JPH0530469B2 - - Google Patents
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- JPH0530469B2 JPH0530469B2 JP3149256A JP14925691A JPH0530469B2 JP H0530469 B2 JPH0530469 B2 JP H0530469B2 JP 3149256 A JP3149256 A JP 3149256A JP 14925691 A JP14925691 A JP 14925691A JP H0530469 B2 JPH0530469 B2 JP H0530469B2
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Links
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はカテーテルに関
し、さらに詳しくは血管等への挿入を円滑に行う
ことができるカテーテルに関する。
し、さらに詳しくは血管等への挿入を円滑に行う
ことができるカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】 図1に示すようなカテーテル1
は、例えばガイドワイヤ等に導かれて、血管等体
腔内に挿入され、その先端の方向を制御されつつ
目的の部位に到達可能とされ、治療や検査を行う
ことを可能としている。
は、例えばガイドワイヤ等に導かれて、血管等体
腔内に挿入され、その先端の方向を制御されつつ
目的の部位に到達可能とされ、治療や検査を行う
ことを可能としている。
【0003】 そこで、このカテーテル1にあつて
は、本体部2にある程度の硬さすなわち比較的小
なる可撓性を備えることを必要とされるととも
に、先端部3にある程度の柔軟さすなわち比較的
大なる可撓性を備えることを必要とされる。特に
血管系のカテーテル1においては、その本体部2
は押込み力を先端部3にまで伝えるために先端部
3の近傍まである程度の硬さすなわち比較的小な
る可撓性が必要である。他方、先端部3にはカテ
ーテル1の種類によつて各種の湾曲した形状が予
めつけられており、挿入する際にはその湾曲した
形状がガイドワイヤに沿うような柔軟さを有し、
ガイドワイヤに沿つて直線状になることによつて
挿入を容易とし、更に心臓や血管に留置するに際
してその内壁に損傷を生じないような柔軟さすな
わち比較的大なる可撓性が必要である。
は、本体部2にある程度の硬さすなわち比較的小
なる可撓性を備えることを必要とされるととも
に、先端部3にある程度の柔軟さすなわち比較的
大なる可撓性を備えることを必要とされる。特に
血管系のカテーテル1においては、その本体部2
は押込み力を先端部3にまで伝えるために先端部
3の近傍まである程度の硬さすなわち比較的小な
る可撓性が必要である。他方、先端部3にはカテ
ーテル1の種類によつて各種の湾曲した形状が予
めつけられており、挿入する際にはその湾曲した
形状がガイドワイヤに沿うような柔軟さを有し、
ガイドワイヤに沿つて直線状になることによつて
挿入を容易とし、更に心臓や血管に留置するに際
してその内壁に損傷を生じないような柔軟さすな
わち比較的大なる可撓性が必要である。
【0004】 よつて、カテーテル1において、本体
部2と先端部3とは、それぞれ、それらの略全域
に略一定の硬さすなわち比較的小なる可撓性と、
柔軟さすなわち比較的大なる可撓性とを有するこ
とが望まれる。
部2と先端部3とは、それぞれ、それらの略全域
に略一定の硬さすなわち比較的小なる可撓性と、
柔軟さすなわち比較的大なる可撓性とを有するこ
とが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 従来、上記の
ような可撓性が比較的小なる本体部2と、可撓性
が比較的大なる先端部3とからなるカテーテル1
として、本体部2と先端部3とを接着剤や融着等
によつて接続してなるカテーテル1が提案されて
いる。しかしながら、上記従来提案されているカ
テーテル1にあつては、製作工程が煩雑になると
ともに、本体部2と先端部3との接続部に段差を
生じ、血管等への挿入を円滑に行うことが困難で
あり、血栓を生ずるおそれがある。また、本体部
2と先端部3との接続不良により、両者間での離
