JPH0340751B2 - - Google Patents

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JPH0340751B2
JPH0340751B2 JP57199864A JP19986482A JPH0340751B2 JP H0340751 B2 JPH0340751 B2 JP H0340751B2 JP 57199864 A JP57199864 A JP 57199864A JP 19986482 A JP19986482 A JP 19986482A JP H0340751 B2 JPH0340751 B2 JP H0340751B2
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adhesive
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pka
anion
tetramethylammonium
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J5/00Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers
    • C09J5/04Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers involving separate application of adhesive ingredients to the different surfaces to be joined
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、シアノアクリレート系接着剤とそれ
を用いた接着法とに関する。 シアノアクリレート系接着剤が特に有効な接着
用途は木材の結合である。木質基材が酸性である
ため、この種の基材上ではシアノアクリレート系
接着剤の硬化が遅くなりやすく、従つて満足すべ
き硬化速度を得るためには、促進剤を利用するこ
とが今日まで行われている。使用される特定の促
進剤の性質に応じて、促進剤は一液性のα−シア
ノアクリレート接着剤組成物中の一成分として含
ませることもあるし、又は接着作業中の基材の少
なくとも1枚にプライマーとして塗布されること
もある。従来用いられた促進剤の特定的な例は、
米国特許第2768109号〔コーヴアー(Coover)〕
に記載のアルコール、米国特許第3260637号〔フ
オン・ブラマー(VonBramer)〕に記載の有機
アミン、米国特許第3640972号〔ボルガー
(Borgar)〕に記載のs−トリアジン、ヘキサビ
ドロ−s−トリアジン及びピリミド〔5、4−
d〕ピリミジンのイミノ又は不飽和脂肪族置換誘
導体、米国特許第3836377号〔デラハンテイー
(Delahunty)〕に記載のN−C=S又はN=C−
S−基含有化合物、米国特許第4042442号〔ドン
ブロスキー(Dombroski)その他〕に記載のカ
フエイン及びテオブロミン、米国特許第4170585
号〔モテギー(Motegi)その他〕に記載のポリ
エチレングリコール及びポリ(エチレンオキシ)
部分を含む非イオン性の界面剤、米国特許第
4171416号(モテギーその他)に記載のマクロ環
式ポリエーテル化合物、例えば18−クラウン−6
又は15−クラウン−5、ならびに米国特許第
4215173号〔ハバード(Habbard)〕に記載の水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び硼珪酸ナト
リウムである。水酸化ナトリウムのような強塩基
性(アルカリ性)の促進剤を用いると、混合時に
α−シアノアクリレート組成物の急速な重合をひ
き起こすので、プライマーとして用いざるを得な
い。 強塩基性のイオン性促進剤(例えば水酸化ナト
リウム及びカリウム)を木質基材を包含する接着
作業に用いるとある種の不利を伴う。詳しくいう
と、10秒の風乾時間(すなわち木質基材に促進剤
を塗布してから木質基材を隣接した接触状態に置
いて接着層が形成されるまでの経過時間)で促進
剤を用いると、得られた接着層のオーバーラツプ
剪断強度の損失が起きる可能性がある。このよう
