JPH033298Y2 - - Google Patents

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JPH033298Y2
JPH033298Y2 JP16733887U JP16733887U JPH033298Y2 JP H033298 Y2 JPH033298 Y2 JP H033298Y2 JP 16733887 U JP16733887 U JP 16733887U JP 16733887 U JP16733887 U JP 16733887U JP H033298 Y2 JPH033298 Y2 JP H033298Y2
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caster
wheelchair
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車椅子の前輪であるキヤスターを
転向自在に保持する車椅子のキヤスター支持装置
に関する。
〔従来の技術〕
一般に車椅子の前輪であるキヤスターの支持装
置は、手動作によつて回転する後輪と同じ方向に
回転するように斜方に延びたキヤスターフオーク
が回転自在にキヤスターを保持すると共に該キヤ
スターフオークもキヤスターブラケツトに転向自
在に連結されたものである。このような車椅子の
キヤスター支持装置の従来例としては、第6図に
示すように、車椅子本体10にその外側面が固定
され、且つ中心内部の垂直方向に貫通した連結孔
29を有するキヤスターブラケツト28と、連結
孔29に嵌合する上下2つのスラスト軸受30
と、該スラスト軸受30の中心に回転自在に挿通
されて、且つ、その下部がキヤスター2を回転自
在に支持したキヤスターフオーク31の胴部32
に固定された連結棒33とから構成されている。
これらのうちキヤスターフオーク31は、キヤス
ター2をまたいで設けられる2又状の脚部34と
該脚部34の上端を橋絡する胴部32とからな
り、胴部32より斜め下方へ延びた脚部34の先
端部分においてキヤスター2を車軸15によつて
回転自在に保持している。連結棒33は、胴部3
2を垂直方向に貫通する貫通孔35とスラスト軸
受30に挿通して上下方向よりナツト36及びナ
ツト37で胴部32に締着されると共にキヤスタ
ーブラケツト28内のスラスト軸受30に回転自
在に保持されて、キヤスターフオーク31の転向
とともに回転するものである。又、連結棒33の
脱落を防止するために、連結棒33の上端にはナ
ツト38が締着され、更に、キヤスターブラケツ
ト28には上蓋39を設けて連結棒33の挿脱時
に開閉してナツト38の螺合を外せるようにして
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記した従来の車椅子のキヤス
ター支持装置においては、長い連結棒がキヤスタ
ーフオークの動きと共に回転するため、これをス
ラスト軸受を介して回転自在に保持するキヤスタ
ーブラケツトも構造が複雑でしかも長大なものに
なるという問題点がある。更に、キヤスターブラ
ケツトから連結棒を挿脱する際に、連結棒がスラ
スト軸受に当たつてスラスト軸受が連結孔29よ
り脱落し易いという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、その手段とするところは、車椅子の前輪で
あるキヤスターを保持するキヤスターフオークが
スラスト軸受を介して車椅子本体に固定したキヤ
スターブラケツトに連結棒により転向自在に連結
された車椅子のキヤスター支持装置において、キ
ヤスターフオークの胴部を垂直方向に貫通する嵌
合孔にその中心を一致させるようにして胴部の上
下にそれぞれ位置させた2つのスラスト軸受を、
前記嵌合孔及び2つのスラスト軸受の中心にその
頭部を上方にして通しボルトを挿通し下方をナツ
トで締め付けることによつて胴部の上下に固定
し、更に、前記通しボルトの中心に形成した通孔
とキヤスターブラケツトの連結孔に連結棒を挿通
することよつて、キヤスターフオークがキヤスタ
