JPH034255Y2 - - Google Patents
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- JPH034255Y2 JPH034255Y2 JP7853587U JP7853587U JPH034255Y2 JP H034255 Y2 JPH034255 Y2 JP H034255Y2 JP 7853587 U JP7853587 U JP 7853587U JP 7853587 U JP7853587 U JP 7853587U JP H034255 Y2 JPH034255 Y2 JP H034255Y2
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、患者から採得した顎模型上に歯科用
ワツクスを用いて義歯模型を形成する際に使用さ
れるワツクス築盛成形装置に関し、特にその築盛
成形作業を行う部分に改良を図つたものである。
ワツクスを用いて義歯模型を形成する際に使用さ
れるワツクス築盛成形装置に関し、特にその築盛
成形作業を行う部分に改良を図つたものである。
〈従来の技術〉
一般に歯科技工におけるワツクス築盛成形作業
においては、まずワツクススパチユラを温めて固
形ワツクスを軟化或いは溶融してすくいとり、再
度温めて液状とした後、これを被成形部に盛り上
げるという作業が、通常一歯につき10数回繰返さ
れる。従来この作業のたびごとに技工士の視点は
被成形部から外れることとなり、集中して作業を
することができず極めて効率の悪いものになつて
いた。このような問題を解決するものとして、例
えば実公昭61−6900号公報に開示の技術がある。
この技術は、予めワツクスを加熱溶融しておき、
これを除々にスパチユラ部分に流下させるもので
ある。またワツクスの流し込み構造として、例え
ば実公昭57−13048号公報に開示の技術がある。
この技術は、ポストクラウン等の合釘を形成する
際に使用されるもので、溶融ワツクスを滞留する
皿状部分と、この皿状部分に傾斜して形成された
針状部分とを有し、この針状部分に形成された溝
を介して、合釘を形成するための細孔に流し込む
のである。
においては、まずワツクススパチユラを温めて固
形ワツクスを軟化或いは溶融してすくいとり、再
度温めて液状とした後、これを被成形部に盛り上
げるという作業が、通常一歯につき10数回繰返さ
れる。従来この作業のたびごとに技工士の視点は
被成形部から外れることとなり、集中して作業を
することができず極めて効率の悪いものになつて
いた。このような問題を解決するものとして、例
えば実公昭61−6900号公報に開示の技術がある。
この技術は、予めワツクスを加熱溶融しておき、
これを除々にスパチユラ部分に流下させるもので
ある。またワツクスの流し込み構造として、例え
ば実公昭57−13048号公報に開示の技術がある。
この技術は、ポストクラウン等の合釘を形成する
際に使用されるもので、溶融ワツクスを滞留する
皿状部分と、この皿状部分に傾斜して形成された
針状部分とを有し、この針状部分に形成された溝
を介して、合釘を形成するための細孔に流し込む
のである。
また本考案者が提案した先行技術として、特願
昭61−268086号明細書に記載の発明がある。
昭61−268086号明細書に記載の発明がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記前者の先行技術にあつては、ワツクスを予
め加熱溶融しておくものであるから、築盛作業を
行うまでに時間差を生じ、この間にワツクスの成
分が分離したり或いは劣化するという問題があ
る。
め加熱溶融しておくものであるから、築盛作業を
行うまでに時間差を生じ、この間にワツクスの成
分が分離したり或いは劣化するという問題があ
る。
また上記後者の先行技術にあつては、皿状部材
に留めた溶融ワツクスを針状部材を通して孔に流
し込むものであり、歯冠周囲、咬合面等に微少量
流し込み築盛し、或いは咬頭部の成形等細かい作
業には不適である。
に留めた溶融ワツクスを針状部材を通して孔に流
し込むものであり、歯冠周囲、咬合面等に微少量
流し込み築盛し、或いは咬頭部の成形等細かい作
業には不適である。
さらにまた本考案者の提案に係る特願昭61−
268086号明細書に開示の装置では、溶融ワツクス
を第1滞留部から第2滞留部へ流す際の調節が難
しく、大量のワツクスが一挙に流れ込んでしまう
という不都合がある。
268086号明細書に開示の装置では、溶融ワツクス
を第1滞留部から第2滞留部へ流す際の調節が難
しく、大量のワツクスが一挙に流れ込んでしまう
という不都合がある。
本考案は、このような問題点を解決するもので
ある。
ある。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案に係るワツクス築盛成形装置は、皿状に
形成され複数回の築盛成形作業に必要な量のワツ
クスが滞留可能な容量をもつ金属製第1滞留部、
細長い皿状に形成され上記第1滞留部よりも少量
のワツクスが滞留可能な容量を有し、かつ先端に
細溝を有する金属製第2滞留部、上記第1滞留部
と第2滞留部を連結し、上記第1滞留部から第2
滞留部へ溶融ワツクスを流す小孔を有するととも
に横方向の窪み及び下面の窪みを有する狭窄部、
上記第1滞留部、第2滞留部及び狭窄部を加熱す
るヒータとからなるものである。
形成され複数回の築盛成形作業に必要な量のワツ
クスが滞留可能な容量をもつ金属製第1滞留部、
細長い皿状に形成され上記第1滞留部よりも少量
のワツクスが滞留可能な容量を有し、かつ先端に
細溝を有する金属製第2滞留部、上記第1滞留部
と第2滞留部を連結し、上記第1滞留部から第2
滞留部へ溶融ワツクスを流す小孔を有するととも
に横方向の窪み及び下面の窪みを有する狭窄部、
上記第1滞留部、第2滞留部及び狭窄部を加熱す
るヒータとからなるものである。
〈作用〉
所定量の溶融ワツクス、例えば約3ないし5回
程度の築盛作業に必要な量(約0.05ないし0.1c.c.
