JPH0339864B2 - - Google Patents

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JPH0339864B2
JPH0339864B2 JP59199191A JP19919184A JPH0339864B2 JP H0339864 B2 JPH0339864 B2 JP H0339864B2 JP 59199191 A JP59199191 A JP 59199191A JP 19919184 A JP19919184 A JP 19919184A JP H0339864 B2 JPH0339864 B2 JP H0339864B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術発明 本発明は、一回動中心線のまわりに回動する開
閉体を開閉させる装置に関するものである。
発明の背景 本出願人は特願昭59−175623号の出願におい
て、上記のような開閉装置の一つを提案した。こ
の開閉装置は、開閉体に係脱する係脱装置の取り
付けられた回動アームを開閉体の回動中心線のま
わりに回動し得るように設け、回動アームを回動
させることによつて開閉体を開閉するものであ
り、構造が簡単で安価に製作し得る上、開閉体を
正確な開位置に保持し易い利点を有する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような開閉装置において
は、開閉体の回動中心線と回動アームの回動中心
線とを一致させることが必要であり、回動中心線
が回動アームの回動中心線と異なる開閉体の開閉
には使用できず、複数種類の開閉体の開閉には使
用できない不具合がある。また、回動中心線が回
動アームの回動中心線と一致する同一種類の開閉
体であつても、開閉体の開閉装置に対する位置決
めが正確に為されず、両回動中心線にずれが生じ
た場合には開閉が良好に行われないのであり、さ
らに、開閉装置の周辺に設置される治具等との関
係において両回動中心線が一致するように開閉体
を設置することができないこともあり、そのよう
な場合にはこの開閉装置を使用することができな
くなる。
問題点を解決するための手段 本発明は上記のような問題点を解決するために
為されたものであり、その要旨とするところは、
開閉装置を、(a)開閉体の回動中心線に平行でかつ
その回動中心線に近接した回動中心線のまわりに
回動可能に設けられ、アクチユエータにより駆動
される回動アームと、(b)その回動アームの先端部
に、その先端部が描く円弧軌跡の法線方向におけ
る移動を許容する法線方向移動許容機構と、その
円弧軌跡の接線方向における移動を許容する接線
方向移動許容機構とを介して、前記法線方向およ
び接線方向に移動可能に取り付けられた可動部材
と、(c)その可動部材に取り付けられ、開閉体に係
合可能な係脱装置と、(d)その係脱装置が開閉体に
係合する際には前記可動部材を予め定められた定
位置に維持し、係合後には前記法線方向における
移動を許容する可動部材規制装置と、(e)前記可動
部材を前記回動アームの先端部に対して開閉体か
ら遠ざかる後退方向に付勢する付勢手段と、(f)開
閉体の少なくとも開状態においてその開閉体の回
動中心線まわりにおける予め定められた位置にお
いてその開閉体に当接することにより前記付勢手
段の付勢力に抗して開閉体の開位置を規定する位
置決め部材とを含むように構成したことにある。
作 用 上記構成の開閉装置においては、可動部材が回
動アームの先端部に法線方向移動許容機構を介し
て取り付けられ、回動アームの先端部が描く円弧
軌跡の法線方向における移動を許容されているた
め、回動アームの回動中心線が開閉体の回動中心
線と一致しておらず、回動アームと開閉体との回
動に伴つて両者の先端部間に上記法線方向のずれ
が生ずる場合であつても、可動部材が回動アーム
に対して法線方向に相対移動することによりその
ずれが吸収され、回動アームに取り付けられた係
脱装置が開閉体と同じ円弧軌跡を描いて回動する
こととなる。
また、可動部材が回動アームの先端部が描く円
弧軌跡の法線方向のみならず接線方向にも移動可
能な状態で取り付けられるとともに、位置決め部
材が設けられることにより、上記のようにして開
かれた開閉体は係脱装置の開閉体に対する係合位
