JPH0341104Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341104Y2 JPH0341104Y2 JP1987110880U JP11088087U JPH0341104Y2 JP H0341104 Y2 JPH0341104 Y2 JP H0341104Y2 JP 1987110880 U JP1987110880 U JP 1987110880U JP 11088087 U JP11088087 U JP 11088087U JP H0341104 Y2 JPH0341104 Y2 JP H0341104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking piston
- ring
- fixing ring
- ripple
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば車両の車高調整装置等に圧縮
空気を供給するのに好適に用いられるロツキング
ピストン式エアコンプレツサに関する。
空気を供給するのに好適に用いられるロツキング
ピストン式エアコンプレツサに関する。
この種のエアコンプレツサとして本件出願人が
先に実願昭61−94273号として出願したもの(以
下、これを先行技術という)を第5図及び第6図
に示す。
先に実願昭61−94273号として出願したもの(以
下、これを先行技術という)を第5図及び第6図
に示す。
図において、1は内部にクランク室Aが画成さ
れたクランクケースで、該クランクケース1には
下端側に外部の空気をクランク室A内に吸込むた
めの吸気口2が形成されると共に、該クランク室
A内に位置してモータの出力軸(いずれも図示せ
ず)に連結されたクランク軸3と該クランク軸3
に固着されたバランスウエイト4が設けられてい
る。
れたクランクケースで、該クランクケース1には
下端側に外部の空気をクランク室A内に吸込むた
めの吸気口2が形成されると共に、該クランク室
A内に位置してモータの出力軸(いずれも図示せ
ず)に連結されたクランク軸3と該クランク軸3
に固着されたバランスウエイト4が設けられてい
る。
5は前記クランク室Aに連通した状態でクラン
クケース1上に搭載された円筒状のシリンダで、
該シリンダ5の上端にはシリンダヘツド6が気密
に固着されている。ここで、該シリンダヘツド6
には下面側にねじ収容部6Aが凹設されると共
に、上面側には円筒状の栓体装着部6Bが突設さ
れており、該栓体挿着部6Bとねじ収容部6Aは
圧縮空気の吐出穴7によつて連通している。8は
前記栓体挿着部6Bに螺着された栓体で、該栓体
8と栓体挿着部6Bとの間は吐出通路9となり、
図示しない吐出ポートと連通している。10は該
吐出通路9と吐出穴7との間に位置して該吐出穴
7上に離着座するようになつた吐出弁を示し、該
吐出弁10は栓体8との間に張設された圧縮ばね
11によつて吐出穴7上へと常時付勢されてい
る。
クケース1上に搭載された円筒状のシリンダで、
該シリンダ5の上端にはシリンダヘツド6が気密
に固着されている。ここで、該シリンダヘツド6
には下面側にねじ収容部6Aが凹設されると共
に、上面側には円筒状の栓体装着部6Bが突設さ
れており、該栓体挿着部6Bとねじ収容部6Aは
圧縮空気の吐出穴7によつて連通している。8は
前記栓体挿着部6Bに螺着された栓体で、該栓体
8と栓体挿着部6Bとの間は吐出通路9となり、
図示しない吐出ポートと連通している。10は該
吐出通路9と吐出穴7との間に位置して該吐出穴
7上に離着座するようになつた吐出弁を示し、該
吐出弁10は栓体8との間に張設された圧縮ばね
11によつて吐出穴7上へと常時付勢されてい
る。
次に、12は下面中央にピストンロツド13が
一体的に設けられた円板状のロツキングピストン
で、該ロツキングピストン12の上面側には円形
状又は矩形状の凸部12Aが所定の高さをもつて
形成され、該凸部12Aの外周側は平坦な挟持部
受面12Bになると共に、内部側には略長方形状
の凹部12Cが所定の深さをもつて凹設されてい
る。そして、該凹部12C内には図中右側寄りに
位置して段付筒状のねじ座12Dが突出形成さ