程度)のワツクスが第1滞留部に溜められる。そ
の後この第1滞留部を前方へ僅か傾斜させ、狭窄
部の小孔を通して、ワツクスを第2滞留部へ流入
させる。このとき第2滞留部に溜まつた溶融ワツ
クスは、その表面張力により最大限の量に保持さ
れており、先端より被成形部へ流下せしめられた
分だけ補給される。第1滞留部から第2滞留部へ
のワツクスの供給速度は、ワツクス通過抵抗部材
により、制御することができる。
程度の築盛作業に必要な量(約0.05ないし0.1c.c.
程度)のワツクスが第1滞留部に溜められる。そ
の後この第1滞留部を前方へ僅か傾斜させ、狭窄
部の小孔を通して、ワツクスを第2滞留部へ流入
させる。このとき第2滞留部に溜まつた溶融ワツ
クスは、その表面張力により最大限の量に保持さ
れており、先端より被成形部へ流下せしめられた
分だけ補給される。第1滞留部から第2滞留部へ
のワツクスの供給速度は、ワツクス通過抵抗部材
により、制御することができる。
〈実施例〉
第1図ないし第3図において、1はプラスチツ
ク等にて形成された細長い棒状の把持部で貫通孔
2を有している。3はこの把持部1の先端に連結
管4及び断熱体5を介して固定されたワツクス溶
融部、6はこのワツクス溶融部3の下端に固定さ
れた成形部、7はワツクス溶融部3内に埋設され
たヒータであり、ワツクス溶融部3及び成形部6
を加熱する。ヒータ7には、連結管4、断熱体5
及び把持部1内に貫通せしめられ、把持部1後端
から取り出されるコード8にて電源が供給され
る。9は把持部1に前後に移動可能に取りつけら
れた略L字型針金よりなる停止部材、10はこの
停止部材9を前後に移動操作するスライド撮みで
ある。把持部1の貫通孔2には、ワツクス棒11
が挿入され、このワツクス棒11は、把持部1を
斜めに持ち上げたとき自重により降下し、停止部
材9に当接して停止する。尚ワツクス棒11の自
重による降下を更に向上させるために、ワツクス
棒11の後端にウエイトを固定することもでき
る。把持部1の貫通孔2の径は、使用されるワツ
クス棒11より僅か大きい値を有する必要があ
り、直径4mmのワツクス棒の場合、その径は約5
mmないし7mm程度である。ワツクス溶融部3は、
略柱形状でありその下端は成形部6に固定され、
その上端は、ワツクス棒11の降下方向線上に突
き出ている。成形部6は、ワツクス溶融部3から
流下したワツクスが滞留する細長い皿形状の第1
滞留部12と、この第1滞留部12の前方に第1
滞留部12に対し、約15゜ないし20゜程度斜目下方
に傾斜して設けられた同様に細長い皿形状の第2
滞留部13と、これら第1及び第2滞留部12,
13を連結する狭窄部14とからなり、狭窄部1
4には、第1滞留部12及び第2滞留部13を連
通する直径約0.3ないし1.0mmの小孔15が形成さ
れている。第1滞留部12は、一連の複数回(約
3〜5回)の築盛作業に必要なワツクス量を滞留
させることができる容量を有し、また第2滞留部
13は、第1滞留部12よりも少量、例えば略1
回の築盛作業に必要なワツクス量を滞留させるこ
とができる容量を有する。実際の作業にあたつて
は、歯牙の大きさ、形状等によつてワツクスの量
は異なるが、第1滞留部12の容量は、約0.05な
いし0.1c.c.程度、第2滞留部13の容量は、約
0.01ないし0.04c.c.程度が適当である。16は、第
2滞留部13の先端に形成された細溝で、前方に
開放端を有しており、この細溝16を介してワツ
クスが被成形部へ点或いは線を描く如く流下せし
められる。狭窄部14は、水平方向及び鉛直方向
ともに細く形成されており、かつ鉛直方向につい
ては、上方に位置せしめられている。これにより
小孔15もまた上方に位置しており、第1滞留部
12に溜められたワツクスは、第1滞留部12を
前方へかなり傾斜させなければ、第2滞留部13
へ流れ込まないのである。第2図に横方向のの窪
みCを、第3図に下面の窪みDを示す。成形部6
及びワツクス溶融部3は、熱伝導性の良い金属例
えば銅、真鍮、ニツケル・クロム合金、コバル
ト・クロム合金等にて形成される。また成形部6
を構成する第1滞留部12、第2滞留部13及び
狭窄部14は上記金属にて一体形成されている。
これらワツクス溶融部3及び成形部6は、ヒータ
7により、約100℃に加熱される。尚ヒータ7に
