性材料24の打設後であ
つてもその硬化前に硬化性材料24内に挿入する
ことによつて設備される。中空材21は、引張材
25と同様の手段により設備される。中空材21
の下端には硬化性材料24の流入を阻止するため
の栓26が設けられている。
ところが、中空材21が破壊したり、破れたり
して栓26から硬化性材料24が中空材21内部
に流入し、中空材21の役目をせず、アンカー
(引張材25)を除去することが不可能になる場
合が多くあるのが現状である。
して栓26から硬化性材料24が中空材21内部
に流入し、中空材21の役目をせず、アンカー
(引張材25)を除去することが不可能になる場
合が多くあるのが現状である。
このアンカーを除去するには、中空材21の中
に火薬等を入れて爆発等により硬化性材料を破壊
し、引張材25に対する硬化性材料24の定着力
を減少させ、ジヤツキ等で引張材25を引き抜き
除去するのである。
に火薬等を入れて爆発等により硬化性材料を破壊
し、引張材25に対する硬化性材料24の定着力
を減少させ、ジヤツキ等で引張材25を引き抜き
除去するのである。
しかしながら、硬化性材料24の引張材25に
対する定着力を減少させるため、火薬等を用いる
ことからその作業には危険性が伴い、又、振動や
音を伴う問題があつた。
対する定着力を減少させるため、火薬等を用いる
ことからその作業には危険性が伴い、又、振動や
音を伴う問題があつた。
そこで、本発明者らは、中空材内部に硬化材が
流入してアンカーの除去が不可能になる問題を改
善すべく、第12図に示すように、複数の引張材
を周囲に結束した仮埋設体を配設する方について
種々研究し、仮埋設体として合成繊維ロープ27
を用いることを提案した(特願昭59−120535号
(特開昭61−1725号公報)。
流入してアンカーの除去が不可能になる問題を改
善すべく、第12図に示すように、複数の引張材
を周囲に結束した仮埋設体を配設する方について
種々研究し、仮埋設体として合成繊維ロープ27
を用いることを提案した(特願昭59−120535号
(特開昭61−1725号公報)。
この先願によれば、仮埋設体としての合成繊維
ロープ27が引き抜き時に伸びて縮径してアンカ
ー幹体との剥離を容易にする利点を有する。
ロープ27が引き抜き時に伸びて縮径してアンカ
ー幹体との剥離を容易にする利点を有する。
ところが、かかる従来の構造にあつては、アン
カーを除去する時に、合成繊維ロープ27が直接
アンカー幹体(硬化材)に接触・付着しているた
め、合成繊維ロープ27のアンカー幹体からの剥
離の初期に大きな力を要するという問題があつ
た。
カーを除去する時に、合成繊維ロープ27が直接
アンカー幹体(硬化材)に接触・付着しているた
め、合成繊維ロープ27のアンカー幹体からの剥
離の初期に大きな力を要するという問題があつ
た。
又、アンカー使用時に於て、第12図に示すよ
うに、引張材25の合成繊維ロープ27と接触す
る部分25Aには硬化性材料24が付着していな
いので、引張材25の全周は硬化性材料24で付
着されて保持されていない。従つて、引張材25
の支持力が弱く、アンカーとしての強度が弱かつ
た。
うに、引張材25の合成繊維ロープ27と接触す
る部分25Aには硬化性材料24が付着していな
いので、引張材25の全周は硬化性材料24で付
着されて保持されていない。従つて、引張材25
の支持力が弱く、アンカーとしての強度が弱かつ
た。
本発明は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、空洞形成時に小さな力で
容易に引き抜くことができ、アンカー使用時に於
ける引張材とアンカー幹体との付着力を増した除
去アンカー用仮埋設体を提供することである。
たもので、その目的は、空洞形成時に小さな力で
容易に引き抜くことができ、アンカー使用時に於
ける引張材とアンカー幹体との付着力を増した除
去アンカー用仮埋設体を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1発明
は、地盤に掘削した造成孔中央に複数の引張材を
周囲に結束した仮埋設体を配設するとともに、硬
化性材料を打設して造成したアンカー幹体から引
張材を除去するに際し予め仮埋設体を取り除いて
中央部に空洞を形成する除去アンカーに於て、仮
埋設体は、中心部材を形成するポリエチレン等の
合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープと、このポ
リエチレン等の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロ
