JPH0336162Y2 - - Google Patents

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JPH0336162Y2
JPH0336162Y2 JP1983110679U JP11067983U JPH0336162Y2 JP H0336162 Y2 JPH0336162 Y2 JP H0336162Y2 JP 1983110679 U JP1983110679 U JP 1983110679U JP 11067983 U JP11067983 U JP 11067983U JP H0336162 Y2 JPH0336162 Y2 JP H0336162Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、無人車の走行制御装置に関する。
本願出願人は、走行駆動モータと、速度制御信
号を発生する速度制御信号発生回路と、速度制御
電圧発生回路の出力電圧信号に基づいて走行駆動
モータの回転速度を制御するモータ制御回路と、
走行駆動モータの回転速度を検出する回転速度検
出器と、回転速度検出器の検出信号を走行駆動モ
ータの回転速度に相当する電圧信号に変換し、走
行駆動モータの回転速度が指定速度に対応した回
転速度になるように速度制御電圧発生回路の出力
電圧信号を制御する速度制御回路とを備えた無人
車をすでに開発している。
このような無人車において、速度制御回路に故
障が発生すると、速度制御不能となり、速度制御
信号発生回路の出力電圧が上昇して無人車が暴走
するおそれがある。
この考案は上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、速度制御回路に故障が発生して速度制御不
能となつた場合に、車速を強制的に遅くさせるこ
とができ、したがつて暴走を防止できる無人車の
走行制御装置を提供することを目的とする。
この考案による無人車の走行制御装置は、速度
制御信号発生回路車速制御回路と暴走防止回路と
を有する無人車の走行制御装置であつて、速度制
御信号発生回路は、車速制御回路と暴走防止回路
との出力信号によつて制御され、車速レンジに対
応した信号電圧を発生し、その出力でモータ制御
回路を制御するものであり、車速制御回路は、回
転速度検出器によつて検出された走行駆動モータ
の回転速度を相当する電圧信号に変換し、車速レ
ンジに対応した車速制御信号を発生して出力する
ものであり、暴走防止回路は、速度制御不能検出
回路と電圧低下回路とを有し、速度制御不能検出
回路は、車速制御回路の前記回転速度に相当する
電圧信号と、速度制御信号発生回路の出力電圧信
号を入力して、その差分から車速制御回路の故障
を検知して故障有検知信号を出力するものであ
り、電圧低下回路は、前記故障有検知信号を入力
し、速度制御信号発生回路の出力電圧を低下させ
る信号を発生して出力するものであることを特徴
とする。
この考案による無人車の走行制御装置は上述の
ような構成を有しているから、速度制御回路に故
障が発生して速度制御不能となつたことを検出で
きかつ速度制御不能を検出したときに車速を減少
させることができる。したがつて速度制御不能と
なつた場合に無人車が暴走するのを防止すること
ができる。
以下、図面を参照してこの考案の実施例につい
て詳述する。
第1図は無人車の走行制御装置を示している。
無人車は駆動モータ2によつて走行駆動される。
駆動モータ2は直流電源1により駆動される。駆
動モータ2には、励磁回路3とモータ駆動電流制
御用トランジスタ4とが直列に接続されている。
励磁回路3は、励磁コイル3aと、励磁コイル
3aの接続を切替えるための正転用切替スイツチ
3fおよび逆転用切替スイツチ3rと、から構成
されている。前進・後進設定器(図示略)に前進
走行命令が入力された場合には、正転用切替スイ
ツチ3fがオン(接片が固定接点aに接続)さ
れ、逆転用の切替スイツチ3rがオフ(接片が固
定接点bに接続)される。逆に後進走行命令が入