よる加熱温度は、ワツクスの材料に応じて、約80
℃ないし120℃の範囲で設定される。狭窄部14
の小孔15内には、第3図に示すように、綿、ウ
エルト、スポンジ等のワツクス通過抵抗部材17
を充填することができる。このワツクス通過部材
17の充填は、小孔15の径が大きい場合に特に
有効である。
ク等にて形成された細長い棒状の把持部で貫通孔
2を有している。3はこの把持部1の先端に連結
管4及び断熱体5を介して固定されたワツクス溶
融部、6はこのワツクス溶融部3の下端に固定さ
れた成形部、7はワツクス溶融部3内に埋設され
たヒータであり、ワツクス溶融部3及び成形部6
を加熱する。ヒータ7には、連結管4、断熱体5
及び把持部1内に貫通せしめられ、把持部1後端
から取り出されるコード8にて電源が供給され
る。9は把持部1に前後に移動可能に取りつけら
れた略L字型針金よりなる停止部材、10はこの
停止部材9を前後に移動操作するスライド撮みで
ある。把持部1の貫通孔2には、ワツクス棒11
が挿入され、このワツクス棒11は、把持部1を
斜めに持ち上げたとき自重により降下し、停止部
材9に当接して停止する。尚ワツクス棒11の自
重による降下を更に向上させるために、ワツクス
棒11の後端にウエイトを固定することもでき
る。把持部1の貫通孔2の径は、使用されるワツ
クス棒11より僅か大きい値を有する必要があ
り、直径4mmのワツクス棒の場合、その径は約5
mmないし7mm程度である。ワツクス溶融部3は、
略柱形状でありその下端は成形部6に固定され、
その上端は、ワツクス棒11の降下方向線上に突
き出ている。成形部6は、ワツクス溶融部3から
流下したワツクスが滞留する細長い皿形状の第1
滞留部12と、この第1滞留部12の前方に第1
滞留部12に対し、約15゜ないし20゜程度斜目下方
に傾斜して設けられた同様に細長い皿形状の第2
滞留部13と、これら第1及び第2滞留部12,
13を連結する狭窄部14とからなり、狭窄部1
4には、第1滞留部12及び第2滞留部13を連
通する直径約0.3ないし1.0mmの小孔15が形成さ
れている。第1滞留部12は、一連の複数回(約
3〜5回)の築盛作業に必要なワツクス量を滞留
させることができる容量を有し、また第2滞留部
13は、第1滞留部12よりも少量、例えば略1
回の築盛作業に必要なワツクス量を滞留させるこ
とができる容量を有する。実際の作業にあたつて
は、歯牙の大きさ、形状等によつてワツクスの量
は異なるが、第1滞留部12の容量は、約0.05な
いし0.1c.c.程度、第2滞留部13の容量は、約
0.01ないし0.04c.c.程度が適当である。16は、第
2滞留部13の先端に形成された細溝で、前方に
開放端を有しており、この細溝16を介してワツ
クスが被成形部へ点或いは線を描く如く流下せし
められる。狭窄部14は、水平方向及び鉛直方向
ともに細く形成されており、かつ鉛直方向につい
ては、上方に位置せしめられている。これにより
小孔15もまた上方に位置しており、第1滞留部
12に溜められたワツクスは、第1滞留部12を
前方へかなり傾斜させなければ、第2滞留部13
へ流れ込まないのである。第2図に横方向のの窪
みCを、第3図に下面の窪みDを示す。成形部6
及びワツクス溶融部3は、熱伝導性の良い金属例
えば銅、真鍮、ニツケル・クロム合金、コバル
ト・クロム合金等にて形成される。また成形部6
を構成する第1滞留部12、第2滞留部13及び
狭窄部14は上記金属にて一体形成されている。
これらワツクス溶融部3及び成形部6は、ヒータ
7により、約100℃に加熱される。尚ヒータ7に
よる加熱温度は、ワツクスの材料に応じて、約80
℃ないし120℃の範囲で設定される。狭窄部14
の小孔15内には、第3図に示すように、綿、ウ
エルト、スポンジ等のワツクス通過抵抗部材17
を充填することができる。このワツクス通過部材
17の充填は、小孔15の径が大きい場合に特に
有効である。
上記構成の装置において、スライド撮み10を
矢印A方向へ指で押すことにより、停止部材9を
前方へ移動させ、ワツクス棒11の先端を、加熱
されたワツクス溶融部3に接触させる。これによ
りワツクス棒11は溶融し、ワツクス溶融部3に
沿つて流下し、成形部6の第1滞留部12に滞留
