JPH0332198B2 - - Google Patents
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- JPH0332198B2 JPH0332198B2 JP2716285A JP2716285A JPH0332198B2 JP H0332198 B2 JPH0332198 B2 JP H0332198B2 JP 2716285 A JP2716285 A JP 2716285A JP 2716285 A JP2716285 A JP 2716285A JP H0332198 B2 JPH0332198 B2 JP H0332198B2
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- preheating
- filaments
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は放電灯のフイラメントを予熱した後に
始動する放電灯始動装置に関するものである。
始動する放電灯始動装置に関するものである。
[背景技術]
従来の放電灯始動装置として、放電灯のフイラ
メントに予熱電流を供給して、適当な時間が経過
すると、予熱電流を遮断し、電圧パルスを放電灯
に印加して点灯させるものがあつた。しかし、こ
の従来方式では、予熱時間をタイマ等で便宜的に
決定していたために、フイラメントが予熱過多と
なつて、放電灯の寿命が短くなつたり、黒化現象
が発生したり、また逆に予熱不足のために放電灯
を点灯できなかつたりするという欠点があつた。
メントに予熱電流を供給して、適当な時間が経過
すると、予熱電流を遮断し、電圧パルスを放電灯
に印加して点灯させるものがあつた。しかし、こ
の従来方式では、予熱時間をタイマ等で便宜的に
決定していたために、フイラメントが予熱過多と
なつて、放電灯の寿命が短くなつたり、黒化現象
が発生したり、また逆に予熱不足のために放電灯
を点灯できなかつたりするという欠点があつた。
また、他の従来の放電灯始動装置としては、予
熱電流と同時に高圧パルスを印加し、フイラメン
トが暖まつてグロー放電が開始されると、放電灯
が点灯するという方式のものもある。しかし、こ
の方式では予熱が不充分な時に高圧パルスを印加
するために、放電灯の寿命が短くなるという欠点
があつた。
熱電流と同時に高圧パルスを印加し、フイラメン
トが暖まつてグロー放電が開始されると、放電灯
が点灯するという方式のものもある。しかし、こ
の方式では予熱が不充分な時に高圧パルスを印加
するために、放電灯の寿命が短くなるという欠点
があつた。
そこで、上記問題を解消するために、フイラメ
ントのエンドグローによる発光を検出して放電灯
を始動する方式が提案されている。この方式は、
放電灯のフイラメントが予熱電流により暖められ
て、フイラメント内でグロー放電が始まつた時点
における発光を検出し、このとき高圧パルスを印
加して放電灯を始動するものであり、放電灯にと
つて最適の始動タイミングが得られるという利点
がある。
ントのエンドグローによる発光を検出して放電灯
を始動する方式が提案されている。この方式は、
放電灯のフイラメントが予熱電流により暖められ
て、フイラメント内でグロー放電が始まつた時点
における発光を検出し、このとき高圧パルスを印
加して放電灯を始動するものであり、放電灯にと
つて最適の始動タイミングが得られるという利点
がある。
しかしながら、反面エンドグロー発光を検出す
るためには、高感度で安定なセンサを必要とする
欠点があつた。
るためには、高感度で安定なセンサを必要とする
欠点があつた。
[発明の目的]
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、高感度で安定なセ
ンサ等を必要とすることなく、最適な始動タイミ
ングで放電灯を始動できる放電灯始動装置を提供
することにある。
り、その目的とするところは、高感度で安定なセ
ンサ等を必要とすることなく、最適な始動タイミ
