JPH0337362A - 熱機関の油侵入防止装置 - Google Patents
熱機関の油侵入防止装置Info
- Publication number
- JPH0337362A JPH0337362A JP17047289A JP17047289A JPH0337362A JP H0337362 A JPH0337362 A JP H0337362A JP 17047289 A JP17047289 A JP 17047289A JP 17047289 A JP17047289 A JP 17047289A JP H0337362 A JPH0337362 A JP H0337362A
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- JP
- Japan
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- chamber
- crosshead
- oil
- distance
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G2243/00—Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G2270/00—Constructional features
- F02G2270/85—Crankshafts
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明はクランクケース加圧型の無潤滑圧縮機や熱駆
動機関などの機関、例えばディスプレーサβ型であるス
ターリング・エンジンのガス作動空間(圧縮室)への油
侵入防止装置に関するものである。
動機関などの機関、例えばディスプレーサβ型であるス
ターリング・エンジンのガス作動空間(圧縮室)への油
侵入防止装置に関するものである。
第4図は従来の熱機関の油上がり防止装置を示す断面図
であり、本図は本発明が適用される代表的な熱機関の一
種(ディスプレーサβ型)であるスターリング・エンジ
ン(1シリンダ2ピストン直列配置タイプ)を示すもの
である0図において1はクランクケースで、本部品が基
本となってスターリング機関の全部品が組立構成される
。2はクランクケースlに加工された穴にボルト等締結
部品で固定されるフランジ、3はフランジ2と同様にク
ランクケースlに締結された軸受ハウジング、4はクラ
ンクケース1に締結固定されたフランジ、5は軸受ハウ
ジング3に固定された軸受、6はフランジ2に固定され
た輪受、7はクランク軸で軸受5及び軸受6で回転自在
に保持されており、スターリング機関が発生した動力を
外部に伝達するものである。8はクランク軸7に取り付
けられたメカニカル・シールで、クランクケース1内の
ガスを封じる効果がある。9及び10はクランク軸7の
回転釣合いを取るためのバランスウェイトでクランク軸
7に固定されている。11.12はクランク軸7に軸受
にて連結されているパワーピストン用コンロッド、13
はパワーピストン用コンロッド11.12と結合されて
いるクロスヘッドで、これにはパワーピストン用ロッド
14及びパワーピストン15が連結されている。またク
ロスヘッド13の外周はシリンダ16内往復摺動可能な
ように軸受作用を持たせて嵌合している。17はクロス
ヘッド13とパワーピストン15間の中間空間に備えら
れた油吸収材であり、通気性があり、しかも油吸収性の
ある材料で構成されており、クロスヘッド13側から飛
び散った油やパワーピストン用ロッド14に付着した油
を吸収する。18はディスプレーサ用コンロッドで、ク
ランク軸7と軸受にて回転自在に結合されている。19
はピストンピン、20はディスプレーサ用ロッドで、ピ
ストンピン19を接点としてディスプレーサ用コンロッ
ド18と結合され、またクロスヘッド13.パワーピス
トン用ロッド14゜パワーピストン15を貫通してデイ
スプレーサビストン21と固定結合されている。22は
クランクケースl底に溜まったスターリング機関の運動
部分を潤滑するための潤滑油である。23はクロスへラ
ド13とパワーピストン15の中間空間であるディスタ
ンス室、24はクロスヘッド13の下部空間であるバッ
ファ室である0以上がスターリング機関の主な構成であ
る。 次に従来の油上がり防止機構について説明する。 第5図において、27はパワーピストン15の上部空間
である圧縮室、25はピストン15の溝部に装着され、
シリンダ16部内周に密着摺動し、圧縮室27を密閉す
るピストンリングである。26はバッファ室24とダイ
スタンス室23を連通する連通管、28はクロスヘッド
13とパワーピストン用コンロッド11をとめるピスト
ンピン、29はクロスヘッド13の溝部に装着されたピ
ストンリングで、雨空間23.24をシールしている。 30は連通管26に設けられた逆止弁、31は連通管2
6に設けられた油分離器である。 次に従来のスターリング機関の動作について説明する。 第4図及び第5図に示したようないわゆる1シリンダ2