置精度とは無関係に正確な開位置に位置決めされ
る。
実施例 以下、本発明の実施例として、自動車製造ライ
ンにおいて自動車のフードを自動的に開閉する装
置を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において10は車体位置決め用のベース
であり、シヤトルコンベア等により搬送されて来
た車体12はベース10に設けられた複数の支柱
14上に載置され、位置決めされる。16は車体
前部のエンジンルームを覆うフードであり、その
車体後方側の端部において軸17により車体12
の幅方向に延びる中心線のまわりに回動可能に取
り付けられており、車体12が支柱14上に載置
された状態では、車体12が水平に支持されるた
め水平な回動中心線のまわりに回動することとな
る。なお、本自動車製造ラインには、図中二点鎖
線で示すフード16aを有する車体を始めとし
て、ベース10に対するフードの位置が異なる複
数種類の車体が供給される。
ベース10にはフード16を開閉するために以
下のような開閉装置が設けられている。ベース1
0の車体12の側方に位置することとなる部分に
は支柱18が立設されており、この支柱18の上
端部には回動アーム20が水平な軸22の軸心ま
わりに回動可能に取り付けられている。回動アー
ム20は支柱18に取り付けられたアクチユエー
タとしてのエアシリンダ24によつて回動させら
れる。すなわち、回動アーム20の軸22に支持
された部分から外れた部分にエアシリンダ24の
ピストンロツド26が連結されており、このピス
トンロツド26の伸縮によつて回動アーム20が
回動するようにされているのである。
回動アーム20は、支柱18に取り付けられた
部分から適宜の長さ延び出させられた後、車体1
2の幅方向の中心側へ曲げられており、その先端
部にはブラケツト28を介してエアシリンダ30
が取り付けられている。エアシリンダ30は第4
図に示すようにそのピストンロツド32が回動ア
ーム20からフード16側へ延び出すとともに、
回動アーム20が描く円弧軌跡の接線方向に伸縮
するように取り付けられており、このピストンロ
ツド32の先端には車体12の幅方向に延びるプ
レート34が固定されている。プレート34の両
端部には、エアシリンダ30を挟み、エアシリン
ダ30の軸心と平行な方向に延びる中空軸36の
一端がそれぞれ固定されている。これら中空軸3
6は、ブラケツト28に固定された一対のガイド
ブツシユ38に軸方向に移動可能にそれぞれ嵌合
されて、ピストンロツド32の伸縮によつてプレ
ート34が移動させられるとき上記接線方向への
移動を案内するようになつており、また、それら
の内部にはスライドピン40が軸方向に移動可能
にそれぞれ嵌合されている。各中空軸36のプレ
ート34に固定された側とは反対側の端部には大
径の有底穴42が形成されており、この有底穴4
2の底面とスライドピン40の後端部との間に配
設された圧縮コイルスプリング44によつてスラ
イドピン40はフード16から離れる向きに付勢
され、常にはスライドピン40の一方の端部に設
けられた大径部46がプレート34に当接した状
態となるようにされている。
上記スライドピン40の大径部46には、支持
部材48が固定されている。支持部材48は第3
図に示すように断面がコの字形の部材であり、そ
の両側壁間に2本のガイドロツド50が回動アー
ム20の先端部が描く円弧軌跡の法線方向に延び
るように渡されていて、これらガイドロツド50
には一対の可動部材としての支持軸52を保持す
るスライダ54が取り付けられている。すなわ
ち、スライダ54の長手方向の中間部には、第2
図に示すようにスライダ54から外向きに直角な
方向に延び出す一対の耳部56が設けられ、これ
ら耳部56に支持軸52がそれぞれ取り付けられ
ているのであり、支持軸52はスライダ54を介
してガイドロツド50に案内されることにより回
動アーム20の先端部が描く円弧軌跡の法線方向
に移動し得るようにされている。すなわち、本実
施例においてはガイドロツド50、スライダ54
等によつて法線方向移動許容機構が構成されてい
るのである。
前記支持部材48の側壁には更に1個ずつのエ
アシリンダ58がそのピストンロツド60がスラ
イダ54に向かつて延び出す向きに取り付けられ
ている。すなわち、これらエアシリンダ58はス
ライダ54を上記法線方向において間に挟んで互