ングで放電灯を始動できる放電灯始動装置を提供
することにある。
[発明の開示]
本発明は、放電灯のフイラメントを予熱する
と、フイラメントに流れる予熱電流、フイラメン
ト抵抗、あるいはフイラメントの両端電圧が経時
的に変化し、フイラメントが充分に加熱された時
点で発生するグロー放電による変化が上記電気特
性の変化に表れる点に着目したもので、フイラメ
ント予熱時のフイラメントの経時的な電気特性変
化を表す放電灯の電流信号あるいは電圧信号を包
絡線検波する包絡線検波回路と、この包絡線検波
回路の出力を微分してフイラメント内で発生する
グロー放電の開始時点を検出する微分回路とを備
え、この微分回路の出力でグロー放電の開始時点
にスイツチング回路により予熱電流を遮断させて
放電灯を始動させることにより、フイラメント内
で発生するグロー放電の開始する時点を、フイラ
メントの経時的な電気特性変化から検出して、放
電灯始動の最適なタイミングを得るようにしたも
のである。
と、フイラメントに流れる予熱電流、フイラメン
ト抵抗、あるいはフイラメントの両端電圧が経時
的に変化し、フイラメントが充分に加熱された時
点で発生するグロー放電による変化が上記電気特
性の変化に表れる点に着目したもので、フイラメ
ント予熱時のフイラメントの経時的な電気特性変
化を表す放電灯の電流信号あるいは電圧信号を包
絡線検波する包絡線検波回路と、この包絡線検波
回路の出力を微分してフイラメント内で発生する
グロー放電の開始時点を検出する微分回路とを備
え、この微分回路の出力でグロー放電の開始時点
にスイツチング回路により予熱電流を遮断させて
放電灯を始動させることにより、フイラメント内
で発生するグロー放電の開始する時点を、フイラ
メントの経時的な電気特性変化から検出して、放
電灯始動の最適なタイミングを得るようにしたも
のである。
[実施例 1]
第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。
本実施例の放電灯始動装置は、交流電源1にチヨ
ークコイル等の安定要素2を介して放電灯3の両
フイラメント3a,3bの各一端が接続されると
共に、両フイラメント3a,3bの各他端a,b
間にスイツチング回路4が接続され、このスイツ
チング回路4を通して両フイラメント3a,3b
に予熱電流を流してフイラメント3a,3bを予
熱した後に、予熱電流を遮断して放電灯を始動す
るものにおいて、フイラメント3bの両端b,c
間の電圧変化からフイラメント3b内で発生する
グロー放電の開始する時点を検出し、このグロー
放電の開始時点で放電灯3を始動するようにした
ものであつて、このようにフイラメント3bの両
端b,c間の電圧変化からフイラメント3b内で
発生するグロー放電の開始する時点を検出するた
めに、フイラメント予熱時のフイラメント3bの
両端b,c間の電圧を包絡線検波する包絡線検波
回路5と、この包絡線検波回路5の出力を微分し
てフイラメント3b内で発生するグロー放電の開
始時点を検出する微分回路6とを備えている。
本実施例の放電灯始動装置は、交流電源1にチヨ
ークコイル等の安定要素2を介して放電灯3の両
フイラメント3a,3bの各一端が接続されると
共に、両フイラメント3a,3bの各他端a,b
間にスイツチング回路4が接続され、このスイツ
チング回路4を通して両フイラメント3a,3b
に予熱電流を流してフイラメント3a,3bを予
熱した後に、予熱電流を遮断して放電灯を始動す
るものにおいて、フイラメント3bの両端b,c
間の電圧変化からフイラメント3b内で発生する
グロー放電の開始する時点を検出し、このグロー
放電の開始時点で放電灯3を始動するようにした
ものであつて、このようにフイラメント3bの両
端b,c間の電圧変化からフイラメント3b内で
発生するグロー放電の開始する時点を検出するた
めに、フイラメント予熱時のフイラメント3bの
両端b,c間の電圧を包絡線検波する包絡線検波
回路5と、この包絡線検波回路5の出力を微分し
てフイラメント3b内で発生するグロー放電の開
始時点を検出する微分回路6とを備えている。