ピストン直列配置のクランク軸型スターリング機関では
、シリンダ16内に発生した圧力変動(圧力の発生機構
は省略する)がパワーピストン15に作用し、力に変換
されてパワーピストン用ロッド14.クロスヘッド13
.パワーピストン用コンロッド11.12に伝達される
。そして回転仕事がクランク軸7により外部に出力され
る。この回転仕事の一部をデイスプレーサビストン21
に伝達し、往復運動を誘起して、スターリング機関とし
ての動作をせしめている。 次に油上がり防止機構の作用について説明する。 油潤滑して往復摺動するクロスヘッド13上部にやがて
油が溜まり、溜まった油はクロスへラド13上面から飛
び散り、飛び散った油を通気性があり、かつ油吸収性の
ある油吸収材17により吸収する。逆止弁30により、
バッファ室24からディスタンス室23へのガス流方向
のみに規制し、第2図に示したようにほとんどの時間に
おいてディスタンス室圧力がバッファ室圧力より高くな
り、その圧力差(Pd−Pb)によりクロスヘッド13
上面に溜まった油をクロスヘッドの隙間からバッファ室
に押し戻す。 次に油上がりによる弊害について説明する。かき上げら
れた潤滑油22が圧縮室27に侵入すると、熱交換器の
性能低下、流路の圧力損失の増大などの不都合が生じる
。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の油侵入防止装置は以上のように構成されており、
ディスタンス室は体積の変化が無いため、ディスタンス
室圧力はクランク角の変化に対してほぼ一定値を示すの
で、油の押し戻しはバッファ室とディスタンス室を結ぶ
通気回路に設けた逆止弁により作り出したディスタンス
室とバッファ室の圧力差のみを利用して行なっている。 このためクロスヘッドの隙間からバッファ室に押し戻す
効果が弱く、長時間の間にクロスヘッド上面に溜まった
油の飛び散る量が多くなってくると、油吸収材だけでは
油を抑えきれないなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、クロスヘッド上部に溜まった油をクロスヘッ
ド下部のクランクケース底部側に戻す効率が高く、クロ
スヘッド上部から跳ね飛ぶ油を遮断することのできる油
侵入防止装置を得ることを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る熱機関の油侵入防止装置は、ディスタン
ス室に分割板を設け、ディスタンス室を2つの空間に分
割し、その2つに分けたうちディスタンス室下部にクロ
スヘッド下部空間であるバッファ室からのガス流入のた
めの通気口を設けるとともに、ディスタンス室分割板と
パワーピストン用ロンドの摺動部にシール機構を設け、
その摺動部からのガス漏れを低減させたものである。 〔作用〕 この発明においては、ディスタンス室が上記のように2
つの空間に分割された構成としたから、クロスヘッドが
往復運動することによりディスタンス室下部は顕著に体
積変化を起こし、その結果顕著に圧力変動を起こし、ク
ロスヘッド上部に溜まった油をクロスヘッドの隙間から
バッファ室に押し戻すための差圧を大きくし、クロスヘ
ッド上面から飛び敗る油量を低減できる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。 第1図は本発明の一実施例による油侵入防止装置を示す
図であり、図において、lはクランクケースであり、ク
ランクケース下部構造は図示を省略した。11はクラン
ク軸(図示せず)の偏心ビン部に嵌合されたコンロッド
、13はコンロッド11の他端に連結されたクロスヘッ
ド、14はクロスヘッド13に固定されたピストンリン
グである。33は従来のディスタンス室を上下2つに分
割するディスタンス室分割板、34はディスタンス室分
割板33で分割された2つの部屋のうちの1つで、クロ
スヘッド13側のディスタンス室下部、35はもう一方
の部屋でピストン側のディスタンス室上部、17はクロ
スへラド13とディスタンス室分割板33との間のディ
スタンス室下部34に備えられた油吸収材、24はクロ
スヘッド13下部の空間であるバッファ室、29はクロ
スヘッド13の溝部に装着され、クランクケースlの摺
動面内周に密着摺動し、ディスタンス室下部34とバッ
ファ室24を適度にガスシールしているピストンリング
、26はバッファ室24とディスタンス室下部34を連
通する連通管であり、その配管の途中に油分離器31と
逆止弁30が設けられている。なお、逆止弁30は図中
に矢印で示すようにバッファ室24からディスタンス室
下部34ヘガスが流通する。36はディスタンス室下部
34とディスタンス室上部35とをガスシールするディ
スタンス室分割板33に設けられたシールリング、37
はそのシールリングのためのOリングである。その他の
部品は第5図と同様である。 次に動作について説明する。 通常、この種の機関はクランクケースを加圧した状態で
