JPH0341090Y2 - - Google Patents
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- JPH0341090Y2 JPH0341090Y2 JP1987015492U JP1549287U JPH0341090Y2 JP H0341090 Y2 JPH0341090 Y2 JP H0341090Y2 JP 1987015492 U JP1987015492 U JP 1987015492U JP 1549287 U JP1549287 U JP 1549287U JP H0341090 Y2 JPH0341090 Y2 JP H0341090Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- fuel
- plunger
- leak
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は燃料噴射ポンプとりわけプランジヤス
プリング露出型の噴射時期可変式燃料噴射ポンプ
に関するものである。
プリング露出型の噴射時期可変式燃料噴射ポンプ
に関するものである。
デイーゼルエンジンの燃料噴射ポンプにおい
て、噴射量の調節をバレルに対してプランジヤを
回動することで行う一方、噴射タイミングの調節
をバレルを上下させることで行うことは、実開昭
58−129069号公報等で示されるように従来公知で
ある。
て、噴射量の調節をバレルに対してプランジヤを
回動することで行う一方、噴射タイミングの調節
をバレルを上下させることで行うことは、実開昭
58−129069号公報等で示されるように従来公知で
ある。
このような燃料噴射ポンプにおいて、燃料とし
てC重油のような粗悪油を使用した場合、この燃
料がプランジヤをリークしてエンジンクランク室
に流入すると、クランク室の潤滑油(粘性の高い
オイル)を汚損、稀釈して種々のトラブルを発生
させるため、燃料リークは極力防止しなければな
らない。この問題は、プランジヤガイドを有する
タイプの噴射ポンプにあつては、エンジンのタペ
ツト上部に仕切りを設けることで当部から回収で
きるため対処は容易である。
てC重油のような粗悪油を使用した場合、この燃
料がプランジヤをリークしてエンジンクランク室
に流入すると、クランク室の潤滑油(粘性の高い
オイル)を汚損、稀釈して種々のトラブルを発生
させるため、燃料リークは極力防止しなければな
らない。この問題は、プランジヤガイドを有する
タイプの噴射ポンプにあつては、エンジンのタペ
ツト上部に仕切りを設けることで当部から回収で
きるため対処は容易である。
しかしながら、プランジヤガイドのない所謂プ
ランジヤスプリング露出型の噴射ポンプにおいて
は、プランジヤ、プランジヤスプリングおよびこ
れのばね受けがポンプ本体の下端から先に突出
し、これらがエンジンの孔に挿入され、クランク
室内のタペツトの直上に搭載される。そのため、
リーク燃料回収用の仕切りを設けることができな
い。そこで、従来一般にバレルの内周にリング溝
を形成し、このリング溝をポンプ本体内孔とバレ
ル外周間の燃料溜室に連絡することでリーク燃料
を外部に排出させるようにしている。
ランジヤスプリング露出型の噴射ポンプにおいて
は、プランジヤ、プランジヤスプリングおよびこ
れのばね受けがポンプ本体の下端から先に突出
し、これらがエンジンの孔に挿入され、クランク
室内のタペツトの直上に搭載される。そのため、
リーク燃料回収用の仕切りを設けることができな
い。そこで、従来一般にバレルの内周にリング溝
を形成し、このリング溝をポンプ本体内孔とバレ
ル外周間の燃料溜室に連絡することでリーク燃料
を外部に排出させるようにしている。
しかしながら、この種噴射時期可変式噴射ポン
プにおいては、バレル自体がポンプ本体内で上下
動する上に、プランジヤのストロークが長く、し
たがつてリーク燃料の上方押上げ力の関係から、
リング溝の高さ方向での位置をあまり低く設定で
きない。しかも、燃料は粒子径が大きく、またプ
ランジヤとバレルのクリアランスは下方に向かう
ほど大きい。そのため上記構成ではリーク燃料を
十分に外部に排出することが難しく、エンジンク