まず、放電灯3を予熱したときのフイラメント
3bの両端b,c間の電圧の変化について説明す
る。今、フイラメント3bに予熱電流が流される
と、フイラメント3bが加熱されていく。ここ
で、フイラメント抵抗は熱的に正特性を示すた
め、予熱初期段階においてはフイラメント3bの
加熱と共に抵抗値が上昇し、そのためフイラメン
ト3bの両端b,c間の電圧は第3図aに示すよ
うに上昇する。但し、第3図aでは半波のみを示
してある。
3bの両端b,c間の電圧の変化について説明す
る。今、フイラメント3bに予熱電流が流される
と、フイラメント3bが加熱されていく。ここ
で、フイラメント抵抗は熱的に正特性を示すた
め、予熱初期段階においてはフイラメント3bの
加熱と共に抵抗値が上昇し、そのためフイラメン
ト3bの両端b,c間の電圧は第3図aに示すよ
うに上昇する。但し、第3図aでは半波のみを示
してある。
そして、フイラメント3bが充分に加熱され
て、フイラメント3bの両端b,c間電圧が水銀
の電離電圧以上になると、フイラメント3b内に
おいてグロー放電が開始される。この際にはフイ
ラメント3bの一端から他端への放電により、電
子の一部がフイラメント3bを通過することなく
流れる。このため、端子b,c間の抵抗は見掛け
上低下し、フイラメント3bの両端b,c間の電
圧は第3図aに示すように低下する。そして、そ
の後は水銀の電離電圧付近でほぼ一定した電圧と
なる。
て、フイラメント3bの両端b,c間電圧が水銀
の電離電圧以上になると、フイラメント3b内に
おいてグロー放電が開始される。この際にはフイ
ラメント3bの一端から他端への放電により、電
子の一部がフイラメント3bを通過することなく
流れる。このため、端子b,c間の抵抗は見掛け
上低下し、フイラメント3bの両端b,c間の電
圧は第3図aに示すように低下する。そして、そ
の後は水銀の電離電圧付近でほぼ一定した電圧と
なる。
このようにフイラメント3bが充分に予熱され
てグロー放電が開始される時点で、フイラメント
3bの両端b,c間の電圧にその変化が生じるの
で、本実施例ではこのグロー放電の開始による電
圧変化を包絡線検波回路5及び微分回路6で検出
し、グロー放電の開始時点でスイツチング回路4
に放電灯3を始動するトリガをかけるようにした
ものである。
てグロー放電が開始される時点で、フイラメント
3bの両端b,c間の電圧にその変化が生じるの
で、本実施例ではこのグロー放電の開始による電
圧変化を包絡線検波回路5及び微分回路6で検出
し、グロー放電の開始時点でスイツチング回路4
に放電灯3を始動するトリガをかけるようにした
ものである。
具体的には、フイラメント3bの両端b,c間
の電圧を包絡線検波回路5で検波すると、第3図
bに示す出力が得られ、この包絡線検波回路5の
出力を微分回路6に通すと、フイラメント3bの
両端b,c間電圧が低下するグロー放電開始時刻
t1、つまりはフイラメント3bが充分に予熱され
た時点を検出することができる。従つて、この時
点でスイツチング回路4に予熱電流を遮断して放
電灯3を始動するトリガをかけると、最適な始動
タイミングで放電灯3を始動できることになる。
の電圧を包絡線検波回路5で検波すると、第3図
bに示す出力が得られ、この包絡線検波回路5の
出力を微分回路6に通すと、フイラメント3bの
両端b,c間電圧が低下するグロー放電開始時刻
t1、つまりはフイラメント3bが充分に予熱され
た時点を検出することができる。従つて、この時
点でスイツチング回路4に予熱電流を遮断して放
電灯3を始動するトリガをかけると、最適な始動
タイミングで放電灯3を始動できることになる。
第2図は第1図における始動回路部分Aの具体
回路例であり、包絡線検波回路5を整流用ダイオ
ードD1と平滑用のコンデンサC1及び抵抗R1で構
成すると共に、微分回路6をダイオードD2、抵
抗R2,R3及びコンデンサC2で構成し、さらにス
イツチング回路4を、両フイラメント3a,3b
の各他端a,b間に抵抗R6を介して常閉接点r1が
接続されると共に、両フイラメント3a,3bの