れ、該ねじ座12Dの段部12Eが凸部12Aと
同一の高さ位置に配設されている(第2図参照)。
また、該凹部12Cの底部側には図中左側寄りに
位置して小径の吸気穴14が複数個穿設され、該
各吸気穴14はクランク室Aと常時連通してい
る。
一体的に設けられた円板状のロツキングピストン
で、該ロツキングピストン12の上面側には円形
状又は矩形状の凸部12Aが所定の高さをもつて
形成され、該凸部12Aの外周側は平坦な挟持部
受面12Bになると共に、内部側には略長方形状
の凹部12Cが所定の深さをもつて凹設されてい
る。そして、該凹部12C内には図中右側寄りに
位置して段付筒状のねじ座12Dが突出形成さ
れ、該ねじ座12Dの段部12Eが凸部12Aと
同一の高さ位置に配設されている(第2図参照)。
また、該凹部12Cの底部側には図中左側寄りに
位置して小径の吸気穴14が複数個穿設され、該
各吸気穴14はクランク室Aと常時連通してい
る。
ロツキングピストン12は上述の如く構成され
ており、ピストンロツド13の下端側に設けられ
た軸受15を介してクランク軸3に回動可能に連
結されている。そして、クランク軸3の回転によ
りピストンロツド13を介してシリンダ5内を揺
動しつつ往復動し、シリンダヘツド6との間に圧
縮室Bを形成するようになつている。
ており、ピストンロツド13の下端側に設けられ
た軸受15を介してクランク軸3に回動可能に連
結されている。そして、クランク軸3の回転によ
りピストンロツド13を介してシリンダ5内を揺
動しつつ往復動し、シリンダヘツド6との間に圧
縮室Bを形成するようになつている。
16は例えばポリテトラフルオレエチレン(テ
フロン)等の耐摩耗性の高い樹脂材料によつて形
成されたリツプリングで、該リツプリング16は
ロツキングピストン12と後述する固定リング1
7との間に固定される環状平板状の挟持部16A
と、該挟持部16Aの外周側から立上つてシリン
ダ5の内周面に摺接するシール部16Bとから一
体に形成されている。
フロン)等の耐摩耗性の高い樹脂材料によつて形
成されたリツプリングで、該リツプリング16は
ロツキングピストン12と後述する固定リング1
7との間に固定される環状平板状の挟持部16A
と、該挟持部16Aの外周側から立上つてシリン
ダ5の内周面に摺接するシール部16Bとから一
体に形成されている。
17は前記リツプリング16をロツキングピス
トン12との間に挟持するための固定リングで、
該固定リング17はロツキングピストン12と同
様に金属材料によつて円板状に形成されており、
その下面外周側には環状突部17Aが前記凸部1
2Aの外径に対応する内径をもつて形成されると
共に、平坦な下側面は挟持部押圧面17Bになつ
ている。更に、該環状突部17寄りに位置して軸
方向に複数の吸気穴18が穿設され、また、図中
右側の偏心した位置にはねじ座12Dの小径部側
に嵌合する取付け穴17Cが穿設されている。上
述の如く形成された固定リング17は取付け穴1
7Cをねじ座12Dの小径部側に嵌合した状態で
段部12Eにねじ19によつて締着されている。
そして、該ねじ19によつて固定リング17を段
部12Eに締付けることにより、固定リング17
の環状突部17Aはロツキングピストン12の凸
部12A外周側に嵌合し、ロツキングピストン1
2との間でリツプリング16の挟持部16Aを強
固に挟持し、しかも固定リング17はロツキング
ピストン12の凹部12Cとの間に吸気穴14と
他の吸気穴18に連通する弁室20を形成してい
る。
トン12との間に挟持するための固定リングで、
該固定リング17はロツキングピストン12と同
様に金属材料によつて円板状に形成されており、
その下面外周側には環状突部17Aが前記凸部1
2Aの外径に対応する内径をもつて形成されると
共に、平坦な下側面は挟持部押圧面17Bになつ
ている。更に、該環状突部17寄りに位置して軸
方向に複数の吸気穴18が穿設され、また、図中
右側の偏心した位置にはねじ座12Dの小径部側
に嵌合する取付け穴17Cが穿設されている。上
述の如く形成された固定リング17は取付け穴1
7Cをねじ座12Dの小径部側に嵌合した状態で
段部12Eにねじ19によつて締着されている。
そして、該ねじ19によつて固定リング17を段
