JPH0331466A - 溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法 - Google Patents
溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法Info
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- JPH0331466A JPH0331466A JP1164500A JP16450089A JPH0331466A JP H0331466 A JPH0331466 A JP H0331466A JP 1164500 A JP1164500 A JP 1164500A JP 16450089 A JP16450089 A JP 16450089A JP H0331466 A JPH0331466 A JP H0331466A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は屋外大気中、特に構造部材の日陰部のような湿
潤環境で、さらには淡水中や海水中などの腐食環境でも
優れた耐食性を示す金属被覆鋼の製造方法に関するもの
である。
潤環境で、さらには淡水中や海水中などの腐食環境でも
優れた耐食性を示す金属被覆鋼の製造方法に関するもの
である。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]腐食され
易い鋼に耐食性を付与するために、Zn、^l、 Sn
、 Cr、 Ni、 Pbなどの金属あるいはこれらの
合金を付着するメツキ法が一般に多用されている。メツ
キ法は薄い膜で均一に付着するため外観性が良く、しか
も耐食性を付与するため、食缶類、家電器具類などに多
く使用されているが、高温・湿潤環境のような腐食環境
ではメツキ膨れを起こし、メツキが剥離する問題があっ
た。このようなことから、耐食性や耐摩耗性などが強く
要求される一般機械、建設、造船、車輌、化学装置など
に使用される鋼業材には特公昭60−31899号公報
のようにNi基、さらにはチタニャやアルミナを被覆す
る溶射方法の他、Ni、 Cr、 Ni合金などの金属
溶射方法、さらには特公昭61.−25779号公報の
ように「金属材料の表面にB、C,St、PとCr、
Mo、 W、 Tiなどを任意に混合するFe、 Ni
、 Coの一種または二種以上からなる金属基を付着さ
せ、加熱源を走査して急速溶解後、急速冷却する表面被
覆法、などが広く活用され、中でも金属溶射法が金属の
有用性から広く活用されている。しかしながら溶射方法
は、溶射金属が鋼表面に多くか・つ厚く付着されるため
メツキ法に比べて高価であり、かつ溶射金属層が多孔質
のため耐食性が劣る場合がある。しかも、溶射そのもの
の歩留効率も悪いために大型鉄鋼構造物あるいはその一
部の補修に限られて使用されている。また、通常のアー
ク溶射およびガス溶射で得られた溶射金属には該金属酸
化物を相当量含有しており、加熱・圧延工程を経て製造
された金属被覆鋼の被覆要覧そのまま剋留すると、溶接
の際に雰囲気中の微量水素と反応して水蒸気を生じ、ブ
ローホールや接合不良の原因となる。4 本発明は、上記のような問題にかんがみ、加熱前の溶射
金属層の該金属酸化物をまったくもしくは極めて微量し
か含有しない清浄な層にするとともに、あわせて加熱の
際の溶射金属層の酸化を抑制することにより、鋼の表面
に清浄な金属被覆層を形成させて、溶接性良好な鋼板、
形鋼、鋼管など各種形状の高耐食性金属被覆鋼の製造法
を提供することを目的としたものである。
易い鋼に耐食性を付与するために、Zn、^l、 Sn
、 Cr、 Ni、 Pbなどの金属あるいはこれらの
合金を付着するメツキ法が一般に多用されている。メツ
キ法は薄い膜で均一に付着するため外観性が良く、しか
も耐食性を付与するため、食缶類、家電器具類などに多
く使用されているが、高温・湿潤環境のような腐食環境
ではメツキ膨れを起こし、メツキが剥離する問題があっ
た。このようなことから、耐食性や耐摩耗性などが強く
要求される一般機械、建設、造船、車輌、化学装置など
に使用される鋼業材には特公昭60−31899号公報
のようにNi基、さらにはチタニャやアルミナを被覆す
る溶射方法の他、Ni、 Cr、 Ni合金などの金属
溶射方法、さらには特公昭61.−25779号公報の
ように「金属材料の表面にB、C,St、PとCr、
Mo、 W、 Tiなどを任意に混合するFe、 Ni
、 Coの一種または二種以上からなる金属基を付着さ
せ、加熱源を走査して急速溶解後、急速冷却する表面被
覆法、などが広く活用され、中でも金属溶射法が金属の
有用性から広く活用されている。しかしながら溶射方法
は、溶射金属が鋼表面に多くか・つ厚く付着されるため
メツキ法に比べて高価であり、かつ溶射金属層が多孔質
のため耐食性が劣る場合がある。しかも、溶射そのもの
の歩留効率も悪いために大型鉄鋼構造物あるいはその一
部の補修に限られて使用されている。また、通常のアー
ク溶射およびガス溶射で得られた溶射金属には該金属酸
化物を相当量含有しており、加熱・圧延工程を経て製造
された金属被覆鋼の被覆要覧そのまま剋留すると、溶接
の際に雰囲気中の微量水素と反応して水蒸気を生じ、ブ