運転する。クランク軸(図示せず)の回転に同期してク
ロスヘッド13及び該クロスヘッドにロフト14を介し
て連結されたパワーピストン(図示せず)は上下往復運
動を繰り返す。油上がりはクランク軸の軸受部やクロス
ヘッド13の摺動面に強制潤滑しているため、潤滑状態
にあるクロスヘッド13が往復運動を行うことによって
、その摺動面にある潤滑油はほぼ機関の回転数に比例し
た量の潤滑油がかき上げられる0本来、このようにかき
上げられた潤滑油がクロスヘッド上面に溜まり、その量
が多くなるとクロスヘッドから飛散し、パワーピストン
の上部の圧縮室に侵入し不都合が発生する。この際、デ
ィスタンス室下部34はクロスヘッド13の往復に従っ
て、その体積が変化するのと、シール機構により従来の
油上がり防止機構の圧力Pdよりも大きな振幅で圧力P
duが変化する。一方、バッファ室24は従来と同じよ
うに微小な圧力変化をするが、ディスタンス室下部34
に比べて体積変化が少ないため、圧力変化も少ない、ガ
スシール36とOリング37のシール機構によるディス
タンス室下部34からディスタンス室上部35へのガス
漏れはほとんどないため、第3図のようにPduの圧力
振幅が大きくなる。このようにPduが大きく圧力変化
するので、バッファ室24Pbとディスタンス室下部3
4Pduの圧力差が大きくなり、バッファ室24へ油を
押し戻す力を増大し、クロスヘッド上面に溜まる油の量
を減少させ、クロスヘッド上面から跳ね飛ぶ油の量を減
少させ、高回転になっても油上がり量が増大しない効果
がある。 なお上記実施例では、油吸収材17を設けた例を示した
が、クロスヘッド上部から跳ね飛ぶ油はディスタンス室
分割板33により遮断できるので、第6図に示す本発明
の他の実施例のように、油吸収材17がない構成であっ
てもよい。 また、クランクケース内の油ミストが少ない時は、第7
図に示す本発明のさらに他の実施例のように逆止弁30
をクロスヘッド13に設けて通気回路を構成し、連通管
26を省略てもよく上記と同様の効果が得られる。 また、ディスタンス室分割板33に設けたシール機構は
ガスシール36以外のシール機構でもかまわない。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によればディスタンス室を上下
2室に分割する、ピストンピンドとの間のシール機構を
有するディスタンス室分割板を設けた構成としたから、
クロスヘッドが圧縮仕事を行い、クロスヘッド上面に溜
まった油を押し戻す差圧を増大でき、クロスヘッド上面
に溜まった油を効率的にバッファ室へ押し戻し、クロス
ヘッド上面に溜まる油の量を減少させ、クロスヘッド上
面から跳ね飛ぶ油の量を減少させ、高回転になっても油
上がり量が増大しない効果があり、油上がり量低減に伴
うエンジンの長寿命化を達成できる効果がある。
であり、本図は本発明が適用される代表的な熱機関の一
種(ディスプレーサβ型)であるスターリング・エンジ
ン(1シリンダ2ピストン直列配置タイプ)を示すもの
である0図において1はクランクケースで、本部品が基
本となってスターリング機関の全部品が組立構成される
。2はクランクケースlに加工された穴にボルト等締結
部品で固定されるフランジ、3はフランジ2と同様にク
ランクケースlに締結された軸受ハウジング、4はクラ
ンクケース1に締結固定されたフランジ、5は軸受ハウ
ジング3に固定された軸受、6はフランジ2に固定され
た輪受、7はクランク軸で軸受5及び軸受6で回転自在
に保持されており、スターリング機関が発生した動力を
外部に伝達するものである。8はクランク軸7に取り付
けられたメカニカル・シールで、クランクケース1内の
ガスを封じる効果がある。9及び10はクランク軸7の
回転釣合いを取るためのバランスウェイトでクランク軸
7に固定されている。11.12はクランク軸7に軸受
にて連結されているパワーピストン用コンロッド、13
はパワーピストン用コンロッド11.12と結合されて
いるクロスヘッドで、これにはパワーピストン用ロッド
14及びパワーピストン15が連結されている。またク
ロスヘッド13の外周はシリンダ16内往復摺動可能な
ように軸受作用を持たせて嵌合している。17はクロス
ヘッド13とパワーピストン15間の中間空間に備えら
れた油吸収材であり、通気性があり、しかも油吸収性の
ある材料で構成されており、クロスヘッド13側から飛
び散った油やパワーピストン用ロッド14に付着した油
を吸収する。18はディスプレーサ用コンロッドで、ク
ランク軸7と軸受にて回転自在に結合されている。19
はピストンピン、20はディスプレーサ用ロッドで、ピ
ストンピン19を接点としてディスプレーサ用コンロッ
ド18と結合され、またクロスヘッド13.パワーピス
トン用ロッド14゜パワーピストン15を貫通してデイ
スプレーサビストン21と固定結合されている。22は
クランクケースl底に溜まったスターリング機関の運動
部分を潤滑するための潤滑油である。23はクロスへラ