部12Eに締付けることにより、固定リング17
の環状突部17Aはロツキングピストン12の凸
部12A外周側に嵌合し、ロツキングピストン1
2との間でリツプリング16の挟持部16Aを強
固に挟持し、しかも固定リング17はロツキング
ピストン12の凹部12Cとの間に吸気穴14と
他の吸気穴18に連通する弁室20を形成してい
る。
更に、21はロツキングピストン12の各吸気
穴14状に離着座するように弁室20内に配設さ
れた吸気弁で、該吸気弁21は例えばゴム、軟質
合成樹脂等の可撓性樹脂材料によつて前記凹部1
2Cよりも僅かに小さい略長方形状に形成されて
いる。そして、その基端側は前記ねじ座12Dの
大径部側に嵌合され、固定リング17を介してね
じ19により固定されている。また、該吸気弁2
1の先端側は基端側に比較して僅かに薄肉に形成
されており、その下面側には吸気口14を囲繞す
るように長円形状の環状突部21Aが突設されて
いる。一方、該吸気弁21の上面と固定リング1
7との間に形成される隙間Sは吸気弁21の開弁
時におけるリフト高さを規制し、該吸気弁21の
閉弁時における閉じ遅れを防止するようになつて
いる。
穴14状に離着座するように弁室20内に配設さ
れた吸気弁で、該吸気弁21は例えばゴム、軟質
合成樹脂等の可撓性樹脂材料によつて前記凹部1
2Cよりも僅かに小さい略長方形状に形成されて
いる。そして、その基端側は前記ねじ座12Dの
大径部側に嵌合され、固定リング17を介してね
じ19により固定されている。また、該吸気弁2
1の先端側は基端側に比較して僅かに薄肉に形成
されており、その下面側には吸気口14を囲繞す
るように長円形状の環状突部21Aが突設されて
いる。一方、該吸気弁21の上面と固定リング1
7との間に形成される隙間Sは吸気弁21の開弁
時におけるリフト高さを規制し、該吸気弁21の
閉弁時における閉じ遅れを防止するようになつて
いる。
先行技術によりエアコンプレツサは上述の如き
構成を有するもので、次にその作動について述べ
る。
構成を有するもので、次にその作動について述べ
る。
まず、モータの出力軸によりクランク軸3を回
転駆動すると、ロツキングピストン12は該クラ
ンク軸3によりシリンダ5内を揺動しつつ往復動
する。そして、該ロツキングピストン12が上死
点から下死点へと達する吸入工程では、圧縮室B
内が負圧になるから吸気弁21が開弁し、クラン
ク室A内の空気が吸気穴14、弁室20、他の吸
気穴18を介して圧縮室B内へと吸入される。一
方、ロツキングピストン12が下死点から上死点
へと達する圧縮工程では、吸気弁21が閉弁して
圧縮室B内の空気は圧縮される。そして、圧縮室
B内の圧力が所定圧力に達すると、吐出弁10が
ばね11のばね力に抗して開弁し、圧縮空気は吐
出穴7から吐出通路9を介して吐出ポート側へと
排出され、エアドライヤを介してエアタンク内に
貯溜される。
転駆動すると、ロツキングピストン12は該クラ
ンク軸3によりシリンダ5内を揺動しつつ往復動
する。そして、該ロツキングピストン12が上死
点から下死点へと達する吸入工程では、圧縮室B
内が負圧になるから吸気弁21が開弁し、クラン
ク室A内の空気が吸気穴14、弁室20、他の吸
気穴18を介して圧縮室B内へと吸入される。一
方、ロツキングピストン12が下死点から上死点
へと達する圧縮工程では、吸気弁21が閉弁して
圧縮室B内の空気は圧縮される。そして、圧縮室
B内の圧力が所定圧力に達すると、吐出弁10が
ばね11のばね力に抗して開弁し、圧縮空気は吐
出穴7から吐出通路9を介して吐出ポート側へと
排出され、エアドライヤを介してエアタンク内に
貯溜される。
前述した先行技術によれば、ロツキングピスト
ン12と固定リング17との間に弁室20を形成
し、該弁室20内に可撓性樹脂からなる吸気弁2
1を設けたから、閉弁時におけるシール性を向上
できるし、開・閉弁時の打音を小さくできる上
に、吸気弁21のリフト高さを規制して閉じ遅れ
を防止できる等の優れた効果を奏することができ
る。
ン12と固定リング17との間に弁室20を形成
し、該弁室20内に可撓性樹脂からなる吸気弁2
1を設けたから、閉弁時におけるシール性を向上
できるし、開・閉弁時の打音を小さくできる上
