JPH0336537Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336537Y2 JPH0336537Y2 JP7437788U JP7437788U JPH0336537Y2 JP H0336537 Y2 JPH0336537 Y2 JP H0336537Y2 JP 7437788 U JP7437788 U JP 7437788U JP 7437788 U JP7437788 U JP 7437788U JP H0336537 Y2 JPH0336537 Y2 JP H0336537Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- yarns
- lining
- woven
- binding
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は表布と裏布とを容易に剥離できるよう
にした接結二重織物に係る。
にした接結二重織物に係る。
(ロ) 従来の技術
接結二重織物はコート、ジヤケツト等の厚手の
外衣に使用されるが、最近、着ごこちをよくする
ために、袖口、ポケツト等については、裏布を剥
ぎとつて、その部分を表布だけの一重にすること
がおこなわれている。ところが、接結二重織物は
表布と裏布とが接結糸によつて強固に接合されて
いるから、表布と裏布とを剥離するためにはナイ
フを用いて接結糸を切断しなければならないの
で、この作業に多大な手間を必要とする問題点が
あつた。
外衣に使用されるが、最近、着ごこちをよくする
ために、袖口、ポケツト等については、裏布を剥
ぎとつて、その部分を表布だけの一重にすること
がおこなわれている。ところが、接結二重織物は
表布と裏布とが接結糸によつて強固に接合されて
いるから、表布と裏布とを剥離するためにはナイ
フを用いて接結糸を切断しなければならないの
で、この作業に多大な手間を必要とする問題点が
あつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
前記の問題点にかんがみ、本考案は、表布と裏
布とを容易に剥離できるようにした接結二重織物
を提供しようとするものである。
布とを容易に剥離できるようにした接結二重織物
を提供しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段
前記の課題を解決するために本考案が採用した
手段は、表布及び裏布の構成糸に毛糸等の耐酸性
糸を使用し、接結糸に綿糸等のセルロース系繊維
糸を使用して織成した接結二重織物に対して、酸
の使用による軽度の化炭処理を施すことにより、
酸に弱い接結糸の強度を著しく低下させて表布と
裏布とを容易に剥離できるようにしたことを特徴
とするものである。
手段は、表布及び裏布の構成糸に毛糸等の耐酸性
糸を使用し、接結糸に綿糸等のセルロース系繊維
糸を使用して織成した接結二重織物に対して、酸
の使用による軽度の化炭処理を施すことにより、
酸に弱い接結糸の強度を著しく低下させて表布と
裏布とを容易に剥離できるようにしたことを特徴
とするものである。
(ホ) 作用
酸の使用による軽度の化炭処理により、表布と
裏布は毛糸等の耐酸性糸で成るがゆえに損傷をう
けないが、接結糸は酸に弱い綿糸等のセルロース
系繊維糸で成るがゆえに損傷を受けて強度が著し
く低下し、表布と裏布との端部を把持して引き剥
ぐと接結糸が切断し、表布と裏布とを容易に剥離
することができる。しかし軽度な化炭処理である
から、強度が低下した接結糸はなお糸状態を保持
し、剥離を必要としない部分では表布と裏布とを
接結する本来の役目をはたしている。
裏布は毛糸等の耐酸性糸で成るがゆえに損傷をう
けないが、接結糸は酸に弱い綿糸等のセルロース
系繊維糸で成るがゆえに損傷を受けて強度が著し
く低下し、表布と裏布との端部を把持して引き剥
ぐと接結糸が切断し、表布と裏布とを容易に剥離
することができる。しかし軽度な化炭処理である
から、強度が低下した接結糸はなお糸状態を保持
し、剥離を必要としない部分では表布と裏布とを
接結する本来の役目をはたしている。
(ヘ) 実施例
第1図に示すように、表経糸1,2、表緯糸
3、裏経糸4,5及び裏緯糸6にそれぞれウール
100%の紡毛16番単糸を使用し、接結糸7に綿糸
の60番双糸を使用して、表裏2/2綾織りの接結
二重織物を織成する。この織物に対して、次の方
法で軽度の化炭処理を施す。すなわち、この織物
を浸透剤を添加した1.3%の硫酸液に浸漬し、マ
ングルで絞つて脱水し、130℃で約2分間加熱乾
燥をし、アルカリ液に浸漬して酸を中和した後、
水洗し、乾燥する。
3、裏経糸4,5及び裏緯糸6にそれぞれウール
100%の紡毛16番単糸を使用し、接結糸7に綿糸
の60番双糸を使用して、表裏2/2綾織りの接結
二重織物を織成する。この織物に対して、次の方
法で軽度の化炭処理を施す。すなわち、この織物
を浸透剤を添加した1.3%の硫酸液に浸漬し、マ
ングルで絞つて脱水し、130℃で約2分間加熱乾
燥をし、アルカリ液に浸漬して酸を中和した後、
