JPH0342171Y2 - - Google Patents

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JPH0342171Y2
JPH0342171Y2 JP18492185U JP18492185U JPH0342171Y2 JP H0342171 Y2 JPH0342171 Y2 JP H0342171Y2 JP 18492185 U JP18492185 U JP 18492185U JP 18492185 U JP18492185 U JP 18492185U JP H0342171 Y2 JPH0342171 Y2 JP H0342171Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井板の側面に凹溝を有する耐火
材料製の天井板の側辺部にそれを取付けて使用す
ると、目透し部に耐火性を与えることができる天
井板の止め付け金具に関するものである。
〔従来の技術〕
天井板の天井用板材に、石膏ボード又はこれに
類した難燃性又は不燃性の耐火材料を用いて、耐
火性の目透し天井を施工することは、例えば実開
昭59−88121号公報及び実開昭59−128818号公報
等によつて既に公知である。そして、上記公知技
術においては、例えば、第6図に示してあるよう
に、目透し部20を、一方の天井用板材21の裏
面の一側辺部に沿つて接着されている軽量型鋼又
はアルミ合金のような金属製の目地板兼桟部材2
2の平坦部22aでもつて塞ぐことが提案されて
いる。なお、同図において、17は天井板吊金
具、17aはその鉤部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、石膏ボードの裏面に接着された
金属製の部材でもつて石膏ボード製の天井板を支
持せしめるようにした耐火構造では、石膏ボード
と金属間の熱膨張係数が極端に違うため、寒暑の
繰り返しによつて、石膏ボードと金属製の部材間
の接着部が剥離し易い、といつた欠点のあること
が解つた。
この点、石膏ボードの裏面に木桟を接着したも
のでは、そのような剥離現象の見られないことが
解つたのであるが、木桟を使用した石膏ボード製
の天井板の場合には、目透し部に木桟が露出す
る、といつた問題が生じる。
そこで、この考案は、木桟付の耐火材料製の天
井板を用いて目透し施工する際、この天井板の止
め付け金具を使用すると、目透し部を、石綿スレ
ート製の目地板のような耐火性材料製の目地板で
もつて、容易に閉塞することができる、天井板の
止め付け金具を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案の天
井板の止め付け金具は、次のように構成されてい
る。すなわち、実施例に対応する第1〜5図を用
いて説明すると、平面形状が帯状の水平上片2の
長手方向に沿つて、その下面の巾方向における適
所と、一側縁縁から、一対の縦片3,3が、一対
の縦片3,3間に適宜の間隔を与えて連設されて
おり、この一対の縦片3,3の各下端部に縦片3
の長手方向に直交する向きの縦断面の形状がコ字
型の溝片4,4が、目地板挿入用溝4a,4aを形
成している側を対向状に配して連設されていて、
上記一対の溝片4,4の目地板挿入用溝4a,4a
間に、目地板5の長手方向に直交する向きの縦断
面形状が倒立凸字状の耐火材料製の目地板5が、
その凸部5aを一対の目地板挿入用溝4a,4a間
で下向きに露出して挿入されており、前記一対の
溝片4,4の背面の部分でもつて、夫々、側面に
凹溝12を有する天井板10の該凹溝12部分に
挿入される一対の係合部4b,4bが構成され、一
方の縦片3の外側面と前記水平上片2の下面と一
方の溝片4の上面とでもつて、上記天井板10の
上記凹溝12よりも背面側の側辺部分10aを嵌
合させるための、天井板の側辺部挿入用溝6が構
成されており、また前記水平上片2の、縦片3が
連設されている部位の間の適所に配して、天井板
吊金具の鈎部挿入孔9,9…が形成されている。
〔作用〕
この考案にしたがつた天井板の止め付け金具1
には、一対の溝片4,4の背面の部分でもつて、
天井板10の側面の凹溝12部分に挿入される一
対の係合部4b,4bが構成されており、一方の縦
片3の外側面と水平上片2の下面と一方の溝片4
の上面とでもつて、天井板10の上記凹溝12よ
りも背面側の側辺部分10aを嵌合させるための、
天井板の側辺部挿入用溝6が構成されているの
で、両側面に凹溝12,12を有する耐火材料製