に対向する状態で配設されているのであり、その
ピストンロツド60が伸長した状態ではスライダ
54に当接することによつて可動部材たる支持軸
52のガイドロツド50に沿つた移動を阻止する
一方、収縮した状態ではその移動を許容するよう
にされている。すなわち、本実施例においてはこ
のようにして配設された2個のエアシリンダ58
が可動部材規制装置として機能しているのであ
る。
前記支持軸52は、第3図および第4図に示す
ようにスライダ54の耳部56に固定されたガイ
ドブツシユ62によつて軸方向における相対移動
を案内させるようになつており、そのフード16
側への突出端部には係脱装置としてのゴム製のバ
キユームカツプ64が取り付けられている。支持
軸52のガイドブツシユ62からの突出部分とバ
キユームカツプ64との間には圧縮コイルスプリ
ング66が嵌装されており、これによつてバキユ
ームカツプ64は耳部56から離れる方向へ付勢
されている。スプリング66の付勢力に基づく支
持軸52の移動限度は支持軸52のバキユームカ
ツプ64が取り付けられた側とは反対側に設けら
れた大径のストツパ部68によつて規定されるよ
うになつており、ストツパ部68がガイドブツシ
ユ62に当接した状態では、支持軸52はこれを
保持するスライダ54、スライダ54を支持する
支持部材48、支持部材48が固定されたスライ
ドピン40等を介して圧縮コイルスプリング44
によつてフード16から遠ざかる後退方向へ付勢
されることとなる。すなわち、本実施例において
は圧縮コイルスプリング44が可動部材たる支持
軸52を後退方向へ付勢する付勢手段として機能
しているのである。また、このようにストツパ部
68がガイドブツシユ62に当接するとともに、
スライドピン40の大径部46が前記プレート3
4に当接した状態においてピストンロツド32を
伸長させれば、支持軸52は支持部材48、スラ
イダ54等を介して回動アーム20の先端部が描
く円弧軌跡の接線方向に沿つてフード16側へ移
動させられ、ピストンロツド32を収縮させれ
ば、支持軸52は圧縮コイルスプリング44によ
つて付勢されていることによりピストンロツド3
2に追縦してフード16から遠ざかる方向へ移動
させられることとなる。すなわち、本実施例にお
いては、支持軸52の上記接線方向の移動を案内
する中空軸36、ガイドブツシユ38、スライド
ピン40等によつて接線方向移動許容機構が構成
されているのである。
70はエアホースであり、支持軸52およびバ
キユームカツプ64の中心部を貫通して形成され
た図示しない空気通路をバキユーム装置に接続し
ている。
また、前記回動アーム20の先端部には、前記
支持部材48等を間に挟んでフード16の開位置
を規定するための一対の位置決め部材72が取り
付けられている。
なお、回動アーム20の回動範囲は次のように
定められている。第1図に示すように、フード1
6を開いた状態での回動アームの回動限度位置
(この位置を開位置と称する)は、本自動車製造
ラインに供される複数種類の車体のすべてについ
てフード16,16a等が開き過ぎない位置に定
められている。フード16,16a等は、シーリ
ング剤塗布等の作業を容易にするために、できる
限り大きく開かれることが望ましいのであるが、
回動アーム20は車体の種類を問わず一定の開位
置まで回動させられるようになつており、その回
動アーム20に固定された位置決め部材72によ
つてフード16,16a等の開位置が決められる
ため、フード16,16a等の開位置も車体の種
類を問わず一定となる。そして、開位置が一定で
ある場合には、複数種類の車体のフードのうち、
閉じた状態で最も低くなるフードの開き角度が最
大となるのが普通であるが、そのフードでも開き
過ぎて破損することがないように、回動アーム2
0の開位置が定められているのである。また、第
5図に示す回動アーム20の閉位置、すなわちフ
ードが閉じた状態での回動アーム20の回動限度
位置は、エアシリンダ30のピストンロツド32
が収縮してバキユームカツプ64が最も後退させ
られた状態において、複数種類の車体のうち閉じ
たフードの位置が最も高くなるもののフードにバ
キユームカツプ64が当接直前となる位置に定め
られている。
そして、エアシリンダ30のピストンロツド3
2の伸縮限度は次ように定められている。まず、
