JPH0625285B2 - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JPH0625285B2 JPH0625285B2 JP61044986A JP4498686A JPH0625285B2 JP H0625285 B2 JPH0625285 B2 JP H0625285B2 JP 61044986 A JP61044986 A JP 61044986A JP 4498686 A JP4498686 A JP 4498686A JP H0625285 B2 JPH0625285 B2 JP H0625285B2
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- rubber
- melamine
- rubber composition
- resorcin
- methoxy groups
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタイヤやコンベアベルト等の機械的疲労や熱劣
化が加わるゴム製品を得るのに好適なゴム組成物に関す
る。
化が加わるゴム製品を得るのに好適なゴム組成物に関す
る。
(従来の技術) 従来よりゴム組成物にメラミン系化合物を配合する技術
は公知であり、例えば特公昭40-16421、同45-27463,同
46-10295,同47-7640等に開示されている。しかし、こ
れらはゴムと繊維又は金属との間の接着性の向上を目的
とするものであり、これより得られるゴム製品の耐疲労
性や耐熱劣化性について注目したものではなかつた。
は公知であり、例えば特公昭40-16421、同45-27463,同
46-10295,同47-7640等に開示されている。しかし、こ
れらはゴムと繊維又は金属との間の接着性の向上を目的
とするものであり、これより得られるゴム製品の耐疲労
性や耐熱劣化性について注目したものではなかつた。
一般に、機械的繰り返し変形が加わる条件で使用される
自動車タイヤ等は動的特性、特に耐疲労性やゴムの自己
発熱による耐熱劣化性が強く要求される。
自動車タイヤ等は動的特性、特に耐疲労性やゴムの自己
発熱による耐熱劣化性が強く要求される。
特に繊維や金属のような剛性の大きく異なる材料とゴム
との複合体の形で使用される自動車タイヤのベルト部や
プライ部等は繊維や金属とゴム間の接着劣化と共に大き
な剛性差のために界面ゴム部で生じる大変形のために局
部的に顕著に疲労が進行する。
との複合体の形で使用される自動車タイヤのベルト部や
プライ部等は繊維や金属とゴム間の接着劣化と共に大き
な剛性差のために界面ゴム部で生じる大変形のために局
部的に顕著に疲労が進行する。
特に最近の自動車用タイヤなどは製品の高品質化や道路
状況の好転による長寿命化かつ第1寿命終了後にトレツ
ドのみを更新して使用する再使用化という市場環境にな
つており、熱を伴つた疲労性にすぐれたゴム組成物の開
発が製品の寿命を向上させるために是非必要である。
状況の好転による長寿命化かつ第1寿命終了後にトレツ
ドのみを更新して使用する再使用化という市場環境にな
つており、熱を伴つた疲労性にすぐれたゴム組成物の開
発が製品の寿命を向上させるために是非必要である。
ゴム製品の機械的繰り返しによるゴム物性の劣化は変形
の大きさと発熱・耐熱性に支配される。すなわち動的な
変形の大きさと相関ある動的弾性率E′と動的自己発熱
性と相関あるロスタンジエントtanδという動的特性に
支配される。
の大きさと発熱・耐熱性に支配される。すなわち動的な
変形の大きさと相関ある動的弾性率E′と動的自己発熱
性と相関あるロスタンジエントtanδという動的特性に
支配される。
一般にゴム配合剤としてポリマー、カーボンブラツク、
白色充填剤、軟化剤、樹脂、加硫助剤、加硫促進剤、加
硫剤等がある。そこで、これら配合剤の種類、量を変え
てゴム組成物の耐疲労性と耐熱劣化性の改善、すなわち
動的特性として動的弾性率E′が高くてロスタンジエン
トtanδの低くなる要因を鋭意検討したが、一般的には
背反するこの2つの特性をどちらも顕著に改善する配合
剤要因は少なく、また加硫促進剤の増量のように比較的
この目的に合致する要因も繊維や金属との接着性が悪く
なり、最終的な目的を果さないことが判明した。
白色充填剤、軟化剤、樹脂、加硫助剤、加硫促進剤、加
硫剤等がある。そこで、これら配合剤の種類、量を変え
てゴム組成物の耐疲労性と耐熱劣化性の改善、すなわち
動的特性として動的弾性率E′が高くてロスタンジエン
