JPH0344176Y2 - - Google Patents

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JPH0344176Y2
JPH0344176Y2 JP3274187U JP3274187U JPH0344176Y2 JP H0344176 Y2 JPH0344176 Y2 JP H0344176Y2 JP 3274187 U JP3274187 U JP 3274187U JP 3274187 U JP3274187 U JP 3274187U JP H0344176 Y2 JPH0344176 Y2 JP H0344176Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、患者から採得した顎模型上に歯科用
ワツクスを用いて義歯模型を形成する際に使用さ
れるワツクス築盛成形装置に関し、特にそのワツ
クス溶融を行う部分の改良を図つたものである。
〔従来の技術〕
一般に歯科技工におけるワツクス築盛成形作業
においては、まずワツクススパチユラを温めて固
形ワツクスを軟化或いは溶融してすくいとり、再
度温めて液状とした後、これを被成形部に盛り上
げるという作業が、通常一歯につき10数回繰返さ
れる。従来この作業のたびごとに技工士の視点は
被成形部から外れることとなり、集中して作業を
することができず極めて効率の悪いものになつて
いた。このような問題を解決するものとして、例
えば実公昭61−6900号公報に開示の技術がある。
この技術は、予めワツクスを加熱溶融しておき、
これを徐々にスパチユラ部分に流下させるもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記先行技術にあつては、ワツクスを予め加熱
溶融しておくものであるから、築盛作業を行うま
でに時間差を生じ、この間にワツクスの成分が分
離したり或いは劣化するという問題がある。
本考案は、このような問題点を解決するもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、貫通孔を有する把持部、該把持部先
端に一定間隔を隔てて固定された成形部、上記把
持部の貫通孔に後端から挿入され先端から自重に
て降下突出するワツクス棒、上記成形部に一端側
が支持され他端側が成形部上であつて上記ワツク
ス棒の降下方向線上に突き出るワツクス溶融部、
該ワツクス溶融部及び上記成形部を加熱するヒー
タ、上記把持部先端と上記ワツクス溶融部との間
において上記ワツクス棒の先端に係合し該先端の
位置を規制する規制部材、該規制部材を前後に移
動させ上記ワツクス棒の先端を上記ワツクス溶融
部に接触又は離間させる操作部、を具備してな
り、上記操作部の操作により上記ヒータにて加熱
された上記ワツクス溶融部に自重にて降下し上記
規制部材にて停止せしめられた上記ワツクス棒の
先端を接触させて上記ワツクス棒を溶融させ、溶
融したワツクスを上記成形部にて築盛成形するワ
ツクス築盛成形装置であつて、上記ワツクス溶融
部は、上記ワツクス棒の先端が接触する略皿状の
接触部と、該接触部の略中心から下方に向かつて
刻設された溝状流路を有するものである。
〔作 用〕
装置を使用するに際し、万年筆を持つ如く、本
装置を持つと、把持部は傾斜した状態で支持され
る。これによりワツクス棒には自重により下方へ
降下しようとする力がはたらく。従つてワツクス
棒は、把持部先端に設けた規制部材に当接して停
止している。操作部の操作により、規制部材を前
進させワツクス棒をワツクス溶融の接触部に接触
させることにより、ワツクスは先端から溶融し、
溶融したワツクスは接触部の中心へ集められ、流
路を通つて流れ落ち成形部へ滞留する。ワツクス
棒は、その先端が溶融、流出していくことによ
り、その自重によつて降下する。これによりワツ
クス棒は、この先端が常に規制部材に当接してい
ることになる。ワツクスの溶融量が所定量に達す
ると、操作部の操作により規制部材を後退させ、
ワツクス棒先端と接触部の間は離間せしめられ
る。このようにして成形部に溜められたワツクス
は、被成形部に流し込まれ、築盛成形される。
〔実施例〕
第1図ないし第3図において、1はプラスチツ
ク等にて形成された細長い棒状の把持部で中心に