脱にともなう切断等を生ずるおそれがある。
ような可撓性が比較的小なる本体部2と、可撓性
が比較的大なる先端部3とからなるカテーテル1
として、本体部2と先端部3とを接着剤や融着等
によつて接続してなるカテーテル1が提案されて
いる。しかしながら、上記従来提案されているカ
テーテル1にあつては、製作工程が煩雑になると
ともに、本体部2と先端部3との接続部に段差を
生じ、血管等への挿入を円滑に行うことが困難で
あり、血栓を生ずるおそれがある。また、本体部
2と先端部3との接続不良により、両者間での離
脱にともなう切断等を生ずるおそれがある。
【0006】 本発明は、本体部と先端部とが、それ
ぞれ、それらの略全域に略一定の硬さと柔軟さと
を有し、かつ両者間に段差を形成することなく一
体に成形されてなるカテーテルを提供することを
目的とする。
ぞれ、それらの略全域に略一定の硬さと柔軟さと
を有し、かつ両者間に段差を形成することなく一
体に成形されてなるカテーテルを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目
的を達成するために、本発明は、可撓性が比較的
小なる管状本体部と、可撓性が比較的大なる管状
先端部とが軸方向に一体に成形されてなるカテー
テルにおいて、該カテーテルは該本体部と該先端
部に連続する少なくとも内管部と外管部とを有
し、該本体部と該先端部とで肉厚の異なる内管部
の外面に、外管部を被覆成形してなり、内管部と
外管部の2つの管部のうち、先端部における肉厚
が他方の管部に比して厚肉でありかつ本体部にお
ける肉厚が他方の管部に比して薄肉である方の管
部の可撓性を他方の管部の可撓性に比してより大
とし、該本体部における内管部と外管部の肉厚を
それぞれ一定とし、かつ該先端部における内管部
と外管部の肉厚もそれぞれ一定とし、該本体部と
該先端部とが両者間に段差を形成することなく一
体に成形されているようにしたものである。
的を達成するために、本発明は、可撓性が比較的
小なる管状本体部と、可撓性が比較的大なる管状
先端部とが軸方向に一体に成形されてなるカテー
テルにおいて、該カテーテルは該本体部と該先端
部に連続する少なくとも内管部と外管部とを有
し、該本体部と該先端部とで肉厚の異なる内管部
の外面に、外管部を被覆成形してなり、内管部と
外管部の2つの管部のうち、先端部における肉厚
が他方の管部に比して厚肉でありかつ本体部にお
ける肉厚が他方の管部に比して薄肉である方の管
部の可撓性を他方の管部の可撓性に比してより大
とし、該本体部における内管部と外管部の肉厚を
それぞれ一定とし、かつ該先端部における内管部
と外管部の肉厚もそれぞれ一定とし、該本体部と
該先端部とが両者間に段差を形成することなく一
体に成形されているようにしたものである。
【0008】 また、本発明は、本体部の曲げ弾性率
が2800〜3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率
が1000〜1400Kg/cm2であるようにしたものであ
る。
が2800〜3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率
が1000〜1400Kg/cm2であるようにしたものであ
る。
【0009】 また、本発明は、カテーテルの外径と
内径とが本体部と先端部にわたり、ともに均一で
あるようにしたものである。
内径とが本体部と先端部にわたり、ともに均一で
あるようにしたものである。
【0010】 また、本発明は、本体部と先端部とが
その内面及び外面に段差を生じることなく滑らか
に連続してなるようにしたものである。
その内面及び外面に段差を生じることなく滑らか
に連続してなるようにしたものである。
【0011】 また、本発明は、本体部と先端部との
境界部分における肉厚が滑らかに変化するもので
あるようにしたものである。
境界部分における肉厚が滑らかに変化するもので
あるようにしたものである。
【0012】
【実施例】 図2は本発明の第1実施例に係るカ
テーテル10を示す断面図である。
テーテル10を示す断面図である。
【0013】 カテーテル10は、図2に示すよう
に、長さL1の本体部11と長さL2の先端部12
とが軸方向に一体成形されており、本体部11と
