JPH0339284B2 - - Google Patents

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JPH0339284B2
JPH0339284B2 JP58211043A JP21104383A JPH0339284B2 JP H0339284 B2 JPH0339284 B2 JP H0339284B2 JP 58211043 A JP58211043 A JP 58211043A JP 21104383 A JP21104383 A JP 21104383A JP H0339284 B2 JPH0339284 B2 JP H0339284B2
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signal
objective lens
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Mitsuo Eguchi
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RAITORON KK
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Publication of JPH0339284B2 publication Critical patent/JPH0339284B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、顕微鏡や精密撮影装置等の結像光
学系における自動焦点調整方法に関する。
従来技術 近年、特に精密技術の発達に伴い、製品の製
造、検査等の工程に顕微鏡が用いられるようにな
つているが、その焦点調整(ピント合わせ)の自
動化は殆んどなされていない現状である。
その理由は、顕微鏡では被写体である試料と対
物レンズとの距離が数十μm違つただけでも全く
像が得られなくなり、合焦(ジヤスト・ピント)
の位置は非常に狭い範囲に限られ、特に被写界深
度の浅い高倍率の対物レンズを使用する場合に
は、自動焦点調整を行うことが極めて困難であつ
たからである。
そのため、高倍率顕微鏡の焦点調整操作は、熟
練者の勘と経験に頼つていた。
しかしながら、例えば上述のような精密製品の
製造、検査等の工程に顕微鏡を使用する場合、
次々とセツトされる被写体(ワーク)に対して合
焦が得られるように予め焦点調整しておいても、
各被検体の厚さ等の僅かなバラツキにより必ずし
も正確な合焦が得られないので、その都度若干の
補正を必要とし、その自動化が強く望まれてい
る。
一方、カメラにおいては、近年特にコンパクト
カメラにおいて自動焦点調整(オートフオーカ
ス)の実用化が進んでおり、一眼レフカメラ、シ
ネカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置についても
各種の自動焦点調整方法の実用化が試みられてい
る。
例えば、特開昭56−101111号公報、特開昭56−
162707号公報等にTTL方式により理想的な自動
焦点調整方法及びその装置が示されている。
この発明は、上記焦点調整方法をさらに発展さ
せたものであるので、先ずその原理を簡単に説明
する。
第1図に示すように、被写体(被検体)1から
結像光学系の対物レンズ(撮影レンズ)2の右半
部と左半部のように異なる部分を通過した光束A
とBをビームスプリツタ3によつて分割して、そ
れぞれ一対の検出用結像レンズ4,5によつて結
像させて、その被写体像の強度分布(明暗の分
布)をCCD等のイメージセンサ6,7によつて
それぞれ検出する。
この時、被写体1と対物レンズ2が完全に合焦
の距離Fにあれば、光束Aと光束Bによる各イメ
ージセンサ6と7上の像は完全に一致し、その強
度分布も一致する。
ところが、被写体1と対物レンズ2の相対位置
が合焦位置からずれると、光束A,Bによる各イ
メージセンサ6,7上の像1A,1Bは、ボケるだ
けでなく第2図に示すように小レンズ4,5の各
光軸O1,O2(第1図の各イメージセンサ6,7の
中心はこの光軸O1,O2上に配置しておく)に対
して同じ量だけ反対方向にシフトする。
このシフト量をδとし、被写体1と対物レンズ
2の合焦位置からのずれ量をxとすると、 δ=f/F2Rx ……(1) の関係がある。ここでFは対物レンズの焦点距
離、fは結像レンズ4,5の焦点距離、Rは光束
AとBの各中心(結像レンズ4,5の光軸O1,
O2と一致)間距離の1/2である。
