JPH0336498B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336498B2 JPH0336498B2 JP1003476A JP347689A JPH0336498B2 JP H0336498 B2 JPH0336498 B2 JP H0336498B2 JP 1003476 A JP1003476 A JP 1003476A JP 347689 A JP347689 A JP 347689A JP H0336498 B2 JPH0336498 B2 JP H0336498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flavor
- sterilization
- temperature
- solid content
- sugars
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/10—Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof
- A23L27/14—Dried spices
Landscapes
- Seasonings (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は天然原料中に含まれている有効成分
を破壊することなく、風味良好で細菌数のきわめ
て少ない風味調味料を安価、衛生的かつ連続的に
多量生産することを目的とした無菌性風味調味料
の製造法に関するものである。 (従来の技術及びその問題点) 従来野菜類、特に香辛料の製造においては、整
形、整粒、製粉した粉末香辛料と、天然香料を原
料として製造されたオレオレジン、スパイスオイ
ルを乳化して粉末化した加工香辛料が製造されて
いるが、前記粉末香辛料は産地、生育環境などの
関係から細菌数が非常に多い原料を用いることに
なり、かつ風味を保有させる為には有効な殺菌も
できないので、製品中の細菌数がきわめて多いと
いう問題点があつた。即ち香辛料の主成分は揮発
性のものが多いので、有効な程度に高温の加熱殺
菌は避けなければならず、紫外線殺菌は主成分の
変質を来すおそれがあつて適切ではない。一方加
工香辛料は細菌数の少ないものが得られるが、高
価になる問題点があつた。また従来畜肉魚介類の
抽出物の乾燥粉末を得るには、通常の要領によつ
て抽出液を得た後、真空乾燥又は常圧濃縮で固形
分50%程度まで濃縮し、これに賦形剤を約20%〜
30%添加し、噴霧乾燥を行い粉末製品を得ている
が、前記噴霧乾燥の際に160℃以上の温度がかか
り、著しく風味を劣化させる問題点があつた。 (問題点を解決する為の手段) 然るにこの発明は比較的高温による真空濃縮工
程を経た後、糖類を添加し比較的低温による真空
濃縮工程と、高温短時間殺菌工程と、真空乾燥工
程又は凍結真空乾燥工程とを結合することによつ
て、天然の風味を十分保有し、残留細菌数が少な
く、かつ低廉に多量生産に適する風味調味料の製
造法を得たのである。 即ちこの発明は、生原料をすりつぶし、これに
水と糖類を加えて固形分50%以上とした被処理物
を密閉熱交換殺菌機により120℃〜150℃の温度で
5秒〜5分間殺菌し、然る後、真空乾燥機又は凍
結真空乾燥機で水分5%以下に乾燥することを特
徴とした無菌性風味調味料の製造法である。前記
生原料としては、黒コシヨウの実のように比較的
水分の少ないものをいう。 この発明を工業的、かつ連続的に実施するには
固形分50%以上、品温を120℃〜150℃とすること
が好ましいけれども、固形分が多過ぎると、〓後
の取扱いに支障を来すおそれがあるので、通常水
分が50%〜80%程度になるように水を加え、均一
に撹拌して次工程(殺菌工程)に移行させる。 この発明は、高温短時間殺菌を可能ならしめる
密閉式長管殺菌機を使用して品質の劣化を生じな
いで所定の殺菌を行ない良好な結果を得ている。
従つて、殺菌前の原料の状態で500×10ケ/gの
一般細菌数であつたものが、この発明による製造
後の黒コシヨウパウダーには120ケ/gのものが
得られ、非常に良好な殺菌効果が認められた。 この発明では、密閉式長管殺菌機を使用するこ
とによつて短い時間に120℃〜150℃の品温で殺菌
を行なうが、120℃以下では好ましい殺菌効果が
認められず、時間も5秒〜5分間が適当である。
処理時間は原料の汚染具合により調節する。殺菌
効果と併行して従来は風味劣化と殺菌効果と比例
するものであつたが、この発明は品質の劣化を防
止するために真空濃縮により品温を上げることな
く、又濃縮工程において糖類を添加して風味成分
を消失することのないように工夫してある。また
添加糖はデキストリン、マルトーズ又はシユーク
ローズのいすれでも良好な結果が得られており、
添加量は10%〜50%が適当である。このように糖
類を均一混合させたものは温度に対して風味成分
の消失の抵抗力があり、さらに最後の仕上げとし
て乾燥工程において真空乾燥、又は凍結真空乾燥
