JPH0332767Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332767Y2 JPH0332767Y2 JP1987064264U JP6426487U JPH0332767Y2 JP H0332767 Y2 JPH0332767 Y2 JP H0332767Y2 JP 1987064264 U JP1987064264 U JP 1987064264U JP 6426487 U JP6426487 U JP 6426487U JP H0332767 Y2 JPH0332767 Y2 JP H0332767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug tube
- groove
- main lip
- cylinder head
- head cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関のシリンダヘツドカバーと
プラグチユーブ間のシール構造に関する。
プラグチユーブ間のシール構造に関する。
〔従来の技術〕
内燃機関の燃焼室に臨む点火プラグを装着する
プラグチユーブは、シリンダヘツドに取付けら
れ、シリンダヘツド取付部位から上方に、シリン
ダヘツドカバーのプラグ挿通穴部位迄延びる。プ
ラグチユーブの上端部とシリンダヘツドカバーの
プラグ挿通穴部位を形成する円筒状壁との間に
は、プラグチユーブガスケツトが介装されて、両
者間をシールする(たとえば実開昭60−58844
号)。
プラグチユーブは、シリンダヘツドに取付けら
れ、シリンダヘツド取付部位から上方に、シリン
ダヘツドカバーのプラグ挿通穴部位迄延びる。プ
ラグチユーブの上端部とシリンダヘツドカバーの
プラグ挿通穴部位を形成する円筒状壁との間に
は、プラグチユーブガスケツトが介装されて、両
者間をシールする(たとえば実開昭60−58844
号)。
従来のプラグチユーブガスケツト100は、第
4図に示すように、プラグチユーブ102とシリ
ンダヘツドカバー104のプラグ挿通穴周囲に形
成した円筒状壁106との間に介装され、プラグ
チユーブ102に当接する主リツプ部108と、
円筒状壁106の内周面に嵌着される取付部11
0と、主リツプ部108および取付部110を連
結する蛇腹部112とから成る。プラグチユーブ
ガスケツト100は、さらに主リツプ部108
に、プラグチユーブ102との当接力を増すため
のスプリング114を有し、取付部110の安定
性を向上させるためのL字状の金属環116を有
し、その他の部分はゴムから構成されている。プ
ラグチユーブガスケツト100は、その主リツプ
部108に、内周側にシール性を増すための環状
の舌片を形成する溝を有しない。
4図に示すように、プラグチユーブ102とシリ
ンダヘツドカバー104のプラグ挿通穴周囲に形
成した円筒状壁106との間に介装され、プラグ
チユーブ102に当接する主リツプ部108と、
円筒状壁106の内周面に嵌着される取付部11
0と、主リツプ部108および取付部110を連
結する蛇腹部112とから成る。プラグチユーブ
ガスケツト100は、さらに主リツプ部108
に、プラグチユーブ102との当接力を増すため
のスプリング114を有し、取付部110の安定
性を向上させるためのL字状の金属環116を有
し、その他の部分はゴムから構成されている。プ
ラグチユーブガスケツト100は、その主リツプ
部108に、内周側にシール性を増すための環状
の舌片を形成する溝を有しない。
たとえば、液圧がかかるようなシール機構にお
いては、シール部材に溝を形成することにより環
状の舌片を形成し、この環状の舌片に液圧をかけ
て軸に押しつけることにより軸封効果を高めるこ
とは知られている(たとえば実開昭56−23756号
公報)。しかし、かかる環状舌片が適用されるの
は液圧がかかる場合の軸封構造であり、前記のプ
ラグチユーブガスケツト100のような液圧がか
からないシール構造には適用されない。
いては、シール部材に溝を形成することにより環
状の舌片を形成し、この環状の舌片に液圧をかけ
て軸に押しつけることにより軸封効果を高めるこ
