JPH033710Y2 - - Google Patents

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JPH033710Y2
JPH033710Y2 JP19894987U JP19894987U JPH033710Y2 JP H033710 Y2 JPH033710 Y2 JP H033710Y2 JP 19894987 U JP19894987 U JP 19894987U JP 19894987 U JP19894987 U JP 19894987U JP H033710 Y2 JPH033710 Y2 JP H033710Y2
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wagon
floor
wagons
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物の上下方向の空間を有効に活用
するための床上収納庫に関する。
(従来の技術) 近年のように人口が都市に集中してくると、限
られた空間を有効に利用することを考えなければ
ならない。そこで、側面に物品の出し入れ口を有
する物品収納構造体を床上に構築し、上記物品収
納構造体の上面を床面として利用する床上収納庫
が提案されている。実願昭62−85254号の明細書
及び図面記載のものがそれである。上記出願に係
る明細書及び図面記載のものによれば、室内の上
下方向の空間の無駄がなく、限られた室内の空間
を有効に利用できるという効果がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記出願に係る明細書及び図面記載
の考案をさらに改良し、住宅や事務所等の限られ
た空間をさらに有効に利用することを可能にする
と共に、使い勝手を良くした床上収納庫を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、物品収納構造体の側面の出し入れ口
からは物品を載せて奥行き方向に移動できる複数
のワゴンを出し入れ可能とし、奥行き方向に並ぶ
複数のワゴン相互間は連結部で互いに連結すると
共に、上記連結部の少なくとも一箇所は切り離し
可能とし、各ワゴンは、ガイドレールに沿い転動
してワゴンを奥行き方向に移動させる第1のロー
ラと、床上を転動してワゴンを開口面方向に移動
させる第2のローラとを具備し、上記第1のロー
ラが上記ガイドレールに乗つた状態では上記第2
のローラが床面から離間することを特徴とする。
(作用) 物品収納構造体内において奥行き方向に並ぶ複
数のワゴンは、第1のローラをガイドレールに沿
い転動させながら連結状態で奥行き方向に移動さ
せることができ、物品収納構造体の出し入れ口か
ら出し入れすることができる。奥行き方向に並べ
た複数のワゴンの一部は、上記出し入れ口から出
したのち連結部から切り離し、第2のローラを建
物の床上において転動させながら物品収納構造体
の奥行き方向に対し直角方向に移動させることが
できるので、上記出し入れ口の前方に広い空間を
設ける必要はない。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係る床上収
納庫の実施例について説明する。
第1図において、符号15は建物の床、17は
建物の壁であり、これらの床15と壁17と図示
されない天井とによつて室が形成されている。こ
の室の一部には、壁17の際において床15の上
に物品収納構造体10が構築されている。物品収
納構造体10の一側面には物品の出し入れ口が形
成され、この出し入れ口からは、物品を載せて奥
行き方向に移動できる複数のワゴン14を奥行き
方向に並べた状態で出し入れすることができる。
物品収納構造体10は、第2図に示すように、
上記床上に立てられた左右一対の脚材12,12
と、これらの脚材12,12にまたがつて水平に
連結された床受け材11と、この床受け材11の
上に敷き詰められた床パネル13からなるユニツ
トを前後左右に多数敷き詰め、かつ、上記ユニツ
トを前後左右を相互に連結することによつて構成
されている。上記脚材12,12は、高い剛性を
得るために、角形のパイプを溶接して枠形に組ん
である。脚材12,12の下部には建物の床15
の凹凸に対応して上面のレベルを一定に保ための
アジヤスタが設けられる。上記一対の脚材12,
12間には奥行き方向のトンネル状の物品収納空
間が形成されている。上記床受け材11は、角パ