ランク室への流入を防止しがたいという問題があ
り、これは特に舶用などの大型ポンプにおいて顕
著であつた。
プにおいては、バレル自体がポンプ本体内で上下
動する上に、プランジヤのストロークが長く、し
たがつてリーク燃料の上方押上げ力の関係から、
リング溝の高さ方向での位置をあまり低く設定で
きない。しかも、燃料は粒子径が大きく、またプ
ランジヤとバレルのクリアランスは下方に向かう
ほど大きい。そのため上記構成ではリーク燃料を
十分に外部に排出することが難しく、エンジンク
ランク室への流入を防止しがたいという問題があ
り、これは特に舶用などの大型ポンプにおいて顕
著であつた。
本考案は前記問題点を解消するために研究して
考案されたもので、その目的とするところは、燃
料による潤滑領域を広げつつリーク燃料をエンジ
ンクランク室に流入させず、ほぼ完全に回収する
ことができ、かつまた、リーク燃料回収に伴うプ
ランジヤの下部の焼付きも的確に防止できるこの
種プランジヤスプリング露出型の噴射時期可変式
燃料噴射ポンプを提供することにある。
考案されたもので、その目的とするところは、燃
料による潤滑領域を広げつつリーク燃料をエンジ
ンクランク室に流入させず、ほぼ完全に回収する
ことができ、かつまた、リーク燃料回収に伴うプ
ランジヤの下部の焼付きも的確に防止できるこの
種プランジヤスプリング露出型の噴射時期可変式
燃料噴射ポンプを提供することにある。
この目的を達成するため本考案は、プランジヤ
のリーク燃料を上昇力が期待できる間は燃料溜室
に戻し、これよりさらにリークし上昇力の期待で
きない燃料を大気圧条件下のバレル上部油溜室に
戻し、かつ、これより下部域を別途加圧供給した
潤滑油(スピンドル油系などの粘度の低いオイ
ル)で潤滑するようにしたものである。
のリーク燃料を上昇力が期待できる間は燃料溜室
に戻し、これよりさらにリークし上昇力の期待で
きない燃料を大気圧条件下のバレル上部油溜室に
戻し、かつ、これより下部域を別途加圧供給した
潤滑油(スピンドル油系などの粘度の低いオイ
ル)で潤滑するようにしたものである。
すなわち、本考案はポンプ本体にプランジヤと
これを上下動可能かつ回動可能に内蔵するバレル
を配し、該バレルをコントロールスリーブとコン
トロールラツクにより上下動して噴射タイミング
の調節が行われ、かつポンプ本体下端からプラン
ジヤ下部およびプランジヤスプリングが突出し、
これがエンジンルーム内のタペツトに搭載される
形式の燃料噴射ポンプであつて、バレルの上端面
と送出弁アツセンブリー間にリーク燃料回収口に
より大気に通じるリーク燃料回収室を画成し、プ
ランジヤのリードより下方のバレル内周に、互い
に所定の間隔を置いて3段のリング溝を形成し、
最上位のリング溝をバレル軸線方向に穿設した一
次リーク戻し孔を介してバレル外周の燃料溜室に
連絡する一方、最下位のリング溝を、ポンプ本体
に形成した潤滑油入口からコントロールスリーブ
とバレル外周領域に通じる潤滑油供給路に連絡
し、中間リング溝をバレル軸線方向に穿設した二
次リーク戻し孔を介して前記リーク燃料回収室に
連通させたことを特徴とするものである。
これを上下動可能かつ回動可能に内蔵するバレル
を配し、該バレルをコントロールスリーブとコン
トロールラツクにより上下動して噴射タイミング
の調節が行われ、かつポンプ本体下端からプラン
ジヤ下部およびプランジヤスプリングが突出し、
これがエンジンルーム内のタペツトに搭載される
形式の燃料噴射ポンプであつて、バレルの上端面
と送出弁アツセンブリー間にリーク燃料回収口に
より大気に通じるリーク燃料回収室を画成し、プ
ランジヤのリードより下方のバレル内周に、互い
に所定の間隔を置いて3段のリング溝を形成し、
最上位のリング溝をバレル軸線方向に穿設した一
次リーク戻し孔を介してバレル外周の燃料溜室に
連絡する一方、最下位のリング溝を、ポンプ本体
に形成した潤滑油入口からコントロールスリーブ
とバレル外周領域に通じる潤滑油供給路に連絡
し、中間リング溝をバレル軸線方向に穿設した二
次リーク戻し孔を介して前記リーク燃料回収室に
連通させたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
る。