先端部12とで肉厚の異なる内管部13の上面
に、外管部14を被覆成形している。ここで、内
管部13は、略一定内径で、本体部11における
肉厚を厚く、先端部12における肉厚を薄く設定
されている。また、外管部14は、略一定外径
で、本体部11における肉厚を薄く、先端部12
における肉厚を厚く設定されている。なお、各内
管部13、外管部14の、本体部11と先端部1
2との境界部分における肉厚変化は、図2に示す
ように階段状ではく、テーパ状の滑らかな変化と
されている。
に、長さL1の本体部11と長さL2の先端部12
とが軸方向に一体成形されており、本体部11と
先端部12とで肉厚の異なる内管部13の上面
に、外管部14を被覆成形している。ここで、内
管部13は、略一定内径で、本体部11における
肉厚を厚く、先端部12における肉厚を薄く設定
されている。また、外管部14は、略一定外径
で、本体部11における肉厚を薄く、先端部12
における肉厚を厚く設定されている。なお、各内
管部13、外管部14の、本体部11と先端部1
2との境界部分における肉厚変化は、図2に示す
ように階段状ではく、テーパ状の滑らかな変化と
されている。
【0014】 ここで、内管部13は、その肉厚が本
体部11においてより厚肉とされていることか
ら、その可撓性を外管部14の可撓性に比してよ
り小とされ、例えば曲げ弾性率2800〜3200Kg/
cm2、好ましくは3000Kg/cm2のポリアミドエラスト
マーから形成されている。これに対し、外管部1
4は、その可撓性を比較的大とされ、例えば曲げ
弾性率1000〜1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2
のポリアミドエラストマーから形成されている。
すなわち、カテーテル10の本体部11は、その
厚肉構成部分を比較的可撓性の小なる内管部13
によつて形成され、全体としてその可撓性を比較
的小とされている。またカテーテル10の先端部
12は、その厚肉構成部分を比較的可撓性の大な
る外管部14によつて形成され、全体としてその
可撓性を比較的大とされている。
体部11においてより厚肉とされていることか
ら、その可撓性を外管部14の可撓性に比してよ
り小とされ、例えば曲げ弾性率2800〜3200Kg/
cm2、好ましくは3000Kg/cm2のポリアミドエラスト
マーから形成されている。これに対し、外管部1
4は、その可撓性を比較的大とされ、例えば曲げ
弾性率1000〜1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2
のポリアミドエラストマーから形成されている。
すなわち、カテーテル10の本体部11は、その
厚肉構成部分を比較的可撓性の小なる内管部13
によつて形成され、全体としてその可撓性を比較
的小とされている。またカテーテル10の先端部
12は、その厚肉構成部分を比較的可撓性の大な
る外管部14によつて形成され、全体としてその
可撓性を比較的大とされている。
【0015】 そして、本体部11における内管部1
3の肉厚は上述の如くの厚肉状にて一定とし、か
つ本体部11における外管部14の肉厚は上述の
如くの厚肉状にて一定としている。また、先端部
12における内管部13の肉厚は上述の如くの薄
肉状にて一定とし、かつ先端部12における外管
部14の肉厚は上述の如くの厚肉状にて一定とし
ている。すなわち、カテーテル10にあつては、
本体部11における内管部13と外管部14の肉
厚をそれぞれ一定とされ、結果として、本体部1
1の略全域に略一定の硬さすなわち比較的小なる
可撓性を有する。また、先端部12における内管
部13と外管部14の肉厚をそれぞれ一定とさ
れ、結果として先端部12の略全域に略一定の柔
軟さすなわち比較的大なる可撓性を有する。
3の肉厚は上述の如くの厚肉状にて一定とし、か
つ本体部11における外管部14の肉厚は上述の
如くの厚肉状にて一定としている。また、先端部
12における内管部13の肉厚は上述の如くの薄
肉状にて一定とし、かつ先端部12における外管
部14の肉厚は上述の如くの厚肉状にて一定とし
ている。すなわち、カテーテル10にあつては、
本体部11における内管部13と外管部14の肉
厚をそれぞれ一定とされ、結果として、本体部1
1の略全域に略一定の硬さすなわち比較的小なる
