JPH0336851B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336851B2 JPH0336851B2 JP449682A JP449682A JPH0336851B2 JP H0336851 B2 JPH0336851 B2 JP H0336851B2 JP 449682 A JP449682 A JP 449682A JP 449682 A JP449682 A JP 449682A JP H0336851 B2 JPH0336851 B2 JP H0336851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- parts
- trimethyl
- aging
- mercaptobenzimidazole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は耐熱性、耐屈曲亀裂性にすぐれたゴム
用老化防止剤に関する。 一般に天然ゴムあるいは合成ゴム製品は熱およ
びくりかえし屈曲などによる老化が進み使用に耐
えなくなることはよく知られている。 従来かかる老化を防止するため種々の方法が提
案されており、その多くは種々の老化防止剤を使
用するものである。 しかしながら、特に近年ではタイヤのラジアル
化、ベルトコンベアーの高速化等のように、ゴム
製品がより老化しやすい条件下で長期寿命を保持
することが強く望まれており、従来の老化防止剤
では満足しうる性能が得られなかつた。 たとえば、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、2−メルカプトメチルベンゾイミダゾール、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン重合物などはそれぞれゴム用老化防止剤とし
て知られているが、これらは性能的に満足できな
いばかりでなく、有機溶剤などによつてゴム製品
から抽出され易く、長期に寿命を維持することが
できなかつた。 このようなことから、本発明者は特に耐熱性、
耐屈曲性にすぐれた性能を付与し、更には長期間
使用してもその性能が維持できる老化防止剤を開
発すべく鋭意検討の結果、特定のイミダゾール化
合物と2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒド
ロキノリン重合物とは高温の有機溶剤中にて塩を
形成し、該塩がゴム用老化防止剤として非常にす
ぐれた効果を有し、上記目的を達成し得ることを
見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、2−メルカプトベンゾイミ
ダゾールもしくは2−メルカプトメチルベンゾイ
ミダゾールと2,2,4−トリメチル−1,2−
ジヒドロキノリン重合物との塩を有効成分とする
ゴム用老化防止剤を提供するものである。 本発明に用いられる原料としての2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物
は、例えば、「便覧 ゴム・プラスチツク配合薬
品〔改訂板〕」(ラバーダイジエスト社、昭和49年
10月15日発行)の第89頁に記載されているよう
に、ゴム用老化防止剤として公知であり、市販さ
れている。本発明においては、通常このような市
販品をそのまま用いることができる。このもの
は、例えば酸性触媒のもと、アニリンを、アセト
ン、ジアセトンアルコールまたはメシチルオキシ
ドと縮合させることによつて製造されており、お
おむね式 で示される構造のものが主体であるが、二量体以
上の結合位置は必ずしも一定しておらず、また、
部分的にアニリンやアセトンの結合したものが含
まれることもある。このキノリン重合物は、重合
度(上記式におけるnの値)がおおむね1〜7程
度に分布しているといわれており、軟化点70℃以
上で、琥珀色ないし褐色の樹脂状粉未である。 2−メルカプトベンゾイミダゾールもしくは2
−メルカプトメチルベンゾイミダゾールと2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
重合物との塩は、該イミダゾールおよびキノリン
重合物をたとえば適当な有機溶媒中に溶解し、通
常、常圧もしくは加圧下に還流下に加熱、撹拌す
ることによつて沈澱物として得られ、これを過
等により分離し、乾燥することによつて容易に製
造することができる。この場合の有機溶媒として
はアルコール類、ケトン類あるいはベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の炭化水素系化合物が使用さ
れる 本発明の上記塩を有効成分とする老化防止剤
は、これをゴムに配合した場合に、ゴム製品にす
ぐれた耐熱性、耐屈曲性を付与し、しかもその効
果が長期間にわたつて保持されるというすぐれた
性能を有する。 本発明のゴム用老化防止剤は天然ゴムは勿論の
ことスチレンブタジエン共重合ゴム、アクリロニ
トリルブタジエン共重合ゴム、エチレン−プロピ
レン共重合ゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソ
プレンゴム、ポリクロロプレンゴム等の合成ゴム
に対して有用であり、使用に際してゴムへの添加
量はゴム100重量部に対して通常0.1〜7重量部、
好ましくは0.5〜4重量部である。 また、本発明のゴム用老化防止剤の使用に際し
ては必要により他の老化防止剤や他の添加剤等を
併用してもよい。 以下、実施例により本発明を説明する。 参考例 1 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.5gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量18.8重量%)1.73g
をメタノール100mlとアセトン100mlからなる混合
溶媒中に溶解せしめ、90〜100℃で6時間加熱、
撹拌すると黄色沈澱物が得られる。この沈澱をろ
別、乾燥して2−メルカプトベンゾイミダゾール
と2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物との塩2.1gを得た。 融 点 300℃以上 参考例 2 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.6gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量29.5重量%)1.73g
を用い、参考例1と同様に処理して2−メルカプ