すなわち、第2図において、 Δ/x=R/F ……(2) Δ/F=δ/f ……(3) であるから、この(2)式と(3)式からΔを消去して(1)
式を得る。
第2図で、被写体像1A,1Bが対物レンズ2の
光軸Zに近づく方向にシフトする場合をδ<0、
遠ざかる方向にシフトする場合をδ>0とする
と、x<0は被写体1と対物レンズ2が離れすぎ
ていることを、x>0は同じく近づきすぎている
ことを意味する。
そこで、イメージセンサの受光エレメントのピ
ツチをεとすると、Nを被写体像のずれの絵素数
として、 δ=Nε ……(4) を表わすことができる。
したがつて、(1)式とこの(4)式から x=F2/fRNε ……(5) となり、イメージセンサ上の絵素のずれ数Nを検
出すれば、xすなわち被写体と対物レンズの合焦
距離からのずれ量が求まるので、それを補正する
ように被写体と対物レンズのいずれか一方を移動
させて相対距離を修正すれば、合焦を得ることが
できるわけである。
この原理による自動焦点調整方法は、一般の一
眼レフカメラやシネカメラ、ビデオカメラ等の比
較的焦点深度の深い、あるいは合焦許容範囲の広
い撮影装置に適用した場合には極めて有効である
が、顕微鏡、特に高倍率の合焦許容範囲の極めて
狭い顕微鏡や、ICパターン撮影用カメラのよう
に超精密撮影装置等に適用する場合には、次のよ
うな問題があつた。
すなわち、現在得られるCCD等のイメージセ
ンサの受光エレメントのピツチε(絵素分解能を
示す)は10μm程度であり、例えば顕微鏡に適用
する場合第2図のRは5mm程度である。
その場合、検出限界である1絵素のずれ(N=
1)による被写体と対物レンズの合焦距離からの
ずれxは、(5)式に上記各数値に代入して次式によ
つて得られる。
x=2F2/f〔μm〕 ……(6) これを、普通に使用されている工業用の顕微鏡
についてあてはめてみると、例えば対物レンズの
焦点距離Fが40mmの場合、 x=3200/f〔mm〕〔μm〕 となり、「10μm」の精度を得るためには、検出
用結像レンズの焦点距離fが320mmとなり、「1μ
m」の精度ではf=3200mmとなるので、実現性が
乏しくなる。
目 的 この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、前述した自動焦点調整方法を
さらに改良して、高倍率の顕微鏡や超精密撮影装
置等に容易に適用でき、高精度のピント合せを自
動的に行うことのできる自動焦点調整方法を提供
することを目的とする。
発明の構成及び基本原理の説明 そのため、この発明による自動焦点調整方法
は、前述の方法と同様に、同一の被写体から結像
光学系の対物レンズの異なる部分を通過した光束
によつてそれぞれ結像される2つの被写体像の強
度分布(明暗の分布)を夫々イメージセンサによ
つて検出する。
そして、対物レンズ及び被写体のいずれか一方
を他方に対して近づけるか又は遠ざけるように移
動させながら、上記イメージセンサによつて検出
される2つの被写体像の強度分布信号の一致・不
一致を検出して、その検出結果が不一致から一致
又は一致から不一致に変わる2箇所の変換点を検
出し、その2箇所の変換点の中点を算出して合焦
位置とし、その合焦位置へ上記移動させた対物レ
ンズ又は被写体を位置させて合焦を得るものであ
る。
すなわち、この発明は、前述した自動焦点調整
方法において、合焦位置の両側近傍で絵素ずれが
対称的であることを利用するものである。
例えば、第3図に示すように、テレセントリツ
クな対物レンズ2に対して被写体(被検体)を、
合焦位置を含む所定の可動範囲で、一方の限界点
LL位置から少しづつ移動させて合焦位置に近づ
けると、ある点まではイメージセンサからの2つ
の像の強度分布信号は一致せず、やがてある点a
で一致する。
逆に他方の限界点UL位置から少しづつ合焦位
置に向つて移動させると、もう1つの点bで一致
する。
この一致する範囲は、(5)式より合焦点に対して −F2/fRε<x<F2/fRε ∴|x|<F2/fRε であるが、この2箇所の一致・不一致の変換点
a、bの中点(a点、b点の基準位置からの距離
をa、bとするとa+b/2)が完全な合焦点であ るから、その位置へ被検体を位置させるようにそ
の移動を制御すればよい。
被検体を固定して対物レンズを移動させる場合
も同様である。
なお、テレセントリツクな対物レンズでない場
合には、合焦位置がこの2つの変換点a、bの中
点から若干ずれ、より正確には被写体までの距離
等に応じた所定の関数によつて求められる。