可撓性を有する。また、先端部12における内管
部13と外管部14の肉厚をそれぞれ一定とさ
れ、結果として先端部12の略全域に略一定の柔
軟さすなわち比較的大なる可撓性を有する。
【0016】 なお、上記カテーテル10において
は、各内管部13、外管部14の、本体部11と
先端部12との境界領域における肉厚変化が図2
に示すように滑らかに変化せしめられていること
から、カテーテル10の本体部11と先端部12
との可撓性の変化も滑らかなものとなつており、
血管内等への挿入を円滑に行うことができる。
は、各内管部13、外管部14の、本体部11と
先端部12との境界領域における肉厚変化が図2
に示すように滑らかに変化せしめられていること
から、カテーテル10の本体部11と先端部12
との可撓性の変化も滑らかなものとなつており、
血管内等への挿入を円滑に行うことができる。
【0017】 しかして、このカテーテル10にあつ
ては、本体部11の端部にカテーテルハブを接続
し、先端部12に必要な屈曲形状を与えられた
後、使用に供される。
ては、本体部11の端部にカテーテルハブを接続
し、先端部12に必要な屈曲形状を与えられた
後、使用に供される。
【0018】 すなわち、上記第1実施例によれば、
本体部11と先端部12とが、それぞれ、それら
の略全域に略一定の硬さと柔軟さとを有して一体
に成形されるカテーテル10を得ることが可能と
なる。ここで、カテーテル10の本体部11およ
び先端部12の内径は内管部13によつて形成さ
れ、それらの外径は外管部14によつて形成さ
れ、したがつて、本体部11と先端部12との境
界領域の内面および外面に段差を生ずることがな
く、血管等への挿入を円滑に行うことが可能とな
るとともに、血栓を生ずることがなく、また本体
部11と先端部12との間で離脱を生ずるおそれ
もない。
本体部11と先端部12とが、それぞれ、それら
の略全域に略一定の硬さと柔軟さとを有して一体
に成形されるカテーテル10を得ることが可能と
なる。ここで、カテーテル10の本体部11およ
び先端部12の内径は内管部13によつて形成さ
れ、それらの外径は外管部14によつて形成さ
れ、したがつて、本体部11と先端部12との境
界領域の内面および外面に段差を生ずることがな
く、血管等への挿入を円滑に行うことが可能とな
るとともに、血栓を生ずることがなく、また本体
部11と先端部12との間で離脱を生ずるおそれ
もない。
【0019】 次に、上記カテーテル10の製造方法
について説明する。まず、本体部11の肉厚が先
端部12の肉厚より厚く、その可撓性が比較的小
なる内管部13を押出し成形等により作製する。
例えば、曲げ弾性率3000Kg/cm2のポリアミドエラ
ストマーで本体部11が内径1.4mm、外径2.1mmで
あり、先端部12が内径1.4mm、外径1.6mmである
内管部13を形成する。次に、上記内管部13を
の上面に、内管部13に比してその可撓性が比較
的大なる外管部14を被覆する。例えば、曲げ弾
性率1200Kg/cm2のポリアミドエラストマーで外径
2.3mmの外管部14を被覆する。次に、上記のよ
うにして一体成形された内管部13および外管部
14を必要な長さに切断し、カテーテル10を得
る。
について説明する。まず、本体部11の肉厚が先
端部12の肉厚より厚く、その可撓性が比較的小
なる内管部13を押出し成形等により作製する。
例えば、曲げ弾性率3000Kg/cm2のポリアミドエラ
ストマーで本体部11が内径1.4mm、外径2.1mmで
あり、先端部12が内径1.4mm、外径1.6mmである
内管部13を形成する。次に、上記内管部13を
の上面に、内管部13に比してその可撓性が比較
的大なる外管部14を被覆する。例えば、曲げ弾
性率1200Kg/cm2のポリアミドエラストマーで外径
2.3mmの外管部14を被覆する。次に、上記のよ
うにして一体成形された内管部13および外管部
14を必要な長さに切断し、カテーテル10を得
る。
【0020】 図3は本発明の第2実施例に係るカテ
ーテル20を示す断面図である。
ーテル20を示す断面図である。
【0021】 このカテーテル20が前記カテーテル
10と異なる点は、内管部13と外管部14との
間に、例えば線径0.08mmのステンレス鋼線からな
るワイヤ層21を例えばピツチ1mmで編んだ点の