トtanδの低くなる要因を鋭意検討したが、一般的には
背反するこの2つの特性をどちらも顕著に改善する配合
剤要因は少なく、また加硫促進剤の増量のように比較的
この目的に合致する要因も繊維や金属との接着性が悪く
なり、最終的な目的を果さないことが判明した。
そこでゴム製品の動的特性を改善すべく鋭意検討した結
果、レゾルシンもしくはレゾルシン誘導体ならびにメラ
ミン1分子当たりある特定の範囲の結合ホルマリン量、
メトキシ基数を有し、かつある特定の一量体含量を有す
るメラミン誘導体を、天然ゴムもしくは合成ゴムに配合
する事により、補強材との接着性や未加硫ゴム配合物の
加工性を損なうことなく、加硫ゴムの動的特性が大巾に
改善されることを見出し本発明を完成するに至つた。
果、レゾルシンもしくはレゾルシン誘導体ならびにメラ
ミン1分子当たりある特定の範囲の結合ホルマリン量、
メトキシ基数を有し、かつある特定の一量体含量を有す
るメラミン誘導体を、天然ゴムもしくは合成ゴムに配合
する事により、補強材との接着性や未加硫ゴム配合物の
加工性を損なうことなく、加硫ゴムの動的特性が大巾に
改善されることを見出し本発明を完成するに至つた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は動的特性に優れたゴム製品を得るのに好
適なゴム組成物を提供することにある。
適なゴム組成物を提供することにある。
また本発明の目的はゴムと繊維又は金属との接着性や他
の加硫ゴム特性、加工特性に於ても優れたゴム製品を得
るのに好適なゴム組成物を提供することにある。
の加硫ゴム特性、加工特性に於ても優れたゴム製品を得
るのに好適なゴム組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は天然ゴムもしくは合成ゴムに、レゾルシンもし
くは少なくともレゾルシン及びホルムアルデヒドを成分
とする樹脂を含んだ誘導体、ならびにメラミンとホルマ
リンとの反応物であつて、メラミン1分子当たり、結合
ホルマリン数およびメトキシ基数が、 4≦(結合ホルマリン数)≦6、 2≦(メトキシ基数)<6の範囲で、かつ一量体含量が
60〜90%であるメラミン誘導体を配合することを特徴と
する動的特性の改善されたゴム組成物に係る。
くは少なくともレゾルシン及びホルムアルデヒドを成分
とする樹脂を含んだ誘導体、ならびにメラミンとホルマ
リンとの反応物であつて、メラミン1分子当たり、結合
ホルマリン数およびメトキシ基数が、 4≦(結合ホルマリン数)≦6、 2≦(メトキシ基数)<6の範囲で、かつ一量体含量が
60〜90%であるメラミン誘導体を配合することを特徴と
する動的特性の改善されたゴム組成物に係る。
一般に自動車タイヤのベルト部やプライ部等の配合系に
は、シリカを含む系と含まない系の2種類あるが、シリ
カを含む系においてはゴムと金属や繊維などの補強材と
の接着性は有利であるが、未加硫ゴム配合物の加工性は
むしろ不利となる傾向がある。
は、シリカを含む系と含まない系の2種類あるが、シリ
カを含む系においてはゴムと金属や繊維などの補強材と
の接着性は有利であるが、未加硫ゴム配合物の加工性は
むしろ不利となる傾向がある。
本発明は、かかるシリカを含む系と含まない系のいずれ
の場合であつても適用可能であるが、シリカを含む系に
ついては前記したことからメラミン1分子当たり、結合
ホルマリン数およびメトキシ基数が、 4≦(結合ホルマリン数)≦6、 2≦(メトキシ基数)<6であることが特に好ましい。
の場合であつても適用可能であるが、シリカを含む系に
ついては前記したことからメラミン1分子当たり、結合
ホルマリン数およびメトキシ基数が、 4≦(結合ホルマリン数)≦6、 2≦(メトキシ基数)<6であることが特に好ましい。
本発明のメラミン誘導体において、一量体含量は多いほ
ど加硫ゴムは優れた動的特性を示し、なおかつ未加硫ゴ
ム配合物は高いスコーチ安定性を示す。即ち一量体含量
が60%未満では、たとえメラミン1分子当たりの結合ホ
ルマリン数及びメトキシ基数が、本発明の範囲にあつた
としても、優れた動的特性、更には高いスコーチ安定性
は得られない。一量体含量が90%を越えると、通常の製
造方法では得られず、特別の精製工程を必要とするた
め、製造コストが大巾に増加し、工業的価値が低下する
ため、実用上一量体含量は60〜90%の範囲が選択され
る。
ど加硫ゴムは優れた動的特性を示し、なおかつ未加硫ゴ
ム配合物は高いスコーチ安定性を示す。即ち一量体含量