ローホールや接合不良の原因となる。4 本発明は、上記のような問題にかんがみ、加熱前の溶射
金属層の該金属酸化物をまったくもしくは極めて微量し
か含有しない清浄な層にするとともに、あわせて加熱の
際の溶射金属層の酸化を抑制することにより、鋼の表面
に清浄な金属被覆層を形成させて、溶接性良好な鋼板、
形鋼、鋼管など各種形状の高耐食性金属被覆鋼の製造法
を提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段]
本発明の要旨は、溶融金属のアトマイズに^r、、N、
などの不活性ガスを用いると同時に、不活性ガスで溶融
金属の周囲をシールドするアーク溶射、もしくはガス炎
を還元性に保つと同時に溶融金属のアトマイズおよびシ
ールドガスに不活性ガスを用いるガス溶射のいずれかに
より、鋼表面に該鋼よりも電気゛化学的に卑なる金属の
溶射層を0.2mm〜81IIIの厚みで施した溶射層
M114、あるいはまた鋼の表面に厚さ02mm〜4m
mの下地溶射金属層、さらにその上に該下地溶射金属よ
りも電気化字的に卑なる金属の溶射層を0.1mm〜7
.8mmの厚さでかつ両溶射金属層の合計厚みが8mm
以下の積層溶射被覆鋼を、薄板被せや酸化防止塗料など
の酸化防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の
温度に加熱し熱間加工をして、鋼表面に厚さ20μm以
上の金属被覆層を有する溶接性良好な高耐食性金属被覆
鋼の製造方法である。
などの不活性ガスを用いると同時に、不活性ガスで溶融
金属の周囲をシールドするアーク溶射、もしくはガス炎
を還元性に保つと同時に溶融金属のアトマイズおよびシ
ールドガスに不活性ガスを用いるガス溶射のいずれかに
より、鋼表面に該鋼よりも電気゛化学的に卑なる金属の
溶射層を0.2mm〜81IIIの厚みで施した溶射層
M114、あるいはまた鋼の表面に厚さ02mm〜4m
mの下地溶射金属層、さらにその上に該下地溶射金属よ
りも電気化字的に卑なる金属の溶射層を0.1mm〜7
.8mmの厚さでかつ両溶射金属層の合計厚みが8mm
以下の積層溶射被覆鋼を、薄板被せや酸化防止塗料など
の酸化防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の
温度に加熱し熱間加工をして、鋼表面に厚さ20μm以
上の金属被覆層を有する溶接性良好な高耐食性金属被覆
鋼の製造方法である。
[作 用]
以下、本発明について詳細に説明する。
転炉、電気炉などの溶解炉あるいはさらに真空脱ガス処
理などを経て溶製された溶鋼を連続鋳造法あるいは造塊
−分塊法で製造されたスラブ、ビレット、あるいはさら
に圧延、鍛造、押出しなどの熱間加工を受けた中間(粗
)形状の鋼を機械的または化学的に清浄(プラスト)処
理した後、鋼の表面に該鋼よりも電気化字的に卑なる金
属、例えば旧、 Cu、青銅などの溶射層を、溶融金属
のアトマイズに不活性ガスを用いると同時に同じ不活性
ガスで溶融金属の周囲をシールするアーク溶射、又はガ
ス炎を還元性に保持しつつかつ溶射金属のアトマイズお
よびシールドに不活性ガスを用いるガス溶射の何れかに
よって施す。上記の溶射法によって得られる溶射金属層
は従来のアーク溶射またはガス溶射、溶射金属に比較し
て該金属の酸化物を全くもしくは極めて微量しか含有せ
ず、また鋼と溶射金属界面の密着力も高い、アーク溶射
ではアトマイズあるいはシールドガスのいずれか一方の
みを不活性ガスにしただけでは溶融金属の酸化防止が不
充分となり、またガス溶射でもガス炎が酸性〜中性でア
トマイズガスが空気にして不活性ガスシールドを施して
も酸化防止がやはり不充分となる。
理などを経て溶製された溶鋼を連続鋳造法あるいは造塊
−分塊法で製造されたスラブ、ビレット、あるいはさら
に圧延、鍛造、押出しなどの熱間加工を受けた中間(粗
)形状の鋼を機械的または化学的に清浄(プラスト)処
理した後、鋼の表面に該鋼よりも電気化字的に卑なる金
属、例えば旧、 Cu、青銅などの溶射層を、溶融金属
のアトマイズに不活性ガスを用いると同時に同じ不活性
ガスで溶融金属の周囲をシールするアーク溶射、又はガ
ス炎を還元性に保持しつつかつ溶射金属のアトマイズお
よびシールドに不活性ガスを用いるガス溶射の何れかに
よって施す。上記の溶射法によって得られる溶射金属層
は従来のアーク溶射またはガス溶射、溶射金属に比較し
て該金属の酸化物を全くもしくは極めて微量しか含有せ
ず、また鋼と溶射金属界面の密着力も高い、アーク溶射
ではアトマイズあるいはシールドガスのいずれか一方の
みを不活性ガスにしただけでは溶融金属の酸化防止が不
充分となり、またガス溶射でもガス炎が酸性〜中性でア
トマイズガスが空気にして不活性ガスシールドを施して
も酸化防止がやはり不充分となる。
かかる清浄な溶射被覆をほどこした溶射金属被覆鋼をさ
らに薄板被せ、酸化防止塗料塗布などの高温酸化防止策
を講じて、加熱し熱間加工を施すことによって、清浄な
金属被覆層を有する溶接性良好な高耐食性金属被覆鋼が
得られる。ここで加熱中の酸化防止対策が不充分である
と、事前の溶射金属層がいくら清浄でも、最終製品の金
属被覆層が酸化物を含んだものとなり溶接性が損われる
。
らに薄板被せ、酸化防止塗料塗布などの高温酸化防止策