みにある。さらに詳述すると、ワイヤ層21は本
体部11の一定の肉厚を有する内管部13、外管
部14の間に設けている。本体部11と先端部1
2との境界部分にワイヤ層21が存在しないこと
により急激な可撓性の変化がなくキンクしにく
い。
10と異なる点は、内管部13と外管部14との
間に、例えば線径0.08mmのステンレス鋼線からな
るワイヤ層21を例えばピツチ1mmで編んだ点の
みにある。さらに詳述すると、ワイヤ層21は本
体部11の一定の肉厚を有する内管部13、外管
部14の間に設けている。本体部11と先端部1
2との境界部分にワイヤ層21が存在しないこと
により急激な可撓性の変化がなくキンクしにく
い。
【0022】 したがつて、この第2実施例によれ
ば、上記カテーテル10と同様な本体部11と先
端部12とを確実にかつ両者間に段差を形成する
ことなく一体成形可能とするとともに、本体部1
1のねじり剛性を大とし、本体部11に加えるね
じり操作によつて先端部12をより適確に方向づ
けることが可能なカテーテル20を得ることが可
能となる。
ば、上記カテーテル10と同様な本体部11と先
端部12とを確実にかつ両者間に段差を形成する
ことなく一体成形可能とするとともに、本体部1
1のねじり剛性を大とし、本体部11に加えるね
じり操作によつて先端部12をより適確に方向づ
けることが可能なカテーテル20を得ることが可
能となる。
【0023】
なお、上記各実施例は、内管部13の肉厚が本
体部11においてより厚肉とされ、内管部13の
可撓性を外管部14の可撓性に比してより小とす
る場合について説明した。しかしながら、本発明
に係るカテーテルにあつては、図4に示すカテー
テル30におけるように、内管部13Aの肉厚が
本体部11Aにおいてより薄肉とされ、先端部1
2Aにおいてより厚肉とされ、内管部13Aの可
撓性を外管部14Aの可撓性に比して大とするも
のであつてもよい。これにより、手元のトルクが
先端まで伝わりやすい。
体部11においてより厚肉とされ、内管部13の
可撓性を外管部14の可撓性に比してより小とす
る場合について説明した。しかしながら、本発明
に係るカテーテルにあつては、図4に示すカテー
テル30におけるように、内管部13Aの肉厚が
本体部11Aにおいてより薄肉とされ、先端部1
2Aにおいてより厚肉とされ、内管部13Aの可
撓性を外管部14Aの可撓性に比して大とするも
のであつてもよい。これにより、手元のトルクが
先端まで伝わりやすい。
【0024】 なお、このカテーテル30にあつて
は、本体部11Aにおける内管部13Aの肉厚を
上述の如くの薄肉状にて一定とし、かつ本体部1
1Aにおける外管部14Aの肉厚を上述の如くの
厚肉状にて一定とすることにより、結果として本
体部11Aの略全域に略一定の硬さすなわち比較
的小なる可撓性を具備する。また、先端部12A
における内管部13Aの肉厚を上述の如くの厚肉
状にて一定とし、かつ先端部12Aにおける外管
部14Aの肉厚を上述の如くの薄肉状にて一定と
することにより、結果として先端部12Aの略全
域に略一定の柔軟さすなわち比較的大なる可撓性
を具備する。
は、本体部11Aにおける内管部13Aの肉厚を
上述の如くの薄肉状にて一定とし、かつ本体部1
1Aにおける外管部14Aの肉厚を上述の如くの
厚肉状にて一定とすることにより、結果として本
体部11Aの略全域に略一定の硬さすなわち比較
的小なる可撓性を具備する。また、先端部12A
における内管部13Aの肉厚を上述の如くの厚肉
状にて一定とし、かつ先端部12Aにおける外管
部14Aの肉厚を上述の如くの薄肉状にて一定と
することにより、結果として先端部12Aの略全
域に略一定の柔軟さすなわち比較的大なる可撓性
を具備する。
【0025】 次に、本発明の作用について説明す
る。上記各実施例に係るカテーテル10,20,
30は、例えばガイドワイヤ等に導かれて、血管
等体腔内に挿入され、その先端の方向を制御され
つつ目的の部位に到達可能とされ、治療や検査を
行うことを可能とする。
る。上記各実施例に係るカテーテル10,20,
30は、例えばガイドワイヤ等に導かれて、血管
等体腔内に挿入され、その先端の方向を制御され
つつ目的の部位に到達可能とされ、治療や検査を
行うことを可能とする。
【0026】 ここで、上記各カテーテル10,2
0,30にあつては、前述のように、本体部1
