JPH0340362B2 - - Google Patents
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- JPH0340362B2 JPH0340362B2 JP58011956A JP1195683A JPH0340362B2 JP H0340362 B2 JPH0340362 B2 JP H0340362B2 JP 58011956 A JP58011956 A JP 58011956A JP 1195683 A JP1195683 A JP 1195683A JP H0340362 B2 JPH0340362 B2 JP H0340362B2
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
本発明は屈折率が次第に変化するような屈折率
分布を有する光伝送損失の小さい合成樹脂光伝送
体を製造する方法に関するものである。 屈折率分布が(1)式で示される合成樹脂光伝送体
は特公昭54−30301(特願昭50−11723)および特
開昭56−149004(特願昭55−53920)に提案されて
いる。 N=N0(1−1/2Ar2) (1) こでN0は中心軸の屈折率、Nは中心軸からr
の距離にある点の屈折率で、Aは屈折率分布の定
数である。 前記特許は重合の進行とともに共重合体の組成
が変動することを利用し、単量体M1およびM2と
してそれが重合体になつたときの屈折率の値が互
に異なり、しかも透明な共重合体を形成するもの
を選び、所定の形状に保つた単量体混合物体の所
定の一部分から共重合が開始し、ついで生成共重
合体を反応系内で連続的に析出させるように共重
合条件を選ぶことによつて、屈折率勾配を有する
光伝送体を製造するものである。 前記特許には、屈折率勾配を有する合成樹脂光
伝送体の製造法として、重合体になつたときの屈
折率の差が0.005またはそれよりも大きくなるよ
うな2種の単量体(単量体混合物を含む)M1お
よびM2であつて、かつ単量体M1およびM2のそ
れらの共重合反応における単量体反応性比をそれ
ぞれr1およびr2とし、単量体M1と単量体M2との
混合モル比を(M1/M2)nとすれば、 r1(M1/M2)n+1/(M1/M2)n+r2 (2) の値が1.1以上であるかまたは1/1.1以下になるよ うな単量体M1と単量体M2との混合物を所定の形
状たとえば円柱状に保持すること、その所定形状
の混合物体に対して場所的に不均一な共重合条件
を付与することによつて最初に前記混合物体のう
ちの所定の部分たとえば円柱形状の混合物体の外
周部分のみが前記混合比とは異なるM1成分とM2
成分の比の共重合体を局部的に形成しついでその
部分から他の部分たとえば中心部分に向かつて
徐々に共重合が進行するようにして共重合物体の
内部において、前記所定の部分から他の部分に向
かつて、M1成分とM2成分との含有比が次第に変
化するような濃度勾配を持たせることからなる屈
折率勾配を有する合成樹脂光伝送体を製造する方
法が記載されている。 そして単量体M1とM2の組合せの例として、メ
タクリル酸モチルと安息香酸ビニルその他、およ
びメタクリル酸アルキルエステルとフエニル酢酸
ビニル類が挙げられている。しかしながら、これ
らに挙げられている単量体の組合せから得られる
光伝送体は、その中心軸近くのみが(1)式の屈折率
分布を持つていて、周辺部にゆくにつれて屈折率
の勾配は非常に緩やかとなつてしまう。第1図の
曲線ABCのような分布となる。なおrpは光伝送
体の半径である。これは、重合ととも共重合体の
屈折率は増加するが、最初のうちはその上昇は緩
やかであるが、重合の後半では急上昇するためで
ある。この方法によつて棒状凸レンズを得るには
半径rcとなるまで周辺部を削つて使用する必要が
あつた。 本発明は、周辺部まで(1)式の分布に従う光伝送
体を提供するものである。すなわち、下記の条件
を満足するような3種類の単量体M1,M2および
M3(それぞれの単独重合体の屈折率をn1,n2およ
びn3とする)の混合物を上記特許に記載の重合方
法によつて重合して光伝送体とする。 一般に三元共重合反応では次の9種類の生長反