力された場合には、正転用切替スイツチ3fがオ
フ(接点bに接続)され、逆転用切替スイツチ3
rがオン(接点aに接続)される。後述する逆転
制動制御用リレー67が作動されると、正転用切
替スイツチ3fがオンされ、逆転用切替スイツチ
3rがオンされる。
走行制御装置は、車速レンジ指定信号および緊
急停止命令が入力されるリレー回路20を備えて
いる。リレー回路20は、第1速〜第4速の車速
レンジ指定用入力端子I1〜I4および緊急停止
命令入力端子I5とアースとの間にそれぞれ接続
された各車速レンジ制御用リレー21〜24およ
び緊急停止制御用リレー25を備えている。
各車速レンジは、第1速が最も遅い速度であ
り、第2、第3、第4速と順に速い速度となつて
いる。各リレー21〜25には、逆流防止用ダイ
オード27と表示灯(発光ダイオード)26とが
並列にそれぞれ接続されている。
緊急停止命令入力端子I5は、第1速用リレー
21にも接続されている。各リレー21〜25は
対応する入力端子I1〜I5にたとえば手動スイ
ツチ(図示略)などにより、動作電圧が印加され
ることにより作動される。第1速制御用リレー2
1は、緊急停止命令入力端子I5に動作電圧が印
加されたときにも作動される。各手動スイツチ
は、あるものがオンされると他のものが自動的に
オフとなるようになつている。緊急停止命令入力
端子I5には、逆転制動制御用リレー67のb接
点67b2も接続されている。
モータ駆動電流制御用トランジスタ4は、速度
制御信号発生回路30の出力を入力するモータ制
御回路40によつて制御され、速度制御信号発生
回路30の出力電圧VAは速度制御回路50によ
つて制御される。
速度制御信号発生回路30は、徐々に加速して
衝撃のない発進を行なうためのもので、リレー回
路20の各車速レンジ制御用リレー21〜24の
a接点21a1〜24a1と、立上り・立下り制
御回路31と、オペアンプ(演算増幅器)32と
を備えている。
第2〜第4速制御用リレー22〜24のa接点
22a1〜24a1は、互いに並列に接続されて
いる。立上り・立下り制御回路31は、抵抗3
3,34,35b、コンデンサ36およびダイオ
ード37,35aからなる充放電回路で構成され
ている。
第1速制御用リレー21のa接点21a1に直
列接続された抵抗33と、第2〜第4速制御用リ
レー22のa接点22a1〜24a1の並列回路
に直列接続された抵抗34と、一方の抵抗33の
入力側にアノードが、他方の抵抗34の入力側に
カソードが接続されたダイオード37と、両抵抗
33,34の出力側に接続され負極が設置された
コンデンサ36とによつて充電回路が構成されて
いる。
コンデンサ36と、コンデンサ36の正極にア
ノードが接続されたダイオード35aと、ダイオ
ード35aのカソードに接続された接地抵抗35
bとによつて放電回路が構成されている。そし
て、充電回路の出力がオペアンプ32の非反転入
力になつている。
各a接点21a1〜24a1には動作電圧が印
加されている。そしてオペアンプ32の出力電圧
は、可変抵抗38および抵抗39を介してモータ
制御回路40に送られる。
第1速制御用リレー21のa接点21a1がオ
ンされると、抵抗33と抵抗34との並列回路を
介してコンデンサ36に充電電流が流れ、コンデ
ンサ36は徐々に充電され、それに伴つてオペア
ンプ32の入力電圧は徐々に上昇する。したがつ
て速度制御信号発生回路30の出力電圧VAは、
第2図にVA1で示すように徐々に上昇し、コン
デンサ36の充電量が飽和量に達すると基準電圧
VO1(たとえば6V)となる。
第2〜第4速制御用リレー22〜24のa接点
22a1〜24a1のいずれかがオンされると、
抵抗34を介してコンデンサ36に充電電流が流
れ、コンデンサ36が徐々に充電され、それに伴
つてオペアンプ32の入力電圧は徐々に上昇す
る。
抵抗34は、抵抗33と抵抗34との並列回路
の合成抵抗よりも大きいので、速度制御信号発生
回路30の出力電圧VAは、第2図にVA2で示