1,11Aの略全域に略一定のある程度の硬さす
なわち比較的小なる可撓性を備え、先端部12,
12Aの略全域に略一定のある程度の柔軟さすな
わち比較的大なる可撓性を備えている。したがつ
て、上記各カテーテル10,20,30が例えば
血管内に挿入され、押し進められる時、その先端
部12,12Aはその略全域がガイドワイヤに容
易に沿つて挿入容易となり、かつ血管壁を傷つけ
ることがなく、その本体部11,11Aは押し進
める力を先端部12,12Aにまで適確に伝える
ことを確実にする。
0,30にあつては、前述のように、本体部1
1,11Aの略全域に略一定のある程度の硬さす
なわち比較的小なる可撓性を備え、先端部12,
12Aの略全域に略一定のある程度の柔軟さすな
わち比較的大なる可撓性を備えている。したがつ
て、上記各カテーテル10,20,30が例えば
血管内に挿入され、押し進められる時、その先端
部12,12Aはその略全域がガイドワイヤに容
易に沿つて挿入容易となり、かつ血管壁を傷つけ
ることがなく、その本体部11,11Aは押し進
める力を先端部12,12Aにまで適確に伝える
ことを確実にする。
【0027】 さらに、上記各カテーテル10,2
0,30にあつては、前述のように、本体部1
1,11Aと先端部12,12Aとの境界領域の
内面および外面に段差を生ずることがない。した
がつて、血管等への挿入を円滑に行うことが可能
となるとともに、血栓を生ずることがない。ま
た、本体部11,11Aと先端部12,12Aと
の間で離脱を生ずることもない。
0,30にあつては、前述のように、本体部1
1,11Aと先端部12,12Aとの境界領域の
内面および外面に段差を生ずることがない。した
がつて、血管等への挿入を円滑に行うことが可能
となるとともに、血栓を生ずることがない。ま
た、本体部11,11Aと先端部12,12Aと
の間で離脱を生ずることもない。
【0028】
【発明の効果】 以上のように、本発明は、可撓
性が比較的小なる管状本体部と、可撓性が比較的
大なる管状先端部とが軸方向に一体に成形されて
なるカテーテルにおいて、該カテーテルは該本体
部と該先端部に連続する少なくとも内管部と外管
部とを有し、該本体部と該先端部とで肉厚の異な
る内管部の外面に、外管部を被覆成形してなり、
内管部と外管部の2つの管部のうち、先端部にお
ける肉厚が他方の管部に比して厚肉でありかつ本
体部における肉厚が他方の管部に比して薄肉であ
る方の管部の可撓性を他方の管部の可撓性に比し
てより大とし、該本体部における内管部と外管部
の肉厚をそれぞれ一定とし、かつ該先端部におけ
る内管部と外管部の肉厚もそれぞれ一定とし、該
本体部と該先端部とが両者間に段差を形成するこ
となく一体に成形されているようにしたものであ
る。
性が比較的小なる管状本体部と、可撓性が比較的
大なる管状先端部とが軸方向に一体に成形されて
なるカテーテルにおいて、該カテーテルは該本体
部と該先端部に連続する少なくとも内管部と外管
部とを有し、該本体部と該先端部とで肉厚の異な
る内管部の外面に、外管部を被覆成形してなり、
内管部と外管部の2つの管部のうち、先端部にお
ける肉厚が他方の管部に比して厚肉でありかつ本
体部における肉厚が他方の管部に比して薄肉であ
る方の管部の可撓性を他方の管部の可撓性に比し
てより大とし、該本体部における内管部と外管部
の肉厚をそれぞれ一定とし、かつ該先端部におけ
る内管部と外管部の肉厚もそれぞれ一定とし、該
本体部と該先端部とが両者間に段差を形成するこ
となく一体に成形されているようにしたものであ
る。
【0029】 また、本発明は、本体部の曲げ弾性率
が2800〜3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率
が1000〜1400Kg/cm2であるようにしたものであ
る。
が2800〜3200Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率
が1000〜1400Kg/cm2であるようにしたものであ
る。
【0030】 また、本発明は、カテーテルの外径と
内径とが本体部と先端部にわたり、ともに均一で
あるようにしたものである。
内径とが本体部と先端部にわたり、ともに均一で
あるようにしたものである。
【0031】 また、本発明は、本体部と先端部とが
