JPH0331449Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331449Y2 JPH0331449Y2 JP1983093144U JP9314483U JPH0331449Y2 JP H0331449 Y2 JPH0331449 Y2 JP H0331449Y2 JP 1983093144 U JP1983093144 U JP 1983093144U JP 9314483 U JP9314483 U JP 9314483U JP H0331449 Y2 JPH0331449 Y2 JP H0331449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- angle
- relief
- land portion
- approach
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば炭酸飲料缶あるいはビール
缶等を加工する製缶装置の改良に係るもので、加
工時における耳切れ現象等の欠陥を防止して、品
質の安定化を図ることを目的とするものである。
缶等を加工する製缶装置の改良に係るもので、加
工時における耳切れ現象等の欠陥を防止して、品
質の安定化を図ることを目的とするものである。
従来のこの種缶製品は、絞り及びしごき加工に
よつて作られる場合が殆んどである。そして、こ
の種アイアニング加工に使用されるダイス1は、
第1図に示すように、ダイス鋼等の台金2に超硬
3を焼きばめ、この超硬3の内径部分にアプロー
チ面a、ランド部b及び逃げ部cを設け、主とし
てランド部bにて缶材料を加工するようになつて
いる。このとき、アプローチ角θ1は6〜10゜、ラ
ンド幅wは0.4〜0.8mm、逃げ角θ2は8〜12゜が一般
的である。
よつて作られる場合が殆んどである。そして、こ
の種アイアニング加工に使用されるダイス1は、
第1図に示すように、ダイス鋼等の台金2に超硬
3を焼きばめ、この超硬3の内径部分にアプロー
チ面a、ランド部b及び逃げ部cを設け、主とし
てランド部bにて缶材料を加工するようになつて
いる。このとき、アプローチ角θ1は6〜10゜、ラ
ンド幅wは0.4〜0.8mm、逃げ角θ2は8〜12゜が一般
的である。
一方、アイアニング加工を行う装置であるボデ
イーメーカには、ダイスの保持機構として、固定
タイプとフローテイングタイプの2種類がある。
この場合、前者すなわち固定タイプのものは、ダ
イスが装置に固定され、円周方向に加工応力の分
布があつてもダイスは移動しないようになつてい
る。ただし、パンチが細い場合には、加工応力の
分布を均一にするようにパンチが曲がる。また、
後者すなわちフローテイングタイプのものでは、
ダイスがばね等の弾性手段を介して装置に保持さ
れているため、円周方向に加工応力の分布がある
場には、この応力分布を均一にするようにダイス
が動くようになつている。
イーメーカには、ダイスの保持機構として、固定
タイプとフローテイングタイプの2種類がある。
この場合、前者すなわち固定タイプのものは、ダ
イスが装置に固定され、円周方向に加工応力の分
布があつてもダイスは移動しないようになつてい
る。ただし、パンチが細い場合には、加工応力の
分布を均一にするようにパンチが曲がる。また、
後者すなわちフローテイングタイプのものでは、
ダイスがばね等の弾性手段を介して装置に保持さ
れているため、円周方向に加工応力の分布がある
場には、この応力分布を均一にするようにダイス
が動くようになつている。
上記2種類の製缶装置のうち、最近では、フロ
ーテイングタイプのものが多く使用されている
が、この種フローテイングタイプの場合、缶製品
の高さが不均一すなわち斜め缶になつていると、
耳切れ現象が発生し易くなる。これは、第2図に
示すように、斜め缶4の低い部分lがダイス1の
ランド部bを通り抜ける瞬間にダイス1が反対側
(第2図の矢印の方向)に動き、低い部分lのエ
ツジは非常に薄くなり、小さな耳切れになる場合
が多いためである。なおこの場合、斜め缶4の高
い部分hは、ダイス1が動くために加工されずに
厚いまま残り、次のダイス1の加工に無理がかか
り、大きな耳切れになる虞れがある。
ーテイングタイプのものが多く使用されている
が、この種フローテイングタイプの場合、缶製品
の高さが不均一すなわち斜め缶になつていると、
耳切れ現象が発生し易くなる。これは、第2図に
示すように、斜め缶4の低い部分lがダイス1の
ランド部bを通り抜ける瞬間にダイス1が反対側
(第2図の矢印の方向)に動き、低い部分lのエ
ツジは非常に薄くなり、小さな耳切れになる場合
が多いためである。なおこの場合、斜め缶4の高
い部分hは、ダイス1が動くために加工されずに
厚いまま残り、次のダイス1の加工に無理がかか
り、大きな耳切れになる虞れがある。
上記のような耳切れが発生すると、切れたチツ
プが加工時に、パンチ5と斜め缶すなわち被加工
物4との間、ダイス1と被加工物4との間あるい
はボトム成形装置と被加工物4との間に飛び込む
ことになり、胴切れ、胴部クラツク、ボトム割れ
等の欠陥の原因となり、これらの欠陥の発生は、
歩留低下のみならず、品質の安定性の面からも大
きな問題となる。
プが加工時に、パンチ5と斜め缶すなわち被加工
物4との間、ダイス1と被加工物4との間あるい
はボトム成形装置と被加工物4との間に飛び込む