ピストンロツド32の伸長限度は、回動アーム2
0が第5図に示す閉位置にあるとき、複数の車体
のうち閉じたフードの位置が最も低くなるものの
フードにバキユームカツプ64を当接させるのに
十分な位置に定められており、収縮限度は、回動
アーム20が第1図に示すように開位置にある状
態において、すべての種類の車体のフードを位置
決め部材72に当接させるのに十分な位置に定め
られている。前述のように、回動アーム20は車
体の種類を問わず一定の開位置まで回動させられ
るため、それに固定の位置決め部材72の位置も
一定となり、フードの位置決め部材72に当接す
る部分の位置は車体の種類を問わず常に一定とな
るのであるが、位置決め部材72のバキユームカ
ツプ64との位置は回動アーム20の先端が描く
円弧軌跡の法線方向においてずれており、かつ、
回動アーム20の回動中心線とフードの回動中心
線ともずれているため、複数種類の車体のフード
のバキユームカツプ64に吸着されている部分の
位置は少しずつ異なるのであり、それにもかかわ
らずすべての種類のフードを位置決め部材72に
当接させるに十分な位置までピストンロツド32
が収縮させられるようにされいるのである。
以上のように構成された開閉装置を備えた自動
車製造ラインにおいては、車体12はフード16
が閉じられた状態で搬送され、支柱14上に載置
される。この際、開閉装置は回動アーム20が開
位置、すなわち第1図に示す位置にあつて車体1
2の搬入を許容し、支柱14上に載置された車体
12はフード16の回動中心線が回動アーム20
の回動中心線の近くに位置する状態となる。ま
た、圧縮コイルスプリング44の付勢力によつて
スライドピン40の大径部46がプレート34に
当接した状態にあり、エアシリンダ58のピスト
ンロツド60は伸長させられてスライダ54をガ
イドロツド50のほぼ中間部に停止させて支持軸
52を定位置に維持している。さらに、バキユー
ムカツプ64および支持軸52は圧縮コイルスプ
リング66により付勢されてガイドブツシユ62
から最も突出した位置にあり、支持軸52のスト
ツパ部68がガイドブツシユ62に当接した状態
となつている一方、エアシリンダ30のピストン
ロツド32は収縮させられて、プレート34およ
びそれに支持された支持部材48、バキユームカ
ツプ64等は後退端位置にある。
そして、フード16を開く場合には、まず、ピ
ストンロツド26が伸長させられて回動アーム2
0を第1図の開位置から第5図の閉位置まで反時
計方向に回動させる。閉位置においては、ピスト
ンロツド32の収縮により後退端位置に保たれて
いるバキユームカツプ64がフード16に当接す
る直前となるため、その状態からピストンロツド
32を伸長させてプレート34、支持部材48、
支持軸52等を前進させ、バキユームカツプ64
をフード16に当接させる。この際、ピストンロ
ツド32の伸長限度は、閉じた状態で最も低くな
るフードにバキユームカツプ64を当接させ得る
ように設定されているため、ピストンロツド32
はバキユームカツプ64がフード16に当接した
後も更に伸長させられることとなるが、この余分
な伸長量は圧縮コイルスプリング66の圧縮によ
り吸収される。
このようにしてバキユームカツプ64がフード
16に当接した後、図示しないバキユーム装置の
バルブが切り換えられてバキユームカツプ64が
フード16を吸着するとともに、エアシリンダ5
8のピストンロツド60が収縮させられてスライ
ダ54および支持軸52がガイドロツド50に沿
つて移動し得る状態となる。この状態からピスト
ンロツド26が収縮させられて回動アーム20を
第1図において時計方向へ回動させる。回動アー
ム20の回動に伴つて支持軸52のストツパ部6
8がガイドブツシユ62に当接したときフード1
6が開かれ始める。回動アーム20の回動力がエ
アシリンダ30、ピストンロツド32、プレート
34、中空軸36、圧縮コイルスプリング44、
スライドピン40、支持部材48、ガイドロツド
50、スライダ54、ガイドブツシユ62、スト
ツパ部68、支持軸52およびバキユームカツプ
64を介してフード16に伝達され、フード16
が回動アーム20と共に回動するのである。ただ
し、フード16の回動中心線が回動アーム20の
回動中心線からずれた位置にあるため、フード1
6の自由端部は第1図において細線で示す円弧軌
跡を描いて、また、回動アーム20の先端部は一