第1図と第2図は本考案による燃料噴射ポンプ
の一実施例を示すもので、1はポンプ本体であ
り、上端から下端に向け内孔11が形成され、こ
の内孔11の上端開口を閉止するように送出弁ア
センブリー2が設けられている。
の一実施例を示すもので、1はポンプ本体であ
り、上端から下端に向け内孔11が形成され、こ
の内孔11の上端開口を閉止するように送出弁ア
センブリー2が設けられている。
3はポンプ本体1の内孔11に挿入されたバレ
ルであり、ポンプ本体1には軸線と直角方向から
内孔11に貫通するようバレル位置決めボルト1
2が挿着され、これをバレル3の上端よりやや下
方に欠設した回り止め溝13に係合することでポ
ンプ本体1に対するバレル3の回動を阻止し、所
定ストロークの上下動のみを許すようになつてい
る。
ルであり、ポンプ本体1には軸線と直角方向から
内孔11に貫通するようバレル位置決めボルト1
2が挿着され、これをバレル3の上端よりやや下
方に欠設した回り止め溝13に係合することでポ
ンプ本体1に対するバレル3の回動を阻止し、所
定ストロークの上下動のみを許すようになつてい
る。
バレル3の中心にはプランジヤ挿入孔14が貫
設され、このプランジヤ挿入孔14に、上方から
前記送出弁アセンブリー2の弁シート15が下端
部分をもつて挿入されるとともに、下方からはプ
ランジヤ4が挿入され、プランジヤ4の上端面と
弁シート15にかこまれたゾーンにプランジヤ室
16が形成され、このプランジヤ室16に弁シー
ト15の高圧燃料通路17が開口すると共に、バ
レル3の軸線と直角方向に形成した燃料給排孔1
8a,18bの一端が開口している。燃料給排孔
18a,18bの他端はポンプ本体1とバレル3
で囲まれた燃料溜室19を介して図示しない燃料
入口が連通している。
設され、このプランジヤ挿入孔14に、上方から
前記送出弁アセンブリー2の弁シート15が下端
部分をもつて挿入されるとともに、下方からはプ
ランジヤ4が挿入され、プランジヤ4の上端面と
弁シート15にかこまれたゾーンにプランジヤ室
16が形成され、このプランジヤ室16に弁シー
ト15の高圧燃料通路17が開口すると共に、バ
レル3の軸線と直角方向に形成した燃料給排孔1
8a,18bの一端が開口している。燃料給排孔
18a,18bの他端はポンプ本体1とバレル3
で囲まれた燃料溜室19を介して図示しない燃料
入口が連通している。
そして、バレル3の上端面上方には、弁シート
15の頭部下面と内孔11で囲まれたリーク燃料
回収室30が形成され、該リーク燃料回収室30
はポンプ本体1を貫通した大気圧条件のリーク燃
料回収口31に通じている。
15の頭部下面と内孔11で囲まれたリーク燃料
回収室30が形成され、該リーク燃料回収室30
はポンプ本体1を貫通した大気圧条件のリーク燃
料回収口31に通じている。
プランジヤ4は前記プランジヤ挿入孔14内で
上下動可能および回動可能となつており、上部に
はリード25が形成され、このリード25と前記
燃料給排孔18a,18bの位置関係に応じて有
効ストロークとプリストロークが決定されるよう
になつている。
上下動可能および回動可能となつており、上部に
はリード25が形成され、このリード25と前記
燃料給排孔18a,18bの位置関係に応じて有
効ストロークとプリストロークが決定されるよう
になつている。
また、プランジヤ4のフエイス部26を含む下
部は、ポンプ本体1の下端面から軸線方向に突出
されており、その突出端にはエンジンクランク室
のタペツトAに当接する径大部32が形成され、
軸線方向の押圧力を周期的に受けるようになつて
いるとともに、下部スプリングシート20が係合
している。
部は、ポンプ本体1の下端面から軸線方向に突出
されており、その突出端にはエンジンクランク室
のタペツトAに当接する径大部32が形成され、
軸線方向の押圧力を周期的に受けるようになつて
いるとともに、下部スプリングシート20が係合
している。
一方、ポンプ本体1の下端から所要高さ位置に
は段部22を介して拡大した凹室21が形成さ
れ、段部22に嵌装した上部スプリングシート2
3と前記下部スプリングシート20との間にプラ
ンジヤ4を前記押圧力が解除されたときに元位置
に押し戻すスプリング24が介装されている。そ