ープの周りに巻き付けられた合成繊維ストランド
によつて構成したものである。
は、地盤に掘削した造成孔中央に複数の引張材を
周囲に結束した仮埋設体を配設するとともに、硬
化性材料を打設して造成したアンカー幹体から引
張材を除去するに際し予め仮埋設体を取り除いて
中央部に空洞を形成する除去アンカーに於て、仮
埋設体は、中心部材を形成するポリエチレン等の
合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープと、このポ
リエチレン等の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロ
ープの周りに巻き付けられた合成繊維ストランド
によつて構成したものである。
又、本発明の第2発明は、地盤に掘削した造成
孔中央に複数の引張材を周囲に結束した仮埋設体
を配設するとともに、硬化性材料を打設して造成
したアンカー幹体から引張材を除去するに際し予
め仮埋設体を取り除いて中央部に空洞を形成する
除去アンカーに於て、仮埋設体は、中心部材を形
成する合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープと、合成繊維ロ
ープ又はポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した
合成繊維ロープに塗布されたグリースと、グリー
スの塗布された合成繊維ロープ又はポリエチレン
等の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープに巻き
付けられた防水用被覆テープと、防水用被覆テー
プの周りに巻き付けられた合成繊維ストランドと
によつて構成したものである。
孔中央に複数の引張材を周囲に結束した仮埋設体
を配設するとともに、硬化性材料を打設して造成
したアンカー幹体から引張材を除去するに際し予
め仮埋設体を取り除いて中央部に空洞を形成する
除去アンカーに於て、仮埋設体は、中心部材を形
成する合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープと、合成繊維ロ
ープ又はポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した
合成繊維ロープに塗布されたグリースと、グリー
スの塗布された合成繊維ロープ又はポリエチレン
等の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープに巻き
付けられた防水用被覆テープと、防水用被覆テー
プの周りに巻き付けられた合成繊維ストランドと
によつて構成したものである。
本発明の第1発明に於て、仮埋設体の中心部材
であるポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した合
成繊維ロープは硬化性材料の定着力が小さいた
め、アンカーの長さ及び仮埋設体の長さが短い場
合に、ポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した合
成繊維ロープを引つ張ることにより取り除くこと
ができる。
であるポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した合
成繊維ロープは硬化性材料の定着力が小さいた
め、アンカーの長さ及び仮埋設体の長さが短い場
合に、ポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した合
成繊維ロープを引つ張ることにより取り除くこと
ができる。
本発明の第2発明に於て、仮埋設体の中心部材
である合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープは硬化性材料と
付着していないので、これを引き抜く時、グリー
スで形成された層を滑らして引き抜けば良い。従
つて、合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープはアンカー幹体
からの抵抗力を受けない。
である合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープは硬化性材料と
付着していないので、これを引き抜く時、グリー
スで形成された層を滑らして引き抜けば良い。従
つて、合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成
