JPH0338668Y2 - - Google Patents

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JPH0338668Y2
JPH0338668Y2 JP1986173049U JP17304986U JPH0338668Y2 JP H0338668 Y2 JPH0338668 Y2 JP H0338668Y2 JP 1986173049 U JP1986173049 U JP 1986173049U JP 17304986 U JP17304986 U JP 17304986U JP H0338668 Y2 JPH0338668 Y2 JP H0338668Y2
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thin film
sensor
vacuum
substrate
heat
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JP1986173049U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、熱伝導型真空計用センサに関する。
従来の技術及びその問題点 従来、低・中真空領域において、時間的に連続
した電気的信号が得られる真空計としては、隔膜
真空計、熱伝導型真空計等が知られている。特
に、熱伝導型真空計は、感度や零点が変動しやす
い、圧力測定領域の上限及び下限近傍では感度が
著しく低下する等の欠点があるにも拘らず、比較
的安価であることから、真空を利用する各種プロ
セスの自動制御等に広く利用されている。
現在一般に使用されている白金細線を発熱抵抗
体とする熱伝導型真空計の真空度測定範囲は、
10-3〜10トール程度であるが、薄膜抵抗体を使用
すれば、10-5トール程度まで測定範囲を広げるこ
とができる。しかしながら、薄膜抵抗体を使用す
る熱伝導型真空計は、真空度の変化に対する応答
が遅い、薄膜抵抗体と電気的接続用細線とのボン
デイング部が機械的衝撃に弱い、等の重大な欠点
を有しており、未だ実用化されるには至つていな
い。
問題点を解決するための手段 本考案者は、熱伝導型真空計における上記の如
き問題点に鑑みて、種々研究を重ねた結果、基板
として耐熱性極薄フイルムを使用するとともに、
薄膜抵抗体と測定回路との接続をコネクタにより
行なう場合には、この様な問題点が実質的に解消
若しくは大幅に軽減されることを見出した。即
ち、本考案は、ポリイミド,ポリアミドイミド,
ポリサルホン,ポリフエニレンサルフアイド,ポ
リテトラフルオロエチレンの内の少なくとも一種
からなる厚さ1〜30μmの耐熱性極薄フイルムの
基板上に厚さ半導体又は金属からなる薄膜抵抗体
を備え、該薄膜抵抗体と測定回路との電気的接続
をコネクタを介して行なうようにしたことを特徴
とする熱伝導型真空計用センサに係るものであ
る。
以下、添付図面に示す実施例を参照しつつ、本
考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る熱伝導型真空計用セン
サ(以下単にセンサとする)の概要を示す斜面図
であり、1は耐熱性極薄フイルムからなる基板、
3は半導体薄膜又は金属薄膜、5は薄膜電極、7
はコネクタを夫々示す。
基板1は、200℃程度の温度下に長時間使用し
ても、材質、物性等が殆んど変化しない樹脂のフ
イルムからなつている。この様な樹脂としては、
例えば、ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリサ
ルホン,ポリフエニレンサルフアイド,ポリテト
ラフルオロエチレン等の耐熱性樹脂が挙げられ
る。フイルムの厚さは、必要な強度を保つてフイ
ルムの熱容量をできるだけ小さくするために、1
〜30μmとされる。
薄膜抵抗体としての半導体薄膜又は金属薄膜3
は、窒化タンタル、窒化チタン、窒化ニオブ、窒
化ジルコニウム、窒化ハフニウム,ニツケル、白
金等からなり、スパツタリング法、真空蒸着法等
の公知の薄膜形成法により、形成される。その厚
さは、通常50〜1000nm程度である。
薄膜電極5は、金、白金、ロジウム,パラジウ
ム等の材料からなり、常法に従つて、真空蒸着
法、スパツタリング法、イオンプレーテイング法
等の方法により形成される。
コネクタ7は、ばね又はねじにより薄膜電極5
と接続されて、薄膜抵抗体と測定回路(これ自体
は公知のものと何等変るところが無いので、図示
はしない)との間に導通を持たせるものであり、
薄膜電極5との接触を良好ならしめるために、接
触部には、金等がめつきされている。
第2図に示す実施例においては、半導体薄膜又
は金属薄膜3が、耐熱性極薄フイルムからなる基
板1の両端部まで延びており、コネクタ7と直接
接触する様になされている。
尚、本願考案センサにおいては、半導体薄膜又
は金属薄膜3以外の部分(第1図及び第2図にお
いて破線で囲まれた領域以外の部分)の裏側に厚
い耐熱性樹脂のフイルムを接着することにより