が60%未満では、たとえメラミン1分子当たりの結合ホ
ルマリン数及びメトキシ基数が、本発明の範囲にあつた
としても、優れた動的特性、更には高いスコーチ安定性
は得られない。一量体含量が90%を越えると、通常の製
造方法では得られず、特別の精製工程を必要とするた
め、製造コストが大巾に増加し、工業的価値が低下する
ため、実用上一量体含量は60〜90%の範囲が選択され
る。
またメラミン1分子当たりの結合ホルマリン数は多い
程、加硫ゴムの動的特性が優れる傾向にあり、結合ホル
マリン数が4未満では充分な効果が得られない。
程、加硫ゴムの動的特性が優れる傾向にあり、結合ホル
マリン数が4未満では充分な効果が得られない。
またメラミン誘導体中のメトキシ基とフリーのメチロー
ル基の比率も、加硫ゴムの動的特性ならびに未加硫ゴム
の加工性に大巾に影響を与える。即ち、メラミン誘導体
の一量体含量ならびにメラミン1分子当たりの結合ホル
マリン数が一定としても、メトキシ基が少ない程、フリ
ーのメチロール基数が多い事を意味し、加硫ゴムの動的
特性は若干向上する傾向にあるものの、未加硫ゴムの加
工性は大巾に低下する点が存在し、その傾向はシリカを
含有する系で顕著である。
ル基の比率も、加硫ゴムの動的特性ならびに未加硫ゴム
の加工性に大巾に影響を与える。即ち、メラミン誘導体
の一量体含量ならびにメラミン1分子当たりの結合ホル
マリン数が一定としても、メトキシ基が少ない程、フリ
ーのメチロール基数が多い事を意味し、加硫ゴムの動的
特性は若干向上する傾向にあるものの、未加硫ゴムの加
工性は大巾に低下する点が存在し、その傾向はシリカを
含有する系で顕著である。
そのためシリカを含有しない系ではメトキシ基数が2以
上、ならびにシリカを含有する系ではメトキシ基数が4
以上であることが実用上好ましい。
上、ならびにシリカを含有する系ではメトキシ基数が4
以上であることが実用上好ましい。
以上述べたように本発明においては、天然ゴムもしくは
合成ゴムにレゾルシンもしくはレゾルシン誘導体、なら
びにメラミン1分子当たりの結合ホルマリン数、メトキ
シ基数がある特定の範囲で、かつ一量体含量が特定の範
囲の場合のみ、目的とする加硫ゴムの動的特性が優れ、
なおかつ繊維や金属との接着性や未加硫ゴムのスコーチ
安定性を損なうことが無いことから、前述の社会的状況
のなかで、その実用的価値は極めて高い。
合成ゴムにレゾルシンもしくはレゾルシン誘導体、なら
びにメラミン1分子当たりの結合ホルマリン数、メトキ
シ基数がある特定の範囲で、かつ一量体含量が特定の範
囲の場合のみ、目的とする加硫ゴムの動的特性が優れ、
なおかつ繊維や金属との接着性や未加硫ゴムのスコーチ
安定性を損なうことが無いことから、前述の社会的状況
のなかで、その実用的価値は極めて高い。
本発明においてレゾルシンもしくはレゾルシン誘導体
は、ゴム100部(重量部、以下同様)に対し、通常0.1〜
7部、好ましくは0.3〜5部配合される。ここで、レゾ
ルシン誘導体としては、少なくともレゾルシン及びホル
ムアルデヒドを成分とする樹脂を含んだ誘導体が用いら
れ、例えば、レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド樹脂とアルキルフエノール・
ホルムアルデヒド樹脂との溶融混合物などが挙げられ
る。
は、ゴム100部(重量部、以下同様)に対し、通常0.1〜
7部、好ましくは0.3〜5部配合される。ここで、レゾ
ルシン誘導体としては、少なくともレゾルシン及びホル
ムアルデヒドを成分とする樹脂を含んだ誘導体が用いら
れ、例えば、レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド樹脂とアルキルフエノール・
ホルムアルデヒド樹脂との溶融混合物などが挙げられ
る。
またメラミン誘導体は、ゴム100部に対し、通常0.5〜7
部、好ましくは1〜5部配合される。
部、好ましくは1〜5部配合される。
本発明においてゴム成分としては天然ゴム(NR)及び
合成ゴムの1種又は2種以上が用いられる。合成ゴムと
しては例えばポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジ
エンゴム(BR)、スチレン・ブタジエンゴム(SB
R)、イソプレン・イソブチレンゴム(IIR)、エチ
レン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、これらの
変性物、これらのブレンド物等がいずれも使用できる。