に、吸気弁21のリフト高さを規制して閉じ遅れ
を防止できる等の優れた効果を奏することができ
る。
ところで、先行技術では、リツプリング16を
挟持して固定するロツキングピストン12の挟持
部受面12Bと固定リング17の挟持部押圧面1
7Bは共に平坦面に形成されているから、該ロツ
キングピストン12と固定リング17との間にリ
ツプリング16を挟裝し、ねじ19によつて締付
けた場合、該ねじ19の締付け力はリツプリング
16に対する押圧面積が広い挟持部押圧面17B
にその大部分が作用するのに対し、ロツキングピ
ストン12のねじ座12Dには十分な締付け力が
作用していない状態で固定リング17はロツキン
グピストン12に締着される。
挟持して固定するロツキングピストン12の挟持
部受面12Bと固定リング17の挟持部押圧面1
7Bは共に平坦面に形成されているから、該ロツ
キングピストン12と固定リング17との間にリ
ツプリング16を挟裝し、ねじ19によつて締付
けた場合、該ねじ19の締付け力はリツプリング
16に対する押圧面積が広い挟持部押圧面17B
にその大部分が作用するのに対し、ロツキングピ
ストン12のねじ座12Dには十分な締付け力が
作用していない状態で固定リング17はロツキン
グピストン12に締着される。
一方、合成樹脂製のリツプリング16を挟持す
るロツキングピストン12と固定リング17は共
に金属材からなつているため、リツプリング16
が経日変化した場合には固定リング17の挟持部
押圧面17Bを介してリツプリング16に掛るね
じ19の締付け力が弱くなり、リツプリング16
とロツキングピストン12との間に隙間が出来て
圧縮空気がクランク室A側に漏洩するという問題
がある。また、前述の如く、固定リング17はロ
ツキングピストン12のねじ座12Dに対して十
分な締付け力で締着されていないから、リツプリ
ング16の変形に伴なつて固定リング17の挟持
部押圧面17B側の締付け力が弱まるとねじ19
が緩んでねじ座12Dから脱落し、他の部材を損
傷するといつた未解決の問題がある。
るロツキングピストン12と固定リング17は共
に金属材からなつているため、リツプリング16
が経日変化した場合には固定リング17の挟持部
押圧面17Bを介してリツプリング16に掛るね
じ19の締付け力が弱くなり、リツプリング16
とロツキングピストン12との間に隙間が出来て
圧縮空気がクランク室A側に漏洩するという問題
がある。また、前述の如く、固定リング17はロ
ツキングピストン12のねじ座12Dに対して十
分な締付け力で締着されていないから、リツプリ
ング16の変形に伴なつて固定リング17の挟持
部押圧面17B側の締付け力が弱まるとねじ19
が緩んでねじ座12Dから脱落し、他の部材を損
傷するといつた未解決の問題がある。
本考案は上述した先行技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、リツプリングの変形によつてねじに
よる固定リングの締付け力が弱くなるのを防止す
ると共に、リツプリングの変形により圧縮空気の
漏洩を防止し、シール性、耐久性に優れたエアコ
ンプレツサを提供することを目的とする。
れたもので、リツプリングの変形によつてねじに
よる固定リングの締付け力が弱くなるのを防止す
ると共に、リツプリングの変形により圧縮空気の
漏洩を防止し、シール性、耐久性に優れたエアコ
ンプレツサを提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するために採用された本
考案の手段は、シリンダヘツドを有しクランクケ
ース上に搭載されたシリンダと、前記クランクケ
ース内のクランク軸に連結され、該シリンダ内を
揺動しつつ往復動し、前記シリンダヘツドとの間
に圧縮室を形成するロツキングピストンと、該ロ
ツキングピストンに設けられ、環状平板状の挟持
部と該挟持部の外周側から立上つて前記シリンダ
の内周面に摺接するリツプ部とからなるリツプリ
ングと、前記ロツキングピストンとの間で該リツ
プリングの挟持部を固定する固定リングとを備
え、前記ロツキングピストン及び固定リングのい
ずれか一方には他方との間で前記リツプリングの
挟持部を環状に挟持する環状隆起部を形成したこ
とにある。
