JPH0332460Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332460Y2 JPH0332460Y2 JP1987133708U JP13370887U JPH0332460Y2 JP H0332460 Y2 JPH0332460 Y2 JP H0332460Y2 JP 1987133708 U JP1987133708 U JP 1987133708U JP 13370887 U JP13370887 U JP 13370887U JP H0332460 Y2 JPH0332460 Y2 JP H0332460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil seal
- axle box
- rear cover
- annular
- receiving seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はオイルシールの抜き取りを容易にし
た鉄道車両用軸箱に関する。
た鉄道車両用軸箱に関する。
(従来の技術)
従来、鉄道車両用軸箱としては、第6図に示す
ような構造のものが用いられていた。この構造の
ものでは、オイルシールaは、後蓋bの内面に設
けられた環状の突出部cによつて受け止められて
おり、この環状の突出部cには、後蓋bに嵌合さ
れているオイルシールaを抜き取るための抜き取
り穴dが、等間隔で4個設けられていた。
ような構造のものが用いられていた。この構造の
ものでは、オイルシールaは、後蓋bの内面に設
けられた環状の突出部cによつて受け止められて
おり、この環状の突出部cには、後蓋bに嵌合さ
れているオイルシールaを抜き取るための抜き取
り穴dが、等間隔で4個設けられていた。
後蓋bからのオイルシールaの抜き取りは、環
状の突出部cに設けられた各抜き取り穴dに、第
7図に示すようなオイルシール抜き取り用具eの
押棒fを挿入してオイルシールaを押し出すこと
により行なわれていた。
状の突出部cに設けられた各抜き取り穴dに、第
7図に示すようなオイルシール抜き取り用具eの
押棒fを挿入してオイルシールaを押し出すこと
により行なわれていた。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の構成では、環状の突出部cに設けら
れている抜き取り穴dは余り大きくすることがで
きない上に、オイルシールaを後蓋bから抜き取
るときに局部的に大きな力がかかつてオイルシー
ルaに新たな損傷が加わるから、軸箱内でのオイ
ルシールaの損傷原因を追求することができなく
なる。また、抜き取り時にオイルシールaを押圧
する各押棒fに均等に力が作用しないため、オイ
ルシールaを少数個抜き取るだけで押棒fが変形
して破損し、オイルシールaの抜き取りが不可能
になることがあつた。
れている抜き取り穴dは余り大きくすることがで
きない上に、オイルシールaを後蓋bから抜き取
るときに局部的に大きな力がかかつてオイルシー
ルaに新たな損傷が加わるから、軸箱内でのオイ
ルシールaの損傷原因を追求することができなく
なる。また、抜き取り時にオイルシールaを押圧
する各押棒fに均等に力が作用しないため、オイ
ルシールaを少数個抜き取るだけで押棒fが変形
して破損し、オイルシールaの抜き取りが不可能
になることがあつた。
しかも、オイルシール抜き取り用具eがこのよ
うに割合短期間で損傷するとき、車両1台に使用
されている軸箱が8個と多く、オイルシールaの
交換周期が車両の走行キロ数またはオイルシール
aの使用期間によつて定まつているため、オイル
シール抜き取り用具eの補充に要する費用が多額
になるだけでなく、軸箱の取り換えを能率良く行
なうことができなかつた。
うに割合短期間で損傷するとき、車両1台に使用
されている軸箱が8個と多く、オイルシールaの
交換周期が車両の走行キロ数またはオイルシール
aの使用期間によつて定まつているため、オイル
シール抜き取り用具eの補充に要する費用が多額
になるだけでなく、軸箱の取り換えを能率良く行
なうことができなかつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は前記問題点を解決すべくなされたも
ので、後蓋の内面にオイルシールを係止する環状
の突出部が設けられている鉄道車両用軸箱におい
て、オイルシールと環状の突出部との間に、オイ
ルシールを係止するとともに前記突出部の内周面
に嵌合される環状体の受け座を後蓋と別個に設け
て鉄道車両用軸箱としたものである。
ので、後蓋の内面にオイルシールを係止する環状
の突出部が設けられている鉄道車両用軸箱におい
て、オイルシールと環状の突出部との間に、オイ
ルシールを係止するとともに前記突出部の内周面
に嵌合される環状体の受け座を後蓋と別個に設け
て鉄道車両用軸箱としたものである。
(作用)
この考案では、オイルシールは、後蓋内周面の
環状の突出部に係止されるとともに該突出部の内
周面に嵌合される受け座で受け止められているか
ら、環状の突出部に嵌合されている受け座の環状
面を、円形または環状面を有するオイルシール抜
き取り用具によつて押圧すると、オイルシール
は、受け座とともに損傷されることなく後蓋の内
周面から能率良く抜き取られる。
環状の突出部に係止されるとともに該突出部の内
周面に嵌合される受け座で受け止められているか
ら、環状の突出部に嵌合されている受け座の環状
面を、円形または環状面を有するオイルシール抜
き取り用具によつて押圧すると、オイルシール
は、受け座とともに損傷されることなく後蓋の内
周面から能率良く抜き取られる。
(実施例)
第1図ないし第3図は、この考案の一実施例を
