JPH033090B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033090B2 JPH033090B2 JP18078787A JP18078787A JPH033090B2 JP H033090 B2 JPH033090 B2 JP H033090B2 JP 18078787 A JP18078787 A JP 18078787A JP 18078787 A JP18078787 A JP 18078787A JP H033090 B2 JPH033090 B2 JP H033090B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust
- helical
- pulley
- toothed belt
- pulleys
- Prior art date
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- Expired
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、はす歯歯付ベルト伝動装置の改良
に関するものである。
に関するものである。
従来より、騒音防止や芯線の撚巻きにより生ず
るベルトのスラストを解消するために、歯付ベル
トにはす歯を採用することが多い。しかしこのは
す歯歯付ベルトをプーリーに巻き掛けると、はす
歯角の状態がスラストの打ち消しに充分対応して
おらず、ベルトがプーリーの中心から外れる方向
にスラストする現象の生ずることが多い。
るベルトのスラストを解消するために、歯付ベル
トにはす歯を採用することが多い。しかしこのは
す歯歯付ベルトをプーリーに巻き掛けると、はす
歯角の状態がスラストの打ち消しに充分対応して
おらず、ベルトがプーリーの中心から外れる方向
にスラストする現象の生ずることが多い。
このスラスト現象によりベルトがプーリーから
外れないようにするため、プーリーの縁にフラン
ジを形成することがある。しかしこの場合には、
プーリーの製作が複雑になると共に嵩高くなる等
の難点があつた。
外れないようにするため、プーリーの縁にフラン
ジを形成することがある。しかしこの場合には、
プーリーの製作が複雑になると共に嵩高くなる等
の難点があつた。
また、スラスト力によりベルトの脱落現象を防
止するために、プーリーの幅を大きく設定するこ
とがあつたが、この場合にはプーリーが大形にな
り、製造の面でも使用の面でも不都合であつた。
止するために、プーリーの幅を大きく設定するこ
とがあつたが、この場合にはプーリーが大形にな
り、製造の面でも使用の面でも不都合であつた。
さらに、スラスト現象が生じないように、はす
歯角を設定しようとしても、駆動プーリーと従動
プーリーの両方にスラストを相殺するはす歯角を
設定することはできない。すなわち、駆動プーリ
ー側と従動プーリー側ではスラスト方向が逆にな
るため、駆動プーリー側でスラストを相殺するよ
うにはす歯角を設定すると従動プーリー側にスラ
ストが発生する。また、従動プーリー側でスラス
トを相殺すようにはす歯角を設定すると駆動プー
リー側でスラストが発生する。しかも、一方で相
殺されたスラスト力の分だけ、他方でスラスト力
が加算されることになる。
歯角を設定しようとしても、駆動プーリーと従動
プーリーの両方にスラストを相殺するはす歯角を
設定することはできない。すなわち、駆動プーリ
ー側と従動プーリー側ではスラスト方向が逆にな
るため、駆動プーリー側でスラストを相殺するよ
うにはす歯角を設定すると従動プーリー側にスラ
ストが発生する。また、従動プーリー側でスラス
トを相殺すようにはす歯角を設定すると駆動プー
リー側でスラストが発生する。しかも、一方で相
殺されたスラスト力の分だけ、他方でスラスト力
が加算されることになる。
従つて、はす歯角の設定により、2個またはそ
の他複数のプーリーに対応したスラスト力の調整
をすることはできず、フランジ側のベルト側面が
早起に摩耗、破損するという現象が起きていた。
の他複数のプーリーに対応したスラスト力の調整
をすることはできず、フランジ側のベルト側面が
早起に摩耗、破損するという現象が起きていた。
そこでこの発明では、駆動プーリー側、従動プ
ーリー側の両方に、スラスト現象の発生を効果的
に防止することのできる、歯付ベルト伝動装置を
提起しようとするものである。
ーリー側の両方に、スラスト現象の発生を効果的
に防止することのできる、歯付ベルト伝動装置を
提起しようとするものである。
そのためにこの発明では、はす歯歯付ベルト伝
動装置を、はす歯歯付ベルトを巻き掛けるように
した複数個のプーリーの外周部直径をテーパー状
に形成し、さらに前記テーパーが、はす歯による
スラスト現象を相殺する方向であり、且つそれら
のプーリーのテーパーの向きをお互いに逆にし
た。
動装置を、はす歯歯付ベルトを巻き掛けるように
した複数個のプーリーの外周部直径をテーパー状
に形成し、さらに前記テーパーが、はす歯による
スラスト現象を相殺する方向であり、且つそれら
のプーリーのテーパーの向きをお互いに逆にし
た。
はす歯歯付ベルト伝動装置を前記の構成にする
と、はす歯角によるスラストはプーリーのテーパ
ーによつて相殺されることになり、且つ、駆動プ
ーリー側と従動プーリー側の両方同時にスラスト
の防止を図ることができる。
と、はす歯角によるスラストはプーリーのテーパ
ーによつて相殺されることになり、且つ、駆動プ
ーリー側と従動プーリー側の両方同時にスラスト
の防止を図ることができる。
第1図及び第2図は、この発明のはす歯歯付ベ
ルト伝動装置の一例を示すものであり、はす歯歯
付ベルト1を巻き掛けるようにした2個1組のプ
ーリー2,3の外周部直径はテーパー状に形成し
ている。
ルト伝動装置の一例を示すものであり、はす歯歯
付ベルト1を巻き掛けるようにした2個1組のプ
ーリー2,3の外周部直径はテーパー状に形成し
ている。
このはす歯歯付ベルト1は、歯4を内側に連設
したベルト本体5に芯線6を内蔵した構造を有し
ている。
したベルト本体5に芯線6を内蔵した構造を有し
ている。
当然のことながら、プーリー2,3の一方は駆
動側であり、他方は従動側になつており、この両
プーリー2,3には、はす歯歯付ベルト1の歯4
に対応した形状及び角度を有する溝7が形成され
ている。
動側であり、他方は従動側になつており、この両
プーリー2,3には、はす歯歯付ベルト1の歯4
に対応した形状及び角度を有する溝7が形成され
ている。
このプーリー2,3の外周噛合部は、前記の通
りテーパー状に形成されており、一方のプーリー
2と他方のプーリー3に形成のテーパーの向きは
逆方向になつている。さらに、前記テーパーは、
はす歯歯付ベルト1のはす歯によるスラスト現象
を相殺する方向でなければならない。
りテーパー状に形成されており、一方のプーリー
2と他方のプーリー3に形成のテーパーの向きは
逆方向になつている。さらに、前記テーパーは、
はす歯歯付ベルト1のはす歯によるスラスト現象
を相殺する方向でなければならない。
前記のはす歯角とテーパーの設定を説明するた
め、第2図及び第3図を用いる。
め、第2図及び第3図を用いる。
第3図はプーリー2,3をテーパー形状にしな
いで、はす歯付ベルト1を巻き掛けた状態を示す
説明図であり、この状態でプーリー2,3及びは
す歯歯付ベルト1を回転されると、はす歯による
スラスト力により、はす歯歯付ベルト1は矢印C
の方向にスラストすることになる。すなわち、駆
動プーリーと従動プーリーではベルトが片方に寄
る力(スラスト力)は逆方向として発生する。
いで、はす歯付ベルト1を巻き掛けた状態を示す
説明図であり、この状態でプーリー2,3及びは
す歯歯付ベルト1を回転されると、はす歯による
スラスト力により、はす歯歯付ベルト1は矢印C
の方向にスラストすることになる。すなわち、駆
動プーリーと従動プーリーではベルトが片方に寄
る力(スラスト力)は逆方向として発生する。
尚、第3図において、Fはベルト有効張力、
F1はFの歯直角方向分力(駆動力)、F2はFの歯
水平方向分力(スラスト力)を示し、Drは駆動
プーリー側、DNは従動プーリー側を示す。またl1
+l2はプーリー端末からベルトまでの距離であ
る。
F1はFの歯直角方向分力(駆動力)、F2はFの歯
水平方向分力(スラスト力)を示し、Drは駆動
プーリー側、DNは従動プーリー側を示す。またl1
+l2はプーリー端末からベルトまでの距離であ
る。
そこで第2図に示すように、プーリー2,3の
外周噛合部を、はす歯歯付ベルト1のはす歯によ
るスラスト方向の径を小にしたテーパー形状にし
た。
外周噛合部を、はす歯歯付ベルト1のはす歯によ
るスラスト方向の径を小にしたテーパー形状にし
た。
すると、第2図の矢印A方向にははす歯角によ
るスラストが生ずるが、プーリー2,3をテーパ
ー形状にしたことによるスラストが矢印Aとは逆
の矢印B方向に生ずる。すなわちこの状態で、は
す歯歯付ベルト1を巻き掛けると、プーリー径の
大きい方が小さい方よりも張力が大になり、プー
リーを回転させると、進入して来るはす歯歯付ベ
ルト1は張力の大きい方に引つ張られる。
るスラストが生ずるが、プーリー2,3をテーパ
ー形状にしたことによるスラストが矢印Aとは逆
の矢印B方向に生ずる。すなわちこの状態で、は
す歯歯付ベルト1を巻き掛けると、プーリー径の
大きい方が小さい方よりも張力が大になり、プー
リーを回転させると、進入して来るはす歯歯付ベ
ルト1は張力の大きい方に引つ張られる。
すなわち、はす歯歯付ベルト1は、駆動・従動
プーリー2,3それぞれにおいて発生するはす歯
角とテーパーによる負荷張力の偏り力により、プ
ーリー2,3の縁方向へのスラスト力を釣り合わ
せられることになる。
プーリー2,3それぞれにおいて発生するはす歯
角とテーパーによる負荷張力の偏り力により、プ
ーリー2,3の縁方向へのスラスト力を釣り合わ
せられることになる。
尚はす歯角は、プーリー2,3の歯角と同じ角
度を有しており、たとえば1〜10゜の範囲で実施
できるが、3〜5゜程度として設定することが望ま
しい。また、プーリー2,3のテーパーは、1/10
0〜1/50程度であることが望ましい。
度を有しており、たとえば1〜10゜の範囲で実施
できるが、3〜5゜程度として設定することが望ま
しい。また、プーリー2,3のテーパーは、1/10
0〜1/50程度であることが望ましい。
この発明は上述のような構成を有するものであ
り、従つて、騒音防止などのためにベルトにはす
歯角を形成しながらも、プーリー2,3のテーパ
ー形状に作用されてベルトのスラスト現象を、テ
ーパー2,3の駆動側、従動側同時に効果的に防
止することができるようになつた。
り、従つて、騒音防止などのためにベルトにはす
歯角を形成しながらも、プーリー2,3のテーパ
ー形状に作用されてベルトのスラスト現象を、テ
ーパー2,3の駆動側、従動側同時に効果的に防
止することができるようになつた。
第1図はこの発明に係るはす歯歯付ベルト伝動
装置の一例の外観斜視図。第2図はその平面説明
図。第3図はプーリーをテーパー形状にしていな
い状態を示す平面説明図。 1……はす歯歯付ベルト、2……プーリー、3
……プーリー。
装置の一例の外観斜視図。第2図はその平面説明
図。第3図はプーリーをテーパー形状にしていな
い状態を示す平面説明図。 1……はす歯歯付ベルト、2……プーリー、3
……プーリー。
Claims (1)
- 1 はす歯歯付ベルトを巻き掛けるようにした伝
動装置の複数個のプーリーの外周部直径をテーパ
ー状に形成し、さらに前記テーパーが、はす歯に
よるスラスト現象を相殺する方向であり、且つそ
れらのプーリーのテーパーの向きがお互いに逆で
あることを特徴とする、はす歯歯付ベルト伝動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078787A JPS6426048A (en) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | Belt transmission device with helical teeth |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078787A JPS6426048A (en) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | Belt transmission device with helical teeth |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6426048A JPS6426048A (en) | 1989-01-27 |
| JPH033090B2 true JPH033090B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=16089316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18078787A Granted JPS6426048A (en) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | Belt transmission device with helical teeth |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6426048A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238288A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Toyota Motor Corp | ベルト伝動装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03191343A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀感光材料の現像処理方法 |
| JP3859640B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2006-12-20 | バンドー化学株式会社 | ハス歯ベルトの製造方法及びハス歯ベルト |
| JP4589147B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2010-12-01 | 株式会社ショーワ | 電動舵取装置 |
| JP2018119583A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 株式会社ジェイテクト | ベルト伝動装置及びステアリング装置 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP18078787A patent/JPS6426048A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238288A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Toyota Motor Corp | ベルト伝動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6426048A (en) | 1989-01-27 |
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