JPH0332327B2 - - Google Patents
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- JPH0332327B2 JPH0332327B2 JP59232125A JP23212584A JPH0332327B2 JP H0332327 B2 JPH0332327 B2 JP H0332327B2 JP 59232125 A JP59232125 A JP 59232125A JP 23212584 A JP23212584 A JP 23212584A JP H0332327 B2 JPH0332327 B2 JP H0332327B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- heat
- fish
- breeding
- water
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は太陽熱を利用して植物の栽培と魚類の
飼育を同時に効果的に行えるようにした植物栽培
兼魚類飼育装置に関するものである。
飼育を同時に効果的に行えるようにした植物栽培
兼魚類飼育装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば実開昭52−63698号公報、実開昭
51−159348号公報、実開昭58−158659号公報や実
公昭50−38473号公報等に開示されるように、植
物の水耕栽培と、魚礼の飼育を一体化した装置で
行えるようにしたものがある。
51−159348号公報、実開昭58−158659号公報や実
公昭50−38473号公報等に開示されるように、植
物の水耕栽培と、魚礼の飼育を一体化した装置で
行えるようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、これらの従来の装置では、魚類
の飼育で生じる飼料残渣や糞等の排泄物を有効に
植物の育成に利用することは行われておらず、必
ずしも植物の水耕栽培と魚類の飼育を効果的に有
機的に組み合わせていない。また、これらの従来
の装置では、太陽熱の利用が全く図られていない
か、または太陽熱を単に温熱の状態として利用す
る程度であり、それを前述の植物の栽培と、魚類
の飼育に有効に利用することは行われていない。
の飼育で生じる飼料残渣や糞等の排泄物を有効に
植物の育成に利用することは行われておらず、必
ずしも植物の水耕栽培と魚類の飼育を効果的に有
機的に組み合わせていない。また、これらの従来
の装置では、太陽熱の利用が全く図られていない
か、または太陽熱を単に温熱の状態として利用す
る程度であり、それを前述の植物の栽培と、魚類
の飼育に有効に利用することは行われていない。
本発明はこのような点に鑑みて創案されたもの
であり、即ち植物の栽培と魚類の飼育を有機的に
組み合わせることにより、両者を効果的に行うと
共に、太陽熱を合理的に利用することにより、環
境条件が穏やかな地域は固より、厳しい地域に於
いても、これらの栽培と飼育を効果的に行えるよ
うにすることを目的とするものである。
であり、即ち植物の栽培と魚類の飼育を有機的に
組み合わせることにより、両者を効果的に行うと
共に、太陽熱を合理的に利用することにより、環
境条件が穏やかな地域は固より、厳しい地域に於
いても、これらの栽培と飼育を効果的に行えるよ
うにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
前述した目的を達成するために、まず第一の発
明の装置は、収熱媒体を通過自在な流路を形成し
た光透過性屋根を備え、前記流路に収縮媒体を供
給する収熱媒体供給系統と、該収熱媒体によつて
収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系統を構成
した温室内に、魚類飼育槽を設置すると共に、該
魚類飼育槽の上方に植物栽培槽を設置し、該植物
栽培槽に飼育水導入部と、魚類飼育槽への栽培水
導出部とを設けると共に、前記魚類飼育槽と温室
内には、前記加熱冷却系統の熱媒体を供給する
夫々加熱冷却手段と暖冷房手段を設け、該加熱冷
却手段は、熱伝導性傾斜凹凸壁を介して隣接した
温冷水槽として構成し、該熱伝導性傾斜凹凸壁の
