JPH0759895A - スキー用補強材 - Google Patents

スキー用補強材

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JPH0759895A
JPH0759895A JP23224593A JP23224593A JPH0759895A JP H0759895 A JPH0759895 A JP H0759895A JP 23224593 A JP23224593 A JP 23224593A JP 23224593 A JP23224593 A JP 23224593A JP H0759895 A JPH0759895 A JP H0759895A
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JP
Japan
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ski
reinforcing material
epoxy resin
reinforcing
frp
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Pending
Application number
JP23224593A
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English (en)
Inventor
Teiichi Hasegawa
▲てい▼一 長谷川
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Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキーに使用する補強材であり、サンドイッ
チ構造やモノコック構造が容易に得られ、補強材を構成
するFRPの性能の低下を起こさず、スキー表面の平滑
性が容易に得られ、接着剤の塗布工程を省力化でき、前
記構造を廉価に得られるスキーの補強材を提供する。 【構成】繊維強化プラスチックの硬化板の任意の面に、
潜在性硬化剤を配合したエポキシ樹脂組成物を保持して
なるスキー用補強材、前述のエポキシ樹脂組成物と共に
保持基材を設けたものおよびエポキシ樹脂組成物と共に
熱可塑性プラスチックを保持してなる前述のスキー用補
強材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー板の製造に用い
る補強材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日々より高い性能が追求されている今日
のスキーの多くは、芯材と補強材等からなる複合構造を
有している。このようなスキーに用いられる補強材は、
スキーに高い強度と弾性を与えるために、従来から繊維
強化プラスチック(FRP)が多用されている。図6は
このような従来の複合構造のスキーの断面図を示すもの
で、芯材51の上下面に繊維強化プラスチックの硬化板
52、53を貼り付けたサンドイッチ構造となし、側面
には側面材54をそれぞれ貼り付け、その上面には更に
表面材55、下面には滑走面材58をスペーサー56を
介して貼り付け、スチールエッジ57を側面下部に設け
てスキーとなしている。更に最近では、芯材に立体形状
をした補強材を被せた構造のモノコックスキーと称する
スキーの構造が開発されている。図7はこのような構造
のスキーの例を示すもので、芯材61の上面に立体形状
をした繊維強化プラスチック補強材62を被せ、その下
面に平板状の繊維強化プラスチック補強材63を設けて
接着し、更に上面に表面材65を、下面にスペーサー6
6を介して滑走面材68、スチールエッジ67を設けた
構造をしている。このようなスキーの構造にあっては、
補強材62は、その繊維強化プラスチック素材としての
性能のほかに、補強材が一体のモノコック構造として機
能するため、スキーにより高い性能を付与することが可
能となる。
【0003】このようなサンドイッチ構造と呼ばれる補
強材を有するスキーの構造を得るために、従来はFRP
の硬化板に接着剤を塗布して芯材等に接着し、スキーを
形成していたが最近では、接着剤の塗布作業の省力化の
ため、熱硬化性樹脂を補強繊維に含浸し、未硬化状のプ
リプレーグを補強材として用いスキー成形時の加熱によ
って、硬化せしめると同時に芯材および表面材に接着さ
せる方法が採られている。またモノコック構造のスキー
においては、柔軟な前記プリプレーグ補強材を介して表
面材とともに、スキー芯材に被せて鋳型内で加熱し、任
意の形状に硬化させるとともに芯材と表面材に接着させ
るという方法によっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の補
強材を有するスキーを得る方法では、プリプレーグとい
う常温で半粘性の樹脂を含浸した柔軟なガラス繊維等の
織物からなるFRPを用い、これをスキー芯材に被せて
硬化させるから平面もしくは、任意の立体形状をを得る
ことはたやすいのであるが、繊維強化プラスチック(F
RP)の繊維に緊張が与えられない状態で硬化されるた
め、FRP本来の曲げ強度や曲げ弾性などの物性が低下
してしまうという問題があった。そのためより多くのプ
リプレーグを積層して使用しなければならず、スキー製
造におけるコストアップの要因でもあった。
【0005】またプリプレーグ状態の補強材を芯材に被