な結合強度の損失は、接着層が水分及び熱にさら
される場合に特に顕著である。 本発明により、接着剤ベースと促進剤部分とか
らなる接着剤組成物であつて、該接着剤ベース
が、(a)非置換α−シアノアクリレート及び置換α
−シアノアクリレートからなる群から選ばれる重
合性モノマーと、(b)充分な量の安定剤とを含み、
該促進剤部分が、カチオンM及びアニオンAを含
む弱酸性又は弱塩基性のイオン性促進剤化合物か
らなり、 M(H2O)MOH+H+ によつて定義される平衡状態の該カチオンMにつ
いてのpKaが少なくとも13であり、 HAA-+H+ によつて定義される平衡状態の該アニオンAにつ
いてのpKaが0より小であり、しかも、塩化カリ
ウム、テトロフルオロ硼酸ナトリウム、臭化ナト
リウム、硝酸ナトリウム、臭化セシウム、臭化リ
チウム、カルシウムトリフレート、テトラメチル
アンモニウムトリフレート、テトラメチルアンモ
ニウムペルクロレートおよびテトラメチルアンモ
ニウムクロライドから成る群から選ばれ、しかも
該接着剤組成物が、該接着剤ベース単位の場合の
硬化時間の1/3以下の硬化時間を示し、かつ、少
なくとも28.12Kg/cm2のオーバーラツプ剪断値を
示す結果をもたらすものであることを特徴とする
組成物が提供される。また本発明により、弱酸性
又は弱塩基性のイオン性促進剤化合物を含む接着
剤組成物を用いて行う木質基材の新規な接着法も
提供される。 本明細書に開示される二液性のα−シアノアク
リレート系接着剤組成物に弱酸性又は弱塩基性の
イオン性化合物を促進剤として用いることによ
り、木質基材上で満足すべき硬化速度を示す接着
剤組成物の得られることが今回発見された。ま
た、促進剤として弱酸性又は弱塩基のイオン化合
物が用いられる関係で、ここに開示される接着剤
組成物は、10秒間の風乾時間(促進剤化合物に関
して)による木質基材の接着に利用でき、しかも
水分及び熱に対して好適な抵抗力を示す接着層が
得られることも見いだされた。 本発明による接着剤組成物及び接着法は、種々
の木質基材(例えばくるみ、とねりこ、もみ、か
し、かえで、松及びひばからなる基材)を接着す
るのに適している。 本発明の接着剤組成物の接着剤ベースは重合性
のモノマーからなる。重合性モノマーは、非置換
又は置換α−シアノアクリレート系モノマーであ
つてよい。 重合性モノマーとして用いられる好ましいモノ
マーは、式 CH2=C(CN)−COOR1 () (式中、R1は炭素数1ないし約10のアルキル基
及び炭素数2ないし約10のアルケニル基からなる
群から選ばれる)を有する非置換α−シアノアク
リレートである。 式のR1によつて表わされるアルキルの例は
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル及びイソブチル各基である。R1で表
わされるアルケニル基の主なものは、ビニル基及
びアリル基である。好ましいα−シアノアクリレ
ートはエチルシアノアクリレートである。 重合性モノマーとして用いるのに好適な置換α
−シアノアクリレートの例は、米国特許第
3316227号〔ゲルバー(Gerber)〕に記載の1,
1−ジ置換ブタジエン−1,3及び1,1−ジ置
換−1−ブテン−3−インならびに米国特許第
3554990号〔キン(Quinn)その他〕に記載の2
−シアノペンタ−2,4−ジエン酸のアルケニル
エステル又はアルコキシ、置換アルキルエステル
である。 接着剤ベースは、単一タイプの重合性モノマー
で構成してもよいし、又は2種もしくはそれ以上
の異なるタイプの重合性モノマーの混合物で構成
してもよい。 所望の保存寿命を示す接着剤ベースを得るため
には、有効量の安定剤(すなわち、22℃で少なく
とも約1月保存しても実質的なゲル化を示すこと
はないが、実用的な速度の重合が可能な接着剤ベ
ースが得られるような量)を含ませることが望ま
しい。接着剤ベースに有用な安定剤の例は、アニ
オン重合抑制剤及び遊離ラジカル重合抑制剤であ
る。アニオン重合抑制剤と遊離ラジカル重合抑制
剤との両者を含ませることが望ましい場合が多
い。 適当なアニオン重合抑制剤は当業者にとつて周
知であり、二酸化硫黄、三酸化硫黄、五酸化二窒
素及び弗化水素のような酸性ガス、芳香族スルホ
ン酸及び脂肪族スルホン酸、ならびに米国特許第
3836377号(デラハンテイー)に記載されている