すようにVA1よりもゆるやかな立上りで、すな
わちより遅く上昇して基準電圧VO1に達する。
すなわち第1速よりも大きいレンジである第2
〜第4速が指定された場合には、第1速が指定さ
れたときよりも、無人車は指定速度にゆつくりと
到達する。したがつて、この速度制御信号発生回
路30においては、いずれの車速レンジが指定さ
れた場合であつても一般に出力電圧VAは、ゆつ
くりと立上り、大きい車速レンジが指定された場
合には、出力電圧VAはさらにゆつくりと立上
る。このため衝撃のないスムーズな発進を行なう
ことができる。
一方、オンされていたa接点21a1〜24a
1がオフされると、コンデンサ36に充電されて
いる電荷がダイオード35aおよび抵抗35bを
通して接地側に放電されるので、ゆるやかな立上
りで基準電圧は零となる。したがつて衝撃のない
スムーズな停止を行なえる。
モータ制御回路40は、速度制御信号発生回路
30の出力電圧VAを増幅するオペアンプ41、
オペアンプ41の出力電圧をその電圧に比例した
パルス幅をもつパルス信号に変換するパルス発生
回路42、およびパルス発生回路42の出力に基
づいてモータ駆動電流制御用トランジスタ4を駆
動する駆動回路43から構成されている。
オペアンプ41に入力する電圧VAが大きくな
ると、パルス発生回路42の出力信号のパルス幅
(デユーテイ比)が大きくなるので、トランジス
タ4のオン時間のオフ時間に対する比(通流率)
が大きくなる。したがつて走行駆動モータ2の駆
動電流が大きくなり、走行駆動モータ2の回転速
度が速くなつて、無人車の速度が上昇する。反対
に電圧VAが小さくなると無人車の速度が下降す
る。
走行制御装置の各回路の電源電圧は、図示しな
いが駆動モータ2の直流電源1を電源とする動作
電圧発生回路10によつて供給されている。しか
しながら、上述したように駆動モータ2は、チヨ
ツパ制御されているので、駆動モータ2によつて
逆起電圧交流パルスが発生し、この交流パルスに
よつて、各回路素子の破損を招くおそれがある。
そこで駆動モータ2の入力側と動作電圧発生回路
10との間に交流成分カツト用のチヨーク・コイ
ル5を接続して、上記交流パルスを除去してい
る。
速度制御回路50は、回転速度検出器51、
F/V変換回路52、増幅回路53および電圧制
御用トランジスタ54から構成されている。
回転速度検出器51は、走行駆動モータ2の回
転速度を検出して回転速度に比例した周波数のパ
ルス信号を出力する。F/V変換回路52は、回
転速度検出器51から出力されるパルス信号をそ
の周波数を表わす電圧に変換する。増幅回路53
は、F/V変換回路52の出力電圧VBを指定速
度(第1〜第4速)が速いものほど小さい増幅度
で増幅する。電圧制御用トランジスタ54は、
F/V変換回路52の出力電圧VBが指定速度を
表わす電圧になるように、増幅回路53の出力電
圧VCに基づいて速度制御信号発生回路30の出
力電圧VAを制御する。
増幅回路53は、オペアンプ55と、増幅度設
定回路56とからなる。オペアンプ55の非反転
入力端子にはF/V変換回路52の出力電圧VB
が印加される。反転入力端子は、増幅度設定回路
56を介して接地されている。オペアンプ55に
は、帰還抵抗57を通して負帰還がかけられてい
る。オペアンプ55の出力電圧VCは、抵抗58
およびツエナ・ダイオード59を介して上記トラ
ンジスタ54のベースに印加される。
トランジスタ54のコレクタには速度制御信号
発生回路30の出力VAが逆転制御用リレー67
のb接点67b1を介して送られる。増幅度設定
回路56は、オペアンプ55の反転入力端子と接
地間に並列接続されたリレー回路20の第1〜第
4速制御用リレー21〜24の各a接点21a2
〜24a2を備えており、各a接点21a2〜2
4a2には、各車速レンジの増幅度設定用抵抗R
1〜R4と第1〜第4速の各速度調整用可変抵抗
VRとの直列回路が直列にそれぞれ接続されてい
る。
増幅度設定用抵抗R1〜R4の抵抗値は、第1
