JPH0343202B2 - - Google Patents
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- JPH0343202B2 JPH0343202B2 JP61012658A JP1265886A JPH0343202B2 JP H0343202 B2 JPH0343202 B2 JP H0343202B2 JP 61012658 A JP61012658 A JP 61012658A JP 1265886 A JP1265886 A JP 1265886A JP H0343202 B2 JPH0343202 B2 JP H0343202B2
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- particle size
- average particle
- oxide
- particles
- powder
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B13/00—Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
- C01B13/14—Methods for preparing oxides or hydroxides in general
- C01B13/34—Methods for preparing oxides or hydroxides in general by oxidation or hydrolysis of sprayed or atomised solutions
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は無機酸化物又は含水酸化物からなり、
平均粒径が1〜20μの範囲にあつて、粒度分布が
シヤープな真球状粉末の製造方法に関する。 [従来の技術] 無機酸化物又は含水酸化物からなる微小粒子の
製造方法としては、無機酸化物又は含水酸化物を
含有する分散液を、加圧ノズル又は回転ノズルか
ら120〜400℃の乾燥雰囲気中に噴霧して乾燥する
方法が知られている。そして、この噴霧乾燥法は
食品、医薬品、合成洗剤、触媒、プラスチツク添
加剤などの分野でも、広く利用されている。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の噴霧乾燥法は、乾燥雰囲気が高温であ
り、従つて噴霧液滴の乾燥速度が早いため、乾燥
粒子の形状を真球状にすることが困難である。特
に、噴霧する分散液の流動性が極端に高い場合や
固形分濃度が極端に低い場合はこの傾向が著し
い。これに加えて、従来の噴霧乾燥法では、一般
に加圧ノズル又は回転ノズルを使用している関係
で、無機酸化物又は含水無機酸化物の分散液を加
圧ノズルで噴霧する場合には、ノズル径を小さく
して高圧で噴霧しなければならず、また回転ノズ
ルで噴霧する場合には、ノズルを高速回転しなけ
ればならないが、噴霧圧や回転速度を一定の高圧
又は高速に維持することは必ずしも容易ではな
い。そして、加圧ノズルではノズルが摩耗する不
都合もある。 つまり、従来の噴霧乾燥法では微細な真球状微
粒子を歩留よく製造することができない。 本発明は無機酸化物又は含水無機酸化物を分散
質とするコロイド液を、特定な条件下に噴霧乾燥
して、平均粒径が1〜20μの範囲にあり、粒度分
布がシヤープな真球状粒子を製造する方法を提案
する。 [問題点を解決するための手段] 本発明の方法は、単一種の無機酸化物及び/又
は含水酸化物を分散質とし、その分散質の平均粒
径が2500Å以下であるコロイド液を、温度10℃〜
100℃、湿度3〜13%の範囲にある乾燥雰囲気中
に、噴霧して乾燥することを特徴とする。 [作用] 本発明に於いて、原料となるコロイド液には、
単一種の無機酸化物及び/又は含水酸化物を分散
質とし、水又は有機溶剤を分散媒とするコロイド
液がいずれも使用可能であつて、例えば、珪素、
アルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、アン
チモン、スズ、鉄、亜鉛、マグネシウムなどから
選ばれる単一元素の酸化物及び/又は含水酸化物
を分散質とするコロイド液が使用できる。このよ
うなコロイド液は公知の任意の方法によつて調整
することができる。ちなみに、シリカコロイド液
は水ガラスなどのアルカリ珪酸塩溶液を脱アルカ
