JPH0319780B2 - - Google Patents
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- JPH0319780B2 JPH0319780B2 JP25914786A JP25914786A JPH0319780B2 JP H0319780 B2 JPH0319780 B2 JP H0319780B2 JP 25914786 A JP25914786 A JP 25914786A JP 25914786 A JP25914786 A JP 25914786A JP H0319780 B2 JPH0319780 B2 JP H0319780B2
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- Japan
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- wax
- rod
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- cylindrical body
- wax rod
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C13/00—Dental prostheses; Making same
- A61C13/0028—Instruments or appliances for wax-shaping or wax-removing
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、患者から採得した顎模型上に歯科用
ワツクスを用いて義歯模型を形成する際に使用さ
れるワツクス築盛成形装置に関する。
ワツクスを用いて義歯模型を形成する際に使用さ
れるワツクス築盛成形装置に関する。
<従来の技術>
一般に歯科技工におけるワツクス築盛成形作業
においては、まずスパチユラを温めて固形ワツク
スを軟化或いは溶融してすくいとり、再度温めて
液状とした後、これを被成形部に盛り上げるとい
う作業が、通常一歯につき10数回繰返される。従
来この作業のたびごとに技工土の視点は被成形部
から外れることとなり、集中して作業をすること
ができず、極めて能率の悪いものになつていた。
においては、まずスパチユラを温めて固形ワツク
スを軟化或いは溶融してすくいとり、再度温めて
液状とした後、これを被成形部に盛り上げるとい
う作業が、通常一歯につき10数回繰返される。従
来この作業のたびごとに技工土の視点は被成形部
から外れることとなり、集中して作業をすること
ができず、極めて能率の悪いものになつていた。
本発明者は、このような問題に対処するため先
に特願昭61−106195号に係る発明を提案した。こ
れを第11図に示す。同図においてヒータ1によ
りワツクス溶融手段2及び成形手段3を約100℃
に加熱した状態で、ゴム製ローラ4を指で回し歯
科用ワツクス棒5を前方へ移送し、その先端をワ
ツクス溶融手段2に接触させ、溶融させる。溶融
したワツクスは、ワツクス溶融手段2に沿つて下
方へ流れ、成形手段3に滞留する。この滞留した
溶融ワツクスが、成形手段3の先端或いは周辺か
ら被成形部へ流し込まれるのである。6は把持手
段、7はヒータ1に給電するための電気コードで
ある。
に特願昭61−106195号に係る発明を提案した。こ
れを第11図に示す。同図においてヒータ1によ
りワツクス溶融手段2及び成形手段3を約100℃
に加熱した状態で、ゴム製ローラ4を指で回し歯
科用ワツクス棒5を前方へ移送し、その先端をワ
ツクス溶融手段2に接触させ、溶融させる。溶融
したワツクスは、ワツクス溶融手段2に沿つて下
方へ流れ、成形手段3に滞留する。この滞留した
溶融ワツクスが、成形手段3の先端或いは周辺か
ら被成形部へ流し込まれるのである。6は把持手
段、7はヒータ1に給電するための電気コードで
ある。
<発明が解決しようとする問題点>
上記先行技術における構造にあつては、ワツク
ス棒5が、ヒータ1からの伝導熱及び輻放熱によ
り、或いは夏季においては室温により軟化し、形
状は保持しているものの僅かな外力で変形し易い
状態となつており、ローラ4にて移送する際、ロ
ーラ4からの力を受けて変形してしまうことが起
こる。即ち、ローラ4は、ゴムにて形成されこの
ローラ4に対向する位置に別の補助ローラ(図示
せず)を配置し、この一対のローラにてワツクス
棒5を弾性挟持して移送するのであるが、ワツク
ス棒5が軟化した場合、このローラ4による弾性
力により押し潰され、変形し、或いは曲げられて
把持手段前方へ出てくる。そしてワツクス棒5が
押し潰され変形すると、ローラ4による弾性挟持
力がなくなり、ローラ4が空回りしたり、或いは
把持手段6の中空空洞部にワツクスが接触、付着
してワツクス棒5の移送を妨げるという問題を生
じることがある。またワツクス棒5がローラ4に
よる力を受けて曲がると、その先端がワツクス溶
融部2の中心からずれ、ワツクス溶融が行われな
いという問題が生じる。
ス棒5が、ヒータ1からの伝導熱及び輻放熱によ
り、或いは夏季においては室温により軟化し、形
状は保持しているものの僅かな外力で変形し易い
状態となつており、ローラ4にて移送する際、ロ
ーラ4からの力を受けて変形してしまうことが起
こる。即ち、ローラ4は、ゴムにて形成されこの
ローラ4に対向する位置に別の補助ローラ(図示
せず)を配置し、この一対のローラにてワツクス
棒5を弾性挟持して移送するのであるが、ワツク
ス棒5が軟化した場合、このローラ4による弾性
力により押し潰され、変形し、或いは曲げられて
把持手段前方へ出てくる。そしてワツクス棒5が
押し潰され変形すると、ローラ4による弾性挟持
力がなくなり、ローラ4が空回りしたり、或いは
把持手段6の中空空洞部にワツクスが接触、付着
してワツクス棒5の移送を妨げるという問題を生
じることがある。またワツクス棒5がローラ4に
よる力を受けて曲がると、その先端がワツクス溶
融部2の中心からずれ、ワツクス溶融が行われな
いという問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ワツクス棒に、変形、曲がりを生じる横方
向からの外力を一切加えることなく、ワツクスを
移送することが可能なワツクス築盛成形装置を実
現するものである。
ので、ワツクス棒に、変形、曲がりを生じる横方
向からの外力を一切加えることなく、ワツクスを
移送することが可能なワツクス築盛成形装置を実
現するものである。
また本発明は、ワツクス棒を降下させるために
これに加わる力として、ワツクス棒の自重の他
に、強制的な押圧力を付加させたものである。
これに加わる力として、ワツクス棒の自重の他
に、強制的な押圧力を付加させたものである。
<問題点を解決するための手段>
本発明に係るワツクス築盛成形装置は、ワツク
ス棒が挿入され自重で降下する貫通孔を有する把
持手段、該把持手段前方に位置せしめられた流線
形皿状の成形手段、該成形手段に一端側が固定さ
れ他端側が上記成形手段上であつて上記ワツクス
棒の降下方向線上に突き出るワツクス溶融手段、
該ワツクス溶融手段及び上記成形手段を加熱する
ヒータ手段、上記ワツクス棒をその自重降下によ
り前方に移動可能にするとともに、上記ワツクス
棒の先端に当接してこれを維持し、該先端を前方
に移動させたとき、上記ワツクス棒に先端が上記
ワツクス溶融手段に接触する第1移動手段、上記
ワツクス棒をその後端から強制的に前方への力を
加えて前方へ移動させ、その先端を上記ワツクス
溶融手段に押しつける第2移動手段、該第2移動
手段及び上記第1移動手段を前方及び後方へ移動
操作する操作手段、を有してなるものである。
ス棒が挿入され自重で降下する貫通孔を有する把
持手段、該把持手段前方に位置せしめられた流線
形皿状の成形手段、該成形手段に一端側が固定さ
