JPH0339327Y2 - - Google Patents

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JPH0339327Y2
JPH0339327Y2 JP20434385U JP20434385U JPH0339327Y2 JP H0339327 Y2 JPH0339327 Y2 JP H0339327Y2 JP 20434385 U JP20434385 U JP 20434385U JP 20434385 U JP20434385 U JP 20434385U JP H0339327 Y2 JPH0339327 Y2 JP H0339327Y2
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strip
drum
belt device
automatic belt
belt
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ドアの開閉に応動してシートベルト
を自動的に拘束位置と開放位置との間で転移させ
る自動ベルト装置に係り、特に前記シートベルト
を移動させる可撓性条体が不意な摺動抵抗の増加
により駆動機構側において座屈するのを防止する
機能を備えた前記自動ベルト装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 自動車等の車輌乗員の安全を確保するためのシ
ートベルトをベルト案内部材に係着し、該ベルト
案内部材を車輌の中央部又は側方部に設けたガイ
ドレールに沿つて往復摺動させ、前記シートベル
トを前方の解放位置と後方の拘束位置との間で転
位させ、シートベルト着脱の自動化を図つた自動
ベルト装置は、それ以前の手動バツクルによりシ
ートベルト着脱を行う方式のベルト装置と比較し
てシートベルト着脱操作の煩わしさがなく、シー
トベルトの締め忘れを生じないことから今後、安
全意識の向上に伴つて大巾な需用増加が見込まれ
ている。
ところで、この種自動ベルト装置において、前
記ベルト案内部材を往復駆動する駆動機構として
は、従来、可撓性金属線材の外周に螺線条歯部を
形成した駆動部材、所謂ギヤードワイヤに駆動モ
ータの出力軸に連結したギヤを噛合させ、ギヤー
ドワイヤを長手方向に摺動させることにより該ギ
ヤードワイヤの先端に係着したベルト案内部材を
移動させるものが一般的であつたが、これはギヤ
ードワイヤの撓み量に限界があり、又、ギヤード
ワイヤの駆動側端部を案内するアウターチユーブ
が必要で、かなり大きな取付けスペースが要求さ
れると共に、駆動モータの設置箇所が制限される
などの問題点があつた。
そのため、本考案者はかかる従来のギヤードワ
イヤを使用した自動ベルト装置の問題点を克服す
るため、第6図に示す如く従来のギヤードワイヤ
に代えて可撓性に富む条体1を使用し、該条体1
の先端に前記ベルト案内部材を止着すると共に、
該条体1の基端側をベルト移動距離より稍々長め
の帯板2の一端と共に、モータ3により正逆回転
する第1のドラム4の外周に止着し、互いに重合
状態で巻取り・巻戻し可能に巻着収納すると共
に、前記帯板2の他方端を前記第1のドラム4か
ら引き出された条体1の引き出し経路側方に配設
した第2のドラム5の外周に止着し、前記条体1
と分離して巻取り可能となし、更に、前記第1の
ドラム4および第2のドラム5の各ドラム軸6,
7をギヤあるいはタイミングプーリ等の連動機構
を用して互いに連動させることにより、前記第1
のドラム4および第2のドラム5の回転に伴つて
前記条体1を帯板2で挾着しながら巻取り又は押
出して長手方向に移動させ、これによつて前記ベ
ルト案内部材を往復動させるコンパクトな駆動機
構を備えた自動ベルト装置を先に提案した。(実
願昭59−194525号参照) (考案が解決しようとする問題点) ところが、上記本考案者が先に提案した自動ベ