して、凹室21の口部には単体時において前記プ
ランジヤ4やプランジヤスプリングアツセンブリ
の脱落を防止するための抜け止め筒33がねじ込
まれており、ポンプ本体1は、この抜け止め筒3
3をエンジン孔に挿入するようにマウンテイング
面34でエンジンBに搭載されている。
は段部22を介して拡大した凹室21が形成さ
れ、段部22に嵌装した上部スプリングシート2
3と前記下部スプリングシート20との間にプラ
ンジヤ4を前記押圧力が解除されたときに元位置
に押し戻すスプリング24が介装されている。そ
して、凹室21の口部には単体時において前記プ
ランジヤ4やプランジヤスプリングアツセンブリ
の脱落を防止するための抜け止め筒33がねじ込
まれており、ポンプ本体1は、この抜け止め筒3
3をエンジン孔に挿入するようにマウンテイング
面34でエンジンBに搭載されている。
5は噴射量調節用のコントロールスリーブであ
り、バレル3の軸線方向に摺動可能に外嵌される
とともに、前記上部スプリングシート23に段部
をもつて係合し、下部にはフエース部26に係合
する係合溝27が形成されている。6はポンプ本
体1の軸線と直角方向に摺動自在に挿入された燃
料コントロールラツクであり、コントロールスリ
ーブ5の外周に形成したピニオン28と噛み合つ
ている。
り、バレル3の軸線方向に摺動可能に外嵌される
とともに、前記上部スプリングシート23に段部
をもつて係合し、下部にはフエース部26に係合
する係合溝27が形成されている。6はポンプ本
体1の軸線と直角方向に摺動自在に挿入された燃
料コントロールラツクであり、コントロールスリ
ーブ5の外周に形成したピニオン28と噛み合つ
ている。
7は噴射タイミング調節用のコントロールスリ
ーブであり、下端面が前記噴射量調節用のコント
ロールスリーブ6の上端面と当接するように組み
込まれている。このコントロールスリーブ7は外
周にポンプ本体1の内孔11と接して回転がガイ
ドされる上部つば70と下部つば71とを備え、
これら上部つば70と下部つば71間には、それ
らつばよりも外径の小さなピニオン72が形成さ
れ、このピニオン72と下部つば71間には環状
溝39が形成されている。環状溝39にはポンプ
本体1の軸線と直角方向から装着された位置決め
ボルト29が係合し、コントロールスリーブ7の
上下動を阻止するようになつている。また、前記
コントロールスリーブ7の上部内周とバレル3の
外周とは台形ねじ35により互いに噛み合うよう
になつている。
ーブであり、下端面が前記噴射量調節用のコント
ロールスリーブ6の上端面と当接するように組み
込まれている。このコントロールスリーブ7は外
周にポンプ本体1の内孔11と接して回転がガイ
ドされる上部つば70と下部つば71とを備え、
これら上部つば70と下部つば71間には、それ
らつばよりも外径の小さなピニオン72が形成さ
れ、このピニオン72と下部つば71間には環状
溝39が形成されている。環状溝39にはポンプ
本体1の軸線と直角方向から装着された位置決め
ボルト29が係合し、コントロールスリーブ7の
上下動を阻止するようになつている。また、前記
コントロールスリーブ7の上部内周とバレル3の
外周とは台形ねじ35により互いに噛み合うよう
になつている。
8は前記コントロールスリーブ7のピニオン7
2と噛み合うコントロールラツクであり、ポンプ
本体1の軸線と直角方向に摺動自在に挿入されて
いる。
2と噛み合うコントロールラツクであり、ポンプ
本体1の軸線と直角方向に摺動自在に挿入されて
いる。
9a,9b,9cは前記リード25により下方
に対応するバレル内周に互いに所定の間隔をおい
て形成した複数段のリング溝であり、実施例では
3段からなつているがこれに限られるものではな
い。
に対応するバレル内周に互いに所定の間隔をおい
て形成した複数段のリング溝であり、実施例では
3段からなつているがこれに限られるものではな
い。
最上位(第1)のリング溝9aはバレル3に穿
設した一次リーク戻し孔36を介してバレル外周
の燃料溜室19に連通している。
設した一次リーク戻し孔36を介してバレル外周
の燃料溜室19に連通している。
また、中間位(第2)のリング溝9bは前記第
1のリング溝9aより大きな容積に作られ、一部