れ他端側が上記成形手段上であつて上記ワツクス
棒の降下方向線上に突き出るワツクス溶融手段、
該ワツクス溶融手段及び上記成形手段を加熱する
ヒータ手段、上記ワツクス棒をその自重降下によ
り前方に移動可能にするとともに、上記ワツクス
棒の先端に当接してこれを維持し、該先端を前方
に移動させたとき、上記ワツクス棒に先端が上記
ワツクス溶融手段に接触する第1移動手段、上記
ワツクス棒をその後端から強制的に前方への力を
加えて前方へ移動させ、その先端を上記ワツクス
溶融手段に押しつける第2移動手段、該第2移動
手段及び上記第1移動手段を前方及び後方へ移動
操作する操作手段、を有してなるものである。
<作用>
ワツクス棒の後端に抵抗体を固定し、これを把
持手段の貫通孔内に挿入する。装置を手に持ち、
斜目に傾斜させると、ワツクス棒は、貫通孔内を
自重にて降下し、その先端は把持手段下端から抜
け出て、維持手段に当接して停止する。このとき
維持手段の下端とワツクス溶融手段との間は離間
している。操作手段を指で操作し第1移動手段を
動作させ、ワツクス棒を維持手段と共に自重(自
然)降下させると、維持手段先端はワツクス溶融
手段に接触し、従つてワツクス棒はワツクス溶融
手段に接触して溶融する。更に操作手段を操作し
て第2移動手段を動作させ、ワツクス棒を強制降
下させると、ワツクス棒先端は、ワツクス溶融手
段に押圧され、ワツクス溶融は加速される。この
第2移動手段動作時には、維持手段は移動せず、
その先端はワツクス溶融手段に接触した状態を維
持している。しかる後、操作手段を指で操作し、
後退させると第1移動手段及び第2移動手段は共
に後退し、ワツクス棒先端が固定される維持手段
先端は、ワツクス溶融手段から離間する。これに
よりワツクス溶融は停止する。
持手段の貫通孔内に挿入する。装置を手に持ち、
斜目に傾斜させると、ワツクス棒は、貫通孔内を
自重にて降下し、その先端は把持手段下端から抜
け出て、維持手段に当接して停止する。このとき
維持手段の下端とワツクス溶融手段との間は離間
している。操作手段を指で操作し第1移動手段を
動作させ、ワツクス棒を維持手段と共に自重(自
然)降下させると、維持手段先端はワツクス溶融
手段に接触し、従つてワツクス棒はワツクス溶融
手段に接触して溶融する。更に操作手段を操作し
て第2移動手段を動作させ、ワツクス棒を強制降
下させると、ワツクス棒先端は、ワツクス溶融手
段に押圧され、ワツクス溶融は加速される。この
第2移動手段動作時には、維持手段は移動せず、
その先端はワツクス溶融手段に接触した状態を維
持している。しかる後、操作手段を指で操作し、
後退させると第1移動手段及び第2移動手段は共
に後退し、ワツクス棒先端が固定される維持手段
先端は、ワツクス溶融手段から離間する。これに
よりワツクス溶融は停止する。
実施例 1
第1図において、10はプラスチツク製の細長
い円筒状の把持手段で、貫通孔11を有してい
る。12は、この貫通孔11内に挿入されるプラ
スチツク製円筒体で、その後端からワツクス棒5
が挿入される。円筒体12の外径は、貫通孔11
の径より僅か小さく、従つて円筒体12は貫通孔
11内を摺動可能である。また円筒体12の内径
は、ワツクス棒5の径よりも僅かに大きく、従つ
て円筒体12を傾斜させたとき、ワツクス棒5は
自重にて自然降下する。13は、円筒体12の先
端に形成された細い金属よりなるコ字状の維持部
材で、第3図に示す如く中央部分の停止体13a
と、両側の支持体13bよりなる。支持体13b
は、円筒体12壁内に摺動自在に取りつけられ
る。14は、把持手段10の先端近くに形成され
たゴム製ローラで円筒体12の操作手段としては
たらく。把持手段10内には、第2図に示す如く
ローラ14に対向して同様のゴム製補助ローラ1
5が設けられており、円筒体12は、これら一対
のローラ14,15に弾性挟持され、前進或いは
後退するのである。図中、ローラ14を矢印a方
向に回転すれば円筒体12は、矢印a′方向に前進
し、逆にローラ14を矢印b方向に回転すれば、
円筒体12は矢印b′方向に後退する。16は、把
持手段10前方に位置せしめられた成形手段で、
流線形皿部材よりなる。この成形手段16は、溶
融ワツクスの滞溜部17及びこの滞溜部17から
先端へ溶融ワツクスを流す細溝18よりなる。1
9は、成形手段16に一端側が固定され、他端側
が上記成形手段16上であつて上記ワツクス棒5
の降下方向線上に突き出るワツクス溶融手段であ
る。このワツクス溶融手段19及び成形手段16
は、銅、真鍮、ニツケル・クロム合金、コバル
ト・クロム合金等熱伝導性の良い金属にて一体形
成されている。20は、ワツクス溶融手段19内
に埋設されたヒータで、セラミツクヒータ等が使
用できる。このヒータ20により、ワツクス溶融
手段19及び成形手段16が約100℃に加熱され
る。尚ヒータ20による加熱温度は、ワツクスの
材料に応じて、約80℃ないし約120℃の範囲で設
定される。21は、放熱体で、ステンレス等高強
度の金属にて構成され、把持手段10先端にその
一端が固定され、その他端は、上方に大きく逆U
字状に湾曲して、ワツクス溶融手段19の他端側
に断熱体22を介して固定される。この放熱体2
1は、所定形状に湾曲させた2本の針金をA点に
て鑞着することにより形成することができる。放
熱体21は、ワツクス溶融手段19に埋設された
ヒータ20からの熱が把持手段10へ伝わるのを
防止した状態で、ワツクス溶融手段19及び成形
手段16を、把持手段10に維持固定する作用を
なす。23は、把持手段10先端から断熱体22
の中央にのびるリード線であり、断熱体22を貫
通してヒータ20へ接続され、これに電源供給す
る。断熱体22の材料として、FRP、エポキシ
樹脂等の耐熱プラスチツク或いはマイカ複合プラ
スチツク、アスベスト複合プラスチツク等の断熱
特性を付与したプラスチツクが使用できる。24
は、電源供給のためのプラグであり、そのコード
は、リード線23に連結されている。尚上記リー
ド線23は、逆U字状の放熱体21をチユーブ状
とし、この中に収容することもできる。上記放熱
体21はこれをスタンド(図示せず)に引つ掛
け、非使用時における装置の支持に使用すること
ができる。25は、略U字状の係止体で、把持手
段10に形成された溝26に嵌め込まれ、その内
面は、円筒体12に接する。この係止体25は、
把持手段10に対し着脱可能であり、金属又はプ
ラスチツクにて形成される。
い円筒状の把持手段で、貫通孔11を有してい
る。12は、この貫通孔11内に挿入されるプラ
スチツク製円筒体で、その後端からワツクス棒5
が挿入される。円筒体12の外径は、貫通孔11
の径より僅か小さく、従つて円筒体12は貫通孔
11内を摺動可能である。また円筒体12の内径
は、ワツクス棒5の径よりも僅かに大きく、従つ
て円筒体12を傾斜させたとき、ワツクス棒5は
自重にて自然降下する。13は、円筒体12の先
端に形成された細い金属よりなるコ字状の維持部
材で、第3図に示す如く中央部分の停止体13a
と、両側の支持体13bよりなる。支持体13b
は、円筒体12壁内に摺動自在に取りつけられ
る。14は、把持手段10の先端近くに形成され
たゴム製ローラで円筒体12の操作手段としては
たらく。把持手段10内には、第2図に示す如く
ローラ14に対向して同様のゴム製補助ローラ1
5が設けられており、円筒体12は、これら一対
のローラ14,15に弾性挟持され、前進或いは
後退するのである。図中、ローラ14を矢印a方
向に回転すれば円筒体12は、矢印a′方向に前進
し、逆にローラ14を矢印b方向に回転すれば、
円筒体12は矢印b′方向に後退する。16は、把
持手段10前方に位置せしめられた成形手段で、
流線形皿部材よりなる。この成形手段16は、溶
融ワツクスの滞溜部17及びこの滞溜部17から
先端へ溶融ワツクスを流す細溝18よりなる。1
9は、成形手段16に一端側が固定され、他端側
が上記成形手段16上であつて上記ワツクス棒5