せて加熱するから、加熱したときに樹脂が流れて樹脂の
偏在が起こると同時に補強繊維も移動して偏在するの
で、FRPとしての性能が低下するという問題もあり、
同時にそのような樹脂および補強繊維の偏在の結果、ス
キー表面が平滑にならないという問題も起きる。また成
形圧力との関係で場所によっては、補強材と芯材との間
または、表面材との間に空隙が生じ、スキーの性能を著
しく低下させるため、場合によっては、プリプレーグに
接着剤を塗布して使用し、接着を安定にする等の手段が
必要であった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであって、サンドイッチ構造やモノコック構造
の補強材が容易に得られるにも拘わらず、補強材を構成
するFRPの固有の性能の低下を起こさず、その性能を
最大限に利用でき、スキー表面の平滑性が容易に得ら
れ、接着剤の塗布工程を省力化でき、しかも該構造を廉
価に得られるスキーの補強材を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による上述の問題
点を解決する手段は前記特許請求の範囲に記載したとお
り、繊維強化プラスチックの硬化板の任意の面に、潜在
性硬化剤を配合したエポキシ樹脂組成物を保持してなる
スキー用補強材、エポキシ樹脂組成物と共に保持基材を
設けた前述のスキー用補強材、およびエポキシ樹脂組成
物と共に熱可塑性プラスチックを保持してなる前記同様
のスキー用補強材である。
【0008】
【作用】本発明の補強材は、既に硬化した繊維強化プラ
スチック板を用い、その一方または両方の面に潜在性硬
化材を配合したエポキシ樹脂を保持してなるものであ
り、これによって平面および立体形状のスキー補強材を
有するスキーを形成するときには、通常芯材と共に本発
明の補強材を一定温度に加熱する。加熱温度を適宜選定
することにより、繊維強化プラスチックの硬化板を軟化
させて変形可能とし、鋳型によって加圧して所望の形状
に成型する。また、加熱によって潜在性硬化材を反応さ
せ、芯材その他の材料と繊維強化プラスチックとを強固
に接着する。
【0009】不織布などの保持基材を用いたものは、エ
ポキシ樹脂組成物がスキーを形成する際の加熱によって
流動して偏在または空隙の発生を防止し、他の部材との
接着を安定させる。
【0010】。熱可塑性樹脂を保持したものは、スキー
を形成する際の加熱によって、該熱可塑性樹脂が流動し
補強材と他の材料との間の隙間を埋める作用をする。
【0011】
【実施例】図1〜図4は、本発明の補強材の複数の実施
例を示す断面図である。図1の実施例はガラス繊維強化
プラスチックの硬化板1の両面に潜在性硬化材を配合し
たエポキシ樹脂組成物2を塗布したスキー用補強材であ
る。ガラス繊維は、織物状である必要はなく、この例で
は繊維の方向を一方向に引き揃えたものであり、繊維の
方向をスキーの長手方向に向くようにして用いている。
前記硬化板1は、補強センイに均一な緊張が施された状
態で、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が含浸され、加熱
硬化されている。補強繊維に作用させる緊張はガラスロ
ービング2400TEXの場合でロービング1本当たり
約0.1〜1.5Kgの範囲の張力が好ましい。張力が
上記範囲より小さい時には成型時に繊維が蛇行したり、
張力不足によって所望の強度がでない。また上記範囲よ
り大きいときには、ロービングの繊維が開繊しずらく、
樹脂含浸が十分に行われず所望の強度がでない。該補強
材を用いてスキーを製造するときには、例えば図6に示
すようなサンドイッチ構造のスキーを製造するにあたっ
ては、芯材の上下面に該補強材を配設し、更に表面側に
は表面材、滑走面側にはスペーサーや滑走面材を配設し
加熱すると、エポキシ樹脂に配合した潜在性硬化材が反
応し、それぞれの材料を強固に接着する。
【0012】また、本発明の補強材を用いて前述したモ
ノコックスキータイプのスキーを形成するときには、鋳
型上で表面材、本発明の補強材、芯材をそれぞれ重ね合
わせ、加熱して補強材を軟化させながら鋳型内に圧し込
んで成型する。本発明の補強材は、熱硬化性の合成樹脂
を用いて既に硬化されたFRPであっても、例えば80
℃以上の適当な温度を加えることによって熱変形可能と
なり、立体に成型が可能となる。またエポキシ樹脂に配
合した潜在性硬化材は、常温では反応が遅いが、高温で
は速やかに反応が開始するので、エポキシ樹脂が速やか
に硬化し、FRPと隣接するそれぞれの材料とを強固に
接着する。
【0013】このようにして製造したスキーは、補強材
であるFRPの繊維が緊張されたまま成型されるので、
FRPの物性が保たれたまま成型され、強い曲げ強度や
弾性を得ることが可能となる。また、プリプレーグタイ
プの補強板と異なり、成型時に樹脂および補強繊維が偏
在することがないので、補強板に部分的な物性の劣化が
起きたり、表面の平滑性が保たれないという欠点がな
い。
【0014】図2に示す実施例の補強材は、図1に示す
例に加えて、保持基材3を備えた例である。保持基材3
は、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、又は天然繊
維による不織布、織布の他に合成樹脂による連続気泡の
発泡体等であって、成型時にエポキシ樹脂組成物が流れ
だすのを防止し、確実に樹脂を保持する機能を有し、補
強材と他の部材との接着を確実なものとする。他に保持