を講じて、加熱し熱間加工を施すことによって、清浄な
金属被覆層を有する溶接性良好な高耐食性金属被覆鋼が
得られる。ここで加熱中の酸化防止対策が不充分である
と、事前の溶射金属層がいくら清浄でも、最終製品の金
属被覆層が酸化物を含んだものとなり溶接性が損われる
。
こうして製造され鋼よりも電気化字的に卑なる金属被覆
層は、自らの溶解によって鋼の腐食を阻止することによ
り金属被覆鋼に高耐食性を付与するが、溶射層の厚みが
0.2mm未満の薄い層では熱間加工後の金属被覆層の
厚さが20Pm以下となる場合が生じてピンホールが発
生し易くなって高耐食性が損なわれる。また従来のアー
ク溶射またはガス溶射に比較して鋼と溶射層界面の密着
力が向上したとはいえ、8−を越える厚い溶射層はハン
ドリングの際に鋼素地との物理的結合が壊れて、層間あ
るいは部分剥離する問題が生じる。したがって、本発明
では鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射層厚みは耐
食性と密着性から0.2m+a〜8+amに限定した。
層は、自らの溶解によって鋼の腐食を阻止することによ
り金属被覆鋼に高耐食性を付与するが、溶射層の厚みが
0.2mm未満の薄い層では熱間加工後の金属被覆層の
厚さが20Pm以下となる場合が生じてピンホールが発
生し易くなって高耐食性が損なわれる。また従来のアー
ク溶射またはガス溶射に比較して鋼と溶射層界面の密着
力が向上したとはいえ、8−を越える厚い溶射層はハン
ドリングの際に鋼素地との物理的結合が壊れて、層間あ
るいは部分剥離する問題が生じる。したがって、本発明
では鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射層厚みは耐
食性と密着性から0.2m+a〜8+amに限定した。
さらに本発明は、上記の金属溶射被覆層の下地層すなわ
ちスラブ、ビレットあるいは中間形状の鋼の表面にNi
、キュプロニッケル、モネルなどの下地溶射金属層を上
記の特定した溶射法によりて施す、この清浄な下地溶射
金属層は同種の方法によって溶射した上層の溶射金属層
と鋼との短絡を防止するとともに、上層溶射金属に対し
てカソードとなり鋼の腐蝕を抑制する作用が得られるも
のである。すなわち、その効果は0.2mm未満の薄い
下地溶射金属層では熱間加工後の下地金属被覆の厚みが
20P−以下となるケースが生じて、鋼と上層金属被覆
との絶縁が不充分となる個所で耐食性が損なわれ、また
4■を越える過剰な溶射層厚みでは下地と上層の合計厚
さの関係から長寿命を保証するに必要な上層溶射金属厚
みが確保できなくなる。したがって本発明における下地
溶射金属層は、その耐食性向上効果を得るために0.2
■Il〜41−の厚みとし、さらにその上にCu、青銅
など該下地溶射金属よりも電気化字的に卑なる金属の溶
射層を01+u*〜7.8■の厚さで施す、このように
電位の異なる溶射金属を積層することによって、熱間加
工後の積層金属被覆層は、下地金属被覆層がカソード、
上層金属被覆層がアノードとなることにより下地金属被
覆層の腐蝕が抑制されて鋼の腐蝕は防止される。しかし
、このような防蝕効果は上層金属溶射層の厚みが0.1
s+e未満の薄い層では熱間加工後の積層金属被覆の上
層被覆が腐蝕により早期に消耗してアノードとしての犠
牲効果が長期にわたって持続しないために不充分となる
。また積層溶射金属層の合計厚みはハンドリングの際の
落下、衝撃等による剥離対策上から8a+a+以下とし
た。
ちスラブ、ビレットあるいは中間形状の鋼の表面にNi
、キュプロニッケル、モネルなどの下地溶射金属層を上
記の特定した溶射法によりて施す、この清浄な下地溶射
金属層は同種の方法によって溶射した上層の溶射金属層
と鋼との短絡を防止するとともに、上層溶射金属に対し
てカソードとなり鋼の腐蝕を抑制する作用が得られるも
のである。すなわち、その効果は0.2mm未満の薄い
下地溶射金属層では熱間加工後の下地金属被覆の厚みが
20P−以下となるケースが生じて、鋼と上層金属被覆
との絶縁が不充分となる個所で耐食性が損なわれ、また
4■を越える過剰な溶射層厚みでは下地と上層の合計厚
さの関係から長寿命を保証するに必要な上層溶射金属厚
みが確保できなくなる。したがって本発明における下地
溶射金属層は、その耐食性向上効果を得るために0.2
■Il〜41−の厚みとし、さらにその上にCu、青銅
など該下地溶射金属よりも電気化字的に卑なる金属の溶
射層を01+u*〜7.8■の厚さで施す、このように
電位の異なる溶射金属を積層することによって、熱間加
工後の積層金属被覆層は、下地金属被覆層がカソード、
上層金属被覆層がアノードとなることにより下地金属被
覆層の腐蝕が抑制されて鋼の腐蝕は防止される。しかし
、このような防蝕効果は上層金属溶射層の厚みが0.1
s+e未満の薄い層では熱間加工後の積層金属被覆の上
層被覆が腐蝕により早期に消耗してアノードとしての犠
牲効果が長期にわたって持続しないために不充分となる
。また積層溶射金属層の合計厚みはハンドリングの際の
落下、衝撃等による剥離対策上から8a+a+以下とし
た。
しかして、上記のように溶射された溶射被覆鋼を薄板被
せや酸化防止塗料塗布などによる酸化防止策を施して8
50℃〜溶射金属の融点以下の温度に加熱して圧延・鍛