リする方法、あるいはエチルシリケートを加水分
解する方法で製造することができる。またジルコ
ニウム、チタニウム、アルミニウム、鉄などの酸
化物又は含水酸化物を分散質とするコロイド液
は、例えばこれら金属の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩
を加水分解するか、中和する方法で調製すること
ができ、またアンチモン、スズなどの酸化物又は
含水酸化物を分散質とするコロイド液は、三酸化
アンチモンの水分散液を過酸化水素で処理すると
か、スズ酸ソーダを適当な条件で加水分解する方
法で調製可能である。 本発明で使用される原料コロイド液を調製する
に際しては、上に例示した方法以外の方法を採用
しても差し支えない。しかし、原料コロイド液の
分散質はその平均粒径(一次粒子)が2500Å以下
であることが好ましい。コロイド液の分散質、つ
まりコロイド粒子の粒径が大きすぎると、乾燥過
程でのコロイドの粒子間強度が弱くなる関係で、
乾燥中に粒子が破壊されて粒度分布が広くなるば
かりでなく、非球状粒子の生成が増大するからで
ある。本発明で使用するコロイド液の分散粒子径
を120Å以下とした場合には、後述するような中
実球を得ることができる。 本発明によれば、原料コロイド液は、温度10℃
〜100℃、湿度3〜13%の範囲にある乾燥雰囲気
中に噴霧される。ここで言う湿度とは、乾燥雰囲
気を占める水蒸気と容量パーセントを言う。噴霧
手段としては、噴霧乾燥法で常用されている噴霧
ノズルが使用可能であるが、一般に使用されてい
る二流体ノズルを使用することが好ましい。そし
て、噴出される空気量対原料コロイド量の容量比
(以下気液比という)は10000〜500:1とするの
が適当である。 原料コロイドの液滴が乾燥される雰囲気、換言
すれば乾燥空間は、本発明の場合、温度10℃〜
100℃、湿度3〜13%の範囲に維持されなければ
ならない。乾燥雰囲気温度が上記の範囲を上廻つ
た場合には、たとえ湿度を13%と比較的高くして
も、液滴の乾燥速度が早くなりすぎ、乾燥粒子の
形状を球形にすることができない。また、乾燥温
度が上記の範囲を下廻つた場合は、液滴の乾燥が
遅く、実用的規模の乾燥空間では液滴を乾燥する
ことができない。乾燥雰囲気の湿度について言え
ば、本発明では採用する乾燥温度が比較的低いた
め、湿度を3〜13%に保持する必要がある。 ちなみに、二流体ノズルで噴霧されたコロイド
液を、上記の如き条件下にある雰囲気で乾燥すれ
ば、液滴の表面からコロイド分散媒が蒸発する速
度と、液滴内部のコロイド分散媒が表面に拡散す
る速度とが、適度にバランスするため、液滴は噴
霧されたままの形状を保持して乾燥される。そし
て、液滴は二流体ノズルによつて微細に分割され
ているので、本発明によれば、平均粒径が1〜
20μの範囲にあり、粒度分布がシヤープでしかも
真球度が0.850〜1.00である粒子を製造すること
ができる。 ここで、真球度とは噴霧乾燥して得た粒子を互
いに重ならないよう分散させ、走査型電子顕微鏡
(SEM)にて2000倍に拡大した電子顕微鏡写真を
撮り、これを島津製作所製のイメージアナライザ
ーで画像解析して粒子一個一個の投影面の面積と
円周を測定し、その面積から真円と仮定して算出
される相当直径をHD、また円周から真円と仮定
して算出される相当直径をHdとして、両者の比
を真球度とした。 真球度=HD(面積からの相当直径)/Hd(円周か
らの相当直径) 本発明によれば、上記のように定義される真球
度が0.850〜1.00の範囲にある粒子を90%以上の
収率で得ることができ、そうした粉末を本発明で
は真球状粉末と呼ぶ。尚、当然のことながら、粒
子同志が固着したものや粒子に陥没があるもの
は、全体として真球状と認められてもその真球度
は上記の範囲外にある。 既述したように、本発明の方法では原料コロイ
ド液として、分散コロイド粒子の平均粒径が120
Å以下であるコロイド液を使用することで、嵩密
度の大きい中実球を製造することができる。そし
てコロイド粒子の平均粒径が120Å以下の範囲内
で、平均粒径が比較的大きいコロイド液と、比較
的小さいコロイド液を混合使用すれば、中実球の
嵩密度を一層高めることができる。ここで、中実
球とは細孔容積0.15ml/g以下、嵩密度0.8g/
ml以上の真球状粒子を言う。念のため付言する
と、本発明で得られる中実球の嵩密度は、真球を
最密充填した場合の空隙率(0.36)から算出され
