JPH0341735Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341735Y2 JPH0341735Y2 JP1984045679U JP4567984U JPH0341735Y2 JP H0341735 Y2 JPH0341735 Y2 JP H0341735Y2 JP 1984045679 U JP1984045679 U JP 1984045679U JP 4567984 U JP4567984 U JP 4567984U JP H0341735 Y2 JPH0341735 Y2 JP H0341735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- reinforced plastic
- board
- boron
- prepreg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
(従来の技術)
この考案はスキーの補強板、更に詳細にはスキ
ーの中芯材の上面、あるいは下面に接着されるス
キーの補強板に係る。
ーの中芯材の上面、あるいは下面に接着されるス
キーの補強板に係る。
(従来の技術)
従来の、スキー板の中芯材の上面と下面に接着
される補強板は、繊維強化ブラスチツク板(以下
FRP板という)を用いて構成される。FRP板は
ガラス繊維、カーボン繊維等の単一繊維の織布、
又は多数本の引揃え方式、又は他の繊維と合織
し、交互に配列して、主としてプリプレツグ成形
により合成樹脂を含浸硬化させて成形していた。
これらの繊維の太さは、ガラス繊維が5〜20ミク
ロン、カーボン繊維は6〜8ミクロン等であるた
め交互配列クロス等の場合でも平滑な板に成形す
ることができる。
される補強板は、繊維強化ブラスチツク板(以下
FRP板という)を用いて構成される。FRP板は
ガラス繊維、カーボン繊維等の単一繊維の織布、
又は多数本の引揃え方式、又は他の繊維と合織
し、交互に配列して、主としてプリプレツグ成形
により合成樹脂を含浸硬化させて成形していた。
これらの繊維の太さは、ガラス繊維が5〜20ミク
ロン、カーボン繊維は6〜8ミクロン等であるた
め交互配列クロス等の場合でも平滑な板に成形す
ることができる。
他方、無機繊維の一つとしてボロン繊維が知ら
れており、その比強度、比剛性、比弾性が高く軽
量構造材として注目されている。特に弾性強度は
エポキシ樹脂マトリクスのFRP板においてカー
ボン繊維、ガラス繊維に比較して1.5〜5倍程度
はある。
れており、その比強度、比剛性、比弾性が高く軽
量構造材として注目されている。特に弾性強度は
エポキシ樹脂マトリクスのFRP板においてカー
ボン繊維、ガラス繊維に比較して1.5〜5倍程度
はある。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、ボロン繊維は、その生成に芯線
としてタングステン線を必要とするため、径を細
くするとその価格は幾何学級数的に大きくなるの
で100μφ程度の大きさのものを用いるのが適当で
ある。そして、その100μφ程度のボロン繊維を使
用してFRP板を作成するため交互配列クロス状
にした場合はボロン繊維が合成樹脂を含浸硬化さ
せた後でも板表面に露出し、その後の加工工程に
おいてボロン繊維が傷つき易い課題があつた。特
にボロン繊維は、他の無機繊維と同様に脆性材料
であるため、外表面の小さな傷により弾性内であ
つても、急に破断する恐れがあり、スキー板の補
強板に使用するには危険性が高いという課題があ
つた。
としてタングステン線を必要とするため、径を細
くするとその価格は幾何学級数的に大きくなるの
で100μφ程度の大きさのものを用いるのが適当で
ある。そして、その100μφ程度のボロン繊維を使
用してFRP板を作成するため交互配列クロス状
にした場合はボロン繊維が合成樹脂を含浸硬化さ
せた後でも板表面に露出し、その後の加工工程に
おいてボロン繊維が傷つき易い課題があつた。特
にボロン繊維は、他の無機繊維と同様に脆性材料
であるため、外表面の小さな傷により弾性内であ
つても、急に破断する恐れがあり、スキー板の補
強板に使用するには危険性が高いという課題があ
つた。
更に、ボロンフアイバー強化プラスチツク板と
グラスフアイバー強化プラスチツク板とを積層し
たスキーについては、実開昭49−115071「複合板
強化スキー」、あるいは実公昭56−6138「複合板強
化スキー」等が知られている。しかしながら、こ