魚類飼育槽側には、該魚類飼育槽内の飼育水を、
エアーリフト作用により前記飼育水導入部を介し
て植物栽培槽に導入する飼育水導入用散気部を設
けたものである。
明の装置は、収熱媒体を通過自在な流路を形成し
た光透過性屋根を備え、前記流路に収縮媒体を供
給する収熱媒体供給系統と、該収熱媒体によつて
収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系統を構成
した温室内に、魚類飼育槽を設置すると共に、該
魚類飼育槽の上方に植物栽培槽を設置し、該植物
栽培槽に飼育水導入部と、魚類飼育槽への栽培水
導出部とを設けると共に、前記魚類飼育槽と温室
内には、前記加熱冷却系統の熱媒体を供給する
夫々加熱冷却手段と暖冷房手段を設け、該加熱冷
却手段は、熱伝導性傾斜凹凸壁を介して隣接した
温冷水槽として構成し、該熱伝導性傾斜凹凸壁の
魚類飼育槽側には、該魚類飼育槽内の飼育水を、
エアーリフト作用により前記飼育水導入部を介し
て植物栽培槽に導入する飼育水導入用散気部を設
けたものである。
また第二の発明の装置は、収熱媒体を通過自在
な流路を形成した光透過性屋根を備え、前記流路
に、夫々収熱割合の異なる複数種の収熱媒体を選
択的に供給する収熱媒体供給系統と、該収熱媒体
によつて収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系
統を構成した温室内に、魚類飼育槽を設置すると
共に、該魚類飼育槽の上方に植物栽培槽を設置
し、該植物栽培槽に飼育水導入部と、魚類飼育槽
への栽培水導出部とを設けると共に、前記魚類飼
育槽と温室内には、前記加熱冷却系統の熱媒体を
供給する夫々加熱冷却手段と暖冷房手段を設け、
該加熱冷却手段は、熱伝導性傾斜凹凸壁を介して
隣接した温冷水槽として構成し、該熱伝導性傾斜
凹凸壁の魚類飼育槽側には、該魚類飼育槽内の飼
育水を、エアーリフト作用により前記飼育水導入
部を介して植物栽培槽に導入する飼育水導入用散
気部を設けてものである。
な流路を形成した光透過性屋根を備え、前記流路
に、夫々収熱割合の異なる複数種の収熱媒体を選
択的に供給する収熱媒体供給系統と、該収熱媒体
によつて収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系
統を構成した温室内に、魚類飼育槽を設置すると
共に、該魚類飼育槽の上方に植物栽培槽を設置
し、該植物栽培槽に飼育水導入部と、魚類飼育槽
への栽培水導出部とを設けると共に、前記魚類飼
育槽と温室内には、前記加熱冷却系統の熱媒体を
供給する夫々加熱冷却手段と暖冷房手段を設け、
該加熱冷却手段は、熱伝導性傾斜凹凸壁を介して
隣接した温冷水槽として構成し、該熱伝導性傾斜
凹凸壁の魚類飼育槽側には、該魚類飼育槽内の飼
育水を、エアーリフト作用により前記飼育水導入
部を介して植物栽培槽に導入する飼育水導入用散
気部を設けてものである。
(作用)
光透過性屋根の流路を流れる収熱媒体は、太陽
熱を収熱すると共に、該屋根を透過する太陽光線
を吸収する作用をするので、透過光量を環境条件
や栽培する植物の種類等に応じて、適切に調節す
ることができる。この光量の調節は、前記流路
に、夫々収熱割合の異なる複数種の収熱媒体を選
択的に供給する収熱媒体供給系統を設けることに
より、きめこまかな調節を行うことができる。
熱を収熱すると共に、該屋根を透過する太陽光線
を吸収する作用をするので、透過光量を環境条件
や栽培する植物の種類等に応じて、適切に調節す
ることができる。この光量の調節は、前記流路
に、夫々収熱割合の異なる複数種の収熱媒体を選
択的に供給する収熱媒体供給系統を設けることに
より、きめこまかな調節を行うことができる。
一方、太陽熱を収熱した収熱媒体は、加熱冷却
系統により、水等の熱媒体を加熱または冷却し、
この熱媒体を魚類飼育槽の温冷水槽に供給して、
熱伝導性傾斜凹凸壁を介して該魚類飼育槽内の飼
育水を加熱または冷却することにより、魚種に応
じて適切に維持することができる。また、前記熱
媒体の一部は暖冷房手段を介して温室内の暖冷房
に供され、前述した太陽光線の光量調節と相俟つ
て、植物の成育条件を適切に維持することができ
る。
系統により、水等の熱媒体を加熱または冷却し、
この熱媒体を魚類飼育槽の温冷水槽に供給して、
熱伝導性傾斜凹凸壁を介して該魚類飼育槽内の飼