る嵩密度にほぼ等しい。 [実施例] 実施例 1 珪酸ソーダ液と硫酸から調製したシリカ濃度30
%、平均粒径70Åのシリカコロイド液を、市販の
二流体ノズルの一方に5Kg/hrの流量で供給し、
他方に気体圧力を2Kg/hrの流量で供給して、コ
ロイド液を乾燥気流が流れる乾燥空間中に噴霧し
た。コロイド液が噴霧される乾燥空間の温度及び
湿度と、得られた乾燥粒子の性状を表−1に示
す。
平均粒径が1〜20μの範囲にあつて、粒度分布が
シヤープな真球状粉末の製造方法に関する。 [従来の技術] 無機酸化物又は含水酸化物からなる微小粒子の
製造方法としては、無機酸化物又は含水酸化物を
含有する分散液を、加圧ノズル又は回転ノズルか
ら120〜400℃の乾燥雰囲気中に噴霧して乾燥する
方法が知られている。そして、この噴霧乾燥法は
食品、医薬品、合成洗剤、触媒、プラスチツク添
加剤などの分野でも、広く利用されている。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の噴霧乾燥法は、乾燥雰囲気が高温であ
り、従つて噴霧液滴の乾燥速度が早いため、乾燥
粒子の形状を真球状にすることが困難である。特
に、噴霧する分散液の流動性が極端に高い場合や
固形分濃度が極端に低い場合はこの傾向が著し
い。これに加えて、従来の噴霧乾燥法では、一般
に加圧ノズル又は回転ノズルを使用している関係
で、無機酸化物又は含水無機酸化物の分散液を加
圧ノズルで噴霧する場合には、ノズル径を小さく
して高圧で噴霧しなければならず、また回転ノズ
ルで噴霧する場合には、ノズルを高速回転しなけ
ればならないが、噴霧圧や回転速度を一定の高圧
又は高速に維持することは必ずしも容易ではな
い。そして、加圧ノズルではノズルが摩耗する不
都合もある。 つまり、従来の噴霧乾燥法では微細な真球状微
粒子を歩留よく製造することができない。 本発明は無機酸化物又は含水無機酸化物を分散
質とするコロイド液を、特定な条件下に噴霧乾燥
して、平均粒径が1〜20μの範囲にあり、粒度分
布がシヤープな真球状粒子を製造する方法を提案
する。 [問題点を解決するための手段] 本発明の方法は、単一種の無機酸化物及び/又
は含水酸化物を分散質とし、その分散質の平均粒
径が2500Å以下であるコロイド液を、温度10℃〜
100℃、湿度3〜13%の範囲にある乾燥雰囲気中
に、噴霧して乾燥することを特徴とする。 [作用] 本発明に於いて、原料となるコロイド液には、
単一種の無機酸化物及び/又は含水酸化物を分散
質とし、水又は有機溶剤を分散媒とするコロイド
液がいずれも使用可能であつて、例えば、珪素、
アルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、アン
チモン、スズ、鉄、亜鉛、マグネシウムなどから
選ばれる単一元素の酸化物及び/又は含水酸化物
を分散質とするコロイド液が使用できる。このよ
うなコロイド液は公知の任意の方法によつて調整
することができる。ちなみに、シリカコロイド液
は水ガラスなどのアルカリ珪酸塩溶液を脱アルカ
リする方法、あるいはエチルシリケートを加水分
解する方法で製造することができる。またジルコ
ニウム、チタニウム、アルミニウム、鉄などの酸
化物又は含水酸化物を分散質とするコロイド液
は、例えばこれら金属の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩
を加水分解するか、中和する方法で調製すること
ができ、またアンチモン、スズなどの酸化物又は
含水酸化物を分散質とするコロイド液は、三酸化
アンチモンの水分散液を過酸化水素で処理すると
か、スズ酸ソーダを適当な条件で加水分解する方
法で調製可能である。 本発明で使用される原料コロイド液を調製する
に際しては、上に例示した方法以外の方法を採用
しても差し支えない。しかし、原料コロイド液の
分散質はその平均粒径(一次粒子)が2500Å以下
であることが好ましい。コロイド液の分散質、つ
まりコロイド粒子の粒径が大きすぎると、乾燥過
程でのコロイドの粒子間強度が弱くなる関係で、
乾燥中に粒子が破壊されて粒度分布が広くなるば
かりでなく、非球状粒子の生成が増大するからで
ある。本発明で使用するコロイド液の分散粒子径
を120Å以下とした場合には、後述するような中
実球を得ることができる。 本発明によれば、原料コロイド液は、温度10℃
〜100℃、湿度3〜13%の範囲にある乾燥雰囲気
中に噴霧される。ここで言う湿度とは、乾燥雰囲
気を占める水蒸気と容量パーセントを言う。噴霧