ーブラケツトに対して転向自在となるように連結
されたことにある。
〔作用〕
上記手段によると、キヤスターフオークの胴部
に設けた嵌合孔内に、上下にそれぞれ位置させた
2つのスラスト軸受をその頭部を上方にした通し
ボルトを挿通して下方をナツトで締め付けて固定
しているので、スラスト軸受は常時キヤスターフ
オークの胴部に保持されて、通しボルトとキヤス
ターフオークとは互いに独立して回転する。又、
通しボルトの中心に形成した通孔とキヤスターブ
ラケツトの連結孔に連結棒を挿通しているので、
連結棒とスラスト軸受は接触しなくなつて、連結
棒の挿脱によるスラスト軸受の脱落は生じなくな
る。更にまた、連結棒によつてキヤスターブラケ
ツトの下方へ位置決めされた通しボルトの頭部
は、キヤスターブラケツトの下面に圧接すること
により車椅子の荷重を支え、該通しボルトに対し
て回転自在であるスラスト軸受の一部がキヤスタ
ーフオークと共に回転する結果、キヤスターフオ
ークがキヤスターブラケツトに対して転向自在と
なるのである。
〔実施例〕
この考案の実施例を以下第1図乃至第5図に基
づいて説明する。
車椅子のキヤスター支持装置1は、第1図に示
すように、車椅子の前輪であるキヤスター2と、
キヤスター2をまたいで斜方に延びる2又状の脚
部3の上端を橋絡する胴部4に垂直方向に貫通す
る嵌合孔5を設けて2つのスラスト軸受6を上下
に嵌合し且つ2つのスラスト軸受6の中心に挿通
する通しボルト7の下方をナツト8で締め付けて
挟み込むように固定したキヤスターフオーク9
と、車椅子本体10にその外側面を固定され且つ
中心部に連結孔11を設けたキヤスターブラケツ
ト12と、該キヤスターブラケツト12の連結孔
11と前記通しボルト7の中心に形成した通孔1
3に挿通される連結棒14とからなる。
キヤスターフオーク9は、その脚部3の先端に
おいてキヤスター2を車軸15によつて回転自在
に保持し、胴部4において車椅子本体10からの
荷重を通しボルト7とスラスト軸受6を介して支
える。従つて、胴部4には車椅子本体10からの
荷重が集中するので、十分な厚みをもつて形成
し、更に垂直方向に貫通する嵌合孔5を設けて2
つのスラスト軸受6を上下にそれぞれ位置させ
る。このとき、嵌合孔5の中心部分は通しボルト
7が挿通するに足る内径にして設けると、中心部
分に段差16が形成されて嵌合孔5の上下より2
つのスラスト軸受6が嵌合する。通しボルト7
は、第2図及び第3図において示すように、嵌合
孔5及び2つのスラスト軸受6の中心にその頭部
17を上方にして挿通し、下方よりナツト8で締
め付けることによつてキヤスターフオーク9の胴
部4に2つのスラスト軸受6を挟み込むように固
定するものである。この通しボルト7には、中心
に連結棒14が挿通するための通孔13を形成
し、更に、キヤスターブラケツト12にも中心内
部を貫通する連結孔11を設ける。そして、この
連結孔11と前記通孔13の内部に連結棒14を
挿通すると、キヤスターフオーク9はキヤスター
ブラケツト12に対して転向自在となるように連
結される。又、前記した2つのスラスト軸受6の
ベアリング18は、球、コロいずれであつてもよ
い。更に、連結棒14は棒状のものであればどの
ようなものでもよいが、第4図に示すような外管
19と内杆20よりなるものを使用してその挿脱
を容易にできる。この第4図に示す連結棒14
は、その外管19の上部周壁に小孔21を穿設し
て、その内部に外管19の厚みよりやや大径の球
体22を遊びをもたせて嵌め入れ、しかも球体2
2が小孔21より脱落しないように小孔21の周
囲の外壁を僅かにかしめて設けたものである。更
に、内杆20は、その上部に球体22を嵌め入れ
る嵌合溝23を環状に形成すると共に外管19よ
り大径にした係合頭部24を形成し、又、外管1
9の下部に形成した大径部19aと内嵌20の段
差部20aの間に圧縮ばね25を介して常に内杆
20が下方へ付勢されるように設けられている。
このような連結棒14を前記した連結孔11と通
孔13に下方から挿通させると、第1図及び第4
図aに示すように、球体22の一部表面が外管1