その内面及び外面に段差を生じることなく滑らか
に連続してなるようにしたものである。
その内面及び外面に段差を生じることなく滑らか
に連続してなるようにしたものである。
【0032】 また、本発明は、本体部と先端部との
境界部分における肉厚が滑らかに変化するもので
あるようにしたものである。
境界部分における肉厚が滑らかに変化するもので
あるようにしたものである。
【0033】 したがつて、本発明によれば、本体部
と先端部とが、それぞれ、それらの略全域に略一
定の硬さと柔軟さとを有し、かつ両者間に段差を
形成することなく一体に成形されてなるカテーテ
ルを得ることが可能となり、血管等への挿入を円
滑に行うことが可能となるとともに、血栓を生ず
ることがなく、また本体部と先端部との間で離脱
を生ずるおそれもない。さらに本体部の曲げ弾性
率を2800〜3200Kg/cm2、好ましくは3000Kg/cm2と
することにより、カテーテルを血管内に挿入する
ときに押し進める力を先端部に適確に伝えること
ができる。また、先端部の曲げ弾性率を1000〜
1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2とすることに
より、カテーテルを血管内に挿入するときに血管
壁を傷つけることなく挿入可能な可撓性を与える
ことができる。なお、所望によりカテーテルの外
表面に生体適合性のある材料、例えばシリコーン
樹脂、シリコーン−ウレタン共重合体、セグメン
トポリウレタン等の層を設けることによりさらに
生体適合性に優れたカテーテルを得ることができ
る。また、本体部と先端部とがその境界部分にお
ける肉厚変化を滑らかな変化とすることにより可
撓性の変化も滑らかとなり、血管内等へのカテー
テルの挿入が容易となる。
と先端部とが、それぞれ、それらの略全域に略一
定の硬さと柔軟さとを有し、かつ両者間に段差を
形成することなく一体に成形されてなるカテーテ
ルを得ることが可能となり、血管等への挿入を円
滑に行うことが可能となるとともに、血栓を生ず
ることがなく、また本体部と先端部との間で離脱
を生ずるおそれもない。さらに本体部の曲げ弾性
率を2800〜3200Kg/cm2、好ましくは3000Kg/cm2と
することにより、カテーテルを血管内に挿入する
ときに押し進める力を先端部に適確に伝えること
ができる。また、先端部の曲げ弾性率を1000〜
1400Kg/cm2、好ましくは1200Kg/cm2とすることに
より、カテーテルを血管内に挿入するときに血管
壁を傷つけることなく挿入可能な可撓性を与える
ことができる。なお、所望によりカテーテルの外
表面に生体適合性のある材料、例えばシリコーン
樹脂、シリコーン−ウレタン共重合体、セグメン
トポリウレタン等の層を設けることによりさらに
生体適合性に優れたカテーテルを得ることができ
る。また、本体部と先端部とがその境界部分にお
ける肉厚変化を滑らかな変化とすることにより可
撓性の変化も滑らかとなり、血管内等へのカテー
テルの挿入が容易となる。
【図1】図1は一般のカテーテルを示す平面図で
ある。
ある。
【図2】図2は本発明の第1実施例に係るカテー
テルを示す断面図である。
テルを示す断面図である。
【図3】図3は本発明の第2実施例に係るカテー
テルを示す断面図である。
テルを示す断面図である。
【図4】図4は本発明のさらに他の実施例に係る
カテーテルを示す断面図である。
カテーテルを示す断面図である。
10,20,30 カテーテル
11,11A 本体部
12,12A 先端部
13,13A 内管部
14,14A 外管部
Claims (5)
- 【請求項1】 可撓性が比較的小なる管状本体部
と、可撓性が比較的大なる管状先端部とが軸方向
に一体に成形されてなるカテーテルにおいて、該
カテーテルは該本体部と該先端部に連続する少な
くとも内管部と外管部とを有し、該本体部と該先
端部とで肉厚の異なる内管部の外面に、外管部を
被覆成形してなり、内管部と外管部の2つの管部
のうち、先端部における肉厚が他方の管部に比し
て厚肉でありかつ本体部における肉厚が他方の管
部に比して薄肉である方の管部の可撓性を他方の
管部の可撓性に比してより大とし、該本体部にお
ける内管部と外管部の肉厚をそれぞれ一定とし、
かつ該先端部における内管部と外管部の肉厚もそ
れぞれ一定とし、該本体部と該先端部とが両者間