とは知られている(たとえば実開昭56−23756号
公報)。しかし、かかる環状舌片が適用されるの
は液圧がかかる場合の軸封構造であり、前記のプ
ラグチユーブガスケツト100のような液圧がか
からないシール構造には適用されない。
しかし、第4図に示したようなプラグチユーブ
ガスケツト100による、シリンダヘツドカバー
104とプラグチユーブ102間のシール構造に
は、次のような問題があることが判明した。
ガスケツト100による、シリンダヘツドカバー
104とプラグチユーブ102間のシール構造に
は、次のような問題があることが判明した。
(イ) 製造および組付の誤差によつて、プラグチユ
ーブ102の軸芯とシリンダヘツドカバー10
4の円筒状壁106の軸芯が偏心した場合、プ
ラグチユーブガスケツト100の主リツプ部1
08とプラグチユーブ102間の当接にかたあ
たりが生じ、組付偏心の吸収性が悪い。これは
主リツプ部108がゴムからできていても、そ
の柔軟性が低いためである。
ーブ102の軸芯とシリンダヘツドカバー10
4の円筒状壁106の軸芯が偏心した場合、プ
ラグチユーブガスケツト100の主リツプ部1
08とプラグチユーブ102間の当接にかたあ
たりが生じ、組付偏心の吸収性が悪い。これは
主リツプ部108がゴムからできていても、そ
の柔軟性が低いためである。
(ロ) 組付時に、プラグチユーブ102がシリンダ
ヘツドカバー104の円筒状壁106に対して
傾いて取付けられると、主リツプ部108のプ
ラグチユーブ102への当接面がプラグチユー
ブ102の外周面に対して傾いてしまい、傾き
の吸収性が悪く、シール性が低下してしまう。
これも主リツプ部108の柔軟性が低いことに
よつて生じる問題である。
ヘツドカバー104の円筒状壁106に対して
傾いて取付けられると、主リツプ部108のプ
ラグチユーブ102への当接面がプラグチユー
ブ102の外周面に対して傾いてしまい、傾き
の吸収性が悪く、シール性が低下してしまう。
これも主リツプ部108の柔軟性が低いことに
よつて生じる問題である。
(ハ) プラグチユーブガスケツト100の主リツプ
部108とプラグチユーブ102の外周面の当
接シール面の面積が小さい。これは、主リツプ
部108が舌片を有さない塊状のゴム体から成
るため押しつぶされる変形量が少なくシール面
が大きく形成されないことによる。
部108とプラグチユーブ102の外周面の当
接シール面の面積が小さい。これは、主リツプ
部108が舌片を有さない塊状のゴム体から成
るため押しつぶされる変形量が少なくシール面
が大きく形成されないことによる。
(ニ) また、プラグチユーブガスケツト100を予
め装着したシリンダヘツドカバー104を、プ
ラグチユーブガスケツト100の主リツプ部1
08内周面をプラグチユーブ102外周面にス
ライドさせながら、シリンダヘツド上に装着す
る場合、装入荷重が大であり、組付性が必ずし
もよくない。これも、主リツプ部の柔軟性が低
いために生じる問題である。
め装着したシリンダヘツドカバー104を、プ
ラグチユーブガスケツト100の主リツプ部1
08内周面をプラグチユーブ102外周面にス
ライドさせながら、シリンダヘツド上に装着す
る場合、装入荷重が大であり、組付性が必ずし
もよくない。これも、主リツプ部の柔軟性が低
いために生じる問題である。
上記の問題は、何れも従来提案のプラグチユー
ブガスケツトの主リツプ部の柔軟性が低いことに
起因している。
ブガスケツトの主リツプ部の柔軟性が低いことに
起因している。
かかる問題点は主リツプ部の柔軟性を上げるこ
とによつて解決し得るであろう。たとえば、主リ
ツプ部のプラグチユーブとの当接面側に柔軟に変
形し得る構造部を形成することが効果的であると
考えられる。液圧がかかるシール部であると、前
記実開昭56−23756号公報に開示のような環状舌
片の適用が有効であるが、シリンダヘツドカバー
とプラグチユーブ間のシール構造部には液圧がか
からないので、液圧で環状舌片をプラグチユーブ
に対して柔軟に押しつけるという思想は成り立た
ない。
とによつて解決し得るであろう。たとえば、主リ
ツプ部のプラグチユーブとの当接面側に柔軟に変
形し得る構造部を形成することが効果的であると