基材3としては、ガラス繊維、金属繊維等の補強繊維に
よる不織布、織布を用いることができる。特に繊維強化
プラスチック硬化板1の繊維が長手方向に引き揃えられ
ている場合保持基材3を上記のものとする事により長手
以外の方向の補強を同時に行うことができる。
【0015】図3の実施例は、図1の例の構成に加え
て、FRP硬化板の両面に熱可塑性プラスチック4を設
けた例である。該熱可塑性プラスチック4は、加熱成型
の際に流動して、補強材と他の部材との間に生ずる間隙
を埋め、強固な一体構造のスキーを得るのに役立つ。図
5はこの実施例の補強材を用いてモノコックスキーを形
成した例の断面図であり、72が補強材のFRP、7
3、74が熱可塑性プラスチック、71は芯材、75は
表面材、78は滑走面材を示す。ここで用いる熱可塑性
プラスチックは、アイオノマー樹脂、EVA樹脂、エラ
ストマー樹脂またはそれらの発泡体などであり、その融
点はスキーの成形温度より低い樹脂であることが好まし
い。本発明の補強材は、立体形状の補強材としてのみな
らず、平板状の補強材として用いることもできる。例え
ば図5における滑走面側の補強材77、図6における補
強材53、図7における補強材63として用いることが
可能である。また、図5におけるスペーサー76、図6
におけるスペーサー56、図7におけるスペーサー66
の代替としても用いることができるものである。
【0016】図4は、FRP硬化板1の両面に熱可塑性
プラスチック4を予め接着し、その両面に更に保持基材
3と潜在性硬化材を配合したエポキシ樹脂組成物を配設
した例であり、これも図3の例と同様の効果を生ずる。
【0017】これら上記の例では、潜在性硬化材を配合
したエポキシ樹脂をFRP硬化板の両面に設けたが、そ
の一方の面や他方の任意の面に設ければよく、また、保
持基材3および熱可塑性プラスチック4は、必要に応じ
てその一方の面や他方の任意の面に設けてもよく、実施
例1〜4図における例を組合せて用いることも自由であ
る。またFRPに用いる繊維としては、ガラス繊維のほ
か、周知の炭素繊維その他の繊維を用いることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、補
強材が熱硬化性の合成樹脂を用いて既に硬化されたFR
Pを用いるため、従来のプリプレーグタイプのものを用
いる場合に比べ、廉価に提供でき、しかも適当な温度を
加えることによって熱変形可能となり、平面のみならず
立体に成型が可能である。従ってこの発明の補強材を用
いて製造したスキーは、補強材であるFRPの物性が保
たれたまま成型され、強い曲げ強度や弾性を得ることが
可能となる。また、成型時に樹脂が偏在することがない
ので、補強板に部分的な物性の劣化が起きるという欠点
がなく、成型後もその表面の平滑性が保たれるという利
点がある。またエポキシ樹脂に配合した潜在性硬化材
は、常温では反応が遅いが、高温では速やかに反応が開
始するので、エポキシ樹脂が速やかに硬化し、FRPに
隣接するそれぞれの材料とを強固に接着する。このよう
にして、本発明の補強材は、従来のプリプレーグタイプ
の補強材に代わって使用することができる上、補強材と
しての強度を十分に保つことができる利点がある上、接
着剤等の塗布工程の省力化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の補強材を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の補強材を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例の補強材を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例の補強材を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例の補強材を用いて製造したモノ
コックスキーの断面図である。
【図6】従来のスキーの構造の例を示す断面図である。
【図7】従来のスキーの構造の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,芯材 2,潜在性硬化剤を配合したエポキシ樹脂組成物 3,保持基材 4,熱可塑性プラスチック 5,接着層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維強化プラスチックの硬化板の任意の面
    に、潜在性硬化剤を配合したエポキシ樹脂組成物を保持
    してなるスキー用補強材。
  2. 【請求項2】エポキシ樹脂組成物と共に保持基材を設け
    た請求項第1項のスキー用補強材。
  3. 【請求項3】エポキシ樹脂組成物と共に熱可塑性プラス
    チックを保持してなる請求項第1項のスキー用補強材。
JP23224593A 1993-08-26 1993-08-26 スキー用補強材 Pending JPH0759895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105709406A (zh) * 2014-12-05 2016-06-29 黑龙江鑫达企业集团有限公司 一种碳纤维预浸料增强滑雪板的制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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