造・押し出しなどの熱間加工を施して各種形状に成形す
る。この時、酸化防止策が不充分であると清浄な金属溶
射被覆層が酸化して、製品の金属被覆層に酸化物が介在
するために溶接性が低下する。また加熱温度が850℃
以下では鋼の熱間加工が困難になること、また溶射金属
の融点をこえる過剰温度では、溶射金属被覆が半溶融状
態となって熱間加工による均質かつ均一な金属被覆層の
形成が不可能になることを考慮して規定した。
せや酸化防止塗料塗布などによる酸化防止策を施して8
50℃〜溶射金属の融点以下の温度に加熱して圧延・鍛
造・押し出しなどの熱間加工を施して各種形状に成形す
る。この時、酸化防止策が不充分であると清浄な金属溶
射被覆層が酸化して、製品の金属被覆層に酸化物が介在
するために溶接性が低下する。また加熱温度が850℃
以下では鋼の熱間加工が困難になること、また溶射金属
の融点をこえる過剰温度では、溶射金属被覆が半溶融状
態となって熱間加工による均質かつ均一な金属被覆層の
形成が不可能になることを考慮して規定した。
上記のような本発明法で製造された金属被覆鋼は、単層
被覆、積層被覆のいずれの場合も、その被覆層の酸化物
が零もしくは極めて微量のために溶接性が良好となり、
かつ単層被覆の場合には鋼(カソード)と被覆(アノー
ド)の間の防蝕作用効果、積層被覆の場合には下地被覆
(カソード)と上層被覆(アノード)の間の防蝕作用効
果の発揮により、耐食性も優れたものが得られる。
被覆、積層被覆のいずれの場合も、その被覆層の酸化物
が零もしくは極めて微量のために溶接性が良好となり、
かつ単層被覆の場合には鋼(カソード)と被覆(アノー
ド)の間の防蝕作用効果、積層被覆の場合には下地被覆
(カソード)と上層被覆(アノード)の間の防蝕作用効
果の発揮により、耐食性も優れたものが得られる。
[実施例及び発明の効果]
次に本発明の実施例についてのべる。
表1−1の記号ANEはアーク溶射で製造した単層金属
被覆の場合の比較鋼である。すなわち記号Aはアーク溶
射のアトマイズガスに^1r(圧縮空気)を用い、溶融
金属の周囲をシールドしないで溶射被、覆層を形成した
のち酸化防止策を施して加熱・圧延したものである。こ
の場合、母材鋼が被覆のCuよりも低電位の5O541
0のため母材の切り欠き付塩水噴露試験では母材鋼がア
ノードとなって腐蝕するが、切り欠きのない溶接継ぎ手
でも赤錆びが多発する。これは被覆層中の酸化物に起因
するブローホールや接合不良などの溶接欠陥が多いため
である。記号BはアトマイズにN2を用いるがシールド
はしないで、酸化防止対策を施して加熱・圧延した場合
、記号Cはアトマイズには空気を用いシールドのみAr
を用いた場合である。この両者とも記号Aよりは溶接継
ぎ平部の発錆は改善されるが十分ではない、また記号り
はアトマイズに^「を用いて同じ<Arでシールドを行
ない、酸化防止対策を施さないで加熱・圧延した場合で
あるが、このときも溶接継ぎ平部の耐食性は不充分であ
る。記号EはアトマイズおよびシールドにArを用いて
かつ酸化防止対策を施して加熱・圧延したものであるが
、この場合に初めて溶接継ぎ平部の耐食性が十分となる
。しかし記号A〜Eは母材鋼が被覆金属のCuよりも低
電位のために切り欠き付塩水噴霧試験ではいずれも母材
鋼の腐蝕が生じる欠点を有する。
被覆の場合の比較鋼である。すなわち記号Aはアーク溶
射のアトマイズガスに^1r(圧縮空気)を用い、溶融
金属の周囲をシールドしないで溶射被、覆層を形成した
のち酸化防止策を施して加熱・圧延したものである。こ
の場合、母材鋼が被覆のCuよりも低電位の5O541
0のため母材の切り欠き付塩水噴露試験では母材鋼がア
ノードとなって腐蝕するが、切り欠きのない溶接継ぎ手
でも赤錆びが多発する。これは被覆層中の酸化物に起因
するブローホールや接合不良などの溶接欠陥が多いため
である。記号BはアトマイズにN2を用いるがシールド
はしないで、酸化防止対策を施して加熱・圧延した場合
、記号Cはアトマイズには空気を用いシールドのみAr
を用いた場合である。この両者とも記号Aよりは溶接継
ぎ平部の発錆は改善されるが十分ではない、また記号り
はアトマイズに^「を用いて同じ<Arでシールドを行
ない、酸化防止対策を施さないで加熱・圧延した場合で
あるが、このときも溶接継ぎ平部の耐食性は不充分であ
る。記号EはアトマイズおよびシールドにArを用いて
かつ酸化防止対策を施して加熱・圧延したものであるが
、この場合に初めて溶接継ぎ平部の耐食性が十分となる
。しかし記号A〜Eは母材鋼が被覆金属のCuよりも低
電位のために切り欠き付塩水噴霧試験ではいずれも母材
鋼の腐蝕が生じる欠点を有する。
これに対して記号F〜!は本発明法すなわちアーク溶射
のアトマイズガスおよびシールドガスに^「もしくはN
2を用いかつ酸化防止対策を施して加熱・圧延して製造
した単層金属被覆鋼であるが、そのいずれも金属被覆層
に酸化物をまったくもしくは極めて微量しか含有しない
ために溶接欠陥を生ぜず、継ぎ平部の耐食性は優れてい
る。また母材鋼に被覆金属よりも電位の高い5IJS3
04や505316を用いているために切り欠き付の塩
水噴露試験でも母材の腐蝕は生じない。
のアトマイズガスおよびシールドガスに^「もしくはN
2を用いかつ酸化防止対策を施して加熱・圧延して製造
した単層金属被覆鋼であるが、そのいずれも金属被覆層