応が競合しておこる。 M1 *+M1→M1 *(速度定数k11) M1 *+M2→M2 *( 〃 k12) M1 *+M3→M3 *( 〃 k13) M2 *+M1→M1 *( 〃 k21) M2 *+M2→M2 *( 〃 k22) M2 *+M3→M3 *( 〃 k23) M3 *+M1→M1 *( 〃 k31) M3 *+M2→M2 *( 〃 k32) M3 *+M3→M3 *( 〃 k33) 単量体反応性比は(3)式によつて定義される。 r12≡k11/k12 r21=k22/k21 r13=k11/k13 r31=k33/k31 r23=k22/k23 r32=k33/k32 (3) 本発明の単量体M1,M2,M3の組合せが満た
すべき条件は (1) 反応性比に関して (r12(M1/M2)n+1)/{(M1/M2)n+r21}>1.1(4
) (r13(M1/M3)n+1)/{(M1/M3)n+r31}>1.1(5
) (r23(M2/M3)n+1)/{(M2/M3+r32}>1.1 (6) ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mj
の混合モル比である。 (2) 屈折率に関して n1<n3<n2 (7) である。ここで(n2−n1)の値は、すくなくと
も0.005であり(n2−n3)の値はすくなくとも
0.001であることが好ましい。 条件(1)は三元共重合の進行とともに最初単量体
M1が急速に重合し、次いで単量体M2が重合し、
単量体M3が最も遅れて重合することを示してい
る。言い換えれば重合初期に生成する共重合体は
単量体M1を多量に含んでいるが、重合の進行に
つれてM1の含有量は急速に低下し、かわつて単
量体M2の含有量が増加する。更に重合が進行す
ればM2の含有量も低下し、単量体M3の含有量が
増加することとなる。ここで条件(2)が満足されて
おれば重合初期に生成する共重合体の屈折率は最
も低く、重合中期に生成する共重合体の屈折率は
最も高く、重合後期に生成する共重合体の屈折率
は中位となる。M1−M3系でも前記特許の条件を
満足しているので屈折率分布は第1図のABC曲
線型となつている。この系にM2単量体が加わる
と、B付近の屈折率は高くなる。M1,M2,M3
の組合せ、仕込比を調節すればBをDまで押し上
げ図の直線ADCに示すように周辺部まで二乗分
布とすることができる。 本発明に用いられる三元系単量体の組合せの例
を次に挙げる。 (A) M2に安息香酸ビニルを、M3にフエニル酢酸
ビニルを、M1に次の単量体を用いる。 (A1) CH2=C(CH3)COOR R=−CoH2o+1(n=1〜10),−C6H11,フ
ルフリル基(C5H5O)、または (A2) CH2=CHCOOR R=CoH2o+1(n=1〜6)、または−
C2H4Cl (A3) CH2=C(Cl)COOR R=CoH2o+1(n=1〜6) または (A4)
分布を有する光伝送損失の小さい合成樹脂光伝送
体を製造する方法に関するものである。 屈折率分布が(1)式で示される合成樹脂光伝送体
は特公昭54−30301(特願昭50−11723)および特
開昭56−149004(特願昭55−53920)に提案されて
いる。 N=N0(1−1/2Ar2) (1) こでN0は中心軸の屈折率、Nは中心軸からr
の距離にある点の屈折率で、Aは屈折率分布の定
数である。 前記特許は重合の進行とともに共重合体の組成
が変動することを利用し、単量体M1およびM2と
してそれが重合体になつたときの屈折率の値が互
に異なり、しかも透明な共重合体を形成するもの
を選び、所定の形状に保つた単量体混合物体の所
定の一部分から共重合が開始し、ついで生成共重
合体を反応系内で連続的に析出させるように共重
合条件を選ぶことによつて、屈折率勾配を有する
光伝送体を製造するものである。 前記特許には、屈折率勾配を有する合成樹脂光
伝送体の製造法として、重合体になつたときの屈
折率の差が0.005またはそれよりも大きくなるよ
うな2種の単量体(単量体混合物を含む)M1お
よびM2であつて、かつ単量体M1およびM2のそ
れらの共重合反応における単量体反応性比をそれ
ぞれr1およびr2とし、単量体M1と単量体M2との
混合モル比を(M1/M2)nとすれば、 r1(M1/M2)n+1/(M1/M2)n+r2 (2) の値が1.1以上であるかまたは1/1.1以下になるよ うな単量体M1と単量体M2との混合物を所定の形
状たとえば円柱状に保持すること、その所定形状
の混合物体に対して場所的に不均一な共重合条件
を付与することによつて最初に前記混合物体のう
ちの所定の部分たとえば円柱形状の混合物体の外
周部分のみが前記混合比とは異なるM1成分とM2
成分の比の共重合体を局部的に形成しついでその
部分から他の部分たとえば中心部分に向かつて