育水を加熱または冷却することにより、魚種に応
じて適切に維持することができる。また、前記熱
媒体の一部は暖冷房手段を介して温室内の暖冷房
に供され、前述した太陽光線の光量調節と相俟つ
て、植物の成育条件を適切に維持することができ
る。
以上の栽培及び飼育に於いて、魚類飼育槽内の
飼育水は、飼育水導入用散気部のエアーリフト作
用により前述の熱伝導性傾斜凹凸壁に沿つて上昇
し、飼育水導入部を介して植物栽培槽内に導入さ
れる。この飼料水と共に、魚類の飼料や糞等の残
滓も植物栽培槽内に導入され、植物の肥料の一部
として供される。そしてかかる飼育水は、植物栽
培槽の栽培床によつて濾過されると共に、ここに
生息する微生物によつて生物学的に浄化処理さ
れ、しかる後、栽培水導出部から魚類飼育槽内に
還流するので、飼育水の水質が悪化せず、魚類の
飼育条件を常時適切に維持することができる。
飼育水は、飼育水導入用散気部のエアーリフト作
用により前述の熱伝導性傾斜凹凸壁に沿つて上昇
し、飼育水導入部を介して植物栽培槽内に導入さ
れる。この飼料水と共に、魚類の飼料や糞等の残
滓も植物栽培槽内に導入され、植物の肥料の一部
として供される。そしてかかる飼育水は、植物栽
培槽の栽培床によつて濾過されると共に、ここに
生息する微生物によつて生物学的に浄化処理さ
れ、しかる後、栽培水導出部から魚類飼育槽内に
還流するので、飼育水の水質が悪化せず、魚類の
飼育条件を常時適切に維持することができる。
(実施例)
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
図において、符号Aは温室を示すもので、該温
室Aは、収熱媒体を通過自在な流路1を形成した
光透過性屋根2を備え、該流路1に前記収熱媒体
を供給する収熱媒体供給系統Bと、該収熱媒体に
よつて収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系統
Cを構成している。
室Aは、収熱媒体を通過自在な流路1を形成した
光透過性屋根2を備え、該流路1に前記収熱媒体
を供給する収熱媒体供給系統Bと、該収熱媒体に
よつて収熱した太陽熱を熱源とする加熱冷却系統
Cを構成している。
ここで、収熱媒体は太陽熱を収熱すると共に、
屋根2を透過する太陽光線を調節するものであつ
て、例えば耐熱性、耐寒性を備えたシリコンオイ
ルに、適宜の顔料等を添加し、着色したものを使
用する。この収熱媒体に於ける太陽熱の収熱割合
(太陽光線の透過割合)は前記顔料等の添加割合
によつて調節することができる。前記収熱媒体供
給系統Bは、収熱媒体入蓄熱槽3並びに所望の弁
4、ポンプ5、配管6等から構成しており、この
収熱媒体供給系統Bは、夫々収熱割合の異なる複
数種の収熱媒体を選択的に供給する構成としてい
る。この他、収熱媒体供給系統Bは、所望収熱割
合に調整した単一種の収熱媒体を供給する構成と
することもできる。
屋根2を透過する太陽光線を調節するものであつ
て、例えば耐熱性、耐寒性を備えたシリコンオイ
ルに、適宜の顔料等を添加し、着色したものを使
用する。この収熱媒体に於ける太陽熱の収熱割合
(太陽光線の透過割合)は前記顔料等の添加割合
によつて調節することができる。前記収熱媒体供
給系統Bは、収熱媒体入蓄熱槽3並びに所望の弁
4、ポンプ5、配管6等から構成しており、この
収熱媒体供給系統Bは、夫々収熱割合の異なる複
数種の収熱媒体を選択的に供給する構成としてい
る。この他、収熱媒体供給系統Bは、所望収熱割
合に調整した単一種の収熱媒体を供給する構成と
することもできる。
次に、加熱冷却系統Cは前記収熱媒体によつて
収熱した太陽熱を熱源として、熱媒体、即ち実施
例に於いては水を冷却又は加熱して後記加熱冷却
手段F及び暖冷房手段Gに供給する構成であり、
例えば温水焚ウオーターチラー7、冷却器8、補
助ボイラー9、熱交換器10並びに所望の弁4′、
ポンプ5′、配管6′等から構成することができ
る。
収熱した太陽熱を熱源として、熱媒体、即ち実施
例に於いては水を冷却又は加熱して後記加熱冷却
手段F及び暖冷房手段Gに供給する構成であり、
例えば温水焚ウオーターチラー7、冷却器8、補
助ボイラー9、熱交換器10並びに所望の弁4′、
ポンプ5′、配管6′等から構成することができ
る。
前記温室A内には魚類飼育槽11を設置すると
共に、該魚類飼育槽11の上方に植物栽培槽12
