JPH0335375Y2 - - Google Patents

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JPH0335375Y2
JPH0335375Y2 JP1984146989U JP14698984U JPH0335375Y2 JP H0335375 Y2 JPH0335375 Y2 JP H0335375Y2 JP 1984146989 U JP1984146989 U JP 1984146989U JP 14698984 U JP14698984 U JP 14698984U JP H0335375 Y2 JPH0335375 Y2 JP H0335375Y2
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discs
whipper
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small
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、一定品質のホイツプ食品を、連続的
に、かつ高い生産性をもつて製造するためのホイ
ツパー、特に、構造が簡単で、しかも大幅な製造
速度の変化に対し容易に対応できる連続ホイツパ
ーに関する。
【従来の技術】
(背景) 連続ホイツパーは、ホイツプクリーム又はホイ
ツプバター(もしくはホイツプマーガリン)のよ
うな気泡入り食品(ホイツプ食品)を連続的に製
造するための装置の主要部である。このものは、
通常、内外二重の円筒から構成された二重円筒の
内壁又は外壁に複雑な迷路を刻設した構造を有
し、該迷路内へクリームのような液状のホイツプ
食品原料と空気等の無害の気体との混合物を強制
的に送り込むことにより、該気体を微細な気泡と
して原料中に分散させる機能を有する。 (従来技術の問題点) しかし、上記公知ホイツパーは、迷路の機械工
作が面倒であるため高価であり、その上、流量を
任意に調節できない(即ち、流量の可変範囲が狭
い)という問題点を有する。この流量の可変範囲
が狭いという欠点は、工業的な多量生産の場では
それ程問題がないとしても、小規模の洋菓子製造
工場、喫茶店又は洋菓子店のような、必要とする
ホイツプ食品の量が、その日の状況によつて、極
端には時々刻々変化するような場では重大な欠点
となる。 そこで以上の諸問題に対する対策として、例え
ば両端に入口及び出口を備えるシリンダ内に夫々
スペーサを介して、特殊な邪魔板付円板を並列配
置した例(実開昭51−20933)及び中央部に透孔
を有する円板と周縁部に透孔を有する円板とを交
互に配設した例(実開昭54−1617)が知られてい
るが、いずれもスペーサにより円板間の間隔を調
節するようになつているので、該円板間の間隔を
調整するのに極めて多数のスペーサを準備する必
要があるのみならず、迅速な調整作業も困難であ
る。しかも前者の邪魔板付円板は工作的にも難し
い。
【考案が解決しようとする課題】
以上の事情に鑑み、本考案は、比較的小規模の
連続ホイツパーにおいて、条件変化に即応するた
めの円板間隔の調整が非常に容易な連続ホイツパ
ーを提供するのを目的とする。 本考案は、更に付加的な目的として、起泡率
(オーバーラン)が、50〜250%という広範囲に亘
つて変化しても、安定して設計起泡率の気泡入り
食品を製造できる連続ホイツパーを提供すること
を包含する。
【課題を解決するための手段】
(概要) 本考案に係る連続ホイツパーは、上記課題を解
決するため、各両端に入口及び出口を備えるシリ
ンダと、該シリンダ内をその軸心に沿つて貫通す
るネジ軸と、該ネジ軸に対応する取付孔を中心部
に穿たれている多数の小孔付き円板とからなり、
該円板は、前記該ネジ軸に対しナツトにより互い
に平行に取り付けられると共に、該円板の小孔
は、相隣接する三枚の円板のうち、中央の円板の
小孔の中心と、これに対向する各両側円板の小孔
の中心とを結ぶ線が互いに斜交するように各多数
穿たれていることを特徴とする。 (構造) 本案ホイツパーは、基本的に各両端に入口及び
出口を備えるシリンダと、該シリンダ内をその軸
心に沿つて貫通するネジ軸と、該ネジ軸に対応す
る取付孔を中心部に穿たれている多数の小孔付き
円板とから構成される。 小孔付円板は中心部に取付用の孔を備え、この
孔を貫通するネジ軸に対しナツトにより固定され
る。本小孔付円板は、さらに多数の細孔を備え、
この細孔は、隣接した同種円板の細孔との間で軸
心面に対し斜交する位置に、即ち、円板全体とし
てジグザグ状の通路を形成するような位置に穿た
れる。従つて、実際の円板では、各小孔は、例え
ば夫々半径を異にする同心円状(第2図)又は渦
巻き状(第3図)に穿設されるが、実際問題とし
て組立時に生じるやむをえない位相差のため、隣
接する小孔の中心を結ぶ線は、軸心線に対しある
程度斜交してくるのが普通である。 シリンダ内に配置されるべき円板の総数は、か
なり多数、具体的には20枚以上100枚程度、好ま
しくは50枚前後であることが必要である。一般的
に言つて、円板の数が多くなる程、気泡の分散状
態自体は向上するが、余りに分散し過ぎるとオー
バーホイツプの状態となるので、実験的に適切な
シリンダ長及び円板の枚数を決定するのが望まし
い。そして一旦かかる条件が決定されれば、その
条件下で1〜5倍もの処理量変化に対応しうる。
このようなラチチユードの大きさは、特に小規模
の又は断続的な生産に対し格別の利益をもたら
す。但し円板の枚数が20枚未満では好ましい気泡
入り食品を得るのが困難である。 (他装置との併用) 本案ホイツパーは、それ自体単独ででも起泡装
置として有用であるが、後段に撹拌装置を併用す
ると、一層良質の起泡物を得ることができる。こ
こに撹拌装置(ミキサー)としては、例えば≪ピ
ンマシン≫の通称で市販されているロータの周囲
