JPH0332782Y2 - - Google Patents
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- JPH0332782Y2 JPH0332782Y2 JP1987025662U JP2566287U JPH0332782Y2 JP H0332782 Y2 JPH0332782 Y2 JP H0332782Y2 JP 1987025662 U JP1987025662 U JP 1987025662U JP 2566287 U JP2566287 U JP 2566287U JP H0332782 Y2 JPH0332782 Y2 JP H0332782Y2
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- JP
- Japan
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- barrel
- lubricating oil
- plunger
- supply passage
- fuel
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は燃料噴射ポンプとりわけプランジヤ下
部を潤滑油で強制潤滑するタイプの燃料噴射ポン
プに関するものである。
部を潤滑油で強制潤滑するタイプの燃料噴射ポン
プに関するものである。
デイーゼルエンジンの燃料噴射ポンプにおいて
は、バレルの内周面とこれに内挿されるプランジ
ヤ外周面との摺接面をリーク燃料により潤滑し、
潤滑に供したリーク燃料をバレル内周面に形成し
た環状溝に溜め、リーク戻し系によりプランジヤ
室や燃料給排孔を介してバレルとハウジング間の
燃料溜室に戻すようにしている。
は、バレルの内周面とこれに内挿されるプランジ
ヤ外周面との摺接面をリーク燃料により潤滑し、
潤滑に供したリーク燃料をバレル内周面に形成し
た環状溝に溜め、リーク戻し系によりプランジヤ
室や燃料給排孔を介してバレルとハウジング間の
燃料溜室に戻すようにしている。
しかしこのような構成では、リーク燃料をすべ
て戻すのは難しく、リーク燃料が環状溝より下方
の摺接面を伝わつてプランジヤスプリング室、さ
らにはクランク室に流入し、該クランク室の潤滑
油を稀釈することを防止できない。
て戻すのは難しく、リーク燃料が環状溝より下方
の摺接面を伝わつてプランジヤスプリング室、さ
らにはクランク室に流入し、該クランク室の潤滑
油を稀釈することを防止できない。
この対策として、従来、実開昭53−16718号公
報、実公昭57−13405号公報などにおいて、環状
溝より下方のバレル内周面に環状潤滑油溝を形成
する一方、バレルの側壁には潤滑油注入口を形成
し、この潤滑油注入口から加圧した潤滑油をバレ
ルの壁内に縦設した通路を介して環状潤滑油溝に
送り込み、これにより油膜を形成してリーク燃料
の流下を止めると共に、プランジヤ下部の潤滑を
図るようにした強制潤滑機構が提案されている。
報、実公昭57−13405号公報などにおいて、環状
溝より下方のバレル内周面に環状潤滑油溝を形成
する一方、バレルの側壁には潤滑油注入口を形成
し、この潤滑油注入口から加圧した潤滑油をバレ
ルの壁内に縦設した通路を介して環状潤滑油溝に
送り込み、これにより油膜を形成してリーク燃料
の流下を止めると共に、プランジヤ下部の潤滑を
図るようにした強制潤滑機構が提案されている。
しかしながら、たとえば舶用機関において、超
低質油を燃料として使用した場合、機関の停止時
の温度低下により燃料粘度が増し、燃料の固化に
より機関の始動時に十分な潤滑を行えなくなる。
このためにはプランジヤとバレルの摺動クリアラ
ンスを大きくすることが効果的であるが、反面油
密が乏しくなつて、戻し用環状溝より下方へのリ
ーク燃料が増し、リーク燃料戻し用の環状溝と潤
滑油溝の軸線方向での距離が大きい場合に、環状
潤滑油溝から上方への押し上げ力が不足してリー
ク燃料の回収を行えなくなる。
低質油を燃料として使用した場合、機関の停止時