貫通孔を有している。2はこの把持部1の先端に
腕部3により一定間隔を隔てて固定されたワツク
ス溶融部、4は腕部3とワツクス溶融部2を結合
する結合部で耐熱かつ断熱性樹脂よりなる。5は
このワツクス溶融部2の下端に固定された成形
部、6はワツクス溶融部2内に埋設されたセラミ
ツクヒータ等のヒータであり、ワツクス溶融部2
及び成形部5を加熱する。ヒータ6には、腕部3
及び把持部1内に貫通せしめられ、把持部1後端
から取り出されるコード7にて電源が供給され
る。8は把持部1に前後に移動可能に取りつけら
れた略L字形針金よりなる規制部材、9はこの規
制部材8を先端に固定した操作部であり、把持部
1内を前後にスライド移動する。把持部1の貫通
孔には、ワツクス棒10が挿入され、このワツク
ス棒10は、把持部1を斜めに持ち上げたとき自
重により降下し、貫通孔より突き出て、規制部材
8の先端に係合して停止する。この規制部材8先
端は後述するワツクス溶融部2の接触部11の表
面形状に一致して湾曲して形成することができ
る。尚ワツクス棒10の自重による降下を更に向
上させるために、ワツクス棒10の後端にウエイ
トを固定することもできる。把持部1の貫通孔の
径は、使用されるワツクス棒10より僅か大きい
値を有する必要があり、直径4mmのワツクス棒の
場合、その径は約5mmないし7mm程度である。ワ
ツクス溶融部2は、略柱形状でありその下端は成
形部5に固定され、その上端は、ワツクス棒10
の降下方向線上に突き出ている。ワツクス溶融部
2のワツクス棒10が接触する部分にはワツクス
棒10の直径より僅かに大きい直径を有する略皿
状の接触部11が設けられており、かつこの接触
部11は、その凹状にくぼんだ略中心から下方に
向かつて刻設された溝状の流路12を有してい
る。接触部11に接触して溶融したワツクスはこ
の流路12を通つて流下する。成形部5は、ワツ
クス溶融部2から流下したワツクスが滞留する細
長い皿形状の第1滞留部13と、この第1滞留部
13の前方に第1滞留部13に対し、約15゜ない
し20゜程度斜め下方に傾斜して設けられた同様に
細長い皿形状の第2滞留部14と、これら第1及
び第2滞留部13,14を連結する狭窄部15と
からなる。第1滞留部13は、一連の複数回(役
3〜5回)の築盛作業に必要なワツクス量を滞留
させることができる容量を有し、また第2滞留部
14は、通常1回の築盛作業に必要なワツクス量
を滞留させることができる容量を有する。実際の
作業にあたつては、歯牙の大きさ、形状等によつ
てワツクスの量は異なるが、第1滞留部13の容
量は、約0.05ないし0.1c.c.程度、第2滞留部14
の容量は、約0.01ないし0.04c.c.程度が適当であ
る。狭窄部15は、水平方向及び鉛直方向ともに
細く形成されており、かつ鉛直方向については、
上方に位置せしめられている。成形部5及びワツ
クス溶融部2は、熱伝導性の良い金属例えば銅、
真鍮、ニツケル・クロム合金、コバルト・クロム
合金等にて形成される。これらワツクス溶融部2
及び成形部5は、ヒータ6により、約100℃に加
熱される。尚ヒータ6による加熱温度は、ワツク
スの材料に応じて、約80℃ないし120℃の範囲で
設定される。16は、把持部1の前端に形成され
た引掛部で、非使用時別途用意されたスタンド
(図示せず)に引掛けておくためのものである。
上記構成の装置において、操作部9を矢印A方
向へ指で押すことにより、規制部材8を前方へ移
動させ、ワツクス棒10の先端を、加熱されたワ
ツクス溶融部2の接触部11に接触させる。これ
によりワツクス棒10は溶融し、接触部11の中
央かつ流路2を通つて流れ落ち、成形部5の第1
滞留部13に滞留する。溶融するワツクスの量
は、規制部材8を前方へ押し出しワツクス棒10
の先端を接触部11に接触させている時間によつ
て決まり、これは築盛作業を考慮して技工士によ
り判断される。ワツクス量が所定量を達したと
き、矢印B方向へ操作部9を動かし、規制部材8
を接触部11から離間し、ワツクスの溶融を止め
る。尚、把持部1内にバネを内蔵しておき、これ
により操作部9に常時矢印B方向の弾性力を付与
しておけば、ワツクスの非溶融時に、規制部材
8、従つてワツクス棒10先端を接触部11から
離間させておくことができる。
上記構造の装置においては、一度ワツクス棒1
0を接触部11に当て溶融させ、その後規制部材