速の増幅度設定用抵抗R1が最も小さく、第2
速、第3速、第4速の増幅度設定用抵抗R2,R
3,R4の順に大きくなつている。したがつて増
幅回路53の増幅度は第1速用a接点21a2が
オンされたときが最大となり、第2速、第3速、
第4速a接点22a2,23a2,24a2のオ
ンの順に小さくなる。
第3図は、回転速度検出器51の出力信号の周
波数[Hz](無人車の速度v[Km/h])に対する
F/V変換回路52の出力電圧VB[V]および
各車速レンジごとの増幅回路53の出力電圧VC
[V]のデータを示している。
第4図は、回転速度検出器51の出力信号の周
波数[Hz]に対する速度制御信号発生回路30
の出力電圧VA[V]のデータを示している。
第3図および第4図においてVC1min〜
VC4minおよびVA1min〜VA4minは、速度調整
用可変抵抗VRの抵抗値を零にすることによつて
第1〜第4速の各速度を各速度範囲内の最小値に
調整した場合のF/V変換回路52の出力電圧
VCおよび速度制御信号発生回路30の出力電圧
VAを表わしている。
また、VC1max〜VC4maxおよびVA1max〜
VA4maxは、可変抵抗VRの抵抗値を最大値にす
ることによつて、第1〜第4速の各速度を各速度
範囲内の最大値に調整した場合のVCおよびVA
を表わしている。
走行駆動モータ2の回転速度が大きくなると、
回転速度検出器51の出力信号の周波数が高く
なり、F/V変換回路52の出力電圧VBが大き
くなるので、オペアンプ55の出力電圧VCも大
きくなる。この場合、第1〜第4速のうち大きい
車速レンジに設定されるほど、増幅回路53の増
幅度は小さいのでVCは指定された車速レンジが
大きくなるほど小さい。
オペアンプ55の出力電圧VCがツエナ・ダイ
オード59の降伏電圧以下のときは、トランジス
タ54のベースには電流は流れないが、電圧VC
が降伏電圧を越えると、トランジスタ54のベー
スに電流が流れ、かつこのベース電流は電圧VC
が大きくなるにつれて大きくなる。
トランジスタ54のコレクタ電流はベース電流
にほぼ比例して大きくなるので、電圧VCが大き
くなると、コレクタ電流が大きくなり速度制御信
号発生回路30の出力抵抗38,39による電圧
降下が大きくなる。したがつて速度制御信号発生
回路30の出力電圧VAは減少する。
出力電圧VAは、駆動モータ2の回転数が、指
定速度(指定された車速レンジの速度)に対応す
る回転数に到達すると一定電圧に保たれる。大き
い車速レンジほど駆動モータ2の同一回転数に対
して電圧VCが小さくなるので、大きい車速レン
ジほど出力電圧VAが大きい値に落ち着く。すな
わち大きい車速レジほど車速が大きな速度に制御
される。
車速が指定速度となつたのちに、車速が指定速
度よりも小さくなると、電圧VCが減少するので
電圧VAが増加し、モータ制御回路40のパルス
発生回路42から出力されるパルス信号のデユー
テイ比が大きくなり、トランジスタ4の通流率が
大きくなつてモータ駆動電流が大きくなり、車速
が上昇する。
逆に車速が指定速度よりも大きくなると、電圧
VCが上昇するので、電圧VAが減少し、モータ
駆動電流が小さくなつて車速が下降する。つま
り、指定速度になるように、車速が自動制御され
る。
駆動モータ2の駆動電流は、過負荷防止用電流
制限回路80、逆転制動用電流制限回路90およ
び過熱防止用電流制限回路100によつて制限さ
れる。
過負荷防止用電流制限回路80は、過負荷時に
駆動電流を制限するものであつて駆動モータ2の
駆動電流を検出する電流検出器81、電流検出器
81の検出出力を所要の増幅度で増幅する増幅回
路82、および増幅回路82の出力に基づいて速
度制御信号発生回路30の出力電圧VAを制御す
るトランジスタ83を備えている。
増幅回路82の出力は、抵抗84、ダイオード
85、およびツエナ・ダイオード86を介してト
ランジスタ83のベースに送られる。増幅回路8
2の増幅度は、電流検出器81の検出電流が過負
荷検出用基準電流を越えたときに、増幅回路82
