JPH0335018A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
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- JPH0335018A JPH0335018A JP16889289A JP16889289A JPH0335018A JP H0335018 A JPH0335018 A JP H0335018A JP 16889289 A JP16889289 A JP 16889289A JP 16889289 A JP16889289 A JP 16889289A JP H0335018 A JPH0335018 A JP H0335018A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はエポキシ樹脂組成物に関し、特に高性能構造材
料用マトリックス樹脂として有用な、保存性に優れたプ
リプレグ用のエポキシ樹脂組成物に関する。
料用マトリックス樹脂として有用な、保存性に優れたプ
リプレグ用のエポキシ樹脂組成物に関する。
エポキシ樹脂は、耐熱性、弾性率、硬度及び耐薬品性に
優れており、特に炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維
等の強化繊維とマトリックス樹脂からなる複合材料用の
マトリックス樹脂として、広く使用されている。ただ、
大きな強度や耐熱性、耐水性等を必要とする用途、例え
ば航空機等の構造材料としての用途などには、自ずと使
用し得るエポキシ樹脂や硬化剤は限定されてしまう。 近年、航空機用その他の高性能構造材料用マトリックス
樹脂としては、N、N、N’、N’−テトラグリシジル
ジアミノジフェニルメタンを主成分とし、ジアミノジフ
ェニルスルホンを硬化剤とするエポキシ樹脂組成物が用
いられている。即ち、N、N、N’、N′−テトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタンは4官能乎ボキシ樹脂
であるため、その硬化物は架橋密度が高く、耐熱性に優
れた硬化物が得られるが、特に硬化剤にジアミノジフェ
ニルスルホンを用いた場合に熱変形温度の高い硬化物が
得られ、しかもその樹脂組成物は比較的長いポットライ
フを有するため、プリプレグ用樹脂組成物として使用す
ることができる。 〔発明が解決しようとする課題1 ところが、ジアミノジフェニルスルホンは、工ボキシ樹
脂に対する相溶性があまり良くないので、エポキシ樹脂
と配合後、100℃以上に加熱溶融するか、又はアセト
ン、メチルエチルケトン等の溶媒を用いて溶解し均一組
成物とすることが推奨されている(特開昭56〜120
727号公報)、従って、プリプレグ用エポキシ樹脂組
成物は、通常、エポキシ樹脂成分とジアミノジフェニル
スルホンとを、アセトン、メチルエチルケトン等に溶解
させて液状組成物として、あるいは60℃又はそれ以上
の温度で充分混合して固体状組成物として、調製されて
いる。 ジアミノジフェニルスルホンは、アミン系硬化剤として
は比較的長いシェルフライフを有するとはいうものの、
これを完全に溶解した液状樹脂組成物からプリプレグを
製造する場合には、どうしても該組成物中において硬化
反応が一部進行するため、プリプレグとしてのポットラ
イフが短くなることは避けられない。一方、ジアミノジ
フェニルスルホンを溶解させずに混合しただけの固体状
樹脂組成物からプリプレグを製造する場合には、通常ジ
アミノジフェニルスルホン粒子は、その粒径が大きく且
つ不揃いであるため、均一なマトリックス組成を得るこ
とが困難であったり、また粒径の大きいジアミノジフェ
ニルスルホン粒子は、プリプレグ製造時に補強用yA#
41(特に炭素繊維)のフィラメント内に均一に分散す
ることができず、そのため硬化度が均一にならなかった
りする危険性がある。以上例れの場合にも、マトリック
スの機能が低下し、充分なCFRP物性を発現すること
ができない。 従って、本発明は、高性能構造材料用の、ライフが著し
く改善されたプリプレグを製造し得るエポキシ樹脂組成
物を提供することを目的とする。
優れており、特に炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維
等の強化繊維とマトリックス樹脂からなる複合材料用の
マトリックス樹脂として、広く使用されている。ただ、
大きな強度や耐熱性、耐水性等を必要とする用途、例え
ば航空機等の構造材料としての用途などには、自ずと使
用し得るエポキシ樹脂や硬化剤は限定されてしまう。 近年、航空機用その他の高性能構造材料用マトリックス
樹脂としては、N、N、N’、N’−テトラグリシジル
