JPH0336028A - 耐内容物性に優れた鋼板基質成形缶およびその製造方法 - Google Patents

耐内容物性に優れた鋼板基質成形缶およびその製造方法

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JPH0336028A
JPH0336028A JP17115989A JP17115989A JPH0336028A JP H0336028 A JPH0336028 A JP H0336028A JP 17115989 A JP17115989 A JP 17115989A JP 17115989 A JP17115989 A JP 17115989A JP H0336028 A JPH0336028 A JP H0336028A
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JP
Japan
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steel plate
resin
saturated polyester
layer
polyester resin
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JP17115989A
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Yashichi Oyagi
大八木 八七
Tomohiko Hayashi
林 知彦
Hiroshi Nishida
浩 西田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は缶容器、特に化粧品・除毛剤・毛染め剤等を
内容物とする容器を対象とし、絞りあるいは絞りとしご
き加工〈以下、OI加工と称する)にて成形される耐内
容物性に優れた鋼板基質成形缶に関するものである。
[従来の技術] 近年、缶容器の利便性を追求する動きは強く、化粧品・
除毛剤・毛染め剤等の液体あるいは半液体製品の大部分
は、容器内内FEにより内容物を噴出する、いわゆるエ
アソール()iに充填されている。
エア・ノール缶は、噴射剤と内容物を一賭にブFのつい
た気活な容器に充填したもので、弁を開くことにより、
容醪内噴射剤のガス圧で噴射剤と内容物を弁の細孔より
霧、泡抹粉状に噴出させる仕組になっている。
エアゾール(丘は、その圧力源としてフロンガスを長年
使用してさたか、近年の地球環境の保護問題によりフロ
ンガスの使用を制限する動きが世界的になってき′Cい
る。この動きは、必然的にエアゾール(1;の噴射剤を
他の物質に転換する必要性をもたらし、かって使用され
ていたLPG(液体状プロパンガス)あるいはDME 
(ジメチルエーテル)等が代杆削として名−えられてい
る。この際、1.PGあるいはDMEは、水と混合して
使用されるためフロンガスの場なよりも厳しい腐食性を
有する内容物組成となり、容器の耐内容物性が問題とな
ることが懸念されている。
従来の金属製エアゾール缶は、ブリキあるいはアルミニ
ウムを素材とし、十m付けによる3ピ一ス缶あるいはD
I加圧にて缶胴の成j1□を行う2ピ一ス缶あるいはモ
ノブロック缶等が製造されている。現在では2ピ一ス缶
あるいはモノブロック缶か事体であり、Di成形および
洗浄後、必要に応して化成処理を行い、内面塗装および
外面印刷さらにはネッキング加J−・フランジ加工等を
行い生pYされている。
内容物に対する耐食性は、成形加r後スプレー塗装によ
り施される缶内面′r!!膜により付与されるが、缶形
状そのものか1層内面塗11Qの完全性を阻書すること
が多く問題となっていた。すなわち、缶径が小さく、細
長い缶1f4の内面をスプレー塗装により完全に塗装す
ることが困難であった。’* ’A gt<の缶体には
部分的に微小な無塗装部分かノ1:じ、その部分より腐
食が進行するため、2間あるいは3回の塗装を施し塗装
欠陥を皆無にする努力がなさ41ていた。
そのような努力にもかかわらず未だ完全な缶体がjII
られているとはいえず、更にフロンガス問題より派生し