を設置し、該植物栽培槽12に飼育水導入部D
と、魚類飼育槽11への栽培水導出部Eとを設け
ると共に、前記魚類飼育槽11と温室A内には、
前記加熱冷却系統Cの熱媒体を供給する夫々加熱
冷却手段Fと暖冷房手段Gを設けている。そして
該加熱冷却手段Fは、熱伝導性傾斜凹凸壁16を
介して隣接した温水水槽17として構成してお
り、該熱伝導性傾斜凹凸壁16の魚類飼育槽11
側には、該魚類飼育槽11内の飼育水を底部か
ら、エアーリフト作用により前記飼育水導入部D
を介して植物栽培槽12を導入する飼育水導入用
散気部13を設けている。
共に、該魚類飼育槽11の上方に植物栽培槽12
を設置し、該植物栽培槽12に飼育水導入部D
と、魚類飼育槽11への栽培水導出部Eとを設け
ると共に、前記魚類飼育槽11と温室A内には、
前記加熱冷却系統Cの熱媒体を供給する夫々加熱
冷却手段Fと暖冷房手段Gを設けている。そして
該加熱冷却手段Fは、熱伝導性傾斜凹凸壁16を
介して隣接した温水水槽17として構成してお
り、該熱伝導性傾斜凹凸壁16の魚類飼育槽11
側には、該魚類飼育槽11内の飼育水を底部か
ら、エアーリフト作用により前記飼育水導入部D
を介して植物栽培槽12を導入する飼育水導入用
散気部13を設けている。
ここで、前記栽培水導出部Eは、溢水によつて
栽培水を導出する構成としており、この栽培水導
出部Eは高低2個所に設けると共に、下方のもの
には弁4″を設け、この弁4″の開閉によつて栽培
水の水位を高低2位置に調整し得るように構成し
ている。そして植物栽培槽12には、例えばサン
ゴ等、水の濾過材として使用し得る栽培床14と
散気部15とを設置しており、この散気部15は
飼育導入用散気部13と共通のブロワー21によ
り散気する構成としている。また、植物栽培槽1
2の上方には、液肥潅水系統20を設けており、
そして温水Aには、前記ウオーターチラー7の温
水又は冷水を供給する熱交換器19とフアン18
とから暖冷房手段Gと、排気窓22を構成してい
る。
栽培水を導出する構成としており、この栽培水導
出部Eは高低2個所に設けると共に、下方のもの
には弁4″を設け、この弁4″の開閉によつて栽培
水の水位を高低2位置に調整し得るように構成し
ている。そして植物栽培槽12には、例えばサン
ゴ等、水の濾過材として使用し得る栽培床14と
散気部15とを設置しており、この散気部15は
飼育導入用散気部13と共通のブロワー21によ
り散気する構成としている。また、植物栽培槽1
2の上方には、液肥潅水系統20を設けており、
そして温水Aには、前記ウオーターチラー7の温
水又は冷水を供給する熱交換器19とフアン18
とから暖冷房手段Gと、排気窓22を構成してい
る。
以上の構成に於いて、温室A内の植物栽培槽1
2の栽培床14に植えられた植物23は、屋根2
を必要量透過する太陽光線と、暖冷房手段Gによ
つて適切な栽培条件に維持されて生育し、また魚
類飼育槽11中の魚類は、隣接する冷温水槽17
からなる加熱冷却手段Fによつて、飼育水が適温
に維持されて成育する。この際、屋根2を透過す
る太陽光線は、流路1に収熱媒体を流すことによ
り制限することができ、従つて太陽の照射量に、
激しい日変化、季節変化が合つても、温室A内で
は適切に維持される。また植物23は、その種類
によつて最適な光の強さが異なるので、これも収
熱媒体により調節することができる。この収熱媒
体は、夫々収熱割合(透過割合)の異なるものを
予め複数用意し、これらを必揚に応じて選択して
前記流路1に流すようにすれば、太陽の照射量の
変化や植物23の種類による生育条件の際に対し
て、きめこまかな調節を行うことができる。しか
しながら、本発明装置を設置する地域の環境条件
や栽培する植物23の種類によつては、必ずしも
複数種の収熱媒体を用いる必要はない。また例え
ば、屋根2を構成する材料として、例えばポリカ
ーボネート等の紫外線遮断材質を用いれば、植物
23の生育に悪影響を及ぼす太陽光線中の400n
m以下の紫外を遮断することができ、温室A内の
環境を更に植物23の生育に適切な状態とするこ
とができる。また植物23の適切な生育温度と外
気温度との差が大きい場合には、前記屋根2を、
前記収熱媒体の流路1の外側に断熱空気層24を
形成した構成とし、また他の壁面も適宜断熱構成
とすれば、外気温度による温室A内に対する影響
を少なくすることができる。