イプを枠形にかつ格子状に堅固に組み立てられて
おり、上記パイプ内に電力用又は情報通信用の配
線を通すことにより、配線を例えば900mm方眼の
形で形成することができる。第1図において符号
32は上記配線を通じて取り出した電力用コンセ
ントである。前記床パネル13は、一つの上記床
受け材11当たり4枚用いられる。床パネル13
は、例えば鋼板製のフレームに耐火断熱材を充填
したものを用いることができ、これによつて断熱
性や遮音性に優れた収納庫を得ることができる。
また、床パネル13はこれを自由に取り外すこと
ができるようにしておけば、物品収納構造体10
の側面の出し入れ口からワゴン14を引き出すこ
となく、床面側から物品の出し入れを行うことも
できる。
こうして形成された物品収納構造体10の上面
は建物の床15の面より一段と高くなつており、
この高くなつた部分は人や机その他の備品を載せ
ても耐えられるような丈夫な床面を構成してい
る。従つて、物品収納構造体10の上で日常の生
活ができるし、事務所等としても使うことができ
る。なお第1図の例では、物品収納構造体10の
上に乗り降りするための階段30が形成されてい
る。
前記ワゴン14は、第3図に示すように奥行き
方向に複数連結されており、先頭のワゴン14を
引つ張りまた押し込むことによつて後続のワゴン
14も奥行き方向に進退するようになつている。
ワゴン14には収納しようとする物品30を載せ
ることができる。ワゴン14はフラツトな台車状
のものでもよいし、周囲を囲む枠体16を取りつ
けて書類等を保管できるようにしてもよい。先頭
のワゴン14の前面には前面パネル18が取りつ
けられている。前面パネル18は物品収納構造体
10の一つの出し入れ口に多少の空間的余裕をも
つて嵌ることができる程度の大きさに形成されて
いる。
第3図乃至第5図に示すように、各ワゴン14
の左右両側面には前端部と後端部にそれぞれ1個
ずつ合計4個の第1のガイドローラ21がそれぞ
れ側方に向かつて突設された水平軸33を中心に
して前後方向に垂直面内において回転可能に軸支
されている。また、各ワゴン14の底部には左右
両側の前端部と後端部にそれぞれ1個ずつ合計4
個の第2のガイドローラ23がそれぞれ軸受25
によつて支持された左右方向の水平軸27を中心
にして左右方向の垂直面内において回転可能に軸
支されている。第1のガイドローラ21は各ワゴ
ン14を物品収納構造体10の奥行き方向に移動
させるためのローラであり、前記脚材12,12
の内側面に奥行き方向に水平に固定された左右一
対のガイドレール31,31に沿つて転動する。
ガイドレール31,31はチヤンネル状に形成さ
れ、チヤンネルの開放面を内方に向けて固定され
ている。第1のローラ21はガイドレール31の
下側のガイド片の上を転動する。一方、第2のロ
ーラ23は各ワゴン14を奥行き方向に直角な方
向である間口面に平行な方向に移動させるための
ローラで、建物の床に敷設されたローラガイド2
6上を転動することができる。建物の床に敷かれ
た絨毯等の上にローラガイド26を敷設するとき
は、ベース材28を介して敷設する。第1のロー
ラ21がガイドレール31のガイド片上に乗つた
状態では、第2のローラ23が床15上のローラ
ガイド26から離間している。第1のローラ21
をガイドレール31のガイド片の上に載せるとき
は、ワゴン14を抱え上げながら載せる。なお、
ガイドレール31の上記ガイド片の前端部は下方
に向かう傾斜部31aとなつており、この傾斜部
31aにおいてローラ21を転動させながらガイ
ドレール31にローラ21を導くことができる。
第3図に示すように、先頭のワゴン14の前面
パネル18には、物品収納構造体10にワゴン1
4を収納した状態で施錠するためのシリンダ錠等
の錠前20と、後述の連結部51を任意に切り離
すための解除摘み22と、把手24が設けられて
いる。
次に、各ワゴン14相互を連結する連結部51
の機構について説明する。第6図において、各ワ
ゴン14の後端縁部に沿つてロツク板52が間口
面に平行な方向に移動可能に、かつ、図示されな
い付勢手段により図において下方に移動する向き
に付勢されて配置されている。一方、先頭のワゴ
ン14を除く後続のワゴン14の前端にはフツク
58が固定されている。上記ロツク板52には上
記フツク58が嵌入して係合する係合孔56が形
成されると共に、前記解除摘み22を一体に有す
る解除部材44の後端部が嵌る解除孔54が形成
されている。前後のワゴン14が近接するとロツ