た内容物の高腐食性化の問題を抱えるにjiつた。
[9,明か解決しようとする課題] 本発明は、 fil加丁(絞りあるいは絞りとしごき加
「)により製造される細長い缶形状の容器、特に鋼板製
エアゾール容器の耐内容物性を飛躍的に高めるために発
明されたものである。
1課題を解決するための手段] 転発明の最大の特徴は、少くとも該容器内向側に、−ト
層に飽和ポリエステル樹脂、4層にフッ素樹脂の2層樹
脂皮膜を形成させることにある。
周知のごとく、飽和ポリエステル樹脂は、使用可能温度
範囲が広い・水蒸気やガスの透過性が小さい・多くの物
質に対し化学的C安定であるという特徴を有し、食品包
装分野で多用されている樹脂の一つである。この樹脂を
エアゾール容器に使用する場合、鋼板に対する密着性は
、ある特定のJllliを使用することにより、厳しい
DI加工にも耐える良好なものを得ることができるが、
耐内容物性のんでは耐アルカリ性・耐曲性に劣るため、
部の内容物に対する耐良性が■−分得られない場合があ
り、また耐DME性C問題があり噴射剤の種類に制服か
生しる点に問題がある。
一方、フッ粗樹脂の場合、耐アルカリ性・耐itb性さ
らには耐DME性の問題はなく、耐食性的にはなんら問
題はないか、鋼板に対する密着性の問題があり、満足す
べき通用法がない状態にあった。
本発明はこれらの樹脂の特性を生かし、1層飽和ポリエ
ステル樹脂、−4層にフッ素樹脂の2層樹脂皮膜構造を
形成させることにより、加T性・密着性・耐内容物性共
に優れた製品を得ることを可能にしたものである。
本発明における缶壁部における飽和ポリエステル樹脂の
厚みは4〜40μLフツ素樹脂の淳みは2〜20μmの
範囲にあることが好ましく、この樹脂は予め加工前の鋼
板表面にラミネート鋼板として積層される。但し、飽和
ポリニスデル樹脂とフッ素樹脂の2層構造についてはラ
ミネート鋼板段階では存在するものではなく、製缶工程
にて形成されるものであることが本発明の大きなを特徴
である。
前述の樹脂厚みはib壁部における厚みを示すものであ
り、鋼ゝ板表向への積層口2¥点ではDI加工度を加味
した厚みのものか使用されるものであることを付言する
。各樹脂の厚みは、下限未満では皮+1Qとしての完全
さか期待できず耐食性面での不安が生し、上限を超える
と効果が飽和すると共に経済性の問題かあるため、1述
の範囲の値に制限したものである。
0■成形によりエアゾール缶を製造するためには、1〜
2回の絞り加工および2〜3回のしごき加工を行い、モ
ノブロック缶の場合には口絞り加工等が継続して行われ
る。このような多段階の成形に対し、樹脂皮膜が破壊さ
れず供全な皮膜として残存させるには、積層される飽和
ポリエステル樹脂皮膜の結晶構造および樹脂特性に大き
な制約条件が存在する。
まず第1に、飽和ポリエステル樹脂皮膜の結晶構造は非
晶質構造とする必要があり、その理由は成形加工性にあ
る。但し、非晶′R構造を有する皮膜であっても、数次
の力「[途中にてその構造か変化し、加工による結晶化
が起こり易い樹脂の場合には品質の劣る缶体になる。こ
れを回避するための条件とし・て、非品性結晶構造を有
すると共に、冷結晶化熱・融解熱の特定された樹脂を使
用することが必要とされる。積層された飽和ポリエステ
ル樹脂皮膜の特性として、その冷結晶化熱か(示差走査
熱量計にて5℃/分の加熱速度で測定)6cal/g以
下であること、融解熱がs cal/g以下であること
のいずれか一方または双方を満足することを必要とする
。この条件を満足していれば、数次の絞り加工を受けて
も、加工途中での加工性低下が少なく、良好な塗11Q
健全性を有する製品を得ることが可能である。
使用されるポリエステル樹脂は、分子釦中に二組結合を
含まない飽和ポリエステル樹脂で、周知のように飽和多
価カルボン酸と飽和多価アルコールとの重合体である。
飽和多価カルボン酸としてテレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、アジピン酸、セバシン酸等が、また飽和多
価アルコールとしてエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,4ブタンジオ