に酸化物をまったくもしくは極めて微量しか含有しない
ために溶接欠陥を生ぜず、継ぎ平部の耐食性は優れてい
る。また母材鋼に被覆金属よりも電位の高い5IJS3
04や505316を用いているために切り欠き付の塩
水噴露試験でも母材の腐蝕は生じない。
記号Jは同じくアトマイズおよびシールドガスにA「を
用いるアーク溶射で製造した積層金属被覆の場合の比較
鋼であるが、酸化防止対策を施して加熱・圧延しても、
金属被覆層かうすいために一部に母材鋼に達っするとピ
ンホールが生じて部分的に赤錆びが発生し耐食性が不十
分である。一方、記号に〜Pは同様の方法で溶射被覆層
を厚く形成させ、製品の下地金属被覆厚みを20μm以
上にしたもので、この場合はピンホールの発生を防止し
たために母材鋼の腐蝕は生ぜず、切り欠きを入れたもの
も金属被覆の上層と下層のカソード防蝕効果により下層
が保護されて長寿命となる。また金属被覆層が清浄なた
めに継ぎ平部の耐食性も優れている。
用いるアーク溶射で製造した積層金属被覆の場合の比較
鋼であるが、酸化防止対策を施して加熱・圧延しても、
金属被覆層かうすいために一部に母材鋼に達っするとピ
ンホールが生じて部分的に赤錆びが発生し耐食性が不十
分である。一方、記号に〜Pは同様の方法で溶射被覆層
を厚く形成させ、製品の下地金属被覆厚みを20μm以
上にしたもので、この場合はピンホールの発生を防止し
たために母材鋼の腐蝕は生ぜず、切り欠きを入れたもの
も金属被覆の上層と下層のカソード防蝕効果により下層
が保護されて長寿命となる。また金属被覆層が清浄なた
めに継ぎ平部の耐食性も優れている。
次に表1−2の記号a〜eはガス溶射の場合の単層被覆
鋼の比較鋼である。すなわち記号aは通常の中性炎でア
トマイズに空気を使用ししかも溶融金属の周囲をシール
しないでCu被覆を形成し、酸化防止対策を施して加熱
・圧延したものであるが、金属被覆層に酸化物が多いた
めに溶接欠陥を生じて継ぎ平部の耐食性が劣る。
鋼の比較鋼である。すなわち記号aは通常の中性炎でア
トマイズに空気を使用ししかも溶融金属の周囲をシール
しないでCu被覆を形成し、酸化防止対策を施して加熱
・圧延したものであるが、金属被覆層に酸化物が多いた
めに溶接欠陥を生じて継ぎ平部の耐食性が劣る。
記号すはガス炎を還元性にしかつアトマイズに空気を用
いてシールドしないで溶射したもの、記号Cはガス炎は
中性でアトマイズに空気を用いシールドにも^「を用い
て溶射し、酸化防止対策を施して加熱・圧延したもので
ある。この両者とも金属被覆層の酸化物軽減により溶接
継ぎ平部の耐食性は改善されるが十分ではない。また記
号dはガス炎を還元性アトマイズに空気を用いてかつ溶
融金属の周囲を^「でシールドして溶射を行ない、酸化
防止対策を施さないで加熱・圧延した場合であるが、こ
の場合も加熱による溶射被覆層の酸化により溶接性が低
下して継ぎ手の耐食性か十分ではない、さらに記号eは
ガス炎を還元性アトマイズに^「用いて、かつ溶融金属
の周囲なA「ガスでシールドして溶射を行ない、酸化防
止対策を施して加熱・圧延した場合である。この場合に
は製品の金属被覆層中の酸化物が零もしくは極小になる
ため溶接欠陥がなくなり、継ぎ手の耐食性は十分となる
。しかしながら記号a〜eの母材鋼は被覆層のCuより
も低電位のために、切り欠き付塩水噴露試験では母材の
腐蝕を生じる欠点がある。
いてシールドしないで溶射したもの、記号Cはガス炎は
中性でアトマイズに空気を用いシールドにも^「を用い
て溶射し、酸化防止対策を施して加熱・圧延したもので
ある。この両者とも金属被覆層の酸化物軽減により溶接
継ぎ平部の耐食性は改善されるが十分ではない。また記
号dはガス炎を還元性アトマイズに空気を用いてかつ溶
融金属の周囲を^「でシールドして溶射を行ない、酸化
防止対策を施さないで加熱・圧延した場合であるが、こ
の場合も加熱による溶射被覆層の酸化により溶接性が低
下して継ぎ手の耐食性か十分ではない、さらに記号eは
ガス炎を還元性アトマイズに^「用いて、かつ溶融金属
の周囲なA「ガスでシールドして溶射を行ない、酸化防
止対策を施して加熱・圧延した場合である。この場合に
は製品の金属被覆層中の酸化物が零もしくは極小になる
ため溶接欠陥がなくなり、継ぎ手の耐食性は十分となる
。しかしながら記号a〜eの母材鋼は被覆層のCuより
も低電位のために、切り欠き付塩水噴露試験では母材の
腐蝕を生じる欠点がある。
これに対して記号f x iは本発明法により製造した
単層の金属被覆鋼で、母材および溶接部、の耐食性のい
ずれも優れている。すなわち母材1・鋼を被覆金属より
も貴電位のものにすることにより母材鋼の腐蝕を防止す
るとともに、ガス炎を還元性に保ちつつ、アトマイズに
Ar、 N2を用いかつ溶融金属の周囲をA「もしくは
N2でシールドするとともに、酸化防止策を施して加熱
・圧延することにより金属被覆層が極めて清浄となり、
溶接性が良好となって継ぎ平部の耐食性も十分となった
ものである。
単層の金属被覆鋼で、母材および溶接部、の耐食性のい
ずれも優れている。すなわち母材1・鋼を被覆金属より
も貴電位のものにすることにより母材鋼の腐蝕を防止す
るとともに、ガス炎を還元性に保ちつつ、アトマイズに
Ar、 N2を用いかつ溶融金属の周囲をA「もしくは
N2でシールドするとともに、酸化防止策を施して加熱
