JPH0338824Y2 - - Google Patents

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JPH0338824Y2
JPH0338824Y2 JP2196285U JP2196285U JPH0338824Y2 JP H0338824 Y2 JPH0338824 Y2 JP H0338824Y2 JP 2196285 U JP2196285 U JP 2196285U JP 2196285 U JP2196285 U JP 2196285U JP H0338824 Y2 JPH0338824 Y2 JP H0338824Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、小形化を可能にしたノイズ除去用
フイルタに関する。
(従来の技術) ノイズ除去用フイルタとしては、これまでに第
6図に示すものが市販されてきた。この従来のノ
イズ除去用フイルタの構成を第6図を参照して説
明する。なお第6図中の、Aは正面図、Bは左側
面図、Cは平面図である。
円板状磁器よりなる誘電体基板aの両主面に、
それぞれ電極b1,b2を形成している。1本の導電
線をコ字形に折り曲げたものの両脚部分に、それ
ぞれ筒形磁心c1,c2をはめて接着剤で固定してい
る。そして、その2つの筒形磁心c1,c2を誘電体
基板aの一方の電極b1面に密着させた状態にし
て、両筒形磁心c1,c2の一方の端面間にまたがつ
た連結部eを、電極b1面に半田gにより固定して
いる。この状態では筒形磁心c1,c2の他方の端面
からそれぞれリード線d1,d2が引き出された状態
となつている。そして、もう1本のリード線f
を、それらリード線d1,d2の中間であつてしかも
それらと平行に配置した状態にして、その一端を
他方の電極b2に半田により固定している。
以上に示したものの外周には想像線示でしたよ
うに絶縁外被を形成している。なお、筒形磁心
c1,c2の軸方向の長さは、誘電体基板aの直径と
ほぼ同等かまたはやや長いものである。
(考案が解決しようとする問題点) この従来のフイルタは、筒形磁心c1,c2の一方
の端面側のリード線d1,d2の連結部eの部分を、
誘電体基板aの電極b1面上に半田gにより固定し
ているため、筒形磁心c1,c2の他方の端面側が誘
電体基板aからかなりはみ出し、その結果全体が
大形になつてしまつた。この傾向は、きわめて小
さい部品を組み立てる量産ラインにのせる場合
に、ますます顕著になる。すなわち、連結部eの
半田付けを電極b1の外周付近ギリギリの位置にす
るわけにはいかず、安全率を見込んで半田付けの
位置を電極b1の中央よりに選択するようになるた
めである。
以上のような理由から、電子部品をできるかぎ
り小型化したいという要請に、十分にはこたえる
ことができないものであつた。
この考案は、小型化したノイズ除去用フイルタ
を提供することを目的とするものである。(問題
点を解決するための手段) この考案は、誘電体基板1と、この基板1の両
主面にそれぞれ形成された電極21,22と、この
一方の電極22に固定された一本のリード線7と、
2個の筒形磁心31,32と、これらの筒形磁心3
1,32のそれぞれの一方の端面およびこれに続く
外周面に形成された導電被膜41,42と、前記筒
形磁心31,32のそれぞれの貫通孔に挿入して、
一方の端面の導電被膜に接続された2本のリード
線とから構成されており、前記基板1の他方の電
極21の面と前記磁心31,32の外周面の導電被
膜の面とを導電性接着剤で接合させたことを特徴
とする。
(実施例) この考案の第1実施例を、第1図に基いて説明
する。
第1図においてAは平面図、Bは平面図のB−
B断面図、Cは上面図である。1は円板状磁器よ
りなる誘電体基板であり、この両主面にはそれぞ
れ円形をした電極21,22を同心円状に形成して
いる。31,32はそれぞれ円筒形磁心であつて、
この外周面と内周面と、これらの間に位置する一
方の端面とには連続した導電被膜41,42が形成
されている。この円筒形磁心31,32の2個を平
行に並べた状態にして、これらの外周面の導電被
膜41,42を誘電体基板1の一方の電極21面に
半田8′,8′により固定している。なお、円筒形
磁心31,32の一方の端面とこの端面に対応する
誘電体基板1の端縁とが略一致するように固定さ
れている。
また、これらの円筒形磁心31,32の貫通孔に
それぞれ他方の端面側からリード線51,52を挿
入して、この先端を円筒状形磁心31,32の一方
の端面に揃えた状態にして、その揃えた部分を半
田8,8により固定している。これらのリード線
51,52は、先端から計り円筒形磁心31,32の
長さに相当する位置をわずかに折り曲げて段部を
形成している。リード線51,52を円筒形磁心3
1,32の貫通孔に挿入したとき、それらの段部が
円筒形磁心31,32の一方の端面に当つたところ
で、リード線51,52の先端が円筒形磁心31,
32の他方の端面に揃うようにしている。また、
リード線51,52は、断面方形のものとしている
ので、それらを筒形磁心31,32の貫通孔内に挿
入したときは、筒形磁心31,32の内周面との間
に隙間が形成される。したがつて、リード線51,
52の先端を半田8,8により固定する際には、
半田8,8がそれらの隙間に浸入するので、リー
ド線51,52は導電被膜41,42に強固に固定さ
れる。
誘電体基板1の他方の電極22面にも、別のリ
ード線7を半田付けしている。このリード線7は
リード線51,52の中間に位置させていて、しか
もそれらと平行に配置している。なお、リード線
7の中間付近にも前記リード線51,52と同様の
位置決め用の段部を形成し、この段部を誘電体基
板1の外周縁に当てている。これらの組み立て体
の外周には絶縁外被6を形成している。
以上に示した実施例においては、誘電体基板1
と円筒形磁心31,32との接合を、誘電体基板1
の一方の主面の広い電極21の一部と、筒形磁心
31,32の外周面に形成した広い電極41,42の
面の一部との間を、半田8′,8′で固定すること
により行つている。したがつて円筒形磁心31,
32が誘電体基板1からはみ出す部分を最小限に