ド13とパワーピストン15の中間空間であるディスタ
ンス室、24はクロスヘッド13の下部空間であるバッ
ファ室である0以上がスターリング機関の主な構成であ
る。 次に従来の油上がり防止機構について説明する。 第5図において、27はパワーピストン15の上部空間
である圧縮室、25はピストン15の溝部に装着され、
シリンダ16部内周に密着摺動し、圧縮室27を密閉す
るピストンリングである。26はバッファ室24とダイ
スタンス室23を連通する連通管、28はクロスヘッド
13とパワーピストン用コンロッド11をとめるピスト
ンピン、29はクロスヘッド13の溝部に装着されたピ
ストンリングで、雨空間23.24をシールしている。 30は連通管26に設けられた逆止弁、31は連通管2
6に設けられた油分離器である。 次に従来のスターリング機関の動作について説明する。 第4図及び第5図に示したようないわゆる1シリンダ2
ピストン直列配置のクランク軸型スターリング機関では
、シリンダ16内に発生した圧力変動(圧力の発生機構
は省略する)がパワーピストン15に作用し、力に変換
されてパワーピストン用ロッド14.クロスヘッド13
.パワーピストン用コンロッド11.12に伝達される
。そして回転仕事がクランク軸7により外部に出力され
る。この回転仕事の一部をデイスプレーサビストン21
に伝達し、往復運動を誘起して、スターリング機関とし
ての動作をせしめている。 次に油上がり防止機構の作用について説明する。 油潤滑して往復摺動するクロスヘッド13上部にやがて
油が溜まり、溜まった油はクロスへラド13上面から飛
び散り、飛び散った油を通気性があり、かつ油吸収性の
ある油吸収材17により吸収する。逆止弁30により、
バッファ室24からディスタンス室23へのガス流方向
のみに規制し、第2図に示したようにほとんどの時間に
おいてディスタンス室圧力がバッファ室圧力より高くな
り、その圧力差(Pd−Pb)によりクロスヘッド13
上面に溜まった油をクロスヘッドの隙間からバッファ室
に押し戻す。 次に油上がりによる弊害について説明する。かき上げら
れた潤滑油22が圧縮室27に侵入すると、熱交換器の
性能低下、流路の圧力損失の増大などの不都合が生じる
。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の油侵入防止装置は以上のように構成されており、
ディスタンス室は体積の変化が無いため、ディスタンス
室圧力はクランク角の変化に対してほぼ一定値を示すの
で、油の押し戻しはバッファ室とディスタンス室を結ぶ
通気回路に設けた逆止弁により作り出したディスタンス
室とバッファ室の圧力差のみを利用して行なっている。 このためクロスヘッドの隙間からバッファ室に押し戻す
効果が弱く、長時間の間にクロスヘッド上面に溜まった
油の飛び散る量が多くなってくると、油吸収材だけでは
油を抑えきれないなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、クロスヘッド上部に溜まった油をクロスヘッ
ド下部のクランクケース底部側に戻す効率が高く、クロ
スヘッド上部から跳ね飛ぶ油を遮断することのできる油
侵入防止装置を得ることを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る熱機関の油侵入防止装置は、ディスタン
ス室に分割板を設け、ディスタンス室を2つの空間に分
割し、その2つに分けたうちディスタンス室下部にクロ
スヘッド下部空間であるバッファ室からのガス流入のた
めの通気口を設けるとともに、ディスタンス室分割板と
パワーピストン用ロンドの摺動部にシール機構を設け、
その摺動部からのガス漏れを低減させたものである。 〔作用〕 この発明においては、ディスタンス室が上記のように2
つの空間に分割された構成としたから、クロスヘッドが
往復運動することによりディスタンス室下部は顕著に体
積変化を起こし、その結果顕著に圧力変動を起こし、ク
ロスヘッド上部に溜まった油をクロスヘッドの隙間から
バッファ室に押し戻すための差圧を大きくし、クロスヘ
ッド上面から飛び敗る油量を低減できる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。 第1図は本発明の一実施例による油侵入防止装置を示す
図であり、図において、lはクランクケースであり、ク
ランクケース下部構造は図示を省略した。11はクラン
ク軸(図示せず)の偏心ビン部に嵌合されたコンロッド
、13はコンロッド11の他端に連結されたクロスヘッ
ド、14はクロスヘッド13に固定されたピストンリン
グである。33は従来のディスタンス室を上下2つに分
割するディスタンス室分割板、34はディスタンス室分
割板33で分割された2つの部屋のうちの1つで、クロ
スヘッド13側のディスタンス室下部、35はもう一方
の部屋でピストン側のディスタンス室上部、17はクロ
スへラド13とディスタンス室分割板33との間のディ