ルト装置の駆動機構においても、なお第1のドラ
ム4と第2のドラム5とをギヤあるいはタイミン
グプーリの如き滑りを生じない連動機構を介して
互いに連動させた場合、第1のドラム4および第
2のドラム5は、その回転比が常に一定であるに
も拘らず、巻取り・巻戻し時の実際の巻径は条体
1および帯板2の厚みに応じて交互に増減すると
共に、条体1および帯板2を重合状態で巻装する
第1のドラム4側の巻径変化は、帯板2のみを巻
装する第2のドラム5のそれに比べて大きく、両
者の間に巻取り・巻戻し速度の誤差が発生するた
め、第1のドラム4の外周において条体1および
帯板2に巻き緩みによる遊びが生じ、条体1が第
1ドラム4から引き出された直後に座屈し、爾後
の作動に支障を来たす不都合があつた。
そのため、本考案者はかかる不都合を克服すべ
く第7図の如く第1のドラム4に巻装された帯板
2の外面に対しスプリング8により押圧方向に付
勢された押圧部材9先端の湾曲面9aを接当さ
せ、該湾曲面9aで条体1および帯板2の巻き緩
みによる膨張を阻止し、かつ、前記押圧部材9の
側面部9bで条体1の折れ曲がりを防止すると共
に、第1のドラム4又は第2のドラム5のうち、
少くとも一方のドラムとそのドラム軸との間に帯
板2を常時巻締まり状態に維持するスプリング1
0を介装せしめて帯板2を緊張状態に保つように
した自動ベルト装置を実願昭60−78539号にて開
示した。ところが、上記改良された自動ベルト装
置においても前記押圧部材9を付勢するスプリン
グ8のバネ力は第1のドラム4の回転を妨害しな
い程度に弱く設定されていることから、前記ベル
ト案内部材が開放側へ移動している途中、即ち可
撓性条体1が駆動機構から押し出されている途中
において前記ベルト案内部材に障害物、例えば、
荷物や身体の一部等が当たるなどして、その移動
に何らかの支障を来たしたときは、前記可撓性条
体1および帯板2が第1のドラム4外周で巻き緩
みを生じて巻径が膨大し、押圧部材9がスプリン
グ8に抗して押し込まれ、条体1の案内が実質
上、行えなくなると共に、特にベルト案内部材が
開放側に近いときは第1のドラム4に巻装された
条体1および帯板2の外周面とケーシング11の
内壁面12との間に環状の大きな隙間を生じてい
ることから、条体1が第1ドラム4から引き出さ
れた部分において2点鎖線で示す如く急激に座屈
し、条体1が破損して爾後のベルト移動が不能と
なつたり、寿命が短くなる恐れがあり、この点に
ついて更に改善すべき余地が残されていた。
本考案はかかる実情に鑑み、これを改善すべく
なされたものであつて、第1のドラム外周近傍に
設けられていた従来の押圧部材に替えて、条体案
内通路の始端部に回動自在に枢着された舌片部材
を使用し、該舌片部材の条体接触対向面により条
体を案内して、その座屈を防止し、もつて前記問
題点を解消せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図乃至第3図にもとづいて説明
する。
第3図の如き自動ベルト装置のガイドレール1
5に挿通されたベルト案内部材19に先端を止着
した可撓性条体2は、その基端側が駆動機構20
に設けられた第1のドラム25の外周に所要長さ
の帯板29の一端と共に止着され該帯板29と重
合状態で第1のドラム25に巻装されていると共
に、前記帯板29の他方端は前記第1のドラム2
5の近傍において条体21の案内付通路33側方
に配設された第2のドラム28の外周に止着さ
れ、該第2のドラム28の回転により前記条体2
1と分離して帯板29のみを巻取るようになつて
いる。また、前記第1のドラム25から巻き戻さ
れ、帯板29と分離した条体21は前記案内通路
33を通じて前記ベルト案内部材19まで導かれ
ている。
39は、前記第1のドラム25から引き出され
た条体21と、第1のドラム25に巻装した最外
周の帯板29とのなす夾角側に位置して前記条体
案内通路33の始端部に枢着された条体案内用の
舌片部材であつて、該舌片部材39は、その自由
