JPH0340905Y2 - - Google Patents

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JPH0340905Y2
JPH0340905Y2 JP16385884U JP16385884U JPH0340905Y2 JP H0340905 Y2 JPH0340905 Y2 JP H0340905Y2 JP 16385884 U JP16385884 U JP 16385884U JP 16385884 U JP16385884 U JP 16385884U JP H0340905 Y2 JPH0340905 Y2 JP H0340905Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば工場、施設の出入口や河川
の堤あるいは通用路等の水害防止に供される防水
扉装置の改良に係るものである。
[従来の技術] 河川付近における水害防止手段として河川の堤
等に設けられた通路等を扉体にて閉鎖する防水扉
装置が使用されている。この場合、従来のこの種
の防水扉装置には、出入口を構成する開口部の底
部に扉体を起伏可能に取付け、この扉体を油圧式
ジヤツキ及びリンク機構等を介して起伏するよう
にした構造のものが知られている(実公昭57−
5419号公報参照)。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のこの種の防水扉装置は、
油圧式ジヤツキ及びこのジヤツキの起伏動作を司
るモーター等を有するため、高価となるばかりか
停電時には使用が困難となるなどの欠点があり、
また、床部側への施工や機構の組立が面倒等の問
題があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点を解決することを企図
してなされたもので、上記技術的課題を解決する
ための手段として、壁又は堤側に設けられた開口
部の底部に起倒自在な扉体の一片を枢支し、この
扉体の枢支側に固着されたトルクプレートに手動
式駆動手段の駆動軸を回転伝達可能に連結し、上
記扉体の側辺に受金具を出没可能に取付けると共
に、上記壁又は堤側にはこの受金具と係脱可能で
あつて係合時には壁又は堤側に上記扉体を押圧し
うる締付金具を取付けて成ることを特徴とする防
水扉装置を提供しようとするものである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
通常時は壁又は堤の開口部の床部を構成する扉
体が、緊急時において手動にて駆動手段を駆動す
ることにより、その回転伝達力がトルクプレート
を介して扉体に伝達され、扉体が起立した状態に
おいて扉体側の受金具と壁又は堤側の締付金具と
を係合させることにより、扉体が壁又は堤に密接
するので、洪水からの被害を防止することができ
る。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の防水扉装置の要部を示す斜
視図で、この考案の防水扉装置は、後述する壁又
は堤1に開設された開口部2の床部の一部を構成
する起倒自在な扉体3と、この扉体3の枢支側に
固着されるトルクプレート4と、このトルクプレ
ート4と連結する駆動軸5に回転力を伝達する手
動式駆動手段である駆動装置6と、上記壁又は堤
1と扉体3との密接固定を司る受金具7及び締付
金具8とで構成されている。
上記扉体3は、アルミニウム合金製の矩形状の
プレート31と、このプレート31の一側面に補
強用として固着される上主桁32、底主桁33、
左右一対の縦主桁34及び互いに格子状に枠組み
される横桁35、縦桁36とで構成されており、
そして、上記底主桁33の左右両側部には扉体3
を枢支するためのヒンジ金具37が突設されてい
る。このヒンジ金具37は上記扉体3を格納する
ために床部に設けられた矩形状凹所9内に設置さ
れたブラケツト10との間にピン11をもつて枢
着されている(第2図及び第4図参照)。したが
つて、上記扉体3は不使用時には凹所9内に格納
されて床部の一部を構成し、使用時には凹所9か
ら起立するように起倒可能に取付けられている。
また、上記トルクプレート4と駆動軸5との連
結は、第5図に示すように、トルクプレート4に
穿設された透孔41内に駆動軸5を遊嵌し、か
つ、透孔41の外方に穿設された4つの偏心孔4
2内に、トルクプレート4に関して対向する駆動
軸上に回転不能に装着された一対のトルク伝達プ
レート51同士を連結する連結軸52を遊嵌して
行われる。このように上記透孔41と駆動軸5及
び偏心孔42と連結軸52を遊嵌させた理由は上
記扉体3を起立した状態において扉体3を壁又は
堤側に密接移動させる際の便宜のためである。
なお、上記駆動軸5に回転力を伝達する駆動装
置6は、上記凹所9の一辺に連ねて設けられた駆
動装置用凹所12内に設置されている。この場
合、この駆動装置6は、操作ハンドル61が係脱
自在に係合する入力軸62を有する方向変換機6
3と、この方向変換機63に継手64をもつて連
結される第1の減速機65と、この第1の減速機
65に継手66を介して連結される第2の減速機
67とで構成され、第2の減速機67に継手68
を介して上記駆動軸5を連結して成る。なおこの
場合、必ずしも2つの減速機65,67を用いる
必要はなく、例えば1つの減速機あるいは減速機
構を内蔵した方向変換機等を使用してもよい。
一方、上記受金具7は、上記扉体3の縦主桁3
4及びこの縦主桁34に隣接する縦桁36に設け
られた案内スリツト内に摺動自在に嵌挿されて外
方に向つて出没自在のスライド式の受金具片71
の先端部に係止用切欠72を設けたものが使用さ
れ、また、上記締付金具8は、壁又は堤1側に取
付けられる垂直方向に回転可能なねじ軸81と、
このねじ軸81にねじ結合する締付用ナツト82
とで構成されている。このように構成される上記
受金具7と締付金具8は、上記扉体3が起立され
た際、受金具7が外方に引出された後、締付金具
8を下方に回転してねじ軸81を受金具7の切欠
72に落し込み、そして、締付用ナツト82を締
付けて扉体3を壁又は堤1の開口部2に添設され
たパツキンゴム13に密接させるようになつてい
る。なおこの場合、受金具7、締付金具8は上記
の構造のものに限定されるものではなく、例え
ば、第6図に示すように、受金具7を扉体3に固
着されたコ字状ブラケツト73にピン74をもつ
て垂直方向に回転可能に枢着される受金具片71
にて形成し、また、締付金具8を壁又は堤1の固
定側に埋設した摺動案内用スリツト83を有する
筐体84に昇降可能に装着される水平ねじ軸85
と、この水平ねじ軸85にねじ結合する締付用ナ
