JPH0720452Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JPH0720452Y2
JPH0720452Y2 JP1990024843U JP2484390U JPH0720452Y2 JP H0720452 Y2 JPH0720452 Y2 JP H0720452Y2 JP 1990024843 U JP1990024843 U JP 1990024843U JP 2484390 U JP2484390 U JP 2484390U JP H0720452 Y2 JPH0720452 Y2 JP H0720452Y2
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JP
Japan
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retainer
gasket
sealing device
mounting surface
attached
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JP1990024843U
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JPH03115258U (ja
Inventor
義昭 大野
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は密封装置に関し、特に、密封性、組み立て作
業性にすぐれた密封装置に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、エンジンブロックおよびオイルパンと、クランク
シャフト等の回転軸との関係は第6図および第7図に示
すようになっていて、エンジンブロック21に対してオイ
ルパン22の一部が平板状に、あるいは湾曲状に突出して
直交する2面から取付け面23が形成されている。
そして、上記のような取付け面23に取付けられて、それ
らとクランクシャフト等の回転軸24との間をシールする
場合においては、第8図および第9図に示す密封装置30
や、また、第10図および第11図に示すような密封装置40
を用いることが知られている。
すなわち、第8図および第9図に示す密封装置30は、第
6図に示すようなオイルパン22の取付け面23が平板状に
突出した部位に取付けるものであって前記エンジンブロ
ック21およびオイルパン22の取付け面23に、取付け面34
に設けられたガスケット31を介して取り付けられるリテ
ーナ32の内周面33にシール部材であるオイルシール35が
嵌合されており、このオイルシール35の内周面のリップ
部36を前記回転軸24の外周面に当接させることによっ
て、回転軸24との間をシールし、さらに、前記ガスケッ
ト31によって前記エンジンブロック21およびオイルパン
22との間をシールするようになっている。
なお、前記第7図に示すようにオイルパン22が湾曲状に
突出した部位に取付けるものにあっては前記リテーナ32
の下面を、湾曲状に突出させて合致させるようになって
いる。
また、第10図および第11図に示すような密封装置40は、
リテーナ42の内周側に一体に保持したシール部材である
オイルシール43の内周面のリップ部47を前記回転軸24の
外周面に当接させることによって、回転軸24との間をシ
ールし、また、前記リテーナ42の取り付け面44に環状の
溝45を設けて、その溝45内に断面方形状の環状のガスケ
ット46を一体に保持したものである。
なお、前記第7図に示すようにオイルパン22が湾曲状に
突出した部位に取付けるものにあっては前記リテーナ42
の下面を、湾曲状に突出させて合致させるようになって
いる。
しかしながら、上記のようないずれの密封装置30、40に
あっても、相手側の固定部材であるエンジンブロック21
およびオイルパン22の取付け面23への取付け面がリテー
ナ32、42の端面の全周となっているが、リテーナ鋳造後
による鋳型からの突き出し時による変形等が生じ、ま
た、取付け面と軸封を行うためのオイルシールとの直角
度等を確保することが要求されるので、鋳造後に取付け
面の仕上げ加工が必要であり、このために高価になって
しまうという問題点を有していた。
また、前記突き出し時の変形を小さくするためには取付
け面の外周のボリュームを削減することができないとと
もに、固定部材の取付け面との間にガスケットを挟持押
圧した状態で取付けるためにガスケットの反力が大き
く、これによっても取付け面の外周のボリュームを削減
することができず、このために全体が大重量になってし
まっていた。
さらに、リテーナ鋳造型の外周型の型割部はリテーナの
上端部となっているので、トリミング、ショット等でバ
リを除去しているが、鋳造型の消耗等により、バリ除去
が不完全となり、相手面やリテーナ面の損傷等によりシ
ール機能の低下、あるいは取付けた相手側装置の内部へ
のバリの侵入等が生じ、したがって、機械加工でのバリ
の除去が必要となり、非常に煩雑な作業となっていた。
この考案は相手部材の取付け面との間の密封性にすぐ
れ、かつ、リテーナの製造を容易とし、さらに、全体を
軽量として安価に製造することのできる密封装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を解決するためにこの考案は、固定部材と、
回転部材との間を密封する密封装置であって、この密封
装置は、外周部の複数ヶ所を厚肉部に形成してこの厚肉
部の端面で固定部材に対する取付け面を形成したリテー
ナと、このリテーナに取付けられて前記回転部材との間
をシールするオイルシールと、リテーナのガスケット成
形部に取付けられてリテーナと固定部材との間をシール
するガスケットとを具え、前記リテーナは前記固定部材
との取付け面を他の端面よりも突出した構成を有してい
る。
そして、前記リテーナの固定部材との取付け面には、そ
れを貫通するボルト孔が穿設され、また、前記リテーナ
のガスケット成形面は、他の端面よりも突出している。
〔作用〕
上記の手段を採用したことにより、相手側の固定部材に