の出力電圧がツエナ・ダイオード86の降伏電圧
を越えるように設定されている。
トランジスタ83のコレクタは、逆転制動制御
用リレー67のb接点67b1を介して速度制御
信号発生回路30の出力側に接続されている。
駆動モータ2の負荷が大きくなり、駆動電流が
過負荷検出用基準電流を越えると、トランジスタ
83のベースに電流が流れ、コレクタ電流が流れ
る。すると速度制御信号発生回路30の出力抵抗
38,39による電圧降下が増大し、速度制御信
号発生回路30の出力電圧が減少する。すると、
トランジスタ駆動回路40のパルス発生回路42
から出力されるパルス信号のデユーテイー比が小
さくなり、トランジスタ4の通流率が小さくなつ
てモータ駆動電流が減少する。この結果過負荷時
の駆動電流が制限される。
逆転制動用電流制御回路90は、逆転制動時の
駆動電流を制限するものであつて、上記過負荷防
止用電流制限回路80と同様に電流検出器81、
増幅回路91およびトランジスタ92を備えてい
る。
電流検出器81は、過負荷防止用電流制限回路
80のものが兼用されている。増幅回路91の出
力は、抵抗93およびツエナ・ダイオード94を
介してトランジスタ92のベースに送られる。ト
ランジスタ92のコレクタは逆転制動制御用リレ
ー67のa接点67aを介して基準電圧発生回路
30の出力側に接続されている。トランジスタ9
2のベースとツエナ・ダイオード94との接続点
は緊急停止制御用リレー25のa接点25aを介
して接地されている。
逆転制動用電流制御回路90は、逆転制動時の
モータ駆動電流すなわち制動力を小さくして、制
動時の衝撃をやわらげるために設けられたもので
ある。したがつて調整すべき制動時のモータ駆動
電流は上記過負荷検出用電流より当然小さいので
上記過負荷防止用電流制限回路80の場合より
も、低いモータ駆動電流で作用するように増幅回
路91の増幅度は過負荷防止用電流制限回路80
の増幅回路82のそれよりも大きく設定されてい
る。
過熱防止用電流制限回路100は、モータ駆動
電圧制御用トランジスタ4の発熱温度が高くなつ
たときに、トランジスタ4に流れる駆動電流を小
さくしてトランジスタ3の過熱を防止するために
設けられたものであり、モータ駆動電流制御用ト
ランジスタ4の発熱温度を検出する温度検出器1
01および温度検出器101の検出出力を増幅す
る増幅回路102を備えている。そして、増幅回
路102の出力が抵抗103およびダイオード1
04を介して、過負荷防止用電流制限回路80の
ツエナ・ダイオード86に送られる。
モータ駆動電流制御用トランジスタ4の発熱温
度が高くなると、トランジスタ83がオンされ、
速度制御信号発生回路30の出力電圧VAが下降
し、モータ駆動電流制御用トランジスタ4の通流
率が低くなるので駆動電流が減少し、したがつて
トランジスタ4の発熱温度が低下する。
走行制御装置には車速を大幅に減速するような
車速が指定されたときに、短時間で指定速度まで
無人車を減速すために、自動プラツキング回路が
設けられている。
自動プラツキング回路60は、指定された速度
が現在走行速度よりも大幅に小さいとき、たとえ
ば現在走行速度に対する指定された速度の比が
1/3以下のときに大幅減速設定を検出する大幅
減速設定検出回路60−1および大幅減速設定検
出回路60−1の検出出力に基づいて駆動モータ
逆転信号を出力する逆転信号出力回路60−2か
ら構成されている。
大幅減速設定検出回路60−1は、速度制御回
路50の増幅回路53の出力電圧VCを分圧する
抵抗63、分圧された電圧を出力するオペアンプ
64およびオペアンプ64の出力電圧が大幅減速
設定検出用基準電圧VO2を越えたときに検知信
号を出力するシユミツト回路65からなる。
逆転信号出力回路60−2は、シユミツト回路
65から出力される検知信号によつて作動される
リレー・ドライバ66およびリレー・ドライバに
よつて駆動されかつ励磁回路3の励磁巻線3aの
接続を切替えるための逆転制動制御用リレー67
を備えている。