トベンゾイミダゾールと2,2,4−トリメチル
−1,2−ジヒドロキノリン重合物との塩2.25g
を得た。 融 点 300℃以上 参考例 3 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.5gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量38重量%)1.73gを
用い、参考例1と同様に処理して2−メルカプト
ベンゾイミダゾールと2,2,4−トリメチル−
1,2−ジヒドロキノリン重合物との塩2.05gを
得た。 融 点 300℃以上 尚、参考例1〜3におけるそれぞれの原料の組
合わせにおける両原料の単なる混合物の融点はそ
れぞれ81℃、78℃、75℃であつた。 実施例 1 天然ゴム100部、HAFカーボン45部、亜鉛華5
部、イオウ2.5部、ステアリン酸1部、プロセス
油5部、N−シクロヘキシルベンゾチアジルスル
フエンアミド(加硫促進剤)0.5部および第1表
に示す老化防止剤2部からなる配合物を常法によ
り6″〓オープンロールにて配合し、140℃にて40
分間加硫して試料を作成した。 この試料を用いて熱老化試験および屈曲亀裂試
験を行なつた。 なお熱老化試験はJISK−6301に準拠し、試験
管加熱老化機を用いて100℃にて48時間熱老化さ
せた後、破断強度の保持率(%)を測定した。 屈曲亀裂試験はJISK−6301に準拠し、試料に
原長2mmのキズを入れ、屈曲1万回後のキズの長
さを測定した。 また、100℃×24時間ギヤーオーブン中で熱老
化したものについて同様に試験した。 結果を第2表にまとめた。
用老化防止剤に関する。 一般に天然ゴムあるいは合成ゴム製品は熱およ
びくりかえし屈曲などによる老化が進み使用に耐
えなくなることはよく知られている。 従来かかる老化を防止するため種々の方法が提
案されており、その多くは種々の老化防止剤を使
用するものである。 しかしながら、特に近年ではタイヤのラジアル
化、ベルトコンベアーの高速化等のように、ゴム
製品がより老化しやすい条件下で長期寿命を保持
することが強く望まれており、従来の老化防止剤
では満足しうる性能が得られなかつた。 たとえば、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、2−メルカプトメチルベンゾイミダゾール、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン重合物などはそれぞれゴム用老化防止剤とし
て知られているが、これらは性能的に満足できな
いばかりでなく、有機溶剤などによつてゴム製品
から抽出され易く、長期に寿命を維持することが
できなかつた。 このようなことから、本発明者は特に耐熱性、
耐屈曲性にすぐれた性能を付与し、更には長期間
使用してもその性能が維持できる老化防止剤を開
発すべく鋭意検討の結果、特定のイミダゾール化
合物と2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒド
ロキノリン重合物とは高温の有機溶剤中にて塩を
形成し、該塩がゴム用老化防止剤として非常にす
ぐれた効果を有し、上記目的を達成し得ることを
見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、2−メルカプトベンゾイミ
ダゾールもしくは2−メルカプトメチルベンゾイ
ミダゾールと2,2,4−トリメチル−1,2−
ジヒドロキノリン重合物との塩を有効成分とする
ゴム用老化防止剤を提供するものである。 本発明に用いられる原料としての2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物
は、例えば、「便覧 ゴム・プラスチツク配合薬
品〔改訂板〕」(ラバーダイジエスト社、昭和49年
10月15日発行)の第89頁に記載されているよう
に、ゴム用老化防止剤として公知であり、市販さ
れている。本発明においては、通常このような市
販品をそのまま用いることができる。このもの
は、例えば酸性触媒のもと、アニリンを、アセト
ン、ジアセトンアルコールまたはメシチルオキシ
ドと縮合させることによつて製造されており、お
おむね式 で示される構造のものが主体であるが、二量体以
上の結合位置は必ずしも一定しておらず、また、
部分的にアニリンやアセトンの結合したものが含
まれることもある。このキノリン重合物は、重合
度(上記式におけるnの値)がおおむね1〜7程
度に分布しているといわれており、軟化点70℃以
上で、琥珀色ないし褐色の樹脂状粉未である。 2−メルカプトベンゾイミダゾールもしくは2
−メルカプトメチルベンゾイミダゾールと2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
重合物との塩は、該イミダゾールおよびキノリン
重合物をたとえば適当な有機溶媒中に溶解し、通
常、常圧もしくは加圧下に還流下に加熱、撹拌す
ることによつて沈澱物として得られ、これを過
等により分離し、乾燥することによつて容易に製
造することができる。この場合の有機溶媒として
はアルコール類、ケトン類あるいはベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の炭化水素系化合物が使用さ
れる 本発明の上記塩を有効成分とする老化防止剤
は、これをゴムに配合した場合に、ゴム製品にす
ぐれた耐熱性、耐屈曲性を付与し、しかもその効
果が長期間にわたつて保持されるというすぐれた
性能を有する。 本発明のゴム用老化防止剤は天然ゴムは勿論の
ことスチレンブタジエン共重合ゴム、アクリロニ
トリルブタジエン共重合ゴム、エチレン−プロピ
レン共重合ゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソ
プレンゴム、ポリクロロプレンゴム等の合成ゴム
に対して有用であり、使用に際してゴムへの添加
量はゴム100重量部に対して通常0.1〜7重量部、
好ましくは0.5〜4重量部である。 また、本発明のゴム用老化防止剤の使用に際し
ては必要により他の老化防止剤や他の添加剤等を
併用してもよい。 以下、実施例により本発明を説明する。 参考例 1 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.5gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量18.8重量%)1.73g
をメタノール100mlとアセトン100mlからなる混合
溶媒中に溶解せしめ、90〜100℃で6時間加熱、
撹拌すると黄色沈澱物が得られる。この沈澱をろ