ジアミノジフェニルメタンを主成分とし、ジアミノジフ
ェニルスルホンを硬化剤とするエポキシ樹脂組成物が用
いられている。即ち、N、N、N’、N′−テトラグリ
シジルジアミノジフェニルメタンは4官能乎ボキシ樹脂
であるため、その硬化物は架橋密度が高く、耐熱性に優
れた硬化物が得られるが、特に硬化剤にジアミノジフェ
ニルスルホンを用いた場合に熱変形温度の高い硬化物が
得られ、しかもその樹脂組成物は比較的長いポットライ
フを有するため、プリプレグ用樹脂組成物として使用す
ることができる。 〔発明が解決しようとする課題1 ところが、ジアミノジフェニルスルホンは、工ボキシ樹
脂に対する相溶性があまり良くないので、エポキシ樹脂
と配合後、100℃以上に加熱溶融するか、又はアセト
ン、メチルエチルケトン等の溶媒を用いて溶解し均一組
成物とすることが推奨されている(特開昭56〜120
727号公報)、従って、プリプレグ用エポキシ樹脂組
成物は、通常、エポキシ樹脂成分とジアミノジフェニル
スルホンとを、アセトン、メチルエチルケトン等に溶解
させて液状組成物として、あるいは60℃又はそれ以上
の温度で充分混合して固体状組成物として、調製されて
いる。 ジアミノジフェニルスルホンは、アミン系硬化剤として
は比較的長いシェルフライフを有するとはいうものの、
これを完全に溶解した液状樹脂組成物からプリプレグを
製造する場合には、どうしても該組成物中において硬化
反応が一部進行するため、プリプレグとしてのポットラ
イフが短くなることは避けられない。一方、ジアミノジ
フェニルスルホンを溶解させずに混合しただけの固体状
樹脂組成物からプリプレグを製造する場合には、通常ジ
アミノジフェニルスルホン粒子は、その粒径が大きく且
つ不揃いであるため、均一なマトリックス組成を得るこ
とが困難であったり、また粒径の大きいジアミノジフェ
ニルスルホン粒子は、プリプレグ製造時に補強用yA#
41(特に炭素繊維)のフィラメント内に均一に分散す
ることができず、そのため硬化度が均一にならなかった
りする危険性がある。以上例れの場合にも、マトリック
スの機能が低下し、充分なCFRP物性を発現すること
ができない。 従って、本発明は、高性能構造材料用の、ライフが著し
く改善されたプリプレグを製造し得るエポキシ樹脂組成
物を提供することを目的とする。
本発明によれば、4官能エポキシ樹脂を主成分とし、硬
化剤としてジアミノジフェニルスルホンを含有するエポ
キシ樹脂組成物において、該ジアミノジフェニルスルホ
ンが粒子状で分散して存在し、しかも該粒子は粒径13
−以下のものが50重量2以上占めるものであることを
特徴とするエポキシ樹脂組成物が提供される。 即ち、本発明のエポキシ樹脂組成物は、4官能エポキシ
樹脂を主成分とし、硬化剤として粒径13−以下のもの
が50重量2以上占めるジアミノジフェニルスルホンが
粒子状で分散配合されていることを特徴とする。 通常の市販されているジアミノシフエシルスルホン(以
下DDSと略記する)は、粒径がかなり大きく、また粒
度分布もかなり広く、不揃いであるが、本発明において
は、粒径13−以下の粒子が全DDS粒子の50重量2
以上含まれるように調製したものを使用する。特に粒径
+a4以下の粒子が70重量2以上含まれるものを使用
するのが好ましい1粒径13−以下の粒子が全DDS粒
子の50重量1未満しか含まれていないDDSを使用す
ると、前記したように均一なマトリックス組成を得るこ
とが困難になる上に、プリプレグ製造時に炭素繊維フィ
ラメント内に均一に分散することができず、従って硬化
度が不均一な複合体を生じる危険性がある。 また、本発明のエポキシ樹脂組成物においては、前記粒
度分布を有するDDSは、粒子状で分散した状態で存在
している。DDSが溶解した状態で存在すると、保存中
に一部の硬化反応が進行するためポットライフが短くな
り、ライフの長いプリプレグを得ようとする本発明の目
的が達成されなくなる。 従って、本発明におけるエポキシ樹脂成分とDDSとの
混合は、溶媒を使用してはならず、加熱、混合時間を短
時間にする必要がある。例えば、エポキシ樹脂を100
℃に加熱し、+3/la以下の粒子70重重量風上含む
DDSを添加し、撹拌、混合し均一に分散したところで
ただちに冷却する。 DDSには、4.4’−13,3’−13,4′−等の
異性体やそれらの混合物があるが、本発明においてはこ
れらの何れも使用することができる。4.4’−DDS
は他の異性体に比べ耐熱性は高いが吸水率が大きいとか
、3.3’−DDSは弾性率は高いがガラス転移温度が
低いと−かいう特徴があるので、目的とする複合材料の
重視される物性に応じて、適宜選択使用することができ
る。 DDSはアミンの活性水素がエポキシ樹脂のエポキシ基
に対して0.4〜1.5当量、好ましくは0.6〜1.