の温度低下により燃料粘度が増し、燃料の固化に
より機関の始動時に十分な潤滑を行えなくなる。
このためにはプランジヤとバレルの摺動クリアラ
ンスを大きくすることが効果的であるが、反面油
密が乏しくなつて、戻し用環状溝より下方へのリ
ーク燃料が増し、リーク燃料戻し用の環状溝と潤
滑油溝の軸線方向での距離が大きい場合に、環状
潤滑油溝から上方への押し上げ力が不足してリー
ク燃料の回収を行えなくなる。
そこで本出願人は、実願昭60−75701号におい
て、リーク燃料戻し用の環状溝と環状潤滑油溝間
のバレル内周面に二次戻し用の偏心環状溝を形成
する一方、バレル位置決め兼回り止めボルトを利
用して流出口を穿設し、バレル外周には該ボルト
の先端部との間に溜室を得るように切欠きを形成
し、この切欠きと前記二次戻し用の偏心環状溝を
バレル壁に形成した戻し通路で連通させたものを
提案した。これによれば、潤滑油による押し上げ
力でリーク燃料と潤滑油の混合油を効率よく回収
することが可能となる。
て、リーク燃料戻し用の環状溝と環状潤滑油溝間
のバレル内周面に二次戻し用の偏心環状溝を形成
する一方、バレル位置決め兼回り止めボルトを利
用して流出口を穿設し、バレル外周には該ボルト
の先端部との間に溜室を得るように切欠きを形成
し、この切欠きと前記二次戻し用の偏心環状溝を
バレル壁に形成した戻し通路で連通させたものを
提案した。これによれば、潤滑油による押し上げ
力でリーク燃料と潤滑油の混合油を効率よく回収
することが可能となる。
しかしながらこの考案を実際に適用しようとし
た場合、潤滑油注入口と溜室・流出口とが、軸線
方向でほぼ同位置かつ周方向で180度変位した位
置のバレル外周に直接開孔しているため、潤滑油
注入口から圧入された潤滑油の一部が、プランジ
ヤの潤滑に供されぬままバレルとハウジングとの
隙間を巡つて溜室に到り、流出孔から排出されて
しまう危険があつた。
た場合、潤滑油注入口と溜室・流出口とが、軸線
方向でほぼ同位置かつ周方向で180度変位した位
置のバレル外周に直接開孔しているため、潤滑油
注入口から圧入された潤滑油の一部が、プランジ
ヤの潤滑に供されぬままバレルとハウジングとの
隙間を巡つて溜室に到り、流出孔から排出されて
しまう危険があつた。
本考案は前記のような問題点を解決するために
研究して考案されたもので、その目的とするとこ
ろは、潤滑油注入口に対応する部分のハウジング
とバレル間の良好な油密を保ち、潤滑油によるプ
ランジヤ下部の潤滑とリーク燃料のクランク室へ
の流下防止およびリーク燃料と潤滑油の回収を効
果的に行えるこの種燃料噴射ポンプを提供するこ
とにある。
研究して考案されたもので、その目的とするとこ
ろは、潤滑油注入口に対応する部分のハウジング
とバレル間の良好な油密を保ち、潤滑油によるプ
ランジヤ下部の潤滑とリーク燃料のクランク室へ
の流下防止およびリーク燃料と潤滑油の回収を効
果的に行えるこの種燃料噴射ポンプを提供するこ
とにある。
この目的を達成するため本考案は、少なくとも
潤滑油注入口に特殊なアダプタを挿着したもの
で、すなわち、プランジヤを軸線方向移動可能か
つ回転可能に内挿したバレルの内周面に軸線方向
で互いに間隔をあけて複数個の環状溝を形成する
一方、バレル壁に一端が最下位の環状溝に通じる
潤滑油の供給通路を形成してプランジヤとバレル
の下部摺接域を強制潤滑するようにした燃料噴射
ポンプにおいて、潤滑油の供給通路のバレル外周
面に対する開孔部位に対応するハウジング側壁
に、前記供給通路の開孔を口径内に含ませる径の
潤滑油注入口を貫設し、この潤滑油注入口に、バ
レル外周面に対応する曲率端面を有し中心に注入
孔を穿設した本体と、中心に前記注入孔と合致す
る孔を有する弾性質のガスケツトとを備えたアダ
プタを挿着したことを特徴とするものである。
潤滑油注入口に特殊なアダプタを挿着したもの
で、すなわち、プランジヤを軸線方向移動可能か
つ回転可能に内挿したバレルの内周面に軸線方向
で互いに間隔をあけて複数個の環状溝を形成する
一方、バレル壁に一端が最下位の環状溝に通じる
潤滑油の供給通路を形成してプランジヤとバレル