各他端a,b間に励磁コイルと常閉接点r2とが抵
抗R6,R7を介して接続されたリレーRyと、微分
回路6の出力に応じて導通して上記リレーRyを
駆動するトランジスタTrと、ツエナダイオード
ZD、ダイオードD3及び抵抗R4,R5で構成してあ
る。
回路例であり、包絡線検波回路5を整流用ダイオ
ードD1と平滑用のコンデンサC1及び抵抗R1で構
成すると共に、微分回路6をダイオードD2、抵
抗R2,R3及びコンデンサC2で構成し、さらにス
イツチング回路4を、両フイラメント3a,3b
の各他端a,b間に抵抗R6を介して常閉接点r1が
接続されると共に、両フイラメント3a,3bの
各他端a,b間に励磁コイルと常閉接点r2とが抵
抗R6,R7を介して接続されたリレーRyと、微分
回路6の出力に応じて導通して上記リレーRyを
駆動するトランジスタTrと、ツエナダイオード
ZD、ダイオードD3及び抵抗R4,R5で構成してあ
る。
以下、この具体回路の動作を説明する。今、電
源が投入されると、リレー接点r1は常閉であるの
で、抵抗R8を通つてフイラメント3a,3bに
予熱電流が即座に流れる。このときのフイラメン
ト3bの両端b,c間の電圧を包絡線検波回路5
の整流用ダイオードD1で半波整流すると共に、
この半波整流出力をコンデンサC1及び抵抗R1で
積分する。ここで、コンデンサC1及び抵抗R1の
時定数を充分長くすると、フイラメント3bの両
端b,c間の電圧の半波を包絡線検波することが
できる。この第3図bに示す包絡線検波出力の予
熱初期の段階(電圧が減少する前の段階)では微
分回路6の出力は正電圧となり、この電圧はスイ
ツチング回路4のダイオードD3で阻止されるた
め、トランジスタTrは非導通状態に保持され、
リレーRyが動作しない。従つて、リレー接点r1
及び抵抗R8を介してフイラメント3a,3bに
予熱電流が流し続けられる。
源が投入されると、リレー接点r1は常閉であるの
で、抵抗R8を通つてフイラメント3a,3bに
予熱電流が即座に流れる。このときのフイラメン
ト3bの両端b,c間の電圧を包絡線検波回路5
の整流用ダイオードD1で半波整流すると共に、
この半波整流出力をコンデンサC1及び抵抗R1で
積分する。ここで、コンデンサC1及び抵抗R1の
時定数を充分長くすると、フイラメント3bの両
端b,c間の電圧の半波を包絡線検波することが
できる。この第3図bに示す包絡線検波出力の予
熱初期の段階(電圧が減少する前の段階)では微
分回路6の出力は正電圧となり、この電圧はスイ
ツチング回路4のダイオードD3で阻止されるた
め、トランジスタTrは非導通状態に保持され、
リレーRyが動作しない。従つて、リレー接点r1
及び抵抗R8を介してフイラメント3a,3bに
予熱電流が流し続けられる。
そして、上述したようにフイラメント3a,3
bが充分に加熱されてグロー放電が開始され、フ
イラメント3bの両端b,c間の電圧が減少する
と、このとき微分回路6の出力は第3図cに示す
ように正から負に反転する。このとき、スイツチ
ング回路4のダイオードD3を介してトランジス
タTrのベース電流が流れることにより、トラン
ジスタTrが導通し、このためリレーRyの励磁コ
イルに電流が流れ、リレー接点r1は開き、これに
より放電灯3に高圧パルスが印加されて放電灯3
が始動される。なお、リレー接点r1が開いたとき
には同時にリレー接点r2が閉じ、リレー接点r1の
開いた状態は保持される。このように本実施例に
よれば、フイラメント3bのの両端b,c間の電
圧変化からグロー放電の開始時点、つまりはフイ
ラメント3bが充分に予熱された時点を検出し、
この時点で放電灯3を始動するようにしてあるた
め、放電灯3を最適な始動タイミングで始動する
ことができ、予熱不足や予熱過多等の問題が生じ
ない。しかも、フイラメント3bの両端b,c間
の電圧の変化からグロー放電の開始時点を検出す
るようにしてあるので、エンドグローによる発光
を検出する方式のように高感度で安定なセンサを
必要とせず、包絡線検波回路5と微分回路6とい
つた一般的な簡易な構成の回路でグロー放電の開
