JPH0335897Y2 - - Google Patents

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JPH0335897Y2
JPH0335897Y2 JP1986076912U JP7691286U JPH0335897Y2 JP H0335897 Y2 JPH0335897 Y2 JP H0335897Y2 JP 1986076912 U JP1986076912 U JP 1986076912U JP 7691286 U JP7691286 U JP 7691286U JP H0335897 Y2 JPH0335897 Y2 JP H0335897Y2
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crank chamber
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oil
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、圧縮機のクランク室に貯溜された
潤滑油のレベルを検出して警報等を行う飛沫給油
式圧縮機の潤滑油検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
給油式圧縮機においては、各摺動部に潤滑油を
常時供給することが必要であり、この潤滑油がな
くなると焼付きあるいは損傷等の大事故が発生す
る。潤滑油の給油方式には種々のものがあるが構
成が簡単な飛沫給油式が多く採用されている。こ
の飛沫給油式は、クランク室に潤滑油を貯溜させ
ておき、連接棒と共に回転移動する油かき羽根に
よつて潤滑油の飛沫を生成し、これを各摺動部へ
供給するものである。この時、潤滑油がなくなる
と、上記のような焼付き、損傷が発生するため、
潤滑油の量の日常確認と補給作業が重要な事項と
なつており、潤滑油の検出装置(オイルセンサ)
を圧縮機に備えることが採用されている。第2図
はこの種の従来の飛沫給油式圧縮機の潤滑油検出
装置を示す要部断面図である。図において、1は
往復ピストンのクランク軸などの圧縮要素の収納
室となるクランク室で、下部にボス部1aが形成
されている。2はフロート式のレベル検出装置本
体で、その取付部3が上記クランク室1のボス部
1aと螺合されている。即ち、ボス部1aの内周
壁には雌ねじが形成されており、このねじ溝と螺
合する雄螺子が取付部3の外周壁に形成されてい
る。更に、レベル検出装置本体2と取付部3とは
シール部材4を介してボルト5により外部を密封
して固定されている。又、レベル検出装置本体2
及び取付部3にはそれぞれ連通孔2a,3aが設
けられており、クランク室1内とレベル検出装置
本体2内とが同一の圧力となるように連通されて
いる。そして、レベル検出装置本体2内にはクラ
ンク室1に貯溜されている潤滑油6のレベルに応
じて上下方向に移動するフロート7が配設されて
おり、そのレベルが下限以下になると警報、停止
等が行われるようになつている。
次に動作について説明する。第3図aに示すよ
うに、圧縮機のピストンが往復駆動すると、それ
に伴なつて連接棒9に取り付けられた油かき羽根
8が潤滑油6をかき上げて飛沫を生成し、この潤
滑油6の飛沫がクランク室1内の各摺動部へ供給
される。この時、油かき羽根8によつてかき上げ
られた潤滑油6の大部分は油膜(油の壁)を形成
してクランク室1のレベル検出装置取付側の内壁
に向つて飛び散る。これにより、第3図bに示す
ように、クランク室1の内壁に付着した潤滑油は
下方に流れて油膜を生じクランク室1の内壁面と
潤滑油面で囲まれた密閉室が形成され、この密閉
室は油膜の前進と共に体積が減少し、内圧が上昇
する。従つて、検出装置本体2内(フロート室
内)の内圧も高まり、最後に上記油膜が取付部3
の油、空気通路となる連通孔3aに突入する。そ
して、このようなポンプ現象が次々と繰り返さ
れ、検出装置本体2内の圧力がある程度まで高ま
ると、第3図cに示すようにクランク室1内とレ
ベル検出装置本体2内とが油の壁を境目として圧
力差が生じ、検出装置本体2内の圧力がクランク
室1内の圧力より高くなつて、てレベル検出装置
本体2内の油滑油面を押し下げることにより、レ
ベル検出装置本体2内の潤滑油6のレベルが低下
する。この現象はクランク軸の回転数が増す程、
油膜の前進スピード及び油膜で囲われた密閉室の
形成回数が増す程活発になり、又前記回転数が増
す程クランク室1の内壁面を流れ落ちる油膜の量
が増し、検出装置本体2内の潤滑油6のレベル変
化に大きな影響を与えている。そして、この現象