の天井板101の、一方の側面に凹溝12に、こ
の天井板の止め付け金具1の一方の係合部4bを
突入させると共に、この天井板の止め付け金具1
の一側に形成してある天井板の側辺部挿入用溝6
に、この天井板101の凹溝12よりも背面側の
側辺部分10aを嵌合させて、この天井板の止め
付け金具1を該天井板101に止め付けた上、こ
の天井板の止め付け金具1を介して、この天井板
101のこの金具1が止め付けられている側辺部
を、天井板吊金具の鈎部挿入孔9,9…に鈎部9
aを係合させた天井板吊金具14を用いて野縁
(図示せず)に固定し、しかる後、上記天井板の
止め付け金具1の、他方の係合部4bに、他の天
井板102の凹溝12を係合させて、この天井板
102の凹溝12よりも背面側の側辺部分10a
を、この金具1の他方の係合部4bに保持させ、
この考案の天井板1の止め付け金具1を介して、
この天井板102のこの側の側辺部を、野縁等の
天井板取付部位に支持させることができる。
そして、この考案にしたがつた天井板の止め付
け金具1には、一対の溝片4,4の目地板挿入用
溝4a,4aの部分でもつて、目地板5の挿入部が
構成されており、そこに、断面形状が倒立凸字状
の耐火材料製の目地板5が、その凸部5aを一対
の目地板挿入用溝4a,4aの間で下向きに露出し
て挿入されているので、上記のようにして天井板
101,102の止め付け部に止め付けられた一対
の天井板101,102間の目透し部16は、この
耐火材料製の目地板5で塞がれることになり、目
透し部16の底面16aが、この耐火材料製の目
地板5でもつて構成された耐火性の目透し部を得
ることができる。
〔実施例〕
一実施例を第1〜4図について説明すると、こ
の実施例は、この考案に係る天井板の止め付け金
具1をアルミの型抜材で作つた場合に関し、この
天井板の止め付け金具1は、水平上片2と一対の
縦片3,3及び溝片4,4が一体に型抜き成形さ
れて、その長さ方向に直交する縦断面の形状を
夫々コ字型に形成された一対の溝片4,4が、目
地板5挿入用の溝4a,4aを構成している。そし
てこの目地板挿入用溝4a,4a間には、目地板5
の長手方向に直交する向きの縦断面形状が倒立凸
字状の石綿スレート製の目地板5が、その巾方向
を架け渡した状態に緩く挿入して支持されてい
る。目地板5は、目地板挿入用溝4a,4a内にお
いて若干上下動自在であり、その突部5aを目地
板挿入用溝4a,4aの下端部よりも下に露出され
ている。
そして、上記溝片4の背面の部分でもつて、そ
れを天井板10の側面の凹溝12に挿入すると、
該凹溝12の下向きの面に係合して天井板10の
表面を所定のレベルに保持するための係合部4b,
4bが構成され、一方の縦片3の外側において、
水平上片2の下面と上記係合部4bでもつて構成
された溝の部分でもつて、側面に凹溝12を有す
る天井板10の、該凹溝12よりも背面側の側辺
部分10aを挿入嵌合させるための、天井板の側
辺部挿入用溝6が構成されている。
なお、この実施例として図示してある天井板1
01,102は、石膏ボード製の天井板で、その側
辺部には、その背面に断面形状がL形の木桟11
を貼着することで、前記天井板の止め付け金具1
の溝片4の部分を挿入しうる凹溝12を夫々形成
してある。
また、図において、7は水平上片2の適所にあ
けてある釘穴であり、9,9…は水平上片2の長
手方向に沿つて適当間隔おきにあけてある、天井
板吊金具の鈎部挿入孔である。なお、上記釘孔7
はこれを長孔としておくこともできる。
この実施例の天井板の止め付け金具1は、上記
のような構成であるから、この天井板の止め付け
金具1,1…の、天井板の側辺部挿入用溝6を、
各天井板101,102…の各一側の側辺部分10
aに夫々嵌合させた上で、それを接着材又は前記
釘穴7に通したビス13等を介して該側辺部分1
0aに固着した上、天井の取付け施工を行うと、
天井板101,102…にこの考案の天井板の止め
付け金具1が固着されている側は、鈎部14aを
前記天井吊金具の鈎部挿入孔9に通した天井板吊
金具14でもつて、図示していない野縁等の取付
部位に止め付けることができる(第4図)。
このようにして、天井板101と共に取付け部
位に止め付けられた天井板の止め付け金具1の他
方の係合部4bに、次に、他の天井板102の、天
井板の止め付け金具1が固着されていない側の側
辺部分10aを係合させると、この係合部4bによ
つて、該天井板102のこの側の側辺部分10aを
保持せしめ、両天井板101,102間に目透し部
16を形成して、両天井板の表面(下面)をこの
