JPH0332376B2 - - Google Patents

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JPH0332376B2
JPH0332376B2 JP58129351A JP12935183A JPH0332376B2 JP H0332376 B2 JPH0332376 B2 JP H0332376B2 JP 58129351 A JP58129351 A JP 58129351A JP 12935183 A JP12935183 A JP 12935183A JP H0332376 B2 JPH0332376 B2 JP H0332376B2
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JP
Japan
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layer
catheter
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tubular
resin layer
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JP58129351A
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Tatsuo Suzuki
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Terumo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明はカテーテルとその製造方法に関する。
従来技術 第1図に示すようなカテーテル1は、例えばガ
イドワイヤ等に導かれて、血管等体腔内に挿入さ
れ、その先端の方向を制御されつつ目的の部位に
到達可能とされ、治療や検査を行うことを可能と
している。
そこで、このカテーテル1にあつては、本体部
2にある程度の硬さすなわち比較的小なる可撓性
を備えることを必要とされるとともに、先端部3
にある程度の柔軟さすなわち比較的大なる可撓性
を備えることを必要とされる。特に血管系のカテ
ーテル1においては、血管内に挿入され押し進め
されるものであることから、その先端部3は血管
壁を傷つけることのないように比較的大なる可撓
性を備えなければならず、その本体部2は押し進
める力を先端部3に適確に伝えるべく比較的小な
る可撓性を備えなければならない。
従来、上記のような可撓性が比較的小なる本体
部2と、可撓性が比較的大なる先端部3とからな
るカテーテル1として、本体部2と先端部3とを
接着剤や融着等によつて接続してなるカテーテル
1が提案されている。しかしながら、上記従来提
案されているカテーテル1にあつては、製作工程
が煩雑になるとともに、本体部2と先端部3との
接続部に段差を生じ、血管等への挿入を円滑に行
うことが困難であり、血栓を生ずるおそれがあ
る。また、本体部2と先端部3との接続不良によ
り、両者間での離脱にともなう切断等を生ずるお
それがある。
発明の目的 本発明は第1に、可撓性が比較的小なる本体部
と、可撓性が比較的大なる先端部とを、確実にか
つ両者間に段差を形成することなく一体成形する
ことにより、上記従来技術の欠点を解消したカテ
ーテルを提供することを目的とする。
また、本発明は第2に、可撓性が比較的小なる
本体部と、可撓性が比較的大なる先端部とが、確
実に両者間に段差を形成することなく一体成形さ
れてなるカテーテルを容易に製造可能とする製造
方法を提供することを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は第1に、
可撓性が比較的小なる管状本体部と、可撓性が比
較的大なる管状先端部とが軸方向に一体に成形さ
れてなるカテーテルにおいて、該本体部に内層と
して存在し、可撓性を比較的小とする管状の第1
の層と、該本体部および該先端部に連続して存在
し、該第1の層上に一部を一体的に被覆成形さ
れ、可撓性を比較的大とする管状の第2の層とか
らなり、該第1の層の内面と該第2の層の内面は
少なくとも該両層の境界部において滑らかに連続
してなるようにしたものである。