の下部摺接域を強制潤滑するようにした燃料噴射
ポンプにおいて、潤滑油の供給通路のバレル外周
面に対する開孔部位に対応するハウジング側壁
に、前記供給通路の開孔を口径内に含ませる径の
潤滑油注入口を貫設し、この潤滑油注入口に、バ
レル外周面に対応する曲率端面を有し中心に注入
孔を穿設した本体と、中心に前記注入孔と合致す
る孔を有する弾性質のガスケツトとを備えたアダ
プタを挿着したことを特徴とするものである。
なお、本考案はより好ましくは、これと180度
変位した位置の流出口にも上記構成を適用するも
のである。
変位した位置の流出口にも上記構成を適用するも
のである。
第1図ないし第3図は本考案による燃料噴射ポ
ンプの一実施例を示し、第4図ないし第7図はア
ダプタ単体を示している。
ンプの一実施例を示し、第4図ないし第7図はア
ダプタ単体を示している。
1はハウジング、2はハウジング1に内嵌され
たバレル、3はバレル2に軸線方向移動可能かつ
周方向回転可能に内挿されたプランジヤであり、
頭部にはリード26が形成され、これに対応する
バレル2には、ハウジング1内壁間に形成された
環状の燃料溜室27に通じる燃料給排孔28,2
9が貫設されている。また、頭部の上方にはプラ
ンジヤ室(燃料圧縮室)30が設けられている。
たバレル、3はバレル2に軸線方向移動可能かつ
周方向回転可能に内挿されたプランジヤであり、
頭部にはリード26が形成され、これに対応する
バレル2には、ハウジング1内壁間に形成された
環状の燃料溜室27に通じる燃料給排孔28,2
9が貫設されている。また、頭部の上方にはプラ
ンジヤ室(燃料圧縮室)30が設けられている。
4は噴射量コントロールスリーブであり、バレ
ル2の外周に回転可能に外嵌され、外周面にはピ
ニオン31が形成され、ハウジング1に摺動自在
に内挿したコントロールラツク32と噛み合つて
いる。そして、噴射量コントロールスリーブ4の
下部にはプランジヤ3のフエース部33に係合す
るスリツト34が設けられている。
ル2の外周に回転可能に外嵌され、外周面にはピ
ニオン31が形成され、ハウジング1に摺動自在
に内挿したコントロールラツク32と噛み合つて
いる。そして、噴射量コントロールスリーブ4の
下部にはプランジヤ3のフエース部33に係合す
るスリツト34が設けられている。
また、コントロールラツク32の下方に相当す
るハウジング内には段部36を介してスプリング
室35が設けられ、段部36に当接するばねシー
ト37とハウジング口端に嵌装した図示しないプ
ランジヤガイド間に、ばねシートを介してプラン
ジヤスプリング38が介装されている。
るハウジング内には段部36を介してスプリング
室35が設けられ、段部36に当接するばねシー
ト37とハウジング口端に嵌装した図示しないプ
ランジヤガイド間に、ばねシートを介してプラン
ジヤスプリング38が介装されている。
5a,5b,5cはリード26より下方のバレ
ル内周面に軸線方向で互いに所定の間隔をおいて
形成した複数個(実施例では3個)の環状溝であ
る。
ル内周面に軸線方向で互いに所定の間隔をおいて
形成した複数個(実施例では3個)の環状溝であ
る。
まず、最上位の環状溝5aは一次リーク燃料戻
し用であり、プランジヤ3あるいはバレル2に穿
設した一次戻し通路40によりプランジヤ室30
や燃料溜室27に通じるようになつている。
し用であり、プランジヤ3あるいはバレル2に穿
設した一次戻し通路40によりプランジヤ室30
や燃料溜室27に通じるようになつている。
中間の環状溝5bは後記するように潤滑油とリ
ーク燃料の混合油を回収するためのものであり、
バレル孔心に対し偏心状に形成され、該溝の最も
深い部位にはバレル外周面の切欠き41に開孔す
る回収通路42が穿設されている。
ーク燃料の混合油を回収するためのものであり、
バレル孔心に対し偏心状に形成され、該溝の最も
深い部位にはバレル外周面の切欠き41に開孔す
る回収通路42が穿設されている。
最下位の環状溝5cは潤滑油供給用であり、前
記回収通路42と周方向で180度位相をずらせた
位置のバレル壁に穿設した供給通路43に連通さ
