JPH0341469B2 - - Google Patents

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JPH0341469B2
JPH0341469B2 JP18751682A JP18751682A JPH0341469B2 JP H0341469 B2 JPH0341469 B2 JP H0341469B2 JP 18751682 A JP18751682 A JP 18751682A JP 18751682 A JP18751682 A JP 18751682A JP H0341469 B2 JPH0341469 B2 JP H0341469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は血圧降下作用などの血管拡張作用を有
する1,4−ジヒドロピリジン誘導体に関する。
更に詳しくは下記一般式〔〕で示される化合物
に関する。 (式中R1は低級アルキル基を、R2は水素原子
又はハロゲン原子を、R3はハロゲン原子、トリ
フルオロメチル基又はニトロ基を、R4、R5は水
素原子、低級アルキル基、トリフルオロメチル
基、フエノキシ基、フエノキシメチル基、フエニ
ルアルキル基、フリル基、チエニル基、ピロリル
基、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジル基、
ピラゾリル基、イミダゾリル基又は置換基を有し
てもよいフエニル基を、ここで該置換基は低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、ニトロ基、アミノ基、モノ低級アルキルア
ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、アシルアミノ
基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基、ハ
ロゲン原子又はメチレンジオキシ基であり、Aは
低級アルキル基で置換されていてもよいヘプタメ
チレン基又はオクタメチレン基を表わす。) 従来、心臓疾患、脳循環障害、高血圧症等の治
療薬として汎用されている1,4−ジヒドロピリ
ジン誘導体としては、4−(2−ニトロフエニル)
−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸ジメチルエステル(米国
特許3485847号;ニフエジピンと略す)及び4−
(3−ニトロフエニル)−2,6−ジメチル−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸3
−メチルエステル−5−β−(N−ベンジル−N
−メチルアミノ)エチルエステル塩酸塩(特公昭
55−45075号;ニカルジピンと略す)などが知ら
れている。しかしながら、これらの化合物を犬な
どに例えば、10μg/Kg静脈内投与した時の血管
拡張作用及び降圧効果は30〜40分程度の短時間で
消失すること、及びこれらの化合物は心臓機能に
負担を及ぼす原因の一つである心拍数の増加作用
を有することが報告されている(Arzneimittel
Forschung、22巻、1号、33頁、1972年;同誌、
26巻、12号、2172頁、1976年;東邦医学会雑誌、
26巻、12号、48頁、1979年)。従つて、これらの
化合物が高血圧症及び心臓疾患などの治療薬とし
て長時間にわたり安定した効果を保つためには投
与回数の増加もしくは徐放型製剤化又は他の薬剤
との併用などの手段を用いることを余儀なくされ
る。 本発明は持続性の血圧降下作用ならびに血管拡
張作用を有し、しかも心拍数に対する影響が小さ
く、従つて高血圧症、脳および心臓などの循環器
疾患の治療薬として有用な前記一般式〔〕で示
される1,4−ジヒドロピリジン誘導体の提供を
目的とする。 本発明化合物〔)は下記一般式〔〕で示さ
(式中R1,R2,R3,R4及びAは前記と同意
義。) る互変異性体及び1,4−ジヒドロピリジン環の
4位の不斉炭素原子に基づく光学異性体を包含す
る。 前記一般式〔〕のR1,R4,R5及びAにおけ
る低級アルキル基とはメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基又はtert−ブチル基などの炭素数1〜
4個の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を表わし、
R2及びR3で表わされるハロゲン原子としては塩
素原子、フツ素原子、臭素原子又はヨウ素原子を
含み、R2及びR3が同時にハロゲン原子であると
きは共に塩素原子である場合が好適である。R4
R5におけるフエニルアルキル基としてはベンジ
ル基、クロロベンジル基、メトキシベンジル基、
α−フエネチル基、β−フエネチル基又はフエノ
キシメチル基等が挙げられる。R4,R5の置換基
を有してもよいフエニル基とは未置換フエニル基
はもとよりクロロフエニル基、ブロモフエニル
基、フルオロフエニル基、ヨードフエニル基、ジ
クロロフエニル基、ジブロモフエニル基、ジフル
オロフエニル基、メトキシフエニル基、ジメトキ
シフエニル基、トリメトキシフエニル基、メチレ
ンジオキシフエニル基、トリル基、エチルフエニ
ル基、プロピルフエニル基、ブチルフエニル基、
ジメチルフエニル基、ジエチルフエニル基、トリ
メチルフエニル基、メトキシカルボニルフエニル