考案の手段は、シリンダヘツドを有しクランクケ
ース上に搭載されたシリンダと、前記クランクケ
ース内のクランク軸に連結され、該シリンダ内を
揺動しつつ往復動し、前記シリンダヘツドとの間
に圧縮室を形成するロツキングピストンと、該ロ
ツキングピストンに設けられ、環状平板状の挟持
部と該挟持部の外周側から立上つて前記シリンダ
の内周面に摺接するリツプ部とからなるリツプリ
ングと、前記ロツキングピストンとの間で該リツ
プリングの挟持部を固定する固定リングとを備
え、前記ロツキングピストン及び固定リングのい
ずれか一方には他方との間で前記リツプリングの
挟持部を環状に挟持する環状隆起部を形成したこ
とにある。
ロツキングピストン及び固定リングのいずれか
一方には環状隆起部を形成し、リツプリングの挟
持部に対する押圧面積を小さくしたから、ねじの
締付け力はリツプリングを押圧するとともに固定
リングをロツキングピストンに強固に締着する側
にも作用することができる結果、リツプリングが
変形した場合でもねじの締付け力が弱くなること
がなく、固定リングを確実に締着する。
一方には環状隆起部を形成し、リツプリングの挟
持部に対する押圧面積を小さくしたから、ねじの
締付け力はリツプリングを押圧するとともに固定
リングをロツキングピストンに強固に締着する側
にも作用することができる結果、リツプリングが
変形した場合でもねじの締付け力が弱くなること
がなく、固定リングを確実に締着する。
以下、本考案の実施例を第1図ないし第4図に
基づき詳述する。なお、前述した先行技術の構成
要素と同一の構成要素には同一符号を付し、その
説明を省略する。
基づき詳述する。なお、前述した先行技術の構成
要素と同一の構成要素には同一符号を付し、その
説明を省略する。
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
す。
す。
而して、図中31は下面中央にピストンロツド
32が一体的に形成されたロツキングピストン
で、該ロツキングピストン31の上面側には円形
状又は矩形状の凸部31Aが形成され、該凸部3
1Aの外周側は平坦な挟持部受面31Bになると
共に、内部側には略長方形状の凹部31Cが形成
されている。また、該凹部31C内には図中右側
寄りに位置して段付筒状のねじ座31Dが突出形
成され、該ねじ座31Dの段部31Eは凸部31
Aと同一の高さ位置に配設されている(第4図参
照)点では先行技術によるものと同じであるが、
挟持部受面31Bには後述する環状突条35に対
応した断面略半円状の環状凹溝33が周設されて
いる点が異なる。
32が一体的に形成されたロツキングピストン
で、該ロツキングピストン31の上面側には円形
状又は矩形状の凸部31Aが形成され、該凸部3
1Aの外周側は平坦な挟持部受面31Bになると
共に、内部側には略長方形状の凹部31Cが形成
されている。また、該凹部31C内には図中右側
寄りに位置して段付筒状のねじ座31Dが突出形
成され、該ねじ座31Dの段部31Eは凸部31
Aと同一の高さ位置に配設されている(第4図参
照)点では先行技術によるものと同じであるが、
挟持部受面31Bには後述する環状突条35に対
応した断面略半円状の環状凹溝33が周設されて
いる点が異なる。
一方、34は先行技術による固定リング17と
同様に金属材料によつて円板状に形成された固定
リングで、該固定リング34はその下面外周側に
環状突部34Aが形成されるとともに、ロツキン
グピストン31のねじ座31Dに嵌合する取付け
穴34Bが穿設されている点では先行技術による
ものと同じであるが、該環状突部34Aの下面側
にはロツキングピストン31の環状凹溝33に対
応する断面略半円状の環状突条35が周設されて
いる点が異なる。
同様に金属材料によつて円板状に形成された固定
リングで、該固定リング34はその下面外周側に
環状突部34Aが形成されるとともに、ロツキン
グピストン31のねじ座31Dに嵌合する取付け
穴34Bが穿設されている点では先行技術による
ものと同じであるが、該環状突部34Aの下面側
にはロツキングピストン31の環状凹溝33に対
応する断面略半円状の環状突条35が周設されて
いる点が異なる。
本実施例によりエアコンプレツサは上述の如き