手段としては、噴霧乾燥法で常用されている噴霧
ノズルが使用可能であるが、一般に使用されてい
る二流体ノズルを使用することが好ましい。そし
て、噴出される空気量対原料コロイド量の容量比
(以下気液比という)は10000〜500:1とするの
が適当である。 原料コロイドの液滴が乾燥される雰囲気、換言
すれば乾燥空間は、本発明の場合、温度10℃〜
100℃、湿度3〜13%の範囲に維持されなければ
ならない。乾燥雰囲気温度が上記の範囲を上廻つ
た場合には、たとえ湿度を13%と比較的高くして
も、液滴の乾燥速度が早くなりすぎ、乾燥粒子の
形状を球形にすることができない。また、乾燥温
度が上記の範囲を下廻つた場合は、液滴の乾燥が
遅く、実用的規模の乾燥空間では液滴を乾燥する
ことができない。乾燥雰囲気の湿度について言え
ば、本発明では採用する乾燥温度が比較的低いた
め、湿度を3〜13%に保持する必要がある。 ちなみに、二流体ノズルで噴霧されたコロイド
液を、上記の如き条件下にある雰囲気で乾燥すれ
ば、液滴の表面からコロイド分散媒が蒸発する速
度と、液滴内部のコロイド分散媒が表面に拡散す
る速度とが、適度にバランスするため、液滴は噴
霧されたままの形状を保持して乾燥される。そし
て、液滴は二流体ノズルによつて微細に分割され
ているので、本発明によれば、平均粒径が1〜
20μの範囲にあり、粒度分布がシヤープでしかも
真球度が0.850〜1.00である粒子を製造すること
ができる。 ここで、真球度とは噴霧乾燥して得た粒子を互
いに重ならないよう分散させ、走査型電子顕微鏡
(SEM)にて2000倍に拡大した電子顕微鏡写真を
撮り、これを島津製作所製のイメージアナライザ
ーで画像解析して粒子一個一個の投影面の面積と
円周を測定し、その面積から真円と仮定して算出
される相当直径をHD、また円周から真円と仮定
して算出される相当直径をHdとして、両者の比
を真球度とした。 真球度=HD(面積からの相当直径)/Hd(円周か
らの相当直径) 本発明によれば、上記のように定義される真球
度が0.850〜1.00の範囲にある粒子を90%以上の
収率で得ることができ、そうした粉末を本発明で
は真球状粉末と呼ぶ。尚、当然のことながら、粒
子同志が固着したものや粒子に陥没があるもの
は、全体として真球状と認められてもその真球度
は上記の範囲外にある。 既述したように、本発明の方法では原料コロイ
ド液として、分散コロイド粒子の平均粒径が120
Å以下であるコロイド液を使用することで、嵩密
度の大きい中実球を製造することができる。そし
てコロイド粒子の平均粒径が120Å以下の範囲内
で、平均粒径が比較的大きいコロイド液と、比較
的小さいコロイド液を混合使用すれば、中実球の
嵩密度を一層高めることができる。ここで、中実
球とは細孔容積0.15ml/g以下、嵩密度0.8g/
ml以上の真球状粒子を言う。念のため付言する
と、本発明で得られる中実球の嵩密度は、真球を
最密充填した場合の空隙率(0.36)から算出され
る嵩密度にほぼ等しい。 [実施例] 実施例 1 珪酸ソーダ液と硫酸から調製したシリカ濃度30
%、平均粒径70Åのシリカコロイド液を、市販の
二流体ノズルの一方に5Kg/hrの流量で供給し、
他方に気体圧力を2Kg/hrの流量で供給して、コ
ロイド液を乾燥気流が流れる乾燥空間中に噴霧し
た。コロイド液が噴霧される乾燥空間の温度及び
湿度と、得られた乾燥粒子の性状を表−1に示
す。
【表】
実施例 2
水ガラスを水で希釈した後、イオン交換樹脂で
処理して珪酸液を得、この珪酸液を加熱する方法
により、シリカ濃度のコロイド粒子の平均粒径
(一次粒子)が異なる幾つかのシリカコロイド液
を調製した。 それぞれのシリカコロイド液と加圧気体を、実
施例1と同じ二流体ノズルに同じ条件で供給して
噴霧乾燥した。乾燥空間を流れる乾燥気流の温度
及び湿度と、噴霧したコロイド液の性状を表−
2Aに、また乾燥粒子の性状を表−2Bに示す。
処理して珪酸液を得、この珪酸液を加熱する方法
により、シリカ濃度のコロイド粒子の平均粒径
(一次粒子)が異なる幾つかのシリカコロイド液
を調製した。 それぞれのシリカコロイド液と加圧気体を、実
施例1と同じ二流体ノズルに同じ条件で供給して
噴霧乾燥した。乾燥空間を流れる乾燥気流の温度
及び湿度と、噴霧したコロイド液の性状を表−
2Aに、また乾燥粒子の性状を表−2Bに示す。
【表】
表−2A及び2Bから明らかな通り、本発明の方
法によれば、分散粒子の平均粒径が2500Å以下で