2当量の割合でエポキシ樹脂に配合される。この配合範
囲より多くなると、硬化速度は早くなるが、シェルフラ
イフが短くなり、また硬化物の耐熱性が低下する。逆に
この配合範囲よりも少なくなると、硬化速度が非常に遅
くなると共に硬化物の耐熱性が低下する。 なお、本発明においては、三弗化硼素・アミン錯体、イ
ミダゾール化合物、ジシアンジアミドなどを硬化促進剤
として使用することもできる。 本発明のエポキシ樹脂組成物においては、樹脂の主成分
は4官能エポキシ樹脂である0本発明で用いられる4官
能エポキシ樹脂としては、N、N、N’。 N′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(丁
GDDM)が代表的なものであるが、その他にテトラグ
リシジルメタキシレンジアミン(TGMX^)、テトラ
グリシジルビスアミノメチルシクロヘキサン、テトラグ
リシジルベンゾフェノン、ビスレゾルシノールテトラグ
リシジルエーテル等が挙げられる。 これらの内、N、N、N’、N’−テトラグリシジルジ
アミノジフェニルメタンは、アラルダイトMY720(
チバ・ガイギー社製)、ELM434 (住友化学工業
■製)、エポトートYH434(東部化成社製)、EP
604 (油化シェル■!り等の商品名で市販されてい
る。 これらの4官能エポキシ樹脂は架橋密度が高く、高耐熱
性且つ高弾性率の硬化物が得られるという大きな特徴を
有し、高性能構造材料用マトリックス樹脂として非常に
重要な樹脂であるが、硬化物の伸度が小さく脆いとか、
プリプレグにしたときのタック・ドレープ性が悪いとか
いう欠点もある。 従って、本発明のエポキシ樹脂組成物においては、硬化
物の靭性、伸度等やプリプレグとしたときのタック・ド
レープ性を改善するために、エポキシ樹脂成分として5
0重量1未満の他のエポキシ樹脂、例えばビスフェノー
ル^系エポキシ樹脂、ビスフェノールF系エポキシ樹脂
、ブロム化エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、
トリグリシジル型エポキシ樹脂などを配合することがで
きるし、また靭性向上のためにポリエーテルスルホン等
の熱可塑性樹脂を配合することもできる。ただ、この場
合、これらの配合量はエポキシ樹脂混合物中50重量%
未満、好ましくは40重電気未満とすべきであり、50
重電気以上配合すると、複合材料としたときの耐熱性、
靭性、耐吸水性等が低下したり、あるいはプリプレグと
してのタック性、ドレープ性が低下する。 更に、上記記載の緒特性を失わない程度の範囲に充填剤
、希釈剤等の添加剤も用いることができる。 以上のことから明らかなように、本発明のエポキシ樹脂
組成物は、特定の粒径分布を有するDDSを、4官能エ
ポキシ樹脂を主成分とする樹脂中に、殆ど溶解させずに
粒子状で分散させているので、該樹脂組成物からプリプ
レグを製造すると、プリプレグマトリックス内において
DDS粒子は均一に分散されており、プリプレグを硬化
させ−ると、DDS粒子は完全に溶解して均一なマトリ
ックス相を形成し、しかもプリプレグ硬化前に実質的に
重合反応が起きていないので、プリプレグのライフは長
いものとなる。 なお、本発明のエポキシ樹脂組成物は、複合材料とした
ときに優れた耐熱性、弾性率、耐吸水性を有するので、
高性能複合材料用マトリックス樹脂として使用され、航
空、宇宙、車両、船舶等の構造材料用として利用される
。もちろん、本発明のエポキシ樹脂組成物は、土木建築
用材料、塗料、ランニング材、接着剤、電気機器成形材
料(機械部品、治工具)等としても使用することができ
る。 【発明の効果】 本発明のエポキシ樹脂組成物は、前記構成としたことか
ら、次のような卓越した効果を奏する。 (イ)プリプレグとしたときのライフが著しく改善され
る。 (ロ) DDSの溶解工程を省けるためプリプレグの性
状が安定し、そのためプリプレグの取扱い性や硬化物の
性能が一定化する。 (ハ) DDSを溶解しないため系の粘度が低く、その
ためプリプレグの製造作業が容易である。 また、系の粘度が低いため高粘度の樹脂の添加も可能と