する。溶融するワツクスの量は、停止部材9を前
方へ押し出している時間によつて決まり、これは
築盛作業を考慮して技工士により判断される。ワ
ツクス量が所定量に達したとき、矢印B方向へス
ライド撮み10を動かし、停止部材9をワツクス
溶融部3から離間し、ワツクスの溶融を止める。
第1滞留部12に滞留された溶融ワツクスは、成
形部6先端を下方へ傾斜させることにより、狭窄
部14の小孔15を介して第2滞留部13へ流し
込まれる。第4図に示す如く成形部6を傾斜させ
ると、第2滞留部12に溜まつた溶融ワツクスW
1は、表面張力で維持できる最大限度の量となり
その表面はやゝ膨れ上がる。このとき第1滞留部
12に溜まつた溶融ワツクスW2は、狭窄部14
側へ流れ、その表面張力によつてやゝ膨れ上がつ
た状態となる。かかる状態において第2滞留部1
3先端の細溝16を、被成形部にあて、或いは移
動させると、点状或いは線状のワツクスを形成す
ることができる。このとき、第2滞留部13から
被成形部へ流れ出たワツクスと略同一の量が第1
滞留部12から小孔15を介して自動的に補給さ
れ、略同一傾斜状態を保つていれば、表面張力に
より維持された第2滞留部13のワツクス量が大
きく変化することはない。
矢印A方向へ指で押すことにより、停止部材9を
前方へ移動させ、ワツクス棒11の先端を、加熱
されたワツクス溶融部3に接触させる。これによ
りワツクス棒11は溶融し、ワツクス溶融部3に
沿つて流下し、成形部6の第1滞留部12に滞留
する。溶融するワツクスの量は、停止部材9を前
方へ押し出している時間によつて決まり、これは
築盛作業を考慮して技工士により判断される。ワ
ツクス量が所定量に達したとき、矢印B方向へス
ライド撮み10を動かし、停止部材9をワツクス
溶融部3から離間し、ワツクスの溶融を止める。
第1滞留部12に滞留された溶融ワツクスは、成
形部6先端を下方へ傾斜させることにより、狭窄
部14の小孔15を介して第2滞留部13へ流し
込まれる。第4図に示す如く成形部6を傾斜させ
ると、第2滞留部12に溜まつた溶融ワツクスW
1は、表面張力で維持できる最大限度の量となり
その表面はやゝ膨れ上がる。このとき第1滞留部
12に溜まつた溶融ワツクスW2は、狭窄部14
側へ流れ、その表面張力によつてやゝ膨れ上がつ
た状態となる。かかる状態において第2滞留部1
3先端の細溝16を、被成形部にあて、或いは移
動させると、点状或いは線状のワツクスを形成す
ることができる。このとき、第2滞留部13から
被成形部へ流れ出たワツクスと略同一の量が第1
滞留部12から小孔15を介して自動的に補給さ
れ、略同一傾斜状態を保つていれば、表面張力に
より維持された第2滞留部13のワツクス量が大
きく変化することはない。
築盛成形作業において、模型歯18歯頚部aの
周辺を成形する場合は、第4図に示す如く、第2
滞留部13の下面にて流し込まれたワツクスをな
でるようにして行う。この作業の際、窪みDが存
在することにより、豊隆部bに成形部6の他の部
分が接触する可能性は少ない。従つて既に成形を
終わつた豊隆部bのワツクスに接触してこれを溶
融、変形させる具れは極めて少ないのである。ま
た第5図に示す如く、模型歯18の孤形空隙周辺
cを形成する場合に、隣在歯18′の隈角部dに
接触する惧れがあるが、窪みCの存在により、そ
の可能性は最小限に抑えられる。このようにして
歯冠周囲、咬合面、咬頭部等の成形を自由自在に
行うことができる。
周辺を成形する場合は、第4図に示す如く、第2
滞留部13の下面にて流し込まれたワツクスをな
でるようにして行う。この作業の際、窪みDが存
在することにより、豊隆部bに成形部6の他の部
分が接触する可能性は少ない。従つて既に成形を
終わつた豊隆部bのワツクスに接触してこれを溶
融、変形させる具れは極めて少ないのである。ま
た第5図に示す如く、模型歯18の孤形空隙周辺
cを形成する場合に、隣在歯18′の隈角部dに
接触する惧れがあるが、窪みCの存在により、そ
の可能性は最小限に抑えられる。このようにして
歯冠周囲、咬合面、咬頭部等の成形を自由自在に
行うことができる。
〈考案の効果〉
本考案によれば以下の効果が奏せられる。
(イ) 成形部が第1滞留部及び第2滞留部に分割せ
しめられ、両滞留部間は狭窄部の小孔を介して