実施例 以下、この発明による自動焦点調整方法を顕微
鏡に適用した実施例について、第4図以降を参照
して説明する。
第4図は、この発明を実施した顕微鏡の主とし
て光学系を示す構成図である。
10は被検体(被写体に相当する)11を載置
する試料台であり、パルスモータ12によつて図
示しない送りねじ機構等を介して第4図ロに矢示
のように上下方向にミクロンオーダで移動され
る。
そして、この試料台10の位置は位置検出用エ
ンコーダ13によつて検出される。また、この試
料台10の移動範囲は、ストツパ14によつてそ
の下限(LL)及び上限(UL)を規制されてい
る。
15はテレセントリツクな対物レンズ、16は
接眼レンズで、試料台10上に載置された被検体
の像を観察者の眼17又は図示しない検査用撮像
装置の受光面に結像させるための結像光学系を構
成している。
この対物レンズ15と接眼レンズ16との間
に、内部にハーフミラー18aを形成した透明ガ
ラスブロツクからなるビームスプリツタ18を介
挿し、そのハーフミラー18aによつて観察用光
束の一部を90°屈折させて側方に取り出す。
そして、第4図イに明示されるように、この取
り出した光束を同一性能の一対の検出用結像レン
ズ19A,19Bによつて2つに分けて、それぞれ
合焦時に眼17と共役の位置に結像させるように
している。
すなわち、第4図ロで対物レンズの手前側半部
を通過した光束Aは結像レンズ19Aにより、後
側半部を通過した光束Bは結像レンズ19Bによ
つてそれぞれ結像される。
その合焦時の結像位置である眼17と共役位置
に、夫々受光面を位置させるように一対のイメー
ジセンサ20A,20Bを配置している。
このイメージセンサ20A,20Bとしては、例
えば256ビツトの受光エレメントを持つ1個の
CCDセンサアレイを用いて、その一半部の128ビ
ツトを光束Aによる像の強度分布検知用に、他半
部の128ビツトを光束Bによる像の強度分布検知
用に充当することができるが、この例では説明の
便宜上2個のイメージセンサ20A,20Bを使用
するものとしている。
21は自動焦点検出回路ブロツクであり、イメ
ージセンサ20A,20Bによる強度分布信号から
合焦位置を検出し、パルスモータ12を駆動制御
して試料台10を合焦位置へ移動させる回路を内
蔵している。
次に、この自動焦点検出回路の一例を第5図に
示し、そのオートフオーカス動作を説明する。
この回路全体はシーケンス制御回路30によつ
て制御される。
このシーケンス制御回路30は、オートフオー
カス動作の開始を指令するスタート信号Ssが入
力すると、先ず入力切換器31へ切換信号を送
り、引算器32からの信号をモータ駆動回路33
へ入力させるようにする。同時に、ステツプ信号
発生器34をクリアし、ステツプ信号STを「0」
にする。
したがつて、この時は上限信号発生器35によ
つて発生される上限信号ULが引算器32及び入
力切換器31を介してそのままモータ駆動回路3
3へ入力し、このモータ駆動回路33が試料台1
0を上限位置へ移動させるようにモータ12を駆
動する。
この時、試料台10の位置はエンコーダ13に
よつて検出され、コード変換器36によつてコー
ド変換された位置信号Spが、比較器37,38
によつて上限信号発生器35からの上限信号UL
及び下限信号発生器39からの下限信号LLと比
較される。
そして、試料台10が上限位置に達すると、位
置信号Spが上限信号ULと一致するため、比較器
37が上限到達信号Suをシーケンス制御回路3
0へ出力する。
それによつて、シーケンス制御回路30はステ
ツプ信号発生器34をインクリメントし、ステツ
プ信号STを「1」にする。したがつて、引算器
32によつて、上限信号ULから「1」を引かれ
た信号がモータ駆動回路33へ入力し、モータ1
2を駆動して試料台10を1ステツプ下降させ
る。
一方、センサドライバ40は、各イメージセン
サ20A,20Bにドライブクロツクφ1,φ2を出
力して、光束A及びBによる像の強度分布に応じ
て各イメージセンサ20A,20Bの各受光エレメ
ントに蓄積された電荷による信号を順次読出し、
1フレーム毎の画像信号(強度分布信号)V1
(t)、V2(t)として一致検出回路41へ入力さ
せる。
また、このセンサドライバ40は、一致回路4
1へ直接シフトクロツクφsとフレーム完了信号
Feを送り、シーケンス制御回路30へもフレー
ム完了信号Feを送る。
一致検出回路41は各フレーム毎に、2個のイ
メージセンサ20A,20Bから転送される画像信