始時点を検出できる。
bが充分に加熱されてグロー放電が開始され、フ
イラメント3bの両端b,c間の電圧が減少する
と、このとき微分回路6の出力は第3図cに示す
ように正から負に反転する。このとき、スイツチ
ング回路4のダイオードD3を介してトランジス
タTrのベース電流が流れることにより、トラン
ジスタTrが導通し、このためリレーRyの励磁コ
イルに電流が流れ、リレー接点r1は開き、これに
より放電灯3に高圧パルスが印加されて放電灯3
が始動される。なお、リレー接点r1が開いたとき
には同時にリレー接点r2が閉じ、リレー接点r1の
開いた状態は保持される。このように本実施例に
よれば、フイラメント3bのの両端b,c間の電
圧変化からグロー放電の開始時点、つまりはフイ
ラメント3bが充分に予熱された時点を検出し、
この時点で放電灯3を始動するようにしてあるた
め、放電灯3を最適な始動タイミングで始動する
ことができ、予熱不足や予熱過多等の問題が生じ
ない。しかも、フイラメント3bの両端b,c間
の電圧の変化からグロー放電の開始時点を検出す
るようにしてあるので、エンドグローによる発光
を検出する方式のように高感度で安定なセンサを
必要とせず、包絡線検波回路5と微分回路6とい
つた一般的な簡易な構成の回路でグロー放電の開
始時点を検出できる。
[実施例 2]
第4図乃至第6図に本発明の他の実施例を示
す。本実施例では、両フイラメント3a,3bに
流れる予熱電流からフイラメント3b内で発生す
るグロー放電の開始する時点を検出し、このグロ
ー放電の開始時点で放電灯3を始動するようにし
たものであり、このように両フイラメント3a,
3bに流れる予熱電流からフイラメント3b内で
発生するグロー放電の開始する時点を検出するた
めに、フイラメント予熱時の両フイラメント3
a,3bに流れる予熱電流により両フイラメント
3a,3bの各他端a,b間に発生する電圧を包
絡線検波する包絡線検波回路5と、この包絡線検
波回路5の出力を微分してフイラメント3a,3
b内で発生するグロー放電の開始時点を検出する
微分回路6とを備えている。
す。本実施例では、両フイラメント3a,3bに
流れる予熱電流からフイラメント3b内で発生す
るグロー放電の開始する時点を検出し、このグロ
ー放電の開始時点で放電灯3を始動するようにし
たものであり、このように両フイラメント3a,
3bに流れる予熱電流からフイラメント3b内で
発生するグロー放電の開始する時点を検出するた
めに、フイラメント予熱時の両フイラメント3
a,3bに流れる予熱電流により両フイラメント
3a,3bの各他端a,b間に発生する電圧を包
絡線検波する包絡線検波回路5と、この包絡線検
波回路5の出力を微分してフイラメント3a,3
b内で発生するグロー放電の開始時点を検出する
微分回路6とを備えている。
以下に、放電灯3を予熱したときの両フイラメ
ント3a,3bに流れる予熱電流の変化について
説明する。今、フイラメント3a,3bに予熱電
流が流れると、フイラメント3a,3bが加熱さ
れ、上述したようにフイラメント抵抗は熱的に正
特性を示すため、予熱初期段階においてはフイラ
メント3a,3bの加熱と共に抵抗値が上昇し、
そのため予熱電流は第6図aに示すように減少す
る。但し、第6図aでは半波波形のみを示してあ
る。
ント3a,3bに流れる予熱電流の変化について
説明する。今、フイラメント3a,3bに予熱電
流が流れると、フイラメント3a,3bが加熱さ
れ、上述したようにフイラメント抵抗は熱的に正
特性を示すため、予熱初期段階においてはフイラ
メント3a,3bの加熱と共に抵抗値が上昇し、
そのため予熱電流は第6図aに示すように減少す
る。但し、第6図aでは半波波形のみを示してあ
る。
そして、フイラメント3a,3bが充分に加熱
されて、夫々のフイラメント3a,3bの両端
a,b間の電圧が水銀の電離電圧以上になると、
フイラメント内においてグロー放電が開始され
る。この際にはフイラメント3a,3bの夫々に
おいて上述したようにフイラメント3a,3bの
一端から他端への放電により、電子の一部がフイ