れており、供給通路43の下端は盲栓44により
閉止されている。また供給通路43の上端は前記
回収通路42と軸線方向でほぼ同位置のバレル外
周面に開孔している。
記回収通路42と周方向で180度位相をずらせた
位置のバレル壁に穿設した供給通路43に連通さ
れており、供給通路43の下端は盲栓44により
閉止されている。また供給通路43の上端は前記
回収通路42と軸線方向でほぼ同位置のバレル外
周面に開孔している。
6は潤滑油注入口であり、前記供給通路43の
開孔を口径内に含むようにハウジング側壁に貫設
されており、該潤滑油注入口6の軸線方向後半部
にはめねじ45が形成されている。
開孔を口径内に含むようにハウジング側壁に貫設
されており、該潤滑油注入口6の軸線方向後半部
にはめねじ45が形成されている。
7は潤滑油とリーク燃料の混合油を回収するた
めの流出口(以下混合油流出口という)であり、
前記回収通路42および切欠き41を口径内に含
むようにハウジング側壁に貫設されており、該混
合油流出口7の軸線方向後半部にはめねじ46が
形成されている。
めの流出口(以下混合油流出口という)であり、
前記回収通路42および切欠き41を口径内に含
むようにハウジング側壁に貫設されており、該混
合油流出口7の軸線方向後半部にはめねじ46が
形成されている。
8,9は本考案で特徴とするアダプタであり、
本実施例ではそれぞれ前記潤滑油注入口6と混合
油流出口7に挿着される。潤滑油注入口用のアダ
プタ8は、第1図ないし第5図に示すように、バ
レル2の外周面に対応する曲率端面11を有する
共に、この曲率端面11の中心に前記供給通路4
3の開孔に通ずる注入孔12が穿設された本体1
0と、曲率端面11に接着等により一体化された
ゴム等の弾性質からなるガスケツト13と備え、
ガスケツト13には注入孔12に対応する孔14
が形成されている。そして、本体10の外周には
潤滑油注入口6の内壁と接するシールリング15
を取付けるためのリング溝16が形成されてい
る。
本実施例ではそれぞれ前記潤滑油注入口6と混合
油流出口7に挿着される。潤滑油注入口用のアダ
プタ8は、第1図ないし第5図に示すように、バ
レル2の外周面に対応する曲率端面11を有する
共に、この曲率端面11の中心に前記供給通路4
3の開孔に通ずる注入孔12が穿設された本体1
0と、曲率端面11に接着等により一体化された
ゴム等の弾性質からなるガスケツト13と備え、
ガスケツト13には注入孔12に対応する孔14
が形成されている。そして、本体10の外周には
潤滑油注入口6の内壁と接するシールリング15
を取付けるためのリング溝16が形成されてい
る。
混合油流出口用のアダプタ9は、第1図ないし
第3図および第6図と第7図のように、バレル2
の外周面に対応する曲率端面11′を有すると共
に、この曲率端面11′の中心に前記回収通路4
2の開孔に通じる流出孔12′の穿設された本体
10′と、曲率端面11′に接着等により一体化さ
れたゴム等の弾性質からなるガスケツト13′と
を備えている。この点では前記潤滑油注入口用の
アダプタ8と同様であるが、このアダプタ9にお
いては、本体端面中央部に、バレル2の切欠き4
1に遊挿する突起17が突設され、ガスケツト1
3′には突起17に対応する孔14′が形成されて
いる。そして、本体10′の外周には注出口7の
内壁と接するシールリング15′を取付けるため
のリング溝16′が形成されている。
第3図および第6図と第7図のように、バレル2
の外周面に対応する曲率端面11′を有すると共
に、この曲率端面11′の中心に前記回収通路4
2の開孔に通じる流出孔12′の穿設された本体
10′と、曲率端面11′に接着等により一体化さ
れたゴム等の弾性質からなるガスケツト13′と
を備えている。この点では前記潤滑油注入口用の
アダプタ8と同様であるが、このアダプタ9にお
いては、本体端面中央部に、バレル2の切欠き4
1に遊挿する突起17が突設され、ガスケツト1
3′には突起17に対応する孔14′が形成されて
いる。そして、本体10′の外周には注出口7の