ク板52の係合孔56にフツク58が嵌入し、双
方の斜面によつてロツク板52が付勢力に抗して
移動したあとロツク板52が付勢方向に移動して
ロツク板52がフツク58の鉤部に係合し、前後
のワゴン14が連結される。連結されたワゴン1
4は一体的に奥行き方向に走行させることができ
る。上記解除部材44の後端部には斜面50が形
成されると共に、解除部材44はばね48によつ
てロツク板52から離間する向きに付勢されてい
る。この付勢力に抗して解除部材44を押し込む
と、その斜面50がロツク板52の解除孔54の
一縁部を押してロツク板52を付勢力に抗して移
動させ、ロツク板52によるフツク58の係合を
解除する。この状態で一方のワゴン14を相対移
動させることによりワゴン相互の連結関係を解除
することができる。このような切り離し可能な連
結部51は各ワゴン相互間にそれぞれ設けてもよ
いし、奥行き方向に並べられた複数のワゴン相互
の連結部の少なくとも一箇所に設けてもよい。ま
た、図示の例では一つの連結部51に二つのフツ
ク58と二つの係合孔56が形成されているが、
フツク58と係合孔56は一つずつでも差支えな
い。
第7図乃至第9図は上記連結部51のより具体
的な構成を示す。第7図乃至第9図において、ワ
ゴン14の本体の前後の端部には強固な溝形の補
強部材62,64が固定されており、これら補強
部材62,64によつて解除部材44が奥行き方
向に移動可能に支持されると共に、補強部材64
の後端部においてロツク板52が移動可能に保持
されている。解除部材44にはばね受け46が設
けられ、このばね受け46と補強部材64の前側
の面との間に介装されたばね48により解除部材
44はロツク板52から離間する向きに付勢され
ている。先頭のワゴン14に続く他のワゴン14
の前端の補強部材62には二つのフツク58が前
方に向かつて突設されている。この二つのフツク
58にまたがつて一つの当接部材66が被せられ
ている。当接部材66は、同当接部材66に設け
られたガイドピン70がフツク58に形成された
ガイド溝68に嵌ることにより前後方向に移動可
能であると共に、各フツク58の外周に配置され
たコイルばね60により各フツク58を覆う向き
に付勢されている。
前後のワゴン14が近接すると、後部のワゴン
14の当接部材66に前部のワゴン14の後端が
当接し、当接部材66が付勢力に抗して押されな
がらフツク58の鉤部がロツク板52の係合孔5
6に進入し、かつフツク58の鉤部がロツク板5
2に係合して前後のワゴン14が連結される。摘
み22を押して解除部材44を付勢力に抗し後方
に移動させれば、前述のようにロツク板52によ
るフツク58の係合を解除して前後のワゴン14
の連結を解除することができる。このとき当接部
材66のばね付勢力によつて前後のワゴン14が
離間方向に押され、前後のワゴン14が自然に切
り離される。
上記実施例によれば、物品収納構造体10の上
面を床面として利用することにより、室内の上下
方向の空間の無駄がなく、限られた室内の空間を
有効に利用することができるし、建物の床部分を
物品収納庫として利用するため、これまで床上に
設置していたキヤビネツト等の設置スペースを省
略することができ、室内の横方向の空間も有効に
利用できるという利点がある。また、物品収納構
造体10内に奥行き方向に複数のワゴン14を連
結して出し入れするようにし、ワゴン14相互の
連結部51は切り離し可能としたため、物品収納
構造体10の出し入れ口から引き出したワゴン1
4の一部は連結部51から切り離して間口面と平
行な方向に移動させておき、続いて後続のワゴン
14を出し入れ口から引き出せばよいので、出し
入れ口の前方の建物の床面積を広くとる必要はな
く、限られた室内の空間をより有効に活用するこ
とができる。特に、図示の実施例のように各ワゴ
ン14を一個ずつ切り離すことができるようにし
た場合は、出し入れ口前方にワゴン14の一個分
の空間を設けるだけで物品を出し入れすることが
できる。
次に、本考案に係る床上収納庫の各種変形例に
ついて説明する。
第10図乃至第12図において、奥行き方向に
並びかつ奥行き方向に走行可能な前後のワゴン1
4相互間には、連結レバー78、解除レバー80
等を有してなる連結部71が設けられている。連
結レバー78は後続のワゴン14の前端折曲部7
6に形成された軸支部86により垂直面内におい
て回動可能にかつ前方に突出した状態に設けられ
ており、その先端部は下向きの鉤部となつてい