れら従来例では固形板相互を接着させるため界面
が生じ接着剤で接着する場合には気泡が生じやす
く、気泡から強度劣化を生ずる場合がある課題を
有した。実公昭52−617「スキー」では、FRPの
プリプレグ補強材を中芯に巻き付ける旨の記載が
ある。しかしながら、この実施例でも固形板と考
えられる中芯と、プリプレグのFRPとを接着さ
せるため相互のなじみが悪い課題を有した。
グラスフアイバー強化プラスチツク板とを積層し
たスキーについては、実開昭49−115071「複合板
強化スキー」、あるいは実公昭56−6138「複合板強
化スキー」等が知られている。しかしながら、こ
れら従来例では固形板相互を接着させるため界面
が生じ接着剤で接着する場合には気泡が生じやす
く、気泡から強度劣化を生ずる場合がある課題を
有した。実公昭52−617「スキー」では、FRPの
プリプレグ補強材を中芯に巻き付ける旨の記載が
ある。しかしながら、この実施例でも固形板と考
えられる中芯と、プリプレグのFRPとを接着さ
せるため相互のなじみが悪い課題を有した。
(課題を解決するための手段)
この考案は、プリプレツグ状ボロン繊維強化ブ
ラスチツク外周をプリプレツグ状繊維強化ブラス
チツクによつて被覆し加熱加圧して、プリプレグ
状ボロン繊維強化プラスチツクを繊維強化プラス
チツク中に埋設させて一体化し板状体としたこと
を特徴とするスキーの補強板を提供する。
ラスチツク外周をプリプレツグ状繊維強化ブラス
チツクによつて被覆し加熱加圧して、プリプレグ
状ボロン繊維強化プラスチツクを繊維強化プラス
チツク中に埋設させて一体化し板状体としたこと
を特徴とするスキーの補強板を提供する。
(作用)
ボロン繊維強化プラスチツクも繊維強化プラス
チツクもプリプレグ状態からなるため、相互にな
じみやすく、界面を作らず、ボロン繊維強化プラ
スチツクを繊維強化プラスチツクで被覆し加熱加
圧して繊維強化プラスチツク中に埋設させて一体
化した板状体となる。
チツクもプリプレグ状態からなるため、相互にな
じみやすく、界面を作らず、ボロン繊維強化プラ
スチツクを繊維強化プラスチツクで被覆し加熱加
圧して繊維強化プラスチツク中に埋設させて一体
化した板状体となる。
(実施例)
次にこの考案の構成を実施例図面に基づいて説
明する。1はスキー板、2は補強板、3は中芯
材、4は滑走面材、5はスチールエツジ、6は表
面層材である。補強板2は、ボロン繊維強化プラ
スチツク板7(以下BFRP板という)を上下の繊
維強化プラスチツク板8(以下FRP板という)
によつて被覆して形成する。BFRP7板は、ボロ
ン繊維を単一の繊維状のままのもの、或は、クロ
ス状又は引揃え方法によつたものにエポキシ状態
等の合成樹脂を含浸硬化させて形成する。ボロン
繊維の太さは、4.0mils、5.6mils、8.0mils(/
mils=25.40005μ)の種類があるが、この実施例
では4.0mils(約101.6μ)のものを使用する。成形
方法はプリプレツグ成形によつて帯状板に形成す
るが、ハンドレイアツプ成形その他の成形方法で
もよい。BFRP帯状板の幅は、補強板全体の大き
さによつて異なり、通常5〜30mmに成形するが、
幅広に形成した板を、上記程度の幅に栽断しても
よく、この実施例では7mm幅のものを3本平行に
並べて構成する。他の実施例として、より幅広の
ものを1本或は、より細い幅のものを適宜多数本
並べて構成してもよい。FRP板8は、ガラス繊
維、カーボン繊維、或は他の合成繊維を織布状又
は合繊布状にし、ハンドレイアツプ成形によりエ
ポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸硬化させて形成す
る。この実施例では、FRP板8はガラス繊維強
化プラスチツク板である。FRP板8は、BFRP板
7をその2枚の間に接着する前は含浸した合成樹
脂は未硬化の状態とする。これはハンドレイアツ
プ等の成形工程の途中状態である。この含浸した
合成樹脂が末硬化の状態であるFRP板8を下層
とし、その上にBFRP板7を適宜本数配列して中
間材とし、更にその上に下層と同様のFRP板8
を載置する。このときBFRP板7はFRP板8の未
硬化状態合成樹脂の漏れにより、確実に配列接着
する。次工程の熱圧締プレス成形の加熱により
BFRP板7の表面合成樹脂は一度軟化した後FRP
板8の合成樹脂の硬化と共に再硬化するので、
BFRP板7とFRP板8とは完全に一体の補強板2
となる。
明する。1はスキー板、2は補強板、3は中芯