であり、低温下における乾燥品質向上の基因とな
つているものと認められた。また製品は細菌数が
少なく、フレーバーが消失することなく残存する
ために、良好な風味が残つていることは、商品の
品質を向上させ使用者の要求を満足させるもので
ある。またこの発明は、衛生的工程、大量生産可
能な方法であり、経済的効果大で産業上きわめて
有益である。 (作用) この発明によれば、生原料のすりつぶし物に糖
類を添加するので、風味成分の消失がなく、良品
の風味調味料が得られる。また、密封熱交換殺菌
機を用いるので、生原料中に含まれた菌類数を急
速に激減させることができる。 (実施例) 黒コシヨウの実100Kgを磨砕機にてすりつぶし、
デキストリン20Kgを加え、水10Kgを加えホモゲナ
イザーで均一混合して固形分77%の混合物を得、
これを密閉式長管殺菌機で143℃、2分間通して
殺菌後真空乾燥して水分1.9%の製品約90Kgが得
られた。次のような比較からわかるように良好な
黒コシヨウパウダーであつた。
を破壊することなく、風味良好で細菌数のきわめ
て少ない風味調味料を安価、衛生的かつ連続的に
多量生産することを目的とした無菌性風味調味料
の製造法に関するものである。 (従来の技術及びその問題点) 従来野菜類、特に香辛料の製造においては、整
形、整粒、製粉した粉末香辛料と、天然香料を原
料として製造されたオレオレジン、スパイスオイ
ルを乳化して粉末化した加工香辛料が製造されて
いるが、前記粉末香辛料は産地、生育環境などの
関係から細菌数が非常に多い原料を用いることに
なり、かつ風味を保有させる為には有効な殺菌も
できないので、製品中の細菌数がきわめて多いと
いう問題点があつた。即ち香辛料の主成分は揮発
性のものが多いので、有効な程度に高温の加熱殺
菌は避けなければならず、紫外線殺菌は主成分の
変質を来すおそれがあつて適切ではない。一方加
工香辛料は細菌数の少ないものが得られるが、高
価になる問題点があつた。また従来畜肉魚介類の
抽出物の乾燥粉末を得るには、通常の要領によつ
て抽出液を得た後、真空乾燥又は常圧濃縮で固形
分50%程度まで濃縮し、これに賦形剤を約20%〜
30%添加し、噴霧乾燥を行い粉末製品を得ている
が、前記噴霧乾燥の際に160℃以上の温度がかか
り、著しく風味を劣化させる問題点があつた。 (問題点を解決する為の手段) 然るにこの発明は比較的高温による真空濃縮工
程を経た後、糖類を添加し比較的低温による真空
濃縮工程と、高温短時間殺菌工程と、真空乾燥工
程又は凍結真空乾燥工程とを結合することによつ
て、天然の風味を十分保有し、残留細菌数が少な
く、かつ低廉に多量生産に適する風味調味料の製
造法を得たのである。 即ちこの発明は、生原料をすりつぶし、これに
水と糖類を加えて固形分50%以上とした被処理物
を密閉熱交換殺菌機により120℃〜150℃の温度で
5秒〜5分間殺菌し、然る後、真空乾燥機又は凍
結真空乾燥機で水分5%以下に乾燥することを特
徴とした無菌性風味調味料の製造法である。前記
生原料としては、黒コシヨウの実のように比較的
水分の少ないものをいう。 この発明を工業的、かつ連続的に実施するには
固形分50%以上、品温を120℃〜150℃とすること
が好ましいけれども、固形分が多過ぎると、〓後
の取扱いに支障を来すおそれがあるので、通常水
分が50%〜80%程度になるように水を加え、均一
に撹拌して次工程(殺菌工程)に移行させる。 この発明は、高温短時間殺菌を可能ならしめる
密閉式長管殺菌機を使用して品質の劣化を生じな
いで所定の殺菌を行ない良好な結果を得ている。
従つて、殺菌前の原料の状態で500×10ケ/gの
一般細菌数であつたものが、この発明による製造
後の黒コシヨウパウダーには120ケ/gのものが
得られ、非常に良好な殺菌効果が認められた。 この発明では、密閉式長管殺菌機を使用するこ
とによつて短い時間に120℃〜150℃の品温で殺菌
を行なうが、120℃以下では好ましい殺菌効果が
認められず、時間も5秒〜5分間が適当である。
処理時間は原料の汚染具合により調節する。殺菌
効果と併行して従来は風味劣化と殺菌効果と比例
するものであつたが、この発明は品質の劣化を防
止するために真空濃縮により品温を上げることな
く、又濃縮工程において糖類を添加して風味成分
を消失することのないように工夫してある。また
添加糖はデキストリン、マルトーズ又はシユーク
ローズのいすれでも良好な結果が得られており、
添加量は10%〜50%が適当である。このように糖
類を均一混合させたものは温度に対して風味成分
の消失の抵抗力があり、さらに最後の仕上げとし
て乾燥工程において真空乾燥、又は凍結真空乾燥
であり、低温下における乾燥品質向上の基因とな
つているものと認められた。また製品は細菌数が
少なく、フレーバーが消失することなく残存する
ために、良好な風味が残つていることは、商品の
品質を向上させ使用者の要求を満足させるもので
ある。またこの発明は、衛生的工程、大量生産可
能な方法であり、経済的効果大で産業上きわめて