樹脂被覆を施した合成繊維ロープはアンカー幹体
からの抵抗力を受けない。
合成繊維ロープ又はポリエチレン等の合成樹脂
被覆を施した合成繊維ロープを引き抜いた後には
防水用被覆テープ、合成繊維ストランドはその支
えを失い、これらを引き抜く時には細くなり、従
つて、アンカー幹体からの抵抗が小さくなる。
被覆を施した合成繊維ロープを引き抜いた後には
防水用被覆テープ、合成繊維ストランドはその支
えを失い、これらを引き抜く時には細くなり、従
つて、アンカー幹体からの抵抗が小さくなる。
又、仮埋設体の最外側は合成繊維ストランドで
構成されているので、引張材の空洞側の一部はア
ンカー幹体により一部保持されている。
構成されているので、引張材の空洞側の一部はア
ンカー幹体により一部保持されている。
以下、図面により本発明の実施例に係る除去ア
ンカー用仮埋設体を第1図ないし第9図により説
明する。
ンカー用仮埋設体を第1図ないし第9図により説
明する。
まず、第2図に示すように、仮埋設体(50mm程
度のロープ体)1の周囲に、引張材として数本の
鋼線(12.7mm径、4〜8本、ただし本例では6
本)2を円周方向等間隔に沿わせて配置するとと
もに、任意の短い間隔でテープや針金等の結束体
3には結束して成る引張構造体4を用意する。
度のロープ体)1の周囲に、引張材として数本の
鋼線(12.7mm径、4〜8本、ただし本例では6
本)2を円周方向等間隔に沿わせて配置するとと
もに、任意の短い間隔でテープや針金等の結束体
3には結束して成る引張構造体4を用意する。
ここで、仮埋設体1は、第5図に示すように、
合成繊維ロープ1Aの表面にポリエチレン樹脂1
Bで被覆した合成樹脂被覆ロープ100と、合成
樹脂被覆ロープ100に塗布されたグリース1C
と、グリース1Cの塗布された合成樹脂被覆ロー
プ100に巻き付けられた防水用被覆テープ1D
と、防水用被覆テープ1Dの周りに巻き付けられ
た合成繊維ストランド1Eとによつて構成されて
いる。合成樹脂被覆ロープ100は中心部材を形
成するものである。
合成繊維ロープ1Aの表面にポリエチレン樹脂1
Bで被覆した合成樹脂被覆ロープ100と、合成
樹脂被覆ロープ100に塗布されたグリース1C
と、グリース1Cの塗布された合成樹脂被覆ロー
プ100に巻き付けられた防水用被覆テープ1D
と、防水用被覆テープ1Dの周りに巻き付けられ
た合成繊維ストランド1Eとによつて構成されて
いる。合成樹脂被覆ロープ100は中心部材を形
成するものである。
この引張構造体4を、通常アンカー施工と同様
に所定深度、打設角で掘削された造成孔5内に挿
入し、例えば、早強セメントから成るセメントペ
ーストを硬化性材料6として注入打設し、アンカ
ー幹体7を造成する。この時、グリース1Cの周
りに防水用被覆テープ1Dが被覆されているの
で、硬化性材料6の打設時の圧力からグリース1
Cの流出を防止することができる。
に所定深度、打設角で掘削された造成孔5内に挿
入し、例えば、早強セメントから成るセメントペ
ーストを硬化性材料6として注入打設し、アンカ
ー幹体7を造成する。この時、グリース1Cの周
りに防水用被覆テープ1Dが被覆されているの
で、硬化性材料6の打設時の圧力からグリース1
Cの流出を防止することができる。
次に、このようにして構築されたアンカーから
鋼線2を除去する必要が生じた場合の工程を説明
する。
鋼線2を除去する必要が生じた場合の工程を説明
する。
構築されたアンカーは、第1図に示すように、
硬化性材料6が引張構造体4の外周に密着してい
るので、まず、アンカー幹体7の中央部に埋設さ
れている仮埋設体1の合成樹脂被覆ロープ100
を引き抜く。この合成樹脂被覆テープ100は硬
化性材料6及び鋼線2と付着しておらず、グリー
ス1Cを介して防水用被覆テープ1Dと接してい
るだけであるため、小さい張力で引き抜ける。こ
の合成樹脂被覆ロープ100の除去により、仮埋
設体1の中央に空洞が形成されるとともにその壁
面に防水用被覆テープ1D及び合成繊維ストラン
ド1Eが残つた状態となる。そして、合成繊維ス
トランド1Eを防水用被覆テープ1Dとともに引
き抜く。この合成繊維ストランド1Eは合成樹脂
被覆ロープ100及び防水用被覆テープ1Dに単
に巻き付けてあるだけであるから合成樹脂被覆ロ
ープ100が除去されるとその支えを失い、引き
抜きに際して細くなり、容易に引き抜くことがで
きる。従つて、この合成樹脂被覆ロープ100を
引張除去することにより、第4図に示す如く、ア
ンカー幹体7の中央部に空洞8が鋼線2と平行し
て形成され、形成された空洞8内にアンカー幹体