・圧延することにより金属被覆層が極めて清浄となり、
溶接性が良好となって継ぎ平部の耐食性も十分となった
ものである。
表1−2記号jは還元性ガス炎でかつアトマイズに^「
を用いて溶融金属の周囲を^rシールドして積層金属溶
射被覆層を形成し、酸化防止対策を施して加熱・圧延し
た積層金属被覆鋼の比較鋼であるが、被覆層が薄いため
にピンホールが生じ、母材鋼の一部に孔食が発生する。
を用いて溶融金属の周囲を^rシールドして積層金属溶
射被覆層を形成し、酸化防止対策を施して加熱・圧延し
た積層金属被覆鋼の比較鋼であるが、被覆層が薄いため
にピンホールが生じ、母材鋼の一部に孔食が発生する。
同様の理由で溶接継ぎ平部にも部分的に孔食が生−じる
、しかし記号に〜nの発明によって得られた鋼は被覆層
の厚みを20μm以上にましているために上層被覆と下
層被覆の間のカソード防蝕効果により下層被覆の腐蝕は
抑制され、その結果母材鋼の腐蝕は防止されて長寿命化
を達成したものである。また溶接部に欠陥がないために
継ぎ平部の耐食性も優れている。
、しかし記号に〜nの発明によって得られた鋼は被覆層
の厚みを20μm以上にましているために上層被覆と下
層被覆の間のカソード防蝕効果により下層被覆の腐蝕は
抑制され、その結果母材鋼の腐蝕は防止されて長寿命化
を達成したものである。また溶接部に欠陥がないために
継ぎ平部の耐食性も優れている。
手続補正書
補 正 書
1、事件の表示
平成/年特許願第7g弘(の号
2、発明の名称
一件との関係 出 願 人
11 ′(”′V″ 東京都千代□区大手J21目6
番3号rt a (tに) (665)新日本製鐵株式
合札4、代理 人 住 所 東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
へ重洲ビル330本願明細書中下記事項を補正致します
。
番3号rt a (tに) (665)新日本製鐵株式
合札4、代理 人 住 所 東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
へ重洲ビル330本願明細書中下記事項を補正致します
。
記
1、特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。
2、第15頁下から6行目、5行目に
「空気」とあるを夫々
「^r」と訂正する。
3、第16頁1行目に
「空気」とあるを
「A「」と訂正する。
第18頁「比較法B」欄の「アトマイズガス」の項に
「N2」を加入する。
5、第18頁表1−1r実施例法■」欄の「下地層の金
属」の項に r円胴(Cu二2n) Jとあるを 「丹銅(Cu−Zn) Jと訂正する。
属」の項に r円胴(Cu二2n) Jとあるを 「丹銅(Cu−Zn) Jと訂正する。
8、 N正の内存
別紙のとおり
6、第18頁表1−1「実施例法M」欄の「上層の金属
」の項に 「円網(Cu−Zu) Jとあるを 「丹銅(Cu−Zn) Jと訂正する。
」の項に 「円網(Cu−Zu) Jとあるを 「丹銅(Cu−Zn) Jと訂正する。
7、第19頁表1−2を次の如く訂正する。
1 溶融金属のアトマイズに不活性ガスを用いるととも
に同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、溶
融金属を大気と遮断するアーク溶射により、鋼の表面に
、該鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射被覆層を0
.2m1Il〜Elnmの厚みに形成したのち、該溶射
被覆鋼に酸化防止策を施して850 t〜溶射金属の融
点以下の温度で加熱し、熱間加工を施して鋼表面に厚さ
20Pm以上の、金属被覆層を形成させることを特徴と
する溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
に同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、溶
融金属を大気と遮断するアーク溶射により、鋼の表面に
、該鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射被覆層を0
.2m1Il〜Elnmの厚みに形成したのち、該溶射
被覆鋼に酸化防止策を施して850 t〜溶射金属の融
点以下の温度で加熱し、熱間加工を施して鋼表面に厚さ
20Pm以上の、金属被覆層を形成させることを特徴と
する溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
2 溶融金属のアトマーイズに不活性ガスを用いるとと
もに同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、
溶融金属を大気と遮断するアーク溶射により、鋼の表唾
5工濃急3溶射層を0.2mm〜4mmの厚さで形成し
たのち、さらにその上に下地金X溶射層よりも電気化字
的に卑な金属を同一溶射方法で0.1〜7.8下の清浄
な積層溶射層を形成したのち、該積層溶射被覆鋼に酸化
防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の温度で
加熱し、熱間加工を施して鋼表面に厚さ20μm以上の