別、乾燥して2−メルカプトベンゾイミダゾール
と2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物との塩2.1gを得た。 融 点 300℃以上 参考例 2 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.6gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量29.5重量%)1.73g
を用い、参考例1と同様に処理して2−メルカプ
トベンゾイミダゾールと2,2,4−トリメチル
−1,2−ジヒドロキノリン重合物との塩2.25g
を得た。 融 点 300℃以上 参考例 3 2−メルカプトベンゾイミダゾール1.5gおよ
び2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン重合物(ダイマー含量38重量%)1.73gを
用い、参考例1と同様に処理して2−メルカプト
ベンゾイミダゾールと2,2,4−トリメチル−
1,2−ジヒドロキノリン重合物との塩2.05gを
得た。 融 点 300℃以上 尚、参考例1〜3におけるそれぞれの原料の組
合わせにおける両原料の単なる混合物の融点はそ
れぞれ81℃、78℃、75℃であつた。 実施例 1 天然ゴム100部、HAFカーボン45部、亜鉛華5
部、イオウ2.5部、ステアリン酸1部、プロセス
油5部、N−シクロヘキシルベンゾチアジルスル
フエンアミド(加硫促進剤)0.5部および第1表
に示す老化防止剤2部からなる配合物を常法によ
り6″〓オープンロールにて配合し、140℃にて40
分間加硫して試料を作成した。 この試料を用いて熱老化試験および屈曲亀裂試
験を行なつた。 なお熱老化試験はJISK−6301に準拠し、試験
管加熱老化機を用いて100℃にて48時間熱老化さ
せた後、破断強度の保持率(%)を測定した。 屈曲亀裂試験はJISK−6301に準拠し、試料に
原長2mmのキズを入れ、屈曲1万回後のキズの長
さを測定した。 また、100℃×24時間ギヤーオーブン中で熱老
化したものについて同様に試験した。 結果を第2表にまとめた。
【表】
【表】
実施例 2
スチレンブタジエンゴム100部、HAFカーボン
50部、プロセス油5部、亜鉛華5部、ステアリン
酸3部、イオウ2.5部、N−シクロヘキシル−ベ
ンゾチアジルスルフエンアミド(加硫促進剤)1
部および第1表に示す老化防止剤2部からなる配
合物を常法により6インチφオープンロールで配
合し145℃にて30分間加硫したものについて実施
例1と同様にして熱老化試験、屈曲亀裂試験を行
なつた。 なお、熱老化試験は110℃×24時間老化し、屈
曲亀裂試験は5千回屈曲後の長さを測定した。 結果を第2表にまとめた。
50部、プロセス油5部、亜鉛華5部、ステアリン
酸3部、イオウ2.5部、N−シクロヘキシル−ベ
ンゾチアジルスルフエンアミド(加硫促進剤)1
部および第1表に示す老化防止剤2部からなる配
合物を常法により6インチφオープンロールで配
合し145℃にて30分間加硫したものについて実施
例1と同様にして熱老化試験、屈曲亀裂試験を行
なつた。 なお、熱老化試験は110℃×24時間老化し、屈
曲亀裂試験は5千回屈曲後の長さを測定した。 結果を第2表にまとめた。
Claims (1)
- 1 2−メルカプトベンゾイミダゾールもしくは
2−メルカプトメチルベンゾイミダゾールと2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
重合物との塩を有効成分とすることを特徴とする
ゴム用老化防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP449682A JPS58122943A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | ゴム用老化防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP449682A JPS58122943A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | ゴム用老化防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122943A JPS58122943A (ja) | 1983-07-21 |
| JPH0336851B2 true JPH0336851B2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=11585674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP449682A Granted JPS58122943A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | ゴム用老化防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122943A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5196462A (en) * | 1991-05-16 | 1993-03-23 | Himont Incorporated | Zinc-salts of certain mercapto compounds as antioxidants for high temperature aging of thermoplastic elastomers |
| US5158997A (en) * | 1991-08-31 | 1992-10-27 | Himont Incorporated | Zinc-salts of certain mercapto compound and hindered phenols in olefin polymer based thermoplastic elastomers for improved heat aging |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP449682A patent/JPS58122943A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122943A (ja) | 1983-07-21 |
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