徐々に共重合が進行するようにして共重合物体の
内部において、前記所定の部分から他の部分に向
かつて、M1成分とM2成分との含有比が次第に変
化するような濃度勾配を持たせることからなる屈
折率勾配を有する合成樹脂光伝送体を製造する方
法が記載されている。 そして単量体M1とM2の組合せの例として、メ
タクリル酸モチルと安息香酸ビニルその他、およ
びメタクリル酸アルキルエステルとフエニル酢酸
ビニル類が挙げられている。しかしながら、これ
らに挙げられている単量体の組合せから得られる
光伝送体は、その中心軸近くのみが(1)式の屈折率
分布を持つていて、周辺部にゆくにつれて屈折率
の勾配は非常に緩やかとなつてしまう。第1図の
曲線ABCのような分布となる。なおrpは光伝送
体の半径である。これは、重合ととも共重合体の
屈折率は増加するが、最初のうちはその上昇は緩
やかであるが、重合の後半では急上昇するためで
ある。この方法によつて棒状凸レンズを得るには
半径rcとなるまで周辺部を削つて使用する必要が
あつた。 本発明は、周辺部まで(1)式の分布に従う光伝送
体を提供するものである。すなわち、下記の条件
を満足するような3種類の単量体M1,M2および
M3(それぞれの単独重合体の屈折率をn1,n2およ
びn3とする)の混合物を上記特許に記載の重合方
法によつて重合して光伝送体とする。 一般に三元共重合反応では次の9種類の生長反
応が競合しておこる。 M1 *+M1→M1 *(速度定数k11) M1 *+M2→M2 *( 〃 k12) M1 *+M3→M3 *( 〃 k13) M2 *+M1→M1 *( 〃 k21) M2 *+M2→M2 *( 〃 k22) M2 *+M3→M3 *( 〃 k23) M3 *+M1→M1 *( 〃 k31) M3 *+M2→M2 *( 〃 k32) M3 *+M3→M3 *( 〃 k33) 単量体反応性比は(3)式によつて定義される。 r12≡k11/k12 r21=k22/k21 r13=k11/k13 r31=k33/k31 r23=k22/k23 r32=k33/k32 (3) 本発明の単量体M1,M2,M3の組合せが満た
すべき条件は (1) 反応性比に関して (r12(M1/M2)n+1)/{(M1/M2)n+r21}>1.1(4
) (r13(M1/M3)n+1)/{(M1/M3)n+r31}>1.1(5
) (r23(M2/M3)n+1)/{(M2/M3+r32}>1.1 (6) ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mj
の混合モル比である。 (2) 屈折率に関して n1<n3<n2 (7) である。ここで(n2−n1)の値は、すくなくと
も0.005であり(n2−n3)の値はすくなくとも
0.001であることが好ましい。 条件(1)は三元共重合の進行とともに最初単量体
M1が急速に重合し、次いで単量体M2が重合し、
単量体M3が最も遅れて重合することを示してい
る。言い換えれば重合初期に生成する共重合体は
単量体M1を多量に含んでいるが、重合の進行に
つれてM1の含有量は急速に低下し、かわつて単
量体M2の含有量が増加する。更に重合が進行す
ればM2の含有量も低下し、単量体M3の含有量が
増加することとなる。ここで条件(2)が満足されて
おれば重合初期に生成する共重合体の屈折率は最
も低く、重合中期に生成する共重合体の屈折率は
最も高く、重合後期に生成する共重合体の屈折率
は中位となる。M1−M3系でも前記特許の条件を
満足しているので屈折率分布は第1図のABC曲
線型となつている。この系にM2単量体が加わる
と、B付近の屈折率は高くなる。M1,M2,M3
の組合せ、仕込比を調節すればBをDまで押し上
げ図の直線ADCに示すように周辺部まで二乗分
布とすることができる。 本発明に用いられる三元系単量体の組合せの例
を次に挙げる。 (A) M2に安息香酸ビニルを、M3にフエニル酢酸
ビニルを、M1に次の単量体を用いる。 (A1) CH2=C(CH3)COOR R=−CoH2o+1(n=1〜10),−C6H11,フ
ルフリル基(C5H5O)、または (A2) CH2=CHCOOR R=CoH2o+1(n=1〜6)、または−
C2H4Cl (A3) CH2=C(Cl)COOR R=CoH2o+1(n=1〜6) または (A4)
【式】
【式】またはCH2
=C(CH3)CN
(B) M2にアクリル酸ベンジル又はアクリル酸ク
ロロエチルを、M3にクロル酢酸ビニルを、M1
