JPH0340323Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0340323Y2 JPH0340323Y2 JP1987097663U JP9766387U JPH0340323Y2 JP H0340323 Y2 JPH0340323 Y2 JP H0340323Y2 JP 1987097663 U JP1987097663 U JP 1987097663U JP 9766387 U JP9766387 U JP 9766387U JP H0340323 Y2 JPH0340323 Y2 JP H0340323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high viscosity
- pvc plastisol
- inner cylinder
- air bubbles
- viscosity fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は高粘度流動体中の気泡分離器に関す
る。
る。
(ロ) 従来の技術
高分子流動体例えばポリ塩化ビニルプラスチゾ
ル(以下、「塩ビプラスチゾル」という)、ゴムラ
テツクス配合物、ポリ酢酸ビニルラテツクス等
は、生活用品、スポーツ用品、産業用資材等を製
造するのに広く使用されている。
ル(以下、「塩ビプラスチゾル」という)、ゴムラ
テツクス配合物、ポリ酢酸ビニルラテツクス等
は、生活用品、スポーツ用品、産業用資材等を製
造するのに広く使用されている。
前記のような各種の製品中、例えば、人工芝用
アンダーパツト、足踏みマツト、球技用ネツト等
を製造する場合には、比較的多量の塩ビプラスチ
ゾルが用いられている。
アンダーパツト、足踏みマツト、球技用ネツト等
を製造する場合には、比較的多量の塩ビプラスチ
ゾルが用いられている。
これらの製品、例えば人工芝用アンダーパツ
ト、足踏みマツト等は、合成繊維ネツト上面にゲ
ル化された塩化ビニルが高く盛り上がるように形
成されたものであり、又、球技用ネツトは合成繊
維ネツトの全面にゲル化されたポリ塩化ビニルが
厚く付着するように形成されたものであり、従つ
て、その製造工程中に使用される塩ビプラスチゾ
ルはチキソトロピツクなしかも極端に粘度が高い
ものでなければならない。
ト、足踏みマツト等は、合成繊維ネツト上面にゲ
ル化された塩化ビニルが高く盛り上がるように形
成されたものであり、又、球技用ネツトは合成繊
維ネツトの全面にゲル化されたポリ塩化ビニルが
厚く付着するように形成されたものであり、従つ
て、その製造工程中に使用される塩ビプラスチゾ
ルはチキソトロピツクなしかも極端に粘度が高い
ものでなければならない。
上記のような製品を製造する場合には、先ず調
製された塩ビプラスチゾルは、前記製品の製造装
置に供給される。
製された塩ビプラスチゾルは、前記製品の製造装
置に供給される。
このとき、塩ビプラスチゾルはポンプによつて
供給される。ポンプは前記製品のように高粘度流
動体の場合には、ねじポンプがよく利用される。
ねじポンプによつて供給する場合だけとは限られ
ないが、何れにしても、ポンプにより流動体を送
る場合には、送られた流動体には大小の気泡が多
量混入してくる。このような現象は、仮令、ポン
プ吸入前に完全に脱泡した塩ビプラスチゾルを使
用したとしても避けることは出来ない。
供給される。ポンプは前記製品のように高粘度流
動体の場合には、ねじポンプがよく利用される。
ねじポンプによつて供給する場合だけとは限られ
ないが、何れにしても、ポンプにより流動体を送
る場合には、送られた流動体には大小の気泡が多
量混入してくる。このような現象は、仮令、ポン
プ吸入前に完全に脱泡した塩ビプラスチゾルを使
用したとしても避けることは出来ない。
このように大小の気泡特に大きな気泡を抱き込
んだ塩ビプラスチゾルを前記製品の製造装置に供
給し製品を製造すると、その表面に、大きな凹陥
部を生じたり、局部的に大きな膨れを生じたりし
て、外観を低下させるのみならず、性能も損な
い、商品価値を落としていた。
んだ塩ビプラスチゾルを前記製品の製造装置に供
給し製品を製造すると、その表面に、大きな凹陥
部を生じたり、局部的に大きな膨れを生じたりし