また、本発明は、本体部の曲げ弾性率が2800〜
3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率が1000〜
1400Kg/cm2であるようにしたものである。
また、本発明は第2に、可撓性が比較的小なる
管状本体部と、可撓性が比較的大なる管状先端部
とが軸方向に一体に成形されてなるカテーテルの
製造方法において、該本体部に内層として存在
し、可撓性を比較的小とする管状の第1の層を成
形し、該本体部および該先端部に連続して存在
し、可撓性を比較的大とする第2の層を該第1の
層を貫通して位置させた芯棒上および該第1の層
に被覆成形し、その後、該第1の層および該第2
の層から該芯棒を引抜き、該第1の層の内面と該
第2の層の内面を少なくとも該両層の境界部にお
いて滑らかに連続させるようにしたものである。
また、本発明は、本体部の曲げ弾性率が2800〜
3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率が1000〜
1400Kg/cm2であるようにしたものである。
発明の具体的説明 第2図は本発明の第1実施例に係るカテーテル
10を示す断面図、第3図AおよびBは同カテー
テル10の製造過程を示す断面図である。
カテーテル10は、第2図に示すように、長さ
L1の本体部にのみ存在する、本発明における第
1の層としての円筒状の第1の樹脂層12と、本
体部11および長さL2の先端部13に連続して
存在し、その本体部11を形成する一部を第1の
樹脂層12上に一体的に被覆成形してなる、本発
明における第2の層としての略円筒状の第2の樹
脂層14とからなつている。
ここで、第1の樹脂層12の内径と第2の樹脂
層14の内径は同一とされ、両樹脂層12,14
の境界部は滑らかに連続化されている。尚、本発
明において滑らかに連続するとは、境界部におい
て実質上段差がなく連続することを意味する。す
なわち、カテーテル10は、第2の樹脂層14の
外径をその外径とされ、第1の樹脂層12および
第2の樹脂層14の内径をその内径とされてい
る。
また、第1の樹脂層12は、本体部11に存在
するものであることからその可撓性を第2の樹脂
層14の可撓性に比して比較的小とされ、例え
ば、曲げ弾性率2800〜3200Kg/cm2、好ましくは
3000Kg/cm2のポリアミドエラストマーから形成さ
れている。これに対し、第2の樹脂層14は、そ
の可撓性と比較的大とされ、例えば曲げ弾性率
1000〜1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2のポリ
アミドエラストマーから形成されている。すなわ
ち、カテーテル10の本体部11は、可撓性の比
較的小なる第1の樹脂層12と可撓性の比較的大
なる第2の樹脂層14によつて構成され、全体と
してその可撓性を比較的小とされている。また、
カテーテル10の先端部13は、可撓性の比較的
大なる第2の樹脂層14によつてのみ構成され、
その可撓性を比較的大とされている。
なお、このカテーテル10にあつては、本体部
11の端部にカテーテルハブを接続し、先端部1
3に必要な屈曲形状を与えられた後、使用に供さ
れる。
上記第1実施例によれば、可撓性が比較的小な
る本体部11と可撓性が比較的大なる先端部13
とが一体成形されてなるカテーテル10を得るこ
とが可能となる。したがつて、本体部11と先端
部13との接続部に段差を生ずることなく、血管
等への挿入を円滑に行うことが可能となるととも
に、血栓を生じにくく、また本体部11と先端部
13との間で離脱を生ずるおそれもない。
次に上記カテーテル10の製造方法について説
明する。まず、必要なカテーテル10の長さより
も長い、本発明における芯棒としての、例えば銀
線、銅線等からなる芯金15上に、第3図Aに示
すように、可撓性の比較的小なる第1の樹脂層1
2を被覆成形する。この第1の樹脂層12は、円
筒状とされ本体部11の長さL1よりも長い範囲
に被覆される。例えば、長さ150cm、外径1.4mmの
芯金15に、芯金15の一端から110cmの長さで、
外径1.9mmの第1の樹脂層12を被覆する。
次に、芯金15上および上記第1の樹脂層12
上に、第1の樹脂層12に比して可撓性の比較的