あるコロイド液を噴霧することにより、平均粒径
1〜20μの真球状シリカ粒子を得ることができ、
分散粒子の平均粒径が120Å以下のコロイド液を
噴霧すれば、シリカの中実球を得ることができ
る。第1図に実験No.2−9で得たシリカ粉末の電
子顕微鏡写真を示す。 実施例 3 エチルシリケート試薬にエチルアルコールとア
ンモニア水を加えて加水分解し、分散粒子の平均
粒径が70Åであり、分散媒がエチルアルコールで
あるシリカコロイド液を得た。このコロイド液を
乾燥気流温度40℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実
施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径8.3μ、粒
度分布0.5〜17μ、細孔容積0.07ml/g、嵩密度
1.02g/mlの真球状シリカ粉末(中実球)を得
た。 実施例 4 分散粒子の平均粒径が120Åであるシリカコロ
イド液をシリカ分として200g、分散粒子の平均
粒径が20Åであるシリカコロイド液をシリカ分と
して100gそれぞれ採取し、これらの混合液を乾
燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施
例1と同様な方法で噴霧して、平均粒径10μ、粒
度分布0.5〜20μ、細孔容積0.11ml/g、嵩密度
1.01g/mlの真球状シリカ粉末(中実球)を得
た。 実施例 5 2.5%に希釈した塩化アルミニウムに、3%に
希釈した苛性ソーダ水溶液を添加し、PH7.5に中
和して得た沈殿を洗浄脱塩する。この沈殿に硝酸
を加えて解膠し、分散粒子の平均粒径が154Åで
あるアルミナコロイド液を調製した。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1と同様な方法で噴霧して、平均粒径
10μ、粒度分布1〜18μの真球状アルミナ粉末を
得た。 実施例 6 3%に希釈したメタチタン酸にアンモニア水を
加えてPH8に調整し、得られた沈殿を洗浄脱塩す
る。この沈殿に第4級アミンを添加してから、95
℃で1時間加温して分散粒子の平均粒径が480Å
である酸化チタンコロイド液を得た。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1の同様な方法で噴霧して、平均粒径
12μ、粒度分布1〜20μの真球状酸化チタン粉末
を得た。 実施例 7 塩化第二鉄を加水分解して得られた酸化鉄コロ
イド液(分散粒子の平均粒径480Å)を、乾燥気
流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施例1
と同様な方法で噴霧して、平均粒径8μ、粒度分
布1〜18μの真球状粉末を得た。 実施例 8 硫酸ジルコニルにアンモニア水を加えて加水分
解し、分散粒子の平均粒径が230Åである酸化ジ
ルコニウムコロイド液を得た。このコロイド液を
乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実
施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径9μ、粒
度分布0.5〜20μの真球状粉末を得た。 実施例 9 98%三酸化アンチモン試薬を水に分散させ、こ
れに過酸化水素を加えて120℃で10分間加熱後、
濃度10%に濃縮して分散粒子の平均粒径が245Å
の酸化アンチモンコロイド液を得た。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径
8μ、粒度分布0.5〜16μの真球状粉末を得た。 実施例 10 塩化第二錫にアンモニア水を加えて加水分解
し、分散粒子の平均粒径が203Åである酸化スズ
コロイド液を得た。このコロイド液を乾燥気流温
度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施例1と同
様な方法で噴霧し、平均粒径7μ、粒度分布0.5〜
15μの真球状粉末を得た。 尚、上記の各実施例に於いて、コロイド液に分
散する粒子の平均粒径は、一次粒子の平均粒径で
あり、噴霧乾燥して得られた粉末の粒径及び粒度
分布は、電子顕微鏡による画像解析法にて測定し
た。また、粉末の細孔容積は、電気炉にて粉末を
400℃で2時間前処理し、窒素吸着法で測定した。
嵩密度は200c.c.のメスシリンダーに粉末を約100c.c.