、積層金属被覆層を形成させることを特徴とする、溶接
性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
もに同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、
溶融金属を大気と遮断するアーク溶射により、鋼の表唾
5工濃急3溶射層を0.2mm〜4mmの厚さで形成し
たのち、さらにその上に下地金X溶射層よりも電気化字
的に卑な金属を同一溶射方法で0.1〜7.8下の清浄
な積層溶射層を形成したのち、該積層溶射被覆鋼に酸化
防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の温度で
加熱し、熱間加工を施して鋼表面に厚さ20μm以上の
、積層金属被覆層を形成させることを特徴とする、溶接
性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
3 ガス炎を還元性に保ちつつ、かつ溶融金属のアトマ
イズに不活性ガスを用いるとともに、さらに溶融金属が
被溶射体に至る間その周囲を不活性ガスでシールドする
ガス溶射で、溶射金属よりも電気化字的に鋼の表面に該
鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射被覆層を02m
m〜BIIl■の厚みで形成したのち、該溶射被覆鋼に
酸化防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の温
度で加熱し熱間加工を施して、鋼表面に厚さ20μm以
上の金属被覆層を形成させることを特徴とする、溶接性
に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
イズに不活性ガスを用いるとともに、さらに溶融金属が
被溶射体に至る間その周囲を不活性ガスでシールドする
ガス溶射で、溶射金属よりも電気化字的に鋼の表面に該
鋼よりも電気化字的に卑なる金属の溶射被覆層を02m
m〜BIIl■の厚みで形成したのち、該溶射被覆鋼に
酸化防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下の温
度で加熱し熱間加工を施して、鋼表面に厚さ20μm以
上の金属被覆層を形成させることを特徴とする、溶接性
に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。
のアトマイズに不活性ガスを用いるとともに、さらに溶
融金属が被溶射体に至る間その周囲を不活性ガスでシー
ルドするガス溶射で、鋼の表面旦工羞l溶射層を0.2
mm〜4mmの厚さで形成したのち、さらにその上に下
地金属溶射層よりも電気化字的に卑なる金属を同−溶射
法で0.1〜7.8mmの厚さでかつ両溶射層の合計厚
みが8mm以下の清浄な積層溶射層を形成したのち、該
積層溶射被覆鋼に酸化防止策を施して850℃〜溶射金
属の融点以下の温度で加熱し熱間加工を施して、鋼表面
に厚さ20μm以上の、積層金属被覆層を形成させるこ
とを特徴とする溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製
造方法。
融金属が被溶射体に至る間その周囲を不活性ガスでシー
ルドするガス溶射で、鋼の表面旦工羞l溶射層を0.2
mm〜4mmの厚さで形成したのち、さらにその上に下
地金属溶射層よりも電気化字的に卑なる金属を同−溶射
法で0.1〜7.8mmの厚さでかつ両溶射層の合計厚
みが8mm以下の清浄な積層溶射層を形成したのち、該
積層溶射被覆鋼に酸化防止策を施して850℃〜溶射金
属の融点以下の温度で加熱し熱間加工を施して、鋼表面
に厚さ20μm以上の、積層金属被覆層を形成させるこ
とを特徴とする溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製
造方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融金属のアトマイズに不活性ガスを用いるととも
に同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、溶
融金属を大気と遮断するアーク溶射により、鋼の表面に
、該鋼より も電気化学的に卑なる金属の溶射被覆層を 0.2mm〜8mmの厚みに形成したのち、該溶射被覆
鋼に酸化防止策を施して850℃〜溶射金属の融点以下
の温度で加熱し、熱間加工を施して鋼表面に厚さ20μ
m以上の、金属被覆層を形成させることを特徴とする溶
接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法。 2 溶融金属のアトマイズに不活性ガスを用いるととも
に同一不活性ガスでトーチから被溶射体にいたる間、溶
融金属を大気と遮断す るアーク溶射により、鋼の表面に該鋼より も電気化学的に卑なる金属の下地溶射層を 0.2mm〜4mmの厚さで形成したのち、さらにその
上に下地金属溶射層よりも電気化字的に卑な金属を同一
溶射方法で0.1〜7.8mmの厚さでかつ両溶射層の
合計厚みが8mm以下の清浄な積層溶射層を形成したの
ち、該積層溶射被覆鋼に酸化防止策を施して850℃〜
溶射金属の融点以下の温度で加熱し、熱間加工を施して