て、前側のワゴン14の折曲後端縁部74に上記
鉤部が係合できるようになつている。上記レバー
78は図示されないばね等によつて第10図にお
いて反時計方向に回動付勢され、この付勢力で回
動することによつて上記折曲縁部74に係合す
る。この係合によつて前後のワゴン14が連結さ
れ、この連結状態で前後のワゴン14が一体的に
奥行き方向に走行することができる。奥行き方向
に並ぶ複数のワゴン14を相互に連結した状態で
前記物品収納構造体10の出し入れ口から所定の
収納位置まで押し込んだとき、上記連結レバー7
8の下方に位置するように解除レバー80が配置
されている。解除レバー80は、建物の床側に軸
88を支点として上記連結レバー78の回動面に
対し直角な面内で回動可能に設けられており、そ
の一端部の折曲部82が連結レバー78の中間部
の下方に位置している。解除レバー80の他端部
には折曲部84が形成されている。解除レバー8
0はワゴン14の走行の邪魔にならないように、
通常は図示されないばね等の付勢力により回動し
て折曲部82が建物の床面の方に逃げている。
奥行き方向に並ぶ複数のワゴン14の側方には
解除部材90がその中心軸線を中心に回動可能
に、かつ軸線方向に移動可能に配置されている。
解除部材90はばね96により前方に移動する向
きに付勢されている。解除部材90には上記各解
除レバー80の位置においてピン92が固植され
ている。この各ピン92は解除部材90がばね9
6の付勢力で前方に移動しているときは解除レバ
ー80の折曲部84の位置から前方にずれている
が、解除部材90の前端の摘み94を押して解除
部材90を付勢力に抗し後方に移動させると、第
11図に鎖線で示すように各ピン92が解除レバ
ー80の折曲部84の位置まで移動する。そし
て、この状態からさらに解除部材90を第12図
のように回動させるとピン92が解除レバー80
の折曲部84を押し下げ、解除レバー80を付勢
力に抗して回動させ、解除レバー80の折曲部8
2により連結レバー78を押し上げて連結レバー
78と前方のワゴン14の折曲縁部78との連結
を解除する。ただし、上記各ピン92は解除部材
90に対し角度を変えて固植されており、解除部
材90の回動角度を変えることにより任意のワゴ
ン14間の連結部71による連結を選択的に解除
することができる。上記実施例における各ワゴン
14にも前述の第1のローラ21と第2のローラ
23が取りつけられている。第1のローラ21は
前記ガイドレール31に沿い転動してワゴン14
を奥行き方向に移動させるためのものであり、第
2のローラ23は床上を転動してワゴン14を間
口面方向に移動させるためのものである。そし
て、第1のローラ21がガイドレールに乗つた状
態では第2のローラ23が床面から離間する。上
記第1及び第2のローラ21,23を有すること
により、ワゴン14を前述の物品収納構造体10
の出し入れ口から引き出したのち間口面と平行な
方向に移動させることができる。
前後のワゴン14,14を接近させれば、連結
レバー78の前端部の斜面を一方のワゴン14の
折曲後端縁部74が押し上げたあと連結レバー7
8の鉤部が上記折曲後端縁部74に係合して前後
のワゴン14,14が連結される。
なお、連結レバー78は前方のワゴン14の後
端部に軸支し、後方のワゴン14の前端縁部に係
合させるようにしてもよい。
上記実施例によれば、前述の実施例と同様の効
果を奏するほか、物品の出し入れをする必要のな
いワゴン14は連結部71による連結を解除して
物品収納構造体10内に残し、物品の出し入れを
するワゴン14のみを引き出せばよいので、ワゴ
ンの出し入れ操作を軽快に行い得るという効果が
ある。
ワゴン14相互間の連結部には、第13図、第
14図に示すように、ワゴン14相互の緩衝及び
位置決め部材100を設けてもよい。緩衝及び位
置決め部材100は保持部材98によつて後方の
ワゴン14に固定されている。緩衝及び位置決め
部材100は前方のワゴン14に後方に向け突出
させて設けてもよい。
ワゴン相互の連結部は、第15図に符号101
で示すように弾性を有するリング状の係合部材1
02とこれに係合するフツク104で構成しても
よい。フツク104はリングの一部を切り欠いた
形になつている。係合部材102及びフツク10
4はそれ自体の弾性により互いに係合する向きに
変位し、フツク104が係合部材102に対し下
側から係合する。係合部材102の下方には軸1
06を中心に垂直面内において回動可能な解除レ
