JPH0340448B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340448B2
JPH0340448B2 JP57173294A JP17329482A JPH0340448B2 JP H0340448 B2 JPH0340448 B2 JP H0340448B2 JP 57173294 A JP57173294 A JP 57173294A JP 17329482 A JP17329482 A JP 17329482A JP H0340448 B2 JPH0340448 B2 JP H0340448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
coating film
ωcm
volume resistivity
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57173294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5962141A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP57173294A priority Critical patent/JPS5962141A/ja
Publication of JPS5962141A publication Critical patent/JPS5962141A/ja
Publication of JPH0340448B2 publication Critical patent/JPH0340448B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は良好な導電性を持ち、さらに任意に着
色された塗膜を有する物品に関するものである。 従来、カーボンブラツク、グラフアイト、炭素
繊維またはフレーク、金属コートガラス繊維また
はガラスビーズ等の導電性フイラーを塗料用樹脂
に配合した導電性塗膜が帯電防止用、電磁波シー
ルド用等に使用できることは良く知られている。
しかしながら、これらの導電性フイラーは黒色あ
るいは灰色に近いものであり、たとえ顔料を混
合、分散しても灰色あるいは灰色がかつた不鮮明
な色相しか得られず、鮮明な色相を出すべく顔料
をさらに多くした場合には固形分中の導電性フイ
ラー濃度が相対的に減少する結果、導電性が極端
に低下するという欠点があつた。また、炭素繊維
を使用した場合、導電性の低いところ、つまり炭
素繊維が少なく導電性が低ければ任意に色付けも
可能であるが、導電性の良い範囲になると炭素繊
維の添加量も多くなり灰色がかつた不鮮明な着色
塗膜しか得られないのが実状であつた。 そこで本発明者は、導電性が良く、かつ任意に
着色可能な塗膜を得るべく鋭意検討した結果、炭
素繊維を含有する塗膜は表面の導電性に比較して
厚み方向の導電性が非常に良くなることを見出し
本発明に到つたものである。すなわち本発明は、
非導電性基材上に、体積固有抵抗値が108Ωcm以
下の導電層を有し、該導電層上に炭素繊維、顔料
および樹脂を含む体積固有抵抗値が該導電層より
10Ωcm以上大きい塗膜を有してなる任意に着色さ
れた導電表面を有する物品に関する。 本発明おいて使用される非導電性基材は、各種
プラスチツク、紙、織布、不織布、木、ガラス、
石こうボード等のそれ自体導電性を有しないもの
で、これらに非導電性のプラスチツクや塗料を被
覆したものも含まれる。 本発明にいう導電層は体積固有抵抗値が108Ω
cm以下のものであり、導電フイラーを含有する塗
膜層もしくは接着剤層、金属、金属酸化物等の蒸
着層あるいはメツキ層であつてもよい。 上記導電性フイラーとしては、例えばカーボン
ブラツク、炭素繊維、グラフアイト、金属粉、金
属繊維またはフレーク、金属被覆ガラス繊維また
はガラスビーズなどがある。 本発明の上層として用いる塗膜は体積固有抵抗
値が導電性層より10Ωcm以上大きいものであり、
塗膜厚さとしては10〜200μ好ましくは10〜100μ
である。 導電層上に設ける塗膜を形成するための塗料
は、炭素繊維、顔料および樹脂を必須の成分とす
るものであるが、必要に応じて可塑剤、添加剤、
溶剤等を加えることができる。 上記塗料に使用される樹脂としては、熱可塑性
アクリル樹脂、線状ポリウレタン樹脂、線状ポリ
エステル樹脂、硝化綿、酢酸セルロース、塩素化
ポリオレフイン系樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、常
温乾燥型水溶性樹脂、常温乾燥型エマルジヨン樹
脂などの熱可塑性樹脂、あるいは熱硬化型アクリ