有益である。 (作用) この発明によれば、生原料のすりつぶし物に糖
類を添加するので、風味成分の消失がなく、良品
の風味調味料が得られる。また、密封熱交換殺菌
機を用いるので、生原料中に含まれた菌類数を急
速に激減させることができる。 (実施例) 黒コシヨウの実100Kgを磨砕機にてすりつぶし、
デキストリン20Kgを加え、水10Kgを加えホモゲナ
イザーで均一混合して固形分77%の混合物を得、
これを密閉式長管殺菌機で143℃、2分間通して
殺菌後真空乾燥して水分1.9%の製品約90Kgが得
られた。次のような比較からわかるように良好な
黒コシヨウパウダーであつた。
【表】
尚、すりつぶし物に水を加え、固形分30%の液
とした後、品温40℃、20トールの条件で連続濃縮
し、固形分77%の混合物を得て以下前記の処理を
行うこともできる。 (発明の効果) この発明は、比較的高温による真空濃縮工程を
経た後、糖類を添加し、比較的低温による真空濃
縮工程と、高温短時間殺菌工程と、真空乾燥工程
又は凍結真空乾燥工程とを結合したので、天然の
風味を損うことなく細菌数の少ない風味調味料を
得る効果がある。
とした後、品温40℃、20トールの条件で連続濃縮
し、固形分77%の混合物を得て以下前記の処理を
行うこともできる。 (発明の効果) この発明は、比較的高温による真空濃縮工程を
経た後、糖類を添加し、比較的低温による真空濃
縮工程と、高温短時間殺菌工程と、真空乾燥工程
又は凍結真空乾燥工程とを結合したので、天然の
風味を損うことなく細菌数の少ない風味調味料を
得る効果がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生原料をすりつぶし、これに水と糖類を加え
て固形分50%以上とした被処理物を密閉熱交換殺
菌機により120℃〜150℃の温度で5秒〜5分間殺
菌し、然る後、真空乾燥機又は凍結真空乾燥機で
水分5%以下に乾燥することを特徴とした無菌性
風味調味料の製造法。 2 生原料を黒コシヨウの実とした特許請求の範
囲第1項記載の無菌性風味調味料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1003476A JPH01231864A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 無菌性風味調味料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1003476A JPH01231864A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 無菌性風味調味料の製造法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8971679A Division JPS5615668A (en) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | Preparation of sterilized seasoning with flavor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01231864A JPH01231864A (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0336498B2 true JPH0336498B2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=11558388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1003476A Granted JPH01231864A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 無菌性風味調味料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01231864A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3673750A4 (en) * | 2017-08-23 | 2021-01-20 | Mitsubishi Corporation Life Sciences Limited | SEASONING MANUFACTURING PROCESS |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP1003476A patent/JPH01231864A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01231864A (ja) | 1989-09-18 |
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