スタンス室下部34に備えられた油吸収材、24はクロ
スヘッド13下部の空間であるバッファ室、29はクロ
スヘッド13の溝部に装着され、クランクケースlの摺
動面内周に密着摺動し、ディスタンス室下部34とバッ
ファ室24を適度にガスシールしているピストンリング
、26はバッファ室24とディスタンス室下部34を連
通する連通管であり、その配管の途中に油分離器31と
逆止弁30が設けられている。なお、逆止弁30は図中
に矢印で示すようにバッファ室24からディスタンス室
下部34ヘガスが流通する。36はディスタンス室下部
34とディスタンス室上部35とをガスシールするディ
スタンス室分割板33に設けられたシールリング、37
はそのシールリングのためのOリングである。その他の
部品は第5図と同様である。 次に動作について説明する。 通常、この種の機関はクランクケースを加圧した状態で
運転する。クランク軸(図示せず)の回転に同期してク
ロスヘッド13及び該クロスヘッドにロフト14を介し
て連結されたパワーピストン(図示せず)は上下往復運
動を繰り返す。油上がりはクランク軸の軸受部やクロス
ヘッド13の摺動面に強制潤滑しているため、潤滑状態
にあるクロスヘッド13が往復運動を行うことによって
、その摺動面にある潤滑油はほぼ機関の回転数に比例し
た量の潤滑油がかき上げられる0本来、このようにかき
上げられた潤滑油がクロスヘッド上面に溜まり、その量
が多くなるとクロスヘッドから飛散し、パワーピストン
の上部の圧縮室に侵入し不都合が発生する。この際、デ
ィスタンス室下部34はクロスヘッド13の往復に従っ
て、その体積が変化するのと、シール機構により従来の
油上がり防止機構の圧力Pdよりも大きな振幅で圧力P
duが変化する。一方、バッファ室24は従来と同じよ
うに微小な圧力変化をするが、ディスタンス室下部34
に比べて体積変化が少ないため、圧力変化も少ない、ガ
スシール36とOリング37のシール機構によるディス
タンス室下部34からディスタンス室上部35へのガス
漏れはほとんどないため、第3図のようにPduの圧力
振幅が大きくなる。このようにPduが大きく圧力変化
するので、バッファ室24Pbとディスタンス室下部3
4Pduの圧力差が大きくなり、バッファ室24へ油を
押し戻す力を増大し、クロスヘッド上面に溜まる油の量
を減少させ、クロスヘッド上面から跳ね飛ぶ油の量を減
少させ、高回転になっても油上がり量が増大しない効果
がある。 なお上記実施例では、油吸収材17を設けた例を示した
が、クロスヘッド上部から跳ね飛ぶ油はディスタンス室
分割板33により遮断できるので、第6図に示す本発明
の他の実施例のように、油吸収材17がない構成であっ
てもよい。 また、クランクケース内の油ミストが少ない時は、第7
図に示す本発明のさらに他の実施例のように逆止弁30
をクロスヘッド13に設けて通気回路を構成し、連通管
26を省略てもよく上記と同様の効果が得られる。 また、ディスタンス室分割板33に設けたシール機構は
ガスシール36以外のシール機構でもかまわない。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によればディスタンス室を上下
2室に分割する、ピストンピンドとの間のシール機構を
有するディスタンス室分割板を設けた構成としたから、
クロスヘッドが圧縮仕事を行い、クロスヘッド上面に溜
まった油を押し戻す差圧を増大でき、クロスヘッド上面
に溜まった油を効率的にバッファ室へ押し戻し、クロス
ヘッド上面に溜まる油の量を減少させ、クロスヘッド上
面から跳ね飛ぶ油の量を減少させ、高回転になっても油
上がり量が増大しない効果があり、油上がり量低減に伴
うエンジンの長寿命化を達成できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す断面側面図、第2図は従来のクランクケース
内とディスタンス室のクランク角と圧力変化を示す図、
第3図は本発明におけるディスタンス室下部とクランク
ケース内のクランク角を圧力変化を示す図、第4図は従
来のスターリング・エンジンの断面側面図、第5図は従
来のスターリング・エンジンの油侵入防止装置の構成を
示す図、第6図、第7図は本発明の他の実施例を示す断
面側面図である。 l・・・クランクケース、2・・・フランジ、3・・・
輪受ハウジング、4・・・フランジ、5.6・・・軸受
、7・・・クランク軸、8・・・メカニカル・シール、
9.10・・・バランスウェイト、11.12はパワー
ピストン用コンロッド、13・・・クロスヘッド、14
・・・パワーピストン用ロンド、15・・・パワーピス
トン、16・・・シリンダ、17・・・油吸収材、18
・・・ディスプレーサ用コンロッド、19・・・ピスト
ンピン、20・・・ディスプレーサ用ロッド、21・・
・デイスプレーサビストン、22・・・潤滑油、23・
・・ディスタンス室、24・・・バッファ室、25・・
・ピストンリング、26・・・連通管、27・・・圧縮