大なる樹脂材料からなる第2の樹脂層14を被覆
成形する。この第2の樹脂層14は、長さL1の
本体部11および長さL2の先端部13にわたつ
て連続的に被覆される。例えば、外径2.3mmの第
2の樹脂層14を、芯金15と第1の樹脂層12
の上面に被覆する。
次に、上記第1の樹脂層12および第2の樹脂
層14から芯金15を引抜き、必要な長さに切断
し、カテーテル10を得る。すなわち、第1の樹
脂層12と第2の樹脂層14が重なつている部分
を本体部11とし、第2の樹脂層14のみからな
つている部分を先端部13として用いる。例え
ば、第1の樹脂層12に曲げ弾性率2800〜3200
Kg/cm2、好ましくは3000Kg/cm2のポリアミドエラ
ストマーを用い、第2の樹脂層14に曲げ弾性率
1000〜1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2のポリ
アミドエラストマーを用いるものとすれば、可撓
性が比較的小なる本体部11と可撓性が比較的大
なる先端部13からなるカテーテル10を得るこ
とが可能となる。すなわち、上記製造方法によれ
ば、本発明に係るカテーテル10を容易に製造す
ることが可能となる。
第4図は本発明の第2実施例に係るカテーテル
20を示す断面図、第5図AおよびBは同カテー
テル20の製造過程を示す断面図であり、前記カ
テーテル10における同一部分は同一符号を付す
ものとする。
このカテーテル20が前記カテーテル10と異
なる点は、第1の樹脂層12と第2の樹脂層14
との間に、例えば線径0.08mmのステンレス鋼線か
らなるワイヤ層21を例えばピツチ1mmで編んだ
点のみにある。
したがつて、この第2実施例によれば、上記カ
テーテル10と同様な本体部11と先端部13と
を確実にかつ両者間に段差を形成することなく一
体成形可能とするとともに、本体部11のねじり
剛性を大とし、本体部11に加えるねじり操作に
よつて先端部13をより適確に方向づけることが
可能なカテーテル20を得ることが可能となる。
次に、上記カテーテル20の製造方法について
説明する。このカテーテル20の製造方法が前記
カテーテル10の製造方法と異なる点は、芯金1
5上への第1の樹脂層12の被覆成形の後、第5
図Aに示すように、第1の樹脂層12上にワイヤ
層21を編み、その後、第5図Bに示すように、
第1の樹脂層12およびワイヤ層21上ならびに
芯金15上に第2の樹脂層14を被覆成形する点
のみにある。すなわち、この製造方法によれば、
本発明に係るカテーテル20を容易に製造するこ
とが可能となる。
なお、カテーテル10,20の構成材料として
は、ポリアミドエラストマーに限らず、ポリウレ
タンエラストマー、ポリエステルエラストマー、
ポリエチレン等の可撓性プラスチツクを広く用い
ることが可能である。
なお、所望によりカテーテル10,20の外表
面に生体適合性のある材料、例えばシリコーン樹
脂、シリコーンウレタン共重合体、セグメントポ
リウレタン等の層を設けることによりさらに生体
適合性に優れたカーテンを得ることができる。
また、本発明に係るカテーテルの製造方法にお
いては、第1の層あるいは第1の層とワイヤ層を
成形後、その内部に芯棒を挿入し、それらの上に
第2の層を被覆成形し、その後芯棒を引抜くよう
にしてもよい。
発明の具体的効果 以上のように、本発明の第1は、可撓性が比較
的小なる管状本体部と、可撓性が比較的大なる管
状先端部とが軸方向に一体に成形されてなるカテ
ーテルにおいて、該本体部に内層として存在し、
可撓性を比較的小とする管状の第1の層と、該本
体部および該先端部に連続して存在し、該第1の
層上に一部を一体的に被覆成形され、可撓性を比
較的大とする管状の第2の層とからなり、該第1
の層の内面と該第2の層の内面は少なくとも該両
層の境界部において滑らかに連続してなるように
したものである。したがつて、本発明の第1によ
れば、本体部と先端部とが確実にかつ両者間に段
差を形成することなく一体成形されてなるカテー
テルを得ることが可能となる。
よつて、カテーテルの本体部と先端部の境界部
は滑らかであり、血管等への挿入を円滑に行うこ
とができる。また、両者間に段差がないことによ
り血液に対して悪影響を与えることがなく、血管
内での血液凝固すなわち血栓を生じさせたりする