示したものである。
示したものである。
第1図において、1は車軸2の軸端部に取り付
けられた車両用軸箱で、軸箱1は、中央部の円筒
形状の軸箱本体3内に嵌合された軸受4,4で車
軸2を回転可能に保持している。軸箱本体3の軸
端側開口部には、仕切り部材5を介して前蓋6が
取り付けられており、仕切り部材5の開口部は、
円形の蓋板7によつて塞がれている。
けられた車両用軸箱で、軸箱1は、中央部の円筒
形状の軸箱本体3内に嵌合された軸受4,4で車
軸2を回転可能に保持している。軸箱本体3の軸
端側開口部には、仕切り部材5を介して前蓋6が
取り付けられており、仕切り部材5の開口部は、
円形の蓋板7によつて塞がれている。
これに対し、軸箱本体3の反対側の開口部に
は、車軸2を挿通させる後蓋8が取り付けられて
いる。後蓋8は内周面に環状の突出部9が設けら
れているが、その突出量は、後蓋8の内面と車軸
2に焼きばめられた油切り部材10との間の約半
分またはそれ以下に定められる。
は、車軸2を挿通させる後蓋8が取り付けられて
いる。後蓋8は内周面に環状の突出部9が設けら
れているが、その突出量は、後蓋8の内面と車軸
2に焼きばめられた油切り部材10との間の約半
分またはそれ以下に定められる。
11はオイルシール12と環状の突出部9との
間に挿入された受け座で、この受け座11は、環
状の突出部9の円径開口部に嵌合される環状部1
1Aと、環状の突出部9の環状面に係止されるフ
ランジ部11Bとが径方向の重合部分で一体にな
つたような環状体の形状をしており、環状部11
Aの内周面は、対向する油切り部材10との間に
ラビリンス機構の一部を形成している。ラビリン
ス機構は、受け座11に対してオイルシール12
と反対側に形成された環状空間部13に続く若干
外径が大きくなつた油切り部材10と、これに対
向する2つの環状溝14を備えた後蓋8との間に
も形成されている。
間に挿入された受け座で、この受け座11は、環
状の突出部9の円径開口部に嵌合される環状部1
1Aと、環状の突出部9の環状面に係止されるフ
ランジ部11Bとが径方向の重合部分で一体にな
つたような環状体の形状をしており、環状部11
Aの内周面は、対向する油切り部材10との間に
ラビリンス機構の一部を形成している。ラビリン
ス機構は、受け座11に対してオイルシール12
と反対側に形成された環状空間部13に続く若干
外径が大きくなつた油切り部材10と、これに対
向する2つの環状溝14を備えた後蓋8との間に
も形成されている。
この実施例の軸箱において、後蓋8内に挿入さ
れた受け座11は、フランジ部11Bによつて環
状の突出部9の環状面に保持され、径方向の移動
は、環状の突出部9の円形穴に嵌合される環状部
11Aにより防止されるから、オイルシール12
は受け座11によつて位置決めされた位置に確実
に保持される。
れた受け座11は、フランジ部11Bによつて環
状の突出部9の環状面に保持され、径方向の移動
は、環状の突出部9の円形穴に嵌合される環状部
11Aにより防止されるから、オイルシール12
は受け座11によつて位置決めされた位置に確実
に保持される。
また、損傷されたオイルシール12を後蓋8か
ら取り出すときには、後蓋8を水平に置き、環状
の突出部9に嵌合されている受け座11の環状部
11Aに、円柱形(円筒形や凹穴を有する円柱形
でもよい)のオイルシール抜き取り用具15を、
第3図に示す如く当接して下向きに押すと、オイ
ルシール12は、環状部11Aの全面を押圧する
オイルシール抜き取り用具15の作用によつて、
受け座11とともに後蓋8から能率良く取り出す
ことができる。
ら取り出すときには、後蓋8を水平に置き、環状
の突出部9に嵌合されている受け座11の環状部
11Aに、円柱形(円筒形や凹穴を有する円柱形
でもよい)のオイルシール抜き取り用具15を、
第3図に示す如く当接して下向きに押すと、オイ
ルシール12は、環状部11Aの全面を押圧する
オイルシール抜き取り用具15の作用によつて、
受け座11とともに後蓋8から能率良く取り出す
ことができる。
しかも、オイルシール12の取り出しにおいて
は、オイルシール抜き取り用具15は直接オイル
シール12に接触しないし、受け座11との接触
面積も大きいから、抜き取り時にオイルシール1
2と受け座11とが傷つけられることはない。こ
のため、従来困難であつた軸箱1内でのオイルシ
ール12の損傷原因は、容易に追求することがで
きる。
は、オイルシール抜き取り用具15は直接オイル
シール12に接触しないし、受け座11との接触
面積も大きいから、抜き取り時にオイルシール1
2と受け座11とが傷つけられることはない。こ
のため、従来困難であつた軸箱1内でのオイルシ
ール12の損傷原因は、容易に追求することがで
きる。
第4図および第5図は、それぞれ異なる他の実
施例の要部を示した断面図で、第4図は第2図と
比べてラビリンス機構が異なる場合、第5図は第
2図と比べて油切り部材10と対向する部分の受
け座11の構成とラビリンス機構の両方が異なる
場合である。
施例の要部を示した断面図で、第4図は第2図と
比べてラビリンス機構が異なる場合、第5図は第
2図と比べて油切り部材10と対向する部分の受
け座11の構成とラビリンス機構の両方が異なる
場合である。
これらの各実施例によつて得られる作用効果
は、前記実施例について説明した場合と全く同じ
である。
は、前記実施例について説明した場合と全く同じ
である。
なお、前記各実施例では、受け座の内周面とこ
れに対向する油切り部材との間にラビリンス機構
を形成する場合について説明したが、弾性リツプ
などを附加した接触形式としても良く、場合によ
つてはシール機構の形成を省略しても良い。
れに対向する油切り部材との間にラビリンス機構
を形成する場合について説明したが、弾性リツプ