(両端部だけでもよい)、センサを補強し且つ取り
扱い易くすることができる。
第3図は、第1図の示すセンサを備えたゲージ
ヘツド9の一例を示す。
考案の効果 本考案センサによれば、以下の如き顕著な効果
が達成される。
センサの基板は、耐熱性極薄フイルム、特にポ
リイミド,ポリアミドイミド,ポリサルホン,ポ
リフエニレンサルフアイド,ポリテトラフルオロ
エチレンの内の少なくとも一種からなる比熱の小
さいフイルムにより、厚さ1〜30μmに構成され
ており、その上に薄膜抵抗体が形成されているの
で、基板の熱容量が極めて小さくなる。したがつ
て、真空度の変化に伴い周囲空間に対する放熱量
が変わると基板及び薄膜抵抗体の双方の温度が敏
速に変化する。したがつて、薄膜抵抗体の採用に
基づく高真空度の測定に加えて、真空度に対する
早い応答性が得られる。また、薄膜抵抗体へ電気
的接続をコネクタを介して行なうので、優れた耐
衝撃性等の機械的強度が得られる。
実施例 以下、実施例を示し、本願考案の特徴とすると
ころをより一層明らかにする。
実施例 1 第1図に示す形式のセンサにおいて、厚さ約
7.5μmのポリイミドフイルム上に厚さ約100nmの
窒化タンタル薄膜をスパツタリング法により形成
し、更に金薄膜電極を設けた。尚、第1図におい
て、窒化タンタル薄膜以外の部分に、厚さ約
125μmのポリイミドフイルムを接着剤で接着し
た。
かくして得られたセンサを使用して、真空度を
0.4トールから0.06トールへと変化させ、その応
答状況を調べた。結果は、第4図に曲線として
示す通りである。第4図において、定電圧ブリツ
ジ法で測定した不平衡電圧をセンサからの出力と
した。
第4図には、白金細線を発熱抵抗体とする従来
の熱伝導型真空計、及び上記のポリイミドフイル
ムに代えて0.3mmのガラス板を基板とする比較セ
ンサを使用した熱伝導型真空計による結果を合せ
てそれぞれ曲線及びとして示す。
第4図から明らかな如く、0.4トールでの相対
出力を1.0とすると、極薄フイルムを基板とする
本考案センサを使用する場合には、僅か約3秒で
相対出力が0.3となるのに対し、ガラス板を基板
として使用する比較センサでは、約30秒を要して
いる。本考案センサを使用する熱伝導型真空計
が、この比較的低真空度領域において、白金細線
を発熱抵抗体とする従来の熱伝導型真空計とほぼ
同程度の優れた応答性を発揮し得ることが明らか
である。
また、真空度を5×10-4トールから 9×10-5トールへと変化させて、本考案センサを
使用する熱伝導型真空計の応答性を調べたとこ
ろ、上記とほぼ同様の速やかな応答を示した。白
金細線を発熱抵抗体とする公知の熱伝導型真空計
では、この高真空領域での測定が不可能であるこ
とを考慮すれば、本考案センサの優れた性能が明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案センサの一例の概要を示す斜
面図、第2図は、本考案センサの他の一例の概要
を示す斜面図、第3図は、本考案センサの使用例
を示す斜面図、第4図は、本考案センサの真空下
での応答特性を示すグラフである。 1……基板、3……半導体薄膜又は金属薄膜、
5……薄膜電極、7……コネクタ、9……ゲージ
ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリサルホ
    ン,ポリフエニレンサルフアイド,ポリテトラフ
    ルオロエチレンの内の少なくとも一種からなる厚
    さ1〜30μmの耐熱性極薄フイルムの基板上に半
    導体又は金属からなる薄膜抵抗体を備え、該薄膜
    抵抗体と測定回路との電気的接続をコネクタを介
    して行なうようにしたことを特徴とする熱伝導型
    真空計用センサ。
JP1986173049U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH0338668Y2 (ja)

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JP1986173049U JPH0338668Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JP1986173049U JPH0338668Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JPS6378230U JPS6378230U (ja) 1988-05-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240135A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Yamatake Honeywell Co Ltd 真空計
JPS61173043U (ja) * 1985-04-17 1986-10-28

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