なる。 〔実施例J 次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜2 本実施例では、4官能エポキシ樹脂(TGDDM)とし
てエピコート604(油化シェル■製)を、ビスフェノ
ール^系エポキシ樹脂として、エピコート1004(油
化シェルn製)を、硬化剤としては1粒径の異なる二種
類のジアミノジフェニルスルホン(DDS。 商品名:スミキュアーS;住友化学工業■製)を使用し
、プリプレグ用のマトリックス樹脂を調製した。 各実施例において、表−1に示すエポキシ樹脂成分を1
50℃で加熱混合した。この混合物を80℃まで冷却し
、エポキシ樹脂硬化剤(DDS)を化学量論量添加し、
混合撹拌ののちただちに冷却し、DDSをエポキシ樹脂
に溶解させないようにエポキシ樹脂組成物を調製した。 上記で得たエポキシ樹脂を一方向に揃えた炭素繊維(強
度350kg/mm 、弾性率32t/am″)に含浸
させ、プリプレグを得た。このプリプレグのタック値を
タック測定機(東洋精機■製ビクマタツク)を用いて測
定した。その結果を表−1に示す。 また、実施例1.2に示すエポキシ樹脂組成物は粘度が
低く、プリプレグ製造時の作業性が良好であった。また
、これらのプリプレグは製造時の作業性もよく、且つタ
ック性、ドレープ性、樹脂フロー性、ハンドリング性、
保存安定性(表−1のタック値)等のプリプレグとして
の特性も良好であった。 比較例1〜5 表−1に示す配合割合で、上記実施例と同様にしてエポ
キシ樹脂組成物及びプリプレグを作製し試験を行なった
。その結果を表−1に示す。 表−1からこの比較例のプリプレグは本発明品に比較し
て、タック性保持率が悪いことが分る。
化剤としてジアミノジフェニルスルホンを含有するエポ
キシ樹脂組成物において、該ジアミノジフェニルスルホ
ンが粒子状で分散して存在し、しかも該粒子は粒径13
−以下のものが50重量2以上占めるものであることを
特徴とするエポキシ樹脂組成物が提供される。 即ち、本発明のエポキシ樹脂組成物は、4官能エポキシ
樹脂を主成分とし、硬化剤として粒径13−以下のもの
が50重量2以上占めるジアミノジフェニルスルホンが
粒子状で分散配合されていることを特徴とする。 通常の市販されているジアミノシフエシルスルホン(以
下DDSと略記する)は、粒径がかなり大きく、また粒
度分布もかなり広く、不揃いであるが、本発明において
は、粒径13−以下の粒子が全DDS粒子の50重量2
以上含まれるように調製したものを使用する。特に粒径
+a4以下の粒子が70重量2以上含まれるものを使用
するのが好ましい1粒径13−以下の粒子が全DDS粒
子の50重量1未満しか含まれていないDDSを使用す
ると、前記したように均一なマトリックス組成を得るこ
とが困難になる上に、プリプレグ製造時に炭素繊維フィ
ラメント内に均一に分散することができず、従って硬化
度が不均一な複合体を生じる危険性がある。 また、本発明のエポキシ樹脂組成物においては、前記粒
度分布を有するDDSは、粒子状で分散した状態で存在
している。DDSが溶解した状態で存在すると、保存中
に一部の硬化反応が進行するためポットライフが短くな
り、ライフの長いプリプレグを得ようとする本発明の目
的が達成されなくなる。 従って、本発明におけるエポキシ樹脂成分とDDSとの
混合は、溶媒を使用してはならず、加熱、混合時間を短
時間にする必要がある。例えば、エポキシ樹脂を100
℃に加熱し、+3/la以下の粒子70重重量風上含む
DDSを添加し、撹拌、混合し均一に分散したところで
ただちに冷却する。 DDSには、4.4’−13,3’−13,4′−等の
異性体やそれらの混合物があるが、本発明においてはこ
れらの何れも使用することができる。4.4’−DDS
は他の異性体に比べ耐熱性は高いが吸水率が大きいとか
、3.3’−DDSは弾性率は高いがガラス転移温度が
低いと−かいう特徴があるので、目的とする複合材料の
重視される物性に応じて、適宜選択使用することができ
る。 DDSはアミンの活性水素がエポキシ樹脂のエポキシ基
に対して0.4〜1.5当量、好ましくは0.6〜1.