考えられる。液圧がかかるシール部であると、前
記実開昭56−23756号公報に開示のような環状舌
片の適用が有効であるが、シリンダヘツドカバー
とプラグチユーブ間のシール構造部には液圧がか
からないので、液圧で環状舌片をプラグチユーブ
に対して柔軟に押しつけるという思想は成り立た
ない。
本考案は、主リツプ部に、主リツプ部のプラグ
チユーブとの当接部位の柔軟性を増すような溝を
形成し、それによつて上記問題点を解決しようと
するものである。
チユーブとの当接部位の柔軟性を増すような溝を
形成し、それによつて上記問題点を解決しようと
するものである。
さらに詳しくは、上記問題点は、本考案によれ
ば、シリンダヘツドカバーとプラグチユーブ間の
シール構造において、プラグチユーブ外周面と間
隔をもつて並行にシリンダヘツドカバーに円筒状
壁を設け、該円筒状壁とプラグチユーブ間にプラ
グチユーブガスケツトを介装し、該プラグチユー
ブガスケツトをプラグチユーブに当接する主リツ
プ部とシリンダヘツドカバー円筒状壁内周面に嵌
着される取付部と前記主リツプ部と前記取付部と
を連結する蛇腹部とから構成し、前記主リツプ部
に、スプリングを装着するとともに、上方に向つ
て開く環状のほぼV字状の溝を設け、該溝の形状
を、溝深さをh、スプリングの断面の半径をr、
溝の内外周面のなす角度をα1、主リツプ部の内周
面がプラグチユーブガスケツトの軸芯となす角度
をα2としたときに、h,r,α1,α2間に、自由状
態にて0.3r≦h≦2.0r、α1≒α2の関係が成立する
溝形状としたことを特徴とするシリンダヘツドカ
バーとプラグチユーブ間のシール構造によつて、
解決される。
ば、シリンダヘツドカバーとプラグチユーブ間の
シール構造において、プラグチユーブ外周面と間
隔をもつて並行にシリンダヘツドカバーに円筒状
壁を設け、該円筒状壁とプラグチユーブ間にプラ
グチユーブガスケツトを介装し、該プラグチユー
ブガスケツトをプラグチユーブに当接する主リツ
プ部とシリンダヘツドカバー円筒状壁内周面に嵌
着される取付部と前記主リツプ部と前記取付部と
を連結する蛇腹部とから構成し、前記主リツプ部
に、スプリングを装着するとともに、上方に向つ
て開く環状のほぼV字状の溝を設け、該溝の形状
を、溝深さをh、スプリングの断面の半径をr、
溝の内外周面のなす角度をα1、主リツプ部の内周
面がプラグチユーブガスケツトの軸芯となす角度
をα2としたときに、h,r,α1,α2間に、自由状
態にて0.3r≦h≦2.0r、α1≒α2の関係が成立する
溝形状としたことを特徴とするシリンダヘツドカ
バーとプラグチユーブ間のシール構造によつて、
解決される。
上記のように主リツプ部に溝を設け、その溝の
形状を特定することにより、主リツプ部のプラグ
チユーブ当接部に適切な柔軟性が与えられる。溝
の形状において、もしもh<0.3r以下だと主リツ
プ部のプラグチユーブ当接部は柔軟性が低くなり
過ぎ、もしもh>2.0rだとスプリングの締付力が
主リツプ部のプラグチユーブ当接部に十分に作用
しない場合が生じる。また、α1≒α2の条件が満足
されないときは、主リツプ部のプラグチユーブ当
接部がプラグチユーブによつて外周側に押された
ときに、溝のつぶれに強弱が出て、シール性がそ
こなわれることが考えられる。上記のように特定
された溝形状の場合に、良好なシール性が得られ
る。
形状を特定することにより、主リツプ部のプラグ
チユーブ当接部に適切な柔軟性が与えられる。溝
の形状において、もしもh<0.3r以下だと主リツ
プ部のプラグチユーブ当接部は柔軟性が低くなり
過ぎ、もしもh>2.0rだとスプリングの締付力が
主リツプ部のプラグチユーブ当接部に十分に作用
しない場合が生じる。また、α1≒α2の条件が満足
されないときは、主リツプ部のプラグチユーブ当
接部がプラグチユーブによつて外周側に押された
ときに、溝のつぶれに強弱が出て、シール性がそ
こなわれることが考えられる。上記のように特定
された溝形状の場合に、良好なシール性が得られ
る。
上記溝の形成によつて、主リツプ部のプラグチ
ユーブ当接部に柔軟性が与えられ、プラグチユー
ブとシリンダヘツドカバー間の組付偏心、相対傾