基、エトキシカルボニルフエニル基、プロポキシ
カルボニルフエニル基、ブトキシカルボニルフエ
ニル基、アミノフエニル基、N−メチルアミノフ
エニル基、N−エチルアミノフエニル基、N,N
−ジエチルアミノフエニル基、N−アセチルアミ
ノフエニル基又はN−ベンゾイルアミノフエニル
基等が挙げられる。Aで表わされるヘプタメチレ
ン基又はオクタメチレン基は未置換であるものの
他に、ヘプタメチレン基においては1〜7位のい
ずれかの位置に、オクタメチレン基においては1
〜8位のいずれかの位置に1個又は2個の低級ア
ルキル基で置換されたものも含む。この場合低級
アルキル基としてはメチル基が最も好ましく、結
合位置としては夫々のアルキレン基の未端が望ま
しい。 特開昭56−140989号公報には1,4−ジヒドロ
ピリジン誘導体の5位のエステル残基としてアル
キレン基にイミダゾリル基が結合した化合物の記
載があるが、これはアルキレン基がイミダゾール
環の窒素原子と直接結合したものである。一方、
本発明化合物はアルキレン基とピラゾリル基の間
に酸素原子が介在している点に本発明化合物の構
造上の新規性があり、後述のような持続性で優れ
た薬理効果をもたらした。 次に本発明化合物〔〕の代表化合物の薬理学
的活性試験について説明する。 血圧降下作用、血管拡張作用及び心拍数の測定 投与方法:薬物はポリエチレングリコール400に
溶解して使用した。 静脈内投与;体重8〜12Kgの雑種犬の右大腿
静脈内に薬物を投与した。結果を第1表に示
す。 十二指腸内投与;上記と同様の動物を使用
し、十二指腸内にポリエチレンチユーブカテー
テルを挿入し、固定後カテーテルより薬物を投
与した。 結果を第2表に示した。 測定方法;前記実験動物のペントバルビタールナ
トリウム30mg/Kgを静脈内投与し麻酔したのち
薬物を投与した。血管拡張作用は右推骨動脈及
び左大腿動脈における血流量増加測定に依つ
た。血圧は大腿動脈血圧を観血的に圧トランジ
ユーサーMPU−0.5A(日本光電製)により、
心拍数は血圧脈波を心拍数計AT−600G(日本
光電製)により夫々測定した。また、血流量は
右推骨動脈および左大腿動脈を各々露出し、内
径2〜3mmの電磁血流計プローブを装着して非
観血的に電磁血流計MFV−1200(日本光電製)
で測定し、ペン書きオシログラフWI−681G
(日本光電製)で記録した。 第1,2表において、血圧降下作用は薬物投与
後の平均血圧の変化を投与前の平均血圧に対する
百分率で表わし、血管拡張作用は薬物投与後の推
骨動脈血流量及び大腿動脈血流量の増加量を夫々
の薬物投与前の血流量に対する百分率として表わ
し、心拍数の変化率は薬物投与後の心拍数を投与
前の心拍数に対する百分率として表わした。な
お、両表には比較対照化合物として前記公知であ
るニカルジピンの試験結果を併記した。 また、両表における化合物の表示欄において、
化合物1とは後述の実施例1での化合物を、化合
物2とは実施例2での化合物を意味し、以下同様
にして表示した。
【表】
【表】
〔製造法 A〕
本発明化合物〔〕は、下記一般式〔〕 (式中R2,R3は前記と同意義を表わし、R6
前記のR1又は下記の一般式〔〕 で示される置換ピラゾリルオキシヘプチル基又は
置換ピラゾリルオキシオクチル基を表わす。)で
示されるベンジリデンアセト酢酸エステル誘導体
1.0モルと下記一般式〔〕 式中R7は前記のR1又は前記一般式〔〕で示
される置換ピラゾリルオキシヘプチル基又は置換
ピラゾリルオキシオクチル基を表わす。 但し、一般式〔〕のR6がR1を表わすときR7
は一般式〔〕で示される置換ピラゾリルオキシ
ヘプチル基又は置換ピラゾリルオキシオクチル基
であり、R6が一般式〔〕で示される基を表わ
すときはR7はR1を表わす。)で示されるエナミノ
カルボン酸エステル誘導体1.0〜2.0モル、好適に
は1.0モルとを反応溶媒の存在下又は非存在下に、
反応温度50〜150℃で反応させて製造できる。反
応溶媒としてはメタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の
アルコール類、エチレングリコール、プロピレン
グリコール等のジオール類、メチルセロソルブ、
エチルセロソルブ等のセロソルブ類、ニトロベン
ゼン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−
ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリ
アミド又は酢酸から選択される一種又は二種以上
の混合溶媒が使用される。 〔製造法 B〕 更に、本発明化合物〔〕は下記一般式〔〕 (式中R1,R2,R3及びAは前記と同意義を表
わし、R8はトシルオキシ基又はハロゲン原子を
表わす。)で示されるジヒドロピリジン誘導体1.0
モルと下記一般式〔〕で示されるピラゾロン誘
導体1.0〜6.0モル、好適には1.0〜2.0モルとを アニオン化試薬及び必要に応じてアルカリ金属
ヨウ化物の共存下に反応溶媒中、反応温度0〜
180℃、好適には15〜100℃で反応させても製造で
きる。この〔製造法B〕の反応はピラゾロン誘導
体〔〕とアニオン化試薬とをあらかじめ反応さ
せ、この反応混合物にジヒドロピリジン誘導体
〔〕を、更に必要に応じてアルカリ金属ヨウ化
物を添加すると有利に進行する。アニオン化試薬
としては金属ナトリウム、金属カリウム等のアル