ル樹脂、熱硬化型アルキド樹脂、エポキシ樹脂、
フエノール樹脂、ポリアミド樹脂、2液型ポリウ
レタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン
樹脂などの熱硬化型樹脂などであり、電子線硬化
型、紫外線硬化型の樹脂も同様に使用できる。こ
れらの樹脂は導電層との付着性、基材の耐熱性に
より1種あるいは2種以上適宜組み合せて使用す
ることができる。 炭素繊維としては一般的な単糸径5〜25μ、繊
維長3mm以下好ましくは0.7mm以下のものが良い。
長さが3mm以上になると、分散困難であり、0.7
mm以下であれば塗工性(スプレー、ロールコータ
ー等)において好ましい。0.7mm以上3mm以下の
ものはスプレー塗工は目づまり等問題があるが、
はけ塗り、こて塗り等で塗布できる。 顔料は通常塗料用としての顔料すべてが使用可
能であるが、透明性の顔料は透けて炭素繊維の黒
さが出て不鮮明となるので酸化チタンや弁柄等の
隠ぺい力のある顔料と併用すると良い。また、あ
らかじめ所定の樹脂に顔料を分散させた着色剤を
用いる事も出来る。 顔料の配合量としては炭素繊維に対する重量比
が20/80〜90/10の範囲になるように決められ
る。顔料の配合量は多いほど着色力の点において
好ましいことは勿論であるが、過度の使用は導電
性の不安定化を招いたり塗膜物性に支障が生ずる
ので好ましくない。 本発明の塗膜の体積固有抵抗値は導電層のそれ
の値より10Ωcm以上大きいものであり、着色性を
考慮すれば102Ωcm以上大きくすることが好まし
い。しかしながらあまりに大きな体積固有抵抗値
を有する塗膜は、導電層がそれ自体充分な導電性
を有していたとしても帯電防止能を確保するのに
充分な導電性は得られず好ましくない。 本発明において導電層上に塗膜を形成させる方
法としてはスプレー、はけ塗り、こて塗り、ロー
ルコーター、デイツピング、フローコーター等
種々のものを用いる事が出来るが、あらかじめ離
型紙にロールコーター等で塗膜を作成しておき、
これを導電層に貼りつけるか転写させる方法でも
良い。 本発明の導電塗膜は、塗膜それ自体では必ずし
も充分な導電性は有しておらず、導電層上に形成
された場合のみ、充分な導電性が生ずるという特
徴がある。例えば樹脂に炭素繊維を配合した塗膜
のみの抵抗値を表面抵抗値と厚み方向について測
定した表−1によれば、同じ膜厚の塗膜において
炭素繊維の配合量により表面抵抗値と厚み方法の
抵抗には相異なつた傾向が認められる。すなわち
炭素繊維の配合量が少なくなるにしたがい、表面
抵抗値は大きくなつていくが、厚み方向の抵抗値
にはほとんど影響がなく、炭素繊維の配合量が少
ない場合においては導電性に明らかな方向性が認
められる。
【表】 この事実は塗膜中の炭素繊維のうち厚み方向に
分布するものが炭素繊維の配合量が少ない場合に
おける厚み方向の導電性に寄与していることを示
している。これは炭素繊維の長さが塗膜厚と同程
度から数分の1、場合によつては塗膜厚より大き
いためと考えられる。 したがつて本発明の塗膜においては電気の流れ
は塗膜の表面層に生ずるのではなく、主に塗膜と
導電層の間に生ずる。 本発明によれば必要とされる導電性のレベルは
導電層と上層である塗膜自体の体積固有抵抗値を
適当にコントロールする事により達成される。す
なわち100Ωcmの体積固有抵抗値を目的とする場
合には例えば導電層を100Ωcmとし、上層を101Ω
cm以上とすれば良く、上層が103Ωcmでも100Ωcm
の体積固有抵抗値のものが得られる。 本発明により形成された物品は、静電気を防止
しなければならない床や壁用、精密機器組みたて
工場の作業台、EMIをシールドしたいコンピユ
ータや家電製品、その他導電性を必要とするとこ
ろに使用する事ができる。 目的とされる導電性のレベルは、帯電防止用と
しては体積固有抵抗値で105〜108Ωcm、高圧ケー
ブル被覆材用等の導電性材料として101〜104Ω
cm、EMIシールド用としては101Ωcm以下のもの
が必要とされる。 以下、本発明を実施例でさらに詳しく説明す
る。例中「部」、「%」は重量部、重量%を示す。 実施例 1 ABS樹脂板に、下層として下記のように配合
された塗料をシンナーで希釈後、乾燥膜厚45μに
なるようにスプレー塗装した。 熱可塑性アクリル樹脂(不揮発分40%、主成
分:平均分子量約6万のポリメチルメタクリレ
ート) 100部 ブチルベンジルフタレート 10部 ニツケル粉末(平均粒子径4μ) 90部 5分間セツテイングした後、この下層上に上層
として、下記のように配合された塗料をシンナー
で希釈後、乾燥膜厚30μになるようにスプレー塗
装した。 熱可塑性アクリル樹脂(不揮発分40%、主成