が起きると、実際にはクランク室1内の潤滑油6
の量がまだ十分であるのに下限に達したと検出さ
れ、警報、停止などが発生して、装置の“誤作
動”が生じる。このため、従来よりクランク1室
とレベル検出装置本体2の間にバイパスパイプを
外部から取り付けて両者を連結するとが提案され
ており、これによつて上述のようなポンプ現象が
発生してもクランク室1と検出装置本体2とは常
に同一の内圧となり、装置の誤作動防止を図つて
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の飛沫給油式圧縮機の潤滑油検出装置は上
記のような構成となつており、圧縮機運転中のポ
ンプ現象によつて生じるクランク室1とレベル検
出装置本体2内の圧力差を外部のバイパスパイプ
を連結させることによつて解消しているが、この
バイパスパイプがクランク室の外側に突出しかつ
その先にレベル検出装置本体をとりつけているた
め、圧縮機の移動時等に破損し易すく、その取付
作業も煩わしいという問題点があつた。
この考案は、このような従来のものの問題点に
着目してなされたもので、簡易な構成で装置の誤
作動を防止できる飛沫給油式圧縮機の潤滑油検出
装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の飛沫給油式圧縮機の潤滑油検出装置
は、潤滑油が貯溜された圧縮機のクランク室と連
通し、その潤滑油のレベルを検出して警報等を行
うレベル検出装置本体を前記クランク室の外壁面
に直接とりつけてなる飛沫給油式圧縮機の潤滑油
検出装置において、内部にクランク室とレベル検
出装置本体との連通孔を有した遮蔽板を設け、且
つそのクランク室側の側端部に外側に突出した段
部を形成し、該段部に前記連通孔の開口端を設け
ると共に、該段部が前記クランク室の内壁面より
内側にくるように配設したものである。
〔作用〕
圧縮機運転中に潤滑油がかき上げられて油膜が
形成され、それがクランク室の内壁面から垂れ下
つてくるが、遮蔽板が設けられているのでその油
膜は遮蔽板に一端受け取められる。その時、遮蔽
板の側端部はクランク室の内壁面より内側にくる
ように配設してあり、しかも外端部には外側に突
出した段部を有しそこに連通孔の開口端があるの
で、潤滑油が段部を越えることなく遮蔽板の外周
を流下する。従つて、上記油膜によつて開口端が
閉塞されることがないので、結果的に連通孔は閉
塞されることはなく、クランク室内とレベル検出
装置本体内とは常に同圧となる。よつて、クラン
クケース室内とレベル検出装置本体内の油面レベ
ルが同一となり、検出装置の誤作動が防止され
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面について説明
する。
第1図はこの考案に係る飛沫給油式圧縮機の潤
滑油検出装置を示す要部断面図であり、従来の第
2図と同一構成要素の部分については同一符号を
付してある。図中、1は圧縮機のクランク室、1
aはそのボス部、2はレベル検出装置本体、2a
はその連通孔、3は取付部、3aはその連通孔、
4はシール部材、5は固定用のボルト、6は潤滑
油、7はフロート、8は油かき羽根、10は上記
取付部3とボルト11によつて固定されて一体的
に設けられた略筒状の遮蔽板で、クランク室1と
の連通孔10aを有し且つその開口端10bが側
端部で外側に突出した段部10cに有している。
そして、この段部10cは、取付時にクランク室
1の内壁面より内側にくるようにしてある。次に
動作について説明する。従来と同様圧縮機が運転
されてクランク軸(図示せず)が回転すると、連
接棒9の下部に取り付けられた油かき羽根8によ
つて潤滑油6がかき上げられて飛沫が発生し、こ
の潤滑油6の飛沫がクランク室1内に各摺動部へ
供給される。その際、かき上げられた潤滑油6に
よつて油膜が形成され、この油膜が第3図b,c
に図示のようにクランク室1の内壁面から垂れ下
がつてクランク室1とレベル検出装置本体たとえ
ばフロート室との連通孔を閉鎖し、密閉室を形成
しようとするが、遮蔽板10が設けられているた
め、上記クランク室1の内壁面から垂れ下がつた
油膜はこの遮蔽板10の外周部で受け止められ、
密閉室を形成することはない。即ち、遮蔽板10
には段部10cが形成されており、その連通孔1
0aの開口端10bのある側端部は外側に突出し
ているので、クランク室1内の内壁面から流下す
る油膜が上記遮蔽板10の段部10cを越えずに
外周より流下するため、上記連通孔10aの開口
端10bを閉塞するとはない。従つてクランク室
1の内圧とレベル検出装置本体2の内圧に圧力差