7の割落残骸が残らない。ここで、硬化性材料6
は打設時に合成繊維ストランド1Eの外側の凹部
1E′に浸透・充填するので、鋼線2の空洞側2A
にもアンカー幹体7の一部7Aが形成される。そ
して、空洞8の側面周囲には鋼線2の一部が臨ん
だ状態となる。
硬化性材料6が引張構造体4の外周に密着してい
るので、まず、アンカー幹体7の中央部に埋設さ
れている仮埋設体1の合成樹脂被覆ロープ100
を引き抜く。この合成樹脂被覆テープ100は硬
化性材料6及び鋼線2と付着しておらず、グリー
ス1Cを介して防水用被覆テープ1Dと接してい
るだけであるため、小さい張力で引き抜ける。こ
の合成樹脂被覆ロープ100の除去により、仮埋
設体1の中央に空洞が形成されるとともにその壁
面に防水用被覆テープ1D及び合成繊維ストラン
ド1Eが残つた状態となる。そして、合成繊維ス
トランド1Eを防水用被覆テープ1Dとともに引
き抜く。この合成繊維ストランド1Eは合成樹脂
被覆ロープ100及び防水用被覆テープ1Dに単
に巻き付けてあるだけであるから合成樹脂被覆ロ
ープ100が除去されるとその支えを失い、引き
抜きに際して細くなり、容易に引き抜くことがで
きる。従つて、この合成樹脂被覆ロープ100を
引張除去することにより、第4図に示す如く、ア
ンカー幹体7の中央部に空洞8が鋼線2と平行し
て形成され、形成された空洞8内にアンカー幹体
7の割落残骸が残らない。ここで、硬化性材料6
は打設時に合成繊維ストランド1Eの外側の凹部
1E′に浸透・充填するので、鋼線2の空洞側2A
にもアンカー幹体7の一部7Aが形成される。そ
して、空洞8の側面周囲には鋼線2の一部が臨ん
だ状態となる。
第4図、第6図の状態に於て、鋼線2と硬化性
材料6の付着を剥がし、鋼線2を除去するために
は、鋼線2を中央に位置する空洞8の中心方向に
引き寄せることによつて、鋼線2と硬化性材料6
との付着を小さな力で剥がすことができる。
材料6の付着を剥がし、鋼線2を除去するために
は、鋼線2を中央に位置する空洞8の中心方向に
引き寄せることによつて、鋼線2と硬化性材料6
との付着を小さな力で剥がすことができる。
この鋼線2の剥離は、第7図ないし第9図に示
すように、引張材2の外径より大きくほぼ同径の
内径を有する押管9内に、引張材2を挿通させ、
押管9をアンカー幹体7の深さ方向に押し込んで
鋼線2を空洞8の半径方向に移動することにより
行なう。
すように、引張材2の外径より大きくほぼ同径の
内径を有する押管9内に、引張材2を挿通させ、
押管9をアンカー幹体7の深さ方向に押し込んで
鋼線2を空洞8の半径方向に移動することにより
行なう。
詳細に説明するに、押管9を押さえ込むために
は、第8図に示すように、ジヤツキ10を用いて
その一端を引張材2に固定して反力受けとし、他
端を押管9に固定して押し込むようになつてい
る。ジヤツキ10と引張材2、押管9との固定部
11A,11Bにはクサビ形のソケツト12,1
3が夫々取り付けられており、固定部11A,1
1Bが弛緩したり滑動したりすることがないよう
な構造が採られている。ジヤツキ10を作動させ
て押管9を押し込むと、押管9は引張材2と硬化
性材料6との接合面に割り込み引張材2を硬化性
材料6から剥離する。剥離された引張材2は、剥
離の応力の逃げとして押管9の先端部よりも若干
先方に於て空洞8側へ湾曲することになるため、
剥離作用は促進される。そして、第9図に示すよ
うに、押管9の一部は引張材2が剥離されたダミ
ー空洞14に位置することになるので、ジヤツキ
10にそれ程押込力が要求されなくなる。又、押
管9の内径が引張材2の径と同一又はこれよりも
若干大きいものであるため、硬化性材料6の剥離
片が堆積しても、押管9の押込に支障が生じるこ
とはなく、引張材2に沿つた押管9の押込が確保
される。
は、第8図に示すように、ジヤツキ10を用いて
その一端を引張材2に固定して反力受けとし、他
端を押管9に固定して押し込むようになつてい
る。ジヤツキ10と引張材2、押管9との固定部
11A,11Bにはクサビ形のソケツト12,1
3が夫々取り付けられており、固定部11A,1
1Bが弛緩したり滑動したりすることがないよう
な構造が採られている。ジヤツキ10を作動させ
て押管9を押し込むと、押管9は引張材2と硬化
性材料6との接合面に割り込み引張材2を硬化性
材料6から剥離する。剥離された引張材2は、剥
離の応力の逃げとして押管9の先端部よりも若干
先方に於て空洞8側へ湾曲することになるため、
剥離作用は促進される。そして、第9図に示すよ
うに、押管9の一部は引張材2が剥離されたダミ
ー空洞14に位置することになるので、ジヤツキ