分:平均分子量約6万のポリメチルメタクリレ
ート) 39部 ブチルベンジルフタレート 4部 炭素繊維(単糸径14.5μ、繊維長0.7mm) 19部 グリーンペースト(フタロシアニングリーン9
部、CAB樹脂18部、ブチルベンジルフタレー
ト3部、溶剤70部よりなるもの) 17部 ホワイトペースト(チタンホワイト37部、
CAB樹脂10部、ブチルベンジルフタレート3
部、溶剤50部よりなるもの) 21部 こうして得られた乾燥塗膜の体積固有抵抗値を
電極の一方を上層に他方を下層に接触させて測定
したところ7×10-3Ωcmであり、色相はあざやか
な若草色であつてL、a、b系による色差として
測定したところL=55.8、a=−32.46、b=8.34
であつた。この塗装された板のEMIシールド効
果は20〜50dBあり効果としては充分なものであ
つた。なお上層のみ、下層のみの体積固有抵抗値
はそれぞれ1×100Ωcm、2×10-3Ωcmであつた。 比較例 1 実施例1で下層用に配合した塗料100部にさら
にグリーンペースト65部、ホワイトペースト83
部、ニツケル粉末109部(いずれも実施例1で使
用したものと同じものを使用)を混合、分散し塗
料固形分中のニツケル含有量が64%の塗料を得
た。 この塗料をABS板にスプレー塗装し乾燥塗膜
70μの塗膜を得た。この塗膜の体積固有抵抗値を
2つの電極を塗膜の両表面に接触させて測定した
ところ1.5×10-3Ωcmであつた。また色相は灰色
に近い不鮮明なグリーンであり、L=15.6、a=
−9.85、b=1.05で実施例1の塗膜に対しΔE=
46.7であつた。 比較例 2 実施例1で上層用に配合した塗料100部にさら
に実施例1で使用した炭素繊維34部を混合、分散
し、ABS板にスプレー塗装し乾燥塗膜70μの塗膜
を得た。この塗膜の体積固有抵抗値を比較例1と
同様の方法で測定したところ1.2×10-2Ωcmであ
つたが色相は灰色がかつた不鮮明なグリーンであ
り、L=25.9、a=11.52、b=1.56で実施例1の
塗膜に対しΔE=37.1であつた。 比較例 3 実施例1で下層用に配合した塗料100部にさら
にグリーンペースト38部、ホワイトペースト50部
(いずれも実施例1で使用したものと同じものを
使用)を混合、分散しABS板にスプレー塗装し
乾燥膜厚70μの塗膜を得た。この塗膜の色相は少
しにごつたグリーンであり、L=30.6、a=−
15.64、b=3.66で実施例1の塗膜に対しΔE=
30.7であつたが比較例1と同様の方法で測定した
体積固有抵抗値は3×104Ωcmとなつてしまつた。 実施例 2 ABS樹脂板にクロムを厚さ10μに真空蒸着し、
導電化処理ABS板を得た。つぎにこのクロム蒸
着面に単糸径10μ、繊維長0.2mmの炭素繊維20部、
弁柄10部をヒタロイド3008(日立化成(株)製、不揮
発成分50%)100部を混合分散させたもの89部に
イソシアネート系硬化剤スミジユールN−75(住
友バイエルウレタン(株)製、不揮発分75%)15部を
混合し、乾燥膜厚が35μになるようにスプレー塗
装し、80℃30分間焼付けた。室温1晩放置後の塗
装板の体積固有抵抗値は1×10-3であつた。なお
塗膜のみの体積固有抵抗値は7×105Ωcmであつ
た。 実施例 3 離型紙上に上層として線状ポリウレタン樹脂
(不揮発分25%)200部、チタンホワイト15部、フ
タロシアニンブルー0.1部、シンカシヤレツド
Y0.3部、単糸径12μ、繊維長0.1mmの炭素繊維16部
を混合、分散した後、バーコーターにて塗布し指
触乾燥後、接着剤層としての下層に分子量約9万
のポリアクリル酸アルキルエステル(不揮発分30
%)100部、グラフアイト2部、上記と同じ炭素
繊維10部を混合し、塗布した後、100℃3分乾燥
後、離型紙をはがし塗膜を木の板に貼りつけた。
このものの体積固有抵抗値は8×106Ωcmであつ
た。なお単独の上層および下層の体積固有抵抗値
はそれぞれ4×109Ωcm、6×106Ωcmであつた。
また色相はきれいな薄紫色であつた。この物品
は静電気防止用の壁材として使用できた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非導電性基材上に、体積固有抵抗値が108Ω
    cm以下の導電層を有し、該導電層上に炭素繊維、
    顔料および樹脂を含む体積固有抵抗値が該導電層
    より10Ωcm以上大きい塗膜を有してなる任意に着
    色された導電表面を有する物品。