収めて振動させ、粉末が占める容積が最小になつ
た際の容積と、その重量から算出した。 [発明の効果] 本発明の方法は無機酸化物及び/又は含水酸化
物が平均粒径2500Å以下で分散するコロイド液
を、極めて温和な条件下で噴霧乾燥するものであ
るので、無機酸化物及び/又は含水酸化物からな
る微細で、しかも真球状の粉末を、シヤープな粒
度分布で製造することができる。そして、分散粒
子の平均粒径が120Å以下であるコロイド液を使
用すれば、細孔容積が小さく、嵩密度が大きい粉
末を得ることができる。 本発明の方法で得られる粉末は、細かいうえに
真球状であるため、化粧品材料として、あるいは
また合成樹脂充填剤として使用することができ
る。
法によれば、分散粒子の平均粒径が2500Å以下で
あるコロイド液を噴霧することにより、平均粒径
1〜20μの真球状シリカ粒子を得ることができ、
分散粒子の平均粒径が120Å以下のコロイド液を
噴霧すれば、シリカの中実球を得ることができ
る。第1図に実験No.2−9で得たシリカ粉末の電
子顕微鏡写真を示す。 実施例 3 エチルシリケート試薬にエチルアルコールとア
ンモニア水を加えて加水分解し、分散粒子の平均
粒径が70Åであり、分散媒がエチルアルコールで
あるシリカコロイド液を得た。このコロイド液を
乾燥気流温度40℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実
施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径8.3μ、粒
度分布0.5〜17μ、細孔容積0.07ml/g、嵩密度
1.02g/mlの真球状シリカ粉末(中実球)を得
た。 実施例 4 分散粒子の平均粒径が120Åであるシリカコロ
イド液をシリカ分として200g、分散粒子の平均
粒径が20Åであるシリカコロイド液をシリカ分と
して100gそれぞれ採取し、これらの混合液を乾
燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施
例1と同様な方法で噴霧して、平均粒径10μ、粒
度分布0.5〜20μ、細孔容積0.11ml/g、嵩密度
1.01g/mlの真球状シリカ粉末(中実球)を得
た。 実施例 5 2.5%に希釈した塩化アルミニウムに、3%に
希釈した苛性ソーダ水溶液を添加し、PH7.5に中
和して得た沈殿を洗浄脱塩する。この沈殿に硝酸
を加えて解膠し、分散粒子の平均粒径が154Åで
あるアルミナコロイド液を調製した。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1と同様な方法で噴霧して、平均粒径
10μ、粒度分布1〜18μの真球状アルミナ粉末を
得た。 実施例 6 3%に希釈したメタチタン酸にアンモニア水を
加えてPH8に調整し、得られた沈殿を洗浄脱塩す
る。この沈殿に第4級アミンを添加してから、95
℃で1時間加温して分散粒子の平均粒径が480Å
である酸化チタンコロイド液を得た。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1の同様な方法で噴霧して、平均粒径
12μ、粒度分布1〜20μの真球状酸化チタン粉末
を得た。 実施例 7 塩化第二鉄を加水分解して得られた酸化鉄コロ
イド液(分散粒子の平均粒径480Å)を、乾燥気
流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施例1
と同様な方法で噴霧して、平均粒径8μ、粒度分
布1〜18μの真球状粉末を得た。 実施例 8 硫酸ジルコニルにアンモニア水を加えて加水分
解し、分散粒子の平均粒径が230Åである酸化ジ
ルコニウムコロイド液を得た。このコロイド液を
乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実
施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径9μ、粒
度分布0.5〜20μの真球状粉末を得た。 実施例 9 98%三酸化アンチモン試薬を水に分散させ、こ
れに過酸化水素を加えて120℃で10分間加熱後、
濃度10%に濃縮して分散粒子の平均粒径が245Å
の酸化アンチモンコロイド液を得た。このコロイ
ド液を乾燥気流温度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲
気に実施例1と同様な方法で噴霧し、平均粒径
8μ、粒度分布0.5〜16μの真球状粉末を得た。 実施例 10 塩化第二錫にアンモニア水を加えて加水分解
し、分散粒子の平均粒径が203Åである酸化スズ
コロイド液を得た。このコロイド液を乾燥気流温
度60℃、湿度9.8%の乾燥雰囲気に実施例1と同
様な方法で噴霧し、平均粒径7μ、粒度分布0.5〜
15μの真球状粉末を得た。 尚、上記の各実施例に於いて、コロイド液に分
散する粒子の平均粒径は、一次粒子の平均粒径で
あり、噴霧乾燥して得られた粉末の粒径及び粒度
分布は、電子顕微鏡による画像解析法にて測定し
た。また、粉末の細孔容積は、電気炉にて粉末を
400℃で2時間前処理し、窒素吸着法で測定した。
嵩密度は200c.c.のメスシリンダーに粉末を約100c.c.