が二次リーク戻し孔37に連通されている。この
二次リーク戻し孔37はバレル3の軸線方向に穿
設されていて、上端が前記バレル上面のリーク燃
料回収室30に通じている。そして、二次リーク
戻し孔37の下端は盲栓38により油密に閉じら
れている。
1のリング溝9aより大きな容積に作られ、一部
が二次リーク戻し孔37に連通されている。この
二次リーク戻し孔37はバレル3の軸線方向に穿
設されていて、上端が前記バレル上面のリーク燃
料回収室30に通じている。そして、二次リーク
戻し孔37の下端は盲栓38により油密に閉じら
れている。
最下位(第3)のリング溝9cは、ポンプ本体
1からバレル3に到る潤滑油供給路10に連絡し
ている。詳述すると、この潤滑油供給路10は、
バレル3に凹設した第1溜室41に通じるように
ポンプ本体1に形成した潤滑油入口40と、台形
ねじ35の下方に形成された第2溜室42と、バ
レル3の壁内に縦設され、一端が前記第1溜室4
1と通路により直接通じるか若しくは第2溜室4
2と横孔を介して通じ、下端が盲栓44により油
密に閉じられた主路43と、バレル3と噴射量コ
ントロールスリーブ5との間に設けられ、主路4
3と横孔46により通じる第3溜室45とを備え
ている。そして、前記リング溝9cは主路43と
横孔47で結ばれている。
1からバレル3に到る潤滑油供給路10に連絡し
ている。詳述すると、この潤滑油供給路10は、
バレル3に凹設した第1溜室41に通じるように
ポンプ本体1に形成した潤滑油入口40と、台形
ねじ35の下方に形成された第2溜室42と、バ
レル3の壁内に縦設され、一端が前記第1溜室4
1と通路により直接通じるか若しくは第2溜室4
2と横孔を介して通じ、下端が盲栓44により油
密に閉じられた主路43と、バレル3と噴射量コ
ントロールスリーブ5との間に設けられ、主路4
3と横孔46により通じる第3溜室45とを備え
ている。そして、前記リング溝9cは主路43と
横孔47で結ばれている。
なお、図示するものは本考案の単なる一例であ
り、たとえば送出弁には特に限定はなく、またコ
ントロールラツクの取付位置関係も噴射量調節用
と噴射タイミング調節用とが同方向にある必要も
ない。
り、たとえば送出弁には特に限定はなく、またコ
ントロールラツクの取付位置関係も噴射量調節用
と噴射タイミング調節用とが同方向にある必要も
ない。
〔実施例の作用〕
実施例においては、プランジヤ4がタペツトA
を介してカムにより押圧されるとスプリング24
に抗してリフトし、このリフト量がプリストロー
ク以上になると燃料給排孔18a,18bが閉じ
られ、プランジヤ室16の燃料が圧縮され、送出
弁アツセンブリー2の弁体を開いて燃料出口から
噴射パイプを経て噴射ノズルに圧送され、ニード
ル弁の開弁により燃焼室に噴射される。その後プ
ランジヤ4のリフト量が有効ストローク以上にな
ると、プランジヤ室16と燃料給排孔18a,1
8bがリード25を介して連通するため、プラン
ジヤ室16の圧力が急下降して弁体が閉じ、燃料
の噴射が終了する。
を介してカムにより押圧されるとスプリング24
に抗してリフトし、このリフト量がプリストロー
ク以上になると燃料給排孔18a,18bが閉じ
られ、プランジヤ室16の燃料が圧縮され、送出
弁アツセンブリー2の弁体を開いて燃料出口から
噴射パイプを経て噴射ノズルに圧送され、ニード
ル弁の開弁により燃焼室に噴射される。その後プ
ランジヤ4のリフト量が有効ストローク以上にな
ると、プランジヤ室16と燃料給排孔18a,1
8bがリード25を介して連通するため、プラン
ジヤ室16の圧力が急下降して弁体が閉じ、燃料
の噴射が終了する。
噴射量の調節は、コントロールラツク6により
コントロールスリーブ5を回動し、これによりプ
ランジヤ4を回動させることで行われる。また、
噴射タイミングの調節も、コントロールラツク8
を摺動させ、これと噛み合うコントロールスリー
ブ7を回動され、バレル3を上下動させることに
より行われる。
コントロールスリーブ5を回動し、これによりプ
ランジヤ4を回動させることで行われる。また、
噴射タイミングの調節も、コントロールラツク8
を摺動させ、これと噛み合うコントロールスリー
ブ7を回動され、バレル3を上下動させることに
より行われる。