鋼表面に厚さ20μm以上の、積層金属被覆層を形成さ
せることを特徴とする、溶接性に優れた高耐食性金属被
覆鋼の製造方法。 3 ガス炎を還元性に保ちつつ、かつ溶融金属のアトマ
イズに不活性ガスを用いるととも に、さらに溶融金属が被溶射体に至る間その周囲を不活
性ガスでシールドするガス溶射 で、溶射金属よりも電気化学的に鋼の表面に該鋼よりも
電気化学的に卑なる金属の溶射被覆層を0.2mm〜8
mmの厚みで形成したのち、該溶射被覆鋼に酸化防止策
を施して850℃〜溶射金属の融点以下の温度で加熱し
熱間加工を施して、鋼表面に厚さ20μm以上の金属被
覆層を形成させることを特徴とする、溶接性に優れた高
耐食性金属被覆鋼の製造方法。 4 ガス炎を還元性に保ちつつ、かつ溶融金属のアトマ
イズに不活性ガスを用いるととも に、さらに溶融金属が被溶射体に至る間その周囲を不活
性ガスでシールドするガス溶射 で、鋼の表面に該鋼よりも電気化学的に卑なる金属の下
地溶射層を0.2mm〜4mmの厚さで形成したのち、
さらにその上に下地金属溶射層よりも電気化学的に卑な
る金属を同一溶射法で0.1〜7.8mmの厚さでかつ
両溶射層の合計厚みが8mm以下の清浄な積層溶射層を
形成したのち、該積層溶射被覆鋼に酸化防止策を施して
850℃〜溶射金属の融点以下の温度で加熱し熱間加工
を施して、鋼表面に厚さ 20pm以上の、積層金属被覆層を形成させることを特
徴とする溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164500A JPH0331466A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164500A JPH0331466A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0331466A true JPH0331466A (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15794341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1164500A Pending JPH0331466A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 溶接性に優れた高耐食性金属被覆鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331466A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002105618A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Vacuum Metallurgical Co Ltd | 真空処理室用表面構造 |
| DE19626271B4 (de) * | 1996-06-29 | 2005-07-07 | SCHWEIßTECHNISCHE LEHR- UND VERSUCHSANSTALT HALLE GMBH | Verfahren und Einrichtung zur Erzeugung von Hybrid-Multi-Layer-Beschichtungen |
| KR100592708B1 (ko) * | 2004-06-16 | 2006-06-26 | 주식회사 삼정산업 | 아크용사에 의한 강판의 표면 연속 코팅 방법 |
| JP2015063738A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 日本鋳鉄管株式会社 | アーク溶射方法および装置 |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP1164500A patent/JPH0331466A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19626271B4 (de) * | 1996-06-29 | 2005-07-07 | SCHWEIßTECHNISCHE LEHR- UND VERSUCHSANSTALT HALLE GMBH | Verfahren und Einrichtung zur Erzeugung von Hybrid-Multi-Layer-Beschichtungen |
| JP2002105618A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Vacuum Metallurgical Co Ltd | 真空処理室用表面構造 |
| KR100592708B1 (ko) * | 2004-06-16 | 2006-06-26 | 주식회사 삼정산업 | 아크용사에 의한 강판의 표면 연속 코팅 방법 |
| JP2015063738A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 日本鋳鉄管株式会社 | アーク溶射方法および装置 |
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