収めて振動させ、粉末が占める容積が最小になつ
た際の容積と、その重量から算出した。 [発明の効果] 本発明の方法は無機酸化物及び/又は含水酸化
物が平均粒径2500Å以下で分散するコロイド液
を、極めて温和な条件下で噴霧乾燥するものであ
るので、無機酸化物及び/又は含水酸化物からな
る微細で、しかも真球状の粉末を、シヤープな粒
度分布で製造することができる。そして、分散粒
子の平均粒径が120Å以下であるコロイド液を使
用すれば、細孔容積が小さく、嵩密度が大きい粉
末を得ることができる。 本発明の方法で得られる粉末は、細かいうえに
真球状であるため、化粧品材料として、あるいは
また合成樹脂充填剤として使用することができ
る。
第1図は実施例2の実験2−9で得られたシリ
カ粉末粒子構造の電子顕微鏡写真である。
カ粉末粒子構造の電子顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単一種の無機酸化物及び/又は含水酸化物を
分散質とし、その分散質の平均粒径(一次粒子)
が2500Å以下であるコロイド液を、温度10〜100
℃、湿度3〜13%の乾燥雰囲気内に噴霧して乾燥
することを特徴とする平均粒径が1〜20μの範囲
にある真球状の無機酸化物粉末及び/又は含水酸
化物粉末を製造する方法。 2 分散質の平均粒径(一次粒子)が120Å以下
であるコロイド液を使用して、平均粒径1〜
20μ、細孔容積0.15ml/g以下、嵩密度0.8g/ml
以上の粉末を製造する特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 コロイド液と分散質が珪素、アルミニウム、
チタニウム、ジルコニウム、アンチモン、スズ、
鉄、亜鉛及びマグネシウムから選ばれる単一元素
の酸化物及び/又は含水酸化物である特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-11716 | 1985-01-23 | ||
| JP1171685 | 1985-01-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61270201A JPS61270201A (ja) | 1986-11-29 |
| JPH0343202B2 true JPH0343202B2 (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=11785763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61012658A Granted JPS61270201A (ja) | 1985-01-23 | 1986-01-23 | 真球状無機酸化物粉末の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61270201A (ja) |
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| JPS63103812A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-09 | Toshiba Silicone Co Ltd | 真球状シリカ粉末の製造方法 |
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| JP4729914B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2011-07-20 | 株式会社豊田中央研究所 | 微細酸化鉄粉末及びその製造方法 |
| ATE491001T1 (de) * | 2007-08-13 | 2010-12-15 | Procter & Gamble Internat Operations Sa | Sprühtrocknungsverfahren zur herstellung farbstoffhaltiger teilchen |
| JP5631530B2 (ja) | 2007-12-07 | 2014-11-26 | 日揮触媒化成株式会社 | 表面平滑性を備えた多孔質シリカ系粒子、その製造方法および該多孔質シリカ系粒子を配合してなる化粧料 |
| JP5199023B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2013-05-15 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸化スズ粉末 |
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| JPS4983959A (ja) * | 1972-11-29 | 1974-08-13 | ||
| IT1161200B (it) * | 1983-02-25 | 1987-03-18 | Montedison Spa | Processo e apparecchio per la preparazione di particelle di ossidi metallici monodisperse, sferiche, non aggregate e di dimensione inferiore al micron |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61012658A patent/JPS61270201A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61270201A (ja) | 1986-11-29 |
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