て、外観を低下させるのみならず、性能も損な
い、商品価値を落としていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
従来、前記のようなチキソトロピツクな、しか
も極端に粘度が高い塩ビプラスチゾル中の気泡を
除去しようとして傾斜面に沿わせて落下させる方
法及び眞空脱泡機中で脱泡させる方法等が考えら
れていたが、何れの場合も時間がかかりすぎるこ
と、少量づつしか実施し得ないこと、しかも充分
な脱泡ができない等の欠点があつた。
も極端に粘度が高い塩ビプラスチゾル中の気泡を
除去しようとして傾斜面に沿わせて落下させる方
法及び眞空脱泡機中で脱泡させる方法等が考えら
れていたが、何れの場合も時間がかかりすぎるこ
と、少量づつしか実施し得ないこと、しかも充分
な脱泡ができない等の欠点があつた。
本考案は、上記のような欠点を一挙に解決し得
た、高粘度流動体中の気泡を連続的に分離しうる
気泡分離器を提供することを目的とするものであ
る。
た、高粘度流動体中の気泡を連続的に分離しうる
気泡分離器を提供することを目的とするものであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の気泡分離器は、第1図の縦断面図、第
2図の第1図におけるA−A線断面図に示すよう
に、上部に吐出口1を有する密閉状の外筒2と、
前記外筒2内を貫通しその両端3で固定されてい
る両端4開放状の内筒5とからなり、前記内筒5
には適宜数の孔部6が穿設されている、高粘度流
動体中の気泡を連続的に確実に分離しうる構成か
らなることを要旨とするものである。
2図の第1図におけるA−A線断面図に示すよう
に、上部に吐出口1を有する密閉状の外筒2と、
前記外筒2内を貫通しその両端3で固定されてい
る両端4開放状の内筒5とからなり、前記内筒5
には適宜数の孔部6が穿設されている、高粘度流
動体中の気泡を連続的に確実に分離しうる構成か
らなることを要旨とするものである。
尚、ここで、内筒5の外筒2内部から露出して
いる上下の部分は注入ホース、回収ホース等にそ
れぞれ接続する部分である。
いる上下の部分は注入ホース、回収ホース等にそ
れぞれ接続する部分である。
(ホ) 作用及び効果
考案者は、本考案を完成するに先だち次のよう
な実験を行つた。
な実験を行つた。
それを、模式的な縦断面図で示す第3図及び第
4図により説明する。
4図により説明する。
先ず、第3図により説明する。気泡を含んでい
ない高粘度流動体7を、管8中に下方から上方に
圧送すると、高粘度流動体7の流速の分布は、ラ
イン9の上から上方に垂直に伸びる矢印10のよ
うに分布し、結局、その頂点を結んだ曲線11で
表わされる。即ち、管8の中央部では高粘度流動
体7の流速は大きく、管8内壁の近くでは小さ
い。
ない高粘度流動体7を、管8中に下方から上方に
圧送すると、高粘度流動体7の流速の分布は、ラ
イン9の上から上方に垂直に伸びる矢印10のよ
うに分布し、結局、その頂点を結んだ曲線11で
表わされる。即ち、管8の中央部では高粘度流動
体7の流速は大きく、管8内壁の近くでは小さ
い。
次いで、ほぼ均一に大小の気泡を多量含んだ高
粘度流動体7を管8中に下方から上方に圧送する
場合を第4図により説明すると、流速の分布は、
ライン9上から上方に垂直に伸びる矢印12のよ
うに分布し、結局、その頂点を結んだ曲線13で
表わされる。
粘度流動体7を管8中に下方から上方に圧送する
場合を第4図により説明すると、流速の分布は、
ライン9上から上方に垂直に伸びる矢印12のよ
うに分布し、結局、その頂点を結んだ曲線13で
表わされる。
流速の分布は表わす曲線11と曲線13とを比
較してみると、管8の中央部では後者が極端に上
方に伸びている。このことは、換言すれば、後者
は前者に比較して、中央部では流速が大きいこと
を示す。ここで、後者即ち曲線13上に於ける各
部分の高粘度流動体を調べてみると、流速が大き
い中央部に大小の気泡が著しく集中しており、反
面、周壁近くの流速の小さい所では大小の気泡が
中央部に移動しているため殆ど気泡が含まれてい
ないことが分かつた。
較してみると、管8の中央部では後者が極端に上
方に伸びている。このことは、換言すれば、後者
は前者に比較して、中央部では流速が大きいこと