合成ゴムの1種又は2種以上が用いられる。合成ゴムと
しては例えばポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジ
エンゴム(BR)、スチレン・ブタジエンゴム(SB
R)、イソプレン・イソブチレンゴム(IIR)、エチ
レン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、これらの
変性物、これらのブレンド物等がいずれも使用できる。
本発明のゴム組成物は上記成分を通常の加工装置、例え
ばロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどにより混
練することにより得られる。また上記成分の他に公知の
加硫剤、加硫促進剤、加硫促進剤、加硫遅延剤、有機過
酸化物、補強剤、充填剤、老化防止剤、粘着付与剤、着
色剤等を添加できることは勿論である。
ばロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどにより混
練することにより得られる。また上記成分の他に公知の
加硫剤、加硫促進剤、加硫促進剤、加硫遅延剤、有機過
酸化物、補強剤、充填剤、老化防止剤、粘着付与剤、着
色剤等を添加できることは勿論である。
(実施例) 以下に参考例、実施例及び比較例を挙げて説明する。
尚、単に%又は部とあるは重量%又は重量部を示す。
尚、単に%又は部とあるは重量%又は重量部を示す。
参考例1(メラミン誘導体の合成) 撹拌器、温度計及び還流器つきの1のガラス製の3ツ
口フラスコに、ホルマリン(37%)を、259.6g(3.20
モル)仕込み、少量の苛性ソーダでpH9.0〜9.5に調整
後、メラミン50.5g(0.40モル)を仕込み、オイルバス
にて内容液を還流状態まで昇温(約80℃)し保温した。
還流を開始してから60分経過後、オイルバスを取りはず
し室温まで冷却し、メタノール202.6g(6.33モル)を
仕込んだ。さらに硫酸によりpHを2〜3まで低下せし
め、約30℃で120分間メトキシ化反応を行つた。合成し
た反応液は減圧蒸留により、水及びメタノールを留去せ
しめ、加温状態で取出しを行つた。
口フラスコに、ホルマリン(37%)を、259.6g(3.20
モル)仕込み、少量の苛性ソーダでpH9.0〜9.5に調整
後、メラミン50.5g(0.40モル)を仕込み、オイルバス
にて内容液を還流状態まで昇温(約80℃)し保温した。
還流を開始してから60分経過後、オイルバスを取りはず
し室温まで冷却し、メタノール202.6g(6.33モル)を
仕込んだ。さらに硫酸によりpHを2〜3まで低下せし
め、約30℃で120分間メトキシ化反応を行つた。合成し
た反応液は減圧蒸留により、水及びメタノールを留去せ
しめ、加温状態で取出しを行つた。
このメラミン誘導体の一量体含量は81%で、結合ホルマ
リン数はメラミン1分子当たり5.7、メトキシ基数は4.2
であつた。
リン数はメラミン1分子当たり5.7、メトキシ基数は4.2
であつた。
ホルマリンもしくはメタノールのモル比ならびに反応温
度等を変更せしめ、同様の方法で各種のメラミン誘導体
を製造した。
度等を変更せしめ、同様の方法で各種のメラミン誘導体
を製造した。
なお、メラミン誘導体の一量体含量、結合ホルマリン数
ならびにメトキシ基数は次の方法により測定した。
ならびにメトキシ基数は次の方法により測定した。
(測定法) 一量体含量:GPC(ゲル・パーミエーシヨン・クロ
マトグラフイー)による面積百分率。
マトグラフイー)による面積百分率。
結合ホルマリン量:リン酸添加後、蒸留によりホルマ
リンを追い出し、得られたホルマリン量をヨウ素−チオ
硫酸ソーダ滴定により算出した。
リンを追い出し、得られたホルマリン量をヨウ素−チオ
硫酸ソーダ滴定により算出した。
メトキシ基数:メラミン誘導体のフエノール、プロピ
オン酸溶液にヨウ化水素酸を加えた後、ヨウ化カリウム
−チオ硫酸ソーダ滴定により算出した。
オン酸溶液にヨウ化水素酸を加えた後、ヨウ化カリウム
−チオ硫酸ソーダ滴定により算出した。
(実施例においては、メラミン誘導体の構造をより明確
にするため参考までにフリーのメチロール基数を示した
が、フリーのメチロール基数も、他と同様にヨウ素−チ
オ硫酸ソーダ法により滴定し算出した。) また実施例において得られた加硫ゴムの特性は以下の方
法により測定した。
にするため参考までにフリーのメチロール基数を示した
が、フリーのメチロール基数も、他と同様にヨウ素−チ