連結される。そして、第1滞留部には複数回の
築盛作業に必要な量のワツクスが、また第2滞
留部にはこれよりも少量例えば1回程度の築盛
作業に必要な量のワツクスが滞留せしめられ
る。それ故、第1滞留部において1回の築盛作
業に必要なワツクス量を確認しながら、被築盛
部へ流下させることができる。このような構造
にすることにより咬頭部の細かい成形作業、例
えば点状にワツクスを盛つたり或いは線描く等
の精密な作業が可能となるのである。
しめられ、両滞留部間は狭窄部の小孔を介して
連結される。そして、第1滞留部には複数回の
築盛作業に必要な量のワツクスが、また第2滞
留部にはこれよりも少量例えば1回程度の築盛
作業に必要な量のワツクスが滞留せしめられ
る。それ故、第1滞留部において1回の築盛作
業に必要なワツクス量を確認しながら、被築盛
部へ流下させることができる。このような構造
にすることにより咬頭部の細かい成形作業、例
えば点状にワツクスを盛つたり或いは線描く等
の精密な作業が可能となるのである。
(ロ) 第1滞留部と第2滞留部は、狭窄部を介して
隔てられておりかつ小孔を介して溶融ワツクス
が第1滞留部から第2滞留部へ流入する構造で
ある。それ故、第2滞留部に溜まつた溶融ワツ
クスはその表面張力により、一定量を保持した
状態となり、流出した分だけ小孔を介して補給
されることとなる。また第1滞留部に溜まつた
ワツクスも狭窄部にて塞き止められた状態とな
り、表面張力により膨れ上がつた状態を維持す
る。このような構造にすることにより第1滞留
部から第2滞留部へワツクスが一挙に流れ込む
のを防止し、万年筆で文字を書く如く緩やかに
ワツクスを第2滞留部先端から供給することが
できるのである。
隔てられておりかつ小孔を介して溶融ワツクス
が第1滞留部から第2滞留部へ流入する構造で
ある。それ故、第2滞留部に溜まつた溶融ワツ
クスはその表面張力により、一定量を保持した
状態となり、流出した分だけ小孔を介して補給
されることとなる。また第1滞留部に溜まつた
ワツクスも狭窄部にて塞き止められた状態とな
り、表面張力により膨れ上がつた状態を維持す
る。このような構造にすることにより第1滞留
部から第2滞留部へワツクスが一挙に流れ込む
のを防止し、万年筆で文字を書く如く緩やかに
ワツクスを第2滞留部先端から供給することが
できるのである。
(ハ) 第1滞留部には、数回程度の築盛作業に必要
な量のワツクスが、その作業直前に溶融され、
滞留せしめられるから、ワツクスの変質、劣化
という問題は生じない。
な量のワツクスが、その作業直前に溶融され、
滞留せしめられるから、ワツクスの変質、劣化
という問題は生じない。
(ニ) 第1滞留部と第2滞留部の間には狭窄部が設
けられているから、その横方向及び下面に形成
される窪みにより、築盛成形作業が容易にな
る。即ち、歯牙模型は、多数のの凹凸を有する
ため成形作業宙に成形部下面が作業を行つてい
る部分以外の面に接触して、この部分のワツク
ス面を溶融させるという事故が起こり易いが、
本考案によればかかる事故の発生は極めて少な
くなるのである。
けられているから、その横方向及び下面に形成
される窪みにより、築盛成形作業が容易にな
る。即ち、歯牙模型は、多数のの凹凸を有する
ため成形作業宙に成形部下面が作業を行つてい
る部分以外の面に接触して、この部分のワツク
ス面を溶融させるという事故が起こり易いが、
本考案によればかかる事故の発生は極めて少な
くなるのである。
(ホ) 狭窄部の小孔に綿等のワツクス通過抵抗部材
を充填することにより、第1滞留部から第2滞
留部へワツクスが急速に流れ込むことを阻止
し、築盛成形作業に適したワツクス供給速度を
得ることができる。
を充填することにより、第1滞留部から第2滞
留部へワツクスが急速に流れ込むことを阻止
し、築盛成形作業に適したワツクス供給速度を
得ることができる。
第1図は、本考案実施例に係るワツクス築盛成
形装置の斜視図、第2図は、成形部の上面図、第
3図は、第2図−線断面図、第4図は、築盛
成形作業の一の状態を示す側面図、第5図は、築
盛成形作業の他の状態を示す上面図である。 1……把持部、2……貫通孔、3……ワツクス
溶融部、6……成形部、7……ヒータ、9……停
止部材、10……スライド撮み、11……ワツク
