JPH0332431Y2 - - Google Patents

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JPH0332431Y2
JPH0332431Y2 JP1986153970U JP15397086U JPH0332431Y2 JP H0332431 Y2 JPH0332431 Y2 JP H0332431Y2 JP 1986153970 U JP1986153970 U JP 1986153970U JP 15397086 U JP15397086 U JP 15397086U JP H0332431 Y2 JPH0332431 Y2 JP H0332431Y2
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engaging
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slit
rail
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JP1986153970U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用シートトラツクのロツク機構
に関する。
〔従来技術〕
一般に、かかるロツク機構はロアレールの一側
に設けられその長手方向に所定間隔を保つて位置
する多数の被係合部を有する被係合部材と、前記
ロアレールにその長手方向へ摺動可能に組付けた
アツパレールの一側にその側方へ揺動可能に組付
けられ前記被係合部材の被係合部に弾撥的に係合
して同アツパレールを前記ロアレールにロツクす
る係合部材を備えている。
また、この種形式のロツク機構においては、係
合部材であるロツクレバーがアツパレールに設け
た取付ブラケツトに支持部材およびコイルスプリ
ングを介して組付けられていて、同ロツクレバー
に設けた係合口が被係合部材であるロツクプレー
トの各被係合突起に係脱するように構成されてい
る。このため、ロツク機構の構成部材が多く構造
が複雑になり、組付作業も煩雑になる。
これらの不具合を解消すべく、特開昭61−
44037号公報には上記した係合部材を弾性部材例
えば板バネ、ロツド状のバネ部材で形成したロツ
ク機構が示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、かかるロツク機構においては、従来
使用されているコイルスプリング、支持部材、取
付ブラケツト等を省略し得て構成部材の減少、構
造の簡単化、組付作業の容易化を達成し得るが、
ロツク時におけるアツパレールの摺動方向の衝撃
荷重に対する係合部の強度が不足し大きな問題と
なる。かかる問題を解決するには、係合部材の
幅、太さ等を大きくして上記した衝撃荷重に対す
る強度を高めなければならず、係合部材が必然的
に大きくなると共に重くなり、またバネ力が大き
くなつてロツク解除時の操作性が問題となる。
従つて、本考案の目的は、従来のこの種形式の
ロツク機構における構成部材の減少、構造の簡単
化、組付作業の容易化と併せて、上記した衝撃荷
重を高めることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる目的を達成すべく、上記した形
式のロツク機構において、前記係合部材をトーシ
ヨンスプリングにて構成してその下方へ延びる一
端または中間ロツド部を係合部に形成し、前記ア
ツパレールには前記係合部材のロツド状係合部が
側方から進退可能に臨む上下方向のスリツト状開
口部を有するガイド部材を設けるとともに同スリ
ツト状開口部に対応するスリツト状開口部を設
け、かつ前記被係合部材の各被係合部を前記係合
部材のロツド状係合部が係脱するスリツト状の凹
部に形成して同被係合部位を前記アツパレールと
ガイド部材の側方下端部間に臨ませたことを特徴
とする。
〔考案の作用・効果〕
かかる構成によれば、従来のこの種形式のロツ
ク機構におけるコイルスプリング等バネ部材を省
略することができるとともに、既存の取付ブラケ
ツトをガイド部材として使用することができるた
め、従来のロツク機構に比し構成部材を少なく
し、構造を簡単化し、さらには組付作業を容易に
することができる。
また、かかる構成によれば、被係合部材の被係
合部位がアツパレールとガイド部材の側方下端部
間に臨んでいるため、ロツク時被係合部に係合す
る係合部材のロツド状係合部はその係合部位の上
下の近傍にて、アツパレールとガイド部材の両ス