内壁と接するシールリング15′を取付けるため
のリング溝16′が形成されている。
18は前記潤滑油注入用のアダプタ8をバレル
外周に所要の圧力で押し付けるための補助アダプ
タ、19は前記混合油流出用のアダプタ9をバレ
ル外周に所要の圧力で押し付けるための補助アダ
プタであり、それぞれ中心に注入孔12に整合す
る通孔20と、流出孔12′に整合する通路2
0′が穿設され、通孔20は図示しない管路を介
して潤滑油供給系に、また通路20′は図示しな
い管路を介して油タンク類にそれぞれ接続される
ようになつている。
外周に所要の圧力で押し付けるための補助アダプ
タ、19は前記混合油流出用のアダプタ9をバレ
ル外周に所要の圧力で押し付けるための補助アダ
プタであり、それぞれ中心に注入孔12に整合す
る通孔20と、流出孔12′に整合する通路2
0′が穿設され、通孔20は図示しない管路を介
して潤滑油供給系に、また通路20′は図示しな
い管路を介して油タンク類にそれぞれ接続される
ようになつている。
そして、前記各補助アダプタ18,19は、外
周に前記潤滑油注入口6と混合油流出口7に形成
しためねじ45,46に螺合するおねじ47,4
8が形成されている。補助アダプタ18,19の
前端面とアダプタ8,9の後端面の間には中間ガ
スケツト21,22が介装されている。
周に前記潤滑油注入口6と混合油流出口7に形成
しためねじ45,46に螺合するおねじ47,4
8が形成されている。補助アダプタ18,19の
前端面とアダプタ8,9の後端面の間には中間ガ
スケツト21,22が介装されている。
実施例では、バレル外周とハウジング内周間の
油密保持のためのOリング22が潤滑油注入口6
と混合油流出口7の直近に取付けられるようにな
つており、そのため、アダプタ本体10,10′
には、ハウジング1のOリング取付け溝23の一
部を構成する切欠き部24,24′が形成されて
いる。勿論、Oリングが別位置に設けられる場合
には前記切欠き部24,24′は不要である。
油密保持のためのOリング22が潤滑油注入口6
と混合油流出口7の直近に取付けられるようにな
つており、そのため、アダプタ本体10,10′
には、ハウジング1のOリング取付け溝23の一
部を構成する切欠き部24,24′が形成されて
いる。勿論、Oリングが別位置に設けられる場合
には前記切欠き部24,24′は不要である。
なお、本実施例では、アダプタ9がバレルの位
置決め手段を兼ねているため本体10′に突起1
7を形成しているが、バレルの位置決めボルトが
別にある場合は、アダプタ8と同じ構成を採るこ
とができる。
置決め手段を兼ねているため本体10′に突起1
7を形成しているが、バレルの位置決めボルトが
別にある場合は、アダプタ8と同じ構成を採るこ
とができる。
上記構成の使用方法と作用を説明する。
アダプタ8,9は、ポンプの組立てに際して潤
滑油注入口6と混合油流出口7内にそれぞれ挿入
され、中間ガスケツト21,21′を介してその
後方に補助アダプタ18,19が配され、おねじ
47,48を潤滑油注入口6と混合油流出口7内
のめねじ45,46に螺合する。これによる締め
付け力で前記アダプタ8,9の曲率端面11,1
1′に定着している同形状のガスケツト13,1
3′が圧縮されてバレル外周面に密に接し、供給
通路43の開孔と回収通路42の開孔の外周所要
範囲が油密化される。また、ガスケツト8,9が
弾性質であるため振動等によりバレルを傷つける
こともない。そして要時には補助アダプタ18,
19の取外しで容易に点検や交換を行える。
滑油注入口6と混合油流出口7内にそれぞれ挿入
され、中間ガスケツト21,21′を介してその
後方に補助アダプタ18,19が配され、おねじ
47,48を潤滑油注入口6と混合油流出口7内
のめねじ45,46に螺合する。これによる締め
付け力で前記アダプタ8,9の曲率端面11,1
1′に定着している同形状のガスケツト13,1
3′が圧縮されてバレル外周面に密に接し、供給
通路43の開孔と回収通路42の開孔の外周所要
範囲が油密化される。また、ガスケツト8,9が
弾性質であるため振動等によりバレルを傷つける