ことになり、胴切れ、胴部クラツク、ボトム割れ
等の欠陥の原因となり、これらの欠陥の発生は、
歩留低下のみならず、品質の安定性の面からも大
きな問題となる。
この考案は、上記問題を解決することを企図し
てなされたもので、その要旨とするところは、逃
げ部の傾斜角すなわち逃げ角を、ダイス保持用弾
性手段に抗して移動するダイスの許容移動範囲内
において缶材料に接触すべく狭小角度好ましくは
0゜6′〜0゜20′に形成するもので、耳切れ現象等の欠
陥を防止し、歩留の向上及び品質の安定化を図れ
るようにしたことを特徴とする製缶装置を提供し
ようとするものである。
てなされたもので、その要旨とするところは、逃
げ部の傾斜角すなわち逃げ角を、ダイス保持用弾
性手段に抗して移動するダイスの許容移動範囲内
において缶材料に接触すべく狭小角度好ましくは
0゜6′〜0゜20′に形成するもので、耳切れ現象等の欠
陥を防止し、歩留の向上及び品質の安定化を図れ
るようにしたことを特徴とする製缶装置を提供し
ようとするものである。
以下にこの考案の実施例を第3図及び第4図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第3図はこの考案の製缶装置のダイス支持機構
の一例を示すもので、リング状に形成されたダイ
ス6は、1つのエアシリンダ7と、2つのばね支
持部8,8とで3点支持され、半径方向の力に対
して1mm程度自由に動けるようになつている。な
お、第3図において9,9はばね支持部取付部で
あつて、両取付部9,9間には間隔保持用ばね1
0が介在され、また、各取付部9の上部には固定
枠11に対して微調整可能となるように、微調整
ボルト12及びナツト13が装着されている。
の一例を示すもので、リング状に形成されたダイ
ス6は、1つのエアシリンダ7と、2つのばね支
持部8,8とで3点支持され、半径方向の力に対
して1mm程度自由に動けるようになつている。な
お、第3図において9,9はばね支持部取付部で
あつて、両取付部9,9間には間隔保持用ばね1
0が介在され、また、各取付部9の上部には固定
枠11に対して微調整可能となるように、微調整
ボルト12及びナツト13が装着されている。
前記ダイス6は、第4図に示すように、従来の
ダイスと同様にダイス鋼等の台金2に超硬3を焼
きばめて成り、そして、超硬3の内径部分には、
加工基部を構成するランド部14と、このランド
部14の材料供給側に形成されるアプローチ部1
5と、ランド部14の取り出し側に形成される逃
げ部16とが設けられている。この場合、前記ア
プローチ部15及び逃げ部16は、それぞれラン
ド部14から離隔する方向に向つて拡開するアプ
ローチ角θ3及び逃げ角θ4等の傾斜角を有してお
り、前者のアプローチ角θ3は通常のこの種ダイス
と同じく6〜10゜となつているが、後者の逃げ角
θ4は0゜6′〜0゜20′と非常に小さく形成されている。
これは斜め缶(缶材料)の低い部分がダイス6の
ランド部14を通り抜けた後も、逃げ角θ4のテー
パ面が缶材料に接触するようにしたためで、ダイ
ス6の許容移動範囲内において缶材料に接触する
ような狭小角度に設定される。したがつて、缶材
料のエツジが薄くなるのを防止でき、その部分の
耳切れ現象が発生しなくなると同時に、缶材料の
高い部分も加工されることになり、次のダイスで
の加工に無理がかからなくなり、大きな耳切れも
無くなることになる。
ダイスと同様にダイス鋼等の台金2に超硬3を焼
きばめて成り、そして、超硬3の内径部分には、
加工基部を構成するランド部14と、このランド
部14の材料供給側に形成されるアプローチ部1
5と、ランド部14の取り出し側に形成される逃
げ部16とが設けられている。この場合、前記ア
プローチ部15及び逃げ部16は、それぞれラン
ド部14から離隔する方向に向つて拡開するアプ
ローチ角θ3及び逃げ角θ4等の傾斜角を有してお
り、前者のアプローチ角θ3は通常のこの種ダイス
と同じく6〜10゜となつているが、後者の逃げ角
θ4は0゜6′〜0゜20′と非常に小さく形成されている。
これは斜め缶(缶材料)の低い部分がダイス6の
ランド部14を通り抜けた後も、逃げ角θ4のテー
パ面が缶材料に接触するようにしたためで、ダイ
ス6の許容移動範囲内において缶材料に接触する
ような狭小角度に設定される。したがつて、缶材
料のエツジが薄くなるのを防止でき、その部分の
耳切れ現象が発生しなくなると同時に、缶材料の
高い部分も加工されることになり、次のダイスで
の加工に無理がかからなくなり、大きな耳切れも
無くなることになる。
なおこの場合、逃げ部16の幅w2をアプロー
チ部15の幅w1より大きくすることにより、ダ
イス6の動きを防止し、缶材料の高い部分を確実
に加工することができる。
チ部15の幅w1より大きくすることにより、ダ
イス6の動きを防止し、缶材料の高い部分を確実
に加工することができる。
以上に説明したように、この考案の製缶装置に
よれば、ダイスに形成される逃げ部の傾斜角すな
わち逃げ角を、ダイス保持用弾性手段に抗して移
動するダイスの許容移動範囲内において缶材料に
接触すべく狭小角度に形成して成るので、缶材料
の低い部分がダイスのランド部を通り抜けた後も
逃げ角のテーパ面が缶材料に接触して、缶材料の
耳切れ現象を防止することができるとともに、缶
材料の高い部分をも確実に加工工することがで
き、耳切れ現象を始め胴切れ、胴部クラツク及び