きが良好に吸収され、かつ、シール幅が広くな
り、組付時の装入荷重も小となる。
ユーブ当接部に柔軟性が与えられ、プラグチユー
ブとシリンダヘツドカバー間の組付偏心、相対傾
きが良好に吸収され、かつ、シール幅が広くな
り、組付時の装入荷重も小となる。
以下に、本考案に係るシリンダヘツドカバーと
プラグチユーブ間のシール構造の望ましい実施例
を、第1図ないし第3図を参照して説明する。
プラグチユーブ間のシール構造の望ましい実施例
を、第1図ないし第3図を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例で、組付前の状態
(プラグチユーブガスケツトの自由状態)を示し、
第2図は組付後の状態を示している。第3図は溝
形状を変えた、本考案のもう一つの実施例を示し
ている。
(プラグチユーブガスケツトの自由状態)を示し、
第2図は組付後の状態を示している。第3図は溝
形状を変えた、本考案のもう一つの実施例を示し
ている。
第1図において、プラグチユーブガスケツト1
0は、内燃機関のシリンダヘツドカバー12のプ
ラグ挿通穴14の周囲の円筒状壁16の内面に装
着され、シリンダヘツドカバー12をシリンダヘ
ツドに装着したときには、第2図に示すように、
その内周がプラグチユーブ18に当接されて、シ
リンダヘツドカバー12とプラグチユーブ18の
上端部間をシールする。プラグチユーブガスケツ
ト10の上下空間は、大気、ヘツドカバー内空間
で、ともに大気圧か大気圧に近い気圧の空間であ
る。
0は、内燃機関のシリンダヘツドカバー12のプ
ラグ挿通穴14の周囲の円筒状壁16の内面に装
着され、シリンダヘツドカバー12をシリンダヘ
ツドに装着したときには、第2図に示すように、
その内周がプラグチユーブ18に当接されて、シ
リンダヘツドカバー12とプラグチユーブ18の
上端部間をシールする。プラグチユーブガスケツ
ト10の上下空間は、大気、ヘツドカバー内空間
で、ともに大気圧か大気圧に近い気圧の空間であ
る。
プラグチユーブガスケツト10は、概して、プ
ラグチユーブ18に当接する主リツプ部20と、
シリンダヘツドカバー円筒状壁16の内周面に嵌
着される取付部22と、主リツプ部20および取
付部22との連結する蛇腹部24とから成る。主
リツプ部20には環状でかつ断面が中空円形の金
属スプリング26が埋入され、取付部22には、
ほぼL字状の金属環28が一部を露出させて埋入
されている。プラグチユーブガスケツト10のう
ち、スプング26と金属環28以外の部分は、弾
性材から成り、好ましくはゴムである。
ラグチユーブ18に当接する主リツプ部20と、
シリンダヘツドカバー円筒状壁16の内周面に嵌
着される取付部22と、主リツプ部20および取
付部22との連結する蛇腹部24とから成る。主
リツプ部20には環状でかつ断面が中空円形の金
属スプリング26が埋入され、取付部22には、
ほぼL字状の金属環28が一部を露出させて埋入
されている。プラグチユーブガスケツト10のう
ち、スプング26と金属環28以外の部分は、弾
性材から成り、好ましくはゴムである。
主リツプ部20は、プラグチユーブガスケツト
10の軸芯とほぼ並行に延びる外周面30と、前
記軸芯とほぼ直交する面内に延びる上端面32
と、前記軸芯に対して斜めに直線状に延び下方に
いくに従つて径が拡がる内周面34を有してお
り、下端において蛇腹部24に一体につながつて
いる。主リツプ部20には、上方に向つて開い
た、環状の断面がほぼV字状の溝36が形成され
ている。溝36は主リツプ部20の上端部に位置
し、かつ該上端部の壁厚の中央より内周側に形成
される。溝36はプラグチユーブガスケツト10
の軸芯とほぼ平行に延びる外周面38と、前記軸
芯に対して斜めに直線状に延び下方にいくに従つ
て径が拡がる内周面40を有し、外周面38と内
周面40とで、半径方向に郭定される。スプリン
グ26は、溝36より外周側に位置している。主
リツプ部20のうち溝36より内周側の部分の上
端は、スプリング26が埋入される部分の上端よ
り上方に突出していてもよい。
10の軸芯とほぼ並行に延びる外周面30と、前
記軸芯とほぼ直交する面内に延びる上端面32