端39a側が前記条体21と最外周帯板29との
対向面間に介入されている。
なお、舌片部材39としては通常、金属板ばね
の如き弾力性に富む細巾帯板材が使用され、それ
自体の撓みにより条体21を滑らかな湾曲状態を
なして案内するようになつていると共に、その表
面がナイロン、四フツ化エチレン等の摩擦係数の
小さい合成樹脂により被覆されている。
(作用) 上記構成からなる自動ベルト装置は、第1のド
ラム25のドラム軸24を駆動源38により矢印
X1方向に回転させることにより前記第1のドラ
ム25を同方向に回動させ、該第1のドラム25
に条体21および帯板29を重合状態で巻取り、
条体21を矢印X2方向に摺動させ、ベルト案内
部材19を乗員拘束位置側へ転移せしめると共
に、反対にベルト案内部材19を開放位置側へ転
移させるときは、第2のドラム28を矢印Y1
向に回転させて前記第1のドラム25に巻装した
帯板29を巻取り、該帯板29と共に押し出され
た条体21を矢印Y2方向に摺動させる。この間、
第1のドラム25側においては巻径の減少割合が
大きく、最外周の帯板29とケーシング22の内
壁面との間に大きな環状の隙間を生じるが、第1
のドラム25から引き出された条体21は、その
一側面が帯板29と対向し、かつ、他側面が常時
舌片部材39の接触対向面と接して、両者間で挾
持されているため、仮に、ベルト案内部材39に
外力が作用し、条体21の移動が阻害された場合
においても、該部分での座屈が未然に防止され
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面にもとづいて詳
細に説明する。
第1図は本考案自動ベルト装置に適用可能な駆
動機構の一例を示す側断面図、第2図は第1図に
おける−線矢視断面図、第3図は本考案自動
ベルト装置の一例を示す斜視図である。
本考案の自動ベルト装置は、ドア14の開閉に
応動して車体13のルーフサイドに設けたガイド
レール15に沿つて往復摺動し、シート16側方
に設けた緊急ロツク式リトラクタ17から引き出
されたシートベルト18を前方の乗員解放位置
(第3図において2点鎖線で示す)および後方の
乗員拘束位置(第3図において実線で示す)の間
で転位させるベルト案内部材19と、前記シート
16後方の車体13に設けられた駆動機構20
と。該駆動機構20から押し出し又は巻込みされ
る可撓性条体21とを含んで構成されており、前
記駆動機構20から延び出した条体21の先端に
前記ベルト案内部材19を止着していると共に、
前記駆動機構20により押し引き駆動される条体
21の移動に伴つて前記ベルト案内部材19がガ
イドレール15内を摺動し得る構成となつてい
る。
前記条体21は断面形状が矩形平板状をなし、
通常、硬質弾性材料、例えば合成樹脂(ナイロン
又はポリウレタン)により形成されたものや、金
属板又は金属線を芯材として合成樹脂で被覆した
もの、あるいは同一断面形状の金属板等が使用さ
れる。
上記自動ベルト装置における条体21の駆動機
構20は、第1図および第2図に示す如く、ケー
シング22に形成した大径収納室23内に収設さ
れ、ケーシング22の中間壁22aおよび側壁2
2bを貫通する軸24と一体回動可能に設けられ
た第1のドラム25と、前記大径収納室23に隣
接して設けられた小径収納室26内に収納され、
前記第1のドラム25と平行な軸27に固着され
た第2のドラム28とを有している。
前記第1のドラム25は、その外周面において
前記ベルト案内部材19に先端を止着した条体2
1の基端と、所要長さの帯板29の一端とをビス
30により一体に止着し、これら条体21および
帯板29を重合状態で巻取り・巻戻し可能に巻装
している。
また、前記第2のドラム28は、前記第1のド
ラム25に巻装した帯板29の他方端をビス31
により外周に止着し、前記条体21から分離して
巻取り可能に巻着していると共に、前記第1のド
ラム25から引き出された帯板29と分離した前