10にそれ程押込力が要求されなくなる。又、押
管9の内径が引張材2の径と同一又はこれよりも
若干大きいものであるため、硬化性材料6の剥離
片が堆積しても、押管9の押込に支障が生じるこ
とはなく、引張材2に沿つた押管9の押込が確保
される。
上述の方法で鋼線2を順次剥離して引き抜き、
除去を行ない剥離作業を完了する。
除去を行ない剥離作業を完了する。
上記の如き構成に係る本発明によれば、中心部
材である合成樹脂被覆ロープ100を引き抜いた
後に被覆部材(防水用被覆テープ1D、合成繊維
ストランド1E)を撤去するだけで、アンカー幹
体7内に空洞8を容易に形成できる。仮埋設体1
は中心部材である合成樹脂被覆ロープ100と被
覆部材とがグリース1Cを介して摺動自在に結合
されたものであるから、空洞8形成のための合成
樹脂被覆ロープ100除去時に要する張力は小さ
くて済み、安全性と除去作業の迅速性が図ること
ができる。
材である合成樹脂被覆ロープ100を引き抜いた
後に被覆部材(防水用被覆テープ1D、合成繊維
ストランド1E)を撤去するだけで、アンカー幹
体7内に空洞8を容易に形成できる。仮埋設体1
は中心部材である合成樹脂被覆ロープ100と被
覆部材とがグリース1Cを介して摺動自在に結合
されたものであるから、空洞8形成のための合成
樹脂被覆ロープ100除去時に要する張力は小さ
くて済み、安全性と除去作業の迅速性が図ること
ができる。
又、仮埋設体1の最外側は合成繊維ストランド
1Eで構成されているので、引張材2の内周側2
Aがアンカー幹体7により一部保持されている。
従つて、引張材2のアンカー幹体に対する接触面
積が増加し、硬化性材料6と引張材2の付着力が
増加し、アンカー除去前にアンカーとして強力な
ものとして使用することができる。
1Eで構成されているので、引張材2の内周側2
Aがアンカー幹体7により一部保持されている。
従つて、引張材2のアンカー幹体に対する接触面
積が増加し、硬化性材料6と引張材2の付着力が
増加し、アンカー除去前にアンカーとして強力な
ものとして使用することができる。
上記実施例では仮埋設体1が、合成樹脂被覆ロ
ープ100と、グリース1Cと、防水用被覆テー
プ1Dと、合成樹脂ストランド1Eとによつて構
成されたが、合成樹脂被覆ロープ100はモルタ
ル・セメント等の定着力が小さいため、アンカー
の長さ、仮埋設体の長さが短く、合成樹脂被覆ロ
ープとモルタル・セメント等の硬化性材料との定
着力がこの合成樹脂被覆ロープの引つ張り強さよ
りも小さい場合には、グリース1C及び防水用被
覆テープ1Dを省くことができる。
ープ100と、グリース1Cと、防水用被覆テー
プ1Dと、合成樹脂ストランド1Eとによつて構
成されたが、合成樹脂被覆ロープ100はモルタ
ル・セメント等の定着力が小さいため、アンカー
の長さ、仮埋設体の長さが短く、合成樹脂被覆ロ
ープとモルタル・セメント等の硬化性材料との定
着力がこの合成樹脂被覆ロープの引つ張り強さよ
りも小さい場合には、グリース1C及び防水用被
覆テープ1Dを省くことができる。
この場合には、仮埋設体1の製造過程に於てグ
リースを塗布し、防水用被覆テープを巻き付ける
工程が省略できるので経済的である。
リースを塗布し、防水用被覆テープを巻き付ける
工程が省略できるので経済的である。
以上述べたように、本発明によれば、除去アン
カー用仮埋設体にあつて、空洞形成時に小さい力
で容易に引き抜くことができ、アンカー使用時に
於ける引張材とアンカー幹体との付着力を増加す
ることができる効果を奏する。
カー用仮埋設体にあつて、空洞形成時に小さい力
で容易に引き抜くことができ、アンカー使用時に
於ける引張材とアンカー幹体との付着力を増加す
ることができる効果を奏する。
第1図は本発明の実施例に係る除去アンカー用
仮埋設体の縦断面構成図、第2図は引張構造体の
横断面説明図、第3図は除去アンカーの構築状態
を示す横断面図、第4図は仮埋設体を除去した状
態を示す横断面図、第5図は仮埋設体の斜視図、
第6図は第4図に対応する縦断面図、第7図、第
8図は引張材を剥離するための縦断面説明図、第
9図は同横断面図説明図、第10図は従来の除去
アンカーの縦断面図、第11図は同横断面図、第
12図は従来の仮埋設体を使用した場合の除去ア
ンカーの横断面説明図である。 1……仮埋設体、1A……合成繊維ロープ、1
B……ポリエチレン樹脂、1C……グリース、1
D……防水用被覆テープ、1E……合成繊維スト
ランド、2……引張材、4……引張構造体、5…
…造成孔、6……硬化性材料、7……アンカー幹
体、8……空洞、9……押管、10……ジヤツ