と、前記軸芯に対して斜めに直線状に延び下方に
いくに従つて径が拡がる内周面34を有してお
り、下端において蛇腹部24に一体につながつて
いる。主リツプ部20には、上方に向つて開い
た、環状の断面がほぼV字状の溝36が形成され
ている。溝36は主リツプ部20の上端部に位置
し、かつ該上端部の壁厚の中央より内周側に形成
される。溝36はプラグチユーブガスケツト10
の軸芯とほぼ平行に延びる外周面38と、前記軸
芯に対して斜めに直線状に延び下方にいくに従つ
て径が拡がる内周面40を有し、外周面38と内
周面40とで、半径方向に郭定される。スプリン
グ26は、溝36より外周側に位置している。主
リツプ部20のうち溝36より内周側の部分の上
端は、スプリング26が埋入される部分の上端よ
り上方に突出していてもよい。
溝36の断面形状は次のような条件を有するも
のでなければならない。すなわち、プラグチユー
ブガスケツト10の自由状態において、溝深さ
(主リツプ部20のうちスプリング26が埋入さ
れる部分の上端面から溝底迄の上下方向距離)を
h、スプリング26の断面の外周の半径をr、溝
36の内、外周面40,38のなす角度をα1、主
リツプ部20の内周面34のプラグチユーブガス
ケツト軸芯となす角度をα2、と定義した場合に、
h,r,α1,α2の間には、プラグチユーブガスケ
ツト10の自由状態において、次の関係が与えら
れている。
のでなければならない。すなわち、プラグチユー
ブガスケツト10の自由状態において、溝深さ
(主リツプ部20のうちスプリング26が埋入さ
れる部分の上端面から溝底迄の上下方向距離)を
h、スプリング26の断面の外周の半径をr、溝
36の内、外周面40,38のなす角度をα1、主
リツプ部20の内周面34のプラグチユーブガス
ケツト軸芯となす角度をα2、と定義した場合に、
h,r,α1,α2の間には、プラグチユーブガスケ
ツト10の自由状態において、次の関係が与えら
れている。
0.3r≦h≦2.0r
α1≒α2
また、スプリング26の外周面の上端は、主リ
ツプ部20のゴム部のスプリング26が埋入され
る部分の上端面32と上下方向に一致するかまた
はほぼ一致している。更に、スプリング28の外
周面の外周端は、主リツプ部20のゴム部の外周
面30と径方向に一致するかまたはほぼ一致して
いる。
ツプ部20のゴム部のスプリング26が埋入され
る部分の上端面32と上下方向に一致するかまた
はほぼ一致している。更に、スプリング28の外
周面の外周端は、主リツプ部20のゴム部の外周
面30と径方向に一致するかまたはほぼ一致して
いる。
プラグチユーブガスケツト10を予め装着した
シリンダヘツドカバー12をシリンダヘツドに組
付けると、シリンダヘツドカバー側に固定されて
いるプラグチユーブ18はプラグチユーブガスケ
ツト10内周にこすれながらスライドして第2図
の状態となる。このとき、プラグチユーブガスケ
ツト10の軸芯とプラグチユーブ18の軸芯とが
一致していれば、溝36が丁度つぶれるように、
溝36の外周面38とプラグチユーブ18の外周
面との寸法関係が与えられている。
シリンダヘツドカバー12をシリンダヘツドに組
付けると、シリンダヘツドカバー側に固定されて
いるプラグチユーブ18はプラグチユーブガスケ
ツト10内周にこすれながらスライドして第2図
の状態となる。このとき、プラグチユーブガスケ
ツト10の軸芯とプラグチユーブ18の軸芯とが
一致していれば、溝36が丁度つぶれるように、
溝36の外周面38とプラグチユーブ18の外周
面との寸法関係が与えられている。
つぎに作用について説明する。
上記のように寸法関係が決められた溝36が主
リツプ部20に形成されることにより、主リツプ
部20の内周部位の、プラグチユーブ18への当
接部の柔軟性が従来に比べて向上される。
リツプ部20に形成されることにより、主リツプ
部20の内周部位の、プラグチユーブ18への当
接部の柔軟性が従来に比べて向上される。
組付後は、第2図に示す状態となり、溝36の
形状がα1≒α2のために、溝36はつぶれている
か、またはほぼつぶれているか、またはつぶれて
かつ半径方向に圧縮がかかつた状態にある。この
状態では、溝36の高さhが0.3≦h≦2.0rのた