材、4は滑走面材、5はスチールエツジ、6は表
面層材である。補強板2は、ボロン繊維強化プラ
スチツク板7(以下BFRP板という)を上下の繊
維強化プラスチツク板8(以下FRP板という)
によつて被覆して形成する。BFRP7板は、ボロ
ン繊維を単一の繊維状のままのもの、或は、クロ
ス状又は引揃え方法によつたものにエポキシ状態
等の合成樹脂を含浸硬化させて形成する。ボロン
繊維の太さは、4.0mils、5.6mils、8.0mils(/
mils=25.40005μ)の種類があるが、この実施例
では4.0mils(約101.6μ)のものを使用する。成形
方法はプリプレツグ成形によつて帯状板に形成す
るが、ハンドレイアツプ成形その他の成形方法で
もよい。BFRP帯状板の幅は、補強板全体の大き
さによつて異なり、通常5〜30mmに成形するが、
幅広に形成した板を、上記程度の幅に栽断しても
よく、この実施例では7mm幅のものを3本平行に
並べて構成する。他の実施例として、より幅広の
ものを1本或は、より細い幅のものを適宜多数本
並べて構成してもよい。FRP板8は、ガラス繊
維、カーボン繊維、或は他の合成繊維を織布状又
は合繊布状にし、ハンドレイアツプ成形によりエ
ポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸硬化させて形成す
る。この実施例では、FRP板8はガラス繊維強
化プラスチツク板である。FRP板8は、BFRP板
7をその2枚の間に接着する前は含浸した合成樹
脂は未硬化の状態とする。これはハンドレイアツ
プ等の成形工程の途中状態である。この含浸した
合成樹脂が末硬化の状態であるFRP板8を下層
とし、その上にBFRP板7を適宜本数配列して中
間材とし、更にその上に下層と同様のFRP板8
を載置する。このときBFRP板7はFRP板8の未
硬化状態合成樹脂の漏れにより、確実に配列接着
する。次工程の熱圧締プレス成形の加熱により
BFRP板7の表面合成樹脂は一度軟化した後FRP
板8の合成樹脂の硬化と共に再硬化するので、
BFRP板7とFRP板8とは完全に一体の補強板2
となる。
表1はエポキシ樹脂をマトリクスとした場合の
ボロン繊維、高強度ガラス繊維、高強度カーボン
繊維、高弾性カーボン繊維の比弾性、比強度を比
較したものである。弾性強度はボロン弾性強化板
を100%とした場合、ガラス繊維強化板は22%、
カーボン繊維強化板は約59%であり、ボロン繊維
強化板はガラス繊維強化板の約1/4幅の構成で同
様な弾性度を得ることができる。
ボロン繊維、高強度ガラス繊維、高強度カーボン
繊維、高弾性カーボン繊維の比弾性、比強度を比
較したものである。弾性強度はボロン弾性強化板
を100%とした場合、ガラス繊維強化板は22%、
カーボン繊維強化板は約59%であり、ボロン繊維
強化板はガラス繊維強化板の約1/4幅の構成で同
様な弾性度を得ることができる。
(考案の効果)
したがつて、この考案では、ボロン繊維強化プ
ラスチツクも繊維強化プラスチツクもプリプレグ
状態からなるため、相互になじみやすく、界面を
作らず、ボロン繊維強化プラスチツクを繊維強化
プラスチツクで被覆し加熱加圧して繊維強化プラ
スチツク中に埋設させて一体化し板状体となつて
も強度劣化は生じない。さらに、この考案は上述
のような構成を有するので、補強板を中芯材に接
着する場合、一般に接着剤の濡れと投錨効果を売
るため補強板の表面をサンテイング加工処理する
が、ボロン繊維が補強板の表面に露出していない
ため、ボロン繊維を傷つけずに接着を行なうこと
が出来る。又、ボロン繊維が他の繊維と比べて非
常に高い弾性度を有するので、その幅を狭くする
ことが出来、従来3層構造が必要とされた補強板
を上下2層とし、その中間材ににより細いBFRP
板を設けたことで比較的軽量で高弾性に構成する
ことが可能である。更に、この考案をスキーに使
用した場合、特に中芯材の上面に使用した場合、
スキー板の上下の屈曲運動に対して非常に強い抗
破壊性を有するという効果がある。
ラスチツクも繊維強化プラスチツクもプリプレグ
状態からなるため、相互になじみやすく、界面を
作らず、ボロン繊維強化プラスチツクを繊維強化
プラスチツクで被覆し加熱加圧して繊維強化プラ
スチツク中に埋設させて一体化し板状体となつて
も強度劣化は生じない。さらに、この考案は上述
のような構成を有するので、補強板を中芯材に接
着する場合、一般に接着剤の濡れと投錨効果を売
るため補強板の表面をサンテイング加工処理する
が、ボロン繊維が補強板の表面に露出していない