記条体21は前記大径収納室23と小径収納室2
6との連通部32から前記大径収納室23の略々
接線方向に延設された案内通路33内に挿通さ
れ、スライドレール34を通じて前記ベルト案内
部材19まで摺動可能に誘導されている。
なお、前記第1のドラム25および第2のドラ
ム28に両端を止着して各ドラムに巻着した帯板
29は、その全長が少なくとも前記ベルト案内部
材9の移動距離より稍々長く、長手方向の延びは
極めて少なく、また引張強度の大きい材料、例え
ば金属帯板等で構成されていると共に、前記第1
のドラム25に条体21と重合状態で巻装した際
における巻径増大を抑制するため、可能な限り薄
い材料を用いるのが好ましい。
一方、35は前記大径収納室23および小径収
納室26に隣接して設けられた連動機構であつ
て、該連動機構35は、前記第1のドラム25の
軸24に固着された大径ギヤ36と前記第2のド
ラム28の軸27に固着された小径ギヤ37とを
含んで構成され、前記第2のドラム28の軸27
に連結された駆動モータ38の回転トルクを大径
ギヤ36および小径ギヤ37を介して前記第2の
ドラム28に伝達し、第1のドラム25および第
2のドラム28を互いに逆方向に回転させるよう
になつている。
39は、前記条体21を帯板29から分離して
ベルト案内部材19側に案内する案内通路33の
うち、前記第1のドラム25から引き出された条
体21と、第1のドラム25に巻装された最外周
の帯板29とのなす夾角側に位置して、その始端
部に支点ピン40により一端が回動可能に枢支さ
れた所要長さの細巾帯板からなる舌片部材であつ
て、該舌片部材39は、その自由端39aが前記
条体21と帯板29との間に介入され、前記条体
21と直接対向する面が、前記案内通路33の壁
と滑らかに連続している。
上記舌片部材39としては、通常、第4図の如
く金属板ばね等の弾性を有する所要長さの板材の
一端を円筒状に曲げ加工したものが使用され、条
体21に加わる撓み力に応じて変形し、条体21
に急な屈折を生じさせることなく滑らかに案内す
るようになつていると共に、その表面のうち、少
くとも前記条体21と接する面がナイロン、四フ
ツ化エチレン(商標名:テフロン)等の摩擦係数
の小さい合成樹脂4により被覆され、条体21と
の摩擦による駆動モータ38のエネルギーロス増
大を防止するようになつている。
42は前記案内通路33の側方に形成された小
室43内に収設されたリミツトスイツチであつ
て、該リミツトスイツチ42は、条体21に摺動
負荷増大が生じたとき、小室43の入口に設けた
板ばね44を介して条体21の撓みを検出し、適
宜の電気的制御手段を介して前記駆動モータ38
を停止させ、条板21の座屈を防止する。
図中、45は前記ベルト案内部材19に固着さ
れ、シートベルト18先端に係着したトング46
を緊急離脱可能に連結するバツクル、47はシー
ト16前方の車体13に取付けられたニーパツド
である。
本考案の自動ベルト装置は叙上の構成を具備す
るものであるが、次にその作用について説明する
と、先ず、第3図実線の如くベルト案内部材19
がガイドレール15後方端側の乗員拘束位置にあ
る状態において、ドア14を解放すると、ドアス
イツチSの動作によつて前記駆動モータ38が正
回転し、大径ギヤ36および小径ギヤ37を介し
て第2のドラム28を第1図矢印Y1方向に回転
させる。このとき、該第2のドラム28に一端が
止着された帯板29は、前記第1のドラム25か
ら条体21と共に巻き戻され、該条体21と分離
して第2のドラム28に巻取られ、また第1のド
ラム25に巻着された条体21は、多重に巻装さ
れた前記帯板29に挾着された状態で接線方向に
押し出される。
この間、第1のドラム25の巻径は条体21お
よび帯板29の2重巻戻しにより急速に減少し、
最外周の帯板29と大径収容室23内壁面との間
の環状隙間が増大するが、条体21は、その一面
が前記第1のドラム25から引き出された部分に