ス棒、12……第1滞留部、13……第2滞留
部、14……狭窄部、15……小孔、16……細
溝、17……ワツクス通過抵抗部材。
形装置の斜視図、第2図は、成形部の上面図、第
3図は、第2図−線断面図、第4図は、築盛
成形作業の一の状態を示す側面図、第5図は、築
盛成形作業の他の状態を示す上面図である。 1……把持部、2……貫通孔、3……ワツクス
溶融部、6……成形部、7……ヒータ、9……停
止部材、10……スライド撮み、11……ワツク
ス棒、12……第1滞留部、13……第2滞留
部、14……狭窄部、15……小孔、16……細
溝、17……ワツクス通過抵抗部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 皿状に形成され複数回の築盛成形作業に必要
な量のワツクスが滞留可能な容量をもつ金属製
第1滞留部、 細長い皿状に形成され上記第1滞留部よりも
少量のワツクスが滞留可能な容量を有し、かつ
先端に細溝を有する金属製第2滞留部、 上記第1滞留部と第2滞留部を連結し、上記
第1滞留部から第2滞留部へ溶融ワツクスを流
す小孔を有するとともに横方向の窪み及び下面
の窪みを有する狭窄部、 上記第1滞留部、第2滞留部及び狭窄部を加
熱するヒータ を具備してなるワツクス築盛成形装置。 (2) 上記狭窄部の小孔は直径約0.3mmないし1.0mm
の範囲にある実用新案登録請求の範囲第1項記
載のワツクス築盛成形装置。 (3) 上記狭窄部の小孔にワツクス通過抵抗部材を
充填してなる実用新案登録請求の範囲第1項又
は第2項記載のワツクス築盛成形装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7853587U JPH034255Y2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | |
| US07/076,568 US4770633A (en) | 1986-08-06 | 1987-07-22 | Wax shaping tool |
| GB8717465A GB2194482B (en) | 1986-08-06 | 1987-07-23 | Wax shaping tool |
| DE3725745A DE3725745A1 (de) | 1986-08-06 | 1987-08-04 | Werkzeug zum ausformen von wachs |
| FR878711224A FR2602417B1 (fr) | 1986-08-06 | 1987-08-06 | Outil de modelage de cire pour fabrication de protheses dentaires |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7853587U JPH034255Y2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63186408U JPS63186408U (ja) | 1988-11-30 |
| JPH034255Y2 true JPH034255Y2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=30927570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7853587U Expired JPH034255Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1987-05-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034255Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP7853587U patent/JPH034255Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63186408U (ja) | 1988-11-30 |
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