オ硫酸ソーダ法により滴定し算出した。) また実施例において得られた加硫ゴムの特性は以下の方
法により測定した。
動的粘弾特性; 岩本製作所製粘弾製スペクトロメータを使用し初期歪15
%、振巾1%、周波数50Hz、室温30℃にて測定した。動
的弾性率E′及びロスタンジエントtanδの値を指数化
し表示した。E′のIndexは高いほど、tanδのIndex
は低いほど良好である。
%、振巾1%、周波数50Hz、室温30℃にて測定した。動
的弾性率E′及びロスタンジエントtanδの値を指数化
し表示した。E′のIndexは高いほど、tanδのIndex
は低いほど良好である。
ムーニースコーチ性; 125℃でのスコーチタイムを指数化して表示した。Inde
xが高いほどスコーチタイムが長く加工工程が安定であ
る。
xが高いほどスコーチタイムが長く加工工程が安定であ
る。
スチールコードとの接着性; 7×4×0.007の黄銅メツキされたスチールコードを用
いHテスト法にて測定した引抜力を指数化し表示した。
耐熱接着力は120℃×48時間熱老化後の引抜力、湿熱接
着力は75℃×80RH%×48時間湿熱老化後の引抜力にて
評価した。数値の高いほど良好である。
いHテスト法にて測定した引抜力を指数化し表示した。
耐熱接着力は120℃×48時間熱老化後の引抜力、湿熱接
着力は75℃×80RH%×48時間湿熱老化後の引抜力にて
評価した。数値の高いほど良好である。
尚、Hsは硬さ、M100は100%引張応力、TBは引
張強さ、EBは伸びを示す。
張強さ、EBは伸びを示す。
実施例1 天然ゴム(RSS#1)80部、イソプレンゴム(IR22
00)20部、LS−HAFカーボン60部、亜鉛華10部、ナ
フテン酸コバルト(Co分10%)3部、老化防止剤(6
C)1部、レゾルシン1部、硫黄6部、加硫促進剤(D
Z)1部に、第1表記載のメラミン誘導体又は他の添加
剤を配合して、バンバリーミキサーにより4分間充分に
混練しゴム組成物を得た。尚No.10はレゾルシンを配合
しなかつた。
00)20部、LS−HAFカーボン60部、亜鉛華10部、ナ
フテン酸コバルト(Co分10%)3部、老化防止剤(6
C)1部、レゾルシン1部、硫黄6部、加硫促進剤(D
Z)1部に、第1表記載のメラミン誘導体又は他の添加
剤を配合して、バンバリーミキサーにより4分間充分に
混練しゴム組成物を得た。尚No.10はレゾルシンを配合
しなかつた。
得られたゴム組成物を150℃で30分間、モールド加硫
し、その特性を測定した。結果を第1表に示す。
し、その特性を測定した。結果を第1表に示す。
第1表よりNo.1〜4のゴム組成物は高E′で低tanδ性
を示す指標であるE′/tanδ値が約1.5〜1.8とNo.5〜
7のゴム組成物の約1.2〜1.3に比べて高く、すぐれた共
通の効果を示す。また、スチールコードとの接着性は両
グループ間で有意差がない。No.8のヘキサメチレンテ
トラミンもE′/tanδ値が1.5とすぐれた特性を示すが
湿熱接着性がメラミン系のゴム組成物に比べて約半分と
大きく劣る。尚、表において結合ホルマリン数、メトキ
シ基数、フリーのメチロール基数はそれぞれメラミン1
分子当たりの数値であり、以下の表においても同様であ
る。
を示す指標であるE′/tanδ値が約1.5〜1.8とNo.5〜
7のゴム組成物の約1.2〜1.3に比べて高く、すぐれた共
通の効果を示す。また、スチールコードとの接着性は両
グループ間で有意差がない。No.8のヘキサメチレンテ
トラミンもE′/tanδ値が1.5とすぐれた特性を示すが
湿熱接着性がメラミン系のゴム組成物に比べて約半分と
大きく劣る。尚、表において結合ホルマリン数、メトキ
シ基数、フリーのメチロール基数はそれぞれメラミン1
分子当たりの数値であり、以下の表においても同様であ
る。
実施例2 第2表に記載のメラミン誘導体を用いた以外は実施例1
と同様にしてゴム組成物を得た。得られたゴム組成物の
加硫特性を同様第2表に示す。
と同様にしてゴム組成物を得た。得られたゴム組成物の
加硫特性を同様第2表に示す。
第2表よりNo.1からNo.5へとメトキシ基数の増加とと
もにスコーチタイムは延びるがtanδが高くなり、E′
も低くなる傾向を示す。
もにスコーチタイムは延びるがtanδが高くなり、E′
も低くなる傾向を示す。
実施例3 天然ゴム(RSS#1)80部、イソプレンゴム(IR22
00)20部、LS−HAFカーボン52部、シリカ10部、亜
鉛華7部、ナフテン酸コバルト(Co分10%)2部、老
化防止剤(6C)1部、レゾルシン1部、硫黄4.2部、