に多数のピンを植設した形式のものが好適であ
る。
【作用】
本考案においては、多数の小孔付円板が中心の
ネジ軸に対しナツトにより取り付けられているた
め、構造的に単純で制作が容易であり、しかも各
円板の取付及び各円板間の間隔の調整が非常に容
易である。そして装置内へ導入された起泡原料と
気体の泡が各円板の小孔を通過する際に分割され
る過程が円板毎に多数回反復される間に原料成分
が物理・化学変化を受けてホイツプ化が起こる。 後記使用例が示すように、本案装置により連続
的に生産された起泡食品の品質は、バツチ型ホイ
ツパーとして標準的な20クオートミキサーによる
製品と同等か又はそれより良質である。
【実施例】
以下、実施例、システム化例及び使用例により
考案実施の態様及び効果に付き説明するが、例示
は当然説明用のもので、考案思想の限定を意図し
たものではない。 実施例 第1図は、考案の一実施例の破断縦断面図であ
る。 シリンダ1は、両端に取付ネジ溝5を備え、両
端のパイプ(図示省略)と接続できるようになつ
ている。 各小孔付円板2a,2bは中心部に取付用の円
孔3,3を備え、これらの円孔を介してシリンダ
1内を貫通するネジ軸7に対しナツト8,8…で
該シリンダ内に夫々平行に固定される。さらにネ
ジ軸7はその両端において透孔10付きエンドブ
レート9,9により固定されており、本プレート
9は、フラジジ付接続部6,6内にサンドイツチ
状に挟まれて固定される。 各円板は、第2図に夫々2a及び2bとして示
される二種のパターンを有し、夫々中心の取付孔
3,3の周囲に各半径を異にする同心円状の小孔
4a,4bを穿たれている。 システム化例 第4図は、本案ホイツパーを含むホイツプクリ
ーム製造装置全体のフローシートを示す。 クリームタンクTから送られるクリームは、ギ
ヤポンプG1,G2を経て本案ホイツパーDに送ら
れる。コンプレツサCからの高圧空気は、無菌フ
イルターF及び減圧弁Vを経てギヤポンプG1
G2との間に送り込まれる。この際、ポンプG2
回転数は同G1のそれより大であるので、両者間
の流路は減圧状態となつており、無菌空気が原料
流中に取り込まれる。 ホイツパーDにて起泡化された原料は、次いで
ミキサーM内に送られ、最終の製品状態にまでホ
イツプされた後、吐出ノズルNより吐出される。 使用例 第1図のホイツパー及び市販の撹拌装置(ミキ
サー)を含む第4図のフローシートに従つて、市
販のホイツプクリームを連続的に製造した。結果
は下表(表−1)の通りであつた。
【表】
【表】 上表が示す如く、流量60〜180Kg/hrの間でオ
ーバーラン約80〜120%(油分45%のとき)及び
約200%(油分26%のとき)の良好な製品が得ら
れている。油分45%のクリームを用いた例では、
本案ホイツパーを用いた連続法による製品は、公
知の20クオートミキサーを用いたバツチ品に比べ
て保型性、離水性共に優れている。なお本考案
は、例示のホイツプクリームの製造のみならず、
その他の起泡食品、例えばホイツプドマーガリ
ン、バタークリーム、シヨートニングの製造その
他、流動体中に気泡を分散させる目的にも有利に
利用できる。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案は、比較的小規模の
連続ホイツパーにおいて、条件変化に即応するた
めのスペーサ間隔の調整が非常に容易で、しかも
広範囲の起泡率変化に対応しうる制作の容易な連
続ホイツパーを提供しえたことにより、起泡食品
産業の発展に寄与しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る連続ホイツパーの破断
縦断面図、第2図及び第3図は、本案ホイツパー
に使用しうる小孔付円板の夫々別々の平面図、第
4図は、第1図のホイツパーとミキサーを併用し
たクリームの製造手段の一例を示すフローシート
である。図中の符号の意味は以下のとおり、 1:シリンンダ、5:1の両端の取付用ネジ
溝、6:1の接続部、2a,2b:1内の孔付円
板、3:2a,2bの取付孔、4a,4b:2
a,2bの小孔、7:1内のネジ軸、8:2a,
2b取付用ナツト、9:1のエンドプレート、1
0:9の透孔、C:コンプレツサ、CM:冷媒、
D:本案ホイツパー、F:無菌フイルター、G1
G2:ギヤポンプ、M:ミキサー、N:吐出ノズ
ル、R:回転計、T:原料タンク、V:減圧弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各両端に入口及び出口を備えるシリンダと、該
    シリンダ内をその軸心に沿つて貫通するネジ軸
    と、該ネジ軸に対応する取付孔を中心部に穿たれ
    ている多数の小孔付き円板とからなり、該円板
    は、前記該ネジ軸に対しナツトにより互いに平行
    に取り付けられると共に、該円板の小孔は、中央
    の円板の小孔の中心と、これに対向する各両側円
    板の小孔の中心とを結ぶ線が互いに斜交するよう
    に各多数穿たれていることを特徴とする食品用連
    続ホイツパー。
JP14698984U 1984-09-28 1984-09-28 連続ホイツパ− Granted JPS60176237U (ja)

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JP14698984U JPS60176237U (ja) 1984-09-28 1984-09-28 連続ホイツパ−

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JPS60176237U JPS60176237U (ja) 1985-11-21
JPH0335375Y2 true JPH0335375Y2 (ja) 1991-07-26

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