に次の単量体を用いる。 (B1) CH2=C(CH3)COOR R=CoH2o+1(n=1〜10)、または−
C6H11 (B2)
ロロエチルを、M3にクロル酢酸ビニルを、M1
に次の単量体を用いる。 (B1) CH2=C(CH3)COOR R=CoH2o+1(n=1〜10)、または−
C6H11 (B2)
【式】 R=CoH2o+1
(n=1〜6)
または
(B3)
【式】(C) 表に示すM1,
M2,M3の組合せ。
各単量体の混合割合は、単量体の種類、光伝送
体の直径、屈折率分布、重合条件などによつて異
なるが、通常はM140〜80,M25〜30,M3=10〜
40各重量%の範囲内から選ばれる。 本発明によれば周辺部までパラボリツクの屈折
率分布を有する光伝送体が製造され、また本発明
体の直径、屈折率分布、重合条件などによつて異
なるが、通常はM140〜80,M25〜30,M3=10〜
40各重量%の範囲内から選ばれる。 本発明によれば周辺部までパラボリツクの屈折
率分布を有する光伝送体が製造され、また本発明
【表】
によれば棒状または繊維状の光伝送体を容易に製
造することができ、これを加熱延伸することによ
つて直径の小さい繊維状光伝送体が製造できる。 次に本発明の実施例について詳細を説明する。
まず、単量体M1,M2およびM3を混合し、これ
に所定量の光重合開始剤(例えば、過酸化ベンゾ
イル(BPO)、ベンゾインメチルエーテルなど)
を溶解し、これを所定の内径(たとえば約2.9mm)
を有し一端を閉じたガラス管に満たし第2図に示
す装置によつて光共重合する。管状の紫外線ラン
プ1が装置中心にあり、ランプ1の上部と下部に
は円筒状の遮光板2が取り付けてあつて、管の中
心部の部分から放出される紫外線のみによつてガ
ラス管4内の混合物が照射されるようにしてあ
る。なお11は、ランプ1からの光が遮光板2の
間隔(たとえば70mm)だけに放出するように設け
たつば状の遮光補助板である。紫外線強度はシリ
コンフオトセル3でモニターされている。 紫外線ランプ1から特定距離たとえば10cmの距
離に上記単量体混合物を満たした複数本のガラス
管4を支持部材5に装着し、モーター6でたとえ
ば毎分40回転で回転させておく。最初紫外線ラン
プ1をガラス管4の下端より低い位置に置き、ラ
ンプ1をモーター7によつて一定速度V(mm/
min)で上方に移動させながら紫外線を照射す
る。装置内部には一定温度の空気を入口8からフ
アン9で送り込み排出口10より排出している
が、ランプ1の発熱のために温度は上昇するが、
送入空気温度より或る程度高い温度で一定となつ
ている。光共重合はガラス管4の底部よりおこ
る。 重合によつて体積が収縮するが、ガラス管の上
部にある重合していない部分から単量体混合物が
常に供給されるので重合体内部に空隙が生じるこ
とはない。ランプ1の移動とともに重合する部分
は次第に上部に移動し、遂にガラス管4内の単量
体混合物がすべて固化する。照射開始してから所
定時間たとえば約10時間後に照射終了後ガラス管
4を装置より取り外し、たとえば80℃に24時間加
熱して残存単量体をできるだけ重合させておく。
ついでガラス管4を破砕し、共重合体ロツドを取
り出す。ロツドは両端の部分を除き、ロツド全体
に亘つて屈折率分布定数Aが一定の光伝送体とな
つている。 ロツドの加熱延伸するには、まずロツドに微量
含まれている揮発性物質を除去するために10-3〜
10-4mmHgの減圧下に50℃3〜4日間おく。 次に第3図に原理を示した熱延伸装置によつて
延伸する。すなわち上記の合成樹脂ロツドをプリ
フオーム21として支持部材22に装着し速度
V1(mm/min)で降下させ、一定温度Tdの定温加
熱器23の間を通過させ、下方のドライブロール
24により速度V2mm/secで引張り、延伸する。
V2/V1が延伸率となる。得られた合成樹脂光学
繊維25を切断研磨して長さ1〜2mmのロツドレ
ンズに仕上げ、そのレンズ作用から(1)式の屈折率
分布定数Aを定める。また、合成樹脂光学繊維を
ドラムに巻きつけ、一端より6328Åのレーザー光
を入射させ、他端より射出する光の強度を測定す
る。繊維の長さと射出光の強度の関係から伝送損
失を求める。 実施例を次に示す。 M1として1.492の屈折率を有するメタクリル酸
メチル30部、M2として1.578の屈折率を有する安
息香酸ビニル6部、M3として1.567の屈折率を有
するフエニル酢酸ビニル10部の混合物に過酸化ベ
ンゾイル0.46部を溶解して上記の方法で光共重合
する。各単量体の反応性比は、r12=8.30,r21=