ラメント3a,3bを通過することなく流れるた
め、フイラメント抵抗は見掛け上低下し、フイラ
メント3a,3bを流れる予熱電流は第6図aに
示すように増大する。そして、その後、夫々のフ
イラメント3a,3bの両端電圧が水銀の電離電
圧付近でほぼ一定した電圧となることにより、予
熱電流も一定になる。
されて、夫々のフイラメント3a,3bの両端
a,b間の電圧が水銀の電離電圧以上になると、
フイラメント内においてグロー放電が開始され
る。この際にはフイラメント3a,3bの夫々に
おいて上述したようにフイラメント3a,3bの
一端から他端への放電により、電子の一部がフイ
ラメント3a,3bを通過することなく流れるた
め、フイラメント抵抗は見掛け上低下し、フイラ
メント3a,3bを流れる予熱電流は第6図aに
示すように増大する。そして、その後、夫々のフ
イラメント3a,3bの両端電圧が水銀の電離電
圧付近でほぼ一定した電圧となることにより、予
熱電流も一定になる。
このようにフイラメント3a,3bが充分に予
熱されグロー放電が開始された時点で、予熱電流
にその変化が生じるので、本実施例ではこのグロ
ー放電の開始による予熱電流の変化を包絡線検波
回路5及び微分回路6で検出し、グロー放電の開
始時点でスイツチング回路4に放電灯3を始動す
るトリガをかけるようにしたものである。
熱されグロー放電が開始された時点で、予熱電流
にその変化が生じるので、本実施例ではこのグロ
ー放電の開始による予熱電流の変化を包絡線検波
回路5及び微分回路6で検出し、グロー放電の開
始時点でスイツチング回路4に放電灯3を始動す
るトリガをかけるようにしたものである。
第5図は第4図における始動回路部分Aの具体
回路例であり、この第5図は包絡線検波回路5の
入力段に降圧用抵抗R9と、ダイオードD4、コン
デンサC3及び抵抗R10よりなる遅延回路7を設け
てあり、またトランジスタTrの代わりにサイリ
スタThを用い、さらにこのサイリスタThのゲー
ト回路の構成が異なる点を除いて、第2図と同じ
ものである。
回路例であり、この第5図は包絡線検波回路5の
入力段に降圧用抵抗R9と、ダイオードD4、コン
デンサC3及び抵抗R10よりなる遅延回路7を設け
てあり、またトランジスタTrの代わりにサイリ
スタThを用い、さらにこのサイリスタThのゲー
ト回路の構成が異なる点を除いて、第2図と同じ
ものである。
以下、この具体回路の動作を説明する。今、電
源が投入されると、リレー接点r1は常閉であるの
で、抵抗R8を通つてフイラメント3a,3bに
予熱電流が即座に流れ、以降この予熱電流は第6
図aに示すように変化して流れる。ここで、包絡
線検波回路5はスイツチング回路4の抵抗R8の
両端に発生する電圧Vabを包絡線検波するように
したもので、この電圧Vabは予熱電流に比例して
おり、この包絡線検波回路5からは第6図bに示
す出力が得られる。但し、このまま包絡線検波回
路5の出力を微分回路6に通した場合、交流電源
1の投入時に第6図cに示すピーク波形Pが生
じ、スイツチング回路4に電流投入時にトリガが
かかることになるので、この電源投入時の出力を
取り除くために、遅延回路7を包絡線検波回路5
の入力段に設けてある。このようにして遅延回路
7を通した電圧Vabを包絡線検波回路5で包絡線
検波し、この検波出力を微分回路6で微分する
と、第6図dに示す出力が得られる。そして、微
分回路6の出力をツエナダイオードZDを介して
サイリスタThのゲートに印加すると、微分回路
6の出力が負から正に反転する時点、つまりはフ
イラメント3a,3bが充分に予熱されグロー放
電が開始される時点でサイリスタThが導通して、
上述の第1の実施例と同様にして放電灯3を始動
することができる。なお、ツエナダイオードZD
は電源投入時の微分回路6の出力を除去するため
に設けてある。上述の説明から明らかなように本
実施例によつても第1の実施例と同様の効果が得
られる。
源が投入されると、リレー接点r1は常閉であるの
で、抵抗R8を通つてフイラメント3a,3bに
予熱電流が即座に流れ、以降この予熱電流は第6