2当量の割合でエポキシ樹脂に配合される。この配合範
囲より多くなると、硬化速度は早くなるが、シェルフラ
イフが短くなり、また硬化物の耐熱性が低下する。逆に
この配合範囲よりも少なくなると、硬化速度が非常に遅
くなると共に硬化物の耐熱性が低下する。 なお、本発明においては、三弗化硼素・アミン錯体、イ
ミダゾール化合物、ジシアンジアミドなどを硬化促進剤
として使用することもできる。 本発明のエポキシ樹脂組成物においては、樹脂の主成分
は4官能エポキシ樹脂である0本発明で用いられる4官
能エポキシ樹脂としては、N、N、N’。 N′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(丁
GDDM)が代表的なものであるが、その他にテトラグ
リシジルメタキシレンジアミン(TGMX^)、テトラ
グリシジルビスアミノメチルシクロヘキサン、テトラグ
リシジルベンゾフェノン、ビスレゾルシノールテトラグ
リシジルエーテル等が挙げられる。 これらの内、N、N、N’、N’−テトラグリシジルジ
アミノジフェニルメタンは、アラルダイトMY720(
チバ・ガイギー社製)、ELM434 (住友化学工業
■製)、エポトートYH434(東部化成社製)、EP
604 (油化シェル■!り等の商品名で市販されてい
る。 これらの4官能エポキシ樹脂は架橋密度が高く、高耐熱
性且つ高弾性率の硬化物が得られるという大きな特徴を
有し、高性能構造材料用マトリックス樹脂として非常に
重要な樹脂であるが、硬化物の伸度が小さく脆いとか、
プリプレグにしたときのタック・ドレープ性が悪いとか
いう欠点もある。 従って、本発明のエポキシ樹脂組成物においては、硬化
物の靭性、伸度等やプリプレグとしたときのタック・ド
レープ性を改善するために、エポキシ樹脂成分として5
0重量1未満の他のエポキシ樹脂、例えばビスフェノー
ル^系エポキシ樹脂、ビスフェノールF系エポキシ樹脂
、ブロム化エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、
トリグリシジル型エポキシ樹脂などを配合することがで
きるし、また靭性向上のためにポリエーテルスルホン等
の熱可塑性樹脂を配合することもできる。ただ、この場
合、これらの配合量はエポキシ樹脂混合物中50重量%
未満、好ましくは40重電気未満とすべきであり、50
重電気以上配合すると、複合材料としたときの耐熱性、
靭性、耐吸水性等が低下したり、あるいはプリプレグと
してのタック性、ドレープ性が低下する。 更に、上記記載の緒特性を失わない程度の範囲に充填剤
、希釈剤等の添加剤も用いることができる。 以上のことから明らかなように、本発明のエポキシ樹脂
組成物は、特定の粒径分布を有するDDSを、4官能エ
ポキシ樹脂を主成分とする樹脂中に、殆ど溶解させずに
粒子状で分散させているので、該樹脂組成物からプリプ
レグを製造すると、プリプレグマトリックス内において
DDS粒子は均一に分散されており、プリプレグを硬化
させ−ると、DDS粒子は完全に溶解して均一なマトリ
ックス相を形成し、しかもプリプレグ硬化前に実質的に
重合反応が起きていないので、プリプレグのライフは長
いものとなる。 なお、本発明のエポキシ樹脂組成物は、複合材料とした
ときに優れた耐熱性、弾性率、耐吸水性を有するので、
高性能複合材料用マトリックス樹脂として使用され、航
空、宇宙、車両、船舶等の構造材料用として利用される
。もちろん、本発明のエポキシ樹脂組成物は、土木建築
用材料、塗料、ランニング材、接着剤、電気機器成形材
料(機械部品、治工具)等としても使用することができ
る。 【発明の効果】 本発明のエポキシ樹脂組成物は、前記構成としたことか
ら、次のような卓越した効果を奏する。 (イ)プリプレグとしたときのライフが著しく改善され
る。 (ロ) DDSの溶解工程を省けるためプリプレグの性
状が安定し、そのためプリプレグの取扱い性や硬化物の
性能が一定化する。 (ハ) DDSを溶解しないため系の粘度が低く、その
ためプリプレグの製造作業が容易である。 また、系の粘度が低いため高粘度の樹脂の添加も可能と
なる。 〔実施例J 次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜2 本実施例では、4官能エポキシ樹脂(TGDDM)とし
てエピコート604(油化シェル■製)を、ビスフェノ
ール^系エポキシ樹脂として、エピコート1004(油
化シェルn製)を、硬化剤としては1粒径の異なる二種