おさえながら、両者を接合させることが容易とな
り、形状を小形にすることができる。
また、従来のものと比較して、誘電体基板1と
円筒形磁心31,32との接合面をかなり広くとつ
て両者を接合することができるため、両者の接合
を強固なものにすることができる。
尚、この実施例のフイルタによれば、従来と同
じような回路が形成されるが、筒形磁心31,32
の外周面の導電層4が磁気シールド効果を有する
ので漏洩磁束が少なく、そのため波特性は従来
のものに比較して数dB程度改善することができ
た。
つぎに、この考案の第2実施例を第2図を参照
して、第1実施例と異なるところを中心に説明す
る。第2図のAは正面図、Bは左側面図、Cは平
面図である。
第2実施例においては、円筒形磁心31,32の
貫通孔の壁面には導電被膜を形成せずに、円筒形
磁心31,32の一方の端面からこれに続く外周面
の大部分にかけて導電被膜41,42を形成してい
る。この円筒形磁心31,32の一方の端面からわ
ずかに突出するよう中央の貫通孔にリード線51,
52を挿入して、その先端をその近傍の導電被膜
41,42に半田8,8により接続している。リー
ド線51,52やリード線7には、位置決め用の段
部は形成していないが、その構成は第1実施例と
同じである。
第2実施例のようにした場合は、一方でリード
線7を固定した誘電体基板1を製作し、他方でリ
ード51,52を固定した円筒形磁心31,32を製
作しておいて、両者を一体に接合させることによ
り、製作をすることもできる。
つぎに、この考案の第3実施例を第3図を参照
して説明する。なお、第3図中においてAは正面
図、Bは左側面図、Cは平面図である。この実施
例においては、1本の導電線をコ字状に折り曲げ
て、リード線を構成する両脚の部分にそれぞれ筒
形磁心31,32をはめ、筒形磁心31,32の一方
の端面とこの端面に隣接するリード線部分を半田
8,8により固定している。なお、リード線7に
は位置決め用の段部は形成していないが、その他
の構成は第1実施例と同じである。
つぎに、この考案の第4実施例を、第4図にし
たがつて説明する。誘電体基板1を横長の長方形
とし、この両主面には、長方形状をした電極21,
22を表裏対向させてそれぞれ3つずつ形成して
いる。そして、それらの電極21,22のそれぞれ
に第3実施例と同じようにして筒形磁心31,32
やリード線7をそれぞれ取り付けているものであ
る。この実施例のものは、多数のノイズ除去用フ
イルタを一度に並べて電気装置に取り付ける場合
に適する。これは、取り付け占有部分を小面積に
することができ、前記電気装置の小型化に寄与す
ることができる。
つぎに、この考案の第5実施例を、第5図を参
照しながら説明する。第5図は筒形磁心31,32
のみを図示した斜視図であり、2個の筒型磁心3
1,32を平行に一体となるように軸方向の一側面
どうしを結合させたものである。他の構成は、第
2実施例と同様なので説明を省略する。この実施
例のものは、筒形磁心31,32が一体なので、筒
形磁心31,32どうしの位置関係に気をつかわず
に組み立てを行うことができるものである。
なお、以上の実施例において、誘電体基板1の
電極21の面と筒形磁心31,32の導電被膜41,
42の面とを、半田で一体に接合させているが、
両者を一体に接合させるには導電性接着剤を用い
同様の構成とすることができる。また、誘電体基
板1は、誘電性のみならず非直線抵抗性をも具備
する複合機能材料からなるものを使用すると、単
なるコンデンサだけの高周波ノイズを除去すると
いう効果に加えて、誘導雷ノイズなども除去する
フイルタとすることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、筒形磁心と誘電体基板との接
合を、筒形磁心の外周面に設けた導電被膜の面の
一部と誘電体基板の主面の広い電極の面の一部と
を導電性物質で行い、誘電体基板と筒形磁心の接
合部位を最も小型になるように、選定して行うこ
とができたので、従来のフイルタに比較して小型
化を達成することができた。また、誘電体基板と
筒形磁心との接着面を従来のフイルタに比較して
広い面積で行うことができるので、誘電体基板へ
筒形磁心を堅固に固定することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B及びCは、この考案の第1実施例
を示す正面図、AのB−B線截断面図及び平面
図、第2図A,B及びC並びに第3図A,B及び
Cは、それぞれ第2実施例並びに第3実施例を示
す正面図、左側面図及び平面図、第4図は、第4
実施例を示す正面図、第5図は、第5実施例の要
部を示す斜視図、第6図A,B及びCは、従来例
を示す正面図、左側面図及び平面図である。 1……誘電体基板、21,22……電極、31,
32……筒形磁心、41,42……導電被膜、51,
52……リード線、7……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘電体基板1と、この基板1の両主面にそれぞ
    れ形成された電極21,22と、この一方の電極2
    2に固定された一本のリード線7と、2個の筒形
    磁心31,32と、これらの筒状磁心31,32のそ
    れぞれの一方の端面およびこれに続く外周面に形
    成された導電被膜41,42と、前記筒状磁心31,
    32のそれぞれの貫通孔に挿入して、一方の端面
    の導電被膜に接続された2本のリード線とから構
    成されており、前記基板1の他方の電極21の面
    と前記磁心31,32の外周面の導電被膜の面とを
    導電性接着剤で接合させたことを特徴とするノイ
    ズ除去用フイルタ。
JP2196285U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0338824Y2 (ja)

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JPS61140529U JPS61140529U (ja) 1986-08-30
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