こともない。そして要時には補助アダプタ18,
19の取外しで容易に点検や交換を行える。
プランジヤ3はコントロールラツク32により
噴射量コントロールスリーブ4を介して回動さ
れ、リード26と燃料排出孔29によりプランジ
ヤ室内の噴射燃料量が設定され、図示しないカム
によりプランジヤガイドを介してプランジヤ3は
軸線方向に移動され、プランジヤ室内の燃料を圧
縮し、デリバリバルブおよび管路を経て噴射ノズ
ルに圧送する。
噴射量コントロールスリーブ4を介して回動さ
れ、リード26と燃料排出孔29によりプランジ
ヤ室内の噴射燃料量が設定され、図示しないカム
によりプランジヤガイドを介してプランジヤ3は
軸線方向に移動され、プランジヤ室内の燃料を圧
縮し、デリバリバルブおよび管路を経て噴射ノズ
ルに圧送する。
上記プランジヤ3の動作に伴い燃料はバレル2
の内周面とプランジヤ3の外周面間を伝わつて下
方に流れる。このリーク燃料の大部分はバレル内
周面最上位の環状溝5aに溜り、一次戻し通路4
0を介して燃料系に回収される。そして一部はさ
らに下方にリークし、中間の環状溝5bに流入す
る。このリーク燃料は回収通路42を上昇して切
欠き41に送り込まれ、アダプタ9および補助ア
ダプタ19の流出孔12′20′を通り、油タンク
類に回収される。
の内周面とプランジヤ3の外周面間を伝わつて下
方に流れる。このリーク燃料の大部分はバレル内
周面最上位の環状溝5aに溜り、一次戻し通路4
0を介して燃料系に回収される。そして一部はさ
らに下方にリークし、中間の環状溝5bに流入す
る。このリーク燃料は回収通路42を上昇して切
欠き41に送り込まれ、アダプタ9および補助ア
ダプタ19の流出孔12′20′を通り、油タンク
類に回収される。
一方、潤滑油供給系から送られた潤滑油は、補
助アダプタ18とアダプタ8の中心の注入孔2
0,12を通して供給通路43に圧入され、この
供給通路43から環状溝5cを通してバレル内周
面とプランジヤ外周面間に供給されることで油膜
を形成し、これでプランジヤ下部が強制潤滑さ
れ、その後スプリング室38を経て流下する。こ
の潤滑油はクランク室に使用される潤滑油と同質
であるため、稀釈による問題は生じない。
助アダプタ18とアダプタ8の中心の注入孔2
0,12を通して供給通路43に圧入され、この
供給通路43から環状溝5cを通してバレル内周
面とプランジヤ外周面間に供給されることで油膜
を形成し、これでプランジヤ下部が強制潤滑さ
れ、その後スプリング室38を経て流下する。こ
の潤滑油はクランク室に使用される潤滑油と同質
であるため、稀釈による問題は生じない。
また、前記油膜は上方にも流れ、これにより前
記中間環状溝5bでも捕集されずにリークした燃
料を中間環状溝5bに押し上げる。このリーク燃
料と潤滑油の混合油はアダプタ9および補助アダ
プタ19の流出孔12′,20′を通り、油タンク
類に回収される。
記中間環状溝5bでも捕集されずにリークした燃
料を中間環状溝5bに押し上げる。このリーク燃
料と潤滑油の混合油はアダプタ9および補助アダ
プタ19の流出孔12′,20′を通り、油タンク
類に回収される。
上記のように潤滑油供給口6と混合油流出口7
はほぼ同一円周上に配置されているが、先のよう
にアダプタ8がバレル外周面に合致する曲率端面
11を有し、ここに定着された同形状のガスケツ
ト13が潤滑油供給通路43の開孔と注入孔12
の回りのバレルとハウジング間を油密にシールし
ている。そのため、潤滑油の全量が確実に潤滑油
供給通路43に供給され、プランジヤ下部の潤
滑、リーク燃料の押し上げの両作用を効果的に実
現できる。また、混合油流出口7に対応するバレ
ルとハウジング間も同様にアダプタ9により油密
にシールされるため、混合油の全量が効率良く回
収され、混合油が噴射量コントロール機構部分に
リークする危険がなくなる。
はほぼ同一円周上に配置されているが、先のよう
にアダプタ8がバレル外周面に合致する曲率端面
11を有し、ここに定着された同形状のガスケツ
ト13が潤滑油供給通路43の開孔と注入孔12