は発生せず、両者は圧縮機運転中においても常に
同圧の状態となる。このため、クランク室1と検
出装置本体2の潤滑油6のレベルは常に同一レベ
ルとなり、装置の誤作動が防止される。
このように、段部10cを有した遮蔽板10を
設け、又空気通路となる連通孔10aの開口端1
0bを潤滑油6の飛沫が直接当らない上記段部1
0cの外周面に設けているので、確実に密閉室が
形成されるのを簡易な構成で防止することができ
る。
なお、連通孔10aの開口端10bの位置は、
潤滑油6の飛沫が直接当らない側面であればどこ
でも良く、又このレベル検出装置本体は従来のオ
イルゲージの取付部に簡単に取り付けることが可
能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、潤滑
油が貯溜された圧縮機のクランク室との連通孔を
有し且つその開口端が側端部で外側に突出した段
部を有した遮蔽板を設け、この遮蔽板の段部がク
ランク室の内壁面より内側にくるように配設した
ため、潤滑油の油膜がクランク室の内壁面から垂
れ下がつて密閉室を形成するのを確実に防止する
ことができ、従つて簡易な構成でクランク室内と
検出装置本体内の圧力を常に同一にすることがで
き、装置の誤作動を確実に防止することができる
という効果がある。
尚、本案は、レベル検出手段としてフロートを
例にとつたが、他のレベル検出手段、例えば電極
棒検出においても同様の効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部断面
図、第2図は従来例を示す一部断面図、第3図
a,b,cは従来の装置の動作を説明するための
一部断面図である。 1……クランク室、2……レベル検出装置本
体、2a……連通孔、3……取付部、3a……連
通孔、6……潤滑油、10……遮蔽板、10a…
…連通孔、10b……開口端、10c……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 潤滑油が貯溜された圧縮機のクランク室と連通
    し、その潤滑油のレベルを検出して警報等を行う
    レベル検出装置本体を前記クランク室の外壁面に
    直接とりつけてなる飛沫給油式圧縮機の潤滑油検
    出装置において、内部にクランク室とレベル検出
    装置本体との連通孔を有した遮蔽板を設け、且つ
    そのクランク室側の側端部に外側に突出した段部
    を形成し、該段部に前記連通孔の開口端を設ける
    と共に、該段部が前記クランク室の内壁面より内
    側にくるように配設したことを特徴とする飛沫給
    油式圧縮機の潤滑油検出装置。
JP1986076912U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0335897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986076912U JPH0335897Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JPS62188568U JPS62188568U (ja) 1987-12-01
JPH0335897Y2 true JPH0335897Y2 (ja) 1991-07-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9475559B2 (en) 2013-07-03 2016-10-25 Hobie Cat Company Foot operated propulsion system for watercraft

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114409U (ja) * 1976-02-27 1977-08-31
JPS5343525U (ja) * 1976-09-20 1978-04-14

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US9475559B2 (en) 2013-07-03 2016-10-25 Hobie Cat Company Foot operated propulsion system for watercraft

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JPS62188568U (ja) 1987-12-01

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