室、28・・・ピストンピン、29・・・ピストンリン
グ、30・・・逆止弁、31・・・油分離器、33・・
・ディスタンス室分割板、34・・・ディスタンス室下
部、35・・・ディスタンス室上部、36・・・ガスシ
ール、37・・・Oリング、Pd・・・ディスタンス室
圧力、Pb・・・クランクケース内(バッファ室)圧力
、Pdu・・・ディスタンス室下部圧力。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
装置を示す断面側面図、第2図は従来のクランクケース
内とディスタンス室のクランク角と圧力変化を示す図、
第3図は本発明におけるディスタンス室下部とクランク
ケース内のクランク角を圧力変化を示す図、第4図は従
来のスターリング・エンジンの断面側面図、第5図は従
来のスターリング・エンジンの油侵入防止装置の構成を
示す図、第6図、第7図は本発明の他の実施例を示す断
面側面図である。 l・・・クランクケース、2・・・フランジ、3・・・
輪受ハウジング、4・・・フランジ、5.6・・・軸受
、7・・・クランク軸、8・・・メカニカル・シール、
9.10・・・バランスウェイト、11.12はパワー
ピストン用コンロッド、13・・・クロスヘッド、14
・・・パワーピストン用ロンド、15・・・パワーピス
トン、16・・・シリンダ、17・・・油吸収材、18
・・・ディスプレーサ用コンロッド、19・・・ピスト
ンピン、20・・・ディスプレーサ用ロッド、21・・
・デイスプレーサビストン、22・・・潤滑油、23・
・・ディスタンス室、24・・・バッファ室、25・・
・ピストンリング、26・・・連通管、27・・・圧縮
室、28・・・ピストンピン、29・・・ピストンリン
グ、30・・・逆止弁、31・・・油分離器、33・・
・ディスタンス室分割板、34・・・ディスタンス室下
部、35・・・ディスタンス室上部、36・・・ガスシ
ール、37・・・Oリング、Pd・・・ディスタンス室
圧力、Pb・・・クランクケース内(バッファ室)圧力
、Pdu・・・ディスタンス室下部圧力。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)クランクケース加圧型の無潤滑圧縮機あるいは熱
駆動機関で往復運動を回転運動に変換する機構を構成す
るクランク軸、コンロッド、クロスヘッド、ピストンロ
ッド、及びピストンが連結された熱機関における油侵入
防止装置において、クロスヘッド上部とピストンとの間
の空間であるディスタンス室内を2つの空間に分割する
ディスタンス室分割板と、 該ディスタンス室分割板とピストンロッド間に設けられ
たシール機構と、 上記クロスヘッドの下部空間であり、クロスヘッドの往
復運動により生じる体積変化(圧力変化)を起こすバッ
ファ室と上記ディスタンス室分割板により2つの空間に
分けられたうちの下部の空間を導通するように設けられ
、これらバッファ室とディスタンス室の下部空間との間
のガス流方向をバッファ室からディスタンス室の下部空
間へのみに規制する通気回路とを備えたことを特徴とす
る熱機関の油侵入防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17047289A JPH0337362A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17047289A JPH0337362A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337362A true JPH0337362A (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=15905578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17047289A Pending JPH0337362A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337362A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205690A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Paloma Ind Ltd | 給湯器 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17047289A patent/JPH0337362A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205690A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Paloma Ind Ltd | 給湯器 |
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