タイプの有機スルトン類がこれに包含される。こ
れらの安定剤を接着剤ベースに含ませる適量は次
のとおりである。酸性ガスの適量は重合性モノマ
ー100重量部当り約0.001〜0.06重量部、芳香族又
は脂肪族スルホン酸の適量は重合性モノマー100
重量部当り約0.0005〜0.1重量部、そしてスルト
ンについての適量は重合性モノマー100重量部当
り0.1〜10重量部である。 好適な遊離ラジカル重合抑制剤も当業者にとつ
て周知であり、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノ
メチルエーテル、t−ブチルカテコール及びp−
メトキシフエノールがこれに包含される。遊離ラ
ジカル重合抑制剤の適量は、重合性モノマー100
重量部当り0.0005〜0.1重量部、好ましくは0.001
〜0.05重量部である。 前記の重合性モノマーは一般に低い粘度を示
す。従つて、接着剤ベースの粘度を所望の水準に
高めるには、増粘剤を含ませるのが望ましい。適
当な増粘剤は当業者にとつて周知であり、ポリ
(メチルメタクリレート)、メタクリレートとモノ
マーとで構成されるアクリルポリマー、アクリル
ゴム、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル及びポ
リ(α−シアノアクリレート)がこれに包含され
る。重合性モノマー100重量部当り40重量部まで、
好ましくは約10〜30重量部の増粘剤を含ませる
と、大抵の接着操作に適した粘度になることが本
発明において見いだされた。 さらに接着剤ベースには、当業者にとつて周知
の可塑剤、香料、染料、顔料等を含ませることが
できる。 促進剤部分は、カチオンM及びアニオンAを含
む弱酸性又は弱塩基性の促進剤化合物からなる。 M(H2O)MOH+H+ () で定義される平衡状態の該カチオンMについての
pKaは少なくとも約13であり、 HAA-+A+ () で定義される平衡状態のアニオンAについての
pKaは0より小であり、好ましくは−5より小で
ある。カチオンMについての上記のpKaは、第1
の水分子が解離する解離定数を表わす。 pKaは電位差計、分光分析計、及び電気伝導度
計による方法を含む任意の公知方法によつて測定
しうることを理解すべきである。種々の適当な
pKaの測定法に関しては、I.M.コルトホフ
(Kolthff)及びP.J.エルビング(Elving)の
「Treatise on Analical Chemistry」第2巻、第
1部、239頁〔ジヨン・ウイレー・アンド・サン
ズ社(John Wiley and Sons)1979年発行〕を
参照されたい。pKaの測定すべきカチオン又はア
ニオンを含む個々の化合物の溶解度その他を勘案
して適当な方法を選び、又選ばれた方法について
適当な修正を行う。本発明を実施するうえにおい
て、特定のカチオン又はアニオンのpKaを正確に
測定するための特定の方法を選択し、そしてもし
必要ならば、その方法を適宜修正することは、当
業者にとつて可能であると思料するものである。 Mで表わされるカチオンの特定的な例を次の表
に示す。また表には、上記定義による平衡状
態()におけるそれらのカチオンについての
pKaも示してある。 表 カチオンM pKa K+ 14.5a Na+ 14.2a Cs+ >13b Li+ 13.6a Ca++ 12.9a a ジヨン・ウイレー・アンド・サンズ社1976年
刊行のC.F.ベース(Base)Jr.及びR.E.メスマ
ー(Mesmer)著「The Hydrolysis of
Cations」による。 b 推定値 カチオンMとして利用できるさらに別のカチ
オンの例は、テトラメチルアンモニウムカチオ
ンであり、そのpKaは13以上であると推定され
る。 Aとして利用できるアニオンの特定的な例を次
の表に示す。また、前記の平衡状態()にお
けるそれらのアニオンについてのpKaも表に示
す。 表 アニオンA pKa ClO4 -(ベルクロレート) −10a Br-(ブロマイド) −9a Cl-(クロライド) −6a NO3 -(ナイトレート) −1.3b a マグローヒル社(McGraw−Hill)発行の
「Lange′s Handbook of Chemistry」第12版、
表5〜7による。 b R.G.ピアソン(Pearson)その他:J.Am.