号V1(t)とV2(t)が一致しているか否かを判
定し、一致した時に一致信号Qを出力する。な
お、この一致回路41の詳細は後述する。
シーケンス制御回路30は、この一致検出回路
41からの一致信号Qとセンサドライバ40から
のフレーム完了信号Feをモニタしており、セン
サドライバ40が数フレームのスキヤンする間に
一致信号Qが来なければ、ステツプ信号発生器3
4をさらにインクリメントして、モータ駆動回路
33によりモータ12を駆動させて試料台10を
さらに1ステツプ下降させる。
一致信号Qが来るまで、この動作を繰返して試
料台を1ステツプづつ順次下降させ、一致信号Q
が来れば、演算器42に格納指令信号を送つてそ
の時の試料台10の位置を示す位置信号Spを演
算器42のレジスタR1に格納させる。
次に、シーケンス制御回路30は、ステツプ信
号発生器34をクリアすると共に、演算器42に
レジスタ切換信号を出して位置信号を格納するレ
ジスタをもう1つのレジスタR2に切換える。
これを完了すると、切換信号を入力切換器31
に送り、加算器42からの信号をモータ駆動回路
33へ入力させるように回路を切換える。
この時、ステツプ信号発生器34はクリアされ
てステツプ信号STが「0」になつているので、
下限信号発生器39からの下限信号LLがそのま
まモータ駆動回路33に入力し、試料台10を下
限位置へ移動させるようにモータ12を駆動す
る。
試料台10が下限位置に達すると、コード変換
器36からの位置信号Spが下限信号LLと一致す
るので、比較器38が下限到達信号SLをシーケン
ス制御回路30へ出力する。
その後、シーケンス制御回路30は、ステツプ
信号発生器34をインクリメントし、加算回路4
2からモータドライブ回路33に入力する信号を
1ステツプ増加させ、モータ12を駆動して試料
台10を1ステツプ上昇させる。
そして、前述の場合と同様に一致信号Qとフレ
ーム完了信号Feをモニタし、一致信号Qが来る
までステツプ信号発生器34をインクリメントし
て、試料台10を順次1ステツプづつ上昇させ
る。
一致検出回路41から一致信号Qが来ると、シ
ーケンス制御回路30は演算器42に格納指令信
号を送つて、その時の試料台10の位置を示す位
置信号Spを演算器42のレジスタR2に格納させ
る。
そして、次に演算器42に演算指令を送り、2
個のレジスタR1,R2に格納した値の和の1/2の値
を求める演算を行わせる。
演算器42は1/2(R1+R2)の演算を行つて、 その算出結果をもう1つのレジスタに格納し、中
点位置信号Scとして入力切換器31のもう1つ
の入力端子に入力させる。
そこで、シーケンス制御回路30は入力切換器
31に切換信号を送つて、演算器42からの中点
位置信号Scをモータ駆動回路33へ入力させる
ように回路を切換える。
それにより、モータ駆動回路33はモータ12
を駆動して、試料台10を中点位置信号Scに対
応する位置、すなわち光束AとBによる像の強度
分布が不一致から一致に変わる2箇所の変換点の
中点位置へ移動させ、合焦させる。
シーケンス制御回路30は位置信号Spをモニ
タして、その信号が安定すれば、すなわち試料台
10が合焦位置に達して安定すれば、完了信号
Seを出力して一連のオートフオーカス動作が完
了したことを外部に知らせ、次のスタート信号が
入力されるまで休止する。
なお、このシーケンス制御回路30はロジツク
回路又はマイクロコンピユータで構成される。
コード変換器36は、エンコーダ13によつて
発生される位置コードを、演算器42に合致する
コード体系に変換するものである。
これらのコードはデジタル符号であつてもよい
し、アナログ量であつてもよい。演算器42もそ
れに従つてデジタル演算器でもアナログ演算器で
もよい。
モータ12がパルスモータである時は、その回
転ステツプに対する試料台10の位置は予め判る
ので、エンコーダ13を省略してもよく、その場
合は第5図に破線で示すように、モータ駆動回路
33からのモータ駆動パルスと回転方向を示す信
号をコード変換器36に入力してコード変換し、
位置信号Spを得るようにすればよい。
上限信号発生器35、下限信号発生器39、及
び比較器37,38等はマイクロコンピユータが
受け持つてもよいし、さらにステツプ信号発生器
34、演算器42、引算器32、加算器42、入
力切換器31、及びコード変換器36等もマイク
ロコンピユータが受け持つようにしてもよい。
次に、一致検出回路41の一例を第6図によつ
て説明する。
この一致検出回路41は、一対づつの2値化器
411,412及びシフトレジスタ413,41