構成を有するもので、その基本的構成については
先行技術によるものと格別差異はない。
構成を有するもので、その基本的構成については
先行技術によるものと格別差異はない。
然るに、本実施例ではロツキングピストン31
の挟持部受面31Bに環状凹溝33を設け、固定
リング34の環状突部34A下面には該環状凹溝
33に対応する環状突条35を設ける構成にして
ある。この結果、ロツキングピストン31と固定
リング34との間にリツプリング16を挟裝し、
該固定リング34をねじ19によつて締付ける
と、まず、固定リング34の環状突条35がリツ
プリング16の挟持部16Aに当接する。そし
て、該ねじ19を螺入するにつれて固定リング3
4全体が吸気弁21側に押付けられると共に、該
環状突条35はリツプリング16の挟持部16A
に食い込むように押付けされる。この時、挟持部
16Aを介してロツキングピストン31の環状凹
溝33側に嵌入するようになると共に、リツプリ
ング16に対する押圧面積は先行技術に比較して
小さいから、固定リング34の環状突条35側に
掛るねじ19の締付け力は先行技術に比較して小
さい。
の挟持部受面31Bに環状凹溝33を設け、固定
リング34の環状突部34A下面には該環状凹溝
33に対応する環状突条35を設ける構成にして
ある。この結果、ロツキングピストン31と固定
リング34との間にリツプリング16を挟裝し、
該固定リング34をねじ19によつて締付ける
と、まず、固定リング34の環状突条35がリツ
プリング16の挟持部16Aに当接する。そし
て、該ねじ19を螺入するにつれて固定リング3
4全体が吸気弁21側に押付けられると共に、該
環状突条35はリツプリング16の挟持部16A
に食い込むように押付けされる。この時、挟持部
16Aを介してロツキングピストン31の環状凹
溝33側に嵌入するようになると共に、リツプリ
ング16に対する押圧面積は先行技術に比較して
小さいから、固定リング34の環状突条35側に
掛るねじ19の締付け力は先行技術に比較して小
さい。
而して、該ネジ19を更に締付けると、ロツキ
ングピストン31のねじ座31D上端面にねじ1
9の頭部が当接し、固定リング34は取付け穴3
4Bの口縁部分で締付け力を受けた状態で固定さ
れる。そして、この締付け力が固定リング34の
軸方向に伝播し、固定リング34の環状突部34
Aとリツプリング16との間に隙間を残した状態
で環状突条35がリツプリング16をロツキング
ピストン31の環状凹溝33内に若干押込んだ状
態で挟持する結果、リツプリング16に変形が生
じても該リツプリング16とロツキングピストン
31との間から圧縮空気が漏洩するのを確実に防
止できる。
ングピストン31のねじ座31D上端面にねじ1
9の頭部が当接し、固定リング34は取付け穴3
4Bの口縁部分で締付け力を受けた状態で固定さ
れる。そして、この締付け力が固定リング34の
軸方向に伝播し、固定リング34の環状突部34
Aとリツプリング16との間に隙間を残した状態
で環状突条35がリツプリング16をロツキング
ピストン31の環状凹溝33内に若干押込んだ状
態で挟持する結果、リツプリング16に変形が生
じても該リツプリング16とロツキングピストン
31との間から圧縮空気が漏洩するのを確実に防
止できる。
しかも、固定リング34に設けた環状突条35
の押圧面積は小さくしてあり、ねじ19の締付け
力は固定リング34をロツキングピストン31の
ねじ座31Dに締着するのにその大部分が作用し
た状態になつているから、リツプリング16が変
形した場合でも先行技術のように該ねじ19の締
付け力が弱まつてロツキングピストン31から脱
落する恐れを防止できる。
の押圧面積は小さくしてあり、ねじ19の締付け
力は固定リング34をロツキングピストン31の
ねじ座31Dに締着するのにその大部分が作用し
た状態になつているから、リツプリング16が変
形した場合でも先行技術のように該ねじ19の締
付け力が弱まつてロツキングピストン31から脱
落する恐れを防止できる。
なお、実施例ではロツキングピストン31に環
状凹溝33を設け、固定リング34に環状突条3
5を設ける構成にしたが、これとは逆にロツキン
グピストン31に環状突条を設け、固定リング3