リツト状開口部の前後の開口縁部に支持し得る。
このため、アツパレールの摺動方向の衝撃荷重が
作用した場合、係合部材のロツド状係合部が係合
部位の上下で両持ち支持され、高い衝撃強度を発
揮する。この結果、係合部材は径の細いロツド状
のトーシヨンスプリングでよい。従つて、係合部
材が軽量、小型でよいとともに、バネ力の小さい
ものでよくて小さな操作力でロツク機構のロツク
解除が可能になる。また、係合部材のロツド状係
合部と係合する被係合部材の被係合部は幅狭のス
リツト状凹部でよいため、各被係合部間の幅が広
くなつて被係合部位もアツパレールの摺動方向の
衝撃荷重に対して高い衝撃強度を発揮する。従つ
て、被係合部の各ピツチを従来と同様に設定した
場合には被係合部材の肉厚を薄くし得て軽量化で
き、また従来と同じ肉厚の場合には被係合部の各
ピツチを狭くすることができてシートの微小な前
後調節が可能になる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する
に、第1図〜第3図は本考案の一実施例に係るロ
ツク機構を備えたシートトラツクが示されてい
る。当該シートトラツク10は左右一対のシート
トラツクの右側のもので、ロアレール11とアツ
パレール12を主要構成部材としている。ロアレ
ール11は前後一対の脚部13a,13bを介し
て車体フロアに組付けられ、アツパレール12は
複数のローラ14a,14bおよび図示しないボ
ールを介してロアレール11に組付けられ、同レ
ール11上を長手方向へ摺動可能になつている。
このアツパレール12の上面にはロアブラケツト
15が突設されていて、アツパレール12は同ブ
ラケツト15に一側を組付けられる図示しないシ
ートクツシヨンおよびシートバツクを、左側シー
トトラツクのアツパレールとともにロアレールに
対して長手方向へ移動可能に支持する。
しかして、ロツク機構20は被係合部材たるロ
ツクプレート21、係合部材たるトーシヨンバー
スプリング22および支持ブラケツトと兼用のガ
イド部材23を備えている。ロツクプレート21
は第1図、第3図〜5図に示すようにロアレール
11より若干短い長尺のもので、同レール11の
下面に固着されてその長手方向に沿つて延び、か
つその内側部21aが同レール11の内側から所
定長内方へ突出している。ロツクプレート21の
内側部21aは長手方向に所定間隔を保つて多数
の被係合凹部21bを備え、アツパレール12の
内側部12aの下方に近接して延びている。各凹
部21bはロツクプレート21の内側端から外側
へ所定長延びるもので、その幅はトーシヨンバー
スプリング22の径よりわずかに大きく形成され
ている。
トーシヨンバースプリング22は所定長のトー
シヨンバーの両端部を同方向へL字状に屈曲して
なるもので、前端屈曲部が掛止部22aに形成さ
れかつ後端屈曲部が係合部22bに形成されてい
る。このトーシヨンバースプリング22はアツパ
レール12上端内側部に沿つて配置され、その前
端掛止部22aがアツパレール12の上面とロア
ブラケツト15の下面間に挿通されて掛止めさ
れ、かつアツパレール12の中間部に組付けたガ
イド部材23の支持部23aに挿通されて支持さ
れている。トーシヨンバースプリング22はこの
状態で周方向に所定量捩られていて、その後端係
合部22bがその反力にてロツクプレート21の
各凹部21bの1つに弾撥的に挿入し、同プレー
ト21の長手方向に係合している。
ガイド部材23はトーシヨンバースプリング2
2の中間部22cを支持するとともにその係合部
22bをガイドするもので、第2図〜第4図に示
すように内側部23bを上下方向へ延びるスリツ
ト状開口部23cが形成されている。同開口部2
3cの幅はトーシヨンバースプリング22の径よ
りわずかに大きく形成されていて、同スプリング
22の係合部22bが側方へ進退可能になつてい
る。ガイド部材23の内側部23bの下端はロツ
クプレート21の内側部21aの下方に近接して
臨み、アツパレール12の内側部12aの下端と
によりロツクプレート21の内側部21aをわず
かの間隔を保つて上下に挾んでいる。またアツパ
レール12の内側部12aにはガイド部材23の
スリツト状開口部23cに対向する略同幅のスリ
ツト状開口部12bが形成されている。トーシヨ
ンバースプリング22の係合部22bはロツクプ
レート21の凹部21bと係脱する際、スリツト
状開口部12b内を進退する。
このように構成したロツク機構20において
は、トーシヨンバースプリング22の係合部22
bが第4図に示すように、ガイド部材23のスリ