ツト86とで構成してもよい。
なお、上記実施例では壁又は堤1の開口部2に
水密用のパツキンゴム13を取付けた場合につい
て説明したが、このパツキンゴム13は必ずしも
壁又は堤1側である必要はなく、扉体3の周辺部
に取付けてもよい。
なお、上記壁又は堤1の開口部2の扉体3側と
反対側には開口部2を開閉する通常の扉14が引
き違い式に取付けられている。
上記のように構成されるこの考案の防水扉装置
は、不使用時には上記扉体3が矩形状凹所9内に
格納された状態で開口部2付近の床部を構成し
て、人や車等の通行に供される。また、洪水等の
緊急時には、操作ハンドル61をもつて駆動装置
6を駆動することにより、駆動装置6の回転力が
駆動軸5及びトルクプレート4に伝達され、そし
て、扉体3に伝達されて扉体3は壁又は堤1の開
口部2に向つて起立するので、この状態において
扉体3側から受金具7を突出された後、壁又は堤
1の固定部側からこの受金具7の切欠72に向つ
て締付金具8を落し込み、そして、締付金具8の
締付用ナツト82又は86を締付けると、扉体3
側のトルクプレート4と駆動軸5とは若干隙間を
もつて連結されているので、上記扉体3は壁又は
堤1の開口部2の縁部あるいは扉体3の縁部に取
付けられたパツキンゴム13に押圧されて、開口
部2を密閉閉鎖することがでる(第2図ないし第
4図参照)。したがつて、台風や大雨における洪
水等の水害を防止することができる。
[考案の効果] 以上に説明したように、この考案の防水扉装置
によれば、壁又は堤の開口部の床部に枢支される
扉体は不使用時には床部の一部を構成すべく床部
に設けられた凹所内に格納され、洪水警報が発せ
られた緊急時には、手動式の駆動手段によつて上
記扉体を起立させて開口部を水密閉鎖することが
できるため、以下のような効果が得られる。
1 従来のこの種防水扉装置に比べて安価に製造
することができ、また、停電時においても使用
することができるため安全性が高い。
2 床部の施工において、扉体格納部と駆動手段
の設置部とを別々に行うため、施工が容易な
上、取付作業を迅速に行うことができる。
3 駆動手段と締付手段とが別々に取付けられ、
かつ、それぞれの構造が簡単であるため、組立
が容易な上、保守管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の防水扉装置の主要部を示す
斜視図、第2図はこの考案の防水扉装置の使用時
の正面図、第3図及び第4図はそれぞれ使用時の
平面図及び側断面図、第5図はこの考案における
トルクプレートと駆動手段との連結状態を示す断
面図、第6図はこの考案における受金具と締付金
具の別の実施例を示す斜視図である。 符号説明、1……壁又は堤、2……開口部、3
……扉体、4……トルクプレート、5……駆動
軸、6……駆動手段(駆動装置)、7……受金具、
8……締付金具、9……矩形状凹所、10……ブ
ラケツト、11……ピン、12……駆動装置用凹
所、13……パツキンゴム、37……ヒンジ金
具、41……透孔、42……偏心孔、51……ト
ルク伝達プレート、52……連結軸、61……操
作ハンドル、71……受金具片、72……係止用
切欠、73……コ字状ブラケツト、74……ピ
ン、81……ねじ軸、82……締付用ナツト、8
5……水平ねじ軸、86……締付用ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 壁又は堤側に設けられた開口部の底部に起倒
    自在な扉体の一片を枢支し、この扉体の枢支側
    に固着されたトルクプレートに手動式駆動手段
    の駆動軸を回転伝達可能に連結し、上記扉体の
    側辺に受金具を出没可能に取付けると共に、上
    記壁又は堤側にはこの受金具と係脱可能であつ
    て係合時には壁又は堤側に上記扉体を押圧しう
    る締付金具を取付けて成ることを特徴とする防
    水扉装置。 (2) トルクプレートに透孔及びこの透孔の外方に
    位置する偏心孔とを穿設し、上記透孔内に駆動
    軸を遊嵌させると共に、上記偏心孔内には上記
    トルクプレートに関して対向する駆動軸上に回
    転伝達可能に装着された一対のトルク伝達プレ
    ート同士を連結する連結軸を遊嵌して成る実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の防水扉装置。 (3) 受金具が水平方向に出没可能なスライド式で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載の防水扉装置。 (4) 受金具が垂直方向に回転可能な回転式である
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の防水扉装置。 (5) 締付金具が、垂直方向に回転可能なねじ軸
    と、このねじ軸にねじ結合する締付用ナツトと
    で構成される実用新案登録請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の防水扉装置。 (6) 締付金具が、昇降可能な水平ねじ軸と、この
    水平ねじ軸にねじ結合する締付用ナツトとで構
    成される実用新案登録請求の範囲第1項ないし
    第4項のいずれかに記載の防水扉装置。
JP16385884U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0340905Y2 (ja)

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JP16385884U JPH0340905Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6178983U JPS6178983U (ja) 1986-05-27
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JP2006233552A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Marushima Sangyo Kk 防水扉
JP6005345B2 (ja) * 2011-07-27 2016-10-12 株式会社イトーキ 大きな外力を考慮した両開き扉

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JPS6178983U (ja) 1986-05-27

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