3に環状凹溝を設ける構成にしてもよいものであ
る。
状凹溝33を設け、固定リング34に環状突条3
5を設ける構成にしたが、これとは逆にロツキン
グピストン31に環状突条を設け、固定リング3
3に環状凹溝を設ける構成にしてもよいものであ
る。
次に、第3図は本考案の第2の実施例を示す。
なお、本実施例及び後述する第3の実施例におい
て前述した先行技術の構成要素を同一の構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、本実施例及び後述する第3の実施例におい
て前述した先行技術の構成要素を同一の構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
而して、図中41は下面中央にピストンロツド
42が一体的に形成されたロツキングピストン
で、該ロツキングピストン41の上面側には先行
技術によるものと同様の凸部41A、挟持部受面
41B、凹部41C、ねじ座41D、該ねじ座4
1Dに形成された段部41Eがそれぞれ設けられ
ているが、更に挟持部受面41Bの幅方向中央に
はリツプリング16の挟持部16Aを環状に挟持
するための断面略半円形状をした環状隆起部43
が突出形成してある。
42が一体的に形成されたロツキングピストン
で、該ロツキングピストン41の上面側には先行
技術によるものと同様の凸部41A、挟持部受面
41B、凹部41C、ねじ座41D、該ねじ座4
1Dに形成された段部41Eがそれぞれ設けられ
ているが、更に挟持部受面41Bの幅方向中央に
はリツプリング16の挟持部16Aを環状に挟持
するための断面略半円形状をした環状隆起部43
が突出形成してある。
このように構成することにより、リツプリング
16に対するロツキングピストン41の押圧面積
を小さくでき、固定リング17の外周側にねじ1
9の締付け力が大きく作用するのを防止できる。
16に対するロツキングピストン41の押圧面積
を小さくでき、固定リング17の外周側にねじ1
9の締付け力が大きく作用するのを防止できる。
更に、第4図は本考案の第3の実施例を示す。
本実施例の特徴は固定リング51の下面外周側に
は凸湾曲状の押圧面52Aを有する環状隆起部5
2を一体的に形成したことにあり、このように構
成することにより、前述した第2の実施例と同様
の効果を得ることができる。
本実施例の特徴は固定リング51の下面外周側に
は凸湾曲状の押圧面52Aを有する環状隆起部5
2を一体的に形成したことにあり、このように構
成することにより、前述した第2の実施例と同様
の効果を得ることができる。
以上詳述した通り、本考案によればロツキング
ピストンと固定リングのいずれか一方には他方と
の間でリツプリングを環状に挟持する環状隆起部
を設け、リツプリングに対する押圧面積が少なく
なるように構成したから、固定リングをロツキン
グピストンに締着するねじの締付け力はリツプリ
ングの押圧作用よりも固定リングの締着作用に働
く。このため、リツプリングが変形して固定リン
グの押圧作用が減少した場合でも、ねじが緩んで
固定リングがガタつくのを防止できる。また、環
状隆起部はリツプリングに食い込むように圧接す
るから、圧縮空気の漏洩を確実に防止でき、エア
コンプレツサの容積効率を向上できる。
ピストンと固定リングのいずれか一方には他方と
の間でリツプリングを環状に挟持する環状隆起部
を設け、リツプリングに対する押圧面積が少なく
なるように構成したから、固定リングをロツキン
グピストンに締着するねじの締付け力はリツプリ
ングの押圧作用よりも固定リングの締着作用に働
く。このため、リツプリングが変形して固定リン
グの押圧作用が減少した場合でも、ねじが緩んで
固定リングがガタつくのを防止できる。また、環
状隆起部はリツプリングに食い込むように圧接す
るから、圧縮空気の漏洩を確実に防止でき、エア
コンプレツサの容積効率を向上できる。
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図はエアコンプレツサの縦断面図、第2
図は第1図中の要部拡大図、第3図は第2の実施
例に係るエアコンプレツサを第2図と同様に示す
要部拡大図、第4図は第3の実施例に係るエアコ
ンプレツサを第2図と同様に示す要部拡大図、第