JP57173294A 1982-10-04 1982-10-04 導電表面を有する物品 Granted JPS5962141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173294A JPS5962141A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 導電表面を有する物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173294A JPS5962141A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 導電表面を有する物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962141A JPS5962141A (ja) 1984-04-09
JPH0340448B2 true JPH0340448B2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=15957772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57173294A Granted JPS5962141A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 導電表面を有する物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5962141A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144367A (ja) * 1984-01-05 1985-07-30 Dainichi Seika Kogyo Kk 導電性樹脂組成物の製造方法
JPS615640U (ja) * 1984-06-16 1986-01-14 タキロン株式会社 化粧板
JPS6119884A (ja) * 1984-07-05 1986-01-28 Shin Etsu Polymer Co Ltd 帯電防止性床材
JPS61152877A (ja) * 1984-12-25 1986-07-11 Toyo Linoleum Mfg Co Ltd:The 制電性床材
JPS61160489A (ja) * 1984-12-30 1986-07-21 Zeon Kasei Kk 導電性床材
JP7404650B2 (ja) * 2019-05-08 2023-12-26 Toppanホールディングス株式会社 発泡化粧材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962141A (ja) 1984-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6013203A (en) Coatings for EMI/RFI shielding
US4035265A (en) Paint compositions
US5071593A (en) Conductive agent for electrostatic coating of plastics and electrostatically coated plastic moldings
US3696054A (en) Paint compositions
JPH0340448B2 (ja)
KR20020060252A (ko) 정전기 방지 분말 코팅 조성물과 그의 용도
JPH0195170A (ja) 導電性塗料
JPS59226416A (ja) 導電表面を有する物品
JPH10330650A (ja) 帯電防止用塗料及び帯電防止方法
DE4335364A1 (de) Leitfähige Lackformulierung
JPS60181177A (ja) 導電性塗料組成物
JPH0218150B2 (ja)
JPH02129265A (ja) 導電性樹脂組成物
JPH08143793A (ja) 導電性塗材及び帯電防止層の製造法
JP2645494B2 (ja) 塗料用組成物
JPH0242548B2 (ja)
CN110066503A (zh) 一种防静电热固性塑料及其制备方法
JPS5876266A (ja) プラスチツク成形品の静電塗装用導電性プライマ−
JPH02194069A (ja) 海水電解用導電塗料膜
JPS62197473A (ja) 導電性塗料組成物
JPS62179573A (ja) 帯電防止塗料
JPS58167658A (ja) 導電性下塗塗料組成物
JPH05140486A (ja) メタリツク塗料とその塗装法
JPS5876265A (ja) ポリオレフイン系樹脂成形品に対する塗装用導電性プライマ−
JPH08104835A (ja) 塗料組成物および意匠塗膜形成方法