バー108があり、同レバー108を図において
時計方向に回動させることにより係合部材102
を押し上げて同係合部材102とフツク104と
の係合を解除する。係合部材102とフツク10
4は前後に相隣接するワゴン相互間に取りつけら
れる。双方のワゴンが接近すると係合部材102
にフツク104が当たり、フツク104がその弾
力により反曲しながら係合部材102の下に潜り
込み、さらに係合部材102に係合する。
ワゴン14相互の連結部は、第16図に示すよ
うに前方のワゴン14を間口面に平行な方向に移
動させることによつて連結が解除される連結部1
51であつてもよい。即ち、符号50を物品収納
構造体10の物品出し入れ口とすると、連結部1
51は、後方のワゴン14の前端と前方のワゴン
14の後端にそれぞれ突設されかつ互いに逆向き
の鉤状に形成されたフツク146,148でな
る。これらのフツク146,148は一方のワゴ
ン14が間口面に平行な方向に移動することり補
形的に連結され、また連結が解除される。
第17図は本考案に適用可能な連結部のさらに
別の例を示す。第17図において、前後のワゴン
14,14相互間の連結部161は、一方のワゴ
ン14の端面に固着された受け部材150と、他
方のワゴン14の端面に固着された係合ピン15
6とを有してなる。受け部材150は上下の端縁
部が受け部材150に対し所定の間隔をおいて折
り返され、これら折り返し部152,152間に
水平方向の溝154が形成されている。係合ピン
156の先端には鍔158が形成されている。係
合ピン156と上記溝154は同じ高さ位置にあ
り、一方のワゴン14を他方のワゴン14に対し
間口面に平行な方向に相対移動させることにより
係合ピン156を上記溝154に進入させること
ができる。このとき係合ピン156の鍔158は
受け部材150の基部と上下の折り返し部15
2,152間に進入し、前後のワゴン14,14
が連結される。
上記受け部材150とピン156との係合関係
は前後のワゴン14,14を間口面方向に相対移
動させることにより解除することができ、これに
よつて前後のワゴン14,14の連結関係を外す
ことができる。
第18図は連結部のさらに別の例を示す。第1
8図において、前後のワゴン14,14相互間の
連結部171は、一方のワゴン14の端面に固着
されたアングル状の連結部材162と他方のワゴ
ン14の端縁部に形成された立ち上がり部166
からなる。連結部材162の先端部は下方に直角
に折り曲げられて係合部164が形成されてお
り、この係合部164が上記他方のワゴン14の
立ち上がり部166に係合することにより前後の
ワゴン14,14が連結される。前後のワゴン1
4,14を開口面方向に相対移動させることによ
つて連結及び切り離しを行うことができる。
なお、奥行き方向に並ぶ複数のワゴン相互を連
結しかつ任意に切り離すことができる連結部の構
造は、以上説明した例のほかに各種のものが考え
られ、適宜の形式のものを選択適用して差支えな
い。また、切り離すことができる連結部は、奥行
き方向に並ぶ複数のワゴン相互の各連結部のうち
少なくとも一箇所にあればよく、切り離すことが
できない連結部は、例えば、ボルトとナツト等を
用いて実質一体的に結合してもよい。
物品収納構造体の出し入れ口は、第1図乃至第
3図のように先頭のワゴンの前面パネルによつて
塞ぐようにしてもよいし、扉を設けてもよい。こ
の場合の扉の形式は任意のものを適宜選択して適
用すればよい。
各ワゴンを床上において移動させるためのロー
ラは前記ローラ23のように開口面と平行な面内
においてのみ回転するローラに限られるものでは
なく、例えば第19図に示すような二指向性異径
走行ローラ34であつてもよい。第19図におい
て、中心の軸36に対し回転自在に嵌められたフ
レーム38には3個のローラ42が軸40によつ
て回転自在に軸支されている。各軸40は中心軸
36に対し直交する向きに設けられている。各ロ
ーラ42は樽形になつており、中心軸36方向か
ら見たとき、各ローラ42の外形を結んだ線が軸
36を中心とする円と一致している。二指向性異
径走行ローラ34はその中心軸36がワゴン14
の間口面と平行な方向に取りつけられる。フレー
ム38及び各ローラ42を含むローラ34全体を
軸36を中心として回転させることによりワゴン
14を奥行き方向に移動させることができる。ま
た、3個の軸40のうちの一つを中心として一つ
のローラ42を回転させることによりワゴン14