などを附加した接触形式としても良く、場合によ
つてはシール機構の形成を省略しても良い。
(考案の効果)
この考案は、後蓋の内面にオイルシールを係止
する環状の突出部が設けられている鉄道車両用軸
箱において、オイルシールと環状の突出部との間
に、オイルシールを係止するとともに前記突出部
の内周面に嵌合される環状体の受け座を後蓋と別
個に設けて鉄道車両用軸箱としたものであるか
ら、次のようなすぐれた作用効果を奏する。
する環状の突出部が設けられている鉄道車両用軸
箱において、オイルシールと環状の突出部との間
に、オイルシールを係止するとともに前記突出部
の内周面に嵌合される環状体の受け座を後蓋と別
個に設けて鉄道車両用軸箱としたものであるか
ら、次のようなすぐれた作用効果を奏する。
(1) オイルシールは受け座を介して後蓋の環状の
突出部に保持されているから、この突出部に嵌
合されている受け座の環状面積の部分をオイル
シール抜き取り用具によつて押圧すると、オイ
ルシールは受け座とともに能率良く抜き取るこ
とができる。
突出部に保持されているから、この突出部に嵌
合されている受け座の環状面積の部分をオイル
シール抜き取り用具によつて押圧すると、オイ
ルシールは受け座とともに能率良く抜き取るこ
とができる。
(2) オイルシール抜き取り用具はオイルシールと
直接接触しない上に受け座を広い接触面積によ
つて押し出すから、、オイルシールと受け座は、
抜き取り時に傷つけられることはない。
直接接触しない上に受け座を広い接触面積によ
つて押し出すから、、オイルシールと受け座は、
抜き取り時に傷つけられることはない。
(3) オイルシールは後蓋から傷つけることなく抜
き出されるから、軸箱内で受けたオイルシール
の損傷原因は、容易に分析することができる。
き出されるから、軸箱内で受けたオイルシール
の損傷原因は、容易に分析することができる。
(4) 受け座とオイルシール抜き取り用具との接触
面積が広く、接触面積に作用する押し出し圧力
が小さいから、オイルシール抜き取り時に、オ
イルシール抜き取り用具が損傷されなくなる。
面積が広く、接触面積に作用する押し出し圧力
が小さいから、オイルシール抜き取り時に、オ
イルシール抜き取り用具が損傷されなくなる。
第1図はこの考案の一実施例の縦断面図、第2
図は受け座取り付け部の要部拡大断面図、第3図
はオイルシール取り出し時の状態を示す断面図、
第4図および第5図は、それぞれ異なる他の実施
例の要部拡大断面図、第6図は従来例の上半分を
断面で示した正面図、第7図は従来例の抜き取り
時の状態を示す断面図である。 1……車両用軸箱、2……車軸、8……後蓋、
9……環状の突出部、11……受け座、12……
オイルシール。
図は受け座取り付け部の要部拡大断面図、第3図
はオイルシール取り出し時の状態を示す断面図、
第4図および第5図は、それぞれ異なる他の実施
例の要部拡大断面図、第6図は従来例の上半分を
断面で示した正面図、第7図は従来例の抜き取り
時の状態を示す断面図である。 1……車両用軸箱、2……車軸、8……後蓋、
9……環状の突出部、11……受け座、12……
オイルシール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 後蓋の内面にオイルシールを係止する環状の
突出部が設けられている鉄道車両用軸箱におい
て、 オイルシールと環状の突出部との間に、オイ
ルシールを係止するとともに前記突出部の内周
面に嵌合される環状体の受け座が後蓋と別個に
設けられていることを特徴とする鉄道車両用軸
箱。 (2) 受け座は環状体の内周面とこれに対向する油
切り部材との間にラビリンス機構を形成してい
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の鉄道車
両用軸箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987133708U JPH0332460Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987133708U JPH0332460Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6437765U JPS6437765U (ja) | 1989-03-07 |
| JPH0332460Y2 true JPH0332460Y2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=31391821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987133708U Expired JPH0332460Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332460Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11315843A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Nachi Fujikoshi Corp | 軸シール装置 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP1987133708U patent/JPH0332460Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6437765U (ja) | 1989-03-07 |
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