点鎖線で示す円弧軌跡を描いてそれぞれ回動する
こととなる。つまり、第8図に誇張して図示する
ように軸17と軸22とが同一直線上にない場合
には、フード16が閉じた状態で回動アーム20
の長手方向の位置が同じであつたフード16上の
点Pと回動アーム20上の点Qとは、回動アーム
20のフード16を開く方向の回動につれてそれ
ぞれ軸17,22を中心とする円弧に沿つて移動
し、回動アーム20の長手方向において相対移動
することとなるのである。したがつて、フード1
6が閉じた状態で軸線が点Qを通る位置にある支
持軸52が、もし、回動アーム20のフード16
を開く方向の回動時に回動アーム20に対して相
対移動せず、二点鎖線で示す位置を維持するとす
れば、フード16が閉じた状態でフード16の点
Pの位置で吸着していたバキユームカツプ64は
点Pの位置からずれざるを得ない。支持軸52が
回動アーム20の長手方向に破線で示す位置に移
動すれば、バキユームカツプ64は点Pの位置か
らずれる必要はないのであるが、支持軸52が点
Qの位置から移動しなければ、バキユームカツプ
64が点Pの位置からずれざるを得ないのであ
る。しかし、バキユームカツプ64はフード16
に吸着しているためフード16上を容易には滑ら
ず、開閉位置の各部に無理な力が作用することと
なつて、開閉がスムーズに行われないこととな
る。場合によつては、バキユームカツプ64が無
理に変形させられて吸着面に〓間が生じ、その〓
間から空気が流入して吸着力が低下し、フード1
6がバキユームカツプ64から外れてしまう恐れ
すらある。それに対し、本開閉装置においては、
支持軸52が回動アーム20の回動につれて回動
アーム20の長手方向に移動可能であるため、バ
キユームカツプ64はフード16上を滑る必要が
ない。バキユームカツプ64は支持軸52が回動
アーム0が描く円弧軌跡の法線方向にスライダ5
4と共に移動することにより、回動アーム20に
対して同方向へ移動しつつフード16の自由端部
と同一の円弧軌跡を描いて回動するため、フード
16はバキユームカツプ64に吸着されたままス
ムーズに開かれることとなるのである。そして、
回動アーム20が第1図の開位置に停止させられ
た後、ピストンロツド32が収縮させられ、プレ
ート34、中空軸36、圧縮コイルスプリング4
4、スライドピン40、支持部材48およびガイ
ドロツド50を介してピストンロツド32に連結
されているスライダ54、支持軸52、バキユー
ムカツプ64等がピストンロツド32に追縦して
フード16を更に開く方向へ移動させられ、やが
てフード16が位置決め部材72に当接する。こ
のとき、ピストンロツド32の収縮限度は、前述
のように回動アーム20が開位置にある状態にお
いて、すべての種類の車体のフードを位置決め部
材72に当接させるのに十分な位置に設定されて
いるため、フード16が位置決め部材72に当接
した後もピスドンロツド32は収縮させられる
が、この余分な収縮量はプレート34、中空軸3
6が圧縮コイルスプリング44を圧縮しつつフー
ド16から離れる方向に移動することにより、す
なわち支持軸52が回動アーム20の先端部が描
く円弧軌跡の接線方向に移動することにより吸収
され、フード16は位置決め部材72に押し付け
られて正確な開位置に保持されることとなる。圧
縮コイルスプリング44は前述のように回動アー
ム20の回動力をフード16に伝達するものであ
るため、フード16の重量によつて圧縮されるこ
とがない大きさの予荷重が与えられていいて、回
動アーム20の開位置までの回動中は大径部46
をプレート34に当接させ続け、圧縮コイルスプ
リング44の両側の部材群(一方の群はプレート
34、中空軸36等、他方の群は支持部材48、
バキユームカツプ64等)を一体的に移動させる
のであるが、フード16が位置決め部材72に当
接した後にエアシリンダ30により与えられる圧
縮力によつては圧縮され、圧縮コイルスプリング
44の両側の部材群に相対移動が生じることを許
容する。この圧縮コイルスプリング44の作用に
より、バキユームカツプ64のフードを吸着した
状態における形状の変動にもかかわらず、フード
に常に回動アーム20と位置決め部材72とによ
つて規定される正確な位置まで開かれることとな
るのである。
なお、フード16を閉じる場合には、ピストン