2の栽培床14に植えられた植物23は、屋根2
を必要量透過する太陽光線と、暖冷房手段Gによ
つて適切な栽培条件に維持されて生育し、また魚
類飼育槽11中の魚類は、隣接する冷温水槽17
からなる加熱冷却手段Fによつて、飼育水が適温
に維持されて成育する。この際、屋根2を透過す
る太陽光線は、流路1に収熱媒体を流すことによ
り制限することができ、従つて太陽の照射量に、
激しい日変化、季節変化が合つても、温室A内で
は適切に維持される。また植物23は、その種類
によつて最適な光の強さが異なるので、これも収
熱媒体により調節することができる。この収熱媒
体は、夫々収熱割合(透過割合)の異なるものを
予め複数用意し、これらを必揚に応じて選択して
前記流路1に流すようにすれば、太陽の照射量の
変化や植物23の種類による生育条件の際に対し
て、きめこまかな調節を行うことができる。しか
しながら、本発明装置を設置する地域の環境条件
や栽培する植物23の種類によつては、必ずしも
複数種の収熱媒体を用いる必要はない。また例え
ば、屋根2を構成する材料として、例えばポリカ
ーボネート等の紫外線遮断材質を用いれば、植物
23の生育に悪影響を及ぼす太陽光線中の400n
m以下の紫外を遮断することができ、温室A内の
環境を更に植物23の生育に適切な状態とするこ
とができる。また植物23の適切な生育温度と外
気温度との差が大きい場合には、前記屋根2を、
前記収熱媒体の流路1の外側に断熱空気層24を
形成した構成とし、また他の壁面も適宜断熱構成
とすれば、外気温度による温室A内に対する影響
を少なくすることができる。
さて、以上のようにして植物12の栽培、魚類
25の飼育を行つていつた場合、飼育水がそのま
まであると、飼育槽11内には投与した飼料の残
渣や魚類の糞やアンモニア等の排気物が蓄積して
飼料水を汚染し、魚類の成長が妨げられたり、病
気になつて死亡したりしてしまう。また従来の方
法で、飼育水を濾過する等により循環使用して
も、魚類に取つて有害なアンモニア濃度が次第に
上昇したり、このアンモニアを亜硝酸や硝酸まで
酸化しても、総量としての窒素化合物の濃度が次
第に上昇して、魚類を養殖する飼育水の条件に適
合しない水質となつてしまう。
25の飼育を行つていつた場合、飼育水がそのま
まであると、飼育槽11内には投与した飼料の残
渣や魚類の糞やアンモニア等の排気物が蓄積して
飼料水を汚染し、魚類の成長が妨げられたり、病
気になつて死亡したりしてしまう。また従来の方
法で、飼育水を濾過する等により循環使用して
も、魚類に取つて有害なアンモニア濃度が次第に
上昇したり、このアンモニアを亜硝酸や硝酸まで
酸化しても、総量としての窒素化合物の濃度が次
第に上昇して、魚類を養殖する飼育水の条件に適
合しない水質となつてしまう。
しかるに、本発明に於いては、魚類飼育槽11
内の飼育水の飼育水導入用散気部13のエアーリ
フト作用によつて、前記飼育残渣や排泄粉と共
に、飼育水導入部Dを介して植物栽培槽12に導
入し、そして植物栽培槽12内の栽培水を栽培水
導出部Eから魚類飼育槽11に還流する。このよ
うに飼育水は、これら飼料残渣や排泄物を栽培床
15によつて濾過されると共に、ここに生息する
微生物によつて生物学的に浄化処理された状態で
魚類飼育槽11に還流するので、飼育槽11内の
飼育水の水質が悪化せず、従つて魚類25を常時
最適に飼育することができる。また、この際栽培
床15によつて濾過、生物学的に分解された飼育
の残渣や排泄物は、植物23の栄養素である窒素
分等を含むものであり、これは植物23に吸収さ
れて、その生育に供される。
内の飼育水の飼育水導入用散気部13のエアーリ
フト作用によつて、前記飼育残渣や排泄粉と共
に、飼育水導入部Dを介して植物栽培槽12に導
入し、そして植物栽培槽12内の栽培水を栽培水
導出部Eから魚類飼育槽11に還流する。このよ
うに飼育水は、これら飼料残渣や排泄物を栽培床
15によつて濾過されると共に、ここに生息する
微生物によつて生物学的に浄化処理された状態で
魚類飼育槽11に還流するので、飼育槽11内の
飼育水の水質が悪化せず、従つて魚類25を常時
最適に飼育することができる。また、この際栽培
床15によつて濾過、生物学的に分解された飼育
の残渣や排泄物は、植物23の栄養素である窒素
分等を含むものであり、これは植物23に吸収さ
れて、その生育に供される。