カリ金属、金属カルシウム、金属マグネシウム等
のアルカリ土類金属、水素化ナトリウム、水素化
カリウム等の水素化アルカリ金属、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の水酸化物又はメタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール類のナトリウムもしくはカリウムアル
コキシド等が使用できる。アニオン化試薬として
アルコキシドを使用する場合には反応過程で生成
するアルコール類を、さらに水酸化物を使用する
場合には水をそれぞれ可及的に除去すると有利で
ある。アニオン化試薬の使用量は好適には1.0〜
2.0モルとし、かつ、この範囲内において必ずピ
ラゾロン誘導体〔〕の使用量以下とするのが適
当である。また、アルカリ金属ヨウ化物としては
ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等が挙げられ
る。反応溶媒としてはジメチルスルホキシド、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ピリジン、ジオキサン、ヘキサ
メチルリン酸トリアミド、N−メチルモルホリ
ン、1,2−ジメトキシエタン等の一種又は二種
以上の混合溶媒が使用される。 なお、本製造法においては下記一般式〔〕で
示される化合物が副生成物として生成され、これ
らも持続的な血圧降下及び血管拡張作用を有す
る。 (式中R1,R2,R3,R4,R5及びAは前記と同
意義。) 〔製造法A及びBで使用した主な原料化合物の製
造法〕 Γ 一般式〔〕の化合物 下記一般式で示されるアセト酢酸エステル誘導
体とアンモニアとを用いて、 (式中R7は前記と同意義。) 公知のエナミノカルボン酸エステル誘導体の製
造法、例えばJournal of the American
Chemical Sociehy、67巻、1017頁、1945年に記
載された方法に準じて製造できる。 Γ 一般式〔〕の化合物 下記一般式で示されるベンズアルデヒド誘導体
(式中R2,R3は前記と同意義。) 下記一般式で示されるアセト酢酸エステル誘導
体とを (式中R6は前記と同意義。) 用いて、公知のベンジリデンアセト酢酸エステル
誘導体の製造法、例えばOrganic Synthesis
Collective Volume、4巻、408頁、1963年に記
載された方法に準じて製造できる。 Γ 一般式〔〕の化合物 (各式中R1,R2,R3及びAは前記と同意義。) 上記反応式で示す工程で化合物〔〕を合成す
る。即ち、前記の〔製造法A〕と化学的類似方法
によつて一般式〔〕のジヒドロピリジン誘導体
を得、ついで通常のハロゲン化反応又はトシル化
反応によつて化合物〔〕が得られる。一般式
〔′〕は一般式〔〕のR6がR1に、一般式
〔′〕は一般式〔〕のR7が−A−OHで示され
る基に置き換つたものである。ここで通常のハロ
ゲン化反応にはチオニルクロライド、チオニルブ
ロマイド等を、トシル化反応にはトシルクロライ
ドを用いるのが好適である。一般式〔〕及び
〔〕で示される化合物は本発明化合物〔〕の
製造中間体として有用であるばかりでなく、それ
ら独自で有用な薬理活性、例えば血圧降下作用、
血管拡張作用又は血小板凝集抑制作用等が認めら
れた。 Γ 一般式〔〕の化合物 公知のピラゾロン誘導体の製造法、例えば
Berichte Der Deutchen Chemischen
Gesellschaft29巻253頁に記載された方法に準じ
て製造できる。 以下、本発明化合物〔〕の製造方法を実施例
をもつて具体的に説明する。実施例中で使用した
カラムクロマトグラフイー用シリカゲルはワコー
ゲルC−200〔和光純薬(株)製〕である。 実施例 1 3−ニトロベンジリデンアセト酢酸メチルエス
テル4.98g(20ミリモル)、3−アミノクロトン
酸7−(5−フエニル−3−ピラゾリルオキシ)
ヘプチルエステル7.15g(20ミリモル)及びエタ
ノール7mlを混合し、5時間加熱還流した。この
反応液を減圧濃縮し黄色油状の残留物を得た。こ
の残留物をクロロホルム−メタノール混合液(容
量比150:1)を溶出液として用いるシリカゲル
カラムクロマトグラフイーに付し、目的物を含む
溶出部を減圧濃縮して得た黄色油状物にエタノー
ル2mlを加え一夜放置すると黄色結晶が析出し
た。この結晶を取し、エタノールから再結晶し
て上記の構造式で示される1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)−
3−メトキシカルボニル−ピリジン−5−カルボ
ン酸7−(5−フエニル−3−ピラゾリルオキシ)
ヘプチルエステルの淡黄色結晶5.10g(収率43.3
%)を得た。 融点123〜127℃ IR(CHCl3)cm-1 3500,3470,1700,1525,1355 PMR(DMSO−d6)δ:0.90〜2.00(10H,m) 2.30(6H,s) 3.54(3H,s) 3.94(2H,t) 4.04(2H,t) 4.96(1H,s) 6.05(1H,s) 7.10〜8.07(9H,m) 8.90(1H,broad) 12.20(1H,broad) 元素分析値(C32H36N4O7として) C H N 理論値% 65.29 6.16 9.52 実験値% 65.03 6.27 9.73 実施例 2 (イ) アセト酢酸7−ヒドロキシヘプチルエステル