ロツド32が伸長させられてフード16が位置決
め部材72から離れさせられた後、回動アーム2
0が第1図において反時計方向に回動させられる
ことによりフード16が閉じられる。その後、バ
キユーム装置のバルブが切り換えられてバキユー
ムカツプ64に空気が供給され、フード16との
係合が解除される。
また、第1図中二点鎖線で示したフード16a
の開閉も以上詳述したフード16の開閉と同様に
行われる。
このように本実施例の開閉装置によれば、回動
中心線の位置が回動アーム20の回動中心線に対
してずれた位置にある種々の車体のフードの開閉
をスムーズに行うことができるのであり、この開
閉は、支持軸52の法線方向への移動と回動アー
ム20の回動という単純な動作の組合わせによつ
て為されるため、装置の構造が簡単となり、安価
に製作することができる。
また、本開閉装置においては、位置決め部材7
2が設けられるとともに支持軸52の接線方向へ
の移動が許容されるようになつているため、バキ
ユームカツプ64のフード保持精度が悪いか、あ
るいはフード16自体に製作誤差があつても支持
軸52の上記接線方向への移動によつてこれらの
誤差が吸収され、フード16は位置決め部材72
によつて正確な開位置に位置決めされるのであ
る。特に、本実施例におけるように係脱装置とし
てゴム製のバキユームカツプを用いた場合には、
バキユームカツプのフードを吸着した状態におけ
る形状の変動によつて開閉体の開位置にずれが生
じ易いのであるが、このようなずれが有効に吸収
される効果が得られるのである。
さらに、このようにフード16の開位置が位置
決め部材72によつて正確に位置決めされること
により、本実施例の開閉装置をフード16にシー
リング材を塗布する工程におけるフード16の開
閉を用いた場合、正確な位置に塗布され得、細い
シーリングビードでも位置がずれる恐れがなくな
る効果が得られる。
なお、上記実施例において、支柱14に載置さ
れる車体の種類に合わせて回動アーム20の回動
量を設定し、回動アーム20が第5図の閉位置ま
で回動させられたときバキユームカツプ64がち
ようどフードの外面に当接し得るようにすれば、
フードのベース10からの高さの違いを吸収する
ための圧縮コイルスプリング66を設ける必要が
なくなる。
本発明の別の実施例を第6図および第7図に示
す。
本実施例においては、回動アーム20の先端に
固定された支持ブラケツト80に法線方向移動許
容機構、接線方向移動許容機構その他の構成要素
が取り付けられて、構造がより簡単なものとなつ
ている。支持ブラケツト80は第6図に示すよう
に断面がコの字形の部材であり、その両側壁によ
つて両端を支持された2本のガイドロツド82に
はスライダ86が移動可能に取り付けられて、可
動部材としての支持軸84を保持している。スラ
イダ86は耳部88とボス部90とから成り、耳
部88においてガイドロツド82に挿通されると
ともに、ガイドロツド82に対して直角となるよ
うに設けられたボス部90に支持軸84が移動可
能に嵌合されている。ガイドロツド82は回動ア
ーム20の先端部が描く円弧軌跡の法線方向に延
びており、ボス部90はその円弧軌跡の接線方向
に延びているため、支持軸84はガイドロツド8
2とスライダ86の耳部88とによつて法線方向
への移動を案内されるとともに、ボス部90によ
つて接線方向への移動を案内されることとなるの
であり、本実施例においてはガイドロツド82お
よびスライダ86の耳部88が法線方向移動許容
機構として、また、スライダ86のボス部90が
接線方向移動許容機構として機能している。
また、各ガイドロツド82には同じ大きさの付
勢力を有する2個の圧縮コイルスプリング92が
耳部88を挟んでそれぞれ取り付けられており、
これらスプリング92によつて耳部88は常には
ガイドロツド82のほぼ中間の定位置に位置させ
られる一方、フードの開閉時には支持軸84の移
動方向に対向するスプリング92を圧縮しつつガ
イドロツド82に沿つて移動することとなるので
あり、これら圧縮コイルスプリング92が可動部
材規制装置として機能している。
前記支持軸84は第7図に示すように段付軸状
の部材であり、その大径部側の端部にバキユーム
カツプ94が取り付けられるとともに、バキユー
ムカツプ94とボス部90との間には圧縮コイル
スプリング96が配設されており、また、支持軸