水洗し、乾燥する。
前記の接結二重織物について、前記の化炭処理
を施したものと、化炭処理を施さないものから、
5cm幅の試験布を採取し、20cm/mmの剥離速度で
表裏布の剥離試験をおこなつたところ、化炭処理
を施さない試験布は、接結強度が大きいため、剥
離の途中で表裏布の片方が破断し、剥離不能に陥
つたが、化炭処理を施した試験布は引き剥ぎによ
つて接結糸が切断し、180〜240gfの力できわめて
容易に剥離をおこなうことができた。この力は手
を用いて容易に剥離することができる程度のもの
である。
を施したものと、化炭処理を施さないものから、
5cm幅の試験布を採取し、20cm/mmの剥離速度で
表裏布の剥離試験をおこなつたところ、化炭処理
を施さない試験布は、接結強度が大きいため、剥
離の途中で表裏布の片方が破断し、剥離不能に陥
つたが、化炭処理を施した試験布は引き剥ぎによ
つて接結糸が切断し、180〜240gfの力できわめて
容易に剥離をおこなうことができた。この力は手
を用いて容易に剥離することができる程度のもの
である。
第2図は本考案織物における表布A及び裏布B
の剥離の状態を示す。7aは切断直前の接結糸、
7bは切断直後の接結糸、7cは切断された接結
糸片を示す。接結糸7は軽度の化炭によつて薄墨
色に変色している。
の剥離の状態を示す。7aは切断直前の接結糸、
7bは切断直後の接結糸、7cは切断された接結
糸片を示す。接結糸7は軽度の化炭によつて薄墨
色に変色している。
(ト) 考案の効果
コート、ジヤケツト等の外衣は、風合、色目等
を全面的に均等にするために、一反ものを用いて
縫製するのが原則である。このため、接結二重織
物を用いてこれらの外衣を縫製する場合、着ごこ
ちをよくするために袖口、ポケツト等の部分を一
重にする際には、その部分の裏布を剥ぎとる必要
が生ずるが、本考案によれば、表布と裏布との剥
離がきわめて容易におこなえるから、従来のナイ
フを用いて接結糸を切断する煩雑な作業が要らな
くなり、縫製の能率化を達成することができた。
なお、剥ぎとつた裏布は、必要に応じマフラー等
に使用することができる。
を全面的に均等にするために、一反ものを用いて
縫製するのが原則である。このため、接結二重織
物を用いてこれらの外衣を縫製する場合、着ごこ
ちをよくするために袖口、ポケツト等の部分を一
重にする際には、その部分の裏布を剥ぎとる必要
が生ずるが、本考案によれば、表布と裏布との剥
離がきわめて容易におこなえるから、従来のナイ
フを用いて接結糸を切断する煩雑な作業が要らな
くなり、縫製の能率化を達成することができた。
なお、剥ぎとつた裏布は、必要に応じマフラー等
に使用することができる。
第1図は本考案織物の縦断面の模式図、第2図
は本考案織物における表布と裏布との剥離の状態
を示す斜視図である。 A…表布、B…裏布、1,2…表経糸、3…表
緯糸、4,5…裏経糸、6…裏緯糸、7…接結
糸。
は本考案織物における表布と裏布との剥離の状態
を示す斜視図である。 A…表布、B…裏布、1,2…表経糸、3…表
緯糸、4,5…裏経糸、6…裏緯糸、7…接結
糸。
Claims (1)
- 表布及び裏布の構成糸に毛糸等の耐酸性糸を使
用し、接結糸に綿糸等のセルロース系繊維糸を使
用して織成した接結二重織物に対して、酸の使用
による軽度の化炭処理を施すことにより、酸に弱
い接結糸の強度を著しく低下させて表布と裏布と
を容易に剥離できるようにしたことを特徴とする
接結二重織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7437788U JPH0336537Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7437788U JPH0336537Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01177286U JPH01177286U (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0336537Y2 true JPH0336537Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=31299491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7437788U Expired JPH0336537Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0336537Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-04 JP JP7437788U patent/JPH0336537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01177286U (ja) | 1989-12-18 |
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