64.9g(0.30モル)、2−ニトロベンズアルデ
ヒド45.3g(0.30モル)及びβ−アミノクロト
ン酸メチルエステル34.5g(0.30モル)をエタ
ノール200mlに溶解し5時間加熱還流した。放
冷後、エタノールを減圧留去し、得られた残留
物を酢酸エチル500mlに溶解し、これを水200ml
で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。この溶液を減圧濃縮して得た黄色油状の残
留物をクロロホルム−メタノール混合液(容量
比50:1)を溶出液として用いるシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーに付し、目的物を含む
溶出部を減圧濃縮して1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−(2−ニトロフエニル)−3
−メトキシカルボニル−ピリジン−5−カルボ
ン酸7−ヒドロキシヘプチルエステルを黄色油
状物として64.3g(収率48.0%)得た。 (ロ) (イ)の方法で得た1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−(2−ニトロフエニル)−3−メ
トキシカルボニル−ピリジン−5−カルボン酸
7−ヒドロキシヘプチルエステル62.5g(0.14
モル)及びトシルクロライド53.4g(0.28モ
ル)をクロロホルム300mlに溶解し氷冷下でこ
の溶液にピリジン50g(0.63モル)を滴下し20
分間撹拌した。この反応液に氷水500mlを加え
1時間撹拌した後、クロロホルム層を分取し、
これを1.0規定硫酸200ml、水200ml及び飽和重
曹水300mlで順次洗浄した。このクロロホルム
溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮し
て黄色油状の残留物を得た。この残留物をベン
ゼン−酢酸エチル混合液(容量比5:1)を溶
出液として用いるシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーに付し、目的物を含す溶出部を減圧濃
縮して1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−(2−ニトロフエニル)−3−メトキシカル
ボニル−ピリジン−5−カルボン酸7−トシル
オキシヘプチルエステルを黄色油状物として
72.3g(収率85.7%)得た。 PMR(CDCl3)δ:1.00〜2.00(10H,m) 2.25(3H,s) 2.30(3H,s) 2.42(3H,s) 3.75〜4.22(4H,m) 5.68(1H,s) 6.30(1H,broad) 7.00〜8.05(9H,m) (ハ) 水素化ナトリウム0.24g(10ミリモル)を
N,N−ジメチルホルムアミド5mlに懸濁し、
これに3−フエニル−5−ピラゾロン2.45g
(12ミリモル)を添加し、水素の発生が終了す
るまで室温下で撹拌した。この溶液に上記(ロ)の
方法で得た。1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−(2−ニトロフエニル)−3−メトキ
シカルボニル−ピリジン−5−カルボン酸7−
トシルオキシヘプチルエステル6.01g(10ミリ
モル)をN,N−ジメチルホルムアミド10mlに
溶解した溶液を加え、90℃で1時間加熱撹拌し
た。反応終了後、反応液を氷水200mlに注入し、
目的物を酢酸エチル50mlで抽出した。この酢酸
エチル溶液を水50mlで3回洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥したのち減圧濃縮して褐色油状
の残留物を得た。この残留物をベンゼン−酢酸
エチル混合液(容量比1:1)を溶出液として
用いるシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
付し、目的物を含む溶出部を減圧濃縮して結晶
を得た。この結晶をエタノールから再結晶して
前記の構造式で示される1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−ニトロフエニル)
−3−メトキシカルボニル−ピリジン−5−カ
ルボン酸7−(5−フエニル−3−ピラゾリル
オキシ)ヘプチルエステルの黄色結晶3.55g
(収率60.3%)を得た。融点151.0〜154℃ IR(KBr)cm-1: 3320,1675,1680,1345,1、1210 PMR(DMSO−d6)δ:0.88〜2.00(10H,m) 2.18(3H,s) 2.25(3H,s) 3.40(3H,s) 3.67〜4.23(4H,m) 5.51(1H,s) 6.03(1H,s) 7.00〜7.77(9H,m) 8.77(1H,broad) 12.20(1H,broad) 元素分析値(C32H36N4O7として) C H N 理論値% 65.29 6.16 9.52 実験値% 65.23 6.34 9.44 実施例 3 水素化ナトリウム0.24g(10ミリモル)をN,
N−ジメチルホルムアミド5mlに懸濁し、これに
室温撹拌下3−メチル−5−ピラゾロン1.0g
(10ミリモル)を添加した。水素の発生が終了後、
この溶液に1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル
−4−(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカル
ボニル−ピリジン−5−カルボン酸7−クロロヘ
プチルエステル4.65g(10ミリモル)のN,N−
ジメチルホルムアミド溶液10mlを加え1時間100
℃で加熱撹拌した。反応終了後、反応液を氷水
200ml中に注入し、酢酸エチル50mlで目的物を抽
出した。この酢酸エチル溶液を水50mlで3回洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮して褐
色の油状物を得た。この油状物をクロロホルム−
メタノール混合液(容量比100:1)を溶出液と
して用いるシリカゲルカラムクロマトグラフイー
に付し、目的物を含む溶出部を減圧濃縮して結晶
を得た。この結晶をベンゼンから再結晶して上記
の構造式で示される1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)−3−メト
キシカルボニル−ビリジン−5−カルボン酸7−
(5−メチル−3−ピラゾリルオキシ)ヘプチル
エステルの黄色結晶2.10g(収率39.9%)を得
た。融点122.0〜124.0℃ IR(CHCl3)cm-1 3500,3465,2950,1695,1520,1345 PMR(CDCl3)δ:1.09〜1.97(10H,m) 2.17(3H,s) 2.30(6H,s) 3.65(3H,s) 4.00(2H,t) 4.03(2H,t) 5.03(1H,s) 5.40(1H,s) 6.18(1H,s) PMR(CDCl3+DMSO・d6)δ:11.07(1H,
broad) 元素分析値(C27H34N4O7として) C H N 理論値% 61.58 6.51 10.64 実験値% 61.61 6.78 10.37 実施例 4〜33 前記の製造法A又はBを適宜準用して製造し
た。第3表に製造した化合物名、その融点、IR
スペクトル、PMRスペクトル及び元素分析値を
示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例記載の化合物の他に次の化合物も合成し
た。 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(2−ピロ
リル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエステ
ル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(2−ピリ
ジル)−3−ピラゾリルオキシ〕−1−メチル−ヘ
プチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(3−ピリ
ジル)−3−ピラゾリルオキシ〕−7−メチル−ヘ
プチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−ピリ
ジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエステ
ル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−ピリ
ミジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエス
テル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−ピリ
ダジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエス
テル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸8−〔5−(4−ピリ
ダジル)−3−ピラゾリルオキシ〕−1,8−ジメ
チル−オクチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(2,3−ジクロロフエニル)−3−メトキシカル
ボニル−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4
−ピリダジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチ
ルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(2−トリフルオロフエニル)−3−メトキシカル
ボニル−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4
−ピリダジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチ
ルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(3−ピラ
ゾリル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエス
テル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−イミ
ダゾリル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエ
ステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(3−クロ
ロフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチル
エステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−ヨー
ドフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチル
エステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(2−ブロ
モフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチル
エステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸8−〔5−(2,4−
ジクロロフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕オ
クチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸8−〔4−(2,6−
ジメトキシフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕
オクチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(α−フエ
ネチル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチルエス
テル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−イソ
プロポキシフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕
ヘプチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(3,4−
メチレンジオキシルベンジル)−3−ピラゾリル
オキシ〕ヘプチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−N,
N−ジメチルアミノフエニル)−3−ピラゾリル
オキシ〕ヘプチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−アミ
ノフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチル
エステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−アセ
チルアミノフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕
ヘプチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−ベン
ゾイルアミノフエニル)−3−ピラゾリルオキシ〕
ヘプチルエステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(2−クロ
ロベンジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチル
エステル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフエニル)−3−メトキシカルボニル
−ピリジン−5−カルボン酸7−〔5−(4−メト
キシベンジル)−3−ピラゾリルオキシ〕ヘプチ
ルエステル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は低級アルキル基を、R2は水素原子
    又はハロゲン原子を、R3はハロゲン原子、トリ
    フルオロメチル基又はニトロ基を、R4、R5は水
    素原子、低級アルキル基、トリフルオロメチル
    基、フエノキシ基、フエノキシメチル基、フエニ
    ルアルキル基、フリル基、チエニル基、ピロリル
    基、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジル基、
    ピラゾリル基、イミダゾリル基又は置換基を有し
    てもよいフエニル基を、ここで該置換基は低級ア
    ルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメチ
    ル基、ニトロ基、アミノ基、モノ低級アルキルア
    ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、アシルアミノ
    基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基、ハ
    ロゲン原子、又はメチレンジオキシ基であり、A
    は低級アルキル基で置換されていてもよいヘプタ
    メチレン基又はオクタメチレン基を表わす。)で
    示される1,4−ジヒドロピリジン誘導体。
JP18751682A 1982-10-27 1982-10-27 1,4−ジヒドロピリジン誘導体 Granted JPS5978184A (ja)

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