4と、このシフトレジスタのビツト数(第5図の
イメージセンサ20A,20Bの受光エレメント数
すなわち絵素数と同じで、例えば128)と同数
のEX−NOR回路415a〜415nと、同数の
入力端子を持つ加算器416と、比較器417、
一致度データ発生器418、及びラツチゲート4
19等によつて構成されている。
そして、第5図の一対のイメージセンサ20A,
20Bからそれぞれ転送される1フレーム分の画
像信号V1(t)、V2(t)を、夫々2値化器41
1,412によつて2値化して、一対のシフトレ
ジスタ413,414に順次格納する。
このシフトレジスタ413,414の各対応す
るビツト毎のデータ(“1”か“0”)を、各EX
−OR回路415a〜415nで夫々比較して、
一致するビツトのみ加算器416の入力を“1”
にする。
加算器416は、一致するビツトの数を加算
し、その結果が比較器417によつて一致度デー
タ発生器418からの一致度データと比較され
る。
一致度データは、普通はイメージセンサ20A,
20Bの受光エレメント数、すなわちシフトレジ
スタ413,414のビツト数と等しくしておく
が、精度がゆるやかでよい場合や、ノイズが多く
て全ビツトの一致が得られ難い場合にはこれより
小さい数とすることもできる。
この比較器417による比較の結果、加算器4
16からの一致数が一致度データと等しいかそれ
より大きければ、一致信号Qがラツチゲート41
9を通して出力される。
ラツチゲート419は、シフトレジスタ41
3,414に1フレームの画像データを転送中は
閉じ、フレーム完了信号Feによつて比較器41
7の出力をラツチし、転送中はラツチしている前
の状態を出力して誤動作を生じないようにするた
めに設けている。
一致検出回路の他の例を第7図によつて説明す
る。
この一致検出回路は、第6図の回路における比
較器417に代えて、ピーク検出器420、クロ
ツク発生器421、カウンタ422、及び引算器
423等を設けて、相関ピーク検出器を構成して
いる。
第5図のイメージセンサ20A,20Bからの1
フレームの画像信号V1(t)、V2(t)を2値化器
411,412で2値化して、シフトレジスタ4
13,414への転送を完了すると、フレーム完
了信号Feによつてカウンタ422がクリアされ、
加算器416によつて加算された一致ビツト数は
ピーク検出器420に入力される。
そして、クロツク発生器421がトリガされて
所定の周期でシフトレジスタ413,414のビ
ツト数(絵素数)に相当するN個のパルスPcを
発生し、それが一方のシフトレジスタ413に入
力する毎に、各ビツトのデータが1ビツトづつ順
環的にシフト(ローテイト)され、その都度一対
のシフトレジスタ413,414の対応する各ビ
ツトのデータがEX−OR回路415a〜415
nによつて比較され、加算器416によつて一致
数が算出されてピーク検出器420へ送られる。
このようにして、シフトレジスタ413のデー
タがNビツトシフトされて丁度一周して元に戻る
まで一致数の検出が行われ、ピーク検出器420
によつて一致度のピーク、すなわち最大の相関を
検出する。
カウンタ422は、クロツク発生器421から
パルスPcが発生する毎に、すなわち1回のロー
テイト毎に1ずつカウントアツプし、ピーク検出
器420からピーク検出信号Dpが入力すると、
一旦リセツトされて0からカウントし直す。
そして、カウンタ422はN個のパルスPcが
発生した後、すなわちシフトレジスタ413の一
周後に、その時のカウント値を引算器423へ出
力する。
引算器423は、そのカウント値をデータ発生
器424からのデータNから引いた差を出力す
る。
例えばM回のローテイト時にピークが検出され
たとすれば、その時のカウンタ422のカウント
値はMであり、引算器423の出力データは(N
−M)である。
もし、合焦状態にあれば、最初の相関のピーク
があるわけで、ピーク検出器420によつてピー
クが検出されるのは最初であり、したがつて、カ
ウンタ422は途中ではリセツトされず、N個の
パルスPcが発生した時のカウンタ422のカウ
ント値はNであるから、引算器423の出力デー
タはN−N=0であり、出力端子の全部が“0”
になる。
そこで、この各出力端子のデータを夫々インバ
ータで反転して入力するAND回路425の出力
が“1”になり、ラツチゲート419を通して一
致信号Qとして出力される。なお、引算器423
の出力データは、合焦状態からのずれ量、すなわ
ち非合焦度を表わすことになる。