Chem.Soc.90、319(1968)による。アニオンA
として用いうる他のアニオンの例は、テトラフ
ルオロボレート(BF4 -)であり、そのアニオ
ンのpKaは−5以下と推定される。さらに別の
アニオンAの例は、トリフレート(CF3SO3 -
であり、そのアニオンのpKaは約−5以下と推
定される。 α−シアノアクリレートモノマーの硬化がイオ
ン性化合物によつて促進される程度は、モノマー
内におけるアニオンの移動度に一部依存する。従
つて、アニオンAの分子量は約250以下であるこ
とが望ましい。ナトリウムトリデシルエーテルサ
ルフエート〔すなわち、アルコラツク社
(Alcolac Inc.)から「Sipex EST30」の商品名
で市販のもの〕やナトリウムモノ又はジドデシル
ジスルホネートジフエニルオキサイド〔すなわ
ち、ダウ・ケミカル社(Dow Chemical Co.)か
ら「Dowfax2A1ソリユーシヨン」として市販の
もの〕のような化合物は、α−シアノアクリレー
トモノマーの硬化を有意に促進するものではない
と認められた。 促進剤部分は、イオン性促進剤化合物のみを含
むものであつてもよいし、また適当なビヒクル中
に溶解又は懸濁したイオン性促進剤化合物を含む
ものであつてもよい。好ましいビヒクルは水及び
低級アルコール(例えばエタノールやイソプロパ
ノール)である。ビヒクル中のイオン性促進剤化
合物の適量は、重量対重量基準で約0.1%から10
%までの範囲内である。 基材を接着するに当つては、接着すべき基材の
少なくとも1枚に促進剤部分を塗布する。次い
で、促進剤部分の塗布がすんだ基材の1枚または
それ以上に接着剤ベースを塗布する。あるいはま
た、接着すべき基材であつて促進剤部分を用いて
処理してない任意の1枚又は複数板の基材に接着
剤ベースを塗ることもできる(接着すべき基材の
少なくとも1枚には、促進剤部分を前もつて塗布
しておくべきであることはもちろんである)。接
着剤ベースと促進剤部分とが同一の基材に塗布さ
れる場合には、接着操作をすみやかに行うべきで
ある。 基材の接着を行う余程以前に促進剤部分を基材
に前もつて塗布してもさしつかえないことが本発
明において見いだされた。詳しくいうと、促進剤
部分を基材に施した後、最高約24時間までの間な
らば接着操作を遂行しうることが見いだされたの
である。 ここに開示される接着剤組成物は、木以外の基
材(例えば金属、ガラス及びプラスチツク)の装
着にも利用できることを理解すべきである。 以下実施例によつて本発明の実施方法を説明す
るが、これらの例は本発明の範囲を限定しようと
するものではない。例中、特記しない限り、部、
部分及び%は重量によるものとする。 試験方法 オーバーラツプ剪断強度測定試験 試験方法A 接着剤組成物の接合性能を次のように測定す
る。寸法が2.5×10×0.8cmのかえでの木(本明細
書における「かえでの木」は、硬質のかえでの木
で1等/2等材のものをさす)からなる基材を25
℃及び50%相対湿度の下で平衡状態にする。この
ようなかえでの木質基材の1枚に約75mgの接着剤
ベースを連続被覆として塗布する。促進剤化合物
の濃度が0.07重量モルとなるように水、エタノー
ル、又は水とエタノールとの混合物に促進剤化合
物を溶解させた促進剤部分を、2枚目のかえで木
質基材の上に連続した低粘度の被覆として刷毛塗
りする。促進剤化合物を溶解させるのに加熱が必
要なこともあろう。2枚目のかえでの本質基材に
促進剤部分を塗布するに当つては、強制通風乾燥
(例えば扇風機を使うか、排気フードを用いる)
をとり入れることによつて、基材の表面に促進剤
部分の溶剤が目視で認められない程度に完全に溶
剤を駆逐する。かえでの木質基材中への吸収によ
つて除去される溶剤が多少あることはもちろんで
ある。接着性能に対する悪影響を回避するために
は、目視可能な溶剤を完全に除去すること(基材
を隣接した接触状態にするに先立つて)が好まし
い。風乾時間(かえでの木質基材に促進剤部分を
塗布した後、かえでの木質基材を隣接した接触状
態におくまでの間の時間)の10秒間がすぎた後、
2枚の基材を互に隣接した接触状態に保ち、6.25