を示す。ここで、後者即ち曲線13上に於ける各
部分の高粘度流動体を調べてみると、流速が大き
い中央部に大小の気泡が著しく集中しており、反
面、周壁近くの流速の小さい所では大小の気泡が
中央部に移動しているため殆ど気泡が含まれてい
ないことが分かつた。
従つて、本考案者は、管8(これは第1図及び
第2図中の内筒5に相当する)壁に孔部をあけ、
壁面近くに存在している気泡を含まない高粘度流
動体のみを取り出し、その孔部から分離した高粘
度流動体のみを、製造装置に供給し、そこでの工
程中で高粘度であることを必要とする製品に使用
したものである。
第2図中の内筒5に相当する)壁に孔部をあけ、
壁面近くに存在している気泡を含まない高粘度流
動体のみを取り出し、その孔部から分離した高粘
度流動体のみを、製造装置に供給し、そこでの工
程中で高粘度であることを必要とする製品に使用
したものである。
実際の工程では、第1図及び第2図で示すよう
な本考案の分離器を用意しておき、一方の端部か
ら他方の端部に高粘度流動体を圧送するだけで、
連続的に次々と気泡を含まない高粘度流動体を得
ることができるのである。
な本考案の分離器を用意しておき、一方の端部か
ら他方の端部に高粘度流動体を圧送するだけで、
連続的に次々と気泡を含まない高粘度流動体を得
ることができるのである。
(ヘ) 実施例
野球場人工芝アンダーパツトに使用する塩ビプ
ラスチゾルを下記配合によりペイントロールで約
200Kgを3バツチ調整した。
ラスチゾルを下記配合によりペイントロールで約
200Kgを3バツチ調整した。
ベースト用塩化ビニルレジン(F=800
〜900) 100重量部 可塑剤DOP 65重量部 可塑剤BBP 13重量部 安定剤(エポキシ化合物) 5重量部 安定剤(バリウム/亜鉛系複合物)
2.5重量物 発泡剤(アゾ化合物) 2.5重量部 チキソトロピツク付与剤(コロイド性含
水けい酸アルミニウム有機複合体) 2重量部 充填剤(脂肪酸処理炭酸カルシウム)
20重量部 粘度〓 V2:300,000CPS V4:180,000CPS 降伏値 4,800dyne/cm2 〓BH型粘度計で測定しローターはNo.6を使用し
た。
〜900) 100重量部 可塑剤DOP 65重量部 可塑剤BBP 13重量部 安定剤(エポキシ化合物) 5重量部 安定剤(バリウム/亜鉛系複合物)
2.5重量物 発泡剤(アゾ化合物) 2.5重量部 チキソトロピツク付与剤(コロイド性含
水けい酸アルミニウム有機複合体) 2重量部 充填剤(脂肪酸処理炭酸カルシウム)
20重量部 粘度〓 V2:300,000CPS V4:180,000CPS 降伏値 4,800dyne/cm2 〓BH型粘度計で測定しローターはNo.6を使用し
た。
前記塩ビプラスチゾルの3バツチを、各バツチ
のバラツキ等を解消するために、約600Kg入りの
一つの缶に入れ撹拌した。
のバラツキ等を解消するために、約600Kg入りの
一つの缶に入れ撹拌した。
これを、ねじポンプ(図示せず)で第1図に示
す本考案の気泡分離器(内筒5は内径約48mm、外
筒2は長さ300mm、内径約89mmであつて、外筒2
内部に存在している内筒5には、直径15mmの孔部
6が16個ほぼ均等に穿設されている)の下方から
内筒5内に5〜10Kg/cm2で圧送し、その後、内
筒5の孔部6からでてきた塩ビプラスチゾルを吐
出口1より取り出し、野球場人工芝用アンダーパ
ツトに使用した。
す本考案の気泡分離器(内筒5は内径約48mm、外
筒2は長さ300mm、内径約89mmであつて、外筒2
内部に存在している内筒5には、直径15mmの孔部
6が16個ほぼ均等に穿設されている)の下方から
内筒5内に5〜10Kg/cm2で圧送し、その後、内
筒5の孔部6からでてきた塩ビプラスチゾルを吐
出口1より取り出し、野球場人工芝用アンダーパ
ツトに使用した。
このアンダーパツトは適宜の弾性体となつてい
たが、製品表面には大きな凹陥部や局部的に大き
な膨れは全く生じていなかつた。
たが、製品表面には大きな凹陥部や局部的に大き
な膨れは全く生じていなかつた。
従つて、使用した塩ビプラスチゾルには気泡が
全く含まれていないことが分かる。
全く含まれていないことが分かる。
一方、内筒5の上方から流出した塩ビプラスチ
ゾルは、大小の気泡が多く含まれており、内筒5