おいて常時、舌片部材39の一側面と接触し、前
記環状隙間側への撓みが阻止されていると共に、
他側面が帯板29と接触対向して第1のドラム2
5の法線方向への曲がりが阻止されているため連
通部32での座屈が未然に防止され、案内通路3
3を通じて確実に押し出し駆動されることにな
る。
かくして、条体21は案内通路33およびスラ
イドレール34に案内されて第1図矢印Y2方向
に摺動し、これに伴つて条体21の先端に取付け
たベルト案内部材19がガイドレール15に沿い
第3図において2点鎖線で示す解放位置側に移動
する。
また、前記シートベルト18が解放位置にある
状態で、乗員がシート16に着席し、ドア14を
閉鎖してドアスイツチSの作動により駆動モータ
38が逆回転し、第1のドラム25が条体21と
帯板29とを重合状態で巻取る方向、即ち、第1
図矢印X1方向に回転すると、条体21はスライ
ドレール34および案内通路33に案内されて第
1図矢印X2方向に移動し、これに伴つて該条体
21の先端に取付けられたベルト案内部材19が
ガイドレール15に沿つて乗員拘束位置に移動
し、ここで公知のロツク機構により乗員拘束状態
でのロツクが行なわれる。
更に、前記ベルト案内部材19が乗員拘束位置
から解放位置に転移する間において、これに荷物
や乗員の身体の一部が衝突するなどして、その移
動に何らかの支障を来たしたときは、駆動機構2
0側の連通部32付近において条体21が座屈を
生じようとするが、このように条体21に長手方
向の圧縮力が作用したときは、座屈の前兆である
条体21の側方への撓みをリミツトスイツチ42
が検出し、制御手段に信号を発して直ちに駆動モ
ータ38を停止させるため、条体21の座屈の進
行および破損を未然に防止する。
なお、前記条体21の巻取りおよび巻き戻しの
際、第1のドラム25の巻径が変化している間に
おいて、舌片部材39は、その自由端39aが常
に第1のドラム25から引き出された条体21と
最外周の帯板29外面との間に挾持され、巻径の
変化に伴つて揺動するため、条体21の引き出し
方向と常時平行、即ち、略々接線方向に位置し、
条体21を第1のドラム25の接線方向へ無理な
く案内する。
第5図は本考案自動ベルト装置に適用可能な駆
動機構20の他の実施例を示したもので、ケーシ
ング22に形成した大径収納室23および小径収
納室26には、夫々第1のドラム25および第2
のドラム28が軸24,27に固着され回転自在
に収設されていると共に、前記大径収納室23と
小径収納室26との間に形成したローラ収納室4
8には、ガイドローラ49が支軸50により支承
され、回転自在に収納されている。
前記第1のドラム25および第2のドラム28
は夫々各軸24,27の端部にプーリP1,P2
固着しており、両プーリP1,P2に巻掛けたタイ
ミングベルト51により前記第1および第2のド
ラム25,28が互いに同方向に回転し得る如く
連動している。
前記第1のドラム25に一端を止着した条体2
1および帯板29のうち、帯板29側は、前記ガ
イドローラ49に巻き掛けた状態で先端が第2の
ドラム28の外周に止着され、該第2のドラム2
8に巻装されていると共に、前記条体21は前記
ケーシング22に形成した案内通路33およびス
ライドレール34を通じてベルト案内部材19に
案内されている。
39は前記条体21の案内通路33の始端部に
おいて、支点ピン40により回動自在に枢支され
た舌片部材であつて、該舌片部材39はその自由
端39aが前記第1のドラム25から引き出され
た条体21と、第1のドラム25に巻装された最
外周の帯板29との間に挿入されている。
前記第1図および第2図と同一符号を付した箇
所は夫々同一部材、同一部分を示している。
上記構成の駆動機構20は前述のものと同様に
第2のドラム28を図示なき駆動モータで矢印
Y1方向に回転させることにより、条体21と重
合状態で巻かれた帯板29を巻取り、条体21を