この一致検出回路は、一致信号が発生しない場
合は、絵素をずらした状態の方がより一致度が大
であることを確かめているので、より確実性が高
い上に、光学系の誤差やノイズ等により一致度が
低下しても、その検出は相対的であるので、より
正確に一致信号を発生させることができる。
しかも、非合焦度、すなわちピントのずれ量を
検出し得るので、試料台又は対物レンズを速かに
合焦点付近傍に移動させることもできる。
ところで、第5図の実施例では、試料台10を
上限位置から下降及び上限位置から上昇させて、
イメージセンサ20Aと20Bの画像信号が不一致
から一致に変わる2箇所の変換点を検出したが、
試料台10は上限又は下限位置から一方向にのみ
移動させて、2つの画像信号が不一致から一致に
変わる変換点と、一致から不一致に変わる変換点
とを検出し、その中点位置を算出してそこへ試料
台10を移動させるようにしてもよい。
また、試料台10を固定して、対物レンズ15
(第4図)をモータ12によつて移動させるよう
にしてもよい。
さらに、第8図に示すように凹凸のある被検体
にピントを合わせる場合、上述のように2箇所の
変換点の中点位置へ試料台又は対物レンズを移動
させると、通常は表面であるA面にピントが合う
が、特に凹部のB面にピントを合わせたい場合に
は、そのへこみ量aμ分だけ中点位置から対物レ
ンズと被検体とを近づけるようにシフトさせた位
置に試料台又は対物レンズを移動させるようにす
ればよい。
この発明は、顕微鏡に限るものではなく、精密
撮影装置や放送用ビデオカメラ等、高精度のピン
ト合わせを要求される光学装置に適用しても同様
な効果を上げることができる。
効 果 以上説明してきたように、この発明による自動
焦点調整方法は、被写体像の強度分布を検出する
イメージセンサの受光エレメントのピツチ(分解
能)によつて合焦精度が制約されることがなく、
検出用結像レンズの焦点距離を異常に長くするよ
うな必要もなく、短時間で高精度のピント合せを
自動的に行うことが可能である。
したがつて、工業用顕微鏡をはじめ、その他の
顕微鏡や精密撮影装置等に適用して、そのピント
合わせの効率及び精度を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明の基礎となる従
来の自動焦点調整方法の原理を説明するための光
学系の光路図である。第3図は、この発明の原理
を説明するための説明図、第4図イ,ロは、この
発明の一実施例である顕微鏡の主として光学系を
示す構成図、第5図は、自動焦点検出回路の一例
を示すブロツク回路図、第6図は、第5図におけ
る一致検出回路41の一例を示すブロツク回路
図、第7図は、同じく一致検出回路の他の例を示
すブロツク回路図である。第8図は、凹凸のある
被検体の例を示す側面図である。 1……被写体、2……対物レンズ(撮影レン
ズ)、4,5……検出用結像レンズ、6,7……
イメージセンサ、10……試料台、11……被検
体(被写体)、12……モータ、13……エンコ
ーダ、15……対物レンズ、16……接眼レン
ズ、18……ビームスプリツタ、19A,19B…
…検出用結像レンズ、20A,20B……イメージ
センサ、21……自動焦点検出回路ブロツク、3
0……シーケンス制御回路、33……モータ駆動
回路、34……ステツプ信号発生器、40……セ
ンサドライバ、41……一致検出回路、42……
演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一被写体から結像光学系の対物レンズの異
    なる部分を通過した光束によつてそれぞれ結像さ
    れる2つの被写体像の強度分布を夫々イメージセ
    ンサによつて検出し、前記対物レンズ及び被写体
    のいずれか一方を他方に対して近づけるか又は遠
    ざけるように移動させながら、前記イメージセン
    サによつて検出される2つの被写体像の強度分布
    信号の一致・不一致を検出して、その検出結果が
    不一致から一致又は一致から不一致に変わる2箇
    所の変換点を検出し、その2箇所の変換点の中点
    を算出して合焦位置とし、その合焦位置へ前記移
    動させた対物レンズ又は被写体を位置させて合焦
    を得ることを特徴とする自動焦点調整方法。
JP21104383A 1983-11-11 1983-11-11 自動焦点調整方法 Granted JPS60103323A (ja)

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