の外筒2から露出した部分に接続された回収ホー
ス(図示せず)を経て、新しく調製された塩ビプ
ラスチゾルに混合して再度使用した。
ゾルは、大小の気泡が多く含まれており、内筒5
の外筒2から露出した部分に接続された回収ホー
ス(図示せず)を経て、新しく調製された塩ビプ
ラスチゾルに混合して再度使用した。
尚、本実施例において、ねじポンプにより内筒
5内に圧送される塩ビプラスチゾルの量が12.4
Kg/分の場合は、吐出口1から出てくる塩ビプラ
スチゾルの量は7Kg/分、内筒5の上方から回収
ホースに行く量は5.4Kg/分であり、又、他の例
として、ねじポンプより内筒5内に圧送される塩
ビプラスチゾルの量が7.25Kg/分の場合は、吐出
口1から出てくる塩ビプラスチゾルの量は5.25
Kg/分、内筒5の上方から回収ホースへ行く量は
2.0Kg/分であつた。
5内に圧送される塩ビプラスチゾルの量が12.4
Kg/分の場合は、吐出口1から出てくる塩ビプラ
スチゾルの量は7Kg/分、内筒5の上方から回収
ホースに行く量は5.4Kg/分であり、又、他の例
として、ねじポンプより内筒5内に圧送される塩
ビプラスチゾルの量が7.25Kg/分の場合は、吐出
口1から出てくる塩ビプラスチゾルの量は5.25
Kg/分、内筒5の上方から回収ホースへ行く量は
2.0Kg/分であつた。
第1図は本考案の高粘度流動体中の気泡分離器
の縦断面図、第2図はそのA−A線断面図、第3
図及び第4図は、その作用を説明するための管及
び流動体の流速分布の模式的縦断面図を示す。 1……吐出口、2……外筒、3……外筒2の両
端、4……内筒5の両端、6……孔部、7……高
粘度流動体、8……管、9……ライン、10,1
2……矢印、11,13……曲線。
の縦断面図、第2図はそのA−A線断面図、第3
図及び第4図は、その作用を説明するための管及
び流動体の流速分布の模式的縦断面図を示す。 1……吐出口、2……外筒、3……外筒2の両
端、4……内筒5の両端、6……孔部、7……高
粘度流動体、8……管、9……ライン、10,1
2……矢印、11,13……曲線。
Claims (1)
- 上部に吐出口1を有する密閉状の外筒2と、前
記外筒2内を貫通し、その両端3で固定されてい
る両端4開放状の内筒5とからなり、前記内筒5
には適宜数の孔部6が穿設されている高粘度流動
体中の気泡分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987097663U JPH0340323Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987097663U JPH0340323Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS641706U JPS641706U (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0340323Y2 true JPH0340323Y2 (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=30964848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987097663U Expired JPH0340323Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0340323Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5128261A (ja) * | 1974-09-03 | 1976-03-10 | Takuzo Ichihara | Datsukisochi |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP1987097663U patent/JPH0340323Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS641706U (ja) | 1989-01-06 |
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