本発明はこのように、魚類飼育槽11内の飼育
水を、飼育水導入用散気部13のエアーリフト作
用によつて、前記飼料残渣や排泄物と共に植物栽
培槽12に導入して、魚類25の成育に悪影響を
及ぼす窒素分を、植物栽培槽12での植物の生育
に積極的に利用することにより、植物23の栽培
と魚類25の飼育の両者を効果的に行うことがで
きると共に、太陽熱を合理的に利用することによ
り、環境条件が穏やかな地域は固より、厳しい地
域に於いても、これらの栽培と飼育を効果的に行
うことができる。
水を、飼育水導入用散気部13のエアーリフト作
用によつて、前記飼料残渣や排泄物と共に植物栽
培槽12に導入して、魚類25の成育に悪影響を
及ぼす窒素分を、植物栽培槽12での植物の生育
に積極的に利用することにより、植物23の栽培
と魚類25の飼育の両者を効果的に行うことがで
きると共に、太陽熱を合理的に利用することによ
り、環境条件が穏やかな地域は固より、厳しい地
域に於いても、これらの栽培と飼育を効果的に行
うことができる。
尚、上述したように高低2個所に設けた栽培水
導出部Eは、栽培水の水位を、必要に応じて低下
させて、植物23の根を空気に直接晒して、酸素
を供給したり、液肥潅水系統20による液肥灌水
を効果的に行うものである。また植物栽培槽12
の散気部15は、植物23の根に対する酸素供
給、並びに好機性微生物への酸素供給を必要に応
じて行うものである。更に熱伝導性傾斜凹凸壁1
6の凹凸部は、熱交換の効率化と、その表面に好
気性の硝化バクテリアを繁殖するためのものであ
る。このように本発明は前述した構成に加えて、
植物の栽培並びに魚類の飼育に有効な各種の技術
的手段を付加することができる。かくして本発明
は、植物栽培槽に於いては、例えばトマト、キユ
ウリ、ナス、メロン、レタス等の適宜の植物を栽
培することができると同時に魚類飼育槽に於いて
は、例えばウナギ、テラピア、ドジヨウ、コイ、
ナマズ等の各種淡水魚類を飼育することができ
る。
導出部Eは、栽培水の水位を、必要に応じて低下
させて、植物23の根を空気に直接晒して、酸素
を供給したり、液肥潅水系統20による液肥灌水
を効果的に行うものである。また植物栽培槽12
の散気部15は、植物23の根に対する酸素供
給、並びに好機性微生物への酸素供給を必要に応
じて行うものである。更に熱伝導性傾斜凹凸壁1
6の凹凸部は、熱交換の効率化と、その表面に好
気性の硝化バクテリアを繁殖するためのものであ
る。このように本発明は前述した構成に加えて、
植物の栽培並びに魚類の飼育に有効な各種の技術
的手段を付加することができる。かくして本発明
は、植物栽培槽に於いては、例えばトマト、キユ
ウリ、ナス、メロン、レタス等の適宜の植物を栽
培することができると同時に魚類飼育槽に於いて
は、例えばウナギ、テラピア、ドジヨウ、コイ、
ナマズ等の各種淡水魚類を飼育することができ
る。
(発明の効果)
本発明は以上の通り、植物の栽培と魚類の飼育
を有機的、合理的に組み合わせ、魚類の飼育に際
して発生する飼料の残渣や排泄物を積極的に植物
の生育に供すると同時に魚類の飼育水の浄化を行
うので、これらを極めて良好に行えるという効果
がある。しかも本発明は以上の栽培並びに飼育を
合理的に構成した温室内で行い、栽培並びに飼育
条件を太陽熱の回収によつて、適切に維持するの
で、環境条件が穏やかな地域に於いては、植物の
年中栽培を可能とすることができ、また環境条件
の厳しい地域、例えばソ連邦や中東地域等に於い
ても、従来難しかつた植物の栽培と魚類の飼育を
可能とし得るという効果がある。
を有機的、合理的に組み合わせ、魚類の飼育に際
して発生する飼料の残渣や排泄物を積極的に植物
の生育に供すると同時に魚類の飼育水の浄化を行
うので、これらを極めて良好に行えるという効果
がある。しかも本発明は以上の栽培並びに飼育を
合理的に構成した温室内で行い、栽培並びに飼育
条件を太陽熱の回収によつて、適切に維持するの
で、環境条件が穏やかな地域に於いては、植物の
年中栽培を可能とすることができ、また環境条件
の厳しい地域、例えばソ連邦や中東地域等に於い
ても、従来難しかつた植物の栽培と魚類の飼育を
可能とし得るという効果がある。
図は本発明の実施例を示す系統説明図である。
符号A……温室、B……収熱媒体供給系統、C
……加熱冷却系統、D……飼育水導入部、E……