め、スプリング26による緊ぱく力が、主リツプ
部20のプラグチユーブ18への当接部にかかつ
ている。またα1≒α2のために溝36がつぶれたと
きの主リツプ部20のプラグチユーブ18への当
接部の内周面は、プラグチユーブ18の外周面と
軸芯方向に本質的に平行となり、当接面の面積
が、第2図に示すように、従来に比べて飛躍的に
増大している。また主リツプ部20のプラグチユ
ーブ18への当接部の柔軟性の増大によつて、組
付時にプラグチユーブ18とプラグチユーブガス
ケツト10が傾いても、その傾きは十分に吸収さ
れる。
形状がα1≒α2のために、溝36はつぶれている
か、またはほぼつぶれているか、またはつぶれて
かつ半径方向に圧縮がかかつた状態にある。この
状態では、溝36の高さhが0.3≦h≦2.0rのた
め、スプリング26による緊ぱく力が、主リツプ
部20のプラグチユーブ18への当接部にかかつ
ている。またα1≒α2のために溝36がつぶれたと
きの主リツプ部20のプラグチユーブ18への当
接部の内周面は、プラグチユーブ18の外周面と
軸芯方向に本質的に平行となり、当接面の面積
が、第2図に示すように、従来に比べて飛躍的に
増大している。また主リツプ部20のプラグチユ
ーブ18への当接部の柔軟性の増大によつて、組
付時にプラグチユーブ18とプラグチユーブガス
ケツト10が傾いても、その傾きは十分に吸収さ
れる。
第3図は本考案のもう一つの実施例を示してい
る。第3図においては、溝36は、プラグチユー
ブガスケツト10の軸芯とほぼ直交する平面にお
いて延びる底面36aを有している。溝36はこ
のような底面36aを有するほぼV字状の溝であ
つてもよいことを示している。その他の構成、作
用は第1図および第2図の実施例に準じるので、
準じる部分に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
る。第3図においては、溝36は、プラグチユー
ブガスケツト10の軸芯とほぼ直交する平面にお
いて延びる底面36aを有している。溝36はこ
のような底面36aを有するほぼV字状の溝であ
つてもよいことを示している。その他の構成、作
用は第1図および第2図の実施例に準じるので、
準じる部分に同一の符号を付して、その説明を省
略する。
溝36の機能、作用を前記実開昭56−23756号
公報の軸封構造のシール部材の溝と比較すると、
本考案のプラグチユーブガスケツト36の溝36
は主リツプ部20のプラグチユーブ18への当接
部に柔軟性を与えるものであり、実開昭56−
23756号公報の溝は、溝によつて形成されるリツ
プに液圧をかけるものである点において、シール
における自然法則の利用の仕方がまつたく異なつ
ている。
公報の軸封構造のシール部材の溝と比較すると、
本考案のプラグチユーブガスケツト36の溝36
は主リツプ部20のプラグチユーブ18への当接
部に柔軟性を与えるものであり、実開昭56−
23756号公報の溝は、溝によつて形成されるリツ
プに液圧をかけるものである点において、シール
における自然法則の利用の仕方がまつたく異なつ
ている。
本考案のシリンダヘツドカバーとプラグチユー
ブ間のシール構造によるときは、主リツプ部のプ
ラグチユーブへの当接部が柔軟になるため、次の
効果を得る。
ブ間のシール構造によるときは、主リツプ部のプ
ラグチユーブへの当接部が柔軟になるため、次の
効果を得る。
(イ) 組付偏心の吸収性が良くなる。
(ロ) 組付時の傾きの吸収性が良くなる。
(ハ) シール幅が広くなるため、シール性能が向上
する。
する。
(ニ) 組付時の装入荷重が低減され、組付性が向上
する。
する。
第1図は本考案のシリンダヘツドカバーとプラ
グチユーブ間のシール構造の一実施例の自由状態
の部分断面図、第2図は第1図の組付後の断面
図、第3図は本考案の別の実施例の部分断面図、
第4図は従来のガスケツトの部分断面図、であ
る。 10……プラグチユーブガスケツト、16……
円筒状壁、18……プラグチユーブ、20……主
リツプ部、26……スプリング、36……溝。
グチユーブ間のシール構造の一実施例の自由状態
の部分断面図、第2図は第1図の組付後の断面