リレー67には、逆流防止用ダイオード68お
よび表示灯(発光ダイオード)69が互いに接続
されている。速度制御回路50の増幅回路53の
出力電圧VCは、車速レンジが小さいレンジに切
替えられた場合には、増幅回路53の増幅度がこ
の切替によつて急激に大きくなるので、急激に増
大する。また指定速度差が大きい程、このときの
電圧VCは大きな値となる。電圧VCは、抵抗63
によつて分圧され、分圧された電圧はオペアンプ
64から出力され、この出力電圧がシユミツト回
路65に送られる。
大幅減速設定検出用基準電圧VO2は、この実
施例においては、第4速の指定速度で無人車が走
行している状態から第1速におよび第3速の指定
速度で走行している状態から第1速に車速レンジ
が切替えられたときに大幅減速設定を検出できる
ような値に設定されている。したがつて、オペア
ンプ64の出力電圧は第4速で走行している状態
から第1速または第3速で走行している状態から
第1速に車速レンジが切替えられたときに基準電
圧VO2を越え、シユミツト回路65から検知信
号が出力される。この検知信号が出力されるとリ
レー・ドライバ66の出力がLレベルとなり、動
作電流がリレー67に通電するとともに表示灯6
9が点灯する。
リレー67が作動すると、励磁回路3の正転用
切替スイツチ3fがオフ、逆転用切替スイツチ3
rがオンとされ、駆動モータ2は逆転する。また
リレー67の作動により、そのa接点67b1が
オフとなつて過負荷防止用電流制限回路80、過
熱防止用電流制限回路100、速度制御回路50
および後述する暴走防止回路70が速度制御信号
発生回路30から切り離されるとともに、そのa
接点67aがオンとなつて、逆転制動用電流制限
回路90が速度制御信号発生回路30に接続され
る。
したがつて、逆転制動用電流制限回路90によ
つて制限されたモータ駆動電流によつて、駆動モ
ータ2は逆転制動され、すみやかに減速される。
そして、車速が、指定速度付近まで減速される
と、すなわち駆動モータ2の回転速度が小さくな
ると、電圧VCが小さくなり、オペアンプ64の
出力電圧は基準電圧VO2以下となるので、リレ
ー67への通電が停止され励磁回路3の正転切替
および逆転切替スイツチ3f,3rが元の状態に
戻される。
また、リレー67のa接点67aがオフとなつ
て逆転制動用電流制限回路90が速度制御信号発
生回路30から切り離されるとともにリレー67
のb接点67b1がオンとなり、過負荷防止用お
よび過熱防止用電流制限回路80,100、車速
制御回路50ならびに暴走防止回路70が速度制
御信号発生回路30に再び接続される。
走行制御装置は、緊急停止機能を備えている。
第3速または第4速で走行している無人車を緊急
に停止させたい場合には、リレー回路20の緊急
停止命令入力端子I5に手動スイツチにより電圧
を印加させる。すると、それまで作動されていた
第3速または第4速制御用リレー23,24の作
動が停止され、第1速制御用リレー21および緊
急停止用リレー25が作動する。
すると、速度制御回路50の増幅度設定回路5
6における第1速制御用リレー21のa接点21
a2がオンとなり、増幅度が急激に大きくなるの
で、増幅回路53の出力電圧VCが急激に増大し、
自動プランキング回路60のオペアンプ64の出
力電圧が基準電圧VO2を越え、逆転制動制御用
リレー67が作動されて逆転制動がかけられる。
逆転制動時のモータ駆動電流は、逆転制動用電
流制限回路90によつて制御されるが、緊急停止
用リレー25の作動により逆転制動用電流制限回
路90におけるa接点25aがオンとなつている
から増幅回路91の出力は接地側に送られるので
トランジスタ92のベースには電流は送られな
い。したがつて速度制御信号発生回路30の出力
電圧VAは基準電圧VO1となるから、大きな駆
動電流で駆動モータ2は逆転制動される。この結
果、無人車は急激に減速される。
無人車が減速されると、逆転制動制御用リレー
67の作動が停止され、リレー回路20の緊急停
止命令入力端子I5に接続されたリレー67のb