に段差を形成することなく一体に成形されている
ことを特徴とするカテーテル。 - 【請求項2】 本体部の曲げ弾性率が2800〜3200
Kg/cm2であり、先端部の曲げ弾性率が1000〜1400
Kg/cm2である特許請求の範囲第1項記載のカテー
テル。 - 【請求項3】 カテーテルの外径と内径とが本体
部と先端部にわたり、ともに均一である特許請求
の範囲第1項又は第2項記載のカテーテル。 - 【請求項4】 本体部と先端部とがその内面及び
外面に段差を生じることなく滑らかに連続してな
る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記
載のカテーテル。 - 【請求項5】 本体部と先端部との境界部分にお
ける肉厚が滑らかに変化するものである特許請求
の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載のカテー
テル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149256A JPH04261666A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149256A JPH04261666A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カテーテル |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58140608A Division JPS6031765A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | カテ−テル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04261666A JPH04261666A (ja) | 1992-09-17 |
| JPH0530469B2 true JPH0530469B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=15471286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3149256A Granted JPH04261666A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | カテーテル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04261666A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9324918D0 (en) * | 1993-12-04 | 1994-01-26 | Hewlett Packard Ltd | High-density data recording |
| JP3846508B2 (ja) * | 1995-07-18 | 2006-11-15 | 日本ゼオン株式会社 | 二重チューブ及び二重チューブを用いたバルーンカテーテル |
| JP4501337B2 (ja) * | 2002-11-01 | 2010-07-14 | 株式会社カネカ | カテーテル |
| EP1667749B1 (en) * | 2003-09-15 | 2009-08-05 | Super Dimension Ltd. | System of accessories for use with bronchoscopes |
| US10952593B2 (en) | 2014-06-10 | 2021-03-23 | Covidien Lp | Bronchoscope adapter |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3149256A patent/JPH04261666A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04261666A (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960917 |