図aに示すように変化して流れる。ここで、包絡
線検波回路5はスイツチング回路4の抵抗R8の
両端に発生する電圧Vabを包絡線検波するように
したもので、この電圧Vabは予熱電流に比例して
おり、この包絡線検波回路5からは第6図bに示
す出力が得られる。但し、このまま包絡線検波回
路5の出力を微分回路6に通した場合、交流電源
1の投入時に第6図cに示すピーク波形Pが生
じ、スイツチング回路4に電流投入時にトリガが
かかることになるので、この電源投入時の出力を
取り除くために、遅延回路7を包絡線検波回路5
の入力段に設けてある。このようにして遅延回路
7を通した電圧Vabを包絡線検波回路5で包絡線
検波し、この検波出力を微分回路6で微分する
と、第6図dに示す出力が得られる。そして、微
分回路6の出力をツエナダイオードZDを介して
サイリスタThのゲートに印加すると、微分回路
6の出力が負から正に反転する時点、つまりはフ
イラメント3a,3bが充分に予熱されグロー放
電が開始される時点でサイリスタThが導通して、
上述の第1の実施例と同様にして放電灯3を始動
することができる。なお、ツエナダイオードZD
は電源投入時の微分回路6の出力を除去するため
に設けてある。上述の説明から明らかなように本
実施例によつても第1の実施例と同様の効果が得
られる。
なお、第2図または第5図の回路において、包
絡線検波回路5の整流用ダイオードD1の代わり
に、第7図に示すダイオードブリツジDBを用い
て、全波整流出力からグロー放電の開始時点を検
出するようにしても良い。
絡線検波回路5の整流用ダイオードD1の代わり
に、第7図に示すダイオードブリツジDBを用い
て、全波整流出力からグロー放電の開始時点を検
出するようにしても良い。
[発明の効果]
本発明は上述のように、フイラメント予熱時の
フイラメントの経時的な電気特性変化を表す放電
灯の電流信号あるいは電圧信号を包絡線検波する
包絡線検波回路と、この包絡線検波回路の出力を
微分してフイラメント内で発生するグロー放電の
開始時点を検出する微分回路とを備え、この微分
回路の出力でグロー放電の開始時点にスイツチン
グ回路により予熱電流を遮断させて放電灯を始動
させているので、フイラメントが充分に予熱され
てフイラメント内でグロー放電が開始する時点
を、フイラメントの経時的な電気特性変化から検
出し、この時点で放電灯を始動することができ、
このため予熱不足や予熱過多が生じない。しか
も、グロー放電の開始時点をフイラメントの経時
的な電気特性の変化を表す放電灯の電流信号ある
いは電圧変化信号から検出しているので、エンド
グローによる発光を検出する方式のように高感度
で安定なセンサを必要とせず、包絡線検波回路と
微分回路といつた一般的な簡易な構成の回路でグ
ロー放電の開始時点を検出できる利点もある。
フイラメントの経時的な電気特性変化を表す放電
灯の電流信号あるいは電圧信号を包絡線検波する
包絡線検波回路と、この包絡線検波回路の出力を
微分してフイラメント内で発生するグロー放電の
開始時点を検出する微分回路とを備え、この微分
回路の出力でグロー放電の開始時点にスイツチン
グ回路により予熱電流を遮断させて放電灯を始動
させているので、フイラメントが充分に予熱され
てフイラメント内でグロー放電が開始する時点
を、フイラメントの経時的な電気特性変化から検
出し、この時点で放電灯を始動することができ、
このため予熱不足や予熱過多が生じない。しか
も、グロー放電の開始時点をフイラメントの経時
的な電気特性の変化を表す放電灯の電流信号ある
いは電圧変化信号から検出しているので、エンド
グローによる発光を検出する方式のように高感度
で安定なセンサを必要とせず、包絡線検波回路と
微分回路といつた一般的な簡易な構成の回路でグ
ロー放電の開始時点を検出できる利点もある。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブ
ロツク図、第2図は同上の具体回路図、第3図a
〜cは同上の各部の波形図、第4図は他の実施例
