JPH0332884Y2 - - Google Patents

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JPH0332884Y2
JPH0332884Y2 JP1986059124U JP5912486U JPH0332884Y2 JP H0332884 Y2 JPH0332884 Y2 JP H0332884Y2 JP 1986059124 U JP1986059124 U JP 1986059124U JP 5912486 U JP5912486 U JP 5912486U JP H0332884 Y2 JPH0332884 Y2 JP H0332884Y2
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damper
coil spring
shape memory
memory alloy
microwave oven
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はオーブンレンジの加熱室への通風制御
を行なうダンパー装置に関し、特に形状記憶合金
製コイルバネの形状変化を利用してダンパーを開
閉させるものに関する。
〈従来技術〉 形状記憶合金をばね状に成形してオーブンレン
ジの加熱室の開口を開閉するダンパーを駆動する
ダンパーばねとして利用するものは既に商品化さ
れており、形状記憶合金に直接通電して発熱させ
ることにより元の記憶された形状に戻る付勢力に
よりダンパー蓋を閉成させているが、形状記憶合
金は抵抗が非常に小さいので発熱させるためには
大電流を流してやる必要がある。
しかし100Vを印加すると発熱しすぎて溶断す
るので、降圧トランスにより電圧を下げて印加す
る方法とか、正温度特性サーミスタ(以下PTC
サーミスタと称す)を直列に接続する方法にて対
処していた。
以下、前者の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図、第4図は、本考案の実施例を示す熱
風循環式オーブンレンジの概略側部断面図及び概
略横断面図、第5図は、第3図を矢符A方向から
見たダンパーの要部側面図、第6図は、ダンパー
の要部組立分解図である。
図において、1は加熱室2の背面3側に配設さ
れる熱風循環用フアン4とこのフアン4の周辺に
取付けられるヒータ5とからなる熱風循環式オー
ブンレンジであり、6は上記加熱室2の前面開口
部に開閉自在に取付けられるドア、7は各種の操
作用のキー等が配列されているコントロールパネ
ルである。8はマグネトロン9や高圧トランス1
0等の電装部品を冷却する冷却フアンである。1
1は上記加熱室2の側壁面2′に多数の小孔を形
成した送風導入孔であり、この送風導入孔11の
全域にわたつてカバーするダンパー組品12がダ
ンパー取付ビス13により加熱室2に固定されて
いる。上記ダンパー組品12の外観形状は3辺
a,b,c、高さhなる略三角柱をなしており、
上記辺a、高さhなる四角形の開口14にはダン
パー軸15を中心に回動し上記開口14を開成、
遮断するダンパー蓋16が取付けられ、上記ダン
パー軸15に臨設するダンパー蓋16の突片17
とダンパー組品12の突片18との間には上記第
4図に示すように常時上記開口14を開成する方
向に付勢してなるバイアスばね19が取り付けら
れている。20は上記ダンパー蓋16に固定され
るL字状のアングルであり、形状記憶合金製コイ
ルばね21の一端を固定する端子22が回動自在
となるように絶縁スペーサ23,24によつて挾
持される段付ビス25を螺着するビス孔(図示せ
ず)が設けられている。26は上記ダンパー組品
本体12に一体に形成されるアングルであり、上
記形状記憶合金製コイルばね21の他端を固定す
る端子27が回動自在となるように絶縁スペーサ
24,28によつて挾持される段付ビス25を螺
着するビス孔(図示せず)が設けられている。上
記端子22,27には上述した形状記憶合金製コ
イルばね21を電気的、機械的に固定するために
かしめられており、両端子22,27間に交流
3V、3A程度の電源を供給するアース線30及び
リード線29が接続されており、上記アース線3
0は上記ダンパー組品本体12に取付けられるア
ース端子31に接続されている。
32は上記ダンパー組品12の外周に配設され
る樹脂成形の第1のダクトであり、前記冷却フア
ン8及び冷却フアンモーター8′を一体に保持固
定してなる樹脂成形の第2のダクト33と熱風循
環式オーブンレンジ1の後板1′とに係合固定さ
れている。34は上記第1のダクト32と第2の
ダクト33によつて形成される通気径路であり、
この通気径路34を通過する送風は上記後板1′
の上部に形成される排気ルーバー35より室内側
に排出される。
尚、上記リード線29、アース線30は図示し
ていないが降圧トランスの2次巻線側に接続され
ている。
次に、上記構成からなる熱風循環式オーブンレ
ンジの動作の概要について説明する。
まず、マイクロ波加熱を行なう場合は、マグネ
トロン9、高圧トランス10等が作動しマイクロ
波が加熱室2に照射されるとともに冷却フアン8
が回動し、第3図に示した矢符Bのように、高圧
トランス10の周辺に形成される吸気ルーバ36
を介して吸引される冷却風が上記通気径路34を
通つて上記排気ルーバー35より室内側に排出さ
れる。一方、マイクロ波加熱の際には、上記リー
ド線29は降圧トランスの2次巻線(図示せず)
側に接続されていないので前記形状記憶合金製コ
イルばね21への通電は停止している。
従つて、形状記憶合金製コイルばね21は高温
状態になつていないのでバネとしての付勢力は発
生しないため、前述のバイアスばね19の弾性力
により、ダンパー蓋16は開口14を開成する方
向○イに保持されている。従つて、上記開口14を
通過した冷却風は送風導入孔10より加熱室2内
に入り、加熱中の食品から発生する蒸気やガス等
の気体成分を室内側へ排出する作用をする。
次に、マグネトロンへの通電を停止してヒータ
に通電を開始してヒータ加熱を行なう場合には、
降圧トランスの2次巻線(図示せず)側に並列に
接続されるリード線29とアース線30より交流
3V、3A程度の電源が上記形状記憶合金製コイル
ばね21に供給されるので形状記憶合金は発熱
し、短時間の内に所定の温度に達し、高温状態で
付勢力を有する元の形状に急速に戻り、上記バイ
アスばね19の弾性力に抗してダンパー蓋16を