cm2のオーバーラツプを有する接着層を形成する。
接着層を室温で24時間エージングする。別の方法
では、接着層を室温で24時間エージングした後、
引続き71℃で相対湿度100%に保たれた環境下に
さらに72日間エージングする。接着層のエージン
グがすんだ後、5.08cm/分のジヨー引離し速度で
操作される動的試験機を用い、オーバーラツプ剪
断値を室温で測定する。下表に示される結果は、
少なくとも3回独立に行つた測定の平均値であ
る。この試験方法Aは、本明細書に記載のオーバ
ーラツプ剪断値の測定に適用される方法である。
特許請求の範囲に記載のオーバーラツプ剪断値を
測定するのにもこの試験方法Aが用いられる。特
許請求の範囲に記載されるオーバーラツプ剪断値
は、本試験方法Aについて上述したように、室温
に引続き71℃で100%の相対湿度でエージングを
行つた後で測定したオーバーラツプ剪断値を表わ
している。 硬化時間の測定 試験方法B 試験方法Aにおいて記載したかえでの木質基材
を試験方法Aで述べたように状態調節した後、試
験方法Aにおけると同じように接着剤ベース及び
促進剤部分で処理する。10秒間の風乾時間の後、
基材を隣接した接触状態に保つて接着層を形成さ
せる。結合の強度を少しずつ時間が経過した後な
ん度も測定する(すなわち、10秒、15秒、20秒後
といつた具合に)。硬化時間は、適度の手の力で
は破壊することが困難になつた時点までの時間と
して測定される。この試験方法Bは、特許請求の
範囲を含めて本明細書に記載される硬化時間の測
定に適用される方法である。 例 1〜10 本発明による好適な接着剤組成物を下記のよう
な接着剤ベースと促進剤部分とで構成する。接着
剤ベースとして「CA−5」(3M社から市販され
ているシアノアクリレート系組成物で、エチルシ
アノアクリレート、増粘剤及び二酸化硫黄からな
る)を用いる。接着剤部分は、0.07重量モル濃度
となるように50:50(重量/重量)のエタノール
と水との混合物にイオン性促進剤化合物(下記の
表に記載のもの)を溶解して調製する。 表には、試験方法Aを用いて室温24時間のエ
ージング後に測定した硬化後の組成物についての
オーハーラツプ剪断強度、試験方法Aを用い、
100%の相対湿度及び71℃に保たれた環境下で72
日間エージング(硬化組成物に対する最初の室温
24時間のエージングを行つた後)してから測定し
た硬化後の組成物についてのオーバーラツプ剪断
強度、及び試験方法Bを用いて測定した組成物の
硬化時間を示す。また、表には、例1〜10に用
いた接着剤ベースを含むが、促進剤部分を割愛し
たときに観察された結果も記載してある。
【表】 表からわかるとおり、10秒間の風乾時間(促
進剤部分に関して)で用いた例1〜25の接着剤組
成物は約50秒以内で硬化し、得られた接着層は高
められた温度及び高湿条件のエージングに耐え
る。促進剤部分を含まない接着剤組成物は高めら
れた温度と高湿条件下のエージングにはよく耐え
るが、硬化時間が200秒よりも長くなる。 本発明による接着剤組成物は、接着剤ベースの
みを含み、促進化合物を含まないものに較べて約
1/3以下、好ましくは約1/6以下の硬化時間(本明
細書に記載の方法で測定して)を示すべきであ
る。本発明の最も好ましい接着剤組成物は、接着
剤ベースのみを含み、促進剤化合物を含まないも
のの硬化時間の約1/10以下の硬化時間を示す。 例 11 比較のため、例1〜10の接着剤ベース及び試験
方法Aの項に記載したと同じビヒクルに同じ濃度
で溶解した促進剤化合物(下記の表に示す化合
物であつて、これらは本発明の範囲外のものであ
る)で構成される促進剤部分からなる接着剤組成
物を製造した。例1〜10について表で報告した
と同じ測定結果を表に示す。また表には、接
着剤ベースのみを用い、促進剤部分を割愛したと
きに観察された結果も併せて示す。
【表】 表からわかるとおり、強塩基性の促進剤化合
物(すなわち、水酸化ナトリウム。硫酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム又はテトラブチルアンモニウ
ムヒドロキシド)を含む接着剤組成物の硬化は迅