矢印Y2方向に押し出してベルト案内部材19の
転位を行うと共に、乗員拘束時は、第1のドラム
25を矢印X1方向に回転させ、該第1のドラム
25の外周に条体21と帯板29とを重合状態に
巻取り、条体21を矢印X2方向に移動させる。
上記の条体21を駆動機構20で巻取り又は巻
戻して長手方向に駆動している間、舌片部材39
は前記条体21との接触対向面を条体21の一側
面に当接させ、反対面に添接された帯板29との
間に条体21を挾着して、該条体21に座屈を生
じさせることなく長手方向に摺動させる働きをす
る。
なお、上記各実施例においては、第1のドラム
25および第2のドラム28を各ドラム軸24,
27に固着した態様について例示したが、本考案
自動ベルト装置における駆動機構としては、前記
第7図の如く第1のドラム25および第2のドラ
ム28のうち、少くとも一方のドラムをドラム軸
に対し所定角度範囲で相対回動可能に取付け、両
者間に帯板29を常時緊張させる方向に付勢する
スプリングを介装したものを使用すれば条体21
の摺動に異常を来たした場合においても、第1の
ドラム25外周に巻き締みが生じず、舌片部材3
9の条体案内作用と相俟つて条体21の座屈を確
実に防止することが出来る。
また、自動ベルト装置全体についても肩ベルト
のみ設けたものに限らず、肩ベルト及び腰ベルト
の双方を備えたものであつてもよく、又、ベルト
案内部材もバツクルにトングを係合させる形式の
ものに限らず、ベルト案内部材に直接ベルトを連
結する形式のものであつてもよい。更に、ガイド
レール及び駆動機構をドア側に設ける形式のもの
にも適用することが出来る。
(考案の効果) 以上述べた如く本考案の自動ベルト装置はベル
ト案内部材を可撓性条体を介して往復駆動する駆
動機構を所要長さの帯板の一端および前記ベルト
案内部材に先端を止着した可撓性条体の基端を外
周面に止着し、これらを重合状態で巻取り・巻戻
し可能に巻装する第1のドラムと、該第1のドラ
ムから引き出された前記条体の引き出し経路側方
に配設され、前記帯板の他方端を外周に止着して
該帯板を条体から分離して巻取る第2のドラム
と、前記第1のドラムおよび第2ドラムを巻取り
回転方向に駆動する駆動源を含んで構成すると共
に、前記第1のドラムから引き出された条体と、
第1のドラムに巻装された最外周の帯板とのなす
夾角側に位置して条体の案内通路始端に所要長さ
の舌片部材を回動自在に枢着し、該舌片部材の自
由端を前記条体と最外周帯板との間に介入するこ
とにより、第1ドラムから引き出された条体を舌
片部材の接触対向面と帯板とで挾着し、前記案内
通路に沿つて押し出すようにしたものであるか
ら、第1のドラムに巻装された条体および帯板の
外面をスプリング付勢された押圧部材により押圧
する従来方式のものと比較して、条体引き出し部
分の構造が大巾に簡素化され、駆動機構の小型化
および組立ての簡略化を達成し得ると共に、条体
押し出し駆動途中にベルト案内部材に障害物が当
接して条体に過大な摺動抵抗が作用した場合にお
いても舌片部材は、その条体接触対向面により条
体を帯板との間で挾着して案内するため、第1の
ドラムからの条体引き出し部分において条体に座
屈を生じさせることがなく、摺動異常を人為的に
作つて実験した場合でも条体の寿命を耐久試験回
数900回から8000回と約9倍長く維持することが
出来、自動ベルト装置の作動の確実さをバツクア
ツプし得るというすぐれた効果を発揮する。
しかも、本考案によれば、舌片部材を回動自在
に枢着した簡素な構成であるにも拘らず、条体の
座屈防止を確実に阻止し得るため、従来の押圧部
材の如きスプリング力の調整等の必要がなく、第
1のドラム側の抵抗増加によるエネルギーロスが
生じなくなると共に、支障も少なく、前記舌片部
材による条体座屈防止作用と相俟つて自動ベルト
装置の耐久性および信頼性向上に大いに寄与する
ものである。更に、舌片部材として弾力性に富む
ばね材を使用し、その表面を摩擦係数の小さい合