5図及び第6図は先行技術を示し、第5図はエア
コンプレツサの縦断面図、第6図は第5図中の要
部拡大図である。 1……クランクケース、5……シリンダ、6…
…シリンダヘツド、16……リツプリング、3
1,41……ロツキングピストン、34,51…
…固定リング、35,43,52……環状隆起
部。
し、第1図はエアコンプレツサの縦断面図、第2
図は第1図中の要部拡大図、第3図は第2の実施
例に係るエアコンプレツサを第2図と同様に示す
要部拡大図、第4図は第3の実施例に係るエアコ
ンプレツサを第2図と同様に示す要部拡大図、第
5図及び第6図は先行技術を示し、第5図はエア
コンプレツサの縦断面図、第6図は第5図中の要
部拡大図である。 1……クランクケース、5……シリンダ、6…
…シリンダヘツド、16……リツプリング、3
1,41……ロツキングピストン、34,51…
…固定リング、35,43,52……環状隆起
部。
Claims (1)
- シリンダヘツドを有しクランクケース上に搭載
されたシリンダと、前記クランクケース内のクラ
ンク軸に連結され、該シリンダ内を揺動しつつ往
復動し、前記シリンダヘツドとの間に圧縮室を形
成するロツキングピストンと、該ロツキングピス
トンに設けられ、環状平板状の挟持部と該挟持部
の外周側から立上つて前記シリンダの内周面に摺
接するリツプ部とからなるリツプリングと、前記
ロツキングピストンとの間で該リツプリングの挟
持部を固定する固定リングとを備え、前記ロツキ
ングピストン及び固定リングのいずれか一方には
他方との間で前記リツプリングの挟持部を環状に
挟持する環状隆起部を形成してなるエアコンプレ
ツサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987110880U JPH0341104Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987110880U JPH0341104Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415783U JPS6415783U (ja) | 1989-01-26 |
| JPH0341104Y2 true JPH0341104Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=31348435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987110880U Expired JPH0341104Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341104Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5230995B2 (ja) * | 2007-11-09 | 2013-07-10 | 周 文三 | 改良されたシールリングを有する空気圧縮機 |
| JP6399859B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-10-03 | シナノケンシ株式会社 | 真空機又は圧縮機、及びピストン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3233854A1 (de) * | 1982-09-11 | 1984-03-15 | Erich 7812 Bad Krozingen Becker | Pendelkolbenpumpe |
| JPH027267Y2 (ja) * | 1985-12-06 | 1990-02-21 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP1987110880U patent/JPH0341104Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6415783U (ja) | 1989-01-26 |
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