対してはリテーナの端面よりも突出した取付け面のみが
当接し、また、この取付け面はガスケット成形面よりも
突出しているので固定部材に取付けた際にはガスケット
の反力が小さいものとなり、リテーナに作用する力が小
さいものとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図および第2図にはこの考案による密封装置の第1
の実施例が示されており、第1図は全体を示す概略図、
第2図は第1図のA−O線断面図である。
この密封装置1にあっては、回転部材であるクランクシ
ャフト等の回転軸24との間をシールするオイルシール5
と、エンジン本体等の固定部材との間をシールするシー
ル部材であるガスケット3と、前記オイルシール5と前
記ガスケット3とを保持するとともに、固定部材に取付
けられる保持部材であるリテーナ2とから構成されてい
る。
前記リテーナ2は筒状をなす円筒部4と、この円筒部4
の外周側に一体に設けられて径方向外側に環状に突出す
るフランジ部6とか構成され、前記円筒部4の先端部に
は径方向内側に環状に突出する突出部7が一体に設けら
れていて、この突出部7の先端部に前記オイルシール5
が取付けられている。
また、前記フランジ部6の端面、すなわち、リテーナ2
の端面6aの外縁部には所定の間隔をおいて厚肉部8が設
けられて、この厚肉部8の端面、すなわち、第2図にお
ける上面が取付け面8aに形成されるとともに、この各厚
肉部8には、それを貫通する取付け用のボルト孔9がそ
れぞれ設けられている。
さらに、前記リテーナ2の端面6aには前記円筒部4を囲
むように厚肉のガスケット成形面2aが形成され、このガ
スケット成形面2aは前記リテーナ2の端面6aよりも突出
しているとともに、取付け面8aよりも突出しない突出量
となっている。
そして、前記ガスケット成形面2aに前記ガスケット3が
設けられ、このガスケット3の先端部は前記取付け面8a
よりも突出した状態となっている。
なお、Xはリテーナ鋳造時の突出し位置である。
つぎに前記のものの作用について説明する。
この考案による密封装置1にあっては、まず、固定部材
としては第6図に示す構造のものに取付けるものであ
り、下面11を前記オイルパン22の取付け面23に当接した
状態で、リテーナ2の厚肉部8の上面の取付け面8aをエ
ンジンブロック21に当接させ、各厚肉部8に設けたボル
ト孔9を介してボルトで固定するものであり、この場
合、前記各取付け面8aよりもガスケット3の先端部の方
が突出しているのでガスケット3を押圧した状態で各取
付け面8aがエンジンブロック21に当接するものである。
したがって、上記のことで固定部材21、22の内部との間
はガスケット3で、また、回転軸24との間はオイルシー
ル5でそれぞれ密封され、これによって密封性が確保で
きる。
この場合、前記ガスケット3は、その先端部のみが押圧
されることにより、リテーナ2へのガスケット3の反力
は極めて小さいものとなり、取付け時におけるリテーナ
2の変形はほとんど無いものであり、しかも、取付け用
のボルト孔9が設けられている部分は厚肉部8となって
いるので、取付け面8aの仕上げ面精度は、前記オイルシ
ール5が回転軸24との間の密封性を損なわない程度の精
度を有していれば良いものである。
上記のことにより、フランジ部6を薄板化としたとして
も充分に密封性を確保でき、また、リテーナ鋳造型から
の突出し時にリテーナ2がわずかに変形したとしても充
分に機能を果たすことができ、さらに、バリの除去が充
分でない場合であっても使用することができることとな
る。
第3図および第4図にはこの考案による密封装置の第2
の実施例が示されており、第3図は全体を示す概略図、
第4図は第3図のB−O線断面図である。
この密封装置10にあっても、前記実施例の密封装置1と
同様に、回転部材であるクランクシャフト等の回転軸24
との間をシールするオイルシール5と、エンジン本体等
の相手側の固定部材との間をシールするシール部材であ
るガスケット3と、前記オイルシール5と前記ガスケッ
ト3とを保持するとともに、固定部材に取付けられる保
持部材であるリテーナ2とから構成されている。
そして、前記実施例のものとはリテーナ2の構造が異な
っているだけで、他の部材は前記実施例のものと同様で
あるので同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
この実施例に示すリテーナ2にあっては、第7図に示す
ような固定部材に取付けるためのものであって、このた
めにリテーナ2の下面が湾曲状に形成され、リテーナ2
の他の部分は前記実施例と同様にリテーナ2の端面6aよ
りもボルト孔9を設けた厚肉部8の取付け面8aが突出
し、また、ガスケット成形面2aもリテーナ2の端面6aよ
りも突出しているとともに、ガスケット3の先端部は取
付け面8aよりも突出した状態となっている。
したがって、ボルト孔9を介して取付けた際には、ガス
ケット3を押圧した状態で取付け面8aがエンジンブロッ
ク21に当接して取付けられるものであり、固定部材の内
部との間はガスケット3で、また、回転軸24との間はオ
イルシール5でそれぞれ密封され、これによって密封性
が確保できる。
この場合、ガスケット3は、その先端部のみが押圧され
ることにより、リテーナ2へのガスケット3の反力は極
めて小さいものとなり、取付け時におけるリテーナ2の
変形はほとんど無いものであり、しかも、取付け用のボ
ルト孔9が設けられている部分は厚肉部8となっている
ので、固定部材への取付け面8aの仕上げ面精度は、前記
オイルシール5が回転軸24との間の密封性を損なわない
程度の精度を有していれば良いものである。
上記のことにより、フランジ部6を薄板化としたとして
も充分に密封性を確保でき、また、リテーナ鋳造型から
の突出し時にリテーナ2がわずかに変形したとしても充
分に機能を果たすことができ、さらに、バリの除去が充
分でない場合であっても使用することができることとな
る。
なお、いずれの密封装置1、10にあっても上記のように
リテーナ2は、その厚肉部8の取付け面8aで固定部材に
取付けられることにより、他の部分に大きな力が作用す