の降下方向線上に突き出るワツクス溶融手段であ
る。このワツクス溶融手段19及び成形手段16
は、銅、真鍮、ニツケル・クロム合金、コバル
ト・クロム合金等熱伝導性の良い金属にて一体形
成されている。20は、ワツクス溶融手段19内
に埋設されたヒータで、セラミツクヒータ等が使
用できる。このヒータ20により、ワツクス溶融
手段19及び成形手段16が約100℃に加熱され
る。尚ヒータ20による加熱温度は、ワツクスの
材料に応じて、約80℃ないし約120℃の範囲で設
定される。21は、放熱体で、ステンレス等高強
度の金属にて構成され、把持手段10先端にその
一端が固定され、その他端は、上方に大きく逆U
字状に湾曲して、ワツクス溶融手段19の他端側
に断熱体22を介して固定される。この放熱体2
1は、所定形状に湾曲させた2本の針金をA点に
て鑞着することにより形成することができる。放
熱体21は、ワツクス溶融手段19に埋設された
ヒータ20からの熱が把持手段10へ伝わるのを
防止した状態で、ワツクス溶融手段19及び成形
手段16を、把持手段10に維持固定する作用を
なす。23は、把持手段10先端から断熱体22
の中央にのびるリード線であり、断熱体22を貫
通してヒータ20へ接続され、これに電源供給す
る。断熱体22の材料として、FRP、エポキシ
樹脂等の耐熱プラスチツク或いはマイカ複合プラ
スチツク、アスベスト複合プラスチツク等の断熱
特性を付与したプラスチツクが使用できる。24
は、電源供給のためのプラグであり、そのコード
は、リード線23に連結されている。尚上記リー
ド線23は、逆U字状の放熱体21をチユーブ状
とし、この中に収容することもできる。上記放熱
体21はこれをスタンド(図示せず)に引つ掛
け、非使用時における装置の支持に使用すること
ができる。25は、略U字状の係止体で、把持手
段10に形成された溝26に嵌め込まれ、その内
面は、円筒体12に接する。この係止体25は、
把持手段10に対し着脱可能であり、金属又はプ
ラスチツクにて形成される。
第3図は、ワツクス棒5を挿入した円筒体12
の構造を示す。円筒体12の内径は、直径4mmの
ワツクス棒5を使用する場合、約5mmないし7mm
が好ましい。かかる大小関係を有することによ
り、ワツクス棒5は円筒体12を斜めに持ち上げ
たとき、自重により降下し、維持部材13に当接
して停止する。27は円筒体12の表面に形成さ
れた突状ガイドで、把持手段10(第1図)の貫
通孔11に形成された細溝28に嵌まり、貫通孔
11内での、円筒体12の位置を決め、かつその
回転を防止する。29は、円筒体12壁内に形成
された摺動孔で、支持体13bが収容され、前後
に摺動する。30は、円筒体12の壁面に形成さ
れた細長い窓で、摺動孔29に連通している。3
1は、支持体13bに固定された突起体で、窓3
0内に位置する。把持手段10にとりつけられる
係止体25は、窓30に面し、かつその一部が窓
30内に入り込むよう湾曲せしめられている。従
つて、突起部31及び窓30の左端は、この係止
体25に当り、その動作が規制される。32は、
円筒体12内周面、特にその底面に形成された鋸
歯状表面、33は、ワツクス棒5の後端に固定さ
れた抵抗体でワツクス棒5が、円筒体12内を後
方へ後退するのを阻止するものである。即ち、第
4図に示す如く、抵抗体33は、その後端及び前
端付近の2箇所(Bにて示す)が径大にかつ鋭角
に形成されてなり、この鋭角部分が鋸歯状表面3
2に引つ掛かるのである。鋸歯状表面32の鋸歯
は、抵抗体33が前方へ移動し易く、逆に後方へ
移動しにくい形状に形成されている。この抵抗体
33は、中心にネジ形状の針34を有しており、
これがワツクス棒5の後端面中心に差し込まれ
る。またこの抵抗体33は、ウエイトとしての作
用も有し、内部空間35に重り36を収納し、そ
の衝突力をワツクス棒5に伝達させることによ
り、ワツクス棒5の降下力を増大させるのであ
る。
の構造を示す。円筒体12の内径は、直径4mmの
ワツクス棒5を使用する場合、約5mmないし7mm
が好ましい。かかる大小関係を有することによ
り、ワツクス棒5は円筒体12を斜めに持ち上げ
たとき、自重により降下し、維持部材13に当接
して停止する。27は円筒体12の表面に形成さ
れた突状ガイドで、把持手段10(第1図)の貫
通孔11に形成された細溝28に嵌まり、貫通孔
11内での、円筒体12の位置を決め、かつその
回転を防止する。29は、円筒体12壁内に形成
された摺動孔で、支持体13bが収容され、前後
に摺動する。30は、円筒体12の壁面に形成さ
れた細長い窓で、摺動孔29に連通している。3
1は、支持体13bに固定された突起体で、窓3
0内に位置する。把持手段10にとりつけられる
係止体25は、窓30に面し、かつその一部が窓
30内に入り込むよう湾曲せしめられている。従
つて、突起部31及び窓30の左端は、この係止
体25に当り、その動作が規制される。32は、
円筒体12内周面、特にその底面に形成された鋸
歯状表面、33は、ワツクス棒5の後端に固定さ
れた抵抗体でワツクス棒5が、円筒体12内を後
方へ後退するのを阻止するものである。即ち、第
4図に示す如く、抵抗体33は、その後端及び前
端付近の2箇所(Bにて示す)が径大にかつ鋭角
に形成されてなり、この鋭角部分が鋸歯状表面3
2に引つ掛かるのである。鋸歯状表面32の鋸歯
は、抵抗体33が前方へ移動し易く、逆に後方へ
移動しにくい形状に形成されている。この抵抗体
33は、中心にネジ形状の針34を有しており、
これがワツクス棒5の後端面中心に差し込まれ
る。またこの抵抗体33は、ウエイトとしての作
用も有し、内部空間35に重り36を収納し、そ
の衝突力をワツクス棒5に伝達させることによ
り、ワツクス棒5の降下力を増大させるのであ
る。
上記装置の使用に際しては、装置を手に持ち、
把持手段10を傾斜(垂直でもよい)させて、ワ
ツクス棒5を降下させ、その先端を維持部材13
に当てる。かかる状態で、ローラ14を、矢印a
方向(第2図)に回転させ、円筒体12を矢印
a′方向(第2図)へ前進させる。かくしてワツク
ス棒5の先端は、加熱されたワツクス溶融手段1
9に接触し、溶融する。溶融ワツクスの量を多く
するには、ローラ14を回して円筒体12を更に
前進させ、ワツクス棒5を強制的にワツクス溶融
手段19に押し当てればよい。溶融したワツクス
は、ワツクス溶融手段19に沿つて流下し、成形
手段16の滞溜部17に留まる。ワツクスの溶融
が所望の量に達すると、ローラ14を指で矢印b
方向(第2図)へ回転させ、円筒体12を矢印
b′方向(第2図)へ後退させる。これにより、ワ
ツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手段19から
離間し、ワツクス溶融は停止する。その後この溶
満ワツクスは、被成形部へ流しこまれる。即ち、
歯冠周囲、咬合面等に流し込む場合には成形手段
16の側面から、また咬頭部の成形等細かい細工
をする場合には、細溝18を介してワツクスを流
し、成形手段16の先端にて行われる。
把持手段10を傾斜(垂直でもよい)させて、ワ
ツクス棒5を降下させ、その先端を維持部材13
に当てる。かかる状態で、ローラ14を、矢印a
方向(第2図)に回転させ、円筒体12を矢印
a′方向(第2図)へ前進させる。かくしてワツク
ス棒5の先端は、加熱されたワツクス溶融手段1
9に接触し、溶融する。溶融ワツクスの量を多く
するには、ローラ14を回して円筒体12を更に
前進させ、ワツクス棒5を強制的にワツクス溶融
手段19に押し当てればよい。溶融したワツクス
は、ワツクス溶融手段19に沿つて流下し、成形
手段16の滞溜部17に留まる。ワツクスの溶融
が所望の量に達すると、ローラ14を指で矢印b
方向(第2図)へ回転させ、円筒体12を矢印
b′方向(第2図)へ後退させる。これにより、ワ
ツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手段19から