ール、ポリアルキレンゲリコールの誘導体等があり、こ
れらのホモポリマー、コポリマーの単体及びブレンド物
が使用される。この樹脂は予めフィルム状に加工して使
用されるが5フツ素樹脂との2層構造を得るための特殊
なフィルムを作成する必要があり、それについては後述
する。
フッ素樹脂については大きな制約を有するものではない
が、製缶工程にて2層皮膜を効率的に形成させるための
作業条件面より好ましい条件が存在する。本発明では、
ポリエステル樹脂中に分散状に含まれたフッ素樹脂を製
缶工程にて加熱溶融することにより相分離し、フッ素樹
脂皮膜を形成させることを特徴としている。その際、鋼
板と樹脂皮膜との良好な密着性を得るためには、予め2
層構造のフィルムを準備することが有効である。
但し、この場合の2層構造は、鋼板と接触する面はツー
I素樹脂を含まないポリエステル樹脂層とし、他面には
フッ素樹脂を分散状に含む飽和ポリエステル樹脂にて構
成される2層構造フィルムである。ポリエステル樹脂は
同一組成のものが使用され2層間の密着性が確保される
このフィルムは密着性を確保するための適当な処理がな
された鋼板表面に加熱・接着される。このラミネート鋼
板を成形加工後、該飽和ポリエステル樹脂および該フッ
素樹脂の融点以上の温度に該成形加工物を加熱し、両樹
脂を加熱溶融することにより相分離を起こさせ、下層に
飽和ポリエステル樹脂、上層にフッ素樹脂の2層樹脂皮
膜構造を形成させることにより、加工性・密着性・耐内
容物性共に優れた製品を得るものである。
従って使用されるフッ素樹脂としてはポリエステル樹脂
の融点に近いものが好ましいことか明白であり、PVd
F (ポリビニリデンフルオライド〉、P(:TFE(
ポリクロロトリフルオロエチレン)、εTFE(テトラ
フルオロエチレン−エチレン共償合体)、FEP(テト
ラフルオロエチレン〜ヘキサフルオロプロピレン共重合
体)等が推奨される。これらのフッ素樹脂は粉末状のも
ので成膜特にポリエチレン樹脂中に添加され、フィルム
中に分散状に存7Fさせられる6阜質がポリエチレン樹
脂のため、 200〜300℃の温度範囲で溶融し、比
較的低粘付のものが甲ましい。
[実施例] (実施例り 板厚0 、50a+mの薄鋼板の片面に錫めっき(2,
8g/m 2 )を施した後、もう片方の面にクロメー
ト処理C金属クロム85mg/+2.水和酸化クロム1
51Ig/m2(Crとして))を施し5通電加熱によ
り板温か180℃に達したところで、片面が飽和ポリエ
ステル共電合体樹脂(J7みlOμ)よりなり、もう片
面は該飽和ポリエステル共ffi合体樹脂にポリクロロ
トリフルオロエチレンを分散状に包含させた樹脂層(J
5み50μ、フッ素樹脂含有率30vol!k)を有す
る2層構造フィルムを鋼板表面(クロメート処理面)に
積層させた。この際、フッ素樹脂を含まない樹脂層を接
着層として選択し、270″C程度まで加熱し樹脂層全
体を溶融させた後水中に急冷した。急冷後の飽和ポリニ
スデル共重合体樹脂層を、示差走査熱量計(加熱速度5
℃/分)にてその冷結、111化熱・融解熱を調べたと
ころ、各々4Jcal/gおよび5.0cal/gであ
った〇 この鋼板を、錫めっき而が缶外面になるようにして、2
回の絞り加工”および3回のしごき加工により、側壁の
板厚(鋼として)が0.20mmになるまで加工し、外
径40Ill11・缶高さ120++mの細長い;丘体
を得た。このものを脱脂後、275℃にまで加熱し、1
0分間保持後水冷した。この缶体は、外面印刷後ネッキ
ング、フランジング加工を施し最終製品にまで加工され
た。最終製品の缶体内面を調べたところ、表層はその4
体がポリクロロトリフルオロエチレンである約6μのフ
ッ素樹脂層、内贋は約18μの飽和ポリエステル共重合
体樹脂の2層構造が確認された。
この容器に5強アルカリ性を示す除毛剤を内容物として
充填し、実情貯蔵試験(55℃×1ケ月)後の缶体内面
を観察したところ、全く腐食による変化なく極めて優れ
た耐食性を有するものであった。
(比較例1〉 実施例1と1・・j様に、板J50.50g1mの薄鋼
板の片面に錫めっき(2,8g/lll7)を施した後
、もう片方の面にクロ、メート処理(全域クロム85B