加硫促進剤(DZ)0.7部に、第3表記載のメラミン誘
導体又は他の添加剤を配合して、バンバリーミキサーに
より4分間充分に混練しゴム組成物を得た。尚、No.6
はレゾルシンの代りにレゾルシン・ホルマリン縮合物を
1部配合し、No.12にはレゾルシンを配合しなかつた。
00)20部、LS−HAFカーボン52部、シリカ10部、亜
鉛華7部、ナフテン酸コバルト(Co分10%)2部、老
化防止剤(6C)1部、レゾルシン1部、硫黄4.2部、
加硫促進剤(DZ)0.7部に、第3表記載のメラミン誘
導体又は他の添加剤を配合して、バンバリーミキサーに
より4分間充分に混練しゴム組成物を得た。尚、No.6
はレゾルシンの代りにレゾルシン・ホルマリン縮合物を
1部配合し、No.12にはレゾルシンを配合しなかつた。
得られたゴム組成物の加硫特性を同様第3表に示す。
第3表よりNo.1〜6のゴム組成物はE′/tanδ値が約
1.6〜1.8とNo.7〜No.9のゴム組成物の1.3台に比べて
高く、すぐれた共通の効果を示す。また、スチールコー
ドとの接着性は両グループ間で有意差がない。No.10の
ゴム組成物はE′/tanδ値が1.81と高くすぐれている
が、スコーチタイムIndexが60と極めて悪い。No.11の
ゴム組成物もE′/tanδ値が1.62と高く優れているが
湿熱接着力Indexが58と極めて悪い。
1.6〜1.8とNo.7〜No.9のゴム組成物の1.3台に比べて
高く、すぐれた共通の効果を示す。また、スチールコー
ドとの接着性は両グループ間で有意差がない。No.10の
ゴム組成物はE′/tanδ値が1.81と高くすぐれている
が、スコーチタイムIndexが60と極めて悪い。No.11の
ゴム組成物もE′/tanδ値が1.62と高く優れているが
湿熱接着力Indexが58と極めて悪い。
実施例4(タイヤのドラムテスト) スチールベルトトツピングゴム,スチールベルトエツジ
テープゴム,スチールベルトエツジ間挿入ゴムとして、
各種メラミン誘導体又はヘキサメチレンテトラミンを配
合した実施例1と全く同様の配合のゴム組成物を使用し
て、1000R2014Pのタイヤを作製し、米国Tire and Rim
A ssociation規準に基づきTread Ieaving carcass(TL
C)条件にて一定時間走行後タイヤを解体し2番目と3番
目のベルト端からのセパレーシヨンの長さを周上20カ所
測定し、その平均長さにてIndex表示した。Indexが小
さいほど、セパレーシヨンの長さは短く良好である。結
果を第4〜5表に示す。第4表はシリカを含まないベル
ト部ゴムを使用したタイヤのドラムテスト結果を示し、
第5表は実施例3と全く同様の配合のシリカを含むベル
ト部ゴムを使用したタイヤのドラムテスト結果を示す。
テープゴム,スチールベルトエツジ間挿入ゴムとして、
各種メラミン誘導体又はヘキサメチレンテトラミンを配
合した実施例1と全く同様の配合のゴム組成物を使用し
て、1000R2014Pのタイヤを作製し、米国Tire and Rim
A ssociation規準に基づきTread Ieaving carcass(TL
C)条件にて一定時間走行後タイヤを解体し2番目と3番
目のベルト端からのセパレーシヨンの長さを周上20カ所
測定し、その平均長さにてIndex表示した。Indexが小
さいほど、セパレーシヨンの長さは短く良好である。結
果を第4〜5表に示す。第4表はシリカを含まないベル
ト部ゴムを使用したタイヤのドラムテスト結果を示し、
第5表は実施例3と全く同様の配合のシリカを含むベル
ト部ゴムを使用したタイヤのドラムテスト結果を示す。
第4表のNo.1〜3及び第5表のNo.1〜2のゴム組成物
を使つたタイヤはIndexが60〜70と良好である。しかし
その他のタイヤはIndexが大きい。第5表のNo.4のヘ
キサメチレンテトラミンを使つたゴム組成物のタイヤは
Indexが72と良好であるが、タイヤサンプルの耐湿熱接
着性が試験室の評価と同様悪かつた。
を使つたタイヤはIndexが60〜70と良好である。しかし
その他のタイヤはIndexが大きい。第5表のNo.4のヘ
キサメチレンテトラミンを使つたゴム組成物のタイヤは
Indexが72と良好であるが、タイヤサンプルの耐湿熱接
着性が試験室の評価と同様悪かつた。
Claims (3)
- 【請求項1】天然ゴムもしくは合成ゴムに、レゾルシン
もしくは少なくともレゾルシン及びホルムアルデヒドを
成分とする樹脂を含んだ誘導体、ならびにメラミンとホ
ルマリンとの反応物であつて、メラミン1分子当たり、