84の小径部側の端部に固定されたばね受98と
小径部に挿通された別のばね受100との間に
は、上記スプリング96よりも付勢力の強い圧縮
コイルスプリング102が配設されている。した
がつて、支持軸84はスプリング102によつて
フードから遠ざかる後退方向へ付勢されることと
なり、本実施例においてはこのスプリング102
が可動部材たる支持軸84を後退方向に付勢する
付勢手段として機能し、ばね受100がボス部9
0に当接するとともに支持軸84の段付面104
がばね受100に当接した状態となつている。
また、位置決め部材は、図示は省略するが、回
動アーム20が取り付けられた支柱18から車体
の幅方向の中心側に延び出させられたL字形の支
持部材の先端にフードに当接可能な姿勢で設けら
れ、フードを正確な開位置に規定する。
このように構成された開閉装置においては、回
動アーム20のフードを閉じる方向の回動量は、
バキユームカツプ94が前記支柱14上に載置さ
れる各種車体のフードのうち最も低い位置に来る
フードにも十分当接し得る大きさに設定するので
あり、フードの高さの違いによつて生ずる回動量
の差は、圧縮コイルスプリング96の圧縮により
吸収される。そして、バキユームカツプ94がフ
ードを吸着した後、回動アーム20が回動させら
れれば、フードはボス部90がばね受100に当
接するに至つたとき開かれ始め、前記実施例の場
合と同様に支持軸84がスライダ86とともに前
記法線方向へ移動することによりバキユームカツ
プ94がフードの回動に追従して移動し、フード
がスムーズに開かれることとなる。
また、回動アーム20のフードを開く方向への
回動量は、バキユームカツプ94によるフードの
吸着等に誤差があつてもすべてのフードが位置決
め部材に当接するのに十分な大きさに設定されて
おり、フードが位置決め部材に当接した後の回動
アーム20の回動は圧縮コイルスプリング102
の圧縮により吸収され、フードは位置決め部材に
押し付けられて正確な開位置に保持されることと
なる。
以上、本発明の二つの実施例を詳細に説明した
が、これらは文字通り例示であつて、本発明はこ
れら以外の態様でも実施することができる。
例えば、前記第1図ないし第5図に示した実施
例においては、回動アーム20がフード16を開
く方向の回動端まで移動させられた後にフード1
6を開位置に位置決めするようにされていたが、
フード16が開かれ始めた後の任意の時点におい
て位置決め部材72に当接させて位置決めするよ
うにしてもよい。
また、可動部材としては必ずしも回動アームの
円弧軌跡の法線方向において正逆両方向に移動し
得る必要はなく、回動アームの回動中心線に対す
る開閉体の回動中心線のずれの方向が一定してい
る場合には正逆いずれか一方向へ移動可能とすれ
ばよい。この場合には移動可能範囲の一端が可動
部材の定位置となる。
また、前記二つの実施例においては係脱装置と
してゴム製のバキユームカツプが使用されていた
が、これに代えて電磁石、フツク、開閉可能なジ
ヨウ等を使用することができる。
さらに、本発明は自動車製造ラインにおいて車
体のフードを開閉する装置のみならず、他の一回
動中心線まわりに回動させられる開閉体の開閉装
置に適用することが可能である。
その他、いちいち例示することはしないが、法
線方向移動許容機構、接線方向移動許容機構等に
当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施し
た態様で本発明を実施することができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、係脱装
置の取り付けられた可動部材を回動アームの先端
部が描く円弧軌跡の法線方向に移動し得るように
することにより、回動アームの回動中心線と開閉
体の回動中心線とがずれていても開閉体をスムー
ズに開閉することができるのであり、前記特願昭
59−175623号の開閉装置のように開閉体の回動中
心線と回動アームの回動中心線とを一致させる必
要がないため、回動中心線の位置が異なる複数種
類の開閉体の開閉にも使用することができ、ま
た、一種類の開閉体であつてもその回動中心線と
回動アームの回動中心線とがずれている場合や、
開閉装置の周辺に設置された治具等の都合によつ
て開閉体と開閉装置との各回動中心線を一致させ
ることができない場合でも良好に開閉操作を行う