ることがないので、第5図に斜線で示すようにフランジ
部6の外周縁部のボリュームを削減したとしても充分に
機能するものである。
また、ガスケット成形面2aに対するガスケット3の成形
時にゴムが流出した際にはリテーナ2の端面6aに流出す
ることになるが、これを除去しないとしても充分に機能
することができるものである。
さらに、リテーナ2の鋳造型の外周型割部を厚肉部8、
すなわち、取付け面8a以外にしたのでトリミングによる
バリ除去のみで使用することができるものである。
さらに、前記実施例の説明においては、固定部材として
エンジンブロックとオイルパンとで構成したものを示し
たが、これに限定することなく、密封を必要とする種々
の箇所に使用することができるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のようにリテーナの固定部材への取付け
面を厚肉部の端面で形成したので、リテーナの他の部分
を薄く形成できて全体を軽量にすることができ、また、
リテーナ鋳造後による鋳型からの突き出し時によるわず
かな変形等が生じたとしても厚肉部が取付け面に形成さ
れるので、大幅な仕上げ加工が不要となり、さらに、リ
テーナ鋳造型の外周型の型割部をリテーナの厚肉部以外
としたのでので、鋳造型が消耗等したとしても、大幅な
バリ除去が不要となり、作業効率が良好となる。
また、ガスケット成形面がリテーナの端面よりも突出し
ているのでゴムが流出したとしても機械加工での大幅な
バリの除去が不要となる。
したがって、リテーナの製造が非常に容易にすることが
できるとともに、全体を安価にでき、しかも軽量とする
ことができるというすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図にはこの考案による密封装置の第1
の実施例が示されており、第1図は全体を示す概略図、
第2図は第1図のA−O線断面図、第3図および第4図
にはこの考案による密封装置の第2の実施例が示されて
おり、第3図は全体を示す概略図、第4図は第3図のB
−O線断面図、第5図は前記第1の実施例および第2の
実施例の変形例を示す概略図、第6図は固定部材の一例
を示す概略図、第7図は他の固定部材を示す概略図、第
8図および第9図は従来の密封装置の一例を示し、第8
図は全体を示す概略図、第9図は第8図のA−A線断面
図、第10図および第11図は従来の密封装置の他の例を示
し、第10図は全体を示す概略図、第11図は第10図のB−
B線断面図である。 1、10、30、40……密封装置 2、32、42……リテーナ 2a……ガスケット成形面 3、31、46……ガスケット 4……円筒部 5、35、43……オイルシール 6……フランジ部 6a……端面 7……突出部 8……厚肉部 8a、23、34、44……取付け面 9……ボルト孔 11……下面 21……エンジンブロック 22……オイルパン 24……回転軸 33……内周面 36、47……リップ部 45……溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材(21)(22)と、回転部材(24)
    との間を密封する密封装置(1)(10)であって、該密
    封装置(1)(10)は、外周部の複数ヶ所を厚肉部
    (8)に形成してこの厚肉部(8)の端面で固定部材
    (21)(22)に対する取付け面(8a)を形成したリテー
    ナ(2)と、該リテーナ(2)に取付けられて前記回転
    部材(24)との間をシールするオイルシール(5)と、
    リテーナ(2)のガスケット成形部(2a)に取付けられ
    てリテーナ(2)と固定部材(21)(22)との間をシー
    ルするガスケット(3)とを具え、前記リテーナ(2)
    は前記固定部材(21)(22)との取付け面(8a)を他の
    端面(6a)よりも突出したことを特徴とする密封装置。
  2. 【請求項2】前記リテーナ(2)の固定部材(21)(2
    2)との取付け面(8a)には、それを貫通するボルト孔
    (9)が穿設されている請求項1記載の密封装置。
  3. 【請求項3】前記リテーナ(2)のガスケット成形面
    (2a)は、他の端面(6a)よりも突出している請求項1
    記載の密封装置。
JP1990024843U 1990-03-12 1990-03-12 密封装置 Expired - Lifetime JPH0720452Y2 (ja)

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JP1990024843U JPH0720452Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 密封装置

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JP1990024843U JPH0720452Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 密封装置

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Publication Number Publication Date
JPH03115258U JPH03115258U (ja) 1991-11-28
JPH0720452Y2 true JPH0720452Y2 (ja) 1995-05-15

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ID=31527790

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JP1990024843U Expired - Lifetime JPH0720452Y2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 密封装置

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