金具1によつて面一に保持させることができ、目
透し部16において、両天井板101,102の石
膏ボードにて構成されている側辺部分10b,1
0bの背面側を、石綿スレート製の目地板5で塞
ぐことができる(第4図)。
なお、上記実施例においては、この考案に係る
天井板の止め付け金具1をアルミの型抜材で作つ
たが、他の実施例においては、この考案の天井板
の止め付け金具1を、鋼板の成形品で作つて、こ
れを例えば第5図に示してあるような断面形状に
形成してもよい。
また、この考案に係る天井板の止め付け金具1
の長さは、天井板101,102の側辺部の全長に
亘つて使用される長さのものであつても、複数個
の天井板の止め付け金具を天井板101,102の
側辺部の適所に配し、各天井板の止め付け金具間
にそれぞれ適宜の間隔を与えて使用すればよいよ
うにした、短い長さのものであつても、その何れ
でもよい。
〔考案の効果〕
この考案に係る天井板の止め付け金具は、天井
板の側辺部に木桟でもつて凹溝が形成された耐火
材料製の天井板の、該凹溝に係合して、天井板の
側辺部を吊持するための一対の係合部が、一対の
縦片の下端部に夫々連設された溝片の背面の部分
でもつて構成されていて、一対溝片の部分でもつ
て形成された一対の目地板挿入用溝間には、耐火
材料製の目地板が挿入されているので、この考案
の天井板の止め付け金具を使用して目透し天井の
施工を行うと、そのままで、目透し部の底面は、
上記耐火材料製の目地板のみを露出せしめて塞が
れた状態になる。
また、上記目地板は、その断面形状が倒立凸字
状で、その凸部が溝片の目地板挿入用溝から露出
されているので、この凸部が、目透し部におい
て、両側の天井板の凹溝の上向きの面に接した状
態の目透し部を形成せしめて、火災が、この目透
し部において該凹溝を構成している木桟の部分に
直接当たらないように遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る天井板の止め付け金具
の一実施例を示した縦断正面図、第2図は同一部
切欠き平面図、第3図は同一部切欠き底面図、第
4図はその施工状態を示した縦断正面図、第5図
はこの考案の他の実施例を示した天井板の止め付
け金具の正面図、第6図は従来の天井板の止め付
け金具の使用状態を示した縦断正面図である。 1……天井板の止め付け金具、2……水平上
片、3……縦片、4……溝片、4a……目地板挿
入用溝、4b……係合部、5……目地板、5a……
凸部、6……天井板の側辺部挿入用溝、101,
102……天井板、10a……凹溝よりも背面側の
側辺部分、12……凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 平面形状が帯状の水平上片2の長手方向に沿
    つて、その下面の巾方向における適所と、一側
    縁から、一対の縦片3,3が、一対の縦片3,
    3間に適宜の間隔を与えて連設されており、こ
    の一対の縦片3,3の各下端部に縦片3の長手
    方向に直交する向きの縦断面の形状がコ字型の
    溝片4,4が、目地板挿入用溝4a,4aを形成
    している側を対向状に配して連設されていて、
    上記一対の溝片4,4の目地板挿入用溝4a,
    4a間に、目地板5の長手方向に直交する向き
    の縦断面形状が倒立凸字状の耐火材料製の目地
    板5が、その凸部5aを一対の目地板挿入用溝
    4a,4a間で下向きに露出して挿入されてお
    り、前記一対の溝片4,4の背面の部分でもつ
    て、夫々、側面に凹溝12を有する天井板10
    の該凹溝12部分に挿入される一対の係合部4
    b,4bが構成され、一方の縦片3の外側面と前
    記水平上片2の下面と一方の溝片4の上面とで
    もつて、上記天井板10の上記凹溝12よりも
    背面側の側辺部分10aを嵌合させるための、
    天井板の側辺部挿入用溝6が構成されているこ
    と、及び前記水平上片2の、縦片3が連設され
    ている部位の間の適所に配して、天井板吊金具
    の鈎部挿入孔9,9…が形成されていること、
    を特徴とする天井板の止め付け金具。 2 前記目地板5が、石綿スレート製である、実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の天井板の
    止め付け金具。
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