ことができる。さらに、本開閉装置による開閉体
の開閉は、回動アームの回動と可動部材の法線方
向の移動との組合わせという単純な動作によつて
為されるため、産業用ロボツトによつて開閉を行
うような場合に比較して回動軌跡や開閉体の位置
決め精度を上げることが容易であり、装置の構造
が簡単で設備コストが少なくて済む利点がある。
また、開閉体の開位置を位置決め部材によつて
規定するようにしたものであるため、上記効果に
加えて、係脱装置の開閉体への係合精度の悪さや
開閉体自体の製作誤差等があつてもそれらが吸収
されて、開閉体が正確な開位置に位置決めされる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である開閉装置を備
えた自動車製造ラインを示す正面図である。第2
図ないし第4図は第1図に示した開閉装置のうち
回動アームの先端部を取り出して示すそれぞれ背
面図、正面図(一部断面)および平面図(一部断
面)である。第5図は第1図の開閉装置がフード
を開く前の状態を示す正面断面図である。第6図
は本発明の別の実施例である開閉装置を示す第2
図に相当する図である。第7図は第6図における
−断面図である。第8図は第1図の開閉装置
の作動を説明するための略図である。 16:フード(開閉体)、20:回動アーム、
24:エアシリンダ(アクチユエータ)、{36:
中空軸、38:ガイドブツシユ、40:スライド
ピン}(接線方向移動許容機構)、44:圧縮コイ
ルスプリング(付勢手段)、{50:ガイドロツ
ド、54:スライダ}(法線方向移動許容機構)、
52:支持軸(可動部材)、58:エアシリンダ
(可動部材規制装置)、64:バキユームカツプ
(係脱装置)、72:位置決め部材、{82:ガイ
ドロツド、88:耳部}(法線方向移動許容機
構)、84:支持軸(可動部材)、90:ボス部
(接線方向移動許容機構)、92:圧縮コイルスプ
リング(可動部材規制装置)、94:バキユーム
カツプ(係脱装置)、102:圧縮コイルスプリ
ング(付勢手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一回動中心線のまわりに回動する開閉体を開
    閉させる装置であつて、 前記開閉体の回動中心線に平行でかつその回動
    中心線に近接した回動中心線のまわりに回動可能
    に設けられ、アクチユエータにより駆動される回
    動アームと、 その回動アームの先端部に、その先端部が描く
    円弧軌跡の法線方向における移動を許容する法線
    方向移動許容機構と、その円弧軌跡の接線方向に
    おける移動を許容する接線方向移動許容機構とを
    介して、前記法線方向および接線方向に移動可能
    に取り付けられた可動部材と、 その可動部材に取り付けられ、前記開閉体に係
    合可能な係脱装置と、 その係脱装置が前記開閉体に係合する際には前
    記可動部材を予め定められた定位置に維持し、係
    合後には前記法線方向における移動を許容する可
    動部材規制装置と、 前記可動部材を前記回動アームの先端部に対し
    て前記開閉体から遠ざかる後退方向に付勢する付
    勢手段と、 前記開閉体の少なくとも開状態においてその開
    閉体の回動中心線まわりにおける予め定められた
    位置においてその開閉体に当接することにより前
    記付勢手段の付勢力に抗して開閉体の開位置を規
    定する位置決め部材と を含むことを特徴とする開閉装置。
JP59199191A 1984-09-22 1984-09-22 開閉装置 Granted JPS6177577A (ja)

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JPH0469383U (ja) * 1990-10-30 1992-06-19
FR2955825B1 (fr) * 2010-02-03 2012-07-27 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de montage d'un ouvrant arriere sur une caisse de vehicule .

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