速であるが、10秒の風乾時間を用いた場合には接
着層が本質的には得られなかつた。沃化アンモニ
ウム又はテトラブチルアンモニウムブロマイド
(これらのイオン性促進剤化合物は、I-及びBr-
アニオンの求核定数の点で本発明の範囲外であ
る)を含む接着剤組成物は迅速に硬化するが、10
秒間の風乾時間で用いたときの性能は本発明の接
着剤組成物に較べて劣る。促進剤化合物として共
有結合の有機塩基、N,N−ジメチル−p−トル
イジンを含む接着剤組成物について得られた結果
も表に併せて示してある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接着剤ベースと促進剤部分とからなる接着剤
    組成物であつて、該接着剤ベースが、(a)非置換α
    −シアノアクリレート及び置換α−シアノアクリ
    レートからなる群から選ばれる重合性モノマー
    と、(b)有効量の安定剤とを含み、該促進剤部分
    が、カチオンM及びアニオンAを含む弱酸性又は
    弱塩基性のイオン性促進剤化合物からなり、 M(H2O)+=MOH+H+ によつて定義される平衡状態の該カチオンMにつ
    いてのpKaが少なくとも13であり、 HA=A-+H+ によつて定義される平衡状態の該アニオンAにつ
    いてのpKaが0より小であり、しかも塩化カリウ
    ム、テトラフルオロ硼酸ナトリウム、臭化ナトリ
    ウム、硝酸ナトリウム、臭化セシウム、臭化リチ
    ウム、カルシウムトリフレート、テトラメチルア
    ンモニウムトリフレート、テトラメチルアンモニ
    ウムペルクロレートおよびテトラメチルアンモニ
    ウムクロライドから成る群から選ばれ、しかも該
    接着剤組成物が、該接着剤ベース単位の場合の硬
    化時間の1/3以下の硬化時間を示し、かつ、少な
    くとも28.12Kg/cm2のオーバーラツプ剪断強度を
    示す結果をもたらすものであることを特徴とする
    前記組成物。 2 該アニオンAについての該pKaが−5よりも
    小である特許請求の範囲1に記載の接着剤組成
    物。 3 接着剤ベースと促進剤部分とからなる接着剤
    組成物であつて、該接着剤ベースが、(a)非置換α
    −シアノアクリレート及び置換α−シアノアクリ
    レートからなる群から選ばれる重合性モノマー
    と、(b)有効量の安定剤とを含み、該促進剤部分
    が、カチオンM及びアニオンAを含む弱酸性又は
    弱塩基性のイオン性促進剤化合物からなり、 M(H2O)+=MOH+H+ によつて定義される平衡状態の該カチオンMにつ
    いてのpKaが少なくとも13であり、 HA=A-+H+ によつて定義される平衡状態の該アニオンAにつ
    いてのpKaが0より小であり、しかも塩化カリウ
    ム、テトラフルオロ硼酸ナトリウム、臭化ナトリ
    ウム、硝酸ナトリウム、臭化セシウム、臭化リチ
    ウム、カルシウムトリフレート、テトラメチルア
    ンモニウムトリフレート、テトラメチルアンモニ
    ウムペルクロレートおよびテトラメチルアンモニ
    ウムクロライドから成る群から選ばれ、しかも該
    接着剤組成物が、該接着剤ベース単位の場合の硬
    化時間の1/3以下の硬化時間を示し、かつ、少な
    くとも28.12Kg/cm2のオーバーラツプ剪断強度を
    示す結合をもたらす接着剤組成物を用いて木質基
    材を結合する方法であつて、 (a) 結合すべき木質基材の少なくとも1枚に該促
    進剤部分を塗布し、 (b) 結合すべき木質基材の少なくとも1枚に該接
    着剤ベースを塗布し、 (c) 該接着剤組成物が重合して前記の木質基材間
    で結合を形成するように、前記の木質基材を相
    互に隣接した接触状態におき、 (d) 該接着剤組成物が重合して該結合を形成する
    まで、前記の木質基材を前記の隣接した接触状
    態に維持する諸工程からなることを特徴とする
    接着法。
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