ダンパー軸15を中心に閉成する方向に回動させ
る。従つて、上記開口14が遮断されることによ
り加熱室2内には冷却風が全く供給されないため
加熱室が冷却されることはない。特に、ヒータに
よる熱を加熱室内に強制的に循環させて調理する
熱風循環式加熱調理における開始直後の温度を効
率良く上昇させることができる。
ところで、上記形状記憶合金21に直接通電す
ることにより所定の温度にまで上昇させると記憶
された元の状態を保持してばねとしての機能を有
するが、通電を停止した状態においても他の電装
部品から発生する熱により元の形状に少し戻り、
マイクロ波加熱時ダンパー蓋16が回動して開口
面積が減少する場合があるが、ダンパー蓋16、
形状記憶合金製コイルばね21からなるダンパー
組品12が第1のダクト32と第2のダクト33
に囲まれる通気径路34に内設されているので、
ダンパー蓋16を常時開成しなければならないマ
イクロ波加熱時には、形状記憶合金製コイルばね
21に冷却風が常に同じ状態で当たるため形状記
憶合金製コイルばね21を比較的低い温度に保持
する作用を有する。従つて、マイクロ波加熱時に
形状記憶合金製コイルばね21の温度が上昇する
ことはなく不必要な付勢力が発生しない安定した
状態を維持することができる。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 ところが、降圧トランスにより電圧を下げて印
加するものにあつては降圧トランスが必要であ
り、PTCサーミスタを直列に接続するものにあ
つては抵抗が非常に小さいダンパーバネを適温に
自己発熱させるための電流制御用PTCサーミス
タを使用しなければならず、該PTCサーミスタ
の初期(突入)電流が大きいため大電流用継電器
が必要であり、コストが高くなるという欠点があ
つた。
又、従来のダンパー装置は構造がコンパクトで
ないという欠点もあつた。
〈問題点を解決するための手段〉 形状記憶合金製コイルばねの形状変化によりダ
ンパーを開閉するオーブンレンジのダンパー装置
において、形状記憶合金製コイルばねを傍熱する
正温度特性サーミスタを上記コイルばねの中空部
に配設する。
〈作用〉 形状記憶合金製コイルばねの加熱を該コイルば
ねの中空部に配設した正温度特性サーミスタの傍
熱によつて行なうので初期(突入)電流が小さい
ものでよく、小電流用継電器を使用することがで
きる。又、正温度特性サーミスタを上記コイルば
ねの中空部に配設したのでダンパー装置の構造が
コンパクトになる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は従来例の第5図に相当する図であ
り、第2図は第1図のC矢視方向から見た形状記
憶合金コイルばね部の断面図である。尚、従来例
と同一もしくは相当箇所には同一符号を付しその
説明を省略する。
第2図中の21′は形状記憶合金製コイルばね、
37は正温度特性サーミスタ(以下PTCサーミ
スタと呼ぶ)、38はPTCサーミスタ用の外側電
極片、39はPTCサーミスタ37の固定と外側
電極片38と形状記憶合金製コイルばね21′の
一端の固定を兼ねる固定板、40はPTCサーミ
スタの内側電極片、41はPTCサーミスタ用内
側電極棒であり、絶縁板42を介してナツト43
でダンパーばね支持板44に取り付けてある。4
5は固定板39をダンパーばね支持板44に固定
するネジ、48,49はPTCサーミスタ37に
電気を供給するためのリード線であり、ヒータ加
熱時に通電されるべく制御回路に接続される。
第1図中の46はダンパー蓋16に設けたコイ
ルばね21′を引掛けるための突片、47はダン
パーばね支持板44をダンパー組品12の本体に
取り付けるネジである。ダンパー蓋16の開き角
度によつて、PTCサーミスタ37の角度も変化
させなければ、コイルばね21′がスムーズに動
作しないため、ダンパーばね支持板44は自由に
回動するようになつている。
上記構成のダンパー装置の動作は従来例と同じ
であるので省略するが、傍熱用PTCサーミスタ
37を形状合金製コイルばね21′の中空部に配
設したことによつて上記コイルばね21′の温度
上昇が早く、且つ自己温度制御能力で所定温度以
上にならないので形状合金製コイルばね21′の
特性劣化を防止することができ、降圧トランスの
廃止とが低電流継電器の採用等によるコストダウ
ンが計れる。
〈効果〉 本考案によりコストダウン及びダンパー装置の
コンパクト化が計れる上、形状合金製コイルバネ
が所定温度以上にならないのでコイルバネの特性
劣化が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のダンパー装置の下面図、第2
図は第1図のC矢視断面図、第3図、第4図はオ
ーブンレンジの要部側断面図、要部上面断面図、
第5図は従来の第3図のA方向から見た下面図、
第6図は従来のダンパー装置の分解斜視図であ
る。 符号、12:ダンパー組品、16:ダンパー
蓋、21′:形状記憶合金製コイルばね、37:
正温度特性サーミスタ(PTCサーミスタ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 形状記憶合金製コイルばねの形状変化によりダ
    ンパーを開閉するオーブンレンジのダンパー装置
    において、 形状記憶合金製コイルばねを傍熱する正温度特
    性サーミスタを上記コイルばねの中空部に配設し
    たことを特徴とするオーブンレンジのダンパー装
    置。
JP1986059124U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0332884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986059124U JPH0332884Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986059124U JPH0332884Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JPS62171706U JPS62171706U (ja) 1987-10-31
JPH0332884Y2 true JPH0332884Y2 (ja) 1991-07-12

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