栽培水導出部、F……加熱冷却手段、G……暖冷
房手段、1……流路、2……光透過性屋根2,3
……収熱媒体入蓄熱槽、4,4′,4″……弁、
5,5′……ポンプ、6,6′……配管、7……温
水焚ウオーターチラー、8……冷却器、9……補
助ボイラー、10……熱交換器、11……魚類飼
育槽、12……植物栽培槽、13……飼育水導入
用散気部、14……栽培床、15……散気部、1
6……熱伝導性傾斜凹凸壁、17……温冷水槽、
18……熱交換器、19……フアン、20……液
肥灌水系統、21……ブロワー、22……排気
窓、23……植物、24……断熱空気層、25…
…魚類。
……加熱冷却系統、D……飼育水導入部、E……
栽培水導出部、F……加熱冷却手段、G……暖冷
房手段、1……流路、2……光透過性屋根2,3
……収熱媒体入蓄熱槽、4,4′,4″……弁、
5,5′……ポンプ、6,6′……配管、7……温
水焚ウオーターチラー、8……冷却器、9……補
助ボイラー、10……熱交換器、11……魚類飼
育槽、12……植物栽培槽、13……飼育水導入
用散気部、14……栽培床、15……散気部、1
6……熱伝導性傾斜凹凸壁、17……温冷水槽、
18……熱交換器、19……フアン、20……液
肥灌水系統、21……ブロワー、22……排気
窓、23……植物、24……断熱空気層、25…
…魚類。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 収熱媒体を通過自在な流路を形成した光透過
性屋根を備え、前記流路に収熱媒体を供給する収
熱媒体供給系統と、該収熱媒体によつて収熱した
太陽熱を熱源とする加熱冷却系統を構成した温室
内に、魚類飼育槽を設置すると共に、該魚類飼育
槽の上方に植物栽培槽を設置し、該植物栽培槽に
飼育水導入部と、魚類飼育槽への栽培水導出部と
を設けると共に、前記魚類飼育槽と温室内には、
前記加熱冷却系統の熱媒体を供給する夫々加熱冷
却手段と暖冷房手段を設け、該加熱冷却手段は、
熱伝導性傾斜凹凸壁を介して隣接した温冷水槽と
して構成し、該熱伝導性傾斜凹凸壁の魚類飼育槽
側には、該魚類飼育槽内の飼育水を、エアーリフ
ト作用により前記飼育水導入部を介して植物栽培
槽に導入する飼育水導入用散気部を設けたことを
特徴とする植物栽培兼魚類飼育装置。 2 収熱媒体を通過自在な流路を形成した光透過
性屋根を備え、前記流路に、夫々収熱割合の異な
る複数種の収熱媒体を選択的に供給する収熱媒体
供給系統と、該収熱媒体によつて収熱した太陽熱
を熱源とする加熱冷却系統を構成した温室内に、
魚類飼育槽を設置すると共に、該魚類飼育槽の上
方に植物栽培槽を設置し、該植物栽培槽に飼育水
導入部と、魚類飼育槽への栽培水導出部とを設け
ると共に、前記魚類飼育槽と温室内には、前記加
熱冷却系統の熱媒体を供給する夫々加熱冷却手段
と暖冷房手段を設け、該加熱冷却手段は、熱伝導
性傾斜凹凸壁を介して隣接した温冷水槽として構
成し、該熱伝導性傾斜凹凸壁の魚類飼育槽側に
は、該魚類飼育槽内の飼育水を、エアーリフト作
用により前記飼育水導入部を介して植物栽培槽に
導入する飼育水導入用散気部を設けたことを特徴
とする植物栽培兼魚類飼育装置。 3 屋根は収熱媒体の流路の外側に、断熱用空気
層を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の植物栽培兼魚類飼育装置。 4 屋根はポリカーボネート等の紫外線遮断材質
製であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
又は第2項記載の植物栽培兼魚類飼育装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59232125A JPS61111640A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 植物栽培兼魚類飼育装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59232125A JPS61111640A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 植物栽培兼魚類飼育装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61111640A JPS61111640A (ja) | 1986-05-29 |