離間し、ワツクス溶融は停止する。その後この溶
満ワツクスは、被成形部へ流しこまれる。即ち、
歯冠周囲、咬合面等に流し込む場合には成形手段
16の側面から、また咬頭部の成形等細かい細工
をする場合には、細溝18を介してワツクスを流
し、成形手段16の先端にて行われる。
次に第5図を用いて、上記構成の装置の作用を
順に説明する。尚同図には、円筒体12、この円
筒体12に挿入されたワツクス棒5、係止体2
5、ワツクス溶融手段19及び成形手段16のみ
を示し、他の部分は省略している。また図では、
円筒体12等を水平に描いているが、実際には装
置全体は、手に持たれており、図中右側が下方と
なるよう斜目に支持されている。それ故、ワツク
ス棒5には、常に自重による降下力がはたらいて
いる。
順に説明する。尚同図には、円筒体12、この円
筒体12に挿入されたワツクス棒5、係止体2
5、ワツクス溶融手段19及び成形手段16のみ
を示し、他の部分は省略している。また図では、
円筒体12等を水平に描いているが、実際には装
置全体は、手に持たれており、図中右側が下方と
なるよう斜目に支持されている。それ故、ワツク
ス棒5には、常に自重による降下力がはたらいて
いる。
(A) 非使用状態である。円筒体12は、把持手段
10(第1図)内を、後退しており、ワツクス
棒5の先端は、ワツクス溶融手段19から離間
している。ワツクス棒5は、その自重により降
下し、維持部材13の停止体13aに当接し
て、停止している。維持部材13は、円筒体1
2に対し前進(図中右側へ移動)した状態にあ
り、従つて、突起体31は、窓30の右端に位
置し、この左側に係止体25が位置している。
10(第1図)内を、後退しており、ワツクス
棒5の先端は、ワツクス溶融手段19から離間
している。ワツクス棒5は、その自重により降
下し、維持部材13の停止体13aに当接し
て、停止している。維持部材13は、円筒体1
2に対し前進(図中右側へ移動)した状態にあ
り、従つて、突起体31は、窓30の右端に位
置し、この左側に係止体25が位置している。
(B) 使用開始時の動作である。ローラ14(第1
図、第2図)の回転により、円筒体12は、前
方へ矢印aで示す如く移動せしめられる。これ
によりワツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手
段19により接触する。ワツクス溶融手段19
及び成形手段16は、加熱されているから、ワ
ツクス棒5の先端は溶融し、矢印pで示す如く
成形手段16に流れ込む。先端が溶融流出した
ワツクス棒5は、自重により降下し、その先端
は、常にワツクス溶融手段19に当接してい
る。
図、第2図)の回転により、円筒体12は、前
方へ矢印aで示す如く移動せしめられる。これ
によりワツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手
段19により接触する。ワツクス溶融手段19
及び成形手段16は、加熱されているから、ワ
ツクス棒5の先端は溶融し、矢印pで示す如く
成形手段16に流れ込む。先端が溶融流出した
ワツクス棒5は、自重により降下し、その先端
は、常にワツクス溶融手段19に当接してい
る。
(C) ワツクス棒5にワツクス溶融手段19方向の
強制的な力を加える動作である。ローラ14第
1図)を回転して、円筒体12を更に矢印bに
て示す如く前進させると、維持部材13は、円
筒体12に対し相対的に後退する。第4図に示
す如く、ワツクス棒5の後端には、抵抗体33
が固定されており、これは、円筒体12内周面
の鋸歯状表面32に引つ掛かつてワツクス棒5
の後退を阻止する。それ故、円筒体12を前進
させれば、ワツクス棒5もまた、これに引つ掛
かつて前進し、ワツクス棒5先端は、ワツクス
溶融手段19に強制的に押圧されることとな
る。これにより、多量のワツクス溶融が可能と
なる。溶融したワツクスは、矢印qで示す如く
流下し、成形部16に滞留する。円筒体12の
ローラ14による前進は、係止体25が窓30
の左端に当接した時点で停止する。この後は、
ワツクス棒5の自重による降下により、ワツク
ス溶融が続行される。
強制的な力を加える動作である。ローラ14第
1図)を回転して、円筒体12を更に矢印bに
て示す如く前進させると、維持部材13は、円
筒体12に対し相対的に後退する。第4図に示
す如く、ワツクス棒5の後端には、抵抗体33
が固定されており、これは、円筒体12内周面
の鋸歯状表面32に引つ掛かつてワツクス棒5
の後退を阻止する。それ故、円筒体12を前進
させれば、ワツクス棒5もまた、これに引つ掛
かつて前進し、ワツクス棒5先端は、ワツクス
溶融手段19に強制的に押圧されることとな
る。これにより、多量のワツクス溶融が可能と
なる。溶融したワツクスは、矢印qで示す如く
流下し、成形部16に滞留する。円筒体12の
ローラ14による前進は、係止体25が窓30
の左端に当接した時点で停止する。この後は、
ワツクス棒5の自重による降下により、ワツク
ス溶融が続行される。
(D) 使用終了動作である。ローラ14を逆回転
し、円筒体12を矢印cにて示す如く後退させ
ると、ワツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手
段19から離れ、ワツクス溶融は終了する。維
持部材13は、円筒体12の後退に伴つて後退
し、突起体31が係止体25に当接するまで、
同一の動作をする。
し、円筒体12を矢印cにて示す如く後退させ
ると、ワツクス棒5の先端は、ワツクス溶融手
段19から離れ、ワツクス溶融は終了する。維
持部材13は、円筒体12の後退に伴つて後退
し、突起体31が係止体25に当接するまで、
同一の動作をする。
(E) 円筒体12のみの後退動作である。矢印dに
て示す如く円筒体12を更に後退させると、維
持部材13は、係止体25に当たつて止まり、
円筒体12に対し相対的に前進する。このとき
同時にワツクス棒5は、自重にて円筒体12内
を降下し、その先端は、維持部材13の停止体
13aに当接している。
て示す如く円筒体12を更に後退させると、維
持部材13は、係止体25に当たつて止まり、
円筒体12に対し相対的に前進する。このとき
同時にワツクス棒5は、自重にて円筒体12内
を降下し、その先端は、維持部材13の停止体
13aに当接している。
かくして、最初の状態(A)に戻る。かかる動作が
繰り返されて、ワツクス棒5は消費されていく。
上記作用において、矢印a〜dにて示す移動距離
は、各々約7mm〜8mmである。
繰り返されて、ワツクス棒5は消費されていく。
上記作用において、矢印a〜dにて示す移動距離
は、各々約7mm〜8mmである。
上記実施例にかかる構造の装置においては、一
度ワツクス棒5先端をワツクス溶融手段19に当
て溶融させ、その後円筒体12を後退させて、ワ
ツクス棒5をワツクス溶融手段19から離間させ
た場合、維持部材13はワツクス棒5の先端に理
まつた状態となる。それ故ワツクス棒5はこの維
持部材13にて固定される。また、ワツクス棒5
は、抵抗体33が鋸歯状表面32に引つ掛かるこ
とにより、後方への脱落が抑止されている。それ
故、把持手段10を逆様に傾斜させても、ワツク
ス棒5が円筒体12後端から抜け落ちることはな
い。また円筒体12も、同様にローラ14,15
にて弾性的に挟持されているから、貫通孔11か
ら抜け落ちることはない。
度ワツクス棒5先端をワツクス溶融手段19に当
て溶融させ、その後円筒体12を後退させて、ワ
ツクス棒5をワツクス溶融手段19から離間させ
た場合、維持部材13はワツクス棒5の先端に理
まつた状態となる。それ故ワツクス棒5はこの維
持部材13にて固定される。また、ワツクス棒5
は、抵抗体33が鋸歯状表面32に引つ掛かるこ
とにより、後方への脱落が抑止されている。それ
故、把持手段10を逆様に傾斜させても、ワツク