上記のようなポンプの作動中、プランジヤ室1
6からリークした燃料は、弁シート15とバレル
3間の〓間を通つてリーク燃料回収室30に流入
し、大気圧下のリーク燃料回収口31からポンプ
本体1外に導出される。また、プランジヤ室16
からバレル3とプランジヤ4の摺動部分にリーク
した燃料は、第1のリング溝9aに捕集される。
ここに捕集された燃料はプランジヤ室16で付与
された圧力をまだ有しているため、一次リーク戻
し孔36を上昇し、燃料溜室19に流入して回収
される。
6からリークした燃料は、弁シート15とバレル
3間の〓間を通つてリーク燃料回収室30に流入
し、大気圧下のリーク燃料回収口31からポンプ
本体1外に導出される。また、プランジヤ室16
からバレル3とプランジヤ4の摺動部分にリーク
した燃料は、第1のリング溝9aに捕集される。
ここに捕集された燃料はプランジヤ室16で付与
された圧力をまだ有しているため、一次リーク戻
し孔36を上昇し、燃料溜室19に流入して回収
される。
そして、第1のリング溝9aで回収しきれなか
つた燃料がさらに摺動部分を下降すると、この位
置に第2のリング溝9bがあるためこれに捕集さ
れる。この位置のリーク燃料はプランジヤ室16
からかなり距離が遠いためほとんど圧力を持つて
いない。そのため、前記一次リーク戻しのように
燃料溜室19に戻すことは不可能である。
つた燃料がさらに摺動部分を下降すると、この位
置に第2のリング溝9bがあるためこれに捕集さ
れる。この位置のリーク燃料はプランジヤ室16
からかなり距離が遠いためほとんど圧力を持つて
いない。そのため、前記一次リーク戻しのように
燃料溜室19に戻すことは不可能である。
しかし、本考案では、第2のリング溝9bが燃
料給排孔18a,18bを避けて穿設された二次
リーク戻し孔37によりバレル上面のリーク燃料
回収室30に到つており、このリーク燃料回収室
30が大気圧条件のリーク燃料回収口31と連通
している。また、二次リーク戻し孔37の下端は
盲栓38により閉止されている。そのため、第2
のリング溝9b内の燃料は、後続するリーク燃料
による静圧的押圧力で逐次二次リーク戻し孔37
を上昇し、バレル上面のリーク燃料回収室30を
介してリーク燃料回収口31から回収される。
料給排孔18a,18bを避けて穿設された二次
リーク戻し孔37によりバレル上面のリーク燃料
回収室30に到つており、このリーク燃料回収室
30が大気圧条件のリーク燃料回収口31と連通
している。また、二次リーク戻し孔37の下端は
盲栓38により閉止されている。そのため、第2
のリング溝9b内の燃料は、後続するリーク燃料
による静圧的押圧力で逐次二次リーク戻し孔37
を上昇し、バレル上面のリーク燃料回収室30を
介してリーク燃料回収口31から回収される。
一方、ポンプにより加圧された潤滑油が潤滑油
入口40から供給され、この潤滑油は第1溜室4
1に一時溜られ、次いで台形ねじ35を通つて該
ねじを潤滑したのち第2溜室42に到り、一部は
バレル外周とコントロールスリーブ7の摺動部分
の潤滑に供される。また潤滑油は第1溜室41か
ら主路43に到り、横孔46を通つて第3溜室4
5に到り、バレル外周とコントロールスリーブ5
との摺動部分が潤滑される。
入口40から供給され、この潤滑油は第1溜室4
1に一時溜られ、次いで台形ねじ35を通つて該
ねじを潤滑したのち第2溜室42に到り、一部は
バレル外周とコントロールスリーブ7の摺動部分
の潤滑に供される。また潤滑油は第1溜室41か
ら主路43に到り、横孔46を通つて第3溜室4
5に到り、バレル外周とコントロールスリーブ5
との摺動部分が潤滑される。
さらに主路43内の潤滑油の一部は、横孔47
から第3のリング溝9cに到り、これによりプラ
ンジヤ4とバレル3の下部摺動域が潤滑される。
そのため前述のようにリーク燃料がほぼ完全に回
収されても、プランジヤ下部の焼付きが生じず、
また万一第2のリング溝9bから下に燃料がリー
クしても潤滑油の圧力で流下が阻止される。潤滑
油はフランジヤ4の下端から凹室21に流入する
が、クランク室の潤滑油には悪影響を及ぼさない
ため問題ない。
から第3のリング溝9cに到り、これによりプラ
ンジヤ4とバレル3の下部摺動域が潤滑される。