9の外側へはみ出て、キヤスターブラケツト12
の上面と係合する。又、連結棒14を挿脱すると
きには、圧縮ばね25に下方へ付勢されて外管1
9の下端より突出した内杆20を圧縮ばね25の
付勢力に抗して押し入れる。すると、連結棒14
は、第4図bに示すように、球体22が嵌合溝2
3内に落ち込み、キヤスターブラケツト12との
係合状態が解かれて挿脱自在となるのである。ま
た、外管19の下部にはねじ部26を設けナツト
27を締着すると、内杆20を押し入れる際に外
管19が上方へ逃げることがないので着脱操作が
容易となる。
上記のように構成した車椅子のキヤスター支持
装置を使用するには次のように行う。
キヤスターフオーク9をキヤスター部12に連
結する際は、キヤスターフオーク9の胴部4に締
着した通しボルト7の頭部17をキヤスターブラ
ケツト12の下方へ接近させて、通孔13と連結
孔11の開口部を合わせ、連結棒14を下方より
挿通するだけでよい。更に、キヤスターフオーク
9を取り外して持ち運ぶには、連結棒14の内杆
20を上方に押し上げて、キヤスターブラケツト
12との係合を解き、連結棒14を抜脱すればよ
い。
〔考案の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この考案の
車椅子のキヤスター支持装置は、キヤスターフオ
ークの胴部にスラスト軸受を保持させているの
で、キヤスターブラケツトの構造が簡易化されし
かもより小さく設けることができる。又、スラス
ト軸受は、通しボルトによつてキヤスターフオー
クに固定されており、しかもその内部に形成した
通孔内に連結棒が挿入されるので、連結棒の挿脱
の際、直接にスラスト軸受に触れることがなく、
損傷したり脱落することがなくなり、その分補修
の手数を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の実施例を示し、
第1図は側面図、第2図はキヤスターフオークの
一部断面側面図、第3図はキヤスターフオークと
スラスト軸受及び通しボルトの組立図、第4図a
は連結棒の拡大側断面図、第4図bは連結棒の挿
脱時の拡大側断面図、第5図は使用状態を説明す
る車椅子の全体斜視図、第6図は従来の車椅子の
キヤスター支持装置の一部断面側面図。 1……車椅子のキヤスター支持装置、2……キ
ヤスター、4……胴部、5……嵌合孔、6……ス
ラスト軸受、7……通しボルト、8……ナツト、
9……キヤスターフオーク、10……車椅子本
体、11……連結孔、12……キヤスターブラケ
ツト、13……通孔、14……連結棒、17……
頭部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車椅子の前輪であるキヤスターを保持するキヤ
    スターフオークがスラスト軸受を介して車椅子本
    体に固定したキヤスターブラケツトに連結棒によ
    り転向自在に連結された車椅子のキヤスター支持
    装置において、 キヤスターフオークの胴部を垂直方向に貫通す
    る嵌合孔にその中心を一致させるようにして胴部
    の上下にそれぞれ位置させた2つのスラスト軸受
    を、前記嵌合孔及び2つのスラスト軸受の中心に
    その頭部を上方にして通しボルトを挿通し下方を
    ナツトで締め付けることによつて胴部の上下に固
    定し、更に、前記通しボルトの中心に形成した通
    孔とキヤスターブラケツトの連結孔に連結棒を挿
    通することよつて、キヤスターフオークがキヤス
    ターブラケツトに対して転向自在となるように連
    結されたことを特徴とする車椅子のキヤスター支
    持装置。
JP16733887U 1987-10-31 1987-10-31 Expired JPH033298Y2 (ja)

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JPH0172220U JPH0172220U (ja) 1989-05-15
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