ツト状開口部23cおよびアツパレール12のス
リツト状開口部12bを通してロツクプレート2
1の凹部21bの1つに弾撥的に嵌入し、ロツク
プレート21の長手方向に係合している。また、
トーシヨンバースプリング22の係合部22bの
先端には、左側シートトラツクに設けた図示しな
いロツク機構のロツクを解除するシートトラツク
ハンドルの操作により引張されるワイヤー24が
連結されている。従つて、同ハンドルの解除操作
によりトーシヨンバースプリング22の係合部2
2bは第4図の2点鎖線で示すように内方へ揺動
され、ロツクプレート21の凹部21bから外れ
る。これにより、アツパレール12は図示しない
左側シートトラツクのアツパレールと連動してロ
ツクを解除され、シートを前後方向に位置調節可
能とする。
しかして、かかるロツク機構20においては、
トーシヨンバースプリング22の係合部22bの
ロツクプレート21に対する係合時、同係合部2
2bの係合部位はその上下の部位にてアツパレー
ル12およびガイド部材23の両スリツト状開口
部12b,23cの前後両縁部にて長手方向に支
持可能である。このため、アツパレール12の長
手方向に衝撃荷重が作用した場合トーシヨンバー
スプリング22の係合部22bはその係合部位の
上下の部位にて両持ち支持され、高い衝撃強度を
発揮する。このため、トーシヨンバースプリング
22は細い径のものでよく、同スプリングが軽
量、小型のものとなり、かつバネ力が小さくなり
小さい操作力にてアツパレール12のロツクを解
除することができる。また、トーシヨンバースプ
リング22の係合部22bを細くできることから
ロツクプレート21の凹部21bの幅が狭くてよ
いため、各凹部21b間の幅が広くなり、ロツク
プレート21も高い衝撃強度を発揮する。従つ
て、ロツクプレート21の肉厚を薄くし得て軽量
化でき、また肉厚を従来と同様にした場合には各
凹部21bの間隔を狭くし得てシートの微小な前
後調節が可能になる。
なお、かかるロツク機構20においては、トー
シヨンバースプリング22の係合部22bを付勢
するために特別のバネ部材およびこれを支持する
支持部材を必要としないため、従来のロツク機構
に比し構成部材が少く、構造が簡単で、かつ組付
作業が容易である。
なお、上記実施例においては係合部材としてト
ーシヨンバースプリングを採用したが、コイル部
を主体としその一端に係合部を有するトーシヨン
コイルスプリングを採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るロツク機構を
備えたシートトラツクの斜視図、第2図は同シー
トトラツクの内側面図、第3図は同シートトラツ
クの平面図、第4図は第2図の−線に沿う拡
大縦断面図、第5図はロツクプレートの拡大部分
平面図である。 符号の説明、10……シートトラツク、11…
…ロアレール、12……アツパレール、12b…
…スリツト状開口部、20……ロツク機構、21
……ロツクプレート、21b……凹部、22……
トーシヨンバースプリング、22b……係合部、
23……ガイド部材、23c……スリツト状開口
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロアレールの一側に設けられその長手方向に所
    定間隔を保つて位置する多数の被係合部を有する
    被係合部材と、前記ロアレールにその長手方向へ
    摺動可能に組付けたアツパレールの一側にその側
    方へ揺動可能に組付けられ前記被係合部材の被係
    合部に弾撥的に係合して同アツパレールを前記ロ
    アレールにロツクする係合部材を備えた車両用シ
    ートトラツクのロツク機構において、前記係合部
    材をトーシヨンスプリングにて構成してその下方
    へ延びる一端または中間ロツド部を係合部に形成
    し、前記アツパレールには前記係合部材のロツド
    状係合部が側方から進退可能に臨む上下方向のス
    リツト状開口部を有するガイド部材を設けるとと
    もに同スリツト状開口部に対応するスリツト状開
    口部を設け、かつ前記被係合部材の各被係合部を
    前記係合部材のロツド状係合部が係脱するスリツ
    ト状の凹部に形成して同被係合部位を前記アツパ
    レールとガイド部材の側方下端部間に臨ませたこ
    とを特徴とする車両用シートトラツクのロツク機
    構。
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