ス棒5が円筒体12後端から抜け落ちることはな
い。また円筒体12も、同様にローラ14,15
にて弾性的に挟持されているから、貫通孔11か
ら抜け落ちることはない。
またワツクス棒5は、その先端が維持部材13
にて固定されているために、ワツクス棒5がワツ
クス溶融手段19及び成形手段16からの輻射熱
を受けて、軟化し、下方向へ曲がることもない。
にて固定されているために、ワツクス棒5がワツ
クス溶融手段19及び成形手段16からの輻射熱
を受けて、軟化し、下方向へ曲がることもない。
ワツクス棒5を交換するに際し、円筒体12を
把持手段10から引き抜く場合は、まず、係止体
25を把持手段10から外し、ローラ14をb方
向(第2図)へ回転させればよい。また残つたワ
ツクス棒5を円筒体12から取り出す場合には、
鋸歯状表面32を上側として、抵抗体33がこれ
に引つ掛からない状態として、引き抜けばよい。
把持手段10から引き抜く場合は、まず、係止体
25を把持手段10から外し、ローラ14をb方
向(第2図)へ回転させればよい。また残つたワ
ツクス棒5を円筒体12から取り出す場合には、
鋸歯状表面32を上側として、抵抗体33がこれ
に引つ掛からない状態として、引き抜けばよい。
実施例 2
第6図において、40は、プラスチツク製の細
長い略円筒体形状の把持手段で、貫通孔41を有
し、かつその底部に、刳抜部42が形成されてい
る。この刳抜部42にはスライド体43(第7
図)が前後に移動可能な状態で嵌合支持されてお
り、かつ内面に鋸歯状表面44(第2図)を有し
ている。45は、略リング形状の外挿体であつて
スライド体43の前端付近に、固定され操作部材
として作用する。この外挿体45は把持手段40
外周に嵌挿される。5は、把持手段40の貫通孔
41後端から挿入されるワツクス棒で、貫通孔4
1の内径は、ワツクス棒5の径よりも僅か大き
く、従つて把持手段40を傾斜させたとき、ワツ
クス棒5は自重にて降下する。46は、外挿体4
5に取りつけられた細い金属よりなる繊維部材
で、第7図に示す如く、中央部分の停止体46a
と、両側の支持体46bと、停止体46aと支持
体46bの間に形成された屈曲部よりなる第1係
止体47と、支持体46b後端に外側にL字形に
曲げて形成された第2係止体48とからなる。第
7図に示す如く支持体46bは、内側に緩やかな
カーブCが形成されている。この支持体46b
が、外挿体45に形成された小孔49,49に貫
通せしめられる。これにより、維持部材46は、
上記カーブCにより適度なバネ性をもつて外挿体
45に支持され、このバネ性は、維持部材46の
移動に際し、抵抗として作用する。それ故、外挿
体45を、前後に動かせば、維持部材46もこれ
に伴つて移動する。しかし、第1係止体47が把
持手段40前端に当たつたときは、維持部材46
は止まり、外挿体45のみ上記抵抗に抗して移動
することとなる。成形手段16、ワツクス溶融手
段19、ヒータ20等は、前述の例と同様の構成
である。50は、放熱体で、ステンレス等高強度
の金属にて構成され、把持手段40先端にその一
端が固定され、その他端は、上方に大きく逆U字
状に湾曲して、ワツクス溶融手段19の他端側に
固定される。放熱体50は、ワツクス溶融手段1
9に埋設されたヒータ20からの熱が把持手段4
0へ伝わるのを防止した状態で、ワツクス溶融手
段19及び成形手段16を、把持手段40の維持
固定する作用をなす。またこの放熱体50の内部
には、ヒータ20に電源を供給するリード線51
(第8図)が配設されている。24は、電源供給
のためのプラグであり、そのコードは、把持手段
40内、及び放熱体50を通つてヒータ20に連
結されている。上記放熱体50は、これをスタン
ド(図示せず)に引つ掛け、非使用時における装
置の支持に使用することができる。第7図は、外
挿体45、スライド体43及び維持部材46の構
造を示し、外挿体45とスライド体43とは固定
され、維持部材46は、外挿体45に対し、前後
方向に移動可能に支持される。スライド体43の
内側には、鋸歯状表面44が形成されている。こ
のスライド体43は、その断面が外側へ「く」字
状に突出しており、これが同様の形状に刳り抜か
れた把持手段40の刳抜部42に嵌合する。これ
により、スライド体43は、把持手段40に支持
され刳抜部42に沿つて前後にスライド移動す
る。またこのスライド体43が外挿体45より前
に延びた部分の長さは、装置非使用状態(第9図
Aの状態)における外挿体45と把持手段40前
端の距離の約半分に設定される。
長い略円筒体形状の把持手段で、貫通孔41を有
し、かつその底部に、刳抜部42が形成されてい
る。この刳抜部42にはスライド体43(第7
図)が前後に移動可能な状態で嵌合支持されてお
り、かつ内面に鋸歯状表面44(第2図)を有し
ている。45は、略リング形状の外挿体であつて
スライド体43の前端付近に、固定され操作部材
として作用する。この外挿体45は把持手段40
外周に嵌挿される。5は、把持手段40の貫通孔
41後端から挿入されるワツクス棒で、貫通孔4
1の内径は、ワツクス棒5の径よりも僅か大き
く、従つて把持手段40を傾斜させたとき、ワツ
クス棒5は自重にて降下する。46は、外挿体4
5に取りつけられた細い金属よりなる繊維部材
で、第7図に示す如く、中央部分の停止体46a
と、両側の支持体46bと、停止体46aと支持
体46bの間に形成された屈曲部よりなる第1係
止体47と、支持体46b後端に外側にL字形に
曲げて形成された第2係止体48とからなる。第
7図に示す如く支持体46bは、内側に緩やかな
カーブCが形成されている。この支持体46b
が、外挿体45に形成された小孔49,49に貫
通せしめられる。これにより、維持部材46は、
上記カーブCにより適度なバネ性をもつて外挿体
45に支持され、このバネ性は、維持部材46の
移動に際し、抵抗として作用する。それ故、外挿
体45を、前後に動かせば、維持部材46もこれ
に伴つて移動する。しかし、第1係止体47が把
持手段40前端に当たつたときは、維持部材46
は止まり、外挿体45のみ上記抵抗に抗して移動
することとなる。成形手段16、ワツクス溶融手
段19、ヒータ20等は、前述の例と同様の構成
である。50は、放熱体で、ステンレス等高強度
の金属にて構成され、把持手段40先端にその一
端が固定され、その他端は、上方に大きく逆U字
状に湾曲して、ワツクス溶融手段19の他端側に
固定される。放熱体50は、ワツクス溶融手段1
9に埋設されたヒータ20からの熱が把持手段4
0へ伝わるのを防止した状態で、ワツクス溶融手
段19及び成形手段16を、把持手段40の維持
固定する作用をなす。またこの放熱体50の内部
には、ヒータ20に電源を供給するリード線51
(第8図)が配設されている。24は、電源供給
のためのプラグであり、そのコードは、把持手段
40内、及び放熱体50を通つてヒータ20に連
結されている。上記放熱体50は、これをスタン
ド(図示せず)に引つ掛け、非使用時における装
置の支持に使用することができる。第7図は、外
挿体45、スライド体43及び維持部材46の構
造を示し、外挿体45とスライド体43とは固定
され、維持部材46は、外挿体45に対し、前後
方向に移動可能に支持される。スライド体43の
内側には、鋸歯状表面44が形成されている。こ
のスライド体43は、その断面が外側へ「く」字
状に突出しており、これが同様の形状に刳り抜か
れた把持手段40の刳抜部42に嵌合する。これ
により、スライド体43は、把持手段40に支持
され刳抜部42に沿つて前後にスライド移動す
る。またこのスライド体43が外挿体45より前
に延びた部分の長さは、装置非使用状態(第9図
Aの状態)における外挿体45と把持手段40前
端の距離の約半分に設定される。
第8図は、把持部手段40の断面構造を示し、
43はスライド体、44は鋸歯状表面であり、こ
の上にワツクス棒5が載つている。33は、ワツ
クス棒5の後端に固定された抵抗体で、ワツクス