類のジアミノジフェニルスルホン(DDS。 商品名:スミキュアーS;住友化学工業■製)を使用し
、プリプレグ用のマトリックス樹脂を調製した。 各実施例において、表−1に示すエポキシ樹脂成分を1
50℃で加熱混合した。この混合物を80℃まで冷却し
、エポキシ樹脂硬化剤(DDS)を化学量論量添加し、
混合撹拌ののちただちに冷却し、DDSをエポキシ樹脂
に溶解させないようにエポキシ樹脂組成物を調製した。 上記で得たエポキシ樹脂を一方向に揃えた炭素繊維(強
度350kg/mm 、弾性率32t/am″)に含浸
させ、プリプレグを得た。このプリプレグのタック値を
タック測定機(東洋精機■製ビクマタツク)を用いて測
定した。その結果を表−1に示す。 また、実施例1.2に示すエポキシ樹脂組成物は粘度が
低く、プリプレグ製造時の作業性が良好であった。また
、これらのプリプレグは製造時の作業性もよく、且つタ
ック性、ドレープ性、樹脂フロー性、ハンドリング性、
保存安定性(表−1のタック値)等のプリプレグとして
の特性も良好であった。 比較例1〜5 表−1に示す配合割合で、上記実施例と同様にしてエポ
キシ樹脂組成物及びプリプレグを作製し試験を行なった
。その結果を表−1に示す。 表−1からこの比較例のプリプレグは本発明品に比較し
て、タック性保持率が悪いことが分る。
Claims (1)
- (1)4官能エポキシ樹脂を主成分とし、硬化剤として
ジアミノジフェニルスルホンを含有するエポキシ樹脂組
成物において、該ジアミノジフェニルスルホンが粒子状
で分散して存在し、しかも該粒子は粒径13μm以下の
ものが50重量%以上占めるものであることを特徴とす
るエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16889289A JPH0335018A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16889289A JPH0335018A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0335018A true JPH0335018A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15876505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16889289A Pending JPH0335018A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0335018A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2734832A1 (fr) * | 1995-06-01 | 1996-12-06 | Inst Francais Du Petrole | Composition thermodurcissable a forte latence, procede de preparation et utilisation pour des impregnes |
| JP2007320587A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Tokyo Container Kogyo Co Ltd | 緩衝部材及びこれを用いた収容箱 |
| US7449053B2 (en) | 2003-07-18 | 2008-11-11 | David Richard Hallam | Air filtration device |
| JP2015028140A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-02-12 | 本田技研工業株式会社 | マトリックス材 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16889289A patent/JPH0335018A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7449053B2 (en) | 2003-07-18 | 2008-11-11 | David Richard Hallam | Air filtration device |
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