の回りのバレルとハウジング間を油密にシールし
ている。そのため、潤滑油の全量が確実に潤滑油
供給通路43に供給され、プランジヤ下部の潤
滑、リーク燃料の押し上げの両作用を効果的に実
現できる。また、混合油流出口7に対応するバレ
ルとハウジング間も同様にアダプタ9により油密
にシールされるため、混合油の全量が効率良く回
収され、混合油が噴射量コントロール機構部分に
リークする危険がなくなる。
なお、本考案者は、潤滑油供給口部分や混合油
流出口部分のバレルとハウジング間の油漏れ対策
として、バレルの外周に平らな座を形成し、これ
にねじ込み式のアダプタを突き当てる方法も考慮
した。しかしこの方法では、潤滑油供給口および
混合油流出口の下にOリング溝の形成に必要なス
ペースを確保しにくく、またバレルに座を形成す
るのはそれだけ加工が増し、コストアツプを招く
問題がある。本考案によればこのような問題を回
避することができる。
流出口部分のバレルとハウジング間の油漏れ対策
として、バレルの外周に平らな座を形成し、これ
にねじ込み式のアダプタを突き当てる方法も考慮
した。しかしこの方法では、潤滑油供給口および
混合油流出口の下にOリング溝の形成に必要なス
ペースを確保しにくく、またバレルに座を形成す
るのはそれだけ加工が増し、コストアツプを招く
問題がある。本考案によればこのような問題を回
避することができる。
以上説明した本考案によれば、プランジヤ3を
軸線方向移動可能かつ回転可能に内挿したバレル
2の内周面に軸線方向で互いに間隔をあけて複数
個の環状溝5a,5b,5cを形成する一方、バ
レル壁に一端が最下位の環状溝5cに通じる潤滑
油の供給通路43を形成してプランジヤ3とバレ
ル2の下部摺接域を強制潤滑するようにした燃料
噴射ポンプにおいて、前記潤滑油の供給通路43
のバレル外周面に対する開孔部位に対応するハウ
ジング側壁に、前記供給通路43の開孔を口径内
に含ませる径の潤滑油注入口6を貫設し、この潤
滑油注入口6に、バレル外周面に対応する曲率端
面11を有し中心に注入孔12を穿設した本体1
0と、中心に注入孔12に合致する孔14を有す
る弾性質のガスケツト13とを備えたアダプタ8
を挿着したので、本体10の曲率端面11を介し
て弾性質のガスケツト13がバレル外周面に密に
接し、供給通路43の開孔の周りおよび注入孔1
2の周りのバレルとハウジング間が油密にシール
る。このため、潤滑油は、バレル外周面とハウジ
ング内周面間から洩れずに全量が確実に供給通路
43に注入され、環状溝5cを通してバレルとプ
ランジヤ外周面間に送られ、プランジヤ下部の潤
滑を図ることができ、また、上方からのリーク燃
料の押し上げも効果的に行える。そして、注入さ
れた潤滑油が供給通路43の開孔からバレルの外
周を巡らないため、注入部位と円周方向で180度
変位した位置に上からのリーク燃料と押し上げ潤
滑油との混合油流出口を設けたときにもこれをう
まく働かせることができるというすぐれた効果が
得られる。
軸線方向移動可能かつ回転可能に内挿したバレル
2の内周面に軸線方向で互いに間隔をあけて複数
個の環状溝5a,5b,5cを形成する一方、バ
レル壁に一端が最下位の環状溝5cに通じる潤滑
油の供給通路43を形成してプランジヤ3とバレ
ル2の下部摺接域を強制潤滑するようにした燃料
噴射ポンプにおいて、前記潤滑油の供給通路43
のバレル外周面に対する開孔部位に対応するハウ
ジング側壁に、前記供給通路43の開孔を口径内
に含ませる径の潤滑油注入口6を貫設し、この潤
滑油注入口6に、バレル外周面に対応する曲率端
面11を有し中心に注入孔12を穿設した本体1
0と、中心に注入孔12に合致する孔14を有す
る弾性質のガスケツト13とを備えたアダプタ8
を挿着したので、本体10の曲率端面11を介し
て弾性質のガスケツト13がバレル外周面に密に
接し、供給通路43の開孔の周りおよび注入孔1
2の周りのバレルとハウジング間が油密にシール
る。このため、潤滑油は、バレル外周面とハウジ
ング内周面間から洩れずに全量が確実に供給通路
43に注入され、環状溝5cを通してバレルとプ