ボトム割れ等の欠陥を防止して、歩留の向上及び
品質の安定化を図ることができるなどの優れた効
果が得られるので、その利用価値は顕著である。
よれば、ダイスに形成される逃げ部の傾斜角すな
わち逃げ角を、ダイス保持用弾性手段に抗して移
動するダイスの許容移動範囲内において缶材料に
接触すべく狭小角度に形成して成るので、缶材料
の低い部分がダイスのランド部を通り抜けた後も
逃げ角のテーパ面が缶材料に接触して、缶材料の
耳切れ現象を防止することができるとともに、缶
材料の高い部分をも確実に加工工することがで
き、耳切れ現象を始め胴切れ、胴部クラツク及び
ボトム割れ等の欠陥を防止して、歩留の向上及び
品質の安定化を図ることができるなどの優れた効
果が得られるので、その利用価値は顕著である。
第1図は従来の製缶装置におけるダイスの要部
断面図、第2図は従来の製缶加工を示す断面図、
第3図はこの考案の製缶装置におけるダイス支持
機構の概略図、第4図はこの考案におけるダイス
の要部断面図である。 図において、2……台金、3……超硬、4……
缶材料、5……パンチ、6……ダイス、14……
ランド部、15……アプローチ部、16……逃げ
部、θ4……傾斜角(逃げ角)、w1……アプローチ
部15の幅、w2……逃げ部16の幅である。
断面図、第2図は従来の製缶加工を示す断面図、
第3図はこの考案の製缶装置におけるダイス支持
機構の概略図、第4図はこの考案におけるダイス
の要部断面図である。 図において、2……台金、3……超硬、4……
缶材料、5……パンチ、6……ダイス、14……
ランド部、15……アプローチ部、16……逃げ
部、θ4……傾斜角(逃げ角)、w1……アプローチ
部15の幅、w2……逃げ部16の幅である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 缶材料の中心部にパンチを挿入しつつ弾性手
段を介して保持されるダイス内を通過させて、
前記缶材料に絞り及びしごき加工を施して缶製
品を加工するものにおいて、前記ダイスに、加
工基部を構成するランド部と、このランド部の
材料供給側及び取り出し側にそれぞれランド部
から離隔する方向に向つて拡開する傾斜角を有
するアプローチ部と逃げ部とを形成し、この
際、前記逃げ部の傾斜角すなわち逃角を、前記
弾性手段に抗して移動する前記ダイスの許容移
動範囲内においては前記缶材料に接触すべく狭
少角度好ましくは0゜6′〜0゜20′に形成して成る製
缶装置。 2 前記逃げ部の幅をアプローチ部の幅に比して
長く形成して成る実用新案登録請求の範囲第1
項記載の製缶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9314483U JPS601515U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 製缶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9314483U JPS601515U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 製缶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS601515U JPS601515U (ja) | 1985-01-08 |
| JPH0331449Y2 true JPH0331449Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30223794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9314483U Granted JPS601515U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 製缶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601515U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5226106B2 (ja) * | 2001-12-19 | 2013-07-03 | ユニバーサル製缶株式会社 | アイオニングダイ及びパイロットリング |
| JP2007216302A (ja) * | 2001-12-19 | 2007-08-30 | Universal Seikan Kk | アイオニングダイ及びパイロットリング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3930396A (en) * | 1974-09-30 | 1976-01-06 | Reynolds Metals Company | Die system for can body press |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP9314483U patent/JPS601515U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS601515U (ja) | 1985-01-08 |
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