ため、ボロン繊維を傷つけずに接着を行なうこと
が出来る。又、ボロン繊維が他の繊維と比べて非
常に高い弾性度を有するので、その幅を狭くする
ことが出来、従来3層構造が必要とされた補強板
を上下2層とし、その中間材ににより細いBFRP
板を設けたことで比較的軽量で高弾性に構成する
ことが可能である。更に、この考案をスキーに使
用した場合、特に中芯材の上面に使用した場合、
スキー板の上下の屈曲運動に対して非常に強い抗
破壊性を有するという効果がある。
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
補強板の横断面図、第2図は補強板の成形途中の
斜視図、第3図はこの補強板をスキーに使用した
場合のスキーの横断面図である。 1……スキー、2……補強板、3……中芯材、
4……滑走面材、5……スチールエツジ、6……
表面層材、7……ボロン繊維強化プラスツク板
(BFRP板)、8……繊維強化プラスツク板(FRP
板)。
補強板の横断面図、第2図は補強板の成形途中の
斜視図、第3図はこの補強板をスキーに使用した
場合のスキーの横断面図である。 1……スキー、2……補強板、3……中芯材、
4……滑走面材、5……スチールエツジ、6……
表面層材、7……ボロン繊維強化プラスツク板
(BFRP板)、8……繊維強化プラスツク板(FRP
板)。
【表】
ボロン構造材と他の構造材との材料力学的特性の比
較。
較。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリプレツグ状ボロン繊維強化プラスチツク
外周をプリプレツグ状繊維強化プラスチツクに
よつて被覆し加熱加圧して、プリプレグ状ボロ
ン繊維強化プラスチツクを繊維強化プラスチツ
ク中に埋設させて一体化し板状体としたことを
特徴とするスキーの補強板。 (2) 繊維強化プラスチツクがガラス繊維強化プラ
スチツクである実用新案登録請求の範囲第1項
記載のスキーの補強板。 (3) 繊維強化プラスチツクがカーボン繊維強化プ
ラスチツクである実用新案登録請求の範囲第2
項記載のスキーの補強板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4567984U JPS60158874U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | スキ−の補強板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4567984U JPS60158874U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | スキ−の補強板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60158874U JPS60158874U (ja) | 1985-10-22 |
| JPH0341735Y2 true JPH0341735Y2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=30559394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4567984U Granted JPS60158874U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | スキ−の補強板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60158874U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49115071U (ja) * | 1973-01-30 | 1974-10-02 | ||
| JPS5941638Y2 (ja) * | 1979-06-22 | 1984-12-01 | パイオニア株式会社 | 単安定マルチバイブレ−タ |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP4567984U patent/JPS60158874U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60158874U (ja) | 1985-10-22 |
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