成樹脂で被覆した場合は、舌片部材自体のたわみ
を利用して条体を滑らかに案内し、かつ、条体に
加わるシヨクを緩和して、条体の移動をより円滑
ならしめる効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動ベルト装置に適用可能な駆
動機構の一例を示す側断面図、第2図は第1図に
おける−線矢視断面図、第3図は本考案自動
ベルト装置の一例を示す斜視図、第4図は同自動
ベルト装置に適用可能な舌片部材の斜視図、第5
図は本考案自動ベルト装置に適用可能な駆動機構
の他の実施例を示す側断面図、第6図および第7
図は従来の自動ベルト装置の駆動機構を示す側断
面図である。 14……ドア 15ガイドレール、18……シ
ートベルト、19……ベルト案内部材、20……
駆動機構、21……可撓性条体、25……第1の
ドラム、28……第2のドラム、29……帯板、
33……案内通路、38……駆動源、39……舌
片部材、39a……自由端、40……支点ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドアの開閉等に応動して駆動機構により長さ
    方向に駆動される可撓性条体の先端にベルト案
    内部材を取着し、該ベルト案内部材を車輌の中
    央部又は側方部に設けたガイドレールに沿わせ
    て往復摺動させ、前記案内部材に連結した乗員
    拘束用シートベルトを解放位置と拘束位置との
    間で転位させる自動ベルト装置の前記駆動機構
    を、所要長さの帯板と該帯板の一端および前記
    条体の基端を外周に止着し、該条体および帯板
    を互いに重合状態で巻取り・巻戻し可能に巻着
    収納する第1のドラムと、該第1のドラムから
    引き出された条体の案内通路側方に配設され、
    前記帯板の他端を外周に止着して該帯板を前記
    条体から分離して巻取る第2のドラムと、前記
    第1のドラムおよび第2のドラムを巻取り回転
    方向に駆動する駆動源を含み構成してなる自動
    ベルト装置において、前記第1のドラムから引
    き出された条体と、第1のドラムに巻装した最
    外周の帯板とのなす夾角側に位置して前記条体
    案内通路の始端部に、所要長さの条体案内用舌
    片部材の一端を回動自在に枢着し、該舌片部材
    の自由端を前記条体と最外周帯板との間に介入
    せしめたことを特徴とする自動ベルト装置。 2 舌片部材が金属板ばね等の弾性板で構成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動ベルト装置。 3 舌片部材の表面がナイロン、四フツ化エチレ
    ン等の摩擦係数の小さい合成樹脂により被覆さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載の自動ベルト装置。 4 駆動機構が、第1のドラムに巻装された条体
    の巻き緩み、又は第1のドラムから引き出され
    た条体の座屈の前兆を示す側方への撓みを検知
    する検知手段と、該検知手段の検知信号により
    駆動源への給電を停止する制御手段を含み構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれか1項に記載の自動ベルト装
    置。 5 第1のドラムおよび第2のドラムのうち、少
    くとも一方のドラムが、ドラム軸に対し所要角
    度範囲で相対回動可能に取着され、かつ、該ド
    ラム軸との間に介装されたスプリングにより常
    時帯板巻取方向に回動付勢されている実用新案
    登録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一
    項に記載の自動ベルト装置。
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