キ、100……合成樹脂被覆ロープ。
仮埋設体の縦断面構成図、第2図は引張構造体の
横断面説明図、第3図は除去アンカーの構築状態
を示す横断面図、第4図は仮埋設体を除去した状
態を示す横断面図、第5図は仮埋設体の斜視図、
第6図は第4図に対応する縦断面図、第7図、第
8図は引張材を剥離するための縦断面説明図、第
9図は同横断面図説明図、第10図は従来の除去
アンカーの縦断面図、第11図は同横断面図、第
12図は従来の仮埋設体を使用した場合の除去ア
ンカーの横断面説明図である。 1……仮埋設体、1A……合成繊維ロープ、1
B……ポリエチレン樹脂、1C……グリース、1
D……防水用被覆テープ、1E……合成繊維スト
ランド、2……引張材、4……引張構造体、5…
…造成孔、6……硬化性材料、7……アンカー幹
体、8……空洞、9……押管、10……ジヤツ
キ、100……合成樹脂被覆ロープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地盤に掘削した造成孔中央に複数の引張材を
周囲に結束した仮埋設体を配設するとともに、硬
化性材料を打設して造成したアンカー幹体から引
張材を除去するに際し予め仮埋設体を取り除いて
中央部に空洞を形成する除去アンカーに於て、仮
埋設体は、中心部材を形成するポリエチレン等の
合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープと、このポ
リエチレン等の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロ
ープの周りに巻き付けられた合成繊維ストランド
によつて構成されていることを特徴とする除去ア
ンカー用仮埋設体。 2 地盤に掘削した造成孔中央に複数の引張材を
周囲に結束した仮埋設体を配設するとともに、硬
化性材料を打設して造成したアンカー幹体から引
張材を除去するに際し予め仮埋設体を取り除いて
中央部に空洞を形成する除去アンカーに於て、仮
埋設体は、中心部材を形成する合成繊維ロープ又
はポリエチレン等の合成樹脂被覆を施した合成繊
維ロープと、合成繊維ロープ又はポリエチレン等
の合成樹脂被覆を施した合成繊維ロープに塗布さ
れたグリースと、グリースの塗布された合成繊維
ロープ又はポリエチレン等の合成樹脂被覆を施し
た合成繊維ロープに巻き付けられた防水用被覆テ
ープと、防水用被覆テープの周りに巻き付けられ
た合成繊維ストランドとによつて構成されている
ことを特徴とする除去アンカー用仮埋設体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8627686A JPS62244918A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 除去アンカ−用仮埋設体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8627686A JPS62244918A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 除去アンカ−用仮埋設体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62244918A JPS62244918A (ja) | 1987-10-26 |
| JPH0330646B2 true JPH0330646B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=13882301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8627686A Granted JPS62244918A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 除去アンカ−用仮埋設体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62244918A (ja) |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP8627686A patent/JPS62244918A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62244918A (ja) | 1987-10-26 |
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