/m”、水和酸化クロム15mH10+’(Crとし、
て)〉を施し5通電加熱により板温か180℃に達した
どころで、飽和ポリエステルji、−ii合体樹脂1層
(nみ60μ)よりなるフィルムを鋼板表向(クロメー
ト処理面〉に積層させた。ラミネート条件は実施例1と
同様270℃楳度まで鋼板を加熱し、樹脂屑全体を溶融
させた後水中に急冷した。急冷後の飽和ポリエステル共
鳴合体樹脂層を、示差走査熱量計(加熱速度5℃/分)
にてその冷結晶化熱・融解熱を調べたところ、各tz 
4.5cal/gおよび4.8cal/gであった・こ
の鋼板を、実施例1と同様錫めっき面が缶外面Cなるよ
うにして、2回の絞り加工および3回のしごき加りによ
り、側壁の板厚(鋼として)が0 、20msになるま
で加工し、外径40s層・缶高さ120■の細長い缶体
を得た。この缶体は、外面印刷後ネッキング、フランジ
ング加Lf!−施しa終製品にまで加工された。最終製
品の缶体内面は当然のことながら、約24μの飽和ポリ
エステル共重合体樹脂の11構造か確認された。
この容器に強アルカリ性を示す除毛剤を内容物として充
填し、実情貯蔵試験(55℃)を行ったところ、短時間
のうちに飽和ポリエステル樹脂皮膜が浮き−にかり実用
性のないことが明白であった。
[発明の効果] 実施例にて詳述したごとく1本発明は飽和ポリエステル
樹脂およびフッ素樹脂の2層成+1!Q構造を有する鋼
板製容器を、フィルム製造、ラミネート鋼板製造、缶体
製造の全丁程を一貫した技術思想条件−ドで製造可能に
したものであり、特に多段絞り缶、DI缶(絞りとしご
き加工)専の厳しい加−■ニ用途に通用可能なものであ
る。
従って、その他の容器(浅絞り缶、打ち抜き蓋等)にも
通用可能なことは当然である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絞りあるいは絞りとしごき加工にて成形される鋼板
    基質の容器において、少なくとも該容器内面側に、下層
    に飽和ポリエステル樹脂、上層にフッ素樹脂の2層樹脂
    皮膜を有することを特徴とする耐内容物性に優れた鋼板
    基質成形缶。 2、缶壁部における飽和ポリエステル樹脂の厚みが4〜
    40μm、フッ素樹脂の厚みが2〜20μmにあること
    を特徴とする請求項1記載の耐内容物性に優れた鋼板基
    質成形缶。 3、飽和ポリエステル樹脂の結晶性の尺度として、樹脂
    皮膜の冷結晶化熱が6cal/g以下であること、融解
    熱が8cal/g以下であることのいずれか一方または
    双方を満足し、その密度が1.36以下であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の耐内容物性に優れた鋼板
    基質成形缶。 4、鋼板に積層される面にフッ素樹脂を含まない飽和ポ
    リエステル樹脂、他面にはフッ素樹脂を分散状に含む飽
    和ポリエステル樹脂にて構成される2層構造フィルムを
    作成し、該フィルムを積層するラミネート鋼板を成形加
    工後、該飽和ポリエステル樹脂および該フッ素樹脂の融
    点以上の温度に該成形加工物を加熱し、請求項1記載の
    2層樹脂皮膜構造を得ることを特徴とする耐内容物性に
    優れた鋼板基質成形缶の製造方法。
JP17115989A 1989-07-04 1989-07-04 耐内容物性に優れた鋼板基質成形缶およびその製造方法 Pending JPH0336028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320658A (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 Toray Ind Inc 金属貼り合わせ用フイルム
JP2007262677A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Maeda Corp 全旋回機自走装置

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