接点67b2がオンとなるので、この接点67b
2を介して検知信号が出力される。この検知信号
に基づいて駆動モータ2と直流電源1とが遮断さ
れ、無人車は停止する。
速度制御回路50に故障が発生して、F/V変
換回路52の出力電圧VBが零となると、速度制
御信号発生回路30の出力電圧VAが基準電圧
VO1付近まで上昇するので、そのまま放置して
おけば、無人車は暴走状態となつてしまう。そこ
で、この走行制御装置には暴走防止回路が設けら
れている。
暴走防止回路70は、速度制御信号発生回路3
0の出力に基づいて、速度制御回路50による速
度制御が不能状態となつていることを検出する速
度制御不能検出回路70−1および速度制御不能
検出回路70−1の検出信号に基づいて速度制御
信号発生回路30の出力電圧VAを低下させる電
圧低下回路70−2から構成されている。
速度制御不能検出回路70−1は、逆転制動制
御用リレー67のb接点67b1を介して送られ
てきた速度制御信号発生回路30の出力電圧VA
を分圧するための可変抵抗73、分圧された電圧
を時間遅れをもつて出力させる遅延回路74、遅
延回路74の出力電圧VDと速度制御回路50の
F/V変換回路52の出力電圧VBとの差(VD
−VB)の成分を増幅する差動増幅回路75、差
動増幅回路75の出力電圧を正確に検出するため
のオペアンプ76およびオペアンプ76の出力電
圧が速度制御不能検出用基準電圧VO3を越えた
ときに検知信号を出力するシユミツト回路77か
らなる。
遅延回路74は、速度制御信号発生回路30の
出力電圧VAに対して、速度制御回路50のF/
V変換回路52の出力電圧VBは時間遅れがある
ので、出力電圧VAを出力電圧VBの時間遅れの
分だけ送らせるためのものであり、直列接続され
た抵抗74aおよびコンデンサ74bならびに抵
抗74aに並列接続されたダイオード74cから
なる。
電圧低下回路70−2は、2つのフオト・カプ
ラPC1,PC2およびフオト・カプラ駆動回路7
8を備えている。両フオト・カプラPC1,PC2
の発光ダイオードのアノードには電流制御用抵抗
79を介して動作電圧が印加されており、カソー
ドは駆動回路78の出力側に接続されている。
一方のフオト・カプラPC1のフオト・トラン
ジスタのエミツタは接地され、コレクタには、速
度制御信号発生回路30のオペアンプ32の入力
電圧が印加されている。このフオト・トランジス
タPC1のコレクタに、速度制御信号発生回路3
0の出力電圧VAを印加するようにしてもよい。
他方のフオト・トランジスタのエミツタは警報
ブザーBZに接続され、コレクタには速度制御信
号発生回路30の各車速レンジ制御用リレー21
〜24のa接点21a1〜24a1を介してブザ
ー駆動電圧が印加される。
速度制御不能検出用基準電圧VO3は、速度制
御回路50の故障による速度制御不能を検出する
ために、電圧VAとVBとの差がほぼ基準電圧VO
1に等しくなるまで大きくなつたときにオペアン
プ76の出力電圧が基準電圧VO3を越えるよう
な値に設定されている。
速度制御不能時には、F/V変換回路52の出
力電圧VBが零にそして速度制御信号発生回路3
0の出力電圧VAが基準電圧VO1となるので遅
延回路74の出力電圧VDを速度制御回路50の
F/V変換回路52の出力電圧VBとの差(VD
−VB)が大きくなり、差動増幅器75の出力電
圧が速度制御不能検出用基準電圧VO3を越え、
シユミツト回路77から検知信号が出力される。
この検知信号が駆動回路78に入力すると駆動
回路78の出力はLレベルとなり、両フオト・カ
プラPC1,PC2の発光ダイオードに電流が流れ
て発光するのでフオト・トランジスタがオンとな
る。すると、一方のフオト・カプラPC1のフオ
ト・トランジスタを介して速度制御信号発生回路
30のオペアンプ32の入力電圧が接地側に送ら
れるのでオペアンプ32の出力電圧が零すなわち
速度制御信号発生回路30の出力電圧VAが零と
なり、無人車が減速される。
また、一方のフオト・カプラPC2のフオト・