を間口面方向に移動させることができる。従つ
て、二指向性異径走行ローラ34を用いることに
よりワゴン14を床上において前後左右方向に自
由に移動させることができる。なお、二組の二指
向性異径走行ローラ34を60度の位相差をもたせ
て結合したものを一つのローラとして用いればワ
ゴン14を一層円滑に動作させることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、物品収納構造体の上面を床面
として利用することにより、室内の上下方向の空
間の無駄がなく、限られた室内の空間を有効に利
用することができるし、建物の床部分を物品収納
庫として利用するため、これまで床上に設置して
いたキヤビネツト等の設置スペースを省略するこ
とができ、室内の横方向の空間も有効に利用でき
るという利点がある。また、物品収納構造体内に
奥行き方向に複数のワゴンを連結して第1のロー
ラにより出し入れするようにし、ワゴン相互の連
結部の少なくとも一箇所は切り離し可能として第
2のローラにより間口面方向に移動可能としたた
め、物品収納構造体の出し入れ口から引き出した
ワゴンの一部は連結部から切り離して間口面と平
行な方向に移動させておき、後続のワゴンを出し
入れ口から引き出せばよいので、出し入れ口の前
方の建物の床面積を広くとる必要はなく、限られ
た室内の空間をより有効に活用することができる
し、不要なワゴンは切り離して物品収納構造体内
に残せばよいので、取扱上も便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る床上収納庫の一実施例を
示す斜視図、第2図は同上実施例中の物品収納構
造体の一部を構成する各ユニツトの分解斜視図、
第3図は上記実施例中のワゴンの部分を示す斜視
図、第4図は上記実施例におけるワゴンの走行装
置の部分を示す正面図、第5図は同上走行装置の
側面図、第6図は上記実施例中の連結部を概略的
に示す一部断面平面図、第7図は同上連結部の詳
細を示す一部断面側面図、第8図は同上一部断面
平面図、第9図は同上連結状態を示す断面側面
図、第10図は本考案に係る床上収納庫の別の実
施例を示す斜視図、第11図は同上平面図、第1
2図は同上実施例中の連結部の動作を示す正面
図、第13図は本考案に係る床上収納庫のさらに
別の実施例を示す側面図、第14図は同上実施例
の異なる作動態様を示す側面図、第15図は本考
案に適用可能な連結部の別の例を示す斜視図、第
16図は本考案に適用可能な連結部のさらに別の
例を示す平面図、第17図は本考案に適用可能な
連結部のさらに別の例を示す分解斜視図、第18
図は本考案に適用可能な連結部のさらに別の例を
示す斜視図、第19図は本考案に適用可能な第2
のローラの別の例を示す正面図である。 10……物品収納構造体、14……ワゴン、1
5……床、21……第1のローラ、23……第2
のローラ、31……ガイドレール、30……物
品、51,71,101,151,161,17
1……連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側面に物品の出し入れ口を有する物品収納構造
    体を床上に構築し、上記物品収納構造体の上面を
    床面として利用する床上収納庫において、 物品収納構造体の上記出し入れ口からは物品を
    載せて奥行き方向に移動できる複数のワゴンを出
    し入れ可能とし、 奥行き方向に並ぶ複数のワゴン相互間は連結部
    で互いに連結すると共に、上記連結部の少なくと
    も一箇所は切り離し可能とし、 各ワゴンは、ガイドレールに沿い転動してワゴ
    ンを奥行き方向に移動させる第1のローラと、床
    上を転動してワゴンを間口面方向に移動させる第
    2のローラとを具備し、 上記第1のローラが上記ガイドレールに乗つた
    状態では上記第2のローラが床面から離間するこ
    とを特徴とする床上収納庫。
JP19894987U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH033710Y2 (ja)

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JP2545965Y2 (ja) * 1991-10-08 1997-08-27 昭和飛行機工業株式会社 小型コンテナ

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