ランジヤ外周面間に送られ、プランジヤ下部の潤
滑を図ることができ、また、上方からのリーク燃
料の押し上げも効果的に行える。そして、注入さ
れた潤滑油が供給通路43の開孔からバレルの外
周を巡らないため、注入部位と円周方向で180度
変位した位置に上からのリーク燃料と押し上げ潤
滑油との混合油流出口を設けたときにもこれをう
まく働かせることができるというすぐれた効果が
得られる。
第1図は本考案による燃料噴射ポンプの一実施
例を示す縦断側面図、第2図は第1図の一部拡大
図、第3図は第1図の部分的横断面図、第4図は
潤滑油注入口用のアダプタの側面図、第5図は同
じくその正面図、第6図は混合油流出口用のアダ
プタの側面図、第7図は同じくその正面図であ
る。 1…ハウジング、2…バレル、3…プランジ
ヤ、5a,5b,5c…環状溝、6…潤滑油注入
口、8…アダプタ、10…本体、11…曲率端
面、12…注入孔、13…ガスケツト、14…
孔、43…供給通路。
例を示す縦断側面図、第2図は第1図の一部拡大
図、第3図は第1図の部分的横断面図、第4図は
潤滑油注入口用のアダプタの側面図、第5図は同
じくその正面図、第6図は混合油流出口用のアダ
プタの側面図、第7図は同じくその正面図であ
る。 1…ハウジング、2…バレル、3…プランジ
ヤ、5a,5b,5c…環状溝、6…潤滑油注入
口、8…アダプタ、10…本体、11…曲率端
面、12…注入孔、13…ガスケツト、14…
孔、43…供給通路。
Claims (1)
- プランジヤ3を軸線方向移動可能かつ回転可能
に内挿したバレル2の内周面に軸線方向で互いに
間隔をあけて複数個の環状溝5a,5b,5cを
形成する一方、バレル壁に一端が最下位の環状溝
5cに通じる潤滑油の供給通路43を形成してプ
ランジヤ3とバレル2の下部摺接域を強制潤滑す
るようにした燃料噴射ポンプにおいて、前記潤滑
油の供給通路43のバレル外周面に対する開孔部
位に対応するハウジング側壁に、前記供給通路4
3の開孔を口径内に含ませる径の潤滑油注入口6
を貫設し、この潤滑油注入口6に、バレル外周面
に対応する曲率端面11を有し中心に注入孔12
を穿設した本体10と、中心に前記注入孔12と
合致する孔14を有する弾性質のガスケツト13
とを備えたアダプタ8を挿着したことを特徴とす
る燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987025662U JPH0332782Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987025662U JPH0332782Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134170U JPS63134170U (ja) | 1988-09-02 |
| JPH0332782Y2 true JPH0332782Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=30826028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987025662U Expired JPH0332782Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332782Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57193970U (ja) * | 1981-06-04 | 1982-12-08 |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP1987025662U patent/JPH0332782Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134170U (ja) | 1988-09-02 |
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