トランジスタを介して動作電圧がブザーBZに印
加され、ブザーBZが作動する。無人車が減速さ
れて、差動増幅器75の出力電圧が基準電圧VO
3以下となると、フオト・カプラPC1,PC2の
作動が停止されるので無人車は再び加速される。
したがつて加速、減速を無人車は繰り返す。
速度制御不能検出回路70−1としては、速度
制御信号発生回路30の出力電圧VAが、基準電
圧VO1よりもわずかに低い値、たとえば基準電
圧が6Vとすると5.7Vを越えたときに速度制御不
能を検出するようにしてもよい。
この場合には、上記差動増幅回路75を設ける
必要がなくまた、遅延回路74も不要である。そ
して、速度制御回路50の増幅回路53の故障に
よる速度制御不能をも検出できる。
電圧低下回路70−2のフオト・カプラPC1,
PC2のかわりにダイオードをそれぞれ用いるこ
ともできる。すなわちブザーBZの動作電源とフ
オト・カプラ駆動回路78の出力端子との間に、
ブザーBZとダイオードとの直列回路を接続し、
速度制御信号発生回路78の出力側とフオト・カ
プラ駆動回路78の出力端子との間にダイオード
を接続すればよい。この場合両ダイオードはその
カソード側が駆動回路78の出力端子側にくるよ
うに接続されるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は走行制御装置の電気回路図、第2図は
速度制御信号発生回路の出力電圧の立上り特性を
示すグラフ、第3図は回転速度検出器の出力信号
の周波数に対するF/V変換回路の出力電圧およ
び増幅回路の出力電圧を示すグラフ、第4図は回
転速度検出器の出力信号の周波数に対す速度制御
信号発生回路の出力電圧を示すグラフである。 2……走行駆動モータ、30……速度制御信号
発生回路、40……モータ制御回路、50……車
速制御回路、51……回転速度検出器、52……
F/V変換回路、70……暴走防止回路、70−
1……速度制御不能検出回路、70−2……電圧
低下回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 速度制御信号発生回路30と車速制御回路5
    0と暴走防止回路70とを有する無人車の走行
    制御装置であつて、 速度制御信号発生回路30は、車速制御回路
    50と暴走防止回路70との出力信号によつて
    制御され、車速レンジに対応した信号電圧を発
    生し、その出力でモータ制御回路40を制御す
    るものであり、 車速制御回路50は、回転速度検出器51に
    よつて検出された走行駆動モータ2の回転速度
    を相当する電圧信号に変換し、車速レンジに対
    応した車速制御信号を発生して出力するもので
    あり、 暴走防止回路70は、速度制御不能検出回路
    70−1と電圧低下回路70−2とを有し、 速度制御不能検出回路70−1は、車速制御
    回路50の前記回転速度に相当する電圧信号
    と、速度制御信号発生回路30の出力電圧信号
    を入力して、その差分から車速制御回路50の
    故障を検知して故障有検知信号を出力するもの
    であり、 電圧低下回路70−2は、前記故障有検知信
    号を入力し、速度制御信号発生回路30の出力
    電圧を低下させる信号を発生して出力するもの
    である無人車の走行制御装置。 (2) 暴走防止回路70は、電圧低下回路70−2
    に前記故障有検知信号が入力されたときに作動
    する警報装置BZを有するものである実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の無人車の走行制御
    装置。
JP1983110679U 1983-07-15 1983-07-15 無人車の走行制御装置 Granted JPS6018601U (ja)

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