0.049,r13=22.76,r31=0.00494,r23=4.54,r32
=0.17であり、前記(4),(5),(6)式の左辺の値はそ
れぞれ、8.32,22.9,4.82であり各式を満足する。
UVランプ送り速度は0.6mm/分である。透明なロ
ツド(半径1.45mm)が得られた。屈折率分布定数
A=2.6×10-3mm-2で、屈折率は周辺部まで二次
分布であつた。開口数は0.113である。 ロツドを220℃で100倍に熱延伸して直径0.29mm
のフアイバーを得た。伝送損失は0.8dB/mであ
つた。
造することができ、これを加熱延伸することによ
つて直径の小さい繊維状光伝送体が製造できる。 次に本発明の実施例について詳細を説明する。
まず、単量体M1,M2およびM3を混合し、これ
に所定量の光重合開始剤(例えば、過酸化ベンゾ
イル(BPO)、ベンゾインメチルエーテルなど)
を溶解し、これを所定の内径(たとえば約2.9mm)
を有し一端を閉じたガラス管に満たし第2図に示
す装置によつて光共重合する。管状の紫外線ラン
プ1が装置中心にあり、ランプ1の上部と下部に
は円筒状の遮光板2が取り付けてあつて、管の中
心部の部分から放出される紫外線のみによつてガ
ラス管4内の混合物が照射されるようにしてあ
る。なお11は、ランプ1からの光が遮光板2の
間隔(たとえば70mm)だけに放出するように設け
たつば状の遮光補助板である。紫外線強度はシリ
コンフオトセル3でモニターされている。 紫外線ランプ1から特定距離たとえば10cmの距
離に上記単量体混合物を満たした複数本のガラス
管4を支持部材5に装着し、モーター6でたとえ
ば毎分40回転で回転させておく。最初紫外線ラン
プ1をガラス管4の下端より低い位置に置き、ラ
ンプ1をモーター7によつて一定速度V(mm/
min)で上方に移動させながら紫外線を照射す
る。装置内部には一定温度の空気を入口8からフ
アン9で送り込み排出口10より排出している
が、ランプ1の発熱のために温度は上昇するが、
送入空気温度より或る程度高い温度で一定となつ
ている。光共重合はガラス管4の底部よりおこ
る。 重合によつて体積が収縮するが、ガラス管の上
部にある重合していない部分から単量体混合物が
常に供給されるので重合体内部に空隙が生じるこ
とはない。ランプ1の移動とともに重合する部分
は次第に上部に移動し、遂にガラス管4内の単量
体混合物がすべて固化する。照射開始してから所
定時間たとえば約10時間後に照射終了後ガラス管
4を装置より取り外し、たとえば80℃に24時間加
熱して残存単量体をできるだけ重合させておく。
ついでガラス管4を破砕し、共重合体ロツドを取
り出す。ロツドは両端の部分を除き、ロツド全体
に亘つて屈折率分布定数Aが一定の光伝送体とな
つている。 ロツドの加熱延伸するには、まずロツドに微量
含まれている揮発性物質を除去するために10-3〜
10-4mmHgの減圧下に50℃3〜4日間おく。 次に第3図に原理を示した熱延伸装置によつて
延伸する。すなわち上記の合成樹脂ロツドをプリ
フオーム21として支持部材22に装着し速度
V1(mm/min)で降下させ、一定温度Tdの定温加
熱器23の間を通過させ、下方のドライブロール
24により速度V2mm/secで引張り、延伸する。
V2/V1が延伸率となる。得られた合成樹脂光学
繊維25を切断研磨して長さ1〜2mmのロツドレ
ンズに仕上げ、そのレンズ作用から(1)式の屈折率
分布定数Aを定める。また、合成樹脂光学繊維を
ドラムに巻きつけ、一端より6328Åのレーザー光
を入射させ、他端より射出する光の強度を測定す
る。繊維の長さと射出光の強度の関係から伝送損
失を求める。 実施例を次に示す。 M1として1.492の屈折率を有するメタクリル酸
メチル30部、M2として1.578の屈折率を有する安
息香酸ビニル6部、M3として1.567の屈折率を有
するフエニル酢酸ビニル10部の混合物に過酸化ベ
ンゾイル0.46部を溶解して上記の方法で光共重合
する。各単量体の反応性比は、r12=8.30,r21=
0.049,r13=22.76,r31=0.00494,r23=4.54,r32
=0.17であり、前記(4),(5),(6)式の左辺の値はそ
れぞれ、8.32,22.9,4.82であり各式を満足する。
UVランプ送り速度は0.6mm/分である。透明なロ
ツド(半径1.45mm)が得られた。屈折率分布定数
A=2.6×10-3mm-2で、屈折率は周辺部まで二次