8を後退させて、ワツクス棒10を接触部11か
ら離間させた場合、規制部材8先端はワツクス棒
10の先端部分に埋まつた状態となる。それ故、
ワツクス棒10はこの規制部材8にて固定される
こととなり、把持部1を逆様に傾斜させても、ワ
ツクス棒10が貫通孔後端から抜け落ちることは
ない。
また、ワツクス棒10は、その先端が規制部材
8にて固定されているために、ワツクス棒10が
ワツクス溶融部2及び成形部5からの輻射熱を受
けて、軟化し、下方向へ曲がることもない。
ワツクス築盛成形作業に際しては、成形部5の
第2滞留部14に所定量滞留せしめられたワツク
スが、歯冠周囲、咬合面、咬頭部等に流下せしめ
られる。また模型歯の弧形空隙周辺を形成する場
合に、成形部5が隣在歯の隅角部に接触する惧れ
があるが、第1滞留部13及び第2滞留部14間
に形成された狭窄部15の存在により、その可能
性は最小限に抑えられる。
〔考案の効果〕
本考案に係るワツクス築盛成形装置は、ワツク
ス溶融部に略皿状の接触部と該接触部の中心から
下方に向かつて刻設された溝状流路を有するもの
であるから、その中心に接触して溶融したワツク
スを上記流路を通つて下方の成形部へ流下せしめ
ることができる。即ち、上記接触部は、ワツクス
の受け皿の如き作用をなすから、溶融したワツク
スが接触部外部へ流れ出るおそれはない、全て中
心へ集められ、流路を通つて流れるのである。
本考案における如き流路がなかつた場合、成形
部の第1滞留部後方即ち、ワツクス溶融部の後方
の容積を大きくして、溶融ワツクスが成形部外へ
こぼれない構造にする必要がある。かくすると、
ワツクス溶融部が邪魔になつて溶けたワツクスの
量が目視できないという欠点が生ずる。しかしな
がら本考案によれば、溶けたワツクスは流路を通
つて成形部へ流下するから、第1滞留部の後方の
容積を最小限とすることができ、従つて第1滞留
部前方、即ちワツクス溶融部の前方の容積を大き
くすることができる。これにより溶けたワツクス
の量を容易に目視することが可能となり、技工操
作がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例正面図、第2図は、要
部拡大斜視図、第3図は、第2図−線断面図
である。 1……把持部、5……ワツクス溶融部、6……
ヒータ、8……規制部材、9……操作部、10…
…ワツクス棒、11……接触部、12……流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貫通孔を有する把持部、該把持部先端に一定間
    隔を隔てて固定された成形部、上記把持部の貫通
    孔に後端から挿入され先端から自重にて降下突出
    するワツクス棒、上記成形部に一端側が支持され
    他端側が成形部上であつて上記ワツクス棒の降下
    方向線上に突き出るワツクス溶融部、該ワツクス
    溶融部及び上記成形部を加熱するヒータ、上記把
    持部先端と上記ワツクス溶融部との間において上
    記ワツクス棒の先端に係合し該先端の位置を規制
    する規制部材、該規制部材を前後に移動させ上記
    ワツクス棒の先端を上記ワツクス溶融部に接触又
    は離間させる操作部、を具備してなり、上記操作
    部の操作により上記ヒータにて加熱された上記ワ
    ツクス溶融部に自重にて降下し上記規制部材にて
    停止せしめられた上記ワツクス棒の先端を接触さ
    せて上記ワツクス棒を溶融させ、溶融したワツク
    スを上記成形部にて築盛成形するワツクス築盛成
    形装置であつて、上記ワツクス溶融部は、上記ワ
    ツクス棒の先端が接触する略皿状の接触部と、該
    接触部の略中心から下方に向かつて刻設された溝
    状流路を有することを特徴とするワツクス築盛成
    形装置。
JP3274187U 1987-03-05 1987-03-05 Expired JPH0344176Y2 (ja)

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JPS63140913U JPS63140913U (ja) 1988-09-16
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