結合ホルマリン数およびメトキシ基数が、 4≦(結合ホルマリン数)≦6、 2≦(メトキシ基数)<6の範囲で、かつ一量体含量が
60〜90%であるメラミン誘導体を配合することを特徴と
する動的特性の改善されたゴム組成物。 - 【請求項2】ゴム中にシリカを含まない特許請求の範囲
第1項記載のゴム組成物。 - 【請求項3】ゴム中にシリカを含み、かつメラミン誘導
体がメラミン1分子当たりメトキシ基数が、 4≦(メトキシ基数)<6の範囲である特許請求の範囲
第1項記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61044986A JPH0625285B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61044986A JPH0625285B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62201949A JPS62201949A (ja) | 1987-09-05 |
| JPH0625285B2 true JPH0625285B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=12706779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61044986A Expired - Lifetime JPH0625285B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625285B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1246740B (it) | 1990-12-27 | 1994-11-26 | Pirelli Cavi Spa | Articolo comprendente almeno un filo metallico annegato in un materiale elastomerico vulcanizzato. |
| JPH11263102A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP4556333B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2010-10-06 | 東海ゴム工業株式会社 | 自動車用ホース |
| JP4556332B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2010-10-06 | 東海ゴム工業株式会社 | 自動車用ホース |
| JP2002220480A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | ポリアミド・防振ゴム複合体 |
| JP2003002006A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2010013631A (ja) * | 2008-06-04 | 2010-01-21 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ゴム組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512101A (en) * | 1978-07-08 | 1980-01-28 | American Cyanamid Co | Aqueous vinyl emulsion system and preparing same |
| JPS57116628A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | Vulcanization bonding method for rubber and reinforcing material |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP61044986A patent/JPH0625285B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62201949A (ja) | 1987-09-05 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |