JPH0331076B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331076B2 JPH0331076B2 JP23765886A JP23765886A JPH0331076B2 JP H0331076 B2 JPH0331076 B2 JP H0331076B2 JP 23765886 A JP23765886 A JP 23765886A JP 23765886 A JP23765886 A JP 23765886A JP H0331076 B2 JPH0331076 B2 JP H0331076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- net
- linear
- longitudinal direction
- aggregate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明はナイフ、庖丁、鋏等の刃物に係り、詳
しくは刀身部分の構造に関するものである。
しくは刀身部分の構造に関するものである。
(従来の技術)
アモルフアス合金、高分子系繊維、カーボン繊
維及びピアノ線は強度、硬さ及び靭性のいずれに
ついても優れた特性を備えている。そこで、近
年、前記各種材料を刃物の材料に適用しようとす
る試みがなされている。
維及びピアノ線は強度、硬さ及び靭性のいずれに
ついても優れた特性を備えている。そこで、近
年、前記各種材料を刃物の材料に適用しようとす
る試みがなされている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記各種材料の現在の製造技術で
は、線状体や箔のように薄い板状体は容易に製造
できるものの、厚い板状体の製造は困難であつ
て、製造コストも急増するという制約がある。
は、線状体や箔のように薄い板状体は容易に製造
できるものの、厚い板状体の製造は困難であつ
て、製造コストも急増するという制約がある。
従つて、前記各種材料を刃物の材料に適用する
には、板厚が薄すぎるとか、コストが高くなりす
ぎるという問題を抱えている。
には、板厚が薄すぎるとか、コストが高くなりす
ぎるという問題を抱えている。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明は前記問題点を解決するため
に、刀身の長手方向と交差する方向へ延びる複数
の線状体を、該刀身の長手方向にほぼ緊密に並べ
て集合体を形成し、該集合体の両側面に補強体を
設けるとともに、該集合体の縁部に刃を形成する
という技術的手段をとつた。
に、刀身の長手方向と交差する方向へ延びる複数
の線状体を、該刀身の長手方向にほぼ緊密に並べ
て集合体を形成し、該集合体の両側面に補強体を
設けるとともに、該集合体の縁部に刃を形成する
という技術的手段をとつた。
(作用)
刀身の長手方向と交差する方向へ延びる複数の
線状体を、該刀身の長手方向にほぼ緊密に並べれ
ば、刃物として適用できる程度の厚さの集合体を
容易かつ安価に製造することができる。
線状体を、該刀身の長手方向にほぼ緊密に並べれ
ば、刃物として適用できる程度の厚さの集合体を
容易かつ安価に製造することができる。
また、集合体の両側面に設けた補強体は、集合
体を補強して刀身の形状を保持させるように作用
する。
体を補強して刀身の形状を保持させるように作用
する。
さらに、前記集合体は目がほぼ詰つているた
め、その縁部に研削加工等を施せば、連続した刃
を形成することができる。しかも、形成した刃の
先端には、集合体の目の間隔に応じた細かい起伏
部が形成されるため、この起伏部が刃の切れ味を
向上させる。
め、その縁部に研削加工等を施せば、連続した刃
を形成することができる。しかも、形成した刃の
先端には、集合体の目の間隔に応じた細かい起伏
部が形成されるため、この起伏部が刃の切れ味を
向上させる。
(実施例)
以下、本発明を飲食用ナイフに具体化した実施
例を第1〜3図に従つて説明する。
例を第1〜3図に従つて説明する。
ステンレス鋼からなる柄1の先端部には横長の
刀身3が一体的に形成されている。この刀身3は
高強度材料としてのアモルフアス合金からなる線
状体4a,4bの集合体5とその両側面に設けら
れた補強体6とから構成されている。
刀身3が一体的に形成されている。この刀身3は
高強度材料としてのアモルフアス合金からなる線
状体4a,4bの集合体5とその両側面に設けら
れた補強体6とから構成されている。
第3図に示すように、アモルフアス合金からな
り、刀身3の長手方向と交差する方向へ延びる複
数の線状体4aが、同刀身3の長手方向に並べら
れている。同じくアモルフアス合金からなる他の
線状体4bは刀身3の長手方向へ延び、前記線状
体4aと直角方向に配置されている。そして、両
線状体4a,4bは平織状に編まれて集合体とし
ての網状体5が構成されている。この網状体5は
線状体4a,4b間の間隔が小さく、目がほぼ緊
密に詰まつている。
り、刀身3の長手方向と交差する方向へ延びる複
数の線状体4aが、同刀身3の長手方向に並べら
れている。同じくアモルフアス合金からなる他の
線状体4bは刀身3の長手方向へ延び、前記線状
体4aと直角方向に配置されている。そして、両
線状体4a,4bは平織状に編まれて集合体とし
ての網状体5が構成されている。この網状体5は
線状体4a,4b間の間隔が小さく、目がほぼ緊
密に詰まつている。
そして、この網状体5の縁部には研削加工が施
されている。すなわち、線状体4a,4bの下端
部は切削及び研磨により鋭利にされており、全体
として連続した刃2が形成されている。このと
き、前記刃2は網状体5の目の間隔に応じた細か
い起伏部Aが形成されている。
されている。すなわち、線状体4a,4bの下端
部は切削及び研磨により鋭利にされており、全体
として連続した刃2が形成されている。このと
き、前記刃2は網状体5の目の間隔に応じた細か
い起伏部Aが形成されている。
前記アモルフアス合金としては、例えば鉄とホ
ウ素、鉄とリン、鉄とホウ素とリン、鉄とシリカ
とホウ素、コバルトとホウ素、コバルトとリンと
ホウ素、コバルトとシリカとホウ素、ニツケルと
リン、ニツケルとリンとホウ素、ニツケルとシリ
カとホウ素等を用いることが適当である。また、
線状体4a,4bは上記アモルフアス合金の融液
から回転液中紡糸法により直径約0.5mmに形成さ
れており、強度及び硬さに優れ、しかも靭性も備
えたものである。
ウ素、鉄とリン、鉄とホウ素とリン、鉄とシリカ
とホウ素、コバルトとホウ素、コバルトとリンと
ホウ素、コバルトとシリカとホウ素、ニツケルと
リン、ニツケルとリンとホウ素、ニツケルとシリ
カとホウ素等を用いることが適当である。また、
線状体4a,4bは上記アモルフアス合金の融液
から回転液中紡糸法により直径約0.5mmに形成さ
れており、強度及び硬さに優れ、しかも靭性も備
えたものである。
第2図に示すように、前述した網状体5の両側
面と上面とには強度が高い合成樹脂、例えばポリ
カーボネート樹脂、ポリフエニレンオキサイド樹
脂、ポリアセタール樹脂等からなる補強体6が設
けられている。すなわち、網状体5をインサート
とし、前記各種合成樹脂を射出成形することによ
り、網状体5が補強体6に埋設されている。この
とき、補強体6は網状体5の目の間に入り込んで
おり、同網状体5を補強している。
面と上面とには強度が高い合成樹脂、例えばポリ
カーボネート樹脂、ポリフエニレンオキサイド樹
脂、ポリアセタール樹脂等からなる補強体6が設
けられている。すなわち、網状体5をインサート
とし、前記各種合成樹脂を射出成形することによ
り、網状体5が補強体6に埋設されている。この
とき、補強体6は網状体5の目の間に入り込んで
おり、同網状体5を補強している。
以上のように構成された実施例につき、次にそ
の作用及び効果を説明する。
の作用及び効果を説明する。
アモルフアス合金の線状体4a,4bは直径が
約0.5mmであり、比較的細いものであるからこれ
を従来の製造技術で容易かつ安価に得ることがで
きる。従つて、アモルフアス合金からなり、刀身
3の長手方向と交差する方向へ延びる複数の線状
体4aを同長手方向に並べ、さらにこれと直角方
向に線状体4bを配置して両線状体4a,4bを
編むことにより刃物として適用できる程度の厚さ
の網状体5を用意かつ安価に製造することができ
る。
約0.5mmであり、比較的細いものであるからこれ
を従来の製造技術で容易かつ安価に得ることがで
きる。従つて、アモルフアス合金からなり、刀身
3の長手方向と交差する方向へ延びる複数の線状
体4aを同長手方向に並べ、さらにこれと直角方
向に線状体4bを配置して両線状体4a,4bを
編むことにより刃物として適用できる程度の厚さ
の網状体5を用意かつ安価に製造することができ
る。
また、このようにして製造された網状体5はそ
の両側面に強度の高い合成樹脂がインサート射出
成形されているため補強され、刀身3の形状が保
持されている。
の両側面に強度の高い合成樹脂がインサート射出
成形されているため補強され、刀身3の形状が保
持されている。
そして、網状体5の刃2はアモルフアス合金の
特性、すなわち強度、硬さ及び靭性がよく、優れ
た切れ味を発揮する。また、前記刃2は腐蝕が起
こりにくく、前記切れ味を長期間持続することが
可能である。
特性、すなわち強度、硬さ及び靭性がよく、優れ
た切れ味を発揮する。また、前記刃2は腐蝕が起
こりにくく、前記切れ味を長期間持続することが
可能である。
前記刃2は網状体5の目の間隔に応じた細かい
起伏部Aを有しているのでこの起伏部Aでの引掛
りがよくなり、さらに切れ味のよいものとなつて
いる。
起伏部Aを有しているのでこの起伏部Aでの引掛
りがよくなり、さらに切れ味のよいものとなつて
いる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定される
ものではなく、例えば以下のように発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して具体化するこ
ともできる。
ものではなく、例えば以下のように発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して具体化するこ
ともできる。
(1) アモルフアス合金からなり、刀身3と交差す
る方向に延びる線状体4aを刀身3の長手方向
にのみ並べて集合体5を形成してもよい。こう
すると、線状体4a,4bを編む工程が不要と
なるので、より容易かつ安価に刀身3を形成す
ることができる。
る方向に延びる線状体4aを刀身3の長手方向
にのみ並べて集合体5を形成してもよい。こう
すると、線状体4a,4bを編む工程が不要と
なるので、より容易かつ安価に刀身3を形成す
ることができる。
(2) 網状体5の縁部に刃2を形成する際に、予め
同縁部を圧延しておいてもよく、これにより網
状体5の目を小さくすることができ、切削、研
磨等の研削加工が容易になる。
同縁部を圧延しておいてもよく、これにより網
状体5の目を小さくすることができ、切削、研
磨等の研削加工が容易になる。
(3) 線状体としては、前記アモルフアス合金の線
状体に限定されずカーボン繊維やピアノ線を用
いてもよい。
状体に限定されずカーボン繊維やピアノ線を用
いてもよい。
(4) 集合体5の両側面に設けられる補強体6は合
成樹脂以外ににもステンレス鋼等の一般鋼材を
用いてもよい。
成樹脂以外ににもステンレス鋼等の一般鋼材を
用いてもよい。
(5) 飲食用ナイフに限らず、果物ナイフ、折りた
たみナイフ等のナイフ、又は包丁、鋏、爪切り
等の各種刃物に具体化することができる。
たみナイフ等のナイフ、又は包丁、鋏、爪切り
等の各種刃物に具体化することができる。
発明の効果
以上詳述したように、本発明の刃物は、刃が強
度、硬さ、強靭性に優れて切れ味がよく、さらに
容易にかつ安価に製造することができるという優
れた効果を奏する。
度、硬さ、強靭性に優れて切れ味がよく、さらに
容易にかつ安価に製造することができるという優
れた効果を奏する。
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す正
面図、第2図は刀身の縦断面図、第3図は網状体
の正面図である。 2…刃、3…刀身、4a,4b…線状体、5…
集合体、6…補強体。
面図、第2図は刀身の縦断面図、第3図は網状体
の正面図である。 2…刃、3…刀身、4a,4b…線状体、5…
集合体、6…補強体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 刀身3の長手方向と交差する方向へ延びる複
数の線状体4aを、該刀身3の長手方向にほぼ緊
密に並べて集合体5を形成し、該集合体5の両側
面に補強材6を設けるとともに、該集合体5の縁
部に刃2を形成したことを特徴とする刃物。 2 前記集合体5は前記線状体4aと、他の線状
体4bとが平織状に編まれた網状体である特許請
求の範囲第1項記載の刃物。 3 前記補強体6は合成樹脂よりなり、集合体5
が埋設されるようにインサート射出成形されたも
のである特許請求の範囲第1項記載の刃物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23765886A JPS6392377A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 刃物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23765886A JPS6392377A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 刃物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6392377A JPS6392377A (ja) | 1988-04-22 |
| JPH0331076B2 true JPH0331076B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=17018586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23765886A Granted JPS6392377A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 刃物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6392377A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6244611B1 (ja) * | 2017-01-20 | 2017-12-13 | 山田 明 | 鋸歯形状の刃先を有する刃物、髭剃り、鋸、やすり、おろしがね、電動チェーンソーなどの金属工具とその製造方法、および非金属素材にあっては、ブラシ類、電動ブラシなどの刃先ユニットとその製造方法。 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP23765886A patent/JPS6392377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6392377A (ja) | 1988-04-22 |
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