棒5が後退移動するのを阻止するものである。即
ち、抵抗体33は、前述した如く後端及び前端付
近の2箇所(Bにて示す)が径大にかつ鋭角に形
成されてなり、この鋭角部分が鋸歯状表面44に
引つ掛かるのである。52は把持手段40に形成
した孔で、リード線51,51が配設される。こ
の抵抗体33は、中心にネヂ形状の針34を有し
ており、これがワツクス棒5の後端面中心に差し
込まれる。またこの抵抗体33は、ウエイトとし
ての作用も有し、内部空間35に重り36を収納
し、その衝突力をワツクス棒5に伝達させること
により、ワツクス棒5の降下力を増大させるので
ある。
43はスライド体、44は鋸歯状表面であり、こ
の上にワツクス棒5が載つている。33は、ワツ
クス棒5の後端に固定された抵抗体で、ワツクス
棒5が後退移動するのを阻止するものである。即
ち、抵抗体33は、前述した如く後端及び前端付
近の2箇所(Bにて示す)が径大にかつ鋭角に形
成されてなり、この鋭角部分が鋸歯状表面44に
引つ掛かるのである。52は把持手段40に形成
した孔で、リード線51,51が配設される。こ
の抵抗体33は、中心にネヂ形状の針34を有し
ており、これがワツクス棒5の後端面中心に差し
込まれる。またこの抵抗体33は、ウエイトとし
ての作用も有し、内部空間35に重り36を収納
し、その衝突力をワツクス棒5に伝達させること
により、ワツクス棒5の降下力を増大させるので
ある。
上記装置の使用に際しては、装置を手に持ち、
把持手段40を傾斜(垂直でもよい)させて、ワ
ツクス棒5を降下させ、その先端を維持部材46
に当てる。かかる状態で、外挿体45を前進させ
る。かくしてワツクス棒5の先端は、加熱された
ワツクス溶融手段19に接触し、溶融する。溶融
ワツクスの量を多くするには、外挿体45を更に
前進させ、ワツクス棒5を強制的にワツクス溶融
手段19に押し当てればよい。溶融したワツクス
は、ワツクス溶融手段19に沿つて流下し、成形
手段16の滞留部17に留まる。続いてこの溶融
ワツクスを用いて義歯模型の築盛成形作業が行わ
れる。その作業については、実施例1において説
明した通りである。
把持手段40を傾斜(垂直でもよい)させて、ワ
ツクス棒5を降下させ、その先端を維持部材46
に当てる。かかる状態で、外挿体45を前進させ
る。かくしてワツクス棒5の先端は、加熱された
ワツクス溶融手段19に接触し、溶融する。溶融
ワツクスの量を多くするには、外挿体45を更に
前進させ、ワツクス棒5を強制的にワツクス溶融
手段19に押し当てればよい。溶融したワツクス
は、ワツクス溶融手段19に沿つて流下し、成形
手段16の滞留部17に留まる。続いてこの溶融
ワツクスを用いて義歯模型の築盛成形作業が行わ
れる。その作業については、実施例1において説
明した通りである。
次に第9図を用いて上記構成の装置の作用を説
明する。尚、図では装置は水平に描かれている
が、実際には前述の例と同様に装置は手に持たれ
ており、図中右側が下方となるよう斜めに支持さ
れている。それ故、ワツクス棒5には、常に自重
による降下力がはたらいている。
明する。尚、図では装置は水平に描かれている
が、実際には前述の例と同様に装置は手に持たれ
ており、図中右側が下方となるよう斜めに支持さ
れている。それ故、ワツクス棒5には、常に自重
による降下力がはたらいている。
(A) 非使用状態である。スライド体43及び外挿
体45は、把持手段40(第6図)内を、後退
しており、ワツクス棒5の先端は、ワツクス溶
融手段19から離間している。ワツクス棒5
は、その自重により降下し、維持部材46の停
止体46aに当接して、停止している。維持部
材46は、外挿体45に対し前進(図中右側へ
移動)した状態にあり、第1係止体47は、把
持手段40前端に係止して停止している。
体45は、把持手段40(第6図)内を、後退
しており、ワツクス棒5の先端は、ワツクス溶
融手段19から離間している。ワツクス棒5
は、その自重により降下し、維持部材46の停
止体46aに当接して、停止している。維持部
材46は、外挿体45に対し前進(図中右側へ
移動)した状態にあり、第1係止体47は、把
持手段40前端に係止して停止している。
(B) 使用開始時の動作である。指の操作により外
挿体45及びスライド体43は、前方へ矢印a
で示す如く移動せしめられる。これに従つて維
持部材46も同様に移動しワツクス棒5の先端
は、ワツクス溶融手段19に接触する。ワツク
ス溶融手段19及び成形手段16は、加熱され
ているから、ワツクス棒5の先端は溶融し、矢
印pで示す如く維持部材46に流れ込む。先端
が溶融流出したワツクス棒5は、自重により降
下し、その先端は、常にワツクス溶融手段19
に当接している。
挿体45及びスライド体43は、前方へ矢印a
で示す如く移動せしめられる。これに従つて維
持部材46も同様に移動しワツクス棒5の先端
は、ワツクス溶融手段19に接触する。ワツク
ス溶融手段19及び成形手段16は、加熱され
ているから、ワツクス棒5の先端は溶融し、矢
印pで示す如く維持部材46に流れ込む。先端
が溶融流出したワツクス棒5は、自重により降
下し、その先端は、常にワツクス溶融手段19
に当接している。
(C) ワツクス棒5にワツクス溶融手段19方向の
強制的な力を加える動作である。外挿体45を
矢印bで示す如く前方に押して、スライド体4
3を更に前進させると、維持部材46は、外挿
体45及びスライド体43に対し相対的に後退
する。第8図に示す如く、ワツクス棒5の後端
には、抵抗体33が固定されており、これは、
スライド体43内周面の鋸歯状表面44に引つ
掛かつてワツクス棒5の後退を阻止する。それ
故、スライド体43を前進させれば、ワツクス
棒5もまた、これに引つ掛かつて前進し、ワツ
クス棒5先端は、ワツクス溶融手段19に強制
的に押圧されることとなる。これにより、多量
のワツクス溶融が可能となる。溶融したワツク
スは、矢印qで示す如く流下し、成形手段16
に滞留する。スライド体43の前進は、外挿体
45が放熱体50に当接した時点で停止する。
この後は、ワツクス棒5の自重による降下によ
り、ワツクス溶融が続行される。
強制的な力を加える動作である。外挿体45を
矢印bで示す如く前方に押して、スライド体4
3を更に前進させると、維持部材46は、外挿
体45及びスライド体43に対し相対的に後退
する。第8図に示す如く、ワツクス棒5の後端
には、抵抗体33が固定されており、これは、
スライド体43内周面の鋸歯状表面44に引つ
掛かつてワツクス棒5の後退を阻止する。それ
故、スライド体43を前進させれば、ワツクス
棒5もまた、これに引つ掛かつて前進し、ワツ
クス棒5先端は、ワツクス溶融手段19に強制
的に押圧されることとなる。これにより、多量
のワツクス溶融が可能となる。溶融したワツク
スは、矢印qで示す如く流下し、成形手段16
に滞留する。スライド体43の前進は、外挿体
45が放熱体50に当接した時点で停止する。
この後は、ワツクス棒5の自重による降下によ
り、ワツクス溶融が続行される。
(D) 使用終了動作である。指により外挿体45を
後退させると、スライド体43もまたこれに伴
つて後退し、ワツクス棒5の先端は、ワツクス
溶融手段19から離れ、ワツクス溶融は終了す
る。維持部材46は、外挿体45の後退に伴つ
て後退し、第1係止体47が把持手段40前後
に係止するまで、同一の動作をする。
後退させると、スライド体43もまたこれに伴
つて後退し、ワツクス棒5の先端は、ワツクス
溶融手段19から離れ、ワツクス溶融は終了す
る。維持部材46は、外挿体45の後退に伴つ
て後退し、第1係止体47が把持手段40前後
に係止するまで、同一の動作をする。
(E) 外挿体45のみの後退動作である。矢印dに
て示す如く外挿体45を更に後退させると、外
挿体45は、維持部材46の第2係止体48に
当たつて止まる。このとき、抵抗体33は、ス
ライド体43に対し、相対的に前進する。