図、第3図は本考案の別の実施例の部分断面図、
第4図は従来のガスケツトの部分断面図、であ
る。 10……プラグチユーブガスケツト、16……
円筒状壁、18……プラグチユーブ、20……主
リツプ部、26……スプリング、36……溝。
Claims (1)
- シリンダヘツドカバーとプラグチユーブ間のシ
ール構造において、プラグチユーブ外周面と間隔
をもつて並行にシリンダヘツドカバーに円筒状壁
を設け、該円筒状壁とプラグチユーブ間にプラグ
チユーブガスケツトを介装し、該プラグチユーブ
ガスケツトをプラグチユーブに当接する主リツプ
部とシリンダヘツドカバー円筒状壁内周面に嵌着
される取付部と前記主リツプ部と前期取付部とを
連結する蛇腹部とから構成し、前記主リツプ部
に、スプリングを装着するとともに、上方に向つ
て開く環状のほぼV字状の溝を設け、該溝の形状
を、溝深さをh、スプリングの断面の半径をr、
溝の内外周面のなす角度をα1、主リツプ部の内周
面がプラグチユーブガスケツトの軸芯となす角度
をα2としたときに、h,r,α1,α2間に、自由状
態にて0.3r≦h≦2.0r、α1≒α2の関係が成立する
溝形状としたことを特徴とするシリンダヘツドカ
バーとプラグチユーブ間のシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987064264U JPH0332767Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987064264U JPH0332767Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171648U JPS63171648U (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0332767Y2 true JPH0332767Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=30900266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987064264U Expired JPH0332767Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332767Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005041553B4 (de) * | 2005-08-31 | 2016-03-24 | Ab Skf | Abdichtung |
| CN102947629A (zh) * | 2010-06-15 | 2013-02-27 | 内山工业株式会社 | 环状弹性密封圈 |
| JP2017044254A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | キーパー株式会社 | 密封装置及び密封方法 |
| JP7569730B2 (ja) * | 2021-03-29 | 2024-10-18 | 株式会社Kvk | シャワーヘッド |
| EP4726244A1 (en) * | 2023-06-08 | 2026-04-15 | NOK Corporation | Pipe connection tool and pipe connection method using same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533723Y2 (ja) * | 1986-06-02 | 1993-08-26 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP1987064264U patent/JPH0332767Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171648U (ja) | 1988-11-08 |
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