ことがない。さらに、本体部と先端部の夫々は切
れ目がなく連続して成形されているため、両者を
接着剤等により接続した場合のような接続不良に
よる両者の離脱といつた危険がない。
また、本体部と先端部はその内面が境界部にお
いて滑らかに連続しているため、ガイドワイヤ等
への挿入も円滑に行うことができる。
また、本発明の第2は、可撓性が比較的小なる
管状本体部と、可撓性が比較的大なる管状先端部
とが軸方向に一体に成形されてなるカテーテルの
製造方法において、該本体部に内層として存在
し、可撓性を比較的小とする管状の第1の層を成
形し、該本体部および該先端部に連続して存在
し、可撓性を比較的大とする第2の層を該第1の
層を貫通して位置させた芯棒上および該第1の層
上に被覆成形し、その後、該第1の層および該第
2の層から該芯棒を引抜き、該第1の層の内面と
該第2の層の内面を少なくとも該両層の境界部に
おいて滑らかに連続させるようにしたものであ
る。
したがつて、本発明の第2によれば、可撓性の
異なる本体部と先端部とが確実にかつ両者間に段
差を形成することなく一体成形されてなるカテー
テルを容易に製造することが可能となる。
また本体部と先端部の内面をその境界部におい
て滑らかに連続して形成することができる。
さらに本体部の曲げ弾性率を2800〜3200Kg/
cm2、好ましくは3000Kg/cm2とすることにより、カ
テーテルを血管内に挿入するときに押し進める力
を先端部に適確に伝えることができる。また、先
端部の曲げ弾性率1000〜1400Kg/cm2、好ましくは
1200Kg/cm2とすることにより、カテーテルを血管
内に挿入するときに血管壁を傷つけることなく挿
入可能な可撓性を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のカテーテルを示す平面図、第2
図は本発明の第1実施例に係るカテーテルを示す
断面図、第3図AおよびBは同第1実施例に係る
カテーテルの製造過程を示す断面図、第4図は本
発明の第2実施例に係るカテーテルを示す断面
図、第5図AおよびBは同第2実施例に係るカテ
ーテルの製造過程を示す断面図である。 10,20……カテーテル、11……本体部、
12……第1の樹脂層、13……先端部、14…
…第2の樹脂層、15……芯金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性が比較的小なる管状本体部と、可撓性
    が比較的大なる管状先端部とが軸方向に一体に成
    形されてなるカテーテルにおいて、該本体部に内
    層として存在し、可撓性を比較的小とする管状の
    第1の層と、該本体部および該先端部に連続して
    存在し、該第1の層上に一部を一体的に被覆成形
    され、可撓性を比較的大とする管状の第2の層と
    からなり、該第1の層の内面と該第2の層の内面
    は少なくとも該両層の境界部において滑らかに連
    続してなることを特徴とするカテーテル。 2 本体部の曲げ弾性率が2800〜3200Kg/cm2であ
    り、先端部の曲げ弾性率が1000〜1400Kg/cm2であ
    る特許請求の範囲第1項記載のカテーテル。 3 可撓性が比較的小なる管状本体部と、可撓性
    が比較的大なる管状先端部とが軸方向に一体に成
    形されてなるカテーテルの製造方法において、該
    本体部に内層として存在し、可撓性を比較的小と
    する管状の第1の層を成形し、該本体部および該
    先端部に連続して存在し、可撓性を比較的大とす
    る第2の層を該第1の層を貫通して位置させた芯
    棒上および該第1の層上に被覆成形し、その後、
    該第1の層および該第2の層から該芯棒を引抜
    き、該第1の層の内面と該第2の層の内面を少な
    くとも該両層の境界部において滑らかに連続させ
    ることを特徴とするカテーテルの製造方法。 4 本体部の曲げ弾性率が2800〜3200Kg/cm2であ
    り、先端部の曲げ弾性率が1000〜1400Kg/cm2であ
    る特許請求の範囲第3項記載のカテーテルの製造
    方法。
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