て示す如く外挿体45を更に後退させると、外
挿体45は、維持部材46の第2係止体48に
当たつて止まる。このとき、抵抗体33は、ス
ライド体43に対し、相対的に前進する。
かくして、最初の状態(A)に戻る。かかる動作が
繰り返されて、ワツクス棒5は消費されていく。
上記作用において、矢印a〜dにて示す移動距離
は、前述の例と同様各々約7mm〜8mmである。
繰り返されて、ワツクス棒5は消費されていく。
上記作用において、矢印a〜dにて示す移動距離
は、前述の例と同様各々約7mm〜8mmである。
上記実施例にかかる構造の装置においては、一
度ワツクス棒5先端ワツクス溶融手段19に当て
溶融させ、その後外挿体45を後退させて、ワツ
クス棒5をワツクス溶融手段19から離間させた
場合、維持部材46の停止体46aはワツクス棒
5の先端に埋まつた状態となる。それ故ワツクス
棒5はこの維持部材46にて固定される。また、
ワツクス棒5は、抵抗体33が鋸歯状表面44に
引つ掛ることにより、後方への脱落が抑止されて
いる。それ故、把持手段40を逆様に傾斜させて
も、ワツクス棒5が把持手段40後端から抜け落
ちることはない。
度ワツクス棒5先端ワツクス溶融手段19に当て
溶融させ、その後外挿体45を後退させて、ワツ
クス棒5をワツクス溶融手段19から離間させた
場合、維持部材46の停止体46aはワツクス棒
5の先端に埋まつた状態となる。それ故ワツクス
棒5はこの維持部材46にて固定される。また、
ワツクス棒5は、抵抗体33が鋸歯状表面44に
引つ掛ることにより、後方への脱落が抑止されて
いる。それ故、把持手段40を逆様に傾斜させて
も、ワツクス棒5が把持手段40後端から抜け落
ちることはない。
またワツクス棒5は、その先端が維持部材46
にて固定されているために、ワツクス棒5がワツ
クス溶融手段19及び成形手段16からの輻射熱
を受けて、軟化し、下方向へ曲がることもない。
にて固定されているために、ワツクス棒5がワツ
クス溶融手段19及び成形手段16からの輻射熱
を受けて、軟化し、下方向へ曲がることもない。
尚上記実施例では、スライド体43を把持手段
40の底部に配置させた場合につき説明したが、
このスライド体43を把持手段40の貫通孔41
の天井に配置し、その下面に鋸歯状表面44を形
成した構造としてもよい。この場合スライド体4
3は、上下方向に僅かな自由度を有し、ワツクス
棒5に上から乗りかかる如く構成し、その鋸歯状
表面44を抵抗体33に係合させるのである。
40の底部に配置させた場合につき説明したが、
このスライド体43を把持手段40の貫通孔41
の天井に配置し、その下面に鋸歯状表面44を形
成した構造としてもよい。この場合スライド体4
3は、上下方向に僅かな自由度を有し、ワツクス
棒5に上から乗りかかる如く構成し、その鋸歯状
表面44を抵抗体33に係合させるのである。
第10図は、上記実施例の一変形例を示し、ス
ライド体53を、貫通孔41内部底面に位置させ
凹部55,55を形成し、これに対応する把持手
段40の底部に凸部54,54を形成したもので
ある。通常スライド体53の鋸歯状表面44は貫
通孔41表面より下方に位置しており、抵抗体3
3は、この鋸歯状表面44に引つ掛かつていな
い。この状態では、ワツクス棒5は、自重により
降下する。一方外挿体45を指で押し、これに結
合せしめられたスライド体53を前進させると、
スライド体53の凹部55,55は、凸部54,
54から外れ、この凸部54,54によりスライ
ド体53の全体は、僅か持ち上げられ、このとき
はじめて抵抗体33は鋸歯状表面44に係合する
こととなる。それ故、この状態以後は、外挿体4
5の前進により、ワツクス棒5は、強制的に前に
押し出され、ワツクス溶融手段19に押圧される
こととなる。上記の如く、スライド体53の平面
部分が凸部54,54上に乗り上がり、ワツクス
棒5の強制移動を開始する時点は、第9図Bに示
す如く、第1移動手段の動作により維持部材46
がワツクス溶融手段19に接触した時点である。
ライド体53を、貫通孔41内部底面に位置させ
凹部55,55を形成し、これに対応する把持手
段40の底部に凸部54,54を形成したもので
ある。通常スライド体53の鋸歯状表面44は貫
通孔41表面より下方に位置しており、抵抗体3
3は、この鋸歯状表面44に引つ掛かつていな
い。この状態では、ワツクス棒5は、自重により
降下する。一方外挿体45を指で押し、これに結
合せしめられたスライド体53を前進させると、
スライド体53の凹部55,55は、凸部54,
54から外れ、この凸部54,54によりスライ
ド体53の全体は、僅か持ち上げられ、このとき
はじめて抵抗体33は鋸歯状表面44に係合する
こととなる。それ故、この状態以後は、外挿体4
5の前進により、ワツクス棒5は、強制的に前に
押し出され、ワツクス溶融手段19に押圧される
こととなる。上記の如く、スライド体53の平面
部分が凸部54,54上に乗り上がり、ワツクス
棒5の強制移動を開始する時点は、第9図Bに示
す如く、第1移動手段の動作により維持部材46
がワツクス溶融手段19に接触した時点である。
<発明の効果>
本発明に係るワツクス築盛成形装置は、把持手
段の貫通孔内にワツクス棒を嵌挿させ、このワツ
クス棒が自重で降下できる構造としたものであ
り、維持部材によつてワツクス棒先端をワツクス
溶融手段に接触しない位置に停止させ、必要時に
のみ接触させてワツクス棒を溶融させるものであ
る。更に本発明に係るワツクス築盛成形装置は、
ワツクス棒がワツクス溶融手段に当接した後、ワ
ツクス棒を強制的に前進させることができる構造
としたものである。それ故、ワツクス棒は、消費
に伴つて自重で降下し、所定量ずつワツクスが溶
融される。そしてワツクス棒が強制的に押圧され
るときは、短時間で多量のワツクスを溶融させる
ことができる。またかかる構造によれば、ワツク
ス棒には、側面からの外力が加わることがないか
ら、ワツクス棒がヒータからの伝導熱及び輻射熱
により或いは室温により軟化し、僅かな力でも変
形するような状態にあつてもその元来の直線円柱
形状は維持され、ワツクス棒は把持手段貫通孔内
を円滑に降下、移送せしめられ、ワツクスの溶融
を速やかに行うことができる。
段の貫通孔内にワツクス棒を嵌挿させ、このワツ
クス棒が自重で降下できる構造としたものであ
り、維持部材によつてワツクス棒先端をワツクス
溶融手段に接触しない位置に停止させ、必要時に
のみ接触させてワツクス棒を溶融させるものであ
る。更に本発明に係るワツクス築盛成形装置は、
ワツクス棒がワツクス溶融手段に当接した後、ワ
ツクス棒を強制的に前進させることができる構造
としたものである。それ故、ワツクス棒は、消費
に伴つて自重で降下し、所定量ずつワツクスが溶
融される。そしてワツクス棒が強制的に押圧され
るときは、短時間で多量のワツクスを溶融させる
ことができる。またかかる構造によれば、ワツク
ス棒には、側面からの外力が加わることがないか
ら、ワツクス棒がヒータからの伝導熱及び輻射熱
により或いは室温により軟化し、僅かな力でも変
形するような状態にあつてもその元来の直線円柱
形状は維持され、ワツクス棒は把持手段貫通孔内
を円滑に降下、移送せしめられ、ワツクスの溶融
を速やかに行うことができる。
また通常この種ワツクスは、加熱溶融状態が長
時間続くと変質、劣化を生じるが、本発明によれ
ば、ワツクスの加熱、溶融は、成形直前に行われ
るから、このようなワツクスの変質、劣化という
問題は生じない。
時間続くと変質、劣化を生じるが、本発明によれ
ば、ワツクスの加熱、溶融は、成形直前に行われ
るから、このようなワツクスの変質、劣化という
問題は生じない。
第1図は、本発明実施例1に係るワツクス築盛
成形装置の斜視図、第2図は、第1図−線断
面図、第3図は、円筒体の形状を示す拡大斜視
図、第4図は、ワツクス棒の後端部分を示す拡大
断面図、第5図A〜Eは、作用を説明するための