の回路構成を示すブロツク図、第5図は同上の具
体回路図、第6図a〜dは同上の各部の波形図、
第7図は別の包絡線検波回路を示す回路図であ
る。 1は交流電源、2は安定器、3は放電灯、3
a,3bはフイラメント、4はスイツチング回
路、5は包絡線検波回路、6は微分回路である。
ロツク図、第2図は同上の具体回路図、第3図a
〜cは同上の各部の波形図、第4図は他の実施例
の回路構成を示すブロツク図、第5図は同上の具
体回路図、第6図a〜dは同上の各部の波形図、
第7図は別の包絡線検波回路を示す回路図であ
る。 1は交流電源、2は安定器、3は放電灯、3
a,3bはフイラメント、4はスイツチング回
路、5は包絡線検波回路、6は微分回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流電源に安定要素を介して放電灯の両フイ
ラメントの各一端を接続すると共に、両フイラメ
ントの各他端間にスイツチング回路を接続し、こ
のスイツチング回路を通して両フイラメントに予
熱電流を流してフイラメントを予熱した後に、予
熱電流を遮断して放電灯を始動する放電灯始動装
置において、フイラメント予熱時のフイラメント
の経時的な電気特性変化を表す放電灯の電流信号
あるいは電圧信号を包絡線検波する包絡線検波回
路と、この包絡線検波回路の出力を微分してフイ
ラメント内で発生するグロー放電の開始時点を検
出する微分回路とを備え、この微分回路の出力で
グロー放電の開始時点にスイツチング回路により
予熱電流を遮断させて放電灯を始動させて成る放
電灯始動装置。 2 上記フイラメント予熱時のフイラメントの経
時的な電気特性変化を表す放電灯の電流信号ある
いは電圧信号として、一方のフイラメントの両端
電圧を用いて成る特許請求の範囲第1項記載の放
電灯始動装置。 3 上記フイラメント予熱時のフイラメントの経
時的な電気特性変化を表す放電灯の電流信号ある
いは電圧信号として、両フイラメントに流れる予
熱電流を用いて成る特許請求の範囲第1項記載の
放電灯始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2716285A JPS61185895A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 放電灯始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2716285A JPS61185895A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 放電灯始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185895A JPS61185895A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0332198B2 true JPH0332198B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=12213359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2716285A Granted JPS61185895A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 放電灯始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61185895A (ja) |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2716285A patent/JPS61185895A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185895A (ja) | 1986-08-19 |
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