分布であつた。開口数は0.113である。 ロツドを220℃で100倍に熱延伸して直径0.29mm
のフアイバーを得た。伝送損失は0.8dB/mであ
つた。
第1図は本発明に関する屈折率分布を説明する
グラフ、第2図は本発明を実施例を示す1部断面
の側面図、第3図は本発明を第2図に続いて実施
する1例を示す側面図である。
グラフ、第2図は本発明を実施例を示す1部断面
の側面図、第3図は本発明を第2図に続いて実施
する1例を示す側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合体になつたときに互に屈折率が異なる3
種の単量体(単量体混合物を含む)M1,M2およ
びM3の混合物を所定の形状に保持することと、
その所定形状の混合物体に対して場所的に不均一
な共重合条件を付与することによつて最初に前記
混合物体のうちの所定の部分のみが前記混合比と
は異なる単量体成分の共重合体を局部的に形成し
ついでその部分から他の部分に向かつて徐々に共
重合が進行するようにして、共重合物体の内部に
おいて、前記所定の部分から他の部分に向かつ
て、単量体成分が次第に変化するような濃度勾配
を持たせる屈折率勾配を有する合成樹脂光伝送体
を製造する方法において、単量体の単独重合体の
屈折率をnpとすれば、npが最も低い単量体が最も
共重合し易く、npが最も高い単量体が二番目に共
重合し易く、npが中位の単量体が最も共重合し難
いような単量体の組合せを選ぶことにより、光伝
送体全体に亘つて屈折率が中心軸からの距離の二
乗に比例して減少している合成樹脂光伝送体を製
造する方法。 2 前記の3種の単量体の混合物は、Miに対す
るMjの単量体反応性比(i,j=1,2,3)
をrijで表わし、MiとMjとの混合モル比を
(Mi/Mj)nで表わすとき、前記単量体の混合物は {r12(M1/M2)n+1}/{(M1/M2)n+r21}>1.1 {r13(M1/M3)n+1}/{(M1/M3)n+r31}>1.1 {r23(M2/M3)n+1}/{(M2/M3)n+r32}>1.1 の式のすべてを満足するものである特許請求の範
囲第1項記載の合成樹脂光伝送体を製造する方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58011956A JPS59137906A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 合成樹脂光伝送体を製造する方法 |
| US06/533,532 US4521351A (en) | 1983-01-27 | 1983-09-16 | Process for producing light-transmitting element of synthetic resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58011956A JPS59137906A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 合成樹脂光伝送体を製造する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137906A JPS59137906A (ja) | 1984-08-08 |
| JPH0340362B2 true JPH0340362B2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=11792066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58011956A Granted JPS59137906A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 合成樹脂光伝送体を製造する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137906A (ja) |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP58011956A patent/JPS59137906A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137906A (ja) | 1984-08-08 |
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