側面図、第6図は、本発明実施例2に係るワツク
ス築盛成形装置の斜視図、第7図は、スライド
体、外挿体及び維持部材の形状を示す斜視図、第
8図は、第6図−線断面図、第9図A〜E
は、作用を説明するための側面図、第10図は、
上記実施例2における一変形例を示す断面図、第
11図は、先行技術を説明するための斜視図であ
る。 5……ワツクス棒、10,40……把持手段、
11,41……貫通孔、12……円筒体、13,
46……維持部材、16……成形手段、19……
ワツクス溶融手段、20……ヒータ、32,44
……鋸歯状表面、33……抵抗体、43……スラ
イド体。
成形装置の斜視図、第2図は、第1図−線断
面図、第3図は、円筒体の形状を示す拡大斜視
図、第4図は、ワツクス棒の後端部分を示す拡大
断面図、第5図A〜Eは、作用を説明するための
側面図、第6図は、本発明実施例2に係るワツク
ス築盛成形装置の斜視図、第7図は、スライド
体、外挿体及び維持部材の形状を示す斜視図、第
8図は、第6図−線断面図、第9図A〜E
は、作用を説明するための側面図、第10図は、
上記実施例2における一変形例を示す断面図、第
11図は、先行技術を説明するための斜視図であ
る。 5……ワツクス棒、10,40……把持手段、
11,41……貫通孔、12……円筒体、13,
46……維持部材、16……成形手段、19……
ワツクス溶融手段、20……ヒータ、32,44
……鋸歯状表面、33……抵抗体、43……スラ
イド体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワツクス棒が挿入され自重で降下する貫通孔
を有する把持手段、該把持手段前方に位置せしめ
られた流線形皿状の成形手段、該成形手段に一端
側が固定され他端側が上記成形手段であつて上記
ワツクス棒の降下方向線上に突き出るワツクス溶
融手段、該ワツクス溶融手段及び上記成形手段を
加熱するヒータ手段、上記ワツクス棒をその自重
降下により前方に移動可能にするとともに、上記
ワツクス棒の先端に当接してこれを維持し、該先
端を前方に移動させたとき上記ワツクス棒の先端
が上記ワツクス溶融手段に接触する第1移動手
段、上記ワツクス棒をその後端から強制的に前方
への力を加えて前方移動させ、その先端を上記ワ
ツクス溶融手段に押しつける第2移動手段、該第
2移動手段及び上記第1移動手段を前方及び後方
へ移動操作する操作手段、を有してなることを特
徴とするワツクス築盛成形手段。 2 上記第1移動手段は、上記把持手段の貫通孔
内に前後に移動可能に収納されるとともに上記ワ
ツクス棒が挿入せしめられる円筒体と、該円筒体
に前後移動可能に支持されるとともに上記ワツク
ス棒の先端を受けてこれを維持する維持部材とか
らなり、上記円筒体の前進により、上記維持部材
先端を上記ワツクス溶融手段に当接させ、上記ワ
ツクス棒先端を上記ワツクス溶融手段に接触させ
るものであり、上記第2移動手段は、上記円筒体
内面に形成した鋸歯状表面と、該鋸歯状表面に係
合して上記ワツクス棒の後退を阻止する上記ワツ
クス棒後端に固定された抵抗体とからなり、該抵
抗体が上記鋸歯状表面へ係合した状態で上記円筒
体を前進させることにより、上記ワツクス棒先端
を上記ワツクス溶融手段に強制押圧するものであ
り、上記操作手段は、上記把持手段に取りつけら
れ、上記円筒体に弾圧接触し、回転により上記円
筒体を前後に移動させるローラであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のワツクス築盛
成形装置。 3 上記維持部材は、上記ワツクス棒の先端が当
接する停止体と、上記円筒体壁内を摺動し、上記
停止体を前後に移動させる支持体と、該支持体の
側部に形成された突起体とを有し、上記円筒体
は、上記支持体が摺動する摺動孔と、該摺動孔が
位置する上記円筒体壁面に設けられ、上記突起体
が位置する細長い窓とを有し、上記把持手段は、
該把持手段に着脱可能に設けられ、上記貫通孔内
に僅か突出し、上記円筒体の上記窓内に位置して
上記突起体を係止する係止体とを有することを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載のワツクス築
盛成形装置。 4 上記操作段は、上記把持手段の外周に嵌挿さ
れ前後に移動可能な外挿体であり、上記第1移動
手段は、上記把持手段の貫通孔底部に前後に移動
可能に嵌挿されるとともに上記外挿体に結合され
たスライド体と、上記外挿体に前後移動可能に支
持されるとともに上記ワツクス棒の先端を受けて
これを維持する維持部材とからなり、上記スライ
ド体の前進により、上記維持部材先端を上記ワツ
クス溶融手段に当接させ、上記ワツクス棒先端を
上記ワツクス溶融手段に接触させるものであり、
上記第2移動手段は、上記スライド体内面に形成
した鋸歯状表面と、該鋸歯状表面に係合して上記
ワツクス棒の後退を阻止する上記ワツクス棒後端
に固定された抵抗体とからなり、該抵抗体が上記
鋸歯状表面へ係合した状態で上記スライド体を前
進させることにより、上記ワツクス棒先端を上記
ワツクス溶融手段に強制押圧するものであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のワツク
ス築盛成形装置。 5 上記維持手段は、上記ワツクス棒の先端が当
接する停止体と、上記外挿体に前後方向に移動可
能に支持される支持体と、該支持体に形成され上
記維持手段の後退移動を停止させる第1係止体
と、上記支持体後端に形成され、上記外挿体の後
退移動を停止させる第2係止体とからなり、上記
外挿体の操作により上記維持手段が前進又は後退
せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第
4項記載のワツクス築盛成形装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22334986 | 1986-09-19 | ||
| JP61-223349 | 1986-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63192434A JPS63192434A (ja) | 1988-08-09 |
| JPH0319780B2 true JPH0319780B2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16796771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61259147A Granted JPS63192434A (ja) | 1986-09-19 | 1986-10-30 | ワツクス築盛成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63192434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190097693A (ko) * | 2018-02-13 | 2019-08-21 | 대구보건대학교산학협력단 | 충전식 왁스 조각도 |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP61259147A patent/JPS63192434A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190097693A (ko) * | 2018-02-13 | 2019-08-21 | 대구보건대학교산학협력단 | 충전식 왁스 조각도 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63192434A (ja) | 1988-08-09 |
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