| JPH0332327B2 true JPH0332327B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=16934392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59232125A Granted JPS61111640A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 植物栽培兼魚類飼育装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61111640A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61231924A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-16 | 阪神港湾工業株式会社 | 魚介養殖兼野菜栽培の温室とその設備 |
| JP3149172B2 (ja) * | 1990-03-05 | 2001-03-26 | 株式会社リコー | ファクシミリ装置 |
| JP2509948Y2 (ja) * | 1990-05-25 | 1996-09-04 | 敬 高橋 | 太陽熱の蓄熱機能を備えた箱形をした殻構造の養殖槽 |
| KR100458861B1 (ko) * | 2002-11-07 | 2004-12-03 | 주식회사 심바이오테인 | 미세조류-어류 공생 생산공장 |
| JP2011004610A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 水耕栽培装置 |
| JP6548220B2 (ja) * | 2015-07-29 | 2019-07-24 | 学校法人日本大学 | アクアポニックスシステム |
| KR102209539B1 (ko) * | 2018-08-06 | 2021-01-29 | 송유진 | 태양광을 이용한 어류 양식 및 버섯 재배설비 |
| WO2020138243A1 (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 竜也 新谷 | 保温システム及び保温装置 |
| JP7243455B2 (ja) * | 2019-05-30 | 2023-03-22 | 株式会社リコー | 液体吐出装置 |
| JP7369412B1 (ja) * | 2023-04-25 | 2023-10-26 | オリエンタル白石株式会社 | アクアポニックスシステム |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS534473Y2 (ja) * | 1973-08-07 | 1978-02-03 | ||
| JPS51159348U (ja) * | 1975-06-12 | 1976-12-18 | ||
| JPS5263698U (ja) * | 1975-11-05 | 1977-05-11 | ||
| JPS54160696A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-19 | Atomenergi Ab | Fish breeding pond apparatus |
| JPS56164466U (ja) * | 1980-05-09 | 1981-12-05 | ||
| JPS58158659U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-22 | 沖森 勝 | 水陸動植物育成用断熱構造ハウス |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59232125A patent/JPS61111640A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61111640A (ja) | 1986-05-29 |
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