そのため前述のようにリーク燃料がほぼ完全に回
収されても、プランジヤ下部の焼付きが生じず、
また万一第2のリング溝9bから下に燃料がリー
クしても潤滑油の圧力で流下が阻止される。潤滑
油はフランジヤ4の下端から凹室21に流入する
が、クランク室の潤滑油には悪影響を及ぼさない
ため問題ない。
以上説明した本考案によるときには、プランジ
ヤの下部とプランジヤスプリングがポンプ本体の
下端から露出し、エンジンルーム内に進入するタ
イプの噴射時期可変式燃料噴射ポンプにおいて、
バレル3の上端面と送出弁アツセンブリー2間に
リーク燃料回収口31により大気に通じるリーク
燃料回収室30を画成し、プランジヤ4のリード
25より下方のバレル内周に、互いに所定の間隔
を置いて3段のリング溝9a,9b,9cを形成
し、最上位のリング溝9aをバレル軸線方向に穿
設した一次リーク戻し孔36を介してバレル外周
の燃料溜室19に連絡しているため、プランジヤ
室16からリークした燃料は、上方へのリーク分
がリーク燃料回収室30により回収され、下方す
なわち、バレル3とプランジヤ4の摺動面にリー
クした燃料が最上位のリング溝9aで捕集され、
上昇力により一次リーク戻し孔36から燃料溜室
19に戻される。
ヤの下部とプランジヤスプリングがポンプ本体の
下端から露出し、エンジンルーム内に進入するタ
イプの噴射時期可変式燃料噴射ポンプにおいて、
バレル3の上端面と送出弁アツセンブリー2間に
リーク燃料回収口31により大気に通じるリーク
燃料回収室30を画成し、プランジヤ4のリード
25より下方のバレル内周に、互いに所定の間隔
を置いて3段のリング溝9a,9b,9cを形成
し、最上位のリング溝9aをバレル軸線方向に穿
設した一次リーク戻し孔36を介してバレル外周
の燃料溜室19に連絡しているため、プランジヤ
室16からリークした燃料は、上方へのリーク分
がリーク燃料回収室30により回収され、下方す
なわち、バレル3とプランジヤ4の摺動面にリー
クした燃料が最上位のリング溝9aで捕集され、
上昇力により一次リーク戻し孔36から燃料溜室
19に戻される。
しかも、中間リング溝9bをバレル軸線方向に
穿設した二次リーク戻し孔37を介して前記リー
ク燃料回収室30に連通させたので、最上位のリ
ング溝9aで回収しきれなかつたリーク燃料も中
間リング溝9bで捕集され、そのリーク燃料は微
弱な圧力エネルギしか持つていないが、大気圧よ
りは圧力が高いため、二次リーク戻し孔37を上
昇してバレル上面のリーク燃料回収室30からポ
ンプ本体外へと排出される。したがつて、プラン
ジヤ室16からのリーク燃料をほぼ完全に回収す
ることができ、これにより、プランジヤ4の下部
とスプリング24、ばね受け20がポンプ本体下
端より突出してエンジンの孔内に進入しているに
もかかわらず、エンジンクランク室の潤滑油の燃
料による汚染、稀釈を防止できるというすぐれた
効果が得られる。
穿設した二次リーク戻し孔37を介して前記リー
ク燃料回収室30に連通させたので、最上位のリ
ング溝9aで回収しきれなかつたリーク燃料も中
間リング溝9bで捕集され、そのリーク燃料は微
弱な圧力エネルギしか持つていないが、大気圧よ
りは圧力が高いため、二次リーク戻し孔37を上
昇してバレル上面のリーク燃料回収室30からポ
ンプ本体外へと排出される。したがつて、プラン
ジヤ室16からのリーク燃料をほぼ完全に回収す
ることができ、これにより、プランジヤ4の下部
とスプリング24、ばね受け20がポンプ本体下
端より突出してエンジンの孔内に進入しているに
もかかわらず、エンジンクランク室の潤滑油の燃
料による汚染、稀釈を防止できるというすぐれた
効果が得られる。
なお、最下位のリング溝9cを、ポンプ本体1
に形成した潤滑油入口40からコントロールスリ
ーブとバレル外周領域に通じる潤滑油供給路10
に連絡しているため、リーク燃料の完全回収化に
伴うプランジヤ下部構造の焼付きと噴射タイミン
グ調整機構の潤滑を良好な条件で行うことができ
る。
に形成した潤滑油入口40からコントロールスリ
ーブとバレル外周領域に通じる潤滑油供給路10
に連絡しているため、リーク燃料の完全回収化に
伴うプランジヤ下部構造の焼付きと噴射タイミン
グ調整機構の潤滑を良好な条件で行うことができ
る。
第1図は本考案による噴射時期可変式燃料噴射
ポンプの一実施例を示す断面図、第2図は潤滑油
供給路を実線状態で示す部分的拡大図である。 1……ポンプ本体、2……送出弁アツセンブリ
ー、3……バレル、4……プランジヤ、7……コ
ントロールスリーブ、8……コントロールラツ
ク、9a,9b,9c……リング溝、10……潤
滑油供給路、19……燃料溜室、30……リーク
燃料回収室、31……リーク燃料回収口、36…
…一次リーク戻し孔、37……二次リーク戻し
孔。
ポンプの一実施例を示す断面図、第2図は潤滑油
供給路を実線状態で示す部分的拡大図である。 1……ポンプ本体、2……送出弁アツセンブリ
ー、3……バレル、4……プランジヤ、7……コ
ントロールスリーブ、8……コントロールラツ
ク、9a,9b,9c……リング溝、10……潤
滑油供給路、19……燃料溜室、30……リーク
燃料回収室、31……リーク燃料回収口、36…
…一次リーク戻し孔、37……二次リーク戻し
孔。
Claims (1)
- ポンプ本体にプランジヤとこれを上下動可能か
つ回動可能に内蔵するバレルを配し、該バレルを
コントロールスリーブとコントロールラツクによ
り上下動して噴射タイミングの調節が行われ、か
つポンプ本体下端からプランジヤ下部およびプラ
ンジヤスプリングが突出し、これがエンジンルー
ム内のタペツトに搭載される形式の燃料噴射ポン
プにおいて、バレル3の上端面と送出弁アツセン
ブリー2間にリーク燃料回収口31により大気に
通じるリーク燃料回収室30を画成し、プランジ
ヤ4のリード25より下方のバレル内周に、互い
に所定の間隔を置いて3段のリング溝9a,9
b,9cを形成し、最上位のリング溝9aをバレ
ル軸線方向に穿設した一次リーク戻し孔36を介
してバレル外周の燃料溜室19に連絡する一方、
最下位のリング溝9cを、ポンプ本体1に形成し
た潤滑油入口40からコントロールスリーブとバ
レル外周領域に通じる潤滑油供給路10に連絡
し、中間リング溝9bをバレル軸線方向に穿設し
た二次リーク戻し孔37を介して前記リーク燃料
回収室30に連通させたことを特徴とする噴射時
期可変式燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987015492U JPH0341090Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987015492U JPH0341090Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123761U JPS63123761U (ja) | 1988-08-11 |
| JPH0341090Y2 true JPH0341090Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=30806477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987015492U Expired JPH0341090Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7205211B2 (ja) * | 2018-12-20 | 2023-01-17 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6067767A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-18 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 燃料噴射